JP2011244528A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源回路の出力電圧を放電用駆動回路に供給する、直列接続された複数のダイオードからなるダイオード回路において、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えられる電力変換装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置1は、インバータ回路10と平滑コンデンサ11と放電用駆動回路140、141と放電用電源回路16とを備えている。電源回路160は、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷によって放電時にIGBTを駆動するための電圧を生成し放電用駆動回路141に供給する。ダイオード回路161は、電源回路160の出力電圧を放電用駆動回路140に供給する。ダイオード161a、161bは、直列接続されている。抵抗161c、161dは、ダイオード161a、161bにそれぞれ並列接続されている。これにより、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直列接続された複数のスイッチング素子からなるスイッチング回路と、スイッチング回路に並列接続される平滑コンデンサとを備えた電力変換装置に関する。
従来、直列接続された複数のスイッチング素子からなるスイッチング回路と、スイッチング回路に並列接続される平滑コンデンサとを備えた電力変換装置として、例えば特許文献1に開示されている電力変換装置や、特許文献2に開示されているモータ制御装置がある。
特許文献1の電力変換装置は、電力変換回路と、平滑コンデンサと、制御装置とを備えている。電力変換回路は、直列接続された2つのスイッチング素子からなる3つのレグを並列接続して構成されている。電力変換回路及び平滑コンデンサは、直流電源の正極端子と負極端子の間に接続されている。
制御装置は、電力を変換するときには、電力変換回路を構成するスイッチング素子を所定のタイミングでオン、オフし、直流電源の出力する直流電力を3相交流電力に変換して電動機に供給する。
一方、平滑コンデンサを放電させるときには、レグを構成する2つのスイッチング素子を同時にオンし、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する。これにより、平滑コンデンサに蓄積された電荷による感電を防止することができる。
特許文献2のモータ制御装置は、コンバータと、低圧側コンデンサと、高圧側コンデンサと、MG_ECUとを備えている。コンバータは、直列接続された2つのトランジスタを有している。直列接続された2つのトランジスタのうち低電位側のトランジスタ及び低圧側コンデンサは、バッテリの正極端子と負極端子の間に接続されている。また、直列接続された2つのトランジスタ及び高圧側コンデンサは、インバータの入力端子の間に接続されている。
MG_ECUは、電力を変換するときには、コンバータを構成する2つのトランジスタを所定のタイミングでオン、オフし、バッテリの出力する低電圧の直流電力を高電圧の直流電力に変換してインバータに供給する。
一方、高圧側コンデンサを放電させるときには、コンバータを構成する2つのトランジスタのうち低電位側のトランジスタをオンするとともに高電位側のトランジスタをオフして低圧側コンデンサに蓄積された電荷を放電し、その後、低電位側のトランジスタをオフするとともに高電位側のトランジスタをオンして高圧側コンデンサに蓄積された電荷を放電して低圧側コンデンサを充電する。以降、同様の動作を繰り返し、高圧側コンデンサに蓄積された電荷を放電する。つまり、低電位側のトランジスタと高電位側のトランジスタを交互にオンして高圧側コンデンサに蓄積された電荷を放電する。これにより、高圧側コンデンサに蓄積された電荷による感電を防止することができる。
特開2009−232620号公報 特開2008−306795号公報
スイッチング素子やトランジスタを駆動する場合、これらを駆動する駆動回路に駆動のための電圧を供給する必要がある。平滑コンデンサや高圧側コンデンサを放電しなければならないのは、一般的に、電力変換装置やモータ制御装置を作動させるためのシステム電源が遮断した後であり、スイッチング素子やトランジスタの駆動のための電圧をシステム電源から供給することはできない。そのため、平滑コンデンサや高圧側コンデンサに蓄積された電荷によって、スイッチング素子やトランジスタの駆動のための電圧を生成する構成がとられている。
このような電力変換装置として、例えば図3に示す電力変換装置がある。この電力変換装置1’は、スイッチング回路100’と、平滑コンデンサ11’と、放電用駆動回路140’、141’と、放電用電源回路16’とを備えている。
スイッチング回路100’は、直列接続された2つのIGBT100a’、100b’によって構成されている。スイッチング回路100’と平滑コンデンサ11’は、高圧バッテリB1’の正極端子と負極端子の間に接続されている。
放電用駆動回路140’、141’は、平滑コンデンサ11’の放電時にIGBT100a’、100b’を駆動する。放電用駆動回路140’、141’は、IGBT100a’、100b’にそれぞれ接続されている。
放電用電源回路16’は、電源回路160’と、ダイオード回路161’とを備えている。電源回路160’は、平滑コンデンサ11’に蓄積された電荷によって、平滑コンデンサ11’の放電時にIGBT100a’、100b’を駆動するための電圧を生成し、低電位側のIGBT100b’を駆動する放電用駆動回路141’に供給する。ダイオード回路161’は、電源回路160’の出力電圧を高電位側のIGBT100a’を駆動する放電用駆動回路140’に供給する。ダイオード回路161’は、直列接続された2つのダイオード161a’、161b’によって構成されている。ダイオード161a’、161b’は、電源回路160’から放電用駆動回路140’に向けて順方向に直列接続されている。
ところで、この電力変換装置1’において、高電位側のIGBT100a’がオンすると、IGBT100a’のエミッタの電位が平滑コンデンサ11’の一端の電位になる。その結果、ダイオード回路161’を構成する直列接続された2つのダイオード161a’、161b’に、平滑コンデンサ11’の電圧に相当する逆方向電圧が印加されることになる。ダイオード161a’、161b’の逆耐圧電圧がばらついていた場合、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることになり、そのダイオードが破損してしまう可能性があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、電源回路の出力電圧を放電用駆動回路に供給する、直列接続された複数のダイオードからなるダイオード回路において、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えられる電力変換装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者らは、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、複数のダイオードにそれぞれ並列接続される抵抗を設けることで、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えられることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の電力変換装置は、直列接続された複数のスイッチング素子からなるスイッチング回路と、スイッチング回路に並列接続される平滑コンデンサと、スイッチング素子毎に設けられ、スイッチング素子を駆動する駆動回路と、平滑コンデンサに蓄積された電荷によって、平滑コンデンサの放電時にスイッチング素子を駆動するための電圧を生成し、直列接続された複数のスイッチング素子のうち、最も低電位側のスイッチング素子を駆動する駆動回路に供給する電源回路と、最も低電位側のスイッチング素子以外のスイッチング素子を駆動する駆動回路毎に設けられ、電源回路の出力電圧を、最も低電位側のスイッチング素子以外のスイッチング素子を駆動する駆動回路に供給する、電源回路から駆動回路に向けて順方向に直列接続される複数のダイオードからなるダイオード回路と、を有する放電用電源回路と、を備え、スイッチング回路によって電力を変換し、スイッチング回路によって平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する
電力変換装置において、ダイオード回路は、複数のダイオードにそれぞれ並列接続される抵抗を有することを特徴とする。
この構成によれば、抵抗によってスイッチング回路に印加される電圧を分圧することができる。そのため、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
請求項2に記載の電力変換装置は、複数のダイオードにそれぞれ並列接続される抵抗の抵抗値のばらつきが、所定範囲内であることを特徴とする。この構成によれば、ダイオードに印加される逆方向電圧のばらつきを抑えることができる。
請求項3に記載の電力変換装置は、複数のダイオードにそれぞれ並列接続される抵抗の抵抗値が、等しいことを特徴とする。この構成によれば、ダイオードに印加される逆方向電圧のばらつきを確実に抑えることができる。
請求項4に記載の電力変換装置は、直列接続された複数のスイッチング素子からなる
スイッチング回路と、スイッチング回路に並列接続される平滑コンデンサと、スイッチング素子毎に設けられ、スイッチング素子を駆動する駆動回路と、平滑コンデンサに蓄積された電荷によって、平滑コンデンサの放電時にスイッチング素子を駆動するための電圧を生成し、直列接続された複数のスイッチング素子のうち、最も低電位側のスイッチング素子を駆動する駆動回路に供給する電源回路と、最も低電位側のスイッチング素子以外のスイッチング素子を駆動する駆動回路毎に設けられ、電源回路の出力電圧を、最も低電位側のスイッチング素子以外のスイッチング素子を駆動する駆動回路に供給する、電源回路から駆動回路に向けて順方向に直列接続される複数のダイオードからなるダイオード回路と、を有する放電用電源回路と、を備え、スイッチング回路によって電力を変換し、スイッチング回路によって平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する電力変換装置において、複数のダイオードの逆耐圧電圧のばらつきが、所定範囲内であることを特徴とする。
この構成によれば、複数のダイオードの逆耐圧電圧のばらつきを抑えることができる。そのため、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
請求項5に記載の電力変換装置は、複数のダイオードの逆耐圧電圧が、等しいことを特徴とする。この構成によれば、複数のダイオードの逆耐圧電圧のばらつきを確実に抑えることができる。そのため、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を確実に抑えることができる。
請求項6に記載の電力変換装置は、スイッチング回路は、直列接続された2つのスイッチング素子からなり、電源回路は、生成した電圧を、直列接続された2つのスイッチング素子のうち、低電位側のスイッチング素子を駆動する駆動回路に供給し、ダイオード回路は、電源回路の出力電圧を、直列接続された2つのスイッチング素子のうち、高電位側のスイッチング素子を駆動する駆動回路に供給することを特徴とする。この構成によれば、直列接続された2つのスイッチング素子からなるスイッチング回路を備えた電力変換装置において、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
請求項7に記載の電力変換装置は、車両に搭載され、直流電源の電力を変換して電気機器に供給することを特徴とする。この構成によれば、車両に搭載され、直流電源の電力を変換して電気機器に供給する電力変換装置において、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
第1実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。 第2実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。 従来の電力変換装置のスイッチング回路周辺の回路図である。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電力変換装置を、車両に搭載され、バッテリの出力する直流電力を3相交流電力に変換して3相交流モータに供給するモータ制御装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態のモータ制御装置の構成について説明する。ここで、図1は、第1実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。
図1に示すモータ制御装置1(電力変換装置)は、高圧バッテリB1(直流電源)の出力する直流電力を3相交流電力に変換して3相交流モータM1(電気機器)に供給し、3相交流モータM1を駆動する装置である。モータ制御装置1は、インバータ回路10と、平滑コンデンサ11と、電力変換用駆動回路120〜125と、電力変換用電源回路13と、放電用駆動回路140、141(駆動回路)と、フォトカプラ15と、放電用電源回路16と、制御回路17とを備えている。
インバータ回路10は、高圧バッテリB1の出力する直流電力を3相交流電力に変換する回路である。インバータ回路10は、3つのスイッチング回路100〜102を備えている。ここで、スイッチング回路100が、本発明のスイッチング回路に相当する。
スイッチング回路100は、直列接続された2つのIGBT100a、100b(スイッチング素子、複数のスイッチング素子)によって構成されている。IGBT100aのエミッタは、IGBT100bのコレクタに接続されている。スイッチング回路101は、直列接続された2つのIGBT101a、101bによって構成されている。IGBT101aのエミッタは、IGBT101bのコレクタに接続されている。スイッチング回路102は、直列接続された2つのIGBT102a、102bによって構成されている。IGBT102aのエミッタは、IGBT102bのコレクタに接続されている。3つのスイッチング回路100〜102は、並列接続されている。
IGBT100a〜102aのコレクタは、リレーR1を介して高圧バッテリB1の正極端子に、IGBT100b〜102bのエミッタは、高圧バッテリB1の負極端子にそれぞれ接続されている。また、IGBT100、100b、101a、101b、102a、102bのゲートとエミッタは、電力変換用駆動回路120〜125にそれぞれ接続されている。IGBT100a、100bのゲートとエミッタは、放電用駆動回路140、141にもそれぞれ接続されている。さらに、直列接続されたIGBT100a,100b、IGBT101a、101b及びIGBT102a、102bの直列接続点は、3相交流モータM1にそれぞれ接続されている。
平滑コンデン11は、高圧バッテリB1の出力する直流電圧を平滑化する素子である。平滑コンデンサ11の一端はリレーR1を介して高圧バッテリB1の正極端子に、他端は高圧バッテリB1の負極端子にそれぞれ接続されている。その結果、平滑コンデンサ11が、スイッチング回路100に並列接続されることとなる。
電力変換用駆動回路120〜125は、IGBT毎に設けられ、電力変換時に、制御回路17の出力する電力変換用駆動信号に基づいてIGBT100a、100b、101a、101b、102a、102bをそれぞれ駆動する回路である。電力変換用駆動回路120〜125は、制御回路17に接続されている。また、IGBT100a、100b、101a、101b、102a、102bのゲートとエミッタにそれぞれ接続されている。
電力変換用電源回路13は、電力変換時にIGBT100a、100b、101a、101b、102a、102bを駆動するための電圧を電力変換用駆動回路120〜125に供給する回路である。電力変換用電源回路13は、電源回路130〜133を備えている。
電源回路130〜130は、システム電源(図略)の出力電圧から、電力変換時にIGBTを駆動するための電圧を生成し、IGBT100a、100b、101a、101b、102a、102bを駆動する電力変換用駆動回路120〜125に供給する回路である。電源回路130〜132は、電力変換用駆動回路120、122、124にそれぞれ接続されている。電源回路133は、電力変換用駆動回路121、123、125に接続されている。
放電用駆動回路140、141は、IGBT毎(スイッチング素子毎)に設けられ、平滑コンデンサ11の放電時に、IGBT100a、100bをそれぞれ駆動する回路である。放電用駆動回路141は、平滑コンデンサ11の放電時には、自ら生成した放電のための放電用駆動信号に基づいてIGBT100bを駆動するとともに、IGBT100aを駆動するための放電用駆動信号を生成し、放電用駆動回路140に出力する。放電用駆動回路140は、平滑コンデンサ11の放電時には、フォトカプラ15を介して放電用駆動回路141から入力される放電用駆動信号に基づいてIGBT100aを駆動する。放電用駆動回路140、141は、IGBT100a、100bのゲートとエミッタにそれぞれ接続されている。
フォトカプラ15は、放電用駆動回路141の出力する放電用駆動信号を、絶縁して放電用駆動回路140に伝達する素子である。フォトカプラ15の入力端子は放電用駆動回路141に、出力端子は放電用駆動回路140にそれぞれ接続されている。
放電用電源回路16は、平滑コンデンサ11の放電時にIGBT100a、100bを駆動するための電圧を、放電用駆動回路140、141に供給する回路である。放電用電源回路16は、電源回路160と、ダイオード回路161とを備えている。
電源回路160は、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷によって、平滑コンデンサ11の放電時にIGBTを駆動するための電圧を生成し、低電位側のIGBT100bを駆動する放電用駆動回路141に供給する回路である。電源回路160の入力端子は、平滑コンデンサ11に、出力端子は放電用駆動回路141にそれぞれ接続されている。
ダイオード回路161は、電源回路160の出力電圧を、高電位側のIGBT100aを駆動する放電用駆動回路140に供給する回路である。ダイオード回路161は、2つのダイオード161a、161b(複数のダイオード)と、2つの抵抗161c、161dとを備えている。
ダイオード161a、161bは、電源回路160から放電用駆動回路140に向けて順方向に直列接続されている。ダイオード161aのアノードは、ダイオード161bのカソードに接続されている。ダイオード161bのアノードは電源回路160の出力端子に、ダイオード161aのカソードは放電用駆動回路140に、それぞれ接続されている。
抵抗161c、161dは、抵抗値が等しくなるように設定されている。抵抗161c、161dは、ダイオード161a、161bにそれぞれ並列接続されている。
制御回路17は、外部から入力される指令、及び、3相交流モータM1の相電流等に基づいて、電力変換用駆動回路120〜125に電力変換用駆動信号を出力する回路である。制御回路17は、マイクロコンピュータを備えている。制御回路17は、電力変換用駆動回路120〜125に接続されている。
次に、電力変換動作について説明する。電源回路130〜133は、システム電源の電圧によって電圧を生成し、電力変換用駆動回路120〜125に供給する。制御回路17は、外部から入力される指令、及び、3相交流モータM1の相電流等に基づいて電力変換用駆動信号を出力する。電力変換用駆動回路120〜125は、制御回路17の出力する電力変換用駆動信号に基づいて電源回路130〜133から供給された電圧を印加し、IGBT100a、100b、101a、101b、102a、102bを所定のタイミングでオン、オフする。これにより、高圧バッテリB1の出力する直流電力が3相交流電力に変換され、3相交流モータM1に供給される。3相交流電力を供給されることで、3相交流モータM1は、駆動力を発生する。
次に、平滑コンデンサの放電動作について説明する。平滑コンデンサ11の放電開始に先立って、リレーR1がオフする。電源回路160は、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷によって電圧を生成し、放電用駆動回路141に供給する。ダイオード回路161は、電源回路160の出力電圧を絶縁した状態で放電用駆動回路140に供給する。放電用駆動回路141は、自ら生成した放電用駆動信号に基づいて電源回路160から供給された電圧を印加し、まず、IGBT100bをオンする。そして、オン状態を継続する。また、放電用駆動回路141は、IGBT100aを駆動するための放電用駆動信号を生成し出力する。フォトカプラ15は、放電用駆動回路141から出力された放電用駆動信号を絶縁した状態で放電用駆動回路140に伝達する。放電用駆動回路140は、放電用駆動回路141から出力された放電用駆動信号に基づいてIGBT100aをオンした後、ダイオード回路161を介して供給された電圧を印加し、IGBT100aを繰り返し微小時間オンする。つまり、IGBT100bをオンし、以降、IGBT100a、100bを繰り返し微小時間同時にオンする。これにより、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷が放電される。
ところで、高電位側のIGBT100aがオンすると、IGBT100aのエミッタの電位が平滑コンデンサ11の一端の電位になる。その結果、ダイオード回路161を構成する直列接続された2つのダイオード161a、161bに、平滑コンデンサ11の電圧に相当する逆方向電圧が印加されることになる。ダイオード161a、161bの逆耐圧電圧がばらついていた場合、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることになり、そのダイオードが破損してしまう可能性がある。しかし、ダイオード161a、161bには、抵抗161c、161dが並列接続されている。そのため、抵抗161c、161dによってダイオード回路161に印加される電圧を分圧することができる。従って、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
次に、効果について説明する。第1実施形態によれば、前述したように、抵抗161c、161dによってダイオード回路161に印加される電圧を分圧することができる。そのため、車両に搭載され、高圧バッテリB1の電力を変換して3相交流モータM1に供給するモータ制御装置1において、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
また、第1実施形態によれば、抵抗161c、161dは、抵抗値が等しくなるように設定されている。そのため、ダイオードに印加される逆方向電圧のばらつきを確実に抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のモータ制御装置について説明する。
まず、図2を参照して第2実施形態のモータ制御装置の構成について説明する。ここで、図2は、第2実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。
図2示すモータ制御装置2(電力変換装置)は、低圧バッテリB2の出力する低電圧の直流電力を高電圧の直流電力に変換し、その後、3相交流電力に変換して3相交流モータM2に供給し、3相交流モータM2を駆動する装置である。モータ制御装置2は、コンバータ回路20と、高圧側平滑コンデンサ21(平滑コンデンサ)と、低圧側平滑コンデンサ22と、電力変換用駆動回路230、231と、電力変換用電源回路24と、放電用駆動回路250、251と、フォトカプラ26と、放電用電源回路27と、インバータ装置28と、制御回路29とを備えている。
コンバータ回路20は、低圧バッテリB2の出力する低電圧の直流電力を高電圧の直流電力に変換する回路である。コンバータ回路20は、スイッチング回路200と、リアクトル201と備えている。
スイッチング回路200は、直列接続された2つのIGBT200a、200b(複数のスイッチング素子)によって構成されている。IGBT200aのエミッタは、IGBT200bのコレクタに接続されている。IGBT200aのコレクタとIGBT200bのエミッタは、インバータ装置28に接続されている。IGBT200bのエミッタは、低圧バッテリB2の負極端子にも接続されている。また、IGBT200a、200bのゲートとエミッタは、電力変換用駆動回路230、231と放電用駆動回路250、251にそれぞれ接続されている。さらに、直列接続されたIGBT200a、200bの直列接続点は、リアクトル201とリレーR2を介して低圧バッテリB2の正極端子に接続されている。
高圧側平滑コンデンサ21は、コンバータ回路20によって昇圧された高圧の直流電圧を平滑化する素子である。高圧側平滑コンデンサ21の一端はIGBT200aのコレクタに、他端はIGBT200bのエミッタにそれぞれ接続されている。その結果、高圧側平滑コンデンサ21が、スイッチング回路200に並列接続されることとなる。
低圧側平滑コンデンサ22は、低圧バッテリB2の出力する直流電圧を平滑化する素子である。低圧側平滑コンデンサ22の一端はリレーR2を介して低圧バッテリB2の正極端子に、他端は低圧バッテリB2の負極端子にそれぞれ接続されている。
電力変換用駆動回路230、231は、IGBT毎に設けられ、電力変換時に、制御回路29の出力する電力変換用駆動信号に基づいてIGBT200a、200bをそれぞれ駆動する回路である。電力変換用駆動回路230、231は、制御回路17に接続されている。また、IGBT200a、200bのゲートとエミッタにそれぞれ接続されている。
電力変換用電源回路24は、電力変換時にIGBT200a、200bを駆動するための電圧を電力変換用駆動回路230、231に供給する回路である。電力変換回路24は、電源回路240、241を備えている。
電源回路240、241は、システム電源(図略)の出力電圧から、電力変換時にIGBTを駆動するための電圧を生成し、IGBT200a、200bを駆動する電力変換用駆動回路230、231に供給する回路である。電源変換回路240、241は、電力変換用駆動回路230、231にそれぞれ接続されている。
放電用駆動回路250、251は、IGBT毎(スイッチング素子毎)に設けられ、高圧側平滑コンデンサ21の放電時に、IGBT200a、200bをそれぞれ駆動する回路である。放電用駆動回路251は、高圧側平滑コンデンサ21の放電時には、自ら生成した放電のための放電用駆動信号に基づいてIGBT200bを駆動するとともに、IGBT200aを駆動するための放電用駆動信号を生成し、放電用駆動回路250に出力する。放電用駆動回路250は、高圧側平滑コンデンサ21の放電時には、フォトカプラ26を介して放電用駆動回路251から入力される放電用駆動信号に基づいてIGBT200aを駆動する。放電用駆動回路250、251は、IGBT200a、200bのゲートとエミッタにそれぞれ接続されている。
フォトカプラ26は、放電用駆動回路251の出力する放電用駆動信号を、絶縁して放電用駆動回路250に伝達する素子である。フォトカプラ26の入力端子は放電用駆動回路251に、出力端子は放電用駆動回路250にそれぞれ接続されている。
放電用電源回路27は、高圧側平滑コンデンサ21の放電時に、IGBT200a、200bを駆動するための電圧を、放電用駆動回路250、251に供給する回路である。放電用電源回路27は、電源回路270と、ダイオード回路271と、電源用コンデンサ272とを備えている。
電源回路270は、高圧側平滑コンデンサ21に蓄積された電荷によって、高圧側平滑コンデンサ21の放電時にIGBTを駆動するための電圧を生成し、低電位側のIGBT200bを駆動する放電用駆動回路251に供給する回路である。電源回路270の入力端子は高圧側平滑コンデンサ21の両端に、出力端子は放電用駆動回路251にそれぞれ接続されている。
ダイオード回路271は、電源回路270の出力電圧を、高電位側のIGBT200aを駆動する放電用駆動回路250に供給する回路である。ダイオード回路271は、2つのダイオード271a、271bと、2つの抵抗271c、271dとを備えている。
ダイオード271a、271bは、電源回路270から放電用駆動回路250に向けて順方向に直列接続されている。ダイオード271aのアノードは、ダイオード271bのカソードに接続されている。ダイオード271bのアノードは電源回路270の出力端子に、ダイオード271aのカソードは放電用駆動回路250にそれぞれ接続されている。
抵抗271c、271dは、抵抗値が等しくなるように設定されている。抵抗271c、271dは、ダイオード271a、271bにそれぞれ並列接続されている。
電源用コンデンサ272は、ダイオード回路271を介して充電され、ダイオード回路271を介して供給される電圧を保持する素子である。電源用コンデンサ272の一端はダイオード回路271と放電用駆動回路250の接続点に、他端は直列接続された2つのIGBT200a、200bの直列接続点にそれぞれ接続されている。
インバータ装置28は、コンバータ回路20によって昇圧された高圧の直流電力を3相交流電力に変換して3相交流モータM2に供給する装置である。インバータ装置28の入力端子は、IGBT200aのコレクタとIGBT200bのエミッタに接続されている。また、出力端子は、3相交流モータM2に接続されている。
制御回路29は、外部から入力される指令、及び、3相交流モータM2の相電流等に基づいて電力変換用駆動回路230、231に電力変換用駆動信号を出力する回路である。また、インバータ装置28を制御する回路でもある。制御回路29は、マイクロコンピュータを備えている。制御回路29は、電力変換用駆動回路230、231に接続されている。
次に、電力変換動作について説明する。電源回路240、241は、システム電源の電圧によって電圧を生成し、電力変換用駆動回路230、231に供給する。制御回路29は、外部から入力される指令、及び、3相交流モータM1の相電流等に基づいて電力変換用駆動信号を出力する。電力変換用駆動回路230、231は、制御回路29の出力する電力変換用駆動信号に基づいて電源回路240、241から供給された電圧を印加し、IGBT200a、200bを所定のタイミングで交互にオン、オフする。これにより、低圧バッテリB2の出力する低電圧の直流電力を高電圧の直流電力に変換され、インバータ装置28に供給される。インバータ装置28は、制御回路29によって制御され、高電圧の直流電力を3相交流電力に変換し、3相交流モータM1に供給する。3相交流電力を供給されることで、3相交流モータM1は、駆動力を発生する。
次に、高圧側平滑コンデンサの放電動作について説明する。高圧側平滑コンデンサ21の放電開始に先立って、リレーR2がオフする。電源回路270は、高圧側平滑コンデンサ21に蓄積された電荷によって電圧を生成し、放電用駆動回路251に供給する。ダイオード回路271は、電源回路270の出力電圧を絶縁した状態で放電用駆動回路250に供給する。電源用コンデンサ272は、ダイオード回路271を介して充電され、ダイオード回路271を介して供給される電圧を保持する。放電用駆動回路251は、自ら生成した放電用駆動信号に基づいて電源回路270から供給された電圧を印加し、まずIGBT200bをオンする。そして、以降、オン、オフを繰り返す。また、放電用駆動回路251は、IGBT200aを駆動するための放電用駆動信号を生成し出力する。フォトカプラ26は、放電用駆動回路251から出力された放電用駆動信号を絶縁した状態で放電用駆動回路250に伝達する。放電用駆動回路250は、放電用駆動回路251から出力された放電用駆動信号に基づいて電源用コンデンサ272の保持した電圧を印加し、IGBT200aをIGBT200bと交互にオンする。そして、以降、オン、オフを繰り返す。つまり、IGBT100bをオンし、以降、IGBT100aとIGBT100bを交互にオンする。これにより、高圧側平滑コンデンサ21に蓄積された電荷が、低圧側平滑コンデンサ22を経由して放電される。
ところで、高電位側のIGBT200aがオンすると、IGBT200aのエミッタの電位が高圧側平滑コンデンサ21の一端の電位になる。その結果、ダイオード回路271を構成する直列接続された2つのダイオード271a、271bに、高圧側平滑コンデンサ21の電圧に相当する逆方向電圧が印加されることになる。ダイオード271a、271bの逆耐圧電圧がばらついていた場合、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることになり、そのダイオードが破損してしまう可能性がある。しかし、ダイオード271a、271bには、抵抗271c、271dが並列接続されている。そのため、抵抗271a、271bによってダイオード回路271に印加される電圧を分圧することができる。従って、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
次に、効果について説明する。第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第1及び第2実施形態では、スイッチング回路100、200が直列接続された2つIGBTからなる例を挙げているが、これに限られるものではない。スイッチング回路は、直列接続された3つ以上のスイッチング素子によって構成されていてもよい。この場合、最も低電位側のスイッチング素子を駆動する放電用駆動回路には、電源回路から、最も低電位側のスイッチング素子以外のスイッチング素子を駆動する放電用駆動回路には、放電用駆動回路毎に設けられたダイオード回路を介してそれぞれ電圧を供給すればよい。同様に放電用駆動回路の構成を簡素化することができる。
また、第1及び第2実施形態では、抵抗160c、161d、抵抗271c、271dの抵抗値が、それぞれ等しくなるように設定されている例を挙げているが、これに限られるものではない。ダイオードに印加される逆方向電圧が許容範囲内となるように、抵抗の抵抗値のばらつきが、所定範囲内に設定されていてもよい。ダイオードに印加される逆方向電圧が許容される範囲内で、そのばらつきを抑えることができる。
また、第1及び第2実施形態では、ダイオード161a、161b、ダイオード271a、271bにそれぞれ並列接続される抵抗161c、161d、抵抗271c、271dを備えた例を挙げているが、これに限られるものではない。抵抗を設けず、ダイオードの逆耐圧電圧のばらつきが所定範囲内に設定されていてもよい。また、ダイオードの逆耐圧電圧が等しくなるように設定してもよい。複数のダイオードの逆耐圧電圧のばらつきを抑えることができる。そのため、特定のダイオードに大きな逆方向電圧が印加されることがなく、ダイオードの破損を抑えることができる。
また、第1及び第2実施形態では、低電位側のIGBT100b、200bを駆動する放電用駆動回路141、251が放電用駆動信号を生成する例を挙げているが、これに限られるものではない。放電駆動回路141、251の外部で放電用駆動信号を生成し、放電用駆動回路141、251に入力するようにしてもよい。外部から入力される放電用駆動信号に基づいて平滑コンデンサ11や高圧側平滑コンデンサ21を放電することができる。
さらに、第1及び第2実施形態では、ダイオード回路161、271が2つのダイオード161a、161b、ダイオード271a、271bによって構成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。直列接続された3つ以上のダイオードによって構成されていてもよい。個々のダイオードの逆耐圧電圧を抑えることができる。そのため、逆耐圧電圧の低いダイオードを用いることができ、コストを抑えることができる。
加えて、第1及び第2実施形態では、電力変換用駆動回路と放電用駆動回路を別々に設けた例を挙げているが、これに限られるものではない。電力変換用駆動回路を放電用駆動回路として用いてもよい。構成を簡素化することができる。
1、2、1’・・・モータ制御装置、10・・・インバータ回路、100〜102、100’・・・スイッチング回路、100a、100b・・・IGBT(複数のスイッチング素子)、101a、101b、102a、102b、100a’、100b’・・・IGBT、11、11’・・・平滑コンデンサ、120〜125、230、231・・・電力変換用駆動回路、13、24・・・電力変換用電源回路、130〜133、240、241・・・電源回路、140、141、250、251・・・放電用駆動回路(駆動回路)、140’、141’・・・放電用駆動回路、15、26・・・フォトカプラ、16、27、16’・・・放電用電源回路、160、270、160’・・・電源回路、161、271、161’・・・ダイオード回路、161a、161b、271a、271b・・・ダイオード(複数のダイオード)、161a’、161b’・・・ダイオード、161c、161d、271c、271d・・・抵抗、17、29・・・制御回路、20・・・コンバータ回路、200・・・スイッチング回路、200a、200b・・・IGBT(複数のスイッチング素子)、201・・・リアクトル、21・・・高圧側平滑コンデンサ(平滑コンデンサ)、22・・・低圧側平滑コンデンサ、272・・・電源用コンデンサ、28・・・インバータ装置、B1、B1’・・・高圧バッテリ(直流電源)、B2・・・低圧バッテリ(直流バッテリ)、M1、M2・・・3相交流モータ(電気機器)、R1、R2・・・リレー

Claims (7)

  1. 直列接続された複数のスイッチング素子からなるスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路に並列接続される平滑コンデンサと、
    前記スイッチング素子毎に設けられ、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、
    前記平滑コンデンサに蓄積された電荷によって、前記平滑コンデンサの放電時に前記スイッチング素子を駆動するための電圧を生成し、直列接続された複数の前記スイッチング素子のうち、最も低電位側の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に供給する電源回路と、最も低電位側の前記スイッチング素子以外の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路毎に設けられ、前記電源回路の出力電圧を、最も低電位側の前記スイッチング素子以外の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に供給する、前記電源回路から前記駆動回路に向けて順方向に直列接続される複数のダイオードからなるダイオード回路と、を有する放電用電源回路と、
    を備え、前記スイッチング回路によって電力を変換し、前記スイッチング回路によって前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する電力変換装置において、
    前記ダイオード回路は、複数の前記ダイオードにそれぞれ並列接続される抵抗を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 複数の前記ダイオードにそれぞれ並列接続される前記抵抗の抵抗値のばらつきが、所定範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 複数の前記ダイオードにそれぞれ並列接続される前記抵抗の抵抗値が、等しいことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 直列接続された複数のスイッチング素子からなるスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路に並列接続される平滑コンデンサと、
    前記スイッチング素子毎に設けられ、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、
    前記平滑コンデンサに蓄積された電荷によって、前記平滑コンデンサの放電時に前記スイッチング素子を駆動するための電圧を生成し、直列接続された複数の前記スイッチング素子のうち、最も低電位側の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に供給する電源回路と、最も低電位側の前記スイッチング素子以外の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路毎に設けられ、前記電源回路の出力電圧を、最も低電位側の前記スイッチング素子以外の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に供給する、前記電源回路から前記駆動回路に向けて順方向に直列接続される複数のダイオードからなるダイオード回路と、を有する放電用電源回路と、
    を備え、前記スイッチング回路によって電力を変換し、前記スイッチング回路によって前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する電力変換装置において、
    複数の前記ダイオードの逆耐圧電圧のばらつきが、所定範囲内であることを特徴とする
    電力変換装置。
  5. 複数の前記ダイオードの逆耐圧電圧が、等しいことを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記スイッチング回路は、直列接続された2つの前記スイッチング素子からなり、
    前記電源回路は、生成した電圧を、直列接続された2つの前記スイッチング素子のうち、低電位側の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に供給し、
    前記ダイオード回路は、前記電源回路の出力電圧を、直列接続された2つの前記スイッチング素子のうち、高電位側の前記スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に供給することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 車両に搭載され、直流電源の電力を変換して電気機器に供給することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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