JP2011233814A - 電子モジュール及び電子モジュール取付け構造 - Google Patents

電子モジュール及び電子モジュール取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電気導通部を有する樹脂製の電子モジュールを取り付ける場合に、電子モジュールの絶縁性及びボルト固定力を確保しつつ、小型化できる電子モジュール取付け構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電子モジュールは、固定部材に当接される面に開口し、ボルトが内側に配置される孔を有する樹脂部材と、前記樹脂部材の凹部に設けられ、表面が前記固定部材に当接される面に一致する電気導通部と、を有する。そして前記樹脂部材に入れ込まれ、前記ボルトが内側に配置される孔を有し、前記固定部材に当接される面から直交方向に離れて端面が設けられる金属部品を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子モジュール及び電子モジュール取付け構造に関する。
従来、半導体チップを実装した金属電極をケースに収納した電子モジュールが知られている。半導体チップなど電気が流れる導電性部品は流される電流量に応じて発熱する発熱体であり、冷却する必要がある。特許文献1では、電子モジュールの樹脂製のモジュールケースをアルミ製のヒートシンクにボルトで固定させて、電子モジュールを冷却している。
特開2008−277483号公報
モジュールケースをヒートシンクに取り付けるときに、モジュールケースに直接ボルトを挿通させると、樹脂は金属に比べて剛性が低いので樹脂変形などによってボルトの固定力が低減する。そこでボルト固定部を強化するためモジュールケースのボルト孔に金属カラーを入れる対策が考えられる。
しかし、金属カラーはボルト孔の内側に埋め込まれていて、その端面は樹脂製のモジュールケースの表面に露出する。このとき金属カラーは導電性であるため同じく導電性である発熱体との間に沿面距離(2つの導電性部分の、絶縁部材の表面に沿った最短距離)を確保する必要があり、ボルト固定部を発熱体の近傍に設けることができない。このためモジュールケースが大型化していた。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、電気導通部を有する樹脂製の電子モジュールを取り付ける場合に、電子モジュールの絶縁性及びボルト固定力を確保しつつ、小型化できる電子モジュール及び電子モジュール取付け構造を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明の電子モジュールは、固定部材に当接される面に開口し、ボルトが内側に配置される孔を有する樹脂部材と、前記樹脂部材の凹部に設けられ、表面が前記固定部材に当接される面に一致する電気導通部と、を有する。そして前記樹脂部材に入れ込まれ、前記ボルトが内側に配置される孔を有し、前記固定部材に当接される面から直交方向に離れて端面が設けられる金属部品を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子モジュールのボルト孔に設けられ導電性を有する金属部品と、電気導通部との間の沿面距離が長くなる。このため固定部材に当接される面上におけるボルト孔位置を電気導通部に近づけても両者間の絶縁性能は確保できる。よって電子モジュールを小型化することができる。
本発明の第1実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。 本発明の第5実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。 本発明の第6実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。 本発明の第7実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。電子モジュール取付け構造100は、電子モジュール1と、固定部材2と、ボルト3と、ナット4と、を備える。
電子モジュール1は、電気導通部10と、樹脂部材11と、金属カラー12と、を含む。
電気導通部10は、樹脂部材11の凹部11aに設けられ、電子モジュール1と固定部材2との取付け面1b上に表面が露出する。電気導通部10は、樹脂部材11に一体成形される。ここで電気導通部10とは、例えばインバーターの中の電力変換用電子チップが実装される電極部である。
樹脂部材11は、電気導通部10に密接して取付け面1b以外の面を覆う。樹脂部材11は、取付け面1bに開口して貫通する樹脂孔1aを有する。樹脂孔1aは、電気導通部10と孔縁との取付け面1bに沿った最短距離が距離Z1になるように設けられる。樹脂孔1aは電子モジュール1のボルト孔である。
金属カラー12は、樹脂部材11の樹脂孔1aに埋め込まれる。金属カラー12は、円筒型で、樹脂孔1aと同軸かつ同径のカラー孔12aを有する。金属カラー12は、取付け面1bから直交方向に距離Z2だけ内側に端面12bが位置するように設けられる。ここで金属カラー12の外形と電気導通部10との最短距離は距離L1である。そして金属カラー12と電気導通部10との樹脂部材11の表面に沿った最短距離、すなわち沿面距離は距離Z1と距離Z2とを足し合わせた距離Zaである。
ここで沿面距離とは、2つの導電性部分の、絶縁物の表面に沿った最短距離のことである。本実施形態において2つの導電性部分とは電気導通部10及び金属カラー12である。絶縁物とは樹脂部材11である。本実施形態のように電気導通部10が電子モジュール1の表面に露出している場合に、絶縁部材である樹脂部材11の誘電率が高いと、誘電体の表面を伝って放電がおこる可能性がある。電気導通部10から金属カラー12に樹脂部材11の表面を伝って電気が流れてしまうのを防止するために、ある程度の沿面距離をとって絶縁性を確保する必要がある。絶縁に必要な沿面距離は、電気導通部10の動作電圧など様々な要因から決定される。
固定部材2は、取付け面1bに当接して設けられる。固定部材2は、樹脂孔1aと同軸の固定孔2aを有する。固定部材2は、樹脂製である。
ボルト3は、樹脂孔1a、カラー孔12a及び固定孔2aに挿通する。ボルト3は、取付け面1bとは反対側の面1cの樹脂孔1aから挿入されて樹脂部材11及び固定部材2を貫通する。
またボルト3が金属製の場合は、電気導通部10とボルト3との沿面距離も考慮する必要がある。このときの沿面距離Zaは、樹脂部材11の樹脂孔径D1とボルト径D3との差の半分の距離dと、距離Z1とを足し合わせた距離である。ボルト3が金属製の場合には、金属カラー12の端面12bの取付け面1bからの距離Z2が距離d以上になると、電気導通部10とボルト3との沿面距離が電子モジュール1の絶縁性能を決定する。
ナット4は、固定孔2aから突き出るボルト3と螺合して電子モジュール1と固定部材2とを固定する。
本実施形態では、電子モジュール1を固定部材2に取り付けるための樹脂孔1aに、取付け面1bから距離をおいて金属カラー12を設けている。そして金属カラー12は、取付け面1bに面して設けられる電気導通部10との沿面距離を、距離L1よりも長い距離Zaを確保している。
本実施形態によれば、電子モジュール1を固定部材2にボルト3で取り付けるときに、電子モジュール1の樹脂孔1aに金属カラー12を用いる。金属は樹脂よりも剛性が高い。このため電子モジュール1が樹脂部材11のみでボルト3の軸力を受けるよりも強いボルト固定力が得られる。
そして、金属カラー12は電気導通部10との樹脂部材11の表面に沿った最短距離である沿面距離を距離Zaだけ確保している。金属カラー12が取付け面1b上の樹脂孔1aの孔縁から孔面に沿って設けられる場合は、沿面距離は距離L1である。距離L1は距離Zaよりも短い。本実施形態のように金属カラー12の端面12bを取付け面1bから離して設けることで、同じボルト位置でも沿面距離を長く確保することができる。言い換えると、必要とされる沿面距離が同じであれば、ボルト位置を従来の位置よりも電気導通部10に近づけることができる。よって電気導通部10と金属カラー12との間の絶縁性を確保したまま、電子モジュール1を小型化することができる。
また電子モジュール1が小型化されるので、樹脂部材11のコストが低減される。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。なお以下では前述した内容と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
本実施形態では、第1実施形態から、樹脂部材11の樹脂孔径D1を金属カラー12のカラー孔径D12よりも大きくする。そして金属カラー12の肉厚tは、樹脂孔径D1とカラー孔径D12との差の半分の長さよりも大きく設定する。すなわち、金属カラー12は、樹脂部材11の樹脂孔1aの内面から一部が突き出して段差になっている。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、電子モジュール1の絶縁性及びボルト固定力の両方を確保しつつ、電子モジュール1を小型化することができる。また電子モジュール1が小型化されるので、樹脂部材11のコストが低減される。
さらに、金属カラー12はその一部が樹脂部材11から突き出して段差となっている。このため樹脂部材11と金属カラー12とを一体成形するときに金属カラーの端面12bの突き出し部分にピンを当てることができるので、金属カラー12の位置決めが容易になる。また精度よく金属カラー12の位置決めができ、成形性が向上する。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。
本実施形態では、第1実施形態から、電子モジュール1の取付け面1bと固定部材2との間に樹脂製の絶縁部材5を挟む。さらに固定部材2を金属製とする。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、電子モジュール1の絶縁性及びボルト固定力の両方を確保しつつ、電子モジュール1を小型化することができる。また電子モジュール1が小型化されるので、樹脂部材11のコストが低減される。
さらに、電子モジュール1と固定部材2との間に絶縁部材5を挟むことで固定部材2を金属製にするので、樹脂製に比べて剛性が高くなる。このため固定部材2のボルト3の軸力を受ける力が大きくなるので、ボルト固定力が向上する。よってボルト3の信頼性が高まる。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。
本実施形態では、第2実施形態から、金属カラー12をボルト軸方向に延ばす。金属カラー12のもう一方の端面12cを樹脂部材11のボルト側の面1cから突出させる。
本実施形態によれば、第2実施形態と同様に、電子モジュール1の絶縁性及びボルト固定力の両方を確保しつつ、電子モジュール1を小型化することができる。また電子モジュール1が小型化されるので、樹脂部材11のコストが低減される。
さらに、金属カラー12がボルト軸方向に延ばされて、金属カラー12の端面12cが樹脂部材11の面1cから露出するので、ボルト3とナット4との間のボルト軸方向の樹脂量が減って金属量が増える。樹脂量が減るのでクリープによる変形量が減る。また樹脂より剛性が高い金属の割合が増えて、樹脂部材11のボルト3の軸力を受ける力が大きくなるので、ボルト固定力が向上する。よってボルト3の信頼性が高まる。
(第5実施形態)
図5は、本発明の第5実施形態の電子モジュール取付け構造を示す断面図である。
前述した実施形態では、重ね合わせた電子モジュール1及び固定部材2の電子モジュール1側からボルト3を挿入して固定部材2から露出するボルト3にナット4を螺合することにより両者が固定される。本実施形態では、電子モジュール1の樹脂部材11に金属製の袋ナット4が内包される。そして電子モジュール1及び固定部材2の固定部材2側からボルト3が挿入されて電子モジュール1内の袋ナット4に螺合することにより両者が固定される。袋ナット4は、取付け面1b側の端面4bに開口して樹脂孔1aと同軸かつ同径のナット孔4aを有する。袋ナット4は、端面4bが取付け面1bから距離Z4だけ樹脂部材11の内側に設けられる。ここで袋ナット4の外形から電気導通部10までの最短距離は距離L2である。また樹脂孔1aと電気導通部10との取付け面1bに沿った距離は距離Z3である。本実施形態において、金属製の袋ナット4と電気導通部10との沿面距離は距離Z3と距離Z4とを足し合わせた距離Zbである。
本実施形態によれば、電子モジュール1を固定部材2にボルト3で取付けるときに、電子モジュール1に金属製の袋ナット4を内包する。金属は樹脂よりも剛性が高い。このため電子モジュール1が樹脂部材11のみでボルト3の軸力を受けるよりも強いボルト固定力が得られる。
そして、袋ナット4は電気導通部10との樹脂部材11の表面に沿った最短距離である沿面距離を距離Zbだけ確保している。袋ナット4が取付け面1b上のボルト孔1aの孔縁から設けられる場合は、沿面距離は距離L2となる。距離L2は、距離Zbよりも短い。本実施形態のように金属製の袋ナット4の端面4bを取付け面1bから離して設けることで、同じボルト位置でも沿面距離を長く確保することができる。言い換えると、必要とされる沿面距離が同じであれば、ボルト位置を従来の位置よりも電気導通部10に近づけることができる。よって電気導通部10と金属製の袋ナット4との間の絶縁性を確保したまま、電子モジュール1を小型化することができる。
また電子モジュール1が小型化されるので、樹脂部材11のコストが低減される。
(第6実施形態)
図6は、本発明の第6実施形態の電子モジュール取付け構造を示す図である。
本実施形態では、第5実施形態から、電子モジュール1の取付け面1bと固定部材2との間に樹脂製の絶縁部材5を挟む。さらに固定部材2を金属製とする。
本実施形態によれば、第5実施形態と同様に、電子モジュール1の絶縁性及びボルト固定力の両方を確保しつつ、電子モジュール1を小型化することができる。また電子モジュール1が小型化されるので、樹脂部材11のコストが低減される。
さらに、電子モジュール1と固定部材2との間に絶縁部材5を挟むことで固定部材2を金属製にするので、樹脂製に比べて剛性が高くなる。このため固定部材2のボルト3の軸力を受ける力が大きくなるので、ボルト固定力が向上する。よってボルト3の信頼性が高まる。
(第7実施形態)
図7は、本発明の第7実施形態の電子モジュール取付け構造を示す図である。
本実施形態では、第1実施形態の電子モジュール1を、金属製の袋ナット4を内包する固定部材2にボルト3で取り付ける。固定部材2は樹脂製である。固定部材2は、ボルト孔1aと同軸の固定孔2aを有する。袋ナット4は、取付け面1bからボルト軸方向に距離Z6だけ離して、固定部材2の内側に端面4bが設けられる。固定孔2aの孔縁と電気導通部10との沿面距離は距離Z5である。本実施形態において、袋ナット4と電気導通部10との沿面距離は距離Z5と距離Z6とを足し合わせた距離Zcである。ここで袋ナット4と電気導通部10との最短距離は距離L3である。距離L3は距離Zcよりも短い。また金属カラー12と電気導通部10との沿面距離は距離Zaで、最短距離は距離L1である。
本実施形態によれば、固定部材2は金属製の袋ナット4を内包する。固定部材2の金属製の袋ナット4によって、電子モジュール1の金属カラー12と同様に樹脂製の固定部材2のみでボルト3の軸力を受けるよりも強いボルト固定力が得られる。そして袋ナット4と電気導通部との沿面距離は距離L3よりも長い距離Zcが確保されている。同様に金属カラー12と電気導通部との沿面距離も距離L1よりも長い距離Zaが確保されている。このため第1実施形態と同様にボルト位置を従来の位置よりも電気導通部10に近づけることができる。よって電気導通部10と金属カラー12及び金属製の袋ナット4との間の絶縁性を確保したまま、電子モジュール1及び固定部材2を小型化することができる。また電子モジュール1及び固定部材2が小型化されるので、部材コストが低減される。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
例えば、電子モジュールの絶縁部材を樹脂部材としたが、これに限らない。電気を通しにくい物質であれば樹脂に変えても同様の効果が得られる。また金属部品がカラーである場合では、電子モジュールは固定部材に当接され、ボルトが電子モジュール側から挿入されて、固定部材側に設けられたナットと螺合することにより電子モジュールを固定部材に取り付けている。これに限らず、ボルトが固定部材側から挿入されて、電子モジュール側に設けられたナットと螺合することにより電子モジュールを固定部材に取り付ける場合にも同様の効果が得られる。また実施形態7では固定部材に金属ナットを設けているが、これに限らず固定部材に金属カラーを設けてもよい。固定部材が樹脂製である場合に同様の効果が得られる。
1 電子モジュール
1a 樹脂孔(ボルト孔)
1b 取付け面(固定部材に当接する面)
1c 反対側の面
10 電気導通部
11 樹脂部材
11a 凹部
12 カラー(金属部品)
12a カラー孔
12b (取付け面側の)端面
12c 反対面
2 固定部材
2a 固定孔
3 ボルト
4 ナット(金属部品)
4a ナット孔
4b (取付け面側の)端面
100 電子モジュール取付け構造

Claims (9)

  1. 固定部材に当接される面に開口し、ボルトが内側に配置される孔を有する樹脂部材と、
    前記樹脂部材の凹部に設けられ、表面が前記固定部材に当接される面に一致する電気導通部と、
    前記樹脂部材に入れ込まれ、前記ボルトが内側に配置される孔を有し、前記固定部材に当接される面から直交方向に離れて端面が設けられる金属部品と、
    を備える電子モジュール。
  2. 請求項1に記載の電子モジュールにおいて、
    前記金属部品の孔径は、前記樹脂部材の孔径よりも小さく、
    前記金属部品は、前記金属部品の孔半径と前記樹脂部材の孔半径との差よりも肉厚である、
    ことを特徴とする電子モジュール。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子モジュールにおいて、
    前記金属部品の反対面は、前記樹脂部材の固定部材当接面と反対側の面から露出する、
    ことを特徴とする電子モジュール。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電子モジュールにおいて、
    前記金属部品は、前記ボルトが貫通するカラーである、
    ことを特徴とする電子モジュール。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電子モジュールにおいて、
    前記金属部品は、前記ボルトと螺合するナットである、
    ことを特徴とする電子モジュール。
  6. 請求項4に記載の電子モジュールを取り付ける構造において、
    ボルト孔が形成されるとともに、片面に前記電子モジュールが当接する固定部材と、
    前記電子モジュール及び前記固定部材のボルト孔を貫通するボルトと、
    前記固定部材の裏面に配置され、前記ボルトと螺合するナットと、
    を有することを特徴とする電子モジュール取付け構造。
  7. 請求項4に記載の電子モジュールを取り付ける構造において、
    ボルト孔が形成されるとともに、片面に前記電子モジュールが当接する固定部材と、
    前記電子モジュール及び前記固定部材のボルト孔を貫通するボルトと、
    前記電子モジュールの固定部材当接面と反対側の面に配置され、前記ボルトと螺合するナットと、
    を有することを特徴とする電子モジュール取付け構造。
  8. 請求項5に記載の電子モジュールをボルトで固定部材に取り付ける構造において、
    ボルト孔が形成されるとともに、片面に前記電子モジュールが当接する固定部材と、
    前記固定部材の裏面から前記固定部材のボルト孔を貫通し、前記ナットと螺合するボルトと、
    を有することを特徴とする電子モジュール取付け構造。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか1つに記載の電子モジュール取付け構造において、
    前記固定部材は金属製であり、
    前記固定部材と前記電子モジュールとの間に設けられる絶縁部材をさらに備える、
    ことを特徴とする電子モジュール取付け構造。
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