JP2011243626A - 半導体モジュールとその製造方法 - Google Patents

半導体モジュールとその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011243626A
JP2011243626A JP2010112040A JP2010112040A JP2011243626A JP 2011243626 A JP2011243626 A JP 2011243626A JP 2010112040 A JP2010112040 A JP 2010112040A JP 2010112040 A JP2010112040 A JP 2010112040A JP 2011243626 A JP2011243626 A JP 2011243626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
main electrode
resin
mold
semiconductor module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010112040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5566181B2 (ja
Inventor
Yasushi Nakajima
泰 中島
Kenjiro Nagao
健二郎 長尾
Tatsuya Fukase
達也 深瀬
Shuichi Tamura
修一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010112040A priority Critical patent/JP5566181B2/ja
Publication of JP2011243626A publication Critical patent/JP2011243626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5566181B2 publication Critical patent/JP5566181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/44Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/45Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/45001Core members of the connector
    • H01L2224/45099Material
    • H01L2224/451Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof
    • H01L2224/45117Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 400°C and less than 950°C
    • H01L2224/45124Aluminium (Al) as principal constituent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/484Connecting portions
    • H01L2224/4847Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a wedge bond
    • H01L2224/48472Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a wedge bond the other connecting portion not on the bonding area also being a wedge bond, i.e. wedge-to-wedge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/30107Inductance

Abstract

【課題】樹脂モールドされた半導体モジュールの小型化、低インダクタンス化は、回路を構成する半導体素子や電子部品を搭載する導電性板のパターンの構成具合が支配的であり、このパターン形成をコスト上昇を伴わない構成の半導体モジュールを提供する。
【解決手段】片端が半導体素子に接続された端部が外部につながる第1の主電極2aおよび第3の主電極2cと、この第1、第3の主電極2a、2cに片端が接続された端が外部につながる第2の主電極2bとが設けられるとともに樹脂モールドされており、第3の主電極2cが第1の主電極2aの上部にクリアランスCを介して重なるように配置されており、樹脂モールド9の外に突出する第1、第3の主電極2a、2cの他端部が横に並ぶように配置されるとともに、第1の主電極2aの上面と第3の主電極2cの下面とが樹脂モールド9のパーティングライン9aと同一面となるよう設けられている。
【選択図】図3

Description

この発明は、半導体モジュールとその製造方法に関するものであり、特に、大電流用のパワー半導体素子と電子部品とを一体化した半導体モジュールとその半導体モジュールの製造方法に係るものである。
従来の樹脂封止型回路装置として、複数の回路素子を支持する導電性支持板と、前記回路素子と導電性支持板とを電気的に接続する接続用導体板と、この接続用導体板の突起と前記回路素子とを接続する内部リード細線と、これらを被覆する樹脂封止体を有した技術が示されている(例えば、特許文献1)。
特許2601228号公報
大電流用のパワー半導体モジュールについてもその用途が拡大するにつれ、小型化および低価格化の強い要請がある。
このような要請に対して、上記特許文献1に示された技術で対応しようとすると、次のような問題点がある。
1.装置の小型化は一般に知られているように、デザインルールの微細化、つまりパターン幅の微細化で対応可能である。ここで前記特許文献1の導電性支持板と回路素子とを接続する接続用導体板は、1枚のリードフレーム板の打ち抜き加工によって製作される。その打ち抜き加工の精度はリードフレームの板厚に依存し、前記支持板や導体板の最小幅や、打ち抜く溝の幅の最小値がリードフレームの板厚とほぼ同程度しかとりえないという加工上の限界であるという事実があり、板厚以下の支持板や導体板の寸法幅とすると、通電路の断面積が所望の値よりも小さくなるという不具合が発生し、パターン微細化にも上限ある。そこで小型化の要請に対して打ち抜く加工に代替して、例えば化学的、物理的エッチング加工等の採用が考えられるが、生産性上、コスト上、現時点においては到底実現可能な加工法ではない。従って前記特許文献1に示された技術でもって、パワー半導体モジュールの小型化を図ることは困難である。
2.小型化を図るにはパワー半導体モジュールの低耐電圧化が必須である。これは、例えば耐電圧を倍にすると、必要素子面積が約倍必要となるためである。それには回路のインダクタンスの低減化によるサージ電圧の低減化、つまり通電路である支持板や導体板の幅の縮小化による不必要な高耐電圧化の回避が必要だが、特許文献1の技術では前述した理由により対応可能なものではない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、従前の打ち抜き加工によるパターンを有してもコスト向上を抑制し、小型で、低インダクタンス化してサージ電圧を低減したパワー半導体モジュールとその製造方法を提供するのを目的とする。
第1の発明に係る半導体モジュールは片端部が半導体素子に接続されるとともに、他端部が外部につながる第1および第3の主電極と、この第1、第3の主電極に接続され、外部につながる第2の主電極とが設けられているとともに、半導体素子、第1〜第3の主電極は樹脂モールドされており、第3の主電極は第1の主電極の上部で重なる方向で所定のクリアランスを介して配置されるとともに、樹脂モールドの外に突出する第1および第3の主電極の他端部が、横に並ぶように配置されるとともに、他端部における第1の主電極の上面と第3の主電極の下面とが、樹脂モールドのパーティングラインと同一面となるよう設けられているものである。
第2の発明に係る半導体モジュールは次のステップを有して製造されるものである。
ステップ1.導電性薄板を打ち抜きによって、第1、第2の主電極と制御電極ならびに支持部がパターニングされた第1のフレーム、および第3の主電極ならびに支持部がパターニングされた第2のフレームを形成するステップ。
ステップ2.第1のフレームの第1、第2の主電極上に半導体素子を含む所要の電子部品を搭載し、この電子部品と第1、第2の主電極および制御電極とをワイヤボンディングするステップ。
ステップ3.第1のフレームの第1の主電極の上部で第2のフレームの第3の主電極を重なる方向で、所定のクリアランスを介して設置するとともに接続部で接続して一体化、および電子部品と第3の主電極とをワイヤボンディングするステップ。
ステップ4.第1、第2のフレームを樹脂モールドするための上型、下型を準備するステップであって、下型には第1のフレームのパターンに対応して収納可能な溝が設けられているとともに、下型の端部において、第1のフレームのパターンにおける外部につながる他端部と同じ幅寸法で、かつ第1のフレームのパターン厚さと同じ寸法の深さを有する溝が設けられており、上型にも、第2のフレームのパターンに対応して収納可能な溝が設けられているとともに、上型の端部において、第2のフレームのパターンにおける外部につながる他端部と同じ幅寸法で、かつ第2のフレームのパターンの厚さと同じ寸法の深さを有する溝が設けられており、これら樹脂モールド用の型のうち、下型を成型装置にセットするステップ。
ステップ5.下型に一体化された第1、第2のフレームを設置後、下型の端部と上型の端部とが一致するよう装着後、樹脂をモールドするステップ。
ステップ6.モールド後、パワー半導体製品として不要な第1、第2のフレームの接続部および支持部を除去し、半導体モジュール製品として仕上げるステップ。
第1の発明は、従前より採用している導電性板の打ち抜き加工によるパターンを有するのにもかかわらず、前記のような新規な構成を採用しているので、半導体モジュールのインダクタンスを低下させ、それに伴うサージ電圧の抑制化も可能となり、結果として小型化された半導体モジュールを提供することが可能となる。また、前記第1、第2の主電極の他端部の構成を採用しているので、製造時における金型の損傷が低減され、金型が長寿命化するという効果がある。
第2の発明に係る製造方法を採用した半導体モジュールは、第1、第2のフレームを金型に設置時や樹脂モールド時に発生する応力を緩和することができ、内部回路の断線等が防止可能となり、安定した品質を提供できるという効果がある。
実施の形態1による第1〜第3の主電極他を示す第1、第2のフレームの平面図である。 実施の形態1による第1のフレームに第2のフレームを重ねた状態を示す平面図である。 実施の形態1によるパワー半導体モジュールの樹脂モールドを示す図である。 実施の形態1による第1のフレームと第2のフレームの接続を示す図である。 実施の形態1による樹脂モールドのパーティングラインを示す図である。 実施の形態2による第1のフレームと第2のフレームの接続を示す図である。 実施の形態2による第1のフレームと第2のフレームの接続を示す図である。 実施の形態2による第1のフレームと第2のフレームの接続を示す図である。 実施の形態2による第1のフレームと第2のフレームの接続を示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1による例えば、3相インバータシステムにおける1相分のブリッジ回路部分としてのパワー半導体モジュールの第1、第2の主電極2a、2b他の製造過程における配置を示す平面図である。説明を製造工程を追って行う。
図1(a)において、例えば0.5mm〜1mm厚さの導電性薄板である銅板を打ち抜き加工によって第1の主電極2a、ダイ搭載領域8を有する第2の主電極2b、複数の制御電極4及びこれらを後工程の樹脂モールド後まで仮に支持するための支持部5等のパターンを有する第1のフレーム1aを形成する。
図1(b)においても同様に、打ち抜き加工により第3の主電極2cのパターンを有する第2のフレーム1bを形成する。次工程において、図1(a)に示すように第1の主電極2aおよびダイ搭載領域8には電子部品であるパワー半導体素子3がそれぞれ搭載され、また第2の主電極2b上には、例えばコンデンサ等の電子部品7が接続され、さらに所要の電気回路を形成するようアルミワイヤ6で配線される。またさらに、パワー半導体モジュール3としては、ゲート動作用他の配線が必要であり、複数の制御電極4や電子部品7との間も、例えばアルミワイヤ6で接続(ワイヤボンディング)される。
なお、図1(a)、図1(b)に示す第1〜第3の主電極2a、2b、2cおよび制御電極4の後工程で示す樹脂モールド9から突出した部分は外部電極となる。また、図1(a)に示す第1の主電極2aには外部につながる他端部2a−1が、図1(b)に示す第3の主電極2cには外部につながる他端部2c−1を有する。
次の工程において、図2に前述した第1のフレーム1aの上部に重なる方向でフレーム1bとを所定のクリアランスCを設けた状態で、重ねて位置決め固定を行うとともに、アルミワイヤ6でダイ搭載領域8のパワー半導体モジュール3と第3の主電極2cとが接続される。さらには後述する図4の接続部11にて第1のフレーム1a、第2のフレーム1bははんだ付けにより一体化される。上記クリアランスCを図4に示している。
次に、図3に示すように一体化された第1のフレーム1a、第2のフレーム1bとを金型に装着し、例えばエポキシ系樹脂を用いてモールドし樹脂モールド9を形成する。
図3(a)は、樹脂モールド9の封止領域を示す平面図であり、図3(b)はパワー半導体モジュール20として完成した状態における概略斜視図であり、図1で示した制御電極4は垂直方向に折り曲げられた状態を示している。この場合、パワー半導体モジュール20の外部電極をなす第1の主電極2a、第2の主電極2b、第3の主電極2cおよび制御電極4やそれらにつながる電子部品7等を残し、例えば支持部5や後述する接続部11を含むパワー半導体製品として不要な部分の第1のフレーム1a、第2のフレーム1bは切断除去されている。
このようにこの実施の形態1によるパワー半導体モジュール20は、第1の主電極2a(P)上に第3の主電極2c(N)を所定のクリアランスCを設けて重ねて配置し、立体的な配線を行っている構成を採用しているので、これら第1の主電極2a(P)と第3の主電極2c(N)間のインダクタンスが低減されるとともに、立体的な配線であるので、パワー半導体モジュール20の小型化が可能となる。さらに第1のフレーム1a、第2のフレーム1bを従前の加工法である打ち抜きにより加工しているので、コスト高の要因とはならないという効果がある。
次に、図2で示した第1のフレーム1aと第2のフレーム1bの一体化方法について詳述する。図4は、第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとを重なる方向で所定のクリアランスCを設けて重ねて配置した状態を示す側面図であり、前述した図2の第1の主電極2a、ダイ搭載領域8を含む第3の主電極2cの部分のみを示す。
図4において、第3の主電極2cにはストレスリリーフ部10が設けられており、前記第1の主電極2aと第3の主電極2cとは図3で示した樹脂モールド9の封止部領域外の接続部11ではんだ接合されるとともにアルミワイヤ6で接続されており、その結果第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとは一体化される。ストレスリリーフ部10を設ける理由は、樹脂を封止時に、モールド金型内に前記一体化された第1、第2のフレーム1a、1bを設置したとき、約180℃に加熱されるときの熱応力を緩和し、第1のフレーム1aと第2のフレーム1bに反りが発生するのを防止するためや、さらには後述するモールド用の金型を用いて樹脂を封止する際、第1のフレーム1a、第2のフレーム1bの寸法精度が十分に得られてないような状態が発生していたとしても、モールド用の金型を閉じたときに、不必要に第1のフレーム1a、第2のフレーム1bを押し上げ、押し下げるような力をストレスリリーフ部10で吸収することができ、アルミワイヤ6やその接続部などの断線発生を防止できる。
図4では、第3の主電極2cにストレスリリーフ部10を設ける例を示したがこれに限らず第1の主電極2aに設けてもよい。このようにストレスリリーフ部10を設ける構成を採用すると、第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとは必ずしも同じ材質や厚さである必要はない。異材質の場合は、線膨張係数の差により、反りが発生しやすくなるがストレスリリーフ部10により反りを最小限化可能となる。従って、例えば制御電極4が設けられる第1のフレーム1aのフレーム厚さを薄くすると、プレス加工時の制約である抜き幅を小さくできるため、複数の制御電極4間をよりコンパクトにすることができて第1のフレーム1aの面積を少なくすることも可能である。
図5に、図3(b)で示した概略斜視図の第1の主電極2a(P)、第3の主電極2c(N)の方向から見たモールド時のモールド用の金型の上、下別れ面が転写されたパーティングライン9aと、第1の主電極2a(P)、第3の主電極2c(N)の位置関係を示す。図示省略した金型の下型には、図1(a)に示したパターンに対応して第1のフレーム1aが収納可能な溝が形成され、また外部電極に相当する個所の下型端部には第1の主電極2aの幅、例えば8mmと厚さ、例えば0.7mmに対応した溝が、金型の上型との合わせ面(モールド時のパーティングライン9aを形成する面)に設けられている。同様に金型の上型には、図1(b)で示したパターンに対応して第2のフレーム1bを収納可能な溝が形成され、また外部電極に相当する個所の上型端部には、第3の主電極2cの幅と厚さに対応した溝が設けられている。前記下型の溝内に第1の主電極2aを、上型の溝内に第3の主電極2cを挿入してモールド用の金型が閉じられる。この状態では、第1の主電極2aは下型の溝の底面と上型の平面、第3の主電極2cは上型の溝の上面と下型の平面とで挟み込まれている。
つまり第1の主電極2aの厚さ方向と、上面は下型の上面であって、上型の下面すなわちパーティングラインを形成する面と一致し、第3の主電極2cの厚さ方向の下面は上型の下面であって、下型の上面すなわち前記第1の主電極2aの厚さ方向の上面と一致するようにモールド用の金型に閉じられている。
以上のように、モールド用の金型内に第1のフレーム1a、第2のフレーム1bが配置された時の金型の上、下合わせ面の隙間の発生が少なくなるので、樹脂封止によって前記合わせ面に発生する不要な樹脂バリの発生を抑制できる。そして金型合わせ面に残存する樹脂バリは除去する必要があるが、バリの発生を抑制しているので除去作業に伴う金型の損傷の程度を最小限化可能としている。
実施の形態2.
次に実施の形態2を図6に基づいて説明する。
実施の形態1の図4で示した接続部11は、第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとをはんだを介した例を示したが、この実施の形態2では、図6に示すように第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとの接続部11における第2のフレーム1bに、貫通孔12を設けて、前記第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとが、広い接触面11bを介して重ね合わされてはんだ付けされる。このような構成を採用することで第1のフレーム1aと第2のフレーム1bの重ね合わせの位置決めが確実となりかつ、広い面11bではんだ付けされるので、その後のハンドリングでもフレーム1a、1b間の相対位置が固定化され、かつモールド用の金型を閉じた時の不要な内部応力の発生を防止できる。
また、図7に示すように第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとをリベット15で締結した構成であってもよい。
さらには図8に示すように、第1のフレーム1aの長手方向端部を折り返して第2のフレーム1bをかしめる構成としてもよい。この構成を採用することではんだやリベット等の副資材を用いることなく一体化が可能となり工程が簡素化され、さらに接続部11の接触抵抗が低減されるという効果がある。
また図9に示すように、バーリング加工を行い、第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとを一体化してもよい。このようなバーリング加工による一体化加工は、第1のフレーム1aと第2のフレーム1bとの位置合わせが正確に行えるとともに、はんだやリベット等の副資材を用いる必要がなく、かつ工程が簡素化されるという効果がある。
以上説明した実施の形態1、2では、半導体素子3をパワー半導体の例を示したが、必ずしもパワー半導体に限るものではない。また半導体素子を2個搭載した例を示したが、2個以上の場合であってもよい。
1a 第1のフレーム、1b 第2のフレーム、2a 第1の主電極、
2b 第2の主電極、2c 第3の主電極、3 半導体素子、6 アルミワイヤ、
7 電子部品、9 樹脂モールド、11 接続部、12 パーティングライン、
20 半導体モジュール、C クリアランス。

Claims (2)

  1. 半導体モジュールであって、この半導体モジュールには片端部が半導体素子に接続されるとともに、他端部が外部につながる第1および第3の主電極と、この第1、第3の主電極に接続され、外部につながる第2の主電極とが設けられているとともに、前記半導体素子、第1〜第3の主電極は樹脂モールドされており、前記第3の主電極は前記第1の主電極の上部で重なる方向で所定のクリアランスを介して配置されるとともに、前記樹脂モールドの外に突出する前記第1および第3の主電極の前記他端部が、横に並ぶように配置されるとともに、前記他端部における第1の主電極の上面と前記第3の主電極の下面とが、前記樹脂モールドのパーティングラインと同一面となるよう設けられていることを特徴とする半導体モジュール。
  2. 前記請求項1に記載の半導体モジュールが次のステップによって製造されていることを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
    ステップ1.導電性薄板を打ち抜きによって、第1、第2の主電極と制御電極ならびに支持部がパターニングされた第1のフレーム、および第3の主電極ならびに支持部がパターニングされた第2のフレームを形成するステップ。
    ステップ2.前記第1のフレームの第1、第2の主電極上に半導体素子を含む所要の電子部品を搭載し、この電子部品と前記第1、第2の主電極および制御電極とをワイヤボンディングするステップ。
    ステップ3.前記第1のフレームの第1の主電極の上部で前記第2のフレームの第3の主電極を重なる方向で、所定のクリアランスを介して設置するとともに接続部で接続して一体化、および電子部品と第3の主電極とをワイヤボンディングするステップ。
    ステップ4.前記第1、第2のフレームを樹脂モールドするための上型、下型を準備するステップであって、前記下型には前記第1のフレームのパターンに対応して収納可能な溝が設けられているとともに、前記下型の端部において、前記第1のフレームのパターンにおける外部につながる他端部と同じ幅寸法で、かつ前記第1のフレームのパターン厚さと同じ寸法の深さを有する溝が設けられており、前記上型にも、前記第2のフレームのパターンに対応して収納可能な溝が設けられているとともに、前記上型の端部において、前記第2のフレームのパターンにおける外部につながる他端部と同じ幅寸法で、かつ前記第2のフレームのパターンの厚さと同じ寸法の深さを有する溝が設けられており、これら樹脂モールド用の型のうち、前記下型を成型装置にセットするステップ。
    ステップ5.前記下型に前記一体化された第1、第2のフレームを設置後、前記下型の端部と前記上型の端部とが一致するよう装着後、樹脂をモールドするステップ。
    ステップ6.モールド後、パワー半導体製品として不要な前記第1、第2のフレームの前記接続部および支持部を除去し、半導体モジュール製品として仕上げるステップ。
JP2010112040A 2010-05-14 2010-05-14 パワー半導体モジュールとその製造方法 Active JP5566181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010112040A JP5566181B2 (ja) 2010-05-14 2010-05-14 パワー半導体モジュールとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010112040A JP5566181B2 (ja) 2010-05-14 2010-05-14 パワー半導体モジュールとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011243626A true JP2011243626A (ja) 2011-12-01
JP5566181B2 JP5566181B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=45410031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010112040A Active JP5566181B2 (ja) 2010-05-14 2010-05-14 パワー半導体モジュールとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5566181B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033060A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置モジュール

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643170U (ja) * 1979-09-10 1981-04-20
JPH02105450A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Nec Corp 半導体装置
JPH02139954A (ja) * 1988-11-21 1990-05-29 Oki Electric Ind Co Ltd リードフレーム及びこれを用いた樹脂封止型半導体装置
JPH0377461U (ja) * 1989-11-28 1991-08-05
JPH06350011A (ja) * 1993-06-14 1994-12-22 Toshiba Corp 樹脂封止型半導体装置の製造方法と、この製造方法に用いられる複数の半導体素子を載置するためのリードフレームと、この製造方法によって製造される樹脂封止型半導体装置
JPH07307469A (ja) * 1994-03-14 1995-11-21 Toshiba Corp 半導体装置
JPH09283680A (ja) * 1996-04-18 1997-10-31 Niles Parts Co Ltd 半導体チップ素子の接続方法
JP2005167075A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Denso Corp 半導体装置
JP2008103502A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Toyota Motor Corp 回路体

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643170U (ja) * 1979-09-10 1981-04-20
JPH02105450A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Nec Corp 半導体装置
JPH02139954A (ja) * 1988-11-21 1990-05-29 Oki Electric Ind Co Ltd リードフレーム及びこれを用いた樹脂封止型半導体装置
JPH0377461U (ja) * 1989-11-28 1991-08-05
JPH06350011A (ja) * 1993-06-14 1994-12-22 Toshiba Corp 樹脂封止型半導体装置の製造方法と、この製造方法に用いられる複数の半導体素子を載置するためのリードフレームと、この製造方法によって製造される樹脂封止型半導体装置
JPH07307469A (ja) * 1994-03-14 1995-11-21 Toshiba Corp 半導体装置
JPH09283680A (ja) * 1996-04-18 1997-10-31 Niles Parts Co Ltd 半導体チップ素子の接続方法
JP2005167075A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Denso Corp 半導体装置
JP2008103502A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Toyota Motor Corp 回路体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033060A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置モジュール
US9116532B2 (en) 2012-08-03 2015-08-25 Mitsubishi Electric Corporation Power semiconductor device module

Also Published As

Publication number Publication date
JP5566181B2 (ja) 2014-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10685895B2 (en) Power module with lead component and manufacturing method thereof
EP3226292B1 (en) Lead frame, semiconductor device, method for manufacturing lead frame, and method for manufacturing semiconductor device
JP5369798B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US20090096081A1 (en) Semiconductor device
JP5414644B2 (ja) 半導体装置
US20160322286A1 (en) Semiconductor Device and Power Converter Using the Same
US8839509B2 (en) Method for manufacturing electronic apparatus
US10074598B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP2010267728A (ja) 半導体パッケージ、リードフレーム、及び半導体パッケージの製造方法
JP6343249B2 (ja) コントローラおよびコントローラの製造方法
JP7046742B2 (ja) パワーモジュール
JP6668393B2 (ja) ヒートスラグとリベットのないダイ取付領域とを有する半導体パッケージ
JP2006245618A (ja) 受動素子内蔵半導体装置
JP2013131590A (ja) 樹脂封止型パワー半導体モジュール及びその製造方法
JP5566181B2 (ja) パワー半導体モジュールとその製造方法
JP6625037B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
US9953890B2 (en) Semiconductor device
JP2009206406A (ja) パワー半導体装置
JP2018117473A (ja) 回路構成体の製造方法、回路構成体及び電気接続箱
JP6365772B2 (ja) パワーモジュール
JP2005354118A (ja) 混成集積回路装置
JP6685615B1 (ja) 半導体モジュール及びリードフレーム
US11129300B2 (en) Module and power conversion device
US20230099673A1 (en) Semiconductor device and semiconductor module
US20120146208A1 (en) Semiconductor module and manufacturing method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5566181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250