JP2011235618A - 連続ブック - Google Patents
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Abstract
【課題】ブック用紙の中心にまたがる絵柄があっても損われる事がなく、パノラマ的に絵柄が展開し、かつ見開きが良いブックを提供する。
【解決手段】1枚のヨコ長の用紙を3分割したものを複数枚用意し、No.1用紙の第3区画の裏にNo.2用紙の第1区画の表を水性のりで接着し、同様にNo.3、4・・・用紙を接着して連続になったものを1区画ずつジグザグ状に折ってブックの本文とし、No.1には3区画、No.2、3・・・には2区画にまたがってパノラマ絵柄をプリントする。カバーは1枚のヨコ長用紙の必要な個所に折り筋を施して、本文の4辺を包めるようにして、本文の背中以外の区画に水性のりを施して接着する。
【選択図】図7
【解決手段】1枚のヨコ長の用紙を3分割したものを複数枚用意し、No.1用紙の第3区画の裏にNo.2用紙の第1区画の表を水性のりで接着し、同様にNo.3、4・・・用紙を接着して連続になったものを1区画ずつジグザグ状に折ってブックの本文とし、No.1には3区画、No.2、3・・・には2区画にまたがってパノラマ絵柄をプリントする。カバーは1枚のヨコ長用紙の必要な個所に折り筋を施して、本文の4辺を包めるようにして、本文の背中以外の区画に水性のりを施して接着する。
【選択図】図7
Description
本発明は、紙のブックの製本に関するものである。
従来のブックは、ホッチキスで(中とじ)又はホットメルト接着剤によって製本される。前者では見開きは良いが、中央の折り目上にホッチキスがあって、印刷面の邪魔になる。後者では中央の背中の部分が固くのりづけされているので、見開きが悪く、頁めくりもやりにくく、また製本工程では熱せられた糊の悪臭が発生し、かつCO2を排出するので環境に悪い。
[0002]で述べられている従来ブックの欠点を解決し、読者に読み易く、かつその製本工程でCO2の発生が少なく、環境に良いブックを提供しようとするのが、本発明の課題である。
まず用紙をつなぐためには、ホットメルト接着剤の代りにCO2を発生しない水性接着剤を利用し、見開き及び頁めくりを良くし、複数頁にまたがるパノラマ式絵柄を可能にするために、背中を固定しないジグザク式連続用紙を利用する。
1、連続ブックの本文はジグザグ状に折られているので、これを拡げればヨコに長い写真やイラストを、連続してパノラマ状に印刷できる。
2、本文の背中は、従来の無線とじと異なり、接着されているので、各頁は見開きが良く、かつ頁めくりが容易である。
3、高熱に溶かされたホットメルト接着剤を使用しないので、CO2の発生が少なく、環境に良い。
4、光触媒効果 : 本文の用紙として、片面に光触媒を塗布した光触媒紙を利用すれば、空気清浄に役立つブックとすることができる。
2、本文の背中は、従来の無線とじと異なり、接着されているので、各頁は見開きが良く、かつ頁めくりが容易である。
3、高熱に溶かされたホットメルト接着剤を使用しないので、CO2の発生が少なく、環境に良い。
4、光触媒効果 : 本文の用紙として、片面に光触媒を塗布した光触媒紙を利用すれば、空気清浄に役立つブックとすることができる。
図1、2、3、4、5、6、7
1枚のヨコ長の用紙に等間隔の折り筋、又はミシン目を施したものを単位用紙とする。ここでは簡単のため1枚の用紙を3等分したものを単位用紙とする。(図1)
No.1単位用紙1の3区画を1−1、1−2、1−3とする。
単位用紙2、3・・・についても同様である。
次に図2のように1の第3区画1−3の裏面に適当なパターンの水性のり、例えば線のりG−1、G−2を施して、2の第1区画の表面2−1を重ねて接着する。
同様にしてこの第3区画2−3の裏面と3の第1区画3−1のの表面をのりづけする。
こののりづけプロセスを繰り返す事によって、複数頁の連続ブックの1冊分の連続紙の本文が得られる。
この本文を図3及び図4のように、1区画ずつにジグザグ状に折りたたむ事によって、1冊分の本文が得られる。
このとき例えば、単位用紙1で3頁分が継ぎ目なしで続いているので、3頁分のパノラマ絵柄を印刷する事が可能である。また2、3、・・では、2頁分の絵柄を印刷する事が可能である。
図5は、ジグザグに折られた本文3を包むカバー4の平面図である。カバーはミシン目又は折り筋によって、5区画4−1、4−2、4−3、4−4、4−5に分割され、更に4−5は2枚重ねで1辺をのりG−3で接続されてポケットとなっており、図6は本文3とカバー4をのりG−4で接着された状態を示し、図7は本文をカバー4で包む状態の側面図で、このとき4−1はポケット6に挿入される。
こうして本文3の4辺はカバー4によって包囲され、従来のブックのように背中を表紙に接着しなくてもバラバラに分解される事がない。
従って、本文を読むときに見開きが180°開くと同時に、頁めくりが容易である。
また、従来の高熱のホットメルト接着剤による製本と異なり、CO2の排出が少なく、環境に良いのが特徴である。
No.1単位用紙1の3区画を1−1、1−2、1−3とする。
単位用紙2、3・・・についても同様である。
次に図2のように1の第3区画1−3の裏面に適当なパターンの水性のり、例えば線のりG−1、G−2を施して、2の第1区画の表面2−1を重ねて接着する。
同様にしてこの第3区画2−3の裏面と3の第1区画3−1のの表面をのりづけする。
こののりづけプロセスを繰り返す事によって、複数頁の連続ブックの1冊分の連続紙の本文が得られる。
この本文を図3及び図4のように、1区画ずつにジグザグ状に折りたたむ事によって、1冊分の本文が得られる。
このとき例えば、単位用紙1で3頁分が継ぎ目なしで続いているので、3頁分のパノラマ絵柄を印刷する事が可能である。また2、3、・・では、2頁分の絵柄を印刷する事が可能である。
図5は、ジグザグに折られた本文3を包むカバー4の平面図である。カバーはミシン目又は折り筋によって、5区画4−1、4−2、4−3、4−4、4−5に分割され、更に4−5は2枚重ねで1辺をのりG−3で接続されてポケットとなっており、図6は本文3とカバー4をのりG−4で接着された状態を示し、図7は本文をカバー4で包む状態の側面図で、このとき4−1はポケット6に挿入される。
こうして本文3の4辺はカバー4によって包囲され、従来のブックのように背中を表紙に接着しなくてもバラバラに分解される事がない。
従って、本文を読むときに見開きが180°開くと同時に、頁めくりが容易である。
また、従来の高熱のホットメルト接着剤による製本と異なり、CO2の排出が少なく、環境に良いのが特徴である。
図8
図9のように光触媒紙を利用した本文8をジグザグ状に展開して、太陽光の当たるガラス窓の下部において、光触媒塗布面を白紙のままとし、その上端を窓の上部に添付し、ジグザグ状に吊るすと、8の光触媒面8−1に太陽光が当たると光触媒効果が充分に発揮され、同時に非光触媒面8−2には色々な印刷を施して、室内から見えるようにする事を特徴とする、光触媒型連続ブック。
図9のように光触媒紙を利用した本文8をジグザグ状に展開して、太陽光の当たるガラス窓の下部において、光触媒塗布面を白紙のままとし、その上端を窓の上部に添付し、ジグザグ状に吊るすと、8の光触媒面8−1に太陽光が当たると光触媒効果が充分に発揮され、同時に非光触媒面8−2には色々な印刷を施して、室内から見えるようにする事を特徴とする、光触媒型連続ブック。
1、2、3・・・ : 本発明に於ける単位となる用紙
1−1、1−2、1−3 : 本発明に於けるNo.1単位用紙の3分割区画
2−1、2−2、2−3 : 本発明に於けるNo.2単位用紙の3分割区画
G−1、G−2、G−3、G−4 : 本発明に於ける単位用紙及び表紙に施される水性 線のり
3 : 本発明に於けるジグザグ状に折られた1冊分の本 文
4 : 本発明に於ける連続ブックの表紙(カバー)
4−1、4−2、・・・ 4−5 : 本発明に於ける表紙の分割された区画
5−1、5−2 : 本発明に於ける連続ブックの小口及び背中
6 : 本発明に於ける連続ブック表紙の一端のポケット
6′ : 本発明に於ける連続ブック表紙の一端のポケット の開口部
7 : 本発明に於ける連続ブックの完成品
8 : 本発明に於ける連続ブックの光触媒紙
8−1 : 本発明に於ける連続ブックの光触媒面
8−2 : 本発明に於ける連続ブックの非光触媒面
9 : 窓ガラス
10 : 太陽光
1−1、1−2、1−3 : 本発明に於けるNo.1単位用紙の3分割区画
2−1、2−2、2−3 : 本発明に於けるNo.2単位用紙の3分割区画
G−1、G−2、G−3、G−4 : 本発明に於ける単位用紙及び表紙に施される水性 線のり
3 : 本発明に於けるジグザグ状に折られた1冊分の本 文
4 : 本発明に於ける連続ブックの表紙(カバー)
4−1、4−2、・・・ 4−5 : 本発明に於ける表紙の分割された区画
5−1、5−2 : 本発明に於ける連続ブックの小口及び背中
6 : 本発明に於ける連続ブック表紙の一端のポケット
6′ : 本発明に於ける連続ブック表紙の一端のポケット の開口部
7 : 本発明に於ける連続ブックの完成品
8 : 本発明に於ける連続ブックの光触媒紙
8−1 : 本発明に於ける連続ブックの光触媒面
8−2 : 本発明に於ける連続ブックの非光触媒面
9 : 窓ガラス
10 : 太陽光
Claims (2)
- 1枚の長方形の用紙の長手方向に、直角に一定間隔にミシン目又は折り筋を施して複数区画に分割し、このような用紙No.1、No.2、No.3・・・を用意し、No.1区画の最終区画の裏面をNo.2区画の最初の区画裏面と重ね合せて水性のりで接着し、同様のプロセスでNo.2、No.3、No.4.・・用紙を連続的に接合し、次いでこの用紙を一定間隔でジグザグ状に折った物を、連続ブックの本文とする。
次に1枚の長方形の別の表紙用紙を、所定の間隔でミシン目又は折り筋を施しその上に、2列の水性のりの線のりを施して、その上の所定の位置に上記本文を重ね合せて接着し、本文を表紙によって包み、表紙の両端の本文からはみ出した部分同志をはさみこむようにして、ブックの四方を完全に包込む事が出来る事を特徴とする。 - 本文として、片面に光触媒を塗布された光触媒紙を使用し、請求項1によって1冊の連続ブックを製本し、光触媒面を白地のまま又は大部分白地の状態の外側とし、印刷部分は、主に非光触媒面に施して内側とし、こうして造られた連続ブックをガラス窓際の下部に置いて、ブック本文の上端を持ち上げてジグザグ状として窓上部に取付ければ、本文外側はジグザグ状になって吊下げられ、太陽光に当てられると充分な光触媒効果を発揮して、まわりの空気を浄化し、健康と環境に良い事を特徴とする光触媒型連続ブック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010119804A JP2011235618A (ja) | 2010-05-10 | 2010-05-10 | 連続ブック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010119804A JP2011235618A (ja) | 2010-05-10 | 2010-05-10 | 連続ブック |
Publications (1)
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JP2011235618A true JP2011235618A (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=45324115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010119804A Pending JP2011235618A (ja) | 2010-05-10 | 2010-05-10 | 連続ブック |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011235618A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013220540A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Procolorlab:Kk | 複合アルバム |
CN106183538A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-07 | 赵晓旭 | 无粘口集藏品长折的制作方法 |
CN106240192A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-21 | 赵晓旭 | 一种集藏卡书长折及其制作方法 |
CN114801425A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-29 | 赵晓旭 | 用胶印机印制复合超长折叠明信片的方法及制品 |
-
2010
- 2010-05-10 JP JP2010119804A patent/JP2011235618A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013220540A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Procolorlab:Kk | 複合アルバム |
CN106183538A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-07 | 赵晓旭 | 无粘口集藏品长折的制作方法 |
CN106240192A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-21 | 赵晓旭 | 一种集藏卡书长折及其制作方法 |
CN114801425A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-29 | 赵晓旭 | 用胶印机印制复合超长折叠明信片的方法及制品 |
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