JP2011243038A - 発券装置 - Google Patents

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Shoji Tokunaga
昭司 徳永
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Abstract

【課題】ロール紙3をセットし、前記ロール紙3を順次所定の長さに切断し所定の処理を施して発券する発券装置1において、ロール紙3を傷つけることなく、安価な構成でかつ直接的に精度よくロール紙3の残量を測定できるようにする。
【解決手段】前記ロール紙3を、フレーム21を挟んで左右対称にセットするロール紙ホルダ15と、前記左右のロール状媒体ホルダ15を連結する回転軸16と、当該回転軸16の下側左右中央位置に前記フレーム21により支持される圧力センサ部20と、を備え、前記圧力センサ部20の圧力検出結果に基づいて、ロール紙3の残量を検出できるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、媒体に所定の情報を印刷等して発券する発券装置において当該媒体の残量を検出する技術に関するものである。
一般に、乗車券、定期券、予約券等を発行する発券装置では、媒体としてロール紙をセットし、当該ロール紙を所定の長さにてカットし顧客の購入情報等を券片の表面に印刷し、裏面の磁気ストライプに磁気情報を書き込んで排出するようになっている。
そして、このロール紙の残量が少なくなると、交換を要する旨のニアエンドアラームなどを表示し、保守員等が新しいロール紙と交換できるようになっている。
図9および図10は、上記従来の発券装置におけるロール紙の残量検出に係る要部構成図である。
図9の従来の発券装置では、ロール紙3の天面近傍に支軸26aにて回動するレバー状の検知アーム26を配置し、検知アーム26の一方端部をロール紙3の天面上に当接させ、ロール紙3が少なくなったときに他方端部により残量検知センサ27を遮断させロール紙3の残量を検出できるようになっている。
すなわち、ロール紙3の紙菅3aをロール紙ホルダ15に装着し矢印Aのように繰り出して使用し、ロール紙3の外径が小さくなると検知アーム26が破線方向に移動し残量検知センサ27が遮断されてオフとなり、ロール紙3が所定の残量以下となったことを検知するようになっている。
また、図10の従来の発券装置では、ロール紙3の側面位置に透過型の光学センサ28を配置し、ロール紙3が使用されロール紙3の外径が小さくなると透過型光学センサ28が透過しこの透過となったことを検知して所定の残量以下となったことを検知するようになっている。
或いは、ロール紙を回転軸に装着し当該回転軸の一方の軸受けの上側端部に支軸を設け、当該支軸を支点としてロール紙の重量により発生するモーメントを前記支軸の下側に設けた圧力センサにより計測してロール紙の重量を推定し、当該推定重量によりロール紙の残量を検出する技術はあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−300653号公報
しかしながら、上記従来の検知アーム16による残量検出技術では、常にロール紙表面に検知アーム16が接触することになり、チケットの表面に傷が付いてしまうという問題があった。
また、上記従来の検知アーム16による残量検出技術および光学センサ18による残量検出技術では、複数のロール紙を装着する場合、ロール紙の数分、センサ手段を備える必要があり、コストが高くなってしまうという問題があった。
また、上記従来のロール紙3の重量をモーメントとして検知する方法では、間接的な測定となり精度よく重量を推定できず、また、モーメントから重量を推定する算出方法が複雑であり、ロール紙が複数となったときはこの算出が困難であった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、ロール状媒体をセットし、前記ロール状媒体を順次所定の長さに切断し所定の処理を施して発券する発券装置において、前記ロール状媒体をフレームを挟んで左右対称にセットするロール紙ホルダと、前記左右のロール状媒体ホルダを連結する回転軸と、当該回転軸の下側左右中央位置に前記フレームにより支持される圧力センサ部と、を備え、前記圧力センサ部の圧力検出結果に基づいてロール状媒体の残量を検出できるようにした。
本発明の発券装置によれば、ロール状媒体をセットし、前記ロール状媒体を順次所定の長さに切断し所定の処理を施して発券する発券装置において、前記ロール状媒体をフレームを挟んで左右対称にセットするロール紙ホルダと、前記左右のロール状媒体ホルダを連結する回転軸と、当該回転軸の下側左右中央位置に前記フレームにより支持される圧力センサ部と、を備え、前記圧力センサ部の圧力検出結果に基づいてロール状媒体の残量を検出できるようにしたので、ロール紙を傷つけることなく、安価な構成でかつ直接的に精度よくロール紙の残量を測定することができる。
実施例1の発券装置全体の構成図である。 実施例1の発券装置のロール紙残量検出にかかる要部構成図である。 実施例1の発券装置のロール紙残量検出の動作説明図である。 実施例1の発券装置のロール紙残量検出の動作説明図である。 実施例1の発券装置のロール紙残量検出の動作説明図である。 実施例1の発券装置のロール紙残量検出の動作説明図である。 実施例1の変形例のロール紙残量検出の動作説明図である。 実施例2の発券装置のロール紙残量検出の構成および動作説明図である。 従来の発券装置のロール紙残量検出にかかる要部構成図である。 従来の発券装置のロール紙残量検出にかかる要部構成図である。
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。なお、図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
図1に実施例1の発券装置の全体の構成図を示す。まず、ロール紙3は、券として使用される紙の部分と、この紙を巻き付けるための紙菅3xによって構成される。そして、発券装置1には、紙菅3xを装着するために、紙菅3xの内径サイズに合わせたロール紙ホルダ15が実装されており、回転軸16により支持されるようになっている。
そして、発券装置1は、矢印A方向に繰り出したロール紙3を所定の長さにカットするカッタ部7と、カットされた券片を搬送する搬送路2と、カットされた券片表面に購入情報などを印字する第1の印字部と、購入情報などを同券片裏面の磁気ストライプに書き込む磁気書込みヘッド12と、印字等された券片を排出スタッカ14に排出する券取出口5を備える。
また、再発行等を行うときに、券片を挿入する券挿入口6と、挿入された券片の裏面の磁気データを読み込む磁気読込ヘッド13と、不要となった券片に再利用できないように印字する第2の印字部11と、当該券片にパンチ孔を開けるパンチ部9と、再利用できなくした券片を回収する回収スタッカ10を備える。また、定期券などを発券するためのカード状媒体を格納するカード券ホッパ4が備えられている。
次に、実施例1の発券装置のロール紙3の残量検出にかかる構成を、図2を用いて以下詳細に説明する。同図(a)、(b)に示したように、実施例1の発券装置のロール紙3の残量検出にかかる構成は、ロール紙3のロール紙ホルダ15はフレーム21を中心にして2つのロール紙3がそれぞれ左右方向からセットできるように回転軸16の両端に固定されているおり、その中央下側には圧力センサ部20が取り付けられている。すなわち、ロール紙ホルダ15は圧力センサ部20を支点とした天秤構造となっている。
圧力センサ部20は、ロール紙ホルダ15に取り付けられたロール紙3の重さを圧力として計測するもので、同図(b)に示したように、圧力検出手段として、例えば、ピエゾ抵抗素子20a、20bを左右に埋め込んだ構成となっている。
そして、同図(c)の断面図に示したように、圧力センサ部20の内径にロール紙ホルダ15の回転軸16が嵌め込まれた構成となっており、回転軸16にかかる後述の圧力をピエゾ抵抗素子20a、20bにより検出できる構成となっている。
なお、圧力センサ部20は、上記にようにピエゾ抵抗素子20a、20bを左右に埋め込んだ構成としてもよいし、さらに多数のピエゾ素子を埋め込んだ構成としてもよいし、図7を用いて後述するように1個のピエゾ抵抗素子20cを埋め込んだ構成としてもよい。
(動作)
以上の構成により実施例1の発券装置1は、以下のように動作する。この動作を図3ないし図6の動作説明図を用いて以下詳細に説明する。
まず、図3(a)はロール紙3a、3bいずれもセットされていない状態を示し、図3(b)はこのときの圧力センサ部20にかかる圧力分布を示す。
この場合、ロール紙3a、3bいずれもセットされていないので、図3(b)のように、ロール紙ホルダ15および回転軸16のみの重量が均等に圧力センサ部20にかかる。その結果、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲A、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bのいずれも、圧力はPb0となり、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bは、圧力Pb0を検出することになる。
図4(a)は、未使用のロール紙3aが左側にセットされ、右側にはロール紙3bがセットされていない状態を示し、図4(b)はこのときのピエゾ抵抗素子部20にかかる圧力分布を示す。
この場合、ピエゾ抵抗素子20aには、ロール紙ホルダ15および回転軸16の重量にロール紙3aの重量が加わった圧力がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、ロール紙ホルダ15および回転軸16の重量のみによる圧力がかかるため、図4(b)のような圧力分布となる。
その結果、ピエゾ抵抗素子20aには、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲Aの平均値である中央位置の圧力Ph1がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bの平均値である中央位置の圧力Pb1がかかり、それぞれの圧力を検出することになる。
図5(a)は、未使用のロール紙3aおよび未使用のロール紙3bが左右にセットされた状態を示し、図5(b)はこのときの圧力センサ部20にかかる圧力分布を示す。
この場合、図5(b)のように、ロール紙ホルダ15および回転軸16の重量にロール紙3aおよび3bの重量を加えた重量が均等に圧力センサ部20にかかり、その結果、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲A、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bのいずれも、圧力はPhmaxとなり、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bは、圧力Phmaxを検出することになる。
図6(a)は未使用のロール紙3aが左側セットされ、半分程度使用されたロール紙3bが右側にセットされた状態を示し、図6(b)はこのときの圧力センサ部20にかかる圧力分布を示す。
この場合、ピエゾ抵抗素子20aには、ロール紙ホルダ15および回転軸16の重量にロール紙3aの重量が加わった圧力がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、ロール紙ホルダ15および回転軸16の重量に半分程度使用済みのロール紙3bの重量がかかるため、図6(b)のような圧力分布となる。
その結果、ピエゾ抵抗素子20aには、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲Aの平均値として中央位置の圧力Ph2がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bの平均値として中央位置の圧力Pb2がかかり、それぞれの圧力を検出することになる。
以上のように、2巻のロール紙3a、3bの重量を、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bにより検出した圧力から図3の状態での圧力Pb0をデフォルト値として減算し、合計した圧力Pgを求め、所定の圧力Pα以下となったときにロール紙3のニアエンドアラームを出すようにする。勿論、圧力Pb0をデフォルト値として減算することなく、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bにより検出した圧力の合計値が所定の値以下となったときにロール紙3のニアエンドアラームを出すようにしてもよい。
例えば、図4の場合では、ピエゾ抵抗素子20aの出力がPh1であり、ピエゾ抵抗素子20bの出力がPb1≒Pb0であるのでPb1−Pb0≒0となり、Pg≒(Ph1−Pb0)として合計の圧力が求められる。
そして、図6の場合では、ピエゾ抵抗素子20aの出力がPh2であり、ピエゾ抵抗素子20bの出力がPb2であるので、Pg≒(Ph2−Pb0)+(Pb2−Pb0)として合計の圧力Pgが求められる。
そして、合計Pgが圧力Pα以下となったときに、ロール紙3の残量が少なくなったとして、ニアエンドアラームを出す。
或いは、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bにより検出した圧力を合計することなく、ロール紙ホルダ15および回転軸16の重量による圧力Pb0をデフォルト値として減算してそれぞれの圧力PaまたはPbを求め、当該圧力PaまたはPbが所定の圧力Pβ以下となったときに所定の圧力Pβ以下となった側のロール紙3aまたは3bのニアエンドアラームを出すようにするようにしてもよい。
また、以上の実施例の説明では、図2ないし図6に示したように、圧力センサ部20は、左右にピエゾ抵抗素子20a、20bを埋め込んだ構成としたものとして説明したが、図7(a)に示したように中央位置にピエゾ抵抗素子20cを埋め込むようにしてもよい。
この場合、当該ピエゾ抵抗素子20cへの圧力は同図(b)のようにロール紙2巻の合計残量とともにほぼリニアに増加するので、ピエゾ抵抗素子20cの圧力が所定のPα以下となったときに、ロール紙3の残量が少なくなったとしてニアエンドアラームを出力するようにしてもよい。
或いは、逆に、圧力センサ部20は、3個或いはさらに多くのピエゾ抵抗素子を埋め込み、各ピエゾ抵抗素子の出力値を合計等したものを合計圧力Pgとし、合計圧力Pgが所定のPα以下となったときに、ロール紙3の残量が少なくなったとしてニアエンドアラームを表示するようにしてもよい。
(実施例1の効果)
以上のように実施例1の発券装置によれば、ロール状媒体をセットし、前記ロール状媒体を順次所定の長さに切断し所定の処理を施して発券する発券装置において、前記ロール状媒体をフレームを挟んで左右対称にセットするロール紙ホルダと、前記左右のロール状媒体ホルダを連結する回転軸と、当該回転軸の下側左右中央位置に前記フレームにより支持される圧力センサ部と、を備え、前記圧力センサ部の圧力検出結果に基づいてロール状媒体の残量を検出できるようにしたので、ロール紙を傷つけることなく、安価な構成でかつ直接的に精度よくロール紙の残量を測定することができる。
以下の実施例2の説明では、媒体としてロール状の媒体を発券媒体として説明するが、左右にセットし順次繰り出す媒体であればカード状の媒体でも単票形状の媒体でも同様に本実施例を適用することができる。
(構成)
図8に実施例2の発券装置の全体の構成図を示す。同図に示したように、実施例2の発券装置では、ロール紙3a、3bをセットするためのロール紙ホルダ15を設けることなく、ロール紙当接部材22a、22bに直にセットできるようになっている。
そして、ロール紙当接部材22a、22bの下側からロール紙当接部材を支えるロール紙底面ホルダ23が設けられており、その下側の中央位置に圧力センサ部20が備えられている。すなわち、ロール紙当接部材22a、22bは圧力センサ部20を支点とした天秤構造となっている。
(動作)
以上の構成により実施例2の発券装置1は、以下のように動作する。この動作を実施例1にて説明した図3ないし図6の動作説明図を用いて以下詳細に説明する。なお、実施例2の発券装置では、ロール紙ホルダ15および回転軸16を備えず、ロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23を備えているので、デフォルトの圧力Pb0としては、ロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23の重量が圧力センサ部20に加重されることになる。
そして、例えば、図3(a)のように、ロール紙3a、3bいずれもセットされていないときは、実施例2の発券装置でも、実施例1と同様、圧力センサ部20にかかる圧力分布は図3(b)と同様となり、デフォルトの圧力Pb0であるロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23の重量のみがピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bにかかる。
そして、図4(a)のように、未使用のロール紙3aが左側にセットされ、右側にはロール紙3bがセットされていない場合では、図4(b)に示したように、ピエゾ抵抗素子20aには、デフォルトの圧力Pb0であるロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23の重量に未使用のロール紙3aの重量がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、デフォルトの圧力Pb0であるロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23の重量かかる。
その結果、ピエゾ抵抗素子20aには、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲Aの平均値となる中央位置の圧力Ph1がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bの平均値となる中央位置の圧力Pb1がかかることになる。
そして、図5(a)のように、未使用のロール紙3aおよび未使用のロール紙3bが左右にセットされた場合は、ロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23の重量をデフォルトの圧力Pb0とした加算された図5(b)のような重量が圧力センサ部20にかかる。
すなわち、未使用のロール紙3aおよび未使用のロール紙3bの重量が均等に圧力センサ部20にかかり、その結果、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲A、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bのいずれも、圧力はPhmaxとなり、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bは、圧力Phmaxを検出することになる。
そして、図6(a)のように、未使用のロール紙3aがセットされ、半分程度使用されたロール紙3bがセットされた場合は、ロール紙当接部材22およびロール紙底面ホルダ23の重量をデフォルトの圧力Pb0とした図6(b)のような重量が圧力センサ部20にかかる。
その結果、ピエゾ抵抗素子20aには、ピエゾ抵抗素子20aの検知範囲Aの平均値となる中央位置の圧力Ph2がかかり、ピエゾ抵抗素子20bには、ピエゾ抵抗素子20bの検知範囲Bの平均値となる中央位置の圧力Pb2がかかり、それぞれの圧力を検出することになる。
以上のように、2巻のロール紙3a、3bの重量を、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bにより検出した圧力を合計した圧力Pgを求め、所定の圧力Pα以下となったときにロール紙3のニアエンドアラームを出すようにする。
なお、実施例1と同様に、ピエゾ抵抗素子20aおよびピエゾ抵抗素子20bにより検出した圧力を合計せずにそれぞれ検出した圧力がそれぞれ所定の圧力Pβ以下となったときに、圧力Pβ以下となった側のロール紙3aまたは3bのニアエンドアラームを出すようにするようにしてもよいし、図7に示したようにピエゾ抵抗素子20cを中央に1個設け、ピエゾ抵抗素子20cの検出結果に基づいて所定の圧力Pα以下となったときにロール紙3のニアエンドアラームを出すようにしてもよいし、逆に、圧力センサ部20は、3個或いはさらに多くのピエゾ抵抗素子を埋め込み、各ピエゾ抵抗素子の出力値を合計したものを合計圧力Pgとし、合計圧力Pgが所定のPα以下となったときに、ロール紙3の残量は少なくなったとしてニアエンドアラームを表示するようにしてもよい。
(実施例2の効果)
以上のように実施例2の発券装置によれば、媒体に所定の処理を施して発券する発券装置であって、前記媒体をフレームを挟んで左右対称にセットする媒体当接部材と、前記左右の媒体当接部材を支持する媒体底面ホルダと、前記媒体底面ホルダの下側左右中央位置に前記フレームにより支持される圧力センサ部と、を備え、前記圧力センサ部の圧力検出結果に基づいて媒体の残量を検出できるようにしたので、実施例1の効果に加え、カード状の媒体でも単票形状の媒体であっても、媒体を傷つけることなく、安価な構成でかつ直接的に精度よく媒体の残量を測定することができる。
《その他の変形例》
以上の実施例の説明では、ピエゾ抵抗素子20a〜20cにより検出された圧力データの平滑化等の処理方法については説明しなかったが、ロール紙3a、ロール紙3bが矢印A方向に繰出されるときなどにロール紙3a、ロール紙3bが回転し検出される圧力が変化するため、所定の時間間隔にて平滑化したものを検出値とし、所定の圧力値Pα或いはPβと比較するのがよい。
また、以上の実施例の説明では、2巻のロール紙3a、3bを左右にセットする例として説明したが、左右ほぼ均等になれば、2個ずつ左右にセットする場合であっても、さらに多くの偶数のロール紙をセットする場合であっても、本発明を適用することができる。
以上述べたように、本発明は、媒体に購入情報等の所定の情報を印刷等して発券する発券装置などに広く用いることができる。
1 発券装置
2 搬送路
3、3a、3b ロール紙
3x 紙菅
15 ロール紙ホルダ
16 回転軸
20 圧力センサ部
20a、20b、20c ピエゾ抵抗素子
21 フレーム
22、22a、22b ロール紙当接部材
23 ロール紙底面ホルダ

Claims (5)

  1. ロール状媒体をセットし、前記ロール状媒体を順次所定の長さに切断し所定の処理を施して発券する発券装置であって、
    前記ロール状媒体をフレームを挟んで左右対称にセットするロール紙ホルダと、
    前記左右のロール状媒体ホルダを連結する回転軸と、
    当該回転軸の下側左右中央位置に前記フレームにより支持される圧力センサ部と、を備え、
    前記圧力センサ部の圧力検出結果に基づいてロール状媒体の残量を検出できるようにしたことを特徴とする発券装置。
  2. 媒体に所定の処理を施して発券する発券装置であって、
    前記媒体をフレームを挟んで左右対称にセットする媒体当接部材と、
    前記左右の媒体当接部材を支持する媒体底面ホルダと、
    前記媒体底面ホルダの下側左右中央位置に前記フレームにより支持される圧力センサ部と、を備え、
    前記圧力センサ部の圧力検出結果に基づいて媒体の残量を検出できるようにしたことを特徴とする発券装置。
  3. 前記媒体は、ロール状媒体であることを特徴とする請求項2記載の発券装置。
  4. 前記圧力センサ部は、左右中央位置に圧力検出手段を備え、当該検出結果が所定の閾値以下のときに媒体残量不足と判定するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の発券装置。
  5. 前記圧力センサ部は、左右2個の圧力検出手段を備え、各検出結果に基づき、それぞれ所定の閾値以下のときにそれぞれの媒体残量不足と判定するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の発券装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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