JP2011235530A - プリント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送精度と蛇行補正精度を高い次元で両立する。
【解決手段】 シートにプリントするためのプリントヘッドと、前記プリントヘッドの上流側でシートをニップしてシートを搬送する搬送ローラ対と、前記搬送ローラ対の上流側でシートの少なくとも片側端部に当接してシート端部をガイドする端部ガイド部材と、前記端部ガイド部材の上流側近傍でシートにループ形状を作成可能とするループ領域と、前記端部ガイド部材をシート搬送方向に直行する方向に移動するためのガイド移動手段と、を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、搬送ローラを用いてシートを搬送してプリントを行なうプリント装置に関する。
特許文献1には、ロール紙の紙パス経路に蛇行を防止する左右一対の規制ガイドを設けたプリント装置が開示されている。ロール紙幅より押し込んだ位置に左右ガイドを移動させてロール紙の姿勢を正し、その後にロール紙幅ガイド位置を移動することで、ロール紙の蛇行防止を可能としている。
特開2007−225947号公報
特許文献1の装置では、紙幅ガイドの上流及び下流に搬送ローラを設け、ロール紙の挟持搬送を行っている。そして、蛇行矯正を行う際には搬送ローラの圧接解除を行い、ガイド手段によりロール紙端部を紙幅より更に押し込む動作を行っている。また、予め装置に入力されたロール紙の幅寸法に応じてガイド手段の位置を移動している。
しかしながら、従来よりも広範囲なユーザーニーズに対応するために、様々なメディアを従来よりも精度良く搬送し良好な印字結果を得るためには、以下に列挙する問題が顕在化する。
(1)印字中に蛇行が発生した場合、ガイド手段による蛇行補正を行う際に搬送ローラの圧接解除を行うとロール紙の搬送精度が悪化する。また、圧接解除無しで蛇行補正を行うために搬送ローラの圧接力を弱めると、これもまたロール紙搬送精度が悪化する。
よって、印字中の良好な搬送精度確保と蛇行補正性能確保の両立が困難である。
(2)ガイド手段を紙幅よりも更に押し込む動作を行うと、使用するロール紙の剛性によっては座屈してロール紙に座屈によるダメージが残る可能性がある。
(3)事前に入力したロール紙幅サイズに対してガイド手段の位置を合わせを行うが、実際のロール紙幅と入力値の誤差やガイド手段の部品精度、位置決め精度等によりガイド手段とロール紙端部との間に隙間が生じて蛇行が発生する可能性が高くなる。逆にロール紙を押し込む方向にガイド位置が振れた場合は、(2)と同様な現象が発生する場合がある。
本発明は上記課題の認識に基づいてなされたものである。本発明の目的の一つは、ロール紙の搬送精度と蛇行補正精度を高レベルで両立させること、その結果高品位な印字結果のプリントが可能な記録装置を提供することである。本発明の別の目的は、ロール紙にダメージを与えることなく様々な種類のロール紙に対応した蛇行補正を行うことが可能なプリント装置の提供である。
本発明のプリント装置は、シートにプリントするためのプリントヘッドと、前記プリントヘッドの上流側でシートをニップしてシートを搬送する搬送ローラ対と、前記搬送ローラ対の上流側でシートの少なくとも片側端部に当接してシート端部をガイドする端部ガイド部材と、前記端部ガイド部材の上流側近傍でシートにループ形状を形成するためのループ領域と、前記端部ガイド部材をシート幅方向に移動するためのガイド移動手段と、前記ガイド移動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ロール紙の搬送精度と蛇行補正精度を高レベルで両立させること、その結果高品位な印字結果のプリントが可能なプリント装置が提供される。また、ロール紙にダメージを与えることなく様々な種類のロール紙に対応した蛇行補正を行うことが可能なプリント装置が提供される。
プリント装置の内部構成を示す概略図。 制御部のブロック図。 片面プリントモードでの動作を説明するための図。 両面プリントモードでの動作を説明するための図。 プリント部の詳細な構成断面図と構成上面図。 蛇行補正ガイド部の詳細な説明図。 搬送部及び蛇行補正部の制御部説明図。 蛇行補正動作を示すフローチャート。 シート逆転搬送時動作を示すフローチャート。
以下、インクジェット方式を用いたプリント装置の実施形態を説明する。本例のプリント装置は、ロール状に巻かれた連続シートを使用し、片面プリントおよび両面プリントの両方に対応した高速ラインプリンタである。例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。本発明はプリンタ、プリンタ複合機、複写機、ファクシミリ装置などのプリント装置に適用可能である。また、本発明はプリント装置に限らず、ユーザーが装置稼働時刻を指定し且つ起動時の初期化動作に大きな時間を要する工場等で使用される産業機器(各種デバイスの製造装置、検査装置など)等の各種装置にも広く適用可能である。
図1はプリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。本実施形態のプリント装置は、ロール状に巻かれたシートを用いて、シートの第1面と第1面の裏面側の第2面に両面プリントすることが可能となっている。プリント装置内部には、大きくは、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、プリント部4、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12、加湿部20、制御部13の各ユニットを備える。シートは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿ってローラ対やベルトからなる搬送機構で搬送され、各ユニットで処理がなされる。
シート供給部1は、ロール状に巻かれた連続シートを保持して供給するためのユニットである。シート供給部1は、2つのロールR1、R2を収納することが可能であり、択一的にシートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは2つであることに限定はされず、1つ、あるいは3つ以上を収納するものであってもよい。
デカール部2は、シート供給部1から供給されたシートのカール(反り)を軽減させるユニットである。デカール部2では、1つの駆動ローラに対して2つのピンチローラを用いて、カールの逆向きの反りを与えるようにシートを湾曲させて通過させることでデカール力を作用させてカールを軽減させる。
斜行矯正部3は、デカール部2を通過したシートの斜行(本来の進行方向に対する傾き)を矯正するユニットである。基準となる側のシート端部をガイド部材に押し付けることにより、シートの斜行が矯正される。
プリント部4は、搬送されるシートに対して上方からプリントヘッド14によりシート上にプリント処理を行なって画像を形成するユニットである。つまり、プリント部4はシートに所定の処理を行なう処理部である。プリント部4は、シートを搬送する複数の搬送ローラも備えている。プリントヘッド14は、使用が想定されるシートの最大幅をカバーする範囲でインクジェット方式のノズル列が形成されたライン型プリントヘッドを有する。プリントヘッド14は、複数のプリントヘッドが搬送方向に沿って平行に並べられている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つのプリントヘッドを有する。なお、色数およびプリントヘッドの数は7つには限定はされない。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介してプリントヘッド14に供給される。
検査部5は、プリント部4でシートにプリントされた検査パターンや画像をスキャナによって光学的に読み取って、プリントヘッドのノズルの状態、シート搬送状態、画像位置等を検査して画像が正しくプリントされたかを判定するためのユニットである。スキャナはCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを有する。
カッタ部6は、プリント後のシートを所定長さに切断する機械的なカッタを備えたユニットである。カッタ部6は、シートを次工程に送り出すための複数の搬送ローラも備えている。
情報記録部7は、切断されたシートの非プリント領域にプリントのシリアル番号や日付などのプリント情報(固有の情報)を記録するユニットである。記録はインクジェット方式、熱転写方式などで文字やコードをプリントすることで行なわれる。情報記録部7の上流側且つカッタ部6の下流側には、切断されたシートの先端エッジを検知するセンサ23が設けられている。つまり、センサ23はカッタ部6と情報記録部7による記録位置との間でシートの端部を検知する、センサ23の検知タイミングに基づいて情報記録部7で情報記録するタイミングが制御される。
乾燥部8は、プリント部4でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるためのユニットである。乾燥部8の内部では通過するシートに対して少なくとも下面側から熱風を付与してインク付与面を乾燥させる。なお、乾燥方式は熱風を付与する方式に限らず、電磁波(紫外線や赤外線など)をシート表面に照射する方式であってもよい。
以上のシート供給部1から乾燥部8までのシート搬送経路を第1経路と称する。第1経路はプリント部4から乾燥部8までの間にUターンする形状を有し、カッタ部6はUターンの形状の途中に位置している。
反転部9は両面プリントを行う際に表(おもて)面プリントが終了した連続シートを一時的に巻き取って表裏反転させるためのユニットである。反転部9は、乾燥部8を通過したシートを再びプリント部4に供給するための、乾燥部8からデカール部2を経てプリント部4に到る経路(ループパス)(第2経路と称する)の途中に設けられている。反転部9はシートを巻き取るための回転する巻取回転体(ドラム)を備えている。表面のプリントが済んで切断されていない連続シートは巻取回転体に一時的に巻き取られる。巻き取りが終わったら、巻取回転体が逆回転して巻き取り済みシートはデカール部2に供給され、プリント部4に送られる。このシートは表裏反転しているのでプリント部4で裏面にプリントを行うことができる。両面プリントのより具体的な動作については後述する。
排出搬送部10は、カッタ部6で切断され乾燥部8で乾燥させられたシートを搬送して、ソータ部11までシートを受け渡すためのユニットである。排出搬送部10は、反転部9が設けられた第2経路とは異なる経路(第3経路と称する)に設けられている。第1経路を搬送されてきたシートを第2経路と第3経路のいずれか一方に選択的に導くために、経路の分岐位置には可動フラッパを有する経路切替機構が設けられている。
ソータ部11と排出部12は、シート供給部1の側部で且つ第3経路の末端に設けられている。ソータ部11は必要に応じてプリント済みシートをグループ毎に仕分けるためのユニットである。仕分けられたシートは、複数のトレイからなる排出部12に排出される。このように、第3経路はシート供給部1の下方を通過して、シート供給部1を挟んでプリント部4や乾燥部8とは逆側にシートを排出するレイアウトとなっている。
加湿部20は加湿気体(空気)を生成して、プリント部4のプリントヘッド14とシートの間に供給するためのユニットである。これにより、プリントヘッド14のノズルのインク乾燥が抑制される。加湿部20の加湿方式は、気化式、水噴霧式、蒸気式などの方式が採用される。気化式には、本実施形態の回転式の他に、透湿膜式、滴下浸透式、毛細管式などがある。水噴霧式には、超音波式、遠心式、高圧スプレー式、2流体噴霧式などがある。蒸気式には、蒸気配管式、電熱式、電極式などがある。加湿部20とプリント部4は第1ダクト21で接続され、更に加湿部20と乾燥部8は第2ダクト22で接続されている。乾燥部8ではシートを乾燥させる際に多湿且つ高温の気体が生成される。この気体は第2ダクト22を通して加湿部20に導入されて、加湿部20での加湿気体生成の補助エネルギとして利用される。そして、加湿部20で生成された加湿気体は第1ダクト21を通してプリント部に導入される。
制御部13は、プリント装置全体の各部の制御を司るユニットである。制御部13は、CPU、記憶装置、各種制御部を備えたコントローラ(制御部)、外部インターフェース、およびユーザーが入出力を行なう操作部15を有する。プリント装置の動作は、コントローラまたはコントローラに外部インターフェースを介して接続されるホストコンピュータ等のホスト装置16からの指令に基づいて制御される。
図2は制御部13の概念を示すブロック図である。制御部13に含まれるコントローラ(破線で囲まれる範囲)は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、画像処理部207、エンジン制御部208、個別ユニット制御部209から構成される。CPU201(中央演算処理部)はプリント装置の各ユニットの動作を統合的に制御する。ROM202はCPU201が実行するためのプログラムやプリント装置の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM203はCPU201のワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。HDD204(ハードディスク)はCPU201が実行するためのプログラム、プリントデータ、プリント装置の各種動作に必要な設定情報を記憶読出することが可能である。操作部15はユーザーとの入出力インターフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示するディスプレイや音声発生器などの出力部を含む。例えば、タッチパネル付きのディスプレイが用いられ、装置の動作ステータス、プリント状況、メンテナンス情報(インク残量、シート残量、メンテナンスステータスなど)等がユーザに対して表示される。ユーザはタッチパネルから各種の情報入力を行なうことができる。
高速なデータ処理が要求されるユニットについては専用の処理部が設けられている。画像処理部207は、プリント装置で扱うプリントデータの画像処理を行う。入力された画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られたプリントデータは、RAM203またはHDD204に格納される。エンジン制御部208は、CPU201等から受信した制御コマンドに基づいてプリントデータに応じてプリント部4のプリントヘッド14の駆動制御を行なう。エンジン制御部208は更にプリント装置内の各部の搬送機構の制御も行なう。個別ユニット制御部209は、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12、加湿部20の各ユニットを個別に制御するためのサブコントローラである。CPU201による指令に基づいて個別ユニット制御部209によりそれぞれのユニットの動作が制御される。外部インターフェース205は、コントローラをホスト装置16に接続するためのインターフェース(I/F)であり、ローカルI/FまたはネットワークI/Fである。以上の構成要素はシステムバス210によって接続されている。
ホスト装置16は、プリント装置にプリントを行わせるための画像データの供給源となる装置である。ホスト装置16は、汎用または専用のコンピュータであってもよいし、画像リーダ部を有する画像キャプチャ、デジタルカメラ、フォトストレージ等の専用の画像機器であってもよい。ホスト装置16がコンピュータの場合は、コンピュータに含まれる記憶装置にOS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、プリント装置用のプリンタドライバがインストールされる。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
次に、プリント時の基本動作について説明する。プリントは、片面プリントモードと両面プリントモードとでは動作が異なるので、それぞれについて説明する。
図3は片面プリントモードでの動作を説明するための図である。シート供給部1から供給されたシートがプリントされて排出部12に排出されるまでの搬送経路を太線で示している。シート供給部1から供給され、デカール部2、斜行矯正部3でそれぞれ処理されたシートは、プリント部4において表面(第1面)のプリントがなされる。長尺の連続シートに対して、搬送方向における所定の単位長さの画像(単位画像という)を順次プリントして複数の画像を並べて形成していく。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において単位画像ごとに切断される。切断されたカットシートは、必要に応じて情報記録部7でシートの裏面にプリント情報が記録される。そして、カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され乾燥が行なわれる。その後、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。一方、最後の単位画像の切断でプリント部4の側に残されたシートはシート供給部1に送り戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。このように、片面プリントにおいては、シートは第1経路と第3経路を通過して処理され、第2経路は通過しない。
図4は両面プリントモードでの動作を説明するための図である。両面プリントでは、表(おもて)面(第1面)プリントシーケンスに次いで裏面(第2面)プリントシーケンスを実行する。最初の表面プリントシーケンスでは、シート供給部1から検査部5までの各ユニットでの動作は上述の片面プリントの動作と同じである。カッタ部6では切断動作は行わずに、連続シートのまま乾燥部8に搬送される。乾燥部8での表面のインク乾燥の後、排出搬送部10の側の経路(第3経路)ではなく、反転部9の側の経路(第2経路)にシートが導びかれる。第2経路においてシートは、順方向(図面では反時計回り方向)に回転する反転部9の巻取回転体に巻き取られていく。プリント部4において、予定された表面のプリントが全て終了すると、カッタ部6にて連続シートのプリント領域の後端が切断される。切断位置を基準に、搬送方向下流側(プリントされた側)の連続シートは乾燥部8を経て反転部9でシート後端(切断位置)まで全て巻き取られる。一方、この巻取りと同時に、切断位置よりも搬送方向上流側(プリント部4の側)に残された連続シートは、シート先端(切断位置)がデカール部2に残らないように、シート供給部1に巻き戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。この巻き戻しによって、以下の裏面プリントシーケンスで再び供給されるシートとの衝突が避けられる。
上述の表面プリントシーケンスの後に、裏面プリントシーケンスに切り替わる。反転部9の巻取回転体が巻き取り時とは逆方向(図面では時計回り方向)に回転する。巻き取られたシートの端部(巻き取り時のシート後端は、送り出し時にはシート先端になる)は、図の破線の経路に沿ってデカール部2に送り込まれる。デカール部2では巻取回転体で付与されたカールの矯正がなされる。つまり、デカール部2は第1経路においてシート供給部1とプリント部4の間、ならびに第2経路において反転部9とプリント部4の間に設けられて、いずれの経路においてもデカールの働きをする共通のユニットとなっている。シートの表裏が反転したシートは、斜行矯正部3を経て、プリント部4に送られて、シートの裏面にプリントが行なわれる。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において予め設定されている所定の単位長さ毎に切断される。カットシートは両面にプリントされているので、情報記録部7での記録はなされない。カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。このように、両面プリントにおいてはシートは第1経路、第2経路、第1経路、第3経路の順に通過して処理される。
次に、上述の構成のプリンタにおけるプリント部4についてさらに詳しく説明する。図5はプリント部4の構成図である。プリント部4において、シートSは第1ローラ対、第2ローラ対、第3ローラ対の3種類のローラ対で図中の矢印A方向に搬送される。第1ローラ対は、駆動力を持つ搬送ローラ101と従動回転するピンチローラ102からなるローラ対である。ピンチローラは不図示バネで搬送ローラ方向に押圧力を発生する構成であり、10〜20kgfの範囲の押圧力でプリント部における良好な搬送精度が確保できている。第2ローラ対は、駆動力を持つ複数の搬送ローラ103a〜103gと、従動回転する複数のピンチローラ104a〜104gからなる各ローラ対(7組)を指す。第3ローラ対は、駆動力を持つ搬送ローラ105と従動回転するピンチローラ106からなるローラ対である。第2ローラ対、第3ローラ対のピンチローラ押圧力は、各1kgf程度に設定している。搬送ローラ101には、ローラ回転状態を検出するためのロータリエンコーダ109が設けられている。
第1搬送ローラ対の下流のプリント領域110には、各色に対応した7つのライン型プリントヘッド14a〜14gがシート搬送方向に沿って並べられている。ライン型プリントヘッド14a〜14gとピンチローラ104a〜104gは1つずつ交互に配置されている。プリントヘッド14a〜14gのそれぞれに対向した位置には、プラテン112a〜112gが設けられ、シートSを支持するようになっている。プリントヘッド14a〜14gの対向位置それぞれにおいて、シートSは両側がローラ対でニップされ且つプラテンで支持されるのでシート搬送の挙動が安定する。特に最初にシートが導入される際には、シート先端が短い周期で複数のニップ位置を通過していくので、シート先端の浮きが抑制され安定したシート導入がなされる。
156はシートにループ形状を形成するループ領域であり、157はループ形状をコントロールするためのループガイドである。ループ領域156の近傍下流側には一対の端部ガイド部材である蛇行補正ガイド153,154がシート両端部に対向するように2ヶ所に配置されている。蛇行補正ガイド153は少なくともシートの片側端部に当接してシート端部をガイドする。更にその近傍下流側にはシートの端部位置を検出するためのシート端部検出手段であるシートエッジセンサ151、152を設けた。図6(A)において蛇行補正ガイド及びシートエッジセンサの構成について更に詳細に説明する。蛇行補正ガイド153,154はシート端部に当接して蛇行を防止するための下面ガイド手段である当接面153a、154aを備えている。また、シートの下面を案内するためのガイド面153b,154bも備えている。シートエッジセンサ151,152は赤外線による透過型位置検出センサである。発光部151b、152bから赤外線を発光し、受光部151a、152aにおける受光量によってシート端部位置を検出している。155はシートエッジセンサ151,152及び蛇行補正ガイド153,154をシート幅方向に移動するための移動ガイドである。移動ガイドは不図示リードスクリューと駆動モータで構成されている。蛇行補正ガイド153とシートエッジセンサ151は一体的に固定され、移動ガイド155により任意位置に一体的に移動可能な構成である。蛇行補正ガイド153のシート端部当接面153aとシートエッジセンサ151のセンサ部151a,151bは位置を測定しながら組み立てる調整組をすることにより、その距離はほぼ誤差無しで組立を行っている。シートの逆側端部に配置した蛇行補正ガイド154とシートエッジセンサ152も同様な構成である。また、蛇行補正ガイドは第1搬送ローラ対に対して直角になるように調整組を行っている。第1搬送ローラ対はシート搬送力が最も高く、搬送精度に対して支配的な影響力を持っているので、蛇行補正ガイドの直角度調整により搬送方向に対して極端に大きな蛇行補正を行うことがなく、無理なく精度の良い搬送が可能となる。
160,161はシート端部位置を検出するための第二のシート端部検出手段である第二シートエッジセンサである。185は第二シートエッジセンサをシート幅方向の任意位置にそれぞれ移動可能とする第二移動ガイドである。170はスキャナ、172,174はスキャナ前後のシート搬送を行うスキャナローラ、171,173はシートを押圧するためのピンチローラである。175はスキャナ170とカッター182の間でシートにループを形成するための第二のループ領域である。176はループ形状をコントロールするための第二ループガイドである。177,178はシートの少なくとも片側端部に当接してシート端部をガイドする第二の端部ガイド部材である第二蛇行補正ガイドである。179は第二蛇行補正ガイドをシート幅方向の任意位置に移動するための第三移動ガイドである。181は第二蛇行補正ガイド下流に配置したカッター前搬送ローラで、180はシートを押圧するためのピンチローラである。図7は制御手段の構成模式図である。コントローラ300はROM,RAM,CPUを有するものである。センサ部310は装置の状態を検出するためのセンサ郡である。301はシートを搬送する各搬送ローラを駆動するための搬送ローラモータ、302は搬送ローラのニップ圧を解除するためにピンチローラリリース動作を行うニップ解除機構であるピンチローラリリースモータである。303は蛇行補正ガイドを移動させるためのガイド移動手段であるモータである。モータ303は第二のガイド部材を移動させる第二のガイド移動手段および第2のシート端部検出手段を移動させる第二のシート検出部移動手段を兼ねている。304は第二シートエッジセンサを移動させるためのモータ、305はカッターを動作させるためのモータであり、各モータは各モータドライバにより制御を行う。
以上の構成におけるシート搬送動作を説明する。蛇行補正動作についてはフローチャート図8に記載する。シート供給部1から供給されたシートSは、ループ部156でループを作成後、蛇行補正ガイド対153,154を通過し、第3ローラ対、第1ローラ対、第2ローラ対の順にそれぞれ所定のニップ位置でニップされて搬送される。第1ローラ対から第3ローラ対、蛇行補正ガイド対153,154までの搬送経路は直線状で略同一平面上にある。なお、ここでいう直線とは厳密な直線に限定されずほぼ直線である形態も含まれる。
ここで、蛇行補正ガイド153,154は図6(B)に示すようなシート端部から離間した位置に当初は待機している。シート先端が蛇行補正ガイドを通過後、ステップS1においてシート端部をシートエッジセンサ151、152により検出する。次にステップS2に移行し、制御手段はシート端部位置検出結果に基づき蛇行補正ガイド153、154をシート端部に丁度当接するための移動量を決定する。そして決定した移動量を移動させることによって蛇行補正ガイド153、154をシート端部に当接する位置に移動する(図6(A))。前述したように蛇行補正ガイド153、154とシートエッジセンサ151、152は位置調整したものが一体的に移動するので、シート端部と蛇行補正ガイド153、154の位置は精度良く合わせることが可能である。よって蛇行補正ガイド153、154によりシート端部を押し込みすぎることによるシートの座屈や変形を防止できる。また、シート端部と蛇行補正ガイド153、154の隙間が開きすぎることにより、蛇行補正効果が低下することも無い。
その後にシート先端部は印字部の搬送ローラ対により搬送される。ここで、シートを蛇行させようとする力に対向してシート端部を蛇行補正ガイド153、154に沿わせてシート搬送を行うためには、シートが蛇行補正ガイド153、154を支点として回転しやすくする構成が最適である。本構成においては蛇行補正ガイド153,154の上流側にループ部156を設けている。ループ部でシートがある程度自由にシート幅方向に移動できるため、蛇行補正ガイド153、154を支点としてそれより下流側のシートが回転可能となる。そのためシートに蛇行させようとする力が働いた場合でも、蛇行補正ガイド153、154にシートが容易に沿って搬送することができる。シート搬送方向の送り精度を高めるためには搬送ローラの押圧力を高くすることが効果的であり、本構成においても相等圧を掛けているが、前述した理由により蛇行補正との両立が図れる。蛇行補正を容易にするために搬送ローラの押圧力(ニップ力)を低く設定したり、搬送途中でニップをリリースする動作を行うと、蛇行は補正できても搬送方向の精度は悪化してしまうので好ましくない。尚、搬送ローラ対による蛇行を発生させる力とは、例えばピンチローラの押圧力のシート幅方向における不均一性や、各ローラのシート幅方向の円筒度(外径誤差)によるものがある。本構成とは異なり、蛇行補正ガイド153、154の上流側にも搬送ローラ対を設置すると、蛇行補正ガイドの上流側、下流側の両方でシートが拘束されて、蛇行補正ガイド153、154によるシートの姿勢変更ができない。その結果、使用するシートの種類によってはシートが座屈したり、端部が折れたりする不具合が発生する場合がある。特にシート剛性が低い場合には発生しやすい。
シート先端部がプリント領域110を通過すると、ステップS3において、第二シートエッジセンサ160,161によりシート端部位置を検出する。ステップS4において、制御手段は、この検出結果に基づいて第二蛇行補正ガイド177,178をシート端部に合わせた位置に移動させるための移動量を決定する。そして決定した移動量分を第二蛇行補正ガイド177,178を移動させて、第二蛇行補正ガイド177,178をシート端部に合わせた位置に移動する。シート先端はスキャナ170を通過した後に下流ループ部175でループを作成し、シート幅に合った第二蛇行補正ガイド177,178の間に搬送される。その後カッター前ローラ対180,181により搬送し、必要に応じてカッター182でシートを所望のサイズにカットする。尚、第二シートエッジセンサ160、161と第二蛇行補正ガイド177、178はプリント領域上流側の構成と同様に、両者を近接位置に配置して一体的な可動構成としてもよい。このように、第二シートエッジセンサの検出結果に基づいて第二蛇行補正ガイド177、178の位置をシート端部に合わせるため、シートに対するガイドの位置合わせ誤差が少なくでき、良好な蛇行補正が可能となる。本構成のように複数のヘッドを有しプリント領域が広い装置においては、プリント領域下流側にも第二蛇行補正ガイドを配置し、シートの挙動をプリント領域前後でコントロールすることにより、プリント領域においてより高い蛇行補正効果が望める。また、第二蛇行補正ガイド177、178はカッター182の近傍上流側にを設けたので、シートをカットするときの蛇行を小さくすることができ、良好なシートカット精度が確保できる。更に、第二蛇行補正ガイド177、178の近傍上流側に第二ループ部175、下流側に搬送ローラ対180,181を配置した構成であるため、プリント領域上流側と同様にシートに座屈や折れを発生させることなく良好な蛇行補正を行うことができる。
次に、シートを巻き戻すために通常の搬送方向とは逆方向(Aと逆方向)にシート搬送する場合の動作について図9のフローチャートに沿って説明する。まずはステップS11において、第1ローラ対のピンチローラ102を搬送ローラ101から離間させてニップを解除する。本構成においてはプリントヘッドの最上流側に位置する第1ローラ対のニップ力を他のニップ力よりも大幅に高くしてある。したがってこのニップをニップ解除機構によってリリースすることにより逆方向搬送時には蛇行補正ガイド153、154でシート端部をガイドした状態においてもシートに座屈やシワや折れが発生することなく搬送可能である。そして、ステップS12において第二蛇行補正ガイド177、178をシート端部から離間した位置に退避させる。逆転時は大きく蛇行することや座屈が発生しなければよいので、上流側の蛇行補正ガイド153、154のみでガイドすることで十分である。この状態でステップS13に移行し各搬送ローラ101、103、105を逆転駆動する。所定量駆動したらステップS14にて各搬送ローラ101、103、105を停止する。
以上の実施形態においては、プリント部4では、各色のライン型プリントヘッドを設けているが、この構成以外の例えばシリアル型の単一のプリントヘッドでも同様な構成は可能である。また、蛇行補正ガイドはシート端部に当接する片側をバネ等の弾性部材でシート端部に向けて押圧する構成としてもよい。この場合はシート端部に対する蛇行補正ガイドの僅かな位置決め誤差はシート種類によっては吸収可能なため、シート座屈に対するマージンが更にアップする。蛇行補正ガイドはシート端部に対して片側のみでも効果を出すことができる。斜走ローラ等で常にシートを片側に押し付ける構成を取ればよい。
以上説明した実施形態のプリント装置は、プリント部4の上流側にシートをニップ搬送する搬送ローラ対を設け、その更に上流側にシートエッジセンサ及び蛇行補正ガイドを設け、更にその上流側近傍にループ部を設けた配置関係としている。また、プリント部可流側にもシートエッジセンサ及び蛇行補正ガイドを設け、更に蛇行補正ガイドの上流側近傍にループ部を設けた配置関係としている。この構成により以下に列挙する作用効果を得ることができる。
(1)蛇行補正ガイド下流側の搬送ローラ対のニップ力を高く設定しても蛇行補正を精度良く行なうことができる。そのため、ロール紙の搬送精度と蛇行補正精度を高レベルで両立させることができる。
(2)蛇行補正ガイドをシート端部に対して精度良く当接させることができる。そのため、シートが座屈することや折れやシワが発生することなく、精度良い蛇行補正を行うことができる。
(3)プリント領域とその近傍の搬送ローラ対及び蛇行補正ガイド対を略平面上に配置したため、シートのコシの影響を受けにくい。そのためにシートを精度良くコントロールすることが比較的容易である。そのため良好な印字精度を確保できる。
(4)プリント領域下流側にも蛇行補正ガイドを設けプリント領域の上流及び下流でガイドすることにより、プリント領域が広い場合でも良好な蛇行補正精度を維持することができる。
(5)カッター部上流側に蛇行補正ガイドを配置したことにより、良好なカット精度を確保できる。その結果、良好な印字物の品位を保てる。
以上(1)〜(5)により、シート搬送の搬送精度と蛇行補正精度を高レベルで両立させることが可能で、プリント品質の高い次元プリント装置が提供される。
4 プリント部
13 制御部
101 搬送ローラ
102 ピンチローラ
156 ループ部
153,154 蛇行補正ガイド
151,152 シートエッジセンサ

Claims (15)

  1. シートにプリントするためのプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドの上流側でシートをニップしてシートを搬送する搬送ローラ対と、
    前記搬送ローラ対の上流側でシートの少なくとも片側端部に当接してシート端部をガイドする端部ガイド部材と、
    前記端部ガイド部材の上流側近傍でシートにループ形状を形成するためのループ領域と、
    前記端部ガイド部材をシート幅方向に移動するためのガイド移動手段と、
    前記ガイド移動手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするプリント装置。
  2. シートの端部位置を検出するためのシート端部検出手段を有し、前記ガイド移動手段によりシート幅方向に移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記制御手段は、前記シート端部検出手段によるシート端部位置の検出結果に基づき、前記ガイド移動手段による前記端部ガイド部材の移動量を決定することを特徴とする請求項2に記載のプリント装置。
  4. シートの下面をガイドする下面ガイド手段を有し、前記ガイド移動手段により前記下面ガイド手段を移動可能とすることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプリント装置。
  5. 前記端部ガイド部材をシート両端部に対向する2ヶ所に設けたことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のプリント装置。
  6. 前記搬送ローラ対および前記端部ガイドを通過する際のシートは、前記プリントヘッドによってプリントする際のシートと略同一平面上にあることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のプリント装置。
  7. 前記搬送ローラ対のニップを解除するニップ解除機構を有し、通常のプリント時とは逆の方向にシートを搬送する際には、前記ニップ解除機構により前記搬送ローラ対のニップを解除することを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のプリント装置。
  8. 前記シートはロール状に巻かれた連続シートであり、前記プリントヘッドの下流側にシートを所定長さにカットするためのカット手段を有することを特徴とする、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のプリント装置。
  9. 前記プリントヘッドの下流側でシートの少なくとも片側端部に当接してシート端部をガイドする第二の端部ガイド部材と、
    前記端部ガイド部材をシート幅方向に移動するための第二のガイド移動手段と、
    を有することを特徴とする、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のプリント装置。
  10. 前記第二の端部ガイド部材の上流側で且つ前記プリントヘッドの下流側にシートにループ形状を形成するための第二のループ領域を有することを特徴とする、請求項9に記載のプリント装置。
  11. 前記プリントヘッドの下流側にシートの端部位置を検出するための第二のシート端部検出手段と、
    前記第二のシート端部検出手段をシートの幅方向に移動するための第二のシート検出部移動手段と、
    を有することを特徴とする、請求項9または請求項10に記載のプリント装置。
  12. 前記制御手段は、前記第二のシート端部検出手段の検出結果に基づいて前記第二のガイド移動手段による前記第二の端部ガイド部材の移動量を決定することを特徴とする、請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載のプリント装置。
  13. 前記シートはロール状に巻かれた連続シートであり、前記プリントヘッドの下流側にシートを所定長さにカットするためのカット手段を有し、
    前記第二の端部ガイド部材は、前記プリントヘッドの下流側で且つ前記カット手段の上流側に配置したことを特徴とする、請求項9乃至請求項12のいずれか1項に記載のプリント装置。
  14. 通常のプリント時とは逆の方向にシートを搬送する際には、前記第二の端部ガイド部材はシート端部に対して離間させた位置に退避させることを特徴とする、請求項9乃至請求項13のいずれか1項に記載のプリント装置。
  15. 前記プリントヘッドはライン型プリントヘッドがシート搬送方向に沿って複数並べられたものであることを特徴とする、請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のプリント装置。
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