JP2011244618A - 4線式静電アクチュエータおよび固定子 - Google Patents

4線式静電アクチュエータおよび固定子 Download PDF

Info

Publication number
JP2011244618A
JP2011244618A JP2010115322A JP2010115322A JP2011244618A JP 2011244618 A JP2011244618 A JP 2011244618A JP 2010115322 A JP2010115322 A JP 2010115322A JP 2010115322 A JP2010115322 A JP 2010115322A JP 2011244618 A JP2011244618 A JP 2011244618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation linear
linear electrodes
main operation
auxiliary operation
side auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010115322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5556359B2 (ja
Inventor
Tokuo Takahashi
橋 徳 男 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2010115322A priority Critical patent/JP5556359B2/ja
Priority to US13/639,000 priority patent/US9231495B2/en
Priority to PCT/JP2011/060424 priority patent/WO2011145452A1/ja
Priority to CN201180024799.2A priority patent/CN102906985B/zh
Publication of JP2011244618A publication Critical patent/JP2011244618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5556359B2 publication Critical patent/JP5556359B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N1/00Electrostatic generators or motors using a solid moving electrostatic charge carrier
    • H02N1/002Electrostatic motors
    • H02N1/004Electrostatic motors in which a body is moved along a path due to interaction with an electric field travelling along the path

Landscapes

  • Micromachines (AREA)

Abstract

【課題】より低い摩擦抵抗で、移動子の動作を補正することが可能な4線式静電アクチュエータを提供する。
【解決手段】4線式静電アクチュエータ100は、基板1の一面に各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された少なくとも4本の主動作用線状電極1a〜1dと、を有する固定子1と、固定子1上に配置された移動子2と、を備える。第1番目の主動作用線状電極1aと第3番目の主動作用線状電極1cへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、第2番目の主動作用線状電極1bと第4番目の主動作用線状電極1dへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、隣接する2つの電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有する。複数本の補助動作用線状電極1s〜1vへ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力される。
【選択図】図2

Description

本発明は、4相信号により駆動する4線(4相)式静電アクチュエータに関する。
従来、電極が設けられた固定子と、フィルムなどの抵抗体が設けられた移動子と、を有する静電アクチュエータがある。このような、静電アクチュエータには、複数相の信号で駆動する方式が採用される。
ここで、このような静電アクチュエータにおいて、固定子上で移動子を直線運動させる場合に、摩擦抵抗の面内バラつきや異物により、移動子が蛇行したり、左右へ偏って移動したりする問題がある。
このような問題に対して、従来の静電アクチュエータには、この移動子の蛇行や左右への偏りを防ぐためガイドを設ける技術がある。しかし、ガイドと移動子の間の摩擦抵抗により移動子の動作が阻害され、また、ガイドと移動子の摩擦により、不要な帯電が発生し得る。さらに、ガイドの位置で規制されるだけで、移動子を中央に戻す力は働かない。
そこで、従来の静電アクチュエータには、電圧供給ラインが移動子の移動方向に沿って電極の両側に設けられたものがある(例えば、特許文献1参照。)。これにより、移動子の進行方向に垂直なモーメント成分は、電極の両側の2本の電圧供給ラインの静電気力により固定される。したがって、移動子の回転モーメントの発生が抑制され、移動子の蛇行が防止される。
しかし、上記従来の静電アクチュエータでは、電圧供給ラインの静電気力によりこの電圧供給ラインに移動子が引き寄せられ、移動子の摩擦抵抗が大きくなってしまう問題がある。また、電圧供給ラインの静電気力は、移動子を固定子の中央側に戻す方向のモーメント成分を含まないため、移動子を固定子の中央側に戻す力が働かず、移動子が固定子の中央からずれた方向に移動し続けることになる。
特開平3−65081号公報
本発明は、より低い摩擦抵抗で、移動子の動作を補正することが可能な4線式静電アクチュエータを提供する。
本発明の一態様に係る4線式静電アクチュエータは、
一面と他面とを有する基板と、前記基板の一面に各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された少なくとも4本の主動作用線状電極と、を有する固定子と、
前記固定子上に配置された移動子と、を備え、
4本の主動作用線状電極のうち、第1番目の主動作用線状電極と第3番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
第2番目の主動作用線状電極と第4番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
隣接する2つの電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有し、
前記4本の主動作用線状電極の一側に、前記4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の一側補助動作用線状電極を設け、
前記複数本の一側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力される
ことを特徴とする4線式静電アクチュエータである。
また、上記4線式静電アクチュエータにおいて、
前記4本の主動作用線状電極の他側に、前記4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の他側補助動作用線状電極を設け、
前記複数本の他側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力されてもよい。
また、上記4線式静電アクチュエータにおいて、
前記複数本の一側補助動作用線状電極と前記複数本の他側補助動作用線状電極とは、前記4本の主動作用線状電極の両側で、前記4本の主動作用線状電極を中心に対称に配置されてもよい。
また、上記4線式静電アクチュエータにおいて、
前記複数本の一側補助動作用線状電極のうち、第1番目の一側補助動作用線状電極と第3番目の一側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
第2番目の一側補助動作用線状電極と第4番目の一側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
隣接する2つの一側補助動作用線状電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有してもよい。
また、上記4線式静電アクチュエータにおいて、
前記複数本の他側補助動作用線状電極のうち、第1番目の他側補助動作用線状電極と第3番目の他側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
第2番目の他側補助動作用線状電極と第4番目の他側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
隣接する2つの他側補助動作用線状電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有してもよい。
また、上記4線式静電アクチュエータにおいて、
前記複数本の他側補助動作用線状電極は、前記複数本の一側補助動作用線状電極よりも、本数が多く設けられていてもよい。
また、上記4線式静電アクチュエータにおいて、
前記複数本の一側補助動作用線状電極に近接する前記移動子を前記4本の主動作用線状電極側に移動させてもよい。
本発明の一態様に係る固定子は、
一面と他面とを有する基板と、前記基板の一面に各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された少なくとも4本の主動作用線状電極と、を有し、移動子が配置される固定子において、
4本の主動作用線状電極のうち、第1番目の主動作用線状電極と第3番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
第2番目の主動作用線状電極と第4番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
隣接する2つの電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有し、
前記4本の主動作用線状電極の一側に、前記4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の一側補助動作用線状電極を設け、
前記複数本の一側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力される
ことを特徴とする固定子である。
また、上記固定子において、
前記複数本の一側補助動作用線状電極に近接する前記移動子を前記4本の主動作用線状電極側に移動させてもよい。
本発明に係る4線式静電アクチュエータにおいては、4本の主動作用線状電極の一側に、4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の一側補助動作用線状電極が設けられている。そして、この複数本の一側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力され、複数本の一側補助動作用線状電極に近接する移動子を4本の主動作用線状電極側に移動させるようになっている。
このため、より低い摩擦抵抗で、移動子の動作を補正することすることができる。
図1は、本発明による4線式静電アクチュエータ100の構成の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示す4線式静電アクチュエータ100を模式的に示す上面図である。 図3は、図2のA−A線に沿った4線式静電アクチュエータ100の断面を示す断面図である。 図4は、図2のB−B線に沿った4線式静電アクチュエータ100の断面を示す断面図である。 図5は、主動作用線状電極1a〜1dに印加される信号a〜dの波形の一例を示す波形図である。 図6は、補助動作用線状電極1s〜1vに印加される信号s〜vの波形の一例を示す波形図である。
以下、本発明による4線式静電アクチュエータの実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による4線式静電アクチュエータ100の構成の一例を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す4線式静電アクチュエータ100を模式的に示す上面図である。また、図3は、図2のA−A線に沿った4線式静電アクチュエータ100の断面を示す断面図である。また、図4は、図2のB−B線に沿った4線式静電アクチュエータ100の断面を示す断面図である。なお、簡単のため、図2おいては、カバーフィルム103、摺動構造膜104を省略している。
図1および図2に示すように、4線式静電アクチュエータ100は、一面102aと他面102bとを有する基板102と、基板102の一面102aに各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された少なくとも4本の主動作用線状電極1a〜1dと、基板102の一面102aに各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された複数の補助動作用線状電極1s〜1vと、を有する固定子1と、この固定子1上に移動自在に配置された移動子2と、を備える。
なお、以下では、主動作用線状電極1a〜1dの一側(図2の下側)で主動作用線状電極1a〜1dに直交する方向に延在する補助動作用線状電極1s〜1vを、一側補助動作用線状電極と称し、主動作用線状電極1a〜1dの他側(図2の上側)で主動作用線状電極1a〜1dに直交する方向に延在する補助動作用線状電極1s〜1vを、他側補助動作用線状電極と称する場合がある。
以下、固定子1について更に詳述する。上述のように、固定子1は、基板102と、基板102の一面102aに設けられた導電性を有する少なくとも4本の主動作用線状電極1a〜1dと、基板102の一面102aに設けられた導電性を有する複数の補助動作用線状電極1s〜1vと、を備えている。
ここで、4本の主動作用線状電極1a〜1dのうち、第1番目の主動作用線状電極1aと第3番目の主動作用線状電極1cへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、第2番目の主動作用線状電極1bと第4番目の主動作用線状電極1dへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力される。
また、隣接する2つの電極、例えば、第1番目の主動作用線状電極1aと第2番目の主動作用線状電極1bに入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有している。
さらに、4本の主動作用線状電極1a〜1dの一側に(図2の下側)、4本の主動作用線状電極1a〜1dに直交する方向に延設するとともに、第1番目の主動作用線状電極1aと第2番目の主動作用線状電極1bに各々接続される第1の主動作用バスライン101aと第2の主動作用バスライン101bが互いに平行に設けられている。
さらに、4本の主動作用線状電極1a〜1dの他側に(図2の上側)、4本の主動作用線状電極1a〜1dに直交する方向に延設するとともに第3番目の主動作用線状電極1cと第4番目の主動作用線状電極1dに各々接続される第3の主動作用バスライン1cと第4の主動作用バスライン1dとが互いに平行に設けられている。
また、上述のように、4本の主動作用線状電極1a〜1dの一側(図2の下側)に、4本の主動作用線状電極1a〜1dに直交する方向に延在する複数本(ここでは4本単位の組が2組で計8本)の一側補助動作用線状電極1s〜1vが設けられている。
さらに、上述のように、4本の主動作用線状電極1a〜1dの他側(図2の上側)に、4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本(ここでは4本単位の組が2組で計8本)の他側補助動作用線状電極1s〜1vが設けられている。
そして、複数本の一側補助動作用線状電極1s〜1vと複数本の他側補助動作用線状電極1s〜1vとは、4本の主動作用線状電極の両側で、4本の主動作用線状電極1a〜1dを中心に対称に配置(本実施例では8本ずつ同じ配線ルールで配置)されている。
なお、複数本の一側補助動作用線状電極1s〜1vは、複数本の他側補助動作用線状電極1s〜1vよりも、本数が多く設けられていてもよい。これにより、例えば、4線式静電アクチュエータ100を壁に固定した場合等、移動子2が固定子1の中央から離れる方向に力(重力)が印加される場合に、この力の向きと反対向き(この場合、補助動作方向Z)に補助力がより働くようにすることができる。
また、補助動作用線状電極1s〜1vが主動作用線状電極1a〜1dの両側に設けられていることにより、補助動作用線状電極1s〜1vを移動子2の位置補正目的だけでなく、主動作方向Xに直交する補助動作方向Y,Zを積極的に利用して、移動子2を主動作方向Xに対してジグザグに動かすようにすることもできる。
また、4本の一側補助動作用線状電極1s〜1vのうち、第1番目の一側補助動作用線状電極1sと第3番目の一側補助動作用線状電極1uへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、第2番目の一側補助動作用線状電極1tと第4番目の一側補助動作用線状電極1vへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力される。
そして、隣接する2つの一側補助動作用線状電極、例えば、第1番目の一側補助動作用線状電極1sと第2番目の一側補助動作用線状電極1tに入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有する。
すなわち、複数本の一側補助動作用線状電極1s〜1vへ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力され、複数本の一側補助動作用線状電極1s〜1vに近接する移動子2を4本の主動作用線状電極1a〜1d側(補助動作方向Z)に移動させるようになっている。
また、4本の他側補助動作用線状電極1s〜1vのうち、第1番目の他側補助動作用線状電極1sと第3番目の他側補助動作用線状電極1uへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、第2番目の他側補助動作用線状電極1tと第4番目の他側補助動作用線状電極1vへ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力される。
そして、隣接する2つの他側補助動作用線状電極、例えば、第1番目の他側補助動作用線状電極1sと第2番目の他側補助動作用線状電極1tに入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有する。
すなわち、複数本の他側補助動作用線状電極1s〜1vへ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力され、複数本の他側補助動作用線状電極1s〜1vに近接する移動子2を4本の主動作用線状電極1a〜1d側(補助動作方向Y)に移動させるようになっている。
また、図2に示すように、第1番目の補助動作用線状電極1sと第2番目の補助動作用線状電極1tに各々接続される第1の補助動作用バスライン101sと第2の補助動作用バスライン101tが互いに平行に設けられている。
さらに、第3番目の補助動作用線状電極1uと第4番目の補助動作用線状電極1vに各々接続される第3の補助動作用バスライン101uと第4の補助動作用バスライン101vとが互いに平行に設けられている。
また、図3、図4に示すように、基板102の一面102a上に設けられた主動作用線状電極1a〜1dおよび補助動作用線状電極1s〜1vを覆ってカバーフィルム103が設けられ、さらにカバーフィルム103を覆って摺動構造膜104が設けられている。
ところで、基板102は、例えば、25μmの厚さを有する。この基板102に用いられる素材としては、例えば、ポリイミド、ガラスエポキシ樹脂、フェノール樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PET−G(テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体)、PEN(ポリエチレンナフレタート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PC(ポリカーボネート)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルフイド)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン系、ABS、ポリアクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリウレタン等が、選択される。特にPENは高耐熱性、高強度であり好ましい。
また、上述のように、主動作用線状電極1a〜1dおよび補助動作用線状電極1s〜1vは、基板102の一面102a上に各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で櫛歯状に繰り返し配置されている。そして、この主動作用線状電極1a〜1dおよび補助動作用線状電極1s〜1vは、例えば、配線ピッチが0.3mm以下に設定され、また、この主動作用線状電極1a〜1dおよび補助動作用線状電極1s〜1vは、その厚さとして、例えば、PET基板上に電極材としてITO(酸化インジウムスズ)を形成する場合は、1,500Å程度を有する(図2ないし図4参照)。
また、図2に示すように、2本の第1、第2の主動作用バスライン101a、101bは、各々帯状をなし、上述のように主動作用線状電極1a〜1dの一側(図2の下側)に、設けられている。
このうち第1の主動作用バスライン101aは、基板102の一面(上面)102aに設けられ、この第1の主動作用バスライン101aは、第1番目の主動作用線状電極1aに電気的に接続されている。
また、第2の主動作用バスライン101bは、基板102の他面(下面)102bに設けられ、第2番目の主動作用線状電極1bに電気的に接続されている。また、基板102には、基板102を貫通し、基板102の他面102bに設けられた第2の主動作用バスライン101bに接続されるスルーホール配線1b2が設けられている。さらに、基板102の一面102aに、第2番目の主動作用線状電極1bの一側とスルーホール配線1b2とを接続するパッド電極1b1が設けられている。
これにより、第2の主動作用バスライン101bは、第2番目の主動作用線状電極1bに電気的に接続される。
また、2本の第3、第4の主動作用バスライン101c、101dは、各々帯状をなし、上述のように主動作用線状電極1a〜1dの他側(図2の上側)に、設けられている。
また、第3の主動作用バスライン101cは、基板102の一面(上面)102aに設けられ、第3番目の主動作用線状電極1cに電気的に接続されている。
また、第4の主動作用バスライン101dは、基板102の他面(下面)102bに設けられ、第4番目の主動作用線状電極1dに電気的に接続されている。ここで、基板102には、基板102を貫通し、基板102の他面102bに設けられた第4の主動作用バスライン101dと接続されるスルーホール配線1d2が設けられている。そして、基板102の一面(上面)102aに、第4番目の主動作用線状電極1dの一側とスルーホール配線1d2とを接続するパッド電極1d1が設けられている。
これにより、第4の主動作用バスライン101dは、第4番目の主動作用線状電極1dに電気的に接続されている。
また、図2に示すように、2本の第1、第2の補助動作用バスライン101s、101tは、各々帯状をなして設けられている。右下の101s、101tは各々図示しないが外部との接続端子100s、100tと接続されている。
このうち第1の補助動作用バスライン101sは、基板102の一面(上面)102aに設けられ、この第1の補助動作用バスライン101sは、第1番目の補助動作用線状電極1sに電気的に接続されている。
また、第2の補助動作用バスライン101tは、基板102の他面(下面)102bに設けられ、第2番目の補助動作用線状電極1tに電気的に接続されている。また、基板102には、基板102を貫通し、基板102の他面102bに設けられた第2の補助動作用バスライン101tに接続されるスルーホール配線1t2が設けられている。さらに、基板102の一面102aに、第2番目の補助動作用線状電極1tの一側とスルーホール配線1t2とを接続するパッド電極1t1が設けられている。
これにより、第2の補助動作用バスライン101tは、第2番目の補助動作用線状電極1tに電気的に接続される。
また、2本の第3、第4の補助動作用バスライン101u、101vは、各々帯状をなして設けられている。左下の101u、101vは各々図示しないが外部との接続端子100u、100vと接続されている。
また、第3の補助動作用バスライン101uは、基板102の一面(上面)102aに設けられ、第3番目の補助動作用線状電極1uに電気的に接続されている。
また、第4の補助動作用バスライン101vは、基板102の他面(下面)102bに設けられ、第4番目の補助動作用線状電極1vに電気的に接続されている。ここで、基板102には、基板102を貫通し、基板102の他面102bに設けられた第4の補助動作用バスライン101vと接続されるスルーホール配線1v2が設けられている。そして、基板102の一面(上面)102aに、第4番目の補助動作用線状電極1vの一側とスルーホール配線1v2とを接続するパッド電極1v1が設けられている。
これにより、第4の補助動作用バスライン101vは、第4番目の補助動作用線状電極1vに電気的に接続されている。
なお、図2において、第1番目の補助動作用バスライン101sは、部分的に離れている領域があるが、この離れている領域間は図示しない配線を介して電気的に接続されている。また、他の補助動作用バスライン101t〜101vについても同様である。
次に、図3、図4により、固定子1のカバーフィルム103および摺動構造膜104について詳述する。
図3、図4に示すように、カバーフィルム103は、基板102上に主動作用線状電極1a〜1d、補助動作用線状電極1s〜1vを覆うように設けられている。このカバーフィルム103は、例えば、12.5μmの厚さを有する。このカバーフィルム103に用いられる素材としては、例えば、ポリイミドが選択される。
また、摺動構造膜104は、カバーフィルム103上に設けられている。この摺動構造膜104は、移動子2の下面(後述のベースフィルム2aの下面)に対して摺動性を有する。この摺動構造膜104は、例えば、数nmの厚さを有する。この摺動構造膜104に用いられる素材としては、例えば、シリコンが選択される。
なお、主動作用線状電極1a〜1dおよび補助動作用線状電極1s〜1vの上面から抵抗体膜2bの帯電面(下面)までの距離Dは、例えば、30μm以上、150μm以下に設定される。
次に、図1および図2により移動子2について詳述する。
図1および図2に示すように、移動子2は、固定子1上に配置されている。この移動子2は、図3、図4に示すように、ベースフィルム2aと、抵抗体膜2bと、を有する。
ベースフィルム2aは、固定子1に対向して接触するように配置される。このベースフィルム2aは、例えば、25μm程度の厚さを有する。
このベースフィルム2aに用いられる素材としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PET−G(テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体)、PEN(ポリエチレンナフレタート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PC(ポリカーボネート)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルフイド)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン系、ABS、ポリアクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリウレタン等が、選択される。特にPENは高耐熱性、高強度であり好ましい。
抵抗体膜2bは、ベースフィルム2a上に設けられている。この抵抗体膜2bは、例えば、1μm程度の厚さを有する。また、抵抗体膜2bは、例えば、1011〜1013Ω/□の範囲の表面抵抗率を有する。
次に、以上のような構成を有する本実施形態の作用について説明する。始めに、移動子2が主動作用線状電極1a〜1d上に位置して主動作方向Xに動作する場合について説明する。
まず、図2に示すように、信号a〜dは、図示しない駆動回路から4線式静電アクチュエータ100に第1〜第4の主動作用入力端子100a〜100dを介して入力される。このとき、各信号a〜dは、主動作用バスライン101a〜101d、スルーホール配線1b2、1d2、および、パッド電極1b1、1d1を介して、主動作用線状電極1a〜1dに、それぞれ印加される。
ここで、図5は、主動作用線状電極1a〜1dに印加される信号a〜dの波形の一例を示す波形図である。なお、図5では、信号a〜dが矩形波の場合について示しているが、信号a〜dが正弦波である場合も同様の位相関係になる。
図5に示すように、隣接する主動作用線状電極1a、1bに入力される2つの信号a、bは、4分の1周期だけずれている。同様に、隣接する主動作用線状電極1b、1cに入力される2つの信号b、cは、4分の1周期だけずれている。同様に、隣接する主動作用線状電極1c、1dに入力される2つの信号c、dは、4分の1周期だけずれている。
この場合、各信号a〜dは、同一強度(振幅)を有する。また、各信号a〜dの振幅(電圧)の絶対値は、例えば、800V以下に設定される。
これにより、第1番目の主動作用線状電極1aと第3番目の主動作用線状電極1cには、各々位相が反転した(位相が半周期ずれた)信号(矩形波信号または正弦波信号)a、cが入力される。また、第2番目の主動作用線状電極1bと第4番目の主動作用線状電極1dには、各々位相が反転した(位相が半周期ずれた)信号(矩形波信号または正弦波信号)b、dが入力される。
この場合、移動子2の抵抗体膜2bにより、主動作用線状電極1a〜1dに印加される信号a〜dに応じて帯電する。そして、例えば、図5に示すように、信号a〜dの振幅が変化することにより、この移動子2の帯電部と主動作用線状電極1a〜1dに蓄積された静電エネルギーに応じて、移動子2が、固定子1上を主動作用線状電極1a〜1dに垂直な方向(主動作方向X)に、移動する(図2)。
次に、移動子2が主動作方向Xから逸れることにより、一側補助動作用線状電極1s〜1v上に位置し、補助動作方向Zに力を受けて移動子2が動作する場合について説明する。なお、移動子2が主動作方向Xから逸れることにより、他側補助動作用線状電極1s〜1v上に位置し、補助動作方向Yに力を受けて移動子2が動作する場合も同様である。
ここで、図6は、補助動作用線状電極1s〜1vに印加される信号s〜vの波形の一例を示す波形図である。なお、図6では、信号s〜vが矩形波の場合について示しているが、信号s〜vが正弦波である場合も同様の位相関係になる。
図6に示すように、隣接する一側補助動作用線状電極1s、1tに入力される2つの信号s、tは、4分の1周期だけずれている。同様に、隣接する一側補助動作用線状電極1t、1uに入力される2つの信号t、uは、4分の1周期だけずれている。同様に、隣接する一側補助動作用線状電極1u、1vに入力される2つの信号u、vは、4分の1周期だけずれている。
この場合、各信号s〜vは、同一強度(振幅)を有する。また、各信号s〜vの振幅(電圧)の絶対値は、例えば、800V以下に設定される。
これにより、第1番目の一側補助動作用線状電極1sと第3番目の一側補助動作用線状電極1uには、各々位相が反転した(位相が半周期ずれた)信号(矩形波信号または正弦波信号)s、uが入力される。また、第2番目の一側補助動作用線状電極1tと第4番目の一側補助動作用線状電極1vには、各々位相が反転した(位相が半周期ずれた)信号(矩形波信号または正弦波信号)t、vが入力される。
この場合、移動子2の抵抗体膜2bにより、一側補助動作用線状電極1s〜1vに印加される信号s〜vに応じて帯電する。そして、例えば、図6に示すように、信号s〜vの振幅が変化することにより、この移動子2の帯電部と一側補助動作用線状電極1s〜1vに蓄積された静電エネルギーに応じて、移動子2が、固定子1上を一側補助動作用線状電極1s〜1vに垂直な方向(主動作用線状電極に向かう補助動作方向Z)に力を受けて、移動する(図2)。
これにより、本実施例に係る4線式静電アクチュエータ100においては、移動子2が主動作方向Xから逸れても、補助動作用線状電極1s〜1v上に近接することにより、補助動作方向Zに力を受ける。すなわち、移動子を固定子の中央側に戻す方向のモーメント成分が発生し、移動子の摩擦抵抗が大きくすることなく、移動子2が主動作用線状電極に向けて動作することになる。
以上のように、本実施例に係る4線式静電アクチュエータによれば、より低い摩擦抵抗で、移動子の動作を補正することができる。
なお、上記実施例では、少なくとも4本の補助動作用線状電極が設けられているが、主動作用線状電極に向かう補助動作方向Y、Zに力を印加できれば、補助動作用線状電極が3本以下であってもよい。
1 固定子
1a 1番目の主動作用線状電極
1b 2番目の主動作用線状電極
1c 3番目の主動作用線状電極
1d 4番目の主動作用線状電極
1s、1sb 1番目の補助動作用線状電極
1t、1tb 2番目の補助動作用線状電極
1u、1ub 3番目の補助動作用線状電極
1v、1vb 4番目の補助動作用線状電極
1b1、1d1、1t1、1u1、1tb1、1ub1 パッド電極
1b2、1d2、1t2、1u2、1tb2、1ub2 スルーホール配線
2 移動子
2a ベースフィルム
2b 抵抗体膜
100 4線式静電アクチュエータ
100a 第1の主動作用入力端子
100b 第2の主動作用入力端子
100c 第3の主動作用入力端子
100d 第4の主動作用入力端子
100s 第1の補助作用入力端子
100t 第2の補助作用入力端子
100u 第3の補助作用入力端子
100v 第4の補助作用入力端子
101a 第1の主動作用バスライン
101b 第2の主動作用バスライン
101c 第3の主動作用バスライン
101d 第4の主動作用バスライン
101s 第1の補助動作用バスライン
101t 第2の補助動作用バスライン
101u 第3の補助動作用バスライン
101v 第4の補助動作用バスライン
102 基板
103 カバーフィルム
104 摺動構造膜
a〜d、s〜v 信号
D 距離
X 主動作方向
Y、Z 補助動作方向

Claims (9)

  1. 一面と他面とを有する基板と、前記基板の一面に各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された少なくとも4本の主動作用線状電極と、を有する固定子と、
    前記固定子上に配置された移動子と、を備え、
    4本の主動作用線状電極のうち、第1番目の主動作用線状電極と第3番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    第2番目の主動作用線状電極と第4番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    隣接する2つの電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有し、
    前記4本の主動作用線状電極の一側に、前記4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の一側補助動作用線状電極を設け、
    前記複数本の一側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力される
    ことを特徴とする4線式静電アクチュエータ。
  2. 前記4本の主動作用線状電極の他側に、前記4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の他側補助動作用線状電極を設け、
    前記複数本の他側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力される
    ことを特徴とする請求項1に記載の4線式静電アクチュエータ。
  3. 前記複数本の一側補助動作用線状電極と前記複数本の他側補助動作用線状電極とは、前記4本の主動作用線状電極の両側で、前記4本の主動作用線状電極を中心に対称に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の4線式静電アクチュエータ。
  4. 前記複数本の一側補助動作用線状電極のうち、第1番目の一側補助動作用線状電極と第3番目の一側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    第2番目の一側補助動作用線状電極と第4番目の一側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    隣接する2つの一側補助動作用線状電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の4線式静電アクチュエータ。
  5. 前記複数本の他側補助動作用線状電極のうち、第1番目の他側補助動作用線状電極と第3番目の他側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    第2番目の他側補助動作用線状電極と第4番目の他側補助動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    隣接する2つの他側補助動作用線状電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の4線式静電アクチュエータ。
  6. 前記複数本の一側補助動作用線状電極は、前記複数本の他側補助動作用線状電極よりも、本数が多く設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の4線式静電アクチュエータ。
  7. 一面と他面とを有する基板と、前記基板の一面に各々独立して設けられ、互いに平行に等間隔で配置された少なくとも4本の主動作用線状電極と、を有し、移動子が配置される固定子において、
    4本の主動作用線状電極のうち、第1番目の主動作用線状電極と第3番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    第2番目の主動作用線状電極と第4番目の主動作用線状電極へ、各々位相が反転した矩形波信号または正弦波信号が入力され、
    隣接する2つの電極に入力される2つの信号は、4分の1周期だけずれて同一強度を有し、
    前記4本の主動作用線状電極の一側に、前記4本の主動作用線状電極に直交する方向に延在する複数本の一側補助動作用線状電極を設け、
    前記複数本の一側補助動作用線状電極へ互いに異なる位相の矩形波信号または正弦波信号が入力される
    ことを特徴とする固定子。
  8. 前記複数本の一側補助動作用線状電極に近接する前記移動子を前記4本の主動作用線状電極側に移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の4線式静電アクチュエータ。
  9. 前記複数本の一側補助動作用線状電極に近接する前記移動子を前記4本の主動作用線状電極側に移動させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の固定子。
JP2010115322A 2010-05-19 2010-05-19 4線式静電アクチュエータおよび固定子 Expired - Fee Related JP5556359B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010115322A JP5556359B2 (ja) 2010-05-19 2010-05-19 4線式静電アクチュエータおよび固定子
US13/639,000 US9231495B2 (en) 2010-05-19 2011-04-28 Four-wire electrostatic actuator and stator
PCT/JP2011/060424 WO2011145452A1 (ja) 2010-05-19 2011-04-28 4線式静電アクチュエータおよび固定子
CN201180024799.2A CN102906985B (zh) 2010-05-19 2011-04-28 四线式静电驱动器和固定件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010115322A JP5556359B2 (ja) 2010-05-19 2010-05-19 4線式静電アクチュエータおよび固定子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011244618A true JP2011244618A (ja) 2011-12-01
JP5556359B2 JP5556359B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=44991563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010115322A Expired - Fee Related JP5556359B2 (ja) 2010-05-19 2010-05-19 4線式静電アクチュエータおよび固定子

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9231495B2 (ja)
JP (1) JP5556359B2 (ja)
CN (1) CN102906985B (ja)
WO (1) WO2011145452A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9748867B2 (en) * 2015-08-03 2017-08-29 General Electric Company Control system for linear switched capacitive devices

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121550A (ja) * 1992-10-06 1994-04-28 Asmo Co Ltd 静電アクチュエータ
JPH07222464A (ja) * 1994-02-04 1995-08-18 Dainippon Printing Co Ltd 静電アクチュエータ
JP2001136759A (ja) * 1999-11-10 2001-05-18 Canon Inc 浮上式静電アクチュエータ及びその制御方法並びに移動ステージ
JP2006033977A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Olympus Corp 静電駆動装置及びその装置に用いられる被駆動体
JP2008125300A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Canon Inc シート材搬送装置及び画像形成装置
JP2009169181A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Dainippon Printing Co Ltd 印刷物

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0365081A (ja) 1989-08-02 1991-03-20 Hiroshi Shimizu 静電モータ
JPH0365084A (ja) * 1989-08-02 1991-03-20 Hitachi Ltd 静電型2次元アクチュエータ,光ヘツドおよび光デイスク装置
US5986381A (en) * 1997-03-14 1999-11-16 Hewlett-Packard Company Electrostatic actuator with spatially alternating voltage patterns
JP4145181B2 (ja) * 2003-03-28 2008-09-03 オリンパス株式会社 静電アクチュエータおよび変位方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121550A (ja) * 1992-10-06 1994-04-28 Asmo Co Ltd 静電アクチュエータ
JPH07222464A (ja) * 1994-02-04 1995-08-18 Dainippon Printing Co Ltd 静電アクチュエータ
JP2001136759A (ja) * 1999-11-10 2001-05-18 Canon Inc 浮上式静電アクチュエータ及びその制御方法並びに移動ステージ
JP2006033977A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Olympus Corp 静電駆動装置及びその装置に用いられる被駆動体
JP2008125300A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Canon Inc シート材搬送装置及び画像形成装置
JP2009169181A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Dainippon Printing Co Ltd 印刷物

Also Published As

Publication number Publication date
US9231495B2 (en) 2016-01-05
WO2011145452A1 (ja) 2011-11-24
JP5556359B2 (ja) 2014-07-23
CN102906985A (zh) 2013-01-30
US20130020904A1 (en) 2013-01-24
CN102906985B (zh) 2015-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11296571B2 (en) Stator for a planar motor
CN102159955A (zh) 电流检测装置
JP2011250623A (ja) 静電アクチュエータ
CN104111762A (zh) 具有高密度大型特征设计的触摸传感器
JP5556359B2 (ja) 4線式静電アクチュエータおよび固定子
CN202976024U (zh) 触摸感应元件及触摸屏
Yamamoto et al. Planar 3-dof paper sheet manipulation using electrostatic induction
JP2011205786A (ja) 4線式静電アクチュエータ
Hosobata et al. 2-DOF synchronous electrostatic actuator with transparent electrodes arranged in checkerboard patterns
JP5867040B2 (ja) 静電アクチュエータ、静電アクチュエータの制御方法、および固定子
JP5622082B2 (ja) 静電アクチュエータ
Amano et al. An interaction on a flat panel display using a planar 1-dof electrostatic actuator
JP2016226202A (ja) 静電アクチュエータおよび固定子
JP5560838B2 (ja) 静電アクチュエータの移動子および静電アクチュエータ
JP5176524B2 (ja) 印刷物
JP5309752B2 (ja) 静電アクチュエータ
JP6256099B2 (ja) 静電アクチュエータ
JP3569541B2 (ja) 粉体ハンドリング装置
JP5309753B2 (ja) コントローラ
JP2009284574A (ja) 2相駆動静電アクチュエータ
JP5277834B2 (ja) 静電アクチュエータ
WO2015129462A1 (ja) 静電アクチュエータ
JP6031886B2 (ja) 静電アクチュエータの制御方法
CN103870035A (zh) 触摸感应元件及触摸屏
JP2010148207A (ja) 静電アクチュエータおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5556359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees