JP2011232531A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着温度からスタンバイ温度に温度が下がっていく状況において印字指令が出力された場合であっても、適正な定着温度で記録シートに定着処理を施すことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】制御ユニットは、定着ユニットの温度(検知温度)が定着温度からスタンバイ温度に下がっていく状態(S1;Yes)において、印字指令を受けた場合に(S2;Yes)、定着ユニットの温度に関する情報(検知温度)に基づいて、印字指令を受けてから記録シートを搬送し始めるまでの待ち時間を、定着ユニットの温度が定着温度であるときの第1時間間隔G1よりも長い第2時間間隔G2にするように(S4,S6)、搬送ユニットを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録シートに現像剤を熱定着するための定着ユニットを有する画像形成装置に関する。
従来より、用紙(記録シート)が定着ユニットに到達するときに、定着ユニット内の加熱ローラが最適な定着温度となっているように、用紙の搬送タイミング(印字指令を受けてから給紙を開始するまでの時間間隔)を制御するものが知られている。例えば、特許文献1には、ヒータを所定時間ONしているときに温度センサによって検知された検知温度の温度上昇率を算出し、その温度上昇率などに基づいて、用紙の搬送タイミングを制御することが開示されている。
特開平10−10951号公報
しかしながら、上記の構成によると、定着温度からそれよりも低い温度のスタンバイ温度に温度が下がっていく状況において、印字指令が出力されると、温度上昇率を算出できないため、用紙を適正な搬送タイミングで搬送することができず、適正な定着温度で定着処理を施すことができなかった。
そこで、本発明は、定着温度からスタンバイ温度に温度が下がっていく状況において印字指令が出力された場合であっても、適正な定着温度で記録シートに定着処理を施すことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、記録シートに現像剤を熱定着するための定着ユニットと、定着ユニットの温度を、定着温度と、定着温度よりも低いスタンバイ温度とに維持する制御を実行可能な制御ユニットと、記録シートを定着ユニットへ搬送するための搬送ユニットと、を備えた画像形成装置であって、制御ユニットは、定着ユニットの温度が定着温度からスタンバイ温度に下がっていく状態において、印字指令を受けた場合に、定着ユニットの温度に関する情報に基づいて、印字指令を受けてから記録シートを搬送し始めるまでの待ち時間を、定着ユニットの温度が前記定着温度であるときの第1時間間隔よりも長い第2時間間隔にするように、搬送ユニットを制御することを特徴とする。
ここで、「定着ユニットの温度」とは、熱定着に関係する部材の温度をいい、例えば加熱ローラや熱源の温度などを意味する。また、「定着ユニットの温度に関する情報」とは、定着ユニットの温度を推定できる情報をいい、例えば温度や、熱源をOFFしてからの経過時間などを意味する。
本発明によれば、定着温度からスタンバイ温度に下がっていく状況において定着ユニットの温度が下がりすぎた場合でも、搬送開始までの待ち時間を長くすることで、記録シートの到達前に定着ユニットの温度を定着温度まで上げることができるので、適正な定着温度で記録シートに定着処理を施すことができる。
本発明によれば、定着温度からスタンバイ温度に温度が下がっていく状況において印字指令が出力された場合であっても、適正な定着温度で記録シートに定着処理を施すことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザプリンタを示す断面図である。 レーザプリンタの電源をONしてからの加熱ローラの温度変化を示す説明図である。 制御ユニットの動作を示すフローチャートである。
<レーザプリンタの全体構成>
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、装置本体2内に記録シートの一例としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、装置本体2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10,11を備えている。さらに、フィーダ部4は、紙粉取りローラ10,11に対して下流側に設けられるレジストローラ12を備えている。
そして、このように構成されるフィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって給紙ローラ8側に寄せられ、この給紙ローラ8および給紙パット9で送り出されて各種ローラ10〜12を通った後一枚ずつ画像形成部5に搬送されるようになっている。
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17、定着ユニット18などを備えている。
スキャナ部16は、装置本体2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。そして、スキャナ部16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、プロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、装置本体2に対して着脱可能な構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、現像カートリッジ28とドラムユニット51とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーホッパ34を備えている。
ドラムユニット51は、感光ドラム27、帯電器29および転写ローラ30を主に備えている。
プロセスカートリッジ17では、回転する感光ドラム27の表面が、帯電器29により一様に帯電された後、スキャナ部16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム27の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、回転駆動される現像ローラ31によって現像カートリッジ28内のトナーが感光ドラム27の静電潜像に供給されて、感光ドラム27の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
なお、本実施形態においては、前述したフィーダ部4、感光ドラム27および転写ローラ30によって、用紙3を定着ユニット18へ搬送するための搬送ユニット50が構成されている。また、装置本体2の外面には、装置本体2外の環境温度(定着ユニット外の環境温度)を検出する環境温度センサ60が設けられている。
<定着ユニットの構成>
定着ユニット18は、用紙3にトナーを熱定着するための装置であり、熱源の一例としてのハロゲンヒータHHと、加熱ローラ41と、加圧ローラ42と、定着用温度センサの一例としてのサーミスタTHとを備えている。
ハロゲンヒータHHは、円筒状の加熱ローラ41内に配設されており、加熱ローラ41を内側から加熱している。そして、このハロゲンヒータHHは、後で詳述する制御ユニット100によって適宜制御されている。
加熱ローラ41は、略円筒状に形成される金属製の部材であり、装置本体2に回転可能に支持されている。そして、この加熱ローラ41は、制御ユニット100からの制御信号で駆動する図示せぬ駆動装置から駆動力を受けることで回転するようになっている。なお、この加熱ローラ41としては、例えば、アルミの円筒部材の表面をPTFEコーティングしたものを採用することができる。
加圧ローラ42は、図示せぬバネによって加熱ローラ41に押圧されており、回転する加熱ローラ41と接触して従動回転するようになっている。なお、この加圧ローラ42としては、例えば、芯金の周囲にウレタンゴムを設け、このウレタンゴムの表面をPTFEチューブで覆ったものを採用することができる。
サーミスタTHは、加熱ローラ41の温度を検出するものであり、定着ユニット18内のうち、加熱ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部分(接触部分)の下流側近傍に設けられている。そして、このサーミスタTHで検出した温度は、制御ユニット100に出力されるようになっている。
そして、このように構成される定着ユニット18では、ハロゲンヒータHHによって加熱ローラ41が加熱されることで、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に用紙3上に転写されたトナー像が熱定着される。その後、用紙3は、搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送される。なお、排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
<制御ユニットの構成>
次に、制御ユニット100の構成について説明する。
制御ユニット100は、CPU,ROM,RAMなどを有し、予め用意されたプログラムに従い、印字指令(印刷データ)の受信、フィーダ部4、画像形成部5などの制御を行うように構成されている。
制御ユニット100は、加熱ローラ41の温度(定着ユニットの温度)を、用紙3上にトナー像を熱定着させるための定着温度Tf(図2参照)と、レーザプリンタ1を待機状態にしておく際のスタンバイ温度Tsとに維持する公知の制御を実行可能となっている。ここで、「スタンバイ温度Ts」とは、定着温度Tfよりも低い温度であり、用紙3の搬送タイミングが通常時のタイミング(後述する第1時間間隔G1)である場合には、1枚目の用紙3が定着ユニット18に到達するまでの間の温度上昇幅を加算しても定着温度Tfに満たないような温度をいう。
また、制御ユニット100は、レーザプリンタ1の電源がONされてから検知温度が最初に定着温度Tfに到達したときには(時刻t1)、ハロゲンヒータHHをOFFにして、検知温度をスタンバイ温度Tsまで下げる公知の制御も実行する。
そして、制御ユニット100は、サーミスタTHで検知した加熱ローラ41の温度(以下、検知温度という。)が定着温度Tfからスタンバイ温度Tsに下がっていく状態において、印字指令を受けた場合に、本発明特有の制御を実行するように構成されている。具体的には、制御ユニット100は、検知温度が定着温度Tfからスタンバイ温度Tsに下がっていく状態において、印字指令を受けた場合に、検知温度(定着ユニット18の温度に関する情報)に基づいて、印字指令を受けてから1枚目の用紙3を搬送し始めるまでの待ち時間を、通常時(定着ユニット18の温度が定着温度Tfであるとき)の第1時間間隔G1よりも長い第2時間間隔G2にするように、搬送ユニット50を制御する。
より詳しくは、制御ユニット100は、検知温度が定着温度Tfから復帰可能温度Tcに下がっていく状態において、印字指令を受けた場合には、待ち時間を第1時間間隔G1とし、検知温度が復帰可能温度Tcからスタンバイ温度Tsに下がっていく状態において、印字指令を受けた場合には、待ち時間を第2時間間隔G2とするように、搬送ユニット50を制御する。
ここで、「復帰可能温度Tc」とは、定着温度Tf付近の温度(定着温度Tfとスタンバイ温度Tsの間の温度)であり、用紙3の搬送タイミングが通常時のタイミング(第1時間間隔G1)である場合でも、1枚目の用紙3が定着ユニット18に到達するまでの間の温度上昇幅を加算すると定着温度Tf以上となる温度をいう。
さらに、制御ユニット100は、スタンバイ温度Tsに維持する制御を実行している状態において、印字指令を受けた場合には、待ち時間が第2時間間隔G2よりもさらに長い第3時間間隔G3となるように、搬送ユニット50を制御する。
また、制御ユニット100は、環境温度センサ60で検知した環境温度に基づいて、環境温度が低い程、待ち時間が長くなるように、待ち時間を変更する制御を行っている。
以上のように、制御ユニット100が制御を実行することで、図2に示すように、検知温度が定着温度Tfから復帰可能温度Tcに下がっていく状況においては(時刻t2〜t3)、待ち時間が通常時と同じ第1時間間隔G1に設定される。なお、時刻t1〜時刻t2の間(検知温度が目標値である定着温度TfになったときにハロゲンヒータHHをOFFしてから一旦上昇した検知温度が再び定着温度Tfまで下がるまでの間)は、通常の印字時と同じように検知温度が定着温度Tf付近となっているため、通常の第1時間間隔G1に設定される。
また、時刻t3からスタンバイ温度Tsとなる時刻t4までの間は、待ち時間が第1時間間隔G1よりも長い第2時間間隔G2に設定される。さらに、時刻t4以降は、待ち時間が第2時間間隔G2よりも長い第3時間間隔G3に設定される。
以下に、図3を参照して、制御ユニット100の制御について詳細に説明する。
図3に示すように、制御ユニット100は、検知温度の前回値と今回値を比較することにより、検知温度が下がり傾向か否かを判断する(S1)。ステップS1において下り傾向であると判断した場合には(Yes)、制御ユニット100は、印字指令を受けたか否かを判断する(S2)。
ステップS2において印字指令を受けていない場合には(No)、制御ユニット100は本制御を終了する。ステップS2において印字指令を受けている場合には(Yes)、制御ユニット100は、検知温度が復帰可能温度Tcよりも高いか否かを判断する(S3)。
ステップS3において検知温度が復帰可能温度Tcよりも高い場合には(Yes)、制御ユニット100は、待ち時間を第1時間間隔G1にする(S4)。ステップS3において検知温度が復帰可能温度Tc以下である場合には(No)、制御ユニット100は、検知温度がスタンバイ温度Tsよりも高いか否かを判断する(S5)。
制御ユニット100は、ステップS5において検知温度がスタンバイ温度Tsよりも高い場合には(Yes)、待ち時間を第2時間間隔G2にし(S6)、スタンバイ温度Ts以下の場合には(No)、待ち時間を第3時間間隔G3にする(S7)。
ステップS4、ステップS6またはステップS7において待ち時間を設定した後、制御ユニット100は、環境温度センサ60で検知した環境温度に基づいて待ち時間を補正(変更)する(S8)。具体的には、例えば環境温度が低くなる程、待ち時間を長くするような複数の補正値を、複数の環境温度に応じたマップとして記憶部に記憶させておき、制御ユニット100が、マップを用いて環境温度から補正値を算出し、算出した補正値で待ち時間を補正することができる。
ステップS8の後、制御ユニット100は、補正した待ち時間に基づいて印字制御を実行する(S9)。ここで、印字制御とは、公知の制御であり、搬送ユニット50の駆動や、ハロゲンヒータHHのONや、スキャナ部16による露光制御などが実行される。そして、この印字制御中における搬送ユニット50の駆動開始の時期が、待ち時間に応じて適宜変更されるようになっている。
すなわち、印字制御において、制御ユニット100は、印字指令を受けてから所定の待ち時間の経過後に、搬送ユニット50の駆動を開始させる。これにより、各時間間隔G1,G2,G3に対応した適性な搬送タイミングで給紙が開始されるので、検知温度が下がり傾向にある場合であっても、用紙3が定着ユニット18に到着する際には、検知温度を定着温度Tfに確実に上げておくことができる。
なお、検知温度が下がり傾向にない場合には(S1;No)、制御ユニット100は本制御を終了して、各ケースに応じた公知の制御を実行する。具体的には、定着温度Tfに維持する制御を実行している場合には待ち時間を第1時間間隔G1とし、スタンバイ温度Tsに維持する制御を実行している場合には待ち時間を第3時間間隔G3にしている。
なお、検知温度が上がり傾向にある場合には、例えば従来技術で開示したような方法で搬送タイミングを決めてもよい。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
定着温度Tfからスタンバイ温度Tsに温度が下がっていく状況において印字指令が出力された場合であっても、適正な定着温度Tfで用紙3に定着処理を施すことができる。
定着温度Tfから復帰可能温度Tcの間(ステップS3;Yes)では、通常時と同じ第1時間間隔G1で用紙3が搬送されるので(ステップS4)、この間(時刻t2〜t3)の印字待ちをなくすことができる。なお、仮に定着温度Tfから復帰可能温度Tcの間(時刻t2〜t3)で第2時間間隔G2とすると、待ち時間が長すぎてオーバーシュート(検知温度が定着温度Tfを大きく超えてしまう現象)が起こるおそれがあるが、このような問題も解消することができる。
検知温度が下がり傾向にある場合の待ち時間(第2時間間隔G2)よりも、スタンバイ温度Ts時での待ち時間を長くしたので、下がり傾向時よりも温度の低いスタンバイ温度Ts時において、適正なタイミングで用紙3を搬送して、適正な定着温度Tfで用紙3に定着処理を施すことができる。
環境温度が低い程、待ち時間が長くなるように待ち時間を変更したので、環境が変化しても、適正な定着温度Tfで用紙3に定着処理を施すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、定着ユニットの温度に関する情報として、定着ユニット18内に設けられたサーミスタTHで検出した温度情報を利用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、定着ユニットの温度に関する情報として、少なくとも定着ユニットの熱源をOFFしてからの経過時間を含む時間情報を利用してもよい。
具体的には、例えば図2に示すように、ハロゲンヒータHHをOFFした時刻t1からの経過時間が、第1経過時間α(α≦t3−t1)であれば待ち時間を第1時間間隔G1とし、第2経過時間β(t3−t1<β≦t4−t1)であれば待ち時間を第2時間間隔G2とし、第3経過時間γ(γ>t4−t1)であれば待ち時間を第3時間間隔G3とすればよい。また、このような経過時間が考慮されていれば、例えば、レーザプリンタの電源ON時からの経過時間で、待ち時間を設定してもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙3を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、定着ユニットとして加熱ローラ41を有する装置を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば円筒状の定着フィルムを介して熱定着する装置などを採用してもよい。
また、搬送ユニットの構造は、前記実施形態に限定されず、例えば定着ユニットと感光ドラムの間に配置した搬送ローラを含む構造であってもよい。また、カラープリンタの場合には、用紙搬送ベルトを有する搬送ユニットを採用してもよい。
前記実施形態では、温度が定着温度からスタンバイ温度に下がっていく状態を、画像形成装置の電源ONから熱源の温度が一旦定着温度まで上がった後に下がっていく状態を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば印字制御後に定着温度から温度が下がっていく場合にも適用できる。
前記実施形態では、定着ユニットの温度が定着温度から復帰可能温度に下がっていく状態においては、待ち時間を第1時間間隔としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、第1時間間隔よりも長く、かつ、第2時間間隔(復帰可能温度からスタンバイ温度までの待ち時間)よりも短い時間間隔に設定してもよい。
前記実施形態では、スタンバイ温度時の待ち時間を、第2時間間隔よりも長い第3時間間隔としたが、本発明はこれに限定されず、例えば第2時間間隔と同じ時間間隔であってもよい。
前記実施形態では、環境温度センサ60を装置本体2外に配置したが、本発明はこれに限定されず、装置本体内の温度を検出するように環境温度センサを装置本体内の定着ユニット外の位置に配置してもよい。
前記実施形態では、温度が下がり傾向か否かの判断を、検知温度の前回値と今回値を比較することで行なったが、本発明はこれに限定されず、例えば画像形成装置の電源をONにしてからの経過時間が所定時間になったときに下り傾向であると判断するようにしてもよい。
前記実施形態では、マップを用いて環境温度に基づく補正を行なうようにしたが、本発明はこれに限定されず、例えば計算式などから環境温度に基づいて補正値を算出してもよい。
前記実施形態では、熱源の一例としてハロゲンヒータHHを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば誘導加熱方式のIH(Induction Heating)ヒータや発熱抵抗体などを採用してもよい。
1 レーザプリンタ
3 用紙
18 定着ユニット
41 加熱ローラ
42 加圧ローラ
50 搬送ユニット
100 制御ユニット
G1 第1時間間隔
G2 第2時間間隔
Tf 定着温度
Ts スタンバイ温度

Claims (6)

  1. 記録シートに現像剤を熱定着するための定着ユニットと、
    定着ユニットの温度を、定着温度と、定着温度よりも低いスタンバイ温度とに維持する制御を実行可能な制御ユニットと、
    記録シートを定着ユニットへ搬送するための搬送ユニットと、を備えた画像形成装置であって、
    制御ユニットは、
    定着ユニットの温度が定着温度からスタンバイ温度に下がっていく状態において、印字指令を受けた場合に、
    定着ユニットの温度に関する情報に基づいて、印字指令を受けてから記録シートを搬送し始めるまでの待ち時間を、定着ユニットの温度が前記定着温度であるときの第1時間間隔よりも長い第2時間間隔にするように、搬送ユニットを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 制御ユニットは、
    定着ユニットの温度が定着温度から復帰可能温度に下がっていく状態において、印字指令を受けた場合には、待ち時間を前記第1時間間隔とし、
    定着ユニットの温度が復帰可能温度からスタンバイ温度に下がっていく状態において、印字指令を受けた場合には、待ち時間を前記第2時間間隔とするように、搬送ユニットを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 制御ユニットは、
    スタンバイ温度に維持する制御を実行している状態において、印字指令を受けた場合には、待ち時間が前記第2時間間隔よりもさらに長い第3時間間隔となるように、搬送ユニットを制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 定着ユニット外の環境温度を検出する環境温度センサを備え、
    制御ユニットは、
    前記環境温度に基づいて、環境温度が低い程、前記待ち時間が長くなるように、前記待ち時間を変更することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着ユニットの温度に関する情報は、前記定着ユニット内に設けられた定着用温度センサで検出した温度情報であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記定着ユニットの温度に関する情報は、少なくとも定着ユニットの熱源をOFFしてからの経過時間を含む時間情報であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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