JP2011242152A - 試験用のクランク角センサの固定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンブロック40にクランプ装置1を固定し、クランク角センサ3を連結固定した支持アーム2をクランプ装置1のクランプ13で固定する。クランプ装置1においてクランプ13は、左右方向を回転軸とする回転方向について可撓性あるクランプ保持板12で支持されている。また、支持アーム2には、クランプ13によってクランプされる位置と、クランク角センサ3を取り付ける位置との間に、左右方向と垂直な方向を回転軸とする回転方向について、可撓性を備えた可撓部26が設けられている。
【選択図】図2
Description
そこで、本発明は、試験用のクランク角センサを、エンジンブロックを基体として支持するセンサ支持装置の、エンジンの振動による破損を抑制することを課題とする。
このようにすることにより、強度と可撓性とを兼ね備えた可撓部を形成することができる。
また、このようなクランク角センサの支持装置を、前記支持アームを、前記ポール部と連なるフレームと、前記フレームに、前記ポール部が連なる側と逆側に一部が前記フレームより突出するように固定された金属板とを用い、前記金属板の前記ポール部が連なる側と逆側に前記フレームより突出している部分の端側部分で、前記センサ取付部を構成し、前記フレームと、前記金属板の前記センサ取付部を構成しない部分とで、前記連結部を構成し、前記金属板の前記ポール部が連なる側と逆側に前記フレームより突出している部分のうちの、前記金属板の前記センサ取付部を構成しない部分で前記可撓部を構成する場合には、前記フレームと金属板の間に合成樹脂を注入し、前記可撓部や前記センサ取付部の共振を抑制することが好ましい。
図1に、本実施形態に係るセンサ支持装置の四面図を、図2aに本実施形態に係るセンサ支持装置の斜視図を、図2bに本実施形態に係るセンサ支持装置の組立図を示す。ただし、各図には、センサ支持装置によって支持するクランク角センサ3も、センサ支持装置と共に表している。
ここで、センサ支持装置は、クランプ装置1と、クランプ装置1に固定されて支持される支持アーム2とより構成される。
そして、当該センサ支持装置は、図2cに示すように、エンジンブロック40の外部に露出するクランクシャフト41の端部にボルト等により連結されたクランク角センサ3を、エンジンブロック40を支持基体として支持するための装置である。
ここで、このようなセンサ支持装置を用いたクランク角センサ3の支持は、図2cに示すように、エンジンブロック40に直接または適当な治具を用いてクランプ装置1を固定し、クランク角センサ3を先端にボルトにより連結固定した支持アーム2を、クランプ装置1でクランプして固定することにより行われる。
ここで、以下では、説明の便宜上、クランプ装置1の上下前後左右、支持アーム2の上下前後左右の方向を、図1、図2a、bに示した上下前後左右の方向として説明を行う。ただし、後述するように、支持アーム2のクランプ装置1に対する、前後方向を回転軸とする回転角は任意に設定することができるので、支持アーム2をクランプ装置1に固定したときの、支持アーム2の上下左右方向と、クランプ装置1の上下左右方向とは必ずしも一致しない。
図3aに支持アーム2の組み立て図を、図3bに支持アーム2の図2bの平面Aによる断片を示す。
図示するように、支持アーム2は、ベース21と、2枚の支持板22と、1枚の補助板23と、クランプ角度センサのケーブルをクランプするためのケーブルクランプ24とをボルトで一体化したものである。
また、図3aに示すように、ベース21は、後方部分が円筒形状のポール部211となっており、前方部分が左右方向から見ておよそ”H”形状のフレーム部212となっている。また、軽量化のため、ポール部211とフレーム部212のポール部211から前後方向に続く部分は中空となっている。
そして、2枚の支持板22は左右に重ねてベース21のフレーム部212の左側のポール部211よりも前方の位置に、補助板23はベース21のフレーム部212の右側のポール部211よりも前方の位置に、各々前方部分がベース21の前方に突出した形態で、ケーブルクランプ24共々、ベース21にボルト止めされて固定される。
次にクランプ装置1について説明する。
図4に、クランプ装置1の組み立て図を示す。
図示するように、前方から見た形状が、後述する案内部111を除き、おおよそ”「”形状の剛性ある基部11と、基部11の前面の上部に、上端が固定された可撓性あるシート状の金属板であるクランプ保持板12と、クランプ保持板12の下端部分に固定されたクランプ13とより構成される。
そして、クランプ保持板12は、左右方向を回転軸とする回転方向の可撓性を備えている。
また、次に、クランプ13には、クランプ孔が設けられており、図2bに示すようにボルトでクランプ孔を縮径することにより、支持アーム2のポール部211を、ポール部211の軸を前後方向として、ポール部211の軸まわりの回転角度を任意の回転角度として、ポール部211を任意の長さクランプ孔に前後方向に挿入した状態で固定することができるようになっている。
さて、このようなセンサ支持装置は次のようにして、エンジンブロック40とクランク角センサ3に取り付けられる。
すなわち、図2cに示すように、まず、クランプ装置1の基部11をエンジンブロック40またはエンジンブロック40に固定した治具にボルト止めして固定する。そして、支持アーム2のポール部211をクランプ孔に挿入した状態で、支持アーム2の位置や長さを調整しつつ、支持アーム2のセンサ取付部25のボルト孔を用いて、支持アーム2を、クランクシャフト41の端部に連結されたクランク角センサ3にボルト止めする。そして、クランプ装置1のクランプ13のクランプ孔をボルトで縮径して支持アーム2をクランプ装置1に固定する。
Claims (3)
- クランクシャフトの端部に連結されたクランク角センサを、エンジンブロックを支持基体として支持するクランク角センサの支持装置であって、
前記クランク角センサが一端に固定される支持アームと、
前記エンジンブロックに固定されるクランプ装置とを有し、
前記支持アームは、円筒形状のポール部と、前記クランク角センサが固定されるセンサ取付部と、前記ポール部と前記センサ取付部とを連結する連結部とを有し、
前記支持アームの前記連結部には、前記ポール部と前記センサ取付部との間の少なくとも一部の区間が、前記ポール部の軸方向と垂直な前記ポール部に対して固定的に定まる方向を回転軸の方向とする回転方向についての可撓性を備えるように、可撓性ある金属板を用いて形成された可撓部が設けられており、
前記クランプ装置は、前記エンジンブロックに固定される基部と、可撓性ある金属板で形成された、前記基部に一端が固定された保持板と、前記保持板の他端に固定された、前記支持アームの前記ポール部を、当該クランプ装置に対する当該ポール部の軸方向を所定の方向、当該所定方向を回転軸の方向とする当該ポール部の回転角度を任意の回転角度として握持するクランプとを有し、
前記保持板は、前記所定の方向と垂直な前記基部に対して固定的に定まる方向を回転軸の方向とする回転方向についての可撓性を備えていることを特徴とするクランク角センサの支持装置。 - 請求項1記載のクランク角センサの支持装置であって、
前記ポール部に対して固定的に定まる方向から見て三角形の2辺を形成するように組み合わせた可撓性ある金属板によって、前記支持アームの前記可撓部は構成されていることを特徴とするクランク角センサの支持装置。 - 請求項1記載のクランク角センサの支持装置であって、
前記支持アームは、
前記ポール部と連なるフレームと、
前記フレームに、前記ポール部が連なる側と逆側に一部が前記フレームより突出するように固定された金属板と、
前記フレームと金属板の間に注入された合成樹脂とを有し、
前記金属板の前記ポール部が連なる側と逆側に前記フレームより突出している部分の端側部分が、前記センサ取付部を構成しており、
前記フレームと、前記金属板の前記センサ取付部を構成しない部分とが、前記連結部を構成しており、
前記金属板の前記ポール部が連なる側と逆側に前記フレームより突出している部分のうちの、前記金属板の前記センサ取付部を構成しない部分が前記可撓部を構成していることを特徴とするクランク角センサの支持装置。
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