JP2011243855A - 太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】キャリアの再結合を低減し光電変換効率をたかめる太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】p型半導体層を有する半導体基体1を備えた太陽電池素子10であって、前記p型半導体層は内部にSi−N結合を有しており、前記p型半導体層の上にパッシベーション層7が設けられている太陽電池素子10とする。また、p型半導体層を有する半導体基体1を準備する基体準備工程と、前記p型半導体層の表面を、窒素原子を含むガスを用いて形成されるプラズマに曝す表面処理工程と、前記プラズマに曝した前記p型半導体層の上にパッシベーション層7を形成する層形成工程とを有する太陽電池素子10の製造方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽電池素子および太陽電池素子の製造方法ならびに太陽電池素子を備えている太陽電池モジュールに関する。
シリコン基板を備えた太陽電池素子において、キャリアの再結合を低減するためにパッシベーション膜がシリコン基板の表面に設けられる。このパッシベーション膜の材料として窒化シリコン膜を用いることが研究されている。
しかしながら、導電型がp型のシリコン基板上に窒化シリコン膜を形成した場合、一般的な窒化シリコン膜は正の固定電荷を有しているので、シリコン基板と窒化シリコン膜との界面において少数キャリアが増大する方向にバンドが曲がる現象(バンドベンティング)が生じる。そのため、キャリアの再結合を十分に低減することができずに太陽電池素子の短絡電流および開放電圧が低下し、ひいては太陽電池素子の光電変換効率が低下する。
この課題を解決するために、窒化シリコン膜を形成する前に、窒素ガスを含む原料ガスを用いて形成されるプラズマによって、窒化シリコン膜が形成される表面の処理を行うことが開示されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2009−21358号公報
しかし、上記方法によって作製された太陽電池においては、発電効率に寄与するだけの改善が不十分であり、キャリアの再結合を低減して光電変換効率を高める太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュールが望まれている。
上記課題を解決するため、本発明の一形態に係る太陽電池素子は、p型半導体層を有する半導体基体を備えた太陽電池素子であって、前記p型半導体層は内部にSi−N結合を有しており、前記p型半導体層の上にパッシベーション層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の一形態に係る太陽電池素子の製造方法は、p型半導体層を有する半導体基体を準備する基体準備工程と、前記p型半導体層の表面を、窒素原子を含むガスを用いて形成されるプラズマに曝す表面処理工程と、前記プラズマに曝した前記p型半導体層の上にパッシベーション層を形成する層形成工程とを有することを特徴とする。
さらに、本発明の一形態に係る太陽電池モジュールは、上記太陽電池素子を備えていることを特徴とする。
上記の太陽電池素子およびその製造方法ならびに太陽電池モジュールによれば、バンドベンティングが低減されるため、キャリアの再結合を十分に低減することができ、太陽電池素子の短絡電流および開放電圧が向上して、ひいては光電変換効率を高めた太陽電池素子および太陽電池モジュールを提供できる。
本発明の一形態に係る太陽電池素子の一例を第1面側からみた平面模式図である。 本発明の一形態に係る太陽電池素子の一例を第2面側からみた平面模式図である。 本発明の一形態に係る太陽電池素子の一例を示す模式図であり、図1におけるA−A線で切断した断面図である。
以下、本発明の一形態に係る太陽電池素子およびその製造方法について図面を参照しつつ詳細に説明する。
<太陽電池素子の基本構成>
図1乃至図3に示すように、太陽電池素子10は、光が入射する受光面(図3における上面であり、以下では第1面という)10aとこの第1面10aの裏面に相当する非受光面(図3における下面であり、以下では第2面という)10bを有する。また、太陽電池素子10は、板状の半導体基体9(例えば、一導電型の半導体層である半導体基板1と、この半導体基板1における第1面10a側に設けられた逆導電型の半導体層である逆導電型層2とから構成される)と、半導体基体9における第1面10aの側(本実施形態では、逆導電型層2上)に設けられた反射防止層3と、第2面10b側に設けられた例えば正の固定電荷を有するパッシベーション層7とを備えている。
また、太陽電池素子10は、半導体基体9における第1面10a側に設けられた第1電極4と、半導体基体9における第2面10b側に設けられた第2電極5とを有する。
さらに、太陽電池素子10は、半導体基板1がp型の導電型を有する場合、半導体基板1における第2面10b側の表層内部にSi−N結合を有する表層内部領域8を備えている。
半導体基板1としては、例えば所定のドーパント元素(導電型制御用の不純物)を有して一導電型(例えば、p型)を呈する単結晶シリコン基板または多結晶シリコン基板等の結晶シリコン基板が好適に用いられる。半導体基板1の厚みは、例えば、250μm以下であるのが好ましく、150μm以下とするのがさらに好ましい。半導体基板1の形状は、特に限定されるものではないが、図示されているように、四角形状であれば製法上および多数の太陽電池素子を配列して太陽電池モジュールを構成する際等の観点から好適である。なお、半導体基体9としては、結晶質シリコン系以外の半導体を用いてもよく、例えば薄膜シリコン(アモルファスシリコン、微結晶シリコン)またはシリコンゲルマニウム等の半導体材料が使用可能である。ただし、半導体基体9として結晶質シリコンを用いると作製が容易であり、製造コストおよび光電変換効率等の点でも好適である。
また、パッシベーション層7は、窒化シリコンまたは酸化シリコン等が使用可能であるが、特に窒化シリコンを用いると窒化シリコンを形成する際に生じる水素によって半導体基板が水素パッシベーションされる点で好適である。
<太陽電池素子の具体例>
以下、太陽電池素子についてより具体的な例について説明する。p型の導電型を呈する結晶シリコン基板を用いた例を説明する。半導体基体9を構成する結晶シリコン基板からなる半導体基板1がp型を呈するようにする場合、ドーパント元素としては、例えば、ボロンあるいはガリウムを用いるのが好適である。
半導体基体9を構成する逆導電型層2は、半導体基板1と逆の導電型を呈する層であり、半導体基板1における第1面10a側に設けられている。すなわち、逆導電型層2は半導体基体9の表層内に形成されている。半導体基板1としてp型の導電型を呈するシリコン基板を使用する場合であれば、逆導電型層2はn型の導電型を呈するように形成される。一方、半導体基板1としてn型の導電型を呈するシリコン基板を使用する場合であれば、逆導電型層2は、p型の導電型を呈するように形成される。また、p型の導電型の領域とn型の導電型の領域との間には、pn接合部が形成される。このような逆導電型層2は、半導体基板1がp型の導電型を呈するシリコン基板であれば、例えば、このシリコン基板1における第1面10a側にリン等の不純物を拡散させることによって形成できる。
反射防止層3は、所望の波長領域の光の反射率を低減させて、光生成キャリア量を増大させる役割を果たし、太陽電池素子10の光電流密度Jscを向上させることができる。反射防止層3は、例えば窒化シリコン膜、酸化チタン膜、酸化シリコン膜、酸化マグネシウム膜、酸化インジウムスズ膜、酸化スズ膜または酸化亜鉛膜などからなる。その厚みは、材料によって適宜選択されて、適当な入射光に対して無反射条件を実現できるようにする。シリコンからなる半導体基板1においては、屈折率は1.8〜2.3程度、厚み500〜1200Å程度が好ましい。また、反射防止層3が窒化シリコン膜からなる場合、パッシベーション効果も有することができるので好適である。
パッシベーション層7は例えば窒化シリコンからなり、半導体基板1における第2面10b側に形成され、キャリアの再結合を低減する役割を有するものである。パッシベーション層7の厚みは、100〜2000Å程度に形成すればよい。
BSF(裏面電界)領域6は半導体基板1における第2面10bの近傍でキャリアの再結合による効率の低下を低減させる役割を有しており、半導体基板1における第2面10b側に内部電界を形成するものである。BSF領域6は半導体基板1と同一の導電型を呈しているが、半導体基板1が含有する多数キャリアの濃度よりも高い濃度を有している。ここで、「高濃度」とは、半導体基板1において一導電型を呈するためにドープされてなるドーパント元素によるキャリア濃度よりも高い濃度で存在することを意味する。BSF領域6は、半導体基板1がp型を呈するのであれば、例えば、第2面10b側にボロンまたはアルミニウムなどのドーパント元素を拡散させることによって、これらドーパント元素の濃度が1×1018〜5×1021atoms/cm程度となるように形成されるのが好適である。BSF領域6は、少なくともパッシベーション層7の面積に対して0.1〜10%程度の領域に形成されるのが好適である。
第1電極4は、図1に示すように、第1出力取出電極4aと、複数の線状の第1集電電極4bとを有する。第1出力取出電極4aの少なくとも一部は、第1集電電極4bと交差している。この第1出力取出電極4aは、例えば、1.3〜2.5mm程度の幅を有している。一方、第1集電電極4bは、線状を成しており、その幅が50〜200μm程度であるため、第1出力取出電極4aよりも幅が小さい。また、第1集電電極4bは、互いに1.5〜3mm程度の間隔を空けて複数設けられている。また、このような第1電極4の厚みは、10〜40μm程度である。上述のような第1電極4は、例えば銀のような導電性金属をスクリーン印刷等により所望の形状に塗布した後、焼成することによって形成することができる。
第2電極5の厚みは1〜10μm程度であり、半導体基板1における第2面10b側の略全面に形成される。この第2電極5は、例えば銀またはアルミニウムを主成分とする金属ペーストを塗布・焼成する、スパッタまたは蒸着製膜することによって形成することができる。第2電極5はBSF領域6より半導体基板1とコンタクトを有する。
表層内部領域8は、厚みが2〜10nm程度であり、半導体基板1における第2面10b側の表層内部にSi−N結合を有している。窒化シリコン膜からなるパッシベーション層7がp型の導電型を有する半導体基板1上に形成された場合であっても、上述の構造を有することによりバンドベンティングが低減されるため、再結合を十分に低減することができ、太陽電池素子の短絡電流および開放電圧が向上する。特に、正の固定電荷を有するパッシべーション層7を用いる際には、Si−N結合を有する表層内部領域8を設けることによってバンドベンティングの影響を低減できる。これは、Si−N結合の存在によりSi界面において、伝導帯から深さ0.2〜0.5eV程度、中でも特に0.4eV近傍のトラップ準位密度が低減し、且つパッシベーション膜7の成長初期層における欠陥密度が低減されることにより、同部での界面準位密度および固定電荷密度が低減するためである。このとき、界面準位密度は5×1011cm/eV以下、好ましくは1×1011cm/eV以下とすることが好ましい。
<太陽電池素子の製造方法>
本実施形態の太陽電池素子の基本的な製造方法について簡単に説明する。本実施形態では、少なくとも以下の工程を順次行うものとする。まず、p型半導体層である半導体基板1を有する半導体基体を準備する基体準備工程を行う。次に、半導体基板1の表面を、窒素原子を含むガスを用いて形成されるプラズマに曝す表面処理工程を行う。そして、プラズマに曝した半導体基板1の上にパッシベーション層7を形成する層形成工程を行う。
次に、太陽電池素子10の製造方法の具体例について説明する。
まず、半導体基体9の基体準備工程について説明する。半導体基体9を主に構成する半導体基板1が単結晶シリコン基板の場合は、例えば引き上げ法などによって形成され、半導体基板1が多結晶シリコン基板の場合は、例えば鋳造法などによって形成される。なお、以下では、p型の多結晶シリコンを用いた例によって説明する。
最初に、例えば鋳造法により多結晶シリコンのインゴットを作製する。次いで、そのインゴットを例えば、250μm以下の厚みにスライスする。その後、半導体基板1の切断面の機械的ダメージ層および汚染層を清浄化するために、表面をNaOH、KOH、フッ酸またはフッ硝酸などでごく微量エッチングするのが望ましい。なお、このエッチング工程後に、ウェットエッチング方法を用いて、半導体基板1の表面に微小な凹凸構造を形成するのがさらに望ましい。また、ウェットエッチングの条件により、前述のダメージ層除去工程を省略することも可能である。
次に、半導体基板1における第1面10a側の表層内にn型の逆導電型層2を形成する。このような逆導電型層2は、ペースト状態にしたPを半導体基板1の表面に塗布して熱拡散させる塗布熱拡散法、ガス状態にしたPOCl(オキシ塩化リン)を拡散源とした気相熱拡散法、およびリンイオンを直接拡散させるイオン打ち込み法などによって形成される。この逆導電型層2は0.2〜2μm程度の深さ、40〜150Ω/□程度のシート抵抗に形成される。なお、逆導電型層2の形成方法は上記方法に限定されるものではなく、例えば薄膜技術を用いて、水素化アモルファスシリコン膜または微結晶シリコン膜を含む結晶質シリコン膜などを形成してもよい。さらに、半導体基板1と逆導電型層2との間にi型シリコン領域を形成してもよい。
次に、第2面10b側に逆導電型層2が形成された場合には、第2面10b側のみをエッチングして除去し、p型の導電型領域を露出させる。例えば、フッ酸溶液に半導体基板1における第2面10b側のみを浸して逆導電型層2を除去する。その後に、逆導電型層2を形成する際に半導体基板1の表面に付着した燐ガラスをエッチングして除去する。このように、燐ガラスを残存させて第2面10b側に形成された逆導電型層2を除去することにより、燐ガラスがエッチングマスクの役割を果たし、第1面10a側の逆導電型層2が除去されたり、ダメージを受けるのを低減することができる。また、予め第2面10b側に拡散マスクを形成しておき、気相熱拡散法等により逆導電型層2を形成し、続いて拡散マスクを除去するプロセスによっても、同様の構造を形成することが可能である。
以上により、p型半導体層を有する半導体基板1と逆導電型層2とを備えた半導体基体9を準備することができる。
次に、反射防止層3を形成する。反射防止層3は、例えば、PECVD(plasma enhanced chemical vapor deposition)法、蒸着法、スパッタ法などを用いて形成される。例えば、窒化シリコン膜からなる反射防止層3をPECVD法で形成する場合であれば、反応室内を500℃程度としてシラン(SiH)とアンモニア(NH)との混合ガスを窒素(N)で希釈し、グロー放電分解でプラズマ化させて堆積させることで反射防止層3が形成される。
次に、半導体基板1における第2面10b側の表層内にSi−N結合を有する表層内部領域8が形成される。この際、窒素原子を含むガス、例えば、一酸化窒素、二酸化窒素、アンモニアおよび/または窒素等からなるガスを用いて形成されるプラズマに半導体基板1の表面を曝すことにより半導体基板1における第2面10b側を表面処理することによって、上記ガスの分解により生成された窒素原子が半導体基板1の内部に打ち込まれて、Si−N結合を有する表層内部領域8が形成される。
また、上記ガスのうち窒素を用いることによりSi−N結合が形成されやすいため好ましい。
上記ガスは水素をさらに含むことが好ましい。なぜなら、水素を含むことによって、水素ラジカルによりSi−Si結合が切断され、切れたボンドの部位に窒素原子が結合することによりSi−N結合の形成速度が向上するからである。
上述のプラズマによる表面処理工程は、例えば、窒素の流量を20〜200sccm、基板温度を150〜300℃、ガス圧力を10〜100Pa、プラズマ励起周波数を13.56〜27.12MHz、プラズマパワー密度を0.3〜10W/cm、処理時間を10〜120分と設定した条件下で行われる。また、水素ガスを含む場合には、窒素と水素の流量比を1:2〜3:1の範囲内にすればよい。プラズマパワー密度が小さい場合には、窒素原子がシリコン基板1の内部に打ち込まれず、Si−N結合を有する表面内部領域8が形成されないが、プラズマパワー密度を大きくすることによって、窒素原子がシリコン基板1の内部に打ち込まれて、Si−N結合を有する表面内部領域8が形成される。
次に、窒化シリコン膜からなるパッシベーション層7を形成する層形成工程を行う。パッシベーション層は、PECVD法またはスパッタ法などを用いて形成される。例えば、PECVD法で形成する場合であれば、シラン(SiH)10〜200sccmとアンモニア(NH)10〜500sccmとの混合ガスを用いる。この際、基板温度を200〜500℃、ガス圧力を5〜300Pa、プラズマ励起周波数を13.56〜40.68MHz、プラズマパワー密度を0.002〜1W/cmの条件によりグロー放電分解でプラズマ化させて堆積させることでパッシベーション層7が形成される。
次に、第1電極4(第1出力取出電極4a、第1集電電極4b)と第2電極5(第1層5a、第2層5b)とを以下のようにして形成する。
第1電極4は、例えば銀(Ag)等からなる金属粉末と、有機ビヒクルとガラスフリットとを含有する銀ペーストを用いて作製される。この銀ペーストを、半導体基板1の第1面に塗布し、その後、最高温度600〜850℃で数十秒〜数十分程度焼成することにより、ファイヤースルー法によって反射防止層3を突き破り逆導電型層2上に第1電極4が電気的にコンタクトされる。上記塗布法としてはスクリーン印刷法などを用いることができ、好ましくは塗布後、所定の温度で溶剤を蒸散させて乾燥させる。
次に、BSF領域6について説明する。まず、パッシベーション層7の開口部を形成する。例えば、200μm〜1mmの間隔でポイント状にサンドブラスト法、メカニカルスクライブ法、ケミカルエッチング法またはレーザー法などを用いてパッシベーション層7を除去すればよい。または、マスク等を用いて所定の形状となるようにパッシベーション層7が形成されてもよい。そして、例えばアルミニウム(Al)粉末と、有機ビヒクルとを含有するアルミニウムペーストを用いて作製される。このペーストを、パッシベーション層7の開口部内に塗布する。この塗布法としては、スクリーン印刷法などを用いることができる。このようにペーストを塗布した後、所定の温度で溶剤を蒸散させて乾燥させる方が、作業時にペーストがその他の部分に付着しにくいという観点から好ましい。
そして、半導体基板1を焼成炉内にて最高温度が600〜850℃で数十秒〜数十分程度焼成することにより、BSF領域6が半導体基板1の第2面10b側に形成され、第2電極5の第1層5aとなるアルミニウム層が形成される。
次に、第2電極5の第2層5bは、例えば銀またはアルミニウムなどの高反射率金属をスパッタまたは蒸着等の真空製膜法にて形成する。また、同金属層をシード層としてメッキ等の厚膜化方法を追加することで低抵抗化を図ることができる。
以上のようにして、太陽電池素子10を作製することができる。
なお、本発明は上記形態に限定されるものではなく、多くの修正および変更を加えることができる。上記説明においては、予めパッシベーション層7の開口部が形成されたが、ガラスフリットを含有したアルミニウムペーストをパッシベーション層7の上に直接、所定領域に形成し、高温の熱処理を行うファイヤースルー法により、パッシベーション層7を突き破り、半導体基板1にBSF領域6が形成され、その上に第1層5aが形成される。なお、ガラスフリットを含有したアルミニウムペーストをポイント状に形成した場合には、上記ペーストと接続するように、ファイヤースルー法が可能ではないアルミニウムペーストまたは銀ペースト等の金属ペーストを第2面10b側のほぼ全面に塗布し、焼成することにより、パッシベーション層7上に第2層5bを形成することができる。
さらには、パッシベーション層7の上に印刷法、スパッタ法または蒸着法などでアルミニウム層を形成し、該アルミニウム層の局所にレーザー光を照射して溶融させることで該アルミニウム成分をパッシベーション層7に貫通させて半導体基板1と接触・反応させてBSF領域6を形成することができる(いわゆるレーザー焼成(溶融)コンタクト法:LFC法)。このとき、形成するBSF領域6は200μm〜1mmの間隔でポイント状に形成することが好ましく、また、上記方法で形成されたアルミニウム層は第2電極5として利用される。
また、パッシベーション層7を形成する前にBSF領域6を形成してもよく、所定領域にボロンまたはアルミニウムを拡散すればよい。ボロンは三臭化ボロン(BBr)を拡散源とした熱拡散法を用いて温度800〜1100℃程度で加熱することによって拡散される。また、例えば薄膜技術を用いて、水素化アモルファスシリコン膜、または微結晶シリコン膜を含む結晶質シリコン膜などを形成してもよい。さらに、半導体基板1とBSF領域6との間にi型シリコン領域を形成してもよい。
また、反射防止層3とパッシベーション層7を形成する順序は、上記説明した順序と逆であっても構わない。また、反射防止層3およびパッシベーション層7を形成する前に、半導体基板1を洗浄することが好ましく、フッ酸処理、RCA洗浄(米国RCA社が開発した洗浄法であり、高温・高濃度の硫酸・過酸化水素水、希フッ酸(室温)、アンモニア水・過酸化水素水、または、塩酸・過酸化水素水などによる洗浄方法)の後にフッ酸処理、またはSPM(Sulfuric Acid/Hydrogen Peroxide/Water Mixture)洗浄後にフッ酸処理を行うことにより洗浄することができる。
また、BSF領域6と低抵抗金属電極を梯子状の形状にて形成する場合であっても、ラミネート時に裏面に高反射率のバックシートを用いることで、高機能の裏面反射構造を実現することが可能である。
また、パッシベーション層7形成後の任意の工程において、水素を含んだガスでアニール処理を行うことで、更に裏面の再結合速度を低下させることが可能である。
また、反射防止層3が窒化シリコン膜からなり、n型の導電型を有する半導体基板1を用いて太陽電池素子を作製する場合には、逆導電型層2がp型を有するため、第1面10a側にSi−N結合を有する表層内部領域8を形成した後、反射防止層3を形成することにより本実施形態の効果を期待することができる。
なお、本実施形態の太陽電池素子では、半導体基体として半導体基板を用いて作製した例を説明したが、半導体基体は板状に限定されるものではなく、例えばボールソーラー等の太陽電池において、球状等の板状でない半導体基体に対しても適用可能である。
<太陽電池モジュール>
本実施形態の太陽電池モジュールは、例えば、ガラス、樹脂または金属等の支持基板上に、1つの太陽電池素子10、または、導体により電気的に直列接続させた複数の太陽電池素子10を、耐湿性に優れた例えばEVA(Ethylene Vinyl Acetate)等の充填材にて封止した構成とすることが可能である。この場合、金属または樹脂等の枠体を支持基板の周囲に設けてもよい。
以下に、より具体的な実施例について説明する。
まず、半導体基板として、厚さが200μmの多結晶シリコン基板を多数用意した。これらの多結晶シリコン基板は、あらかじめp型の導電型を呈するようにボロンがドープされてなる。
用意したそれぞれの多結晶シリコン基板の第1面10a側に、RIE法を用いて図3に示すような凹凸構造9aを形成した。次に、リン原子を拡散させて、シート抵抗が90Ω/□程度となるn型の逆導電型層2を形成した。なお、第2面10b側に形成された逆導電型層2はフッ酸で除去し、その後、逆導電型層2上に残った燐ガラスをフッ酸で除去した。次に、第1面10a側にはプラズマCVD法により窒化シリコン膜からなる反射防止層3を形成し、第2面10b側にはプラズマCVD法により窒化シリコン膜からなるパッシベーション層7を形成した。
そして、第1面10a側には銀ペーストを図1に示すような形状に塗布し、第2面10b側にアルミニウムペーストを500μmの間隔でドットパターンにて塗布し、焼成することにより第1電極4とBSF領域6を形成した。なお、第1電極4とBSF領域6はファイヤースルー法により、半導体基板1とコンタクトをとっている。
最後に第2電極5として、アルミニウムを第2面10b側の略全面に蒸着法にて10μmの厚さに形成した。
比較例2,3および実施例1〜5においては、第2面10b側にパッシベーション層7を形成する前に、窒素と水素を含むガスを用いて形成されるプラズマで第2面10b側を表面処理した。このとき、プラズマ処理は窒素の流量を100sccm、水素の流量を100sccm、基板温度を200℃、ガス圧力を40Pa、プラズマ励起周波数を13.56MHz、プラズマパワー密度を0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.8、1.0W/cm、処理時間を20分間の条件下で行った。
比較例1においては、上記プラズマ処理を行わずに第2面10b側にパッシベーション層7を形成した。
上記実施例および比較例のそれぞれについて、太陽電池素子出力特性(短絡電流Isc,開放電圧Voc,曲線因子FF,光電変換効率)を測定し評価した。なお、これらの特性の測定はJIS C 8913に基づいて、AM1.5、100mW/cmの照射の条件下にて測定した。
また、第2電極5とパッシベーション層7を除去した第2面10b側をX線光電子分光分析装置(XPS:PHI社製Quantera SXM装置)を用いて半導体基板1の深さ方向において分析し、、Si−N結合の有無を評価した。
また、ICTS法を用いて界面準位密度N(E)は、以下の式に基づいて求めた。
N(E):エネルギーEにおける界面準位密度、E,E:伝導帯と価電子帯端のエネルギー値。F(E,φ)は、界面におけるFermi関数であり、
F(E,φ)=1/[1+exp(E−qφ−E)/kT]
で与えられる。
ここで、q:電気素量、φ:表面ポテンシャル、E:フェルミエネルギー、e(E),e(E):エネルギーEにおける電子と正孔の放出率であり、次式の数1で与えられる。
Figure 2011243855
,N:伝導帯、価電子帯の実効状態密度、σ(E),σ(E):電子正孔の捕獲断面積、vth:電子、正孔の熱速度、k:ボルツマン定数、T:温度、式数2とおき式数3を求める。
Figure 2011243855
Figure 2011243855
バンドギャップの上半分に着目すればe(E)>>e(E)であるので、e(E)は上記の式では無視した。
(E)texp[−e(E)t]は、e(E)t=1の時に、極大値をとるので式数4と近似する。
Figure 2011243855
この関係を用いると、上記式は式数5のように簡単になる。
Figure 2011243855
(E)t=1の関係からE−E=kTln[Nσ(E)vtht]となる。
パルス電圧の印加時に界面準位が全て電子により満たされるとすれば、
F(E,φ(0))=1
と考えてよい。
また、E−E=kTln(N/N)の関係を用いて、式数6と表されるので、界面準位密度N(E)は次のように求まる。
Figure 2011243855
ここで、式数7とおき、S(t)をICTS信号と定義する。結果としてN(E)を式数8から求めることができる。なお、ε:半導体の誘電率、N:基板のドナー濃度、C0x:単位面積当たりのパッシベーション層の容量、t:時間、Φ:表面ポテンシャル
Figure 2011243855
Figure 2011243855
N(E)の中の最小の値を界面準位密度として、その値を表1に示す。
Figure 2011243855
実施例1〜5におけるシリコン基板の第2面10b側の表層内部にはSi−N結合の存在を確認した。一方、比較例1〜3においては、Si−N結合の存在が確認できなかった。しかも、比較例1〜3に比べて実施例1〜5は出力特性が高いことが確認できた。特に、プラズマパワー密度が適度である実施例4,5においては高い光電変換効率を実現することができた。
1 :半導体基板(p型半導体層)
2 :逆導電型層
3 :反射防止層
4 :第1電極
4a :第1出力取出電極
4b :第1集電電極
5 :第2電極
5a:第1層
5b:第2層
6 :BSF領域
7 :パッシベーション層
8 :表層内部領域
10 :太陽電池素子
10a:第1面
10b:第2面

Claims (6)

  1. p型半導体層を有する半導体基体を備えた太陽電池素子であって、
    前記p型半導体層は内部にSi−N結合を有しており、
    前記p型半導体層の上にパッシベーション層が設けられていることを特徴とする太陽電池素子。
  2. 前記p型半導体層は結晶質シリコンからなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池素子。
  3. 前記p型半導体層と前記パッシベーション層との界面における界面準位密度が、5×1011cm/eV以下であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池素子。
  4. p型半導体層を有する半導体基体を準備する基体準備工程と、
    前記p型半導体層の表面を、窒素原子を含むガスを用いて形成されるプラズマに曝す表面処理工程と、
    前記プラズマに曝した前記p型半導体層の上にパッシベーション層を形成する層形成工程とを有することを特徴とする太陽電池素子の製造方法。
  5. 前記ガスは水素をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の太陽電池素子の製造方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池素子を備えていることを特徴とする太陽電池モジュール。
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