JP4605408B2 - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム、 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム、 Download PDF

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Description

本発明は、記録シートに転写された未定着画像を熱定着して当該記録シート上に画像を形成する画像形成装置、及びそのような画像形成装置において実行される画像形成方法に関する。
この種の画像形成装置においては、定着器に記録シートが搬送されてくるときには、熱定着するために定着用のローラが温調されており、記録シートが搬送されてこないときには、騒音防止や省エネ等の理由によりローラの回転を停止させた上で、画像形成の実行指示があったときに迅速に対応できるようローラの温調を行って待機する。
以降、熱定着時のローラの設定温度を定着温度といい、待機時のローラの設定温度を待機温度という。
図16は、従来の画像形成装置の構成におけるローラの温度推移を示す図であり、定着温度、待機温度ともに180℃である例を示している。なお、太い実線は制御上の設定温度を、細い実線はローラ周面の検出温度をそれぞれ示す。
同図に示すように、定着工程が終了後(図中a時点)すぐにローラを停止させると、放熱量が少なくなりローラの検出温度が急上昇する(図中b時点)。
この急上昇により、ローラが高温になりすぎて、ローラ周辺部材の劣化を招く恐れがあるため、この急上昇をできる限り抑える必要がある。以下、この急上昇による高温化をオーバーシュートと呼ぶ場合がある。
そこで、従来、定着工程終了後、ローラを停止する前に、ローラを加熱することなく一定時間回転させて放熱させ、ある程度ローラ温度を下げてからローラを停止させる技術が提案されている(特許文献1及び2を参照)。
図17は、上記従来の技術の適用を想定した場合のローラの温度推移を示す図であり、定着時、待機時ともに設定温度が180℃であり、定着工程後いったん155℃まで設定温度を下げる例を示している。
同図に示すように、定着工程が終了すると、ローラを回転させたまま設定温度を155℃まで下げる(図中a時点)。その後、ローラの回転を停止させて待機状態に移行し(図中b時点)、待機温度である180℃に基づき温調する。このとき、検出温度の急上昇は発生するが、本制御を適用しない場合(図16)に比べて上昇時のピーク温度(図中c時点)を低く抑えることができる。
特開平6−202526号公報 特開平11−249489号公報
ところが、定着温度は通常、環境温度や、使用する記録シートの種類等に応じて変わる。上述した制御は、定着温度が待機温度と同じ、又は待機温度よりも高く設定されている場合には有効であろうが、定着温度が待機温度よりも低く設定され、両温度差が大きくなると、新たにオーバーシュートの問題が発生する。
以下、問題点について詳しく説明する。
図18は、定着時の設定温度が145℃、待機時の設定温度が190℃である例を示す。
この場合、同図に示すように、定着工程が終了すると、ローラを回転させたまま設定温度を120℃まで下げ(図中a時点)、その後、設定温度を190℃まで上げて温調を始める(図中b時点)。ところが、図中b地点において、設定温度を120℃から190℃まで大幅に上げるため、検出温度に大きなオーバーシュートが発生してしまう(図中c時点)。
このオーバーシュートにより、ローラが高温になりすぎて、ローラ周辺部材が劣化を招くことになるため、このオーバーシュートをできる限り抑える必要がある。
また、図18に示した制御を行わなかったとしても、図19に示すように、定着時の設定温度(145℃)が待機時の設定温度(190℃)よりも大幅に低い場合には、定着工程終了後(図中a時点)すぐにローラの回転を停止すればローラ温度が上昇すると共に、待機状態に移行して190℃に基づく温調するためにローラを加熱することになり、検出温度に大きなオーバーシュートが発生してしまう(図中b時点)。
そこで、本発明は、待機時に定着用の回転体を停止して所定の待機温度に基づき温調する場合、定着温度が待機温度よりも低く設定されたとしても、定着状態から待機状態へ移行したときに発生する回転体温度のオーバーシュートを抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、未定着画像が形成された記録シートを、一対の回転体間の定着ニップを通過させて、未定着画像を前記記録シートに熱圧着させ、画像を形成する画像形成装置であって、前記一対の回転体が回転停止し、かつ所定の待機温度に基づき温調されている状態を待機状態とし、前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度よりも低い定着温度に基づき温調されている状態を低温定着状態とするとき、前記低温定着状態から、前記待機状態への移行をすべきか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が肯定的な判断を行った場合、前記待機温度に基づき温調するのに先立って、前記低温定着温度と前記待機温度の中間温度に基づき前記少なくとも一方の回転体の温調を行うように制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記一対の回転体を回転させたまま前記中間温度になるように温調を行い、所定時間経過後、もしくは前記少なくとも一方の回転体が所定温度到達後、前記一対の回転体の回転を停止させるとともに前記中間温度未満であって前記低温定着温度以上である2次中間温度になるように前記少なくとも一方の回転体の温調を行い、その後に、前記待機状態へ移行するように制御することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の画像形成方法は、未定着画像が形成された記録シートを、一対の回転体間の定着ニップを通過させて、未定着画像を前記記録シートに熱圧着させ、画像を形成する画像形成装置において実行される画像形成方法であって、前記一対の回転体が回転停止し、かつ所定の待機温度に基づき温調されている状態を待機状態とし、前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度よりも低い定着温度に基づき温調されている状態を低温定着状態とするとき、前記低温定着状態から、前記待機状態への移行をすべきか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップで肯定的な判断が行われた場合、前記待機温度に基づき温調するのに先立って、前記定着温度と前記待機温度の中間温度に基づき前記少なくとも一方の回転体の温調を行うように制御する制御ステップとを含み、前記制御ステップは、前記一対の回転体を回転させたまま前記中間温度になるように温調を行い、所定時間経過後、もしくは前記少なくとも一方の回転体が所定温度到達後、前記一対の回転体の回転を停止させるステップと、前記一対の回転体の回転停止とともに、前記中間温度未満であって前記低温定着温度以上である2次中間温度になるように前記少なくとも一方の回転体の温調を行うステップと、その後に、前記待機状態へ移行するよう制御するステップと、を含むことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の画像形成プログラムは、未定着画像が形成された記録シートを、一対の回転体間の定着ニップを通過させて、未定着画像を前記記録シートに熱圧着させ、画像を形成する動作を画像形成装置のコンピュータに実行させる画像形成プログラムであって、前記一対の回転体が回転停止し、かつ所定の待機温度に基づき温調されている状態を待機状態とし、前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度よりも低い定着温度に基づき温調されている状態を低温定着状態とするとき、前記低温定着状態から、前記待機状態への移行をすべきか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップで肯定的な判断が行われた場合、前記待機温度に基づき温調するのに先立って、前記定着温度と前記待機温度の中間温度に基づき前記少なくとも一方の回転体の温調を行うように制御する制御ステップとを含み、前記制御ステップは、前記一対の回転体を回転させたまま前記中間温度になるように温調を行い、所定時間経過後、もしくは前記少なくとも一方の回転体が所定温度到達後、前記一対の回転体の回転を停止させるステップと、前記一対の回転体の回転停止とともに、前記中間温度未満であって前記低温定着温度以上である2次中間温度になるように前記少なくとも一方の回転体の温調を行うステップと、その後に、前記待機状態へ移行するよう制御するステップと、を含むことを特徴とする。
以上の構成により、画像形成装置は、待機温度よりも定着温度が低い低温定着状態から待機状態に移行する際、いったん、定着温度と待機温度との間の中間温度になるように温調してから移行する。これにより、設定温度を、定着温度から待機温度まで一気に上げるのではなく、中間温度まで上げて、その後中間温度からさらに待機温度まで上げることになり、段階的に設定温度を上げていくため、回転体温度の上昇幅を抑えることができるので、回転体の昇温時に発生するオーバーシュートを抑えることができ、結果的に、ローラ周辺部材の劣化を抑えることができる。
また、画像形成装置は、低温定着状態から待機状態へ移行する際、回転体の回転をすぐに止めずに回転を維持したまま中間温度になるように温調を行い、その後、回転体の回転を止めてさらに2次中間温度になるよう温調してから待機状態に移行する。このとき、設定温度を一旦下げることにより、回転体の昇温時に発生するオーバーシュートや回転体の停止時に発生するオーバーシュートをさらに抑えることができる。
また、上記画像形成装置は、前記一対の回転体が回転しかつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度以上の定着温度に基づき温調されている状態を高温定着状態とするとき、前記判断手段は、画像形成すべき最終の記録シートが前記定着ニップを通過したか否かを判断する第1判断手段と、前記低温定着状態であるか前記高温定着状態であるかを判断する第2判断手段とを含み、肯定的な判断を行う場合とは前記第1判断手段が肯定的な判断をしかつ前記第2判断手段が前記低温定着状態であると判断した場合であることを特徴としてもよい。
この構成により、画像形成装置は、低温定着状態と高温定着状態とがある場合、画像形成すべき最後の記録シートの定着ニップの通過と、低温定着状態であるとの判断とに基づき、低温定着状態から待機状態へ移行すべきであると判断する
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
<実施形態1>
まず、実施形態1に係る画像形成装置1について説明する。
(1.構成)
(1−1.基本的構成)
図1は、タンデム型のカラープリンタである画像形成装置1の概略構成を示す。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像プロセス部3、給送部4、定着部5および制御部6を備えており、ネットワーク(例えばLAN)に接続されて、不図示の外部の端末装置から送られてくる画像形成の実行指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラック色からなるカラーの画像形成を実行する。以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各再現色をY、M、C、Kと表し、各再現色に関連する構成部分の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。
画像プロセス部3は、Y〜K色のそれぞれに対応する作像部3Y、3M、3C、3K、光学部10、中間転写ベルト11を備えている。
作像部3Yは、感光体ドラム31Y、その周囲に配設された帯電器32Y、現像器33Y、一次転写ローラ34Y、感光体ドラム31Yを清掃するためのクリーナ35Yなどを備えており、感光体ドラム31Y上にY色のトナー像を作像する。他の作像部3M、3C、及び3Kについても、作像部3Yと同様の構成になっており、同図では、符号を省略している。
光学部10は、レーザダイオードなどの発光素子を備え、感光体ドラム31Y〜31Kを露光するためのレーザ光Lを出射する。
中間転写ベルト11は、無端状のベルトであり、駆動ローラ12と従動ローラ13に張架されて矢印A方向に回転駆動される。
給送部4は、記録シートとしての用紙Sを収容する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙Sを搬送路43上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ42と、繰り出された用紙Sを二次転写位置46に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対44と、二次転写ローラ45などを備えている。
制御部6は、不図示の外部の端末装置から送られてくる画像信号をY〜K色用のデジタル信号に変換し、光学部10の発光素子を駆動させるための駆動信号を生成する。
光学部10は、制御部6からの駆動信号によりY〜K色の画像形成のためのレーザ光Lを発し、感光体ドラム31Y〜31Kを露光走査させる。この露光走査により、帯電器32Y〜32Kにより帯電された感光体ドラム31Y〜31K上に静電潜像が形成される。各静電潜像は、現像器33Y〜33Kにより現像されて感光体ドラム31Y〜31K上にY〜K色のトナー像が形成される。各色のトナー像は、一次転写ローラ34Y〜34Kに作用する静電力により中間転写ベルト11上に順次転写される。この際、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト11上の同じ位置に重ね合わせて一次転写されるようにタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト11上に重ね合わされた各色トナー像は、中間転写ベルト11の回転により二次転写位置46に移動する。
一方、中間転写ベルト11の移動タイミングに合わせて、給送部4からは、用紙Sの基準位置を把握するタイミングローラ対44を介して用紙Sが給送されて、その用紙Sは、回転する中間転写ベルト11と二次転写ローラ45の間に挟まれて搬送され、二次転写ローラ45に作用する静電力により中間転写ベルト11上のトナー像が一括して用紙S上に二次転写される。
二次転写位置46を通過した用紙Sは、定着部5に搬送され、用紙S上のトナー像(未定着画像)が加熱、加圧により用紙Sに定着される。
画像が定着した用紙Sは、排出ローラ対71を介して排出トレイ72上に排出される。
以上のようにして、画像形成装置1は、帯電、露光、現像、転写、定着、清掃、除電の各工程を実行し、画像を用紙上に形成する構成となっている。
(1−2.定着部5の構成)
図2は、定着部5の概略構成を示す断面図である。
図2に示すように、定着部5は、加熱ローラ51と定着ローラ52とに亘って巻回した定着ベルト53に対し、加圧ローラ54を近接配置し、定着ベルト53と加圧ローラ54との接触部分に定着ニップを形成する構成となっている。
加熱ローラ51は、円筒形の鋼鉄やアルミニウムのパイプの表面にフッ素樹脂等による離型層が積層されて構成されている(例えば、外径25mm、アルミ中空芯金0.6mm+PTFEコート15μm、ニップ長手方向約330mm)。
加熱ローラ51には、ロングヒータ55(例えば、ハロゲンランプヒータ990W、発光長290mm)及びショートヒータ56(例えば、ハロゲンランプヒータ790W、発光長180mm)が内挿されていて、ロングヒータ55又はショートヒータ56の発熱によって加熱ローラ51が熱せられ、その熱が定着ベルト53に伝導し、定着ベルト53が加熱される。
定着ローラ52は、円筒形の鋼鉄やアルミニウムのパイプの表面に、シリコーンゴムやスポンジ等の弾性層が積層されて構成されている(例えば、外径30mm、鉄中実芯金Φ22mm+ゴム4mm+スポンジ2mm、ニップ長手方向約330mm)。
定着ベルト53は、ポリイミド樹脂やニッケル基材等から成る筒状の耐熱層の表面に、シリコーンゴム等の弾性層とフッ素樹脂等による離型層が積層されて構成されている可撓性を有する無端帯である(例えば、外径60mm、ニッケル基材45μm+ゴム200μm+PFA30μm、ニップ長手方向約320mm)。
加圧ローラ54は、円筒形の鋼鉄やアルミニウムのパイプの表面に、シリコーンゴム等の弾性層とフッ素樹脂等による離型層が積層されて構成され(例えば、外径35mm、鉄中空芯金2.5mm+ゴム2.5mm+PFA30μm、ニップ長手方向約330mm)、用紙の通過速度に合わせて回転駆動される。この加圧ローラ54と接触する定着ベルト53と、それが巻回された定着ローラ52及び加熱ローラ51とが、加圧ローラ54からの回転力を受けて従動回転する。
加圧ローラ54には、加圧ヒータ57(例えば、ハロゲンランプヒータ230W、発光長290mm)が内挿されていて、加圧ヒータ57の発熱によって加圧ローラ54が加熱される。
また、定着部5は加熱ローラ側サーミスタ58及び加圧ローラ側サーミスタ59を備える。
加熱ローラ側サーミスタ58は、加熱ローラ51の表面温度を検出する位置に配置されている(例えば、中央通紙基準位置より40mmの位置と140mmの位置の2箇所に接触配置)。
加圧ローラ側サーミスタ59は、加圧ローラ54の表面温度を検出する位置に配置されている(例えば、中央通紙基準位置より40mmの位置に非接触配置)。
(1−3.内部構成)
図3は、画像形成装置1の内部構成を示すブロック図であり、制御部6とその他の各デバイスとの繋がりを示している。
図3に示すように、画像形成装置1の内部では、主に、画像プロセス部3、給送部4、定着部5、及び光学部10が制御部6に接続されている。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)61、I/F(インターフェース)部62、RAM(Random Access Memory)63、ROM(Read Only Memory)64を含む。
CPU61は、ROM64からプログラムを読み出して実行することで各処理を実行する。
I/F部62は、CPU61とLAN等のネットワークとを接続するためのデバイスであり、具体的には、LANカードやLANボード等で実現される。I/F部62は、外部から送信される画像形成の実行指示を受信してCPU61に送出する。
RAM63は、CPU61がプログラムを実行するときに必要となるデータ等を保持する。特に、RAM63には、定着状態における加熱ローラ51の目標温度である定着温度と、待機状態における加熱ローラ51及び加圧ローラ54の目標温度である待機温度とが保持されている。定着温度は加熱ローラ51と加圧ローラ54とで異なるとともに用紙の種類に応じても異なる値が割り当てられており、待機温度よりも低い定着温度が選択された定着状態を「低温定着状態」といい、待機温度以上の定着温度が選択された定着状態を「高温定着状態」という。
本実施形態では、例えば、加熱ローラ51における普通紙の定着温度は145℃、加圧ローラ54における普通紙の定着温度は135℃である例を挙げる。また、待機温度は加熱ローラと加圧ローラとで異なる値が割り当てられており、本実施形態では、例えば、加熱ローラ51の待機温度が185℃、加圧ローラ54の待機温度が135℃である例を挙げる。
ROM64は、CPU61が実行する、画像形成装置1を制御するためのプログラムが保持されている。特に、ROM64には、本発明に関連して、状態移行判断プログラム64a、温調制御プログラム64b、及び回転制御プログラム64cが保持されている。
状態移行判断プログラム64aは、外部から受けた画像形成の指示に基づき、低温定着状態から待機状態に移行させるか否かを判断する機能を有する。
温調制御プログラム64bは、ウォームアップ時及び待機時には、RAM63に保持されている待機温度に基づいて、ロングヒータ55及びショートヒータ56のON、OFFを制御して加熱ローラ51の温調を行うとともに、加圧ヒータ57のON、OFFを制御して加圧ローラ54の温調を行う機能を有する。また、定着時には、RAM63に保持されている定着温度に基づいて、ロングヒータ55及びショートヒータ56のON、OFFを制御して加熱ローラ51の温調を行う機能を有する。
また、温調制御プログラム64bは、ウォームアップ時、加熱ローラ51について、電源投入時の加熱ローラ側サーミスタ58の検出温度と加熱ローラ51の待機温度の間の温度を2つ算出して第1ウォームアップ中間温度(第1WU中間温度)と第2ウォームアップ中間温度(第2WU中間温度)とを得、両中間温度に基づいてロングヒータ55及びショートヒータ56のON、OFFを制御して加熱ローラ51の温調を行う機能を有する。また、加圧ローラ54についても、電源投入時の加圧ローラ側サーミスタ59の検出温度と加圧ローラ54の待機温度の間の温度を2つ算出して第1WU中間温度と第2WU中間温度とを得、両中間温度に基づいて加圧ヒータ57のON、OFFを制御して加熱ローラ51の温調を行う機能を有する。ここで、第1WU中間温度は検出温度と待機温度との中間の温度であればよく、例えば、検出温度と待機温度との差分値の25%分の値を検出温度に加算した値を第1WU中間温度とし算出すればよい。同様に、第2WU中間温度も検出温度と待機温度との中間の温度であればよく、例えば、第1WU中間温度と待機温度との差分値の50%分の値を第1WU中間温度に加算した値を第2WU中間温度として算出すればよい。
さらに、温調制御プログラム64bは、低温定着時、定着温度と待機温度との間の温度を2つ算出して第1中間温度と第2中間温度を得、両中間温度に基づいて、ロングヒータ55及びショートヒータ56のON、OFFを制御して加熱ローラ51の温調を行う機能を有する。本実施形態では、定着温度と待機温度との差分値の25%分の値を定着温度に加算した値を第1中間温度とし、当該差分値の50%分の値を定着温度に加算した値を第2中間温度として算出する例を挙げる。
回転制御プログラム64cは、ウォームアップ時、待機時、定着時、及び待機状態と定着状態との間に、加熱ローラ51、定着ローラ52、及び加圧ローラ54の回転の実行、停止を制御する機能を有する。
(2.動作)
次に、画像形成装置1の動作について説明する。
図4及び図5は、画像形成装置1の動作を示すフローチャートであり、特に、図4は画像形成動作前のウォームアップ動作を示し、図5は画像形成中及び画像形成後の動作を示す。
なお、本実施形態では、普通紙に画像を形成する例を挙げて説明する。
図4に示すように、画像形成装置1は、電源投入されると(ステップS10)、制御部6は、不図示の駆動ギアに駆動力を伝達することにより加圧ローラ54を回転させ、定着ベルト53、定着ローラ52、及び加熱ローラ51を従動回転させることで、加熱ローラ51及び加圧ローラ54の熱を定着ベルト53及び加圧ローラ54の表面に伝える(ステップS11)。
そして、CPU61は、温調制御プログラム64bを実行し、加熱ローラ側サーミスタ58の検出温度と待機温度である185℃との間の第1WU中間温度(加熱ローラ側の第1WU中間温度)を算出し、当該加熱ローラ側の第1WU中間温度に基づいて加熱ローラ51の温調を開始するとともに、加圧ローラ側サーミスタ59の検出温度と待機温度である135℃との間の第1WU中間温度(加圧ローラ側の第1WU中間温度)を算出し、当該加圧ローラ側の第1WU中間温度に基づいて加圧ローラ54の温調を開始する(ステップS12)。
加熱ローラ側サーミスタ58の検出温度が加熱ローラ側の第1WU中間温度以上になり、かつ加圧ローラ側サーミスタ59の検出温度が加圧ローラ側の第1WU中間温度以上になると(ステップS13:YES)、所定時間経過して安定させた(ステップS14)後、加熱ローラ51及び加圧ローラ54の回転を停止する(ステップS15)。
次に、CPU61は、加熱ローラ51について、加熱ローラ側の第1WU中間温度と待機温度である185℃との間の第2WU中間温度(加熱ローラ側の第2WU中間温度)を算出し、当該加熱ローラ側の第2WU中間温度に基づく温調を開始するとともに、加圧ローラ54についても、加圧ローラ側の第1WU中間温度と待機温度である135℃との間の第2WU中間温度(加圧ローラ側の第2WU中間温度)を算出し、当該加圧ローラ側の第2WU中間温度に基づく温調を開始する(ステップS16)。
温調が安定するのに要する程度の所定時間が経過すると(ステップS17:YES)、CPU61は、加熱ローラ51について温調の設定温度を待機温度である185℃に変更して、待機温度である185℃に基づく温調制御を開始するとともに、加圧ローラ54についても、温調の設定温度を待機温度である135℃に変更して、待機温度である135℃に基づく温調制御を開始する(ステップS18)。
加熱ローラ側サーミスタ58により検出された温度が待機温度である185℃に達するとともに、加圧ローラ側サーミスタ59により検出された温度が待機温度である135℃に達すると(ステップS19:YES)、ウォームアップが完了し待機状態に移行する(ステップS20)。
以上のように、ウォームアップ時、加熱ローラ51及び加圧ローラ54の温度を段階的にそれぞれの待機温度まで昇温させることにより、ウォームアップ時に加圧ローラ51及び加圧ローラ54の検出温度にオーバーシュートが発生するのを防ぐことができる。ただし、以上のウォームアップ動作は一例であり、他のウォームアップ動作であってもよい。
待機時は、外部から画像形成の実行指示があるまで(ステップS22:NO)、CPU61は温調制御プログラム64bを実行して、加熱ローラ51及び加圧ローラ54を、それぞれの待機温度の185℃と135℃に基づいて温調する(ステップS21)。
画像形成の実行指示があると(ステップS22:YES)、制御部6は画像プロセス部3、給送部4、定着部5、及び光学部10等に画像形成動作開始の指示を出して、画像形成装置1は画像形成動作を開始する(ステップS23)。
画像形成動作が開始すると、CPU61は回転制御プログラム64cを実行し、加熱ローラ51、定着ローラ52、及び加圧ローラ54の回転を開始させる(ステップS100)。より詳細には、画像形成動作開始後、定着部5に1枚目の用紙が搬送されてくる直前に回転を開始させればよい。なお、ここでは、例えば、定着部5の線速度は45mm/sである。
温調制御プログラム64bを実行するCPU61は、加熱ローラ51及び加圧ローラ54を、それぞれの普通紙における定着温度である145℃及び135℃とに基づいて温調する(ステップS101)。なお、加熱ローラ51の温調時、ロングヒータ55を使うかショートヒータ56を使うかは、用紙のサイズに基づいて決定すればよく、例えば、幅が216mm以下の用紙のときはショートヒータ56を選択し、216mmを超える幅の用紙のときはロングヒータ55を選択して用いればよい。
また、画像形成動作中、CPU61は状態移行判断プログラム64aも実行している。
画像形成を行う最終の用紙Sが定着部5のニップを通過するまでは(ステップS102:NO)、すなわち、画像形成動作が実行されている間は、ステップS101を繰り返す。
一方、画像形成動作が終了して最終の用紙がニップを通過すると(ステップS102:YES)、CPU61はさらに、定着温度よりも待機温度の方が高いか否かを判断することによって、待機温度よりも低い定着温度に基づき温調する低温定着状態から待機状態への移行であるか否かを判断する(ステップS103)。
CPU61は、待機温度よりも低い定着温度に基づき温調する低温定着状態から待機状態への移行であると判断すると(ステップS103:YES)、第1中間温度を算出して、当該第1中間温度に基づいて加熱ローラ51を温調する(ステップS104)。
第1中間温度に基づく温調制御を開始してから第1所定時間が経過するまでは(ステップS105:NO)、画像形成の実行指示がなければ(ステップS106:NO)、CPU61は第1中間温度に基づく温調制御を継続する。
なお、第1所定時間は、使用者が実験的に測定する等して、第1中間温度に基づく温調制御が開始してから加熱ローラ51の検出温度が第1中間温度に安定し始める時間を決定し、RAM63に保持しておけばよい。
第1所定時間が経過すると(ステップS105:YES)、CPU61は回転制御プログラム64cを実行して加熱ローラ51、定着ローラ52、及び加圧ローラ54の回転を停止させ(ステップS107)、第2中間温度を算出して当該第2中間温度に基づいて加熱ローラ51を温調する(ステップS108)。
第2中間温度に基づく温調制御を開始してから第2所定時間が経過するまでは(ステップS109:NO)、画像形成の実行指示がなければ(ステップS110:NO)、CPU61は第2中間温度に基づく温調制御を継続する。
なお、第2所定時間は、使用者が実験的に測定する等して、第2中間温度に基づく温調制御が開始してから加熱ローラ51の検出温度が第2中間温度に安定し始める時間を決定し、RAM63に保持しておけばよい。
第2所定時間が経過すると(ステップS109:YES)、ステップ21に戻り、CPU61は待機温度に基づく温調制御を開始し、待機状態へ移行する。
一方、ステップS103にて、CPU61は、定着温度が待機温度以上であると判断した場合は(ステップS103:NO)、ステップS104〜S110までの処理を行うことなく、加熱ローラ51、定着ローラ52、及び加圧ローラ54の回転を停止させ(ステップS111)、待機状態へ移行する。
なお、ステップS111でローラの回転を停止させるのに先立ち、従来の技術(特許文献1及び2)で示した技術を適用し、ロングヒータ55又はショートヒータ56をOFFしてローラを一定時間空回転させる等の、ローラ回転停止時に発生するローラ温度の急上昇を抑えるための制御を行ってもよい。また、このよう制御を行う場合には、ステップS103の待機温度と定着温度の比較において、定着温度よりも待機温度の方が、ある程度幅を持たせた所定の温度以上高いか否かを判断するようにする。所定の温度は、使用者が実験等によって、中間温度に基づき温調したほうがローラ温度のオーバーシュートを抑えることのできる程度の待機温度と定着温度との温度差に基づき決定すればよい。
以上のように動作することで、画像形成装置1は、待機温度よりも定着温度が低く設定された場合、定着状態から待機状態へ移行するとき、ローラの回転を停止させて待機状態にすぐに移行するのではなく、ローラの回転を維持したまま第1中間温度に基づき温調制御を行い、その後ローラの回転を停止させて第2中間温度に基づき温調制御を行ってから、待機状態に移行して待機温度に基づく温調制御を行う。
本動作を行う画像形成装置1の作用効果を、図6を参照しながら説明する。
図6は、ステップS104〜S110を実行したときの、加熱ローラ51の温度推移を示す図である。
0秒を基点として、10秒後に定着工程が終了したものとする。
定着工程が終了後、加熱ローラ51は回転したまま設定温度155℃に基づく温調制御が開始する。このとき、ローラが回転中であるので放熱量が多く、また設定温度が145℃から155℃へという10℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は5℃程度に抑えられる(図中a時点)。
その後、15秒(第1所定時間に相当)経過後、加熱ローラ51の回転が停止して設定温度165℃に基づく温調制御が行われる。このとき、設定温度が155℃から165℃へという10℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中b時点)。
その後、15秒(第2所定時間に相当)経過後、待機状態に移行して設定温度185℃に基づく温調制御が行われる。このとき、設定温度が165℃から185℃へという20℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中c時点)。
このように、画像形成装置1は、オーバーシュート時の設定温度からの乖離を、図16及び17に示した従来例と比べて小さくすることができる。
その結果、画像形成装置1は、低温定着状態から待機状態へ移行する際、いったん、定着温度と待機温度との間の中間温度になるように温調してから移行することにより、設定温度を、定着温度から一気に待機温度まで上げるのではなく、段階的に上げていくため、回転体温度の上昇幅を抑えることができるので、ローラ温度の昇温時に発生するオーバーシュートによる検出温度のピークを抑えることができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2に係る画像形成装置2について説明する。
実施形態1では、CPU61は、低温定着状態から待機状態へ移行する際に、2つの中間温度に基づいて温調制御を行う例を示したが、実施形態2では、CPU61は、1つの中間温度を用いて温調制御を行う例を示す。
以下、画像形成装置2について、実施形態1の画像形成装置1と異なる点に着目して説明する。
(1.構成の違い)
温調制御プログラム64bは、低温定着時、定着温度と待機温度との間の温度を1つ算出して中間温度を得、当該中間温度に基づいて、ロングヒータ55及びショートヒータ56のON、OFFを制御してローラ51の温調を行う機能を有する。本実施形態では、定着温度と待機温度との差分値の50%分の値を定着温度に加算した値を中間温度として算出する例を挙げる。
(2.動作の違い)
画像形成装置2は、ウォームアップ動作については画像形成装置1と同様に動作するためここでは詳述せず、画像形成中及び画像形成後の動作について説明する。
図7は、画像形成装置2の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、画像形成装置2の動作は、ステップS100〜S103までは画像形成装置1と同様である。
画像形成装置2においては、CPU61は、中間温度に基づく温調制御を開始した(ステップS204)後、所定時間経過後(ステップS205:YES)、加熱ローラ51の動作を停止させて(ステップS107)、ステップS21に戻って待機状態へ移行する。
本動作を行う画像形成装置2の作用効果を、図8を参照しながら説明する。
図8は、ステップS100〜S107を実行したときの、加熱ローラ51の温度推移を示す図である。
0秒を基点として、10秒後に定着工程が終了したものとする。
定着工程が終了後、加熱ローラ51は回転したまま設定温度165℃に基づく温調制御が開始する。このとき、ローラが回転中であるので放熱量が多く、また設定温度が145℃から165℃へという20℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中a時点)。
その後、30秒(上記所定時間に相当)経過後、待機状態に移行して設定温度185℃に基づく温調制御が行われる。このとき、温調制御の設定温度が165℃から185℃へという20℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中b時点)。
このように、画像形成装置2は、1つの中間温度に基づき、定着工程後加熱ローラ51の回転を維持したまま温調制御を行ことにより、ローラ温度のオーバーシュート時の設定温度からの乖離を、図16及び17に示した従来例と比べて小さくすることができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3に係る画像形成装置3について説明する。
実施形態2では、CPU61は、低温定着状態から待機状態へ移行する際に、加熱ローラ51の回転を維持したまま中間温度に基づいて温調制御を行う例を示したが、実施形態3では、CPU61は、加熱ローラ51の回転を停止させて中間温度に基づいて温調制御を行う例を示す。
以下、画像形成装置3について、実施形態2の画像形成装置2と異なる点に着目して説明する。
(1.動作の違い)
画像形成装置3は、ウォームアップ動作については画像形成装置2と同様に動作するためここでは詳述せず、画像形成中及び画像形成後の動作について説明する。
図9は、画像形成装置3の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、画像形成装置3の動作は、ステップS100〜S103までは画像形成装置2と同様である。
画像形成装置3においては、CPU61は、待機温度よりも低い定着温度に基づき温調する低温定着状態から待機状態への移行であると判断すると(ステップS103:YES)、加熱ローラ51、定着ローラ52、及び加圧ローラ54の回転を停止させて(ステップS107)、中間温度を算出し、当該中間温度に基づいて加熱ローラ51を温調する(ステップS204)。
所定時間が経過するまでは(ステップS205:NO)、画像形成の実行指示がなければ(ステップS106:NO)、第1中間温度に基づく温調制御を継続する。
所定時間が経過すると(ステップS205:YES)、ステップS21に戻り、CPU61は、待機状態へ移行する。
本動作を行う画像形成装置3の作用効果を、図10を参照しながら説明する。
図10は、ステップS100〜S107を実行したときの、加熱ローラ51の温度推移を示す図である。
0秒を基点として、10秒後に定着工程が終了したものとする。
定着工程が終了後、加熱ローラ51は回転を停止して設定温度165℃に基づく温調制御が行われる。このとき、温調制御の設定温度が145℃から165℃へという20℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃強程度に抑えられる(図中a時点)。
その後、30秒(上記所定時間に相当)経過後、待機状態に移行して設定温度185℃に基づく温調制御が行われる。このとき、温調制御の設定温度が165℃から185℃へという20℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中b時点)。
このように、画像形成装置3は、1つの中間温度に基づき、定着状態から待機状態へ移行するときすぐに加熱ローラ51の回転を停止して温調制御を行うことにより、ローラ温度のオーバーシュート時の設定温度からの乖離を、図16及び17に示した従来例と比べて小さくすることができる。
<実施形態4>
次に、実施形態4に係る画像形成装置4について説明する。
実施形態1では、CPU61は、待機温度よりも定着温度のほうが低い場合に、加熱ローラの検出温度に関わらず、中間温度に基づき温調制御を行う例を示したが、実施形態4では、CPU61は、加熱ローラの検出温度が所定温度よりも低い場合に限り、中間温度を用いて温調制御を行う例を示す。
以下、画像形成装置4について、実施形態1の画像形成装置1と異なる点に着目して説明する。
(1.構成の違い)
図11は、画像形成装置4の内部構成を示すブロック図である。
画像形成装置4は、実施形態1の画像形成装置1に比べ、新たにROM64に中止プログラム64dが保持されている。
中止プログラム64dは、状態移行判断プログラム64aが待機温度よりも定着温度が低いと判断した場合において、加熱ローラ側サーミスタ58の検出温度に応じて、温調制御プログラム64bが第1中間温度に基づく温調制御を行うのを中止させる機能を有する。具体的には、加熱ローラ側サーミスタ58の検出温度が所定温度よりも高い場合、温調制御プログラム64bが第1中間温度に基づく温調制御を行うのを中止させる。
所定温度は、使用者が実験等により測定することで、従来の技術を用いると降温時に検出温度が下がりすぎてしまうような加熱ローラ51の温度を決定し、RAM63に保持しておけばよい。
(2.動作の違い)
画像形成装置4は、ウォームアップ動作については画像形成装置1と同様に動作するためここでは詳述せず、画像形成中及び画像形成後の動作について説明する。
図12は、画像形成装置4の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、画像形成装置4の動作は、ステップS100〜S103までは画像形成装置1と同様である。
画像形成装置4においては、CPU61は、待機温度よりも低い定着温度に基づき温調する低温定着状態から待機状態への移行であると判断すると(ステップS103:YES)、加熱ローラ側サーミスタ58の検出温度が所定温度以下であるかを判断し(ステップS112)、検出温度が所定温度以下であれば(ステップS112:YES)第1中間温度に基づく温調制御を行う(ステップS104)。ステップS104以降、ステップS110までの動作は画像形成装置1と同様である。
一方、検出温度が所定温度よりも高ければ(ステップS112:NO)、第1中間温度に基づく温調制御を中止して(ステップS113)加熱ローラ51、定着ローラ52、及び加圧ローラ54の回転を停止させる(ステップS111)。
このように、画像形成装置4は、加熱ローラ側サーミスタ58が検出した加熱ローラの温度が、所定温度以下である場合に限り第1中間温度に基づく温調制御を行う。
これにより、加熱ローラ51の検出温度が極めて低くなった場合、従来の技術を用いると定着工程後に加熱ローラ51の温度が下がりすぎてしまうことが考えられるが、これを回避することができるとともに、その心配がない程度に加熱ローラ51の温度が高く、待機温度との間に大きな温度差がないときは、第1中間温度に基づく温調制御を省略して素早く待機状態に移行することができる。
<変形例>
以上、実施形態1〜4に基づき本発明の画像形成装置について説明してきたが、当該実施形態に示した構成には種々の変更を加えることが可能である。
(1)実施形態1では、温調プログラム46bは、第1WU中間温度と待機温度との中間温度として、換言すれば、第1WU中間温度よりも高い温度を第2WU中間温度として算出する例を示したが、第1WU中間温度より低い温度を算出してもよい。
この場合、ステップS108において、第1WU温度から、第1WUと定着温度との差分の25%程度差し引いた温度を第2WU温度とすればよい。
図13は、変形例における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。0秒を基点として、10秒後に定着工程が終了したものとする。
定着工程が終了後、加熱ローラ51は回転したまま設定温度165℃に基づく温調制御が開始する。このとき、ローラが回転中であるので放熱量が多く、また設定温度が145℃から165℃へという20℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中a地点)。
その後、15秒(第1所定時間に相当)経過後、加熱ローラ51の回転が停止して設定温度160℃に基づく温調制御が行われる。このとき、ローラを停止したことで一度若干温度が上昇するが、第2中間温度のほうが低いためすぐに下降する(図中b地点)。
その後、15秒(第2所定時間に相当)経過後、待機状態に移行して設定温度185℃に基づく温調制御が行われる。このとき、設定温度が160℃から185℃へという25℃程度の小さな変化であることから、検出温度はオーバーシュートするものの設定温度からの乖離は10℃程度に抑えられる(図中c地点)。
変形例は、第2中間温度で温調制御を行う際(図中b地点)にローラを停止させると温度が上昇して大きなオーバーシュートが生じすることが懸念される場合に有効である。
(2)実施形態2及び3ではそれぞれ、待機状態への移行時及び中間温度に基づく温調制御の開始時に加熱ローラ51の回転を停止させているが、中間温度に基づく温調制御中に加熱ローラ51の回転を停止させてもよい。
図14は、変形例における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。
中間温度に基づく温調制御の途中の所定地点(図中b地点)で加熱ローラ51の回転を停止する。このとき、ローラを停止したことで一度若干温度が上昇するが、中間温度で温調するためすぐに下降する。
<補足>
以下、実施形態1〜4及び変形例に示した構成に関する補足である。
(1)実施形態1〜4及び変形例では、待機温度を185℃とし、定着温度を145℃とする例を示したが、これに限定されるものではなく、定着温度及び待機温度はそれぞれ定着時の温調に適した設定温度及び待機時の温調に適した設定温度であればよい。
特に定着温度は、画像形成装置上の設定、環境温度、用紙Sの種別等の状況に応じて決まるものであるので、これらの状況に応じて最適な熱定着が得られる温度に設定されればよい。
(2)実施形態1及び4では、第1中間温度及び第2中間温度をそれぞれ定着温度+10℃(155℃)及び+20℃(165℃
)とし、実施形態2〜3では、第1中間温度を+20℃(165℃)とする例を示したが、これらに限定されるものではなく、定着温度と待機温度との間の中間の温度であってオーバーシュート時のピーク温度を下げることのできる最適な値であれば何度であってもよい。第1中間温度及び第2中間温度は、例えば、使用者が実験的に測定する等して決定すればよい。
(3)実施形態1及び4では、第1所定時間及び第2所定時間をそれぞれ10秒とし、実施形態2〜3では、第1所定時間を30秒とする例を示したが、これらに限定されるものではなく、それぞれ、第1中間温度に基づく温調を開始してから安定するまでの最適な時間、及び第2中間温度に基づく温調を開始してから安定するまでの最適な時間であればよい。第1所定時間及び第2所定時間は、例えば、使用者が実験的に計測する等して決定すればよい。
(4)実施形態1〜4及び変形例では、ロングヒータ55又はショートヒータ56を用いて加熱ローラ51の温調を行う例を示したが、これに限定されるものではなく、加圧ローラ54についても、定着温度が幅広く設定可能であって待機温度よりも低く設定することができる場合、CPU61は加熱ローラ51と同様に加圧ローラ54の温調を行うようにしてもよい。この場合、CPU61は、加圧ヒータ57を制御して加圧ヒータ54の温調を行う。
(5)実施形態1〜4及び変形例では、ステップS105及びS109において、経過する時間に基づいて各判断を行っているが、これは、実際にタイマ等を用いて時間を計測してもよいし、ローラあるいはその駆動源の回転数が所定回数に達したことを検出して時間経過を検知してもよい。また、図15に示すように、
図5のステップS105及びS109を、それぞれステップS305及びS309に置き換えて、所定時間の経過に代えて、所定の温度(第1所定温度及び第2所定温度)への到達に基づいて各判断を行うようにしてもよい。この場合の所定の温度は、温調温度であってもよいし、温調温度近傍の任意の温度であってもよい。
さらには、上記所定温度、回転数、所定温度のうち少なくとも2つを組合せ、早い方を基準として各判断を行うようにしてもよい。
(6)実施形態1〜4及び変形例で示した、状態移行判定プログラム64a、温調制御プログラム64b、及び回転制御プログラム64cを、例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PD等の光記録媒体、フラッシュメモリ系の記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録し、生産、頒布されてもよい。
また、状態移行判断プログラム64a、温調制御プログラム64b、及び回転制御プログラム64cを、インターネット等のネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送させてもよい。
本発明は、記録シートに転写された未定着画像を熱定着して当該記録シート上に画像を形成する画像形成装置に広く適用可能である。
実施形態1に係る画像形成装置1の概略構成を示す図である。 定着部40の概略構成を示す断面図である。 画像形成装置1の内部構成を示すブロック図である。 画像形成装置1の画像形成動作前のウォームアップ動作を示すフローチャートである。 画像形成装置1の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置1における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。 画像形成装置2の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置2における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。 画像形成装置3の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置3における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。 画像形成装置4の内部構成を示すブロック図である。 画像形成装置4の画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。 変形例における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。 変形例における加熱ローラ51の温度推移を示す図である。 補足における画像形成中及び画像形成後の動作を示すフローチャートである。 従来の画像形成装置におけるローラの温度推移を示す第1の図である。 従来の画像形成装置におけるローラの温度推移を示す第2の図である。 従来の画像形成装置におけるローラの温度推移を示す第3の図である。 従来の画像形成装置におけるローラの温度推移を示す第4の図である。
符号の説明
1 画像形成装置
3 画像プロセス部
3Y、3M、3C、3K 作像部
4 給送部
5 定着部
6 制御部
10 光学部
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
31 感光体ドラム
32 帯電器
33 現像器
34 一次転写ローラ
35 クリーナ
41 給紙カセット
42 ローラ
43 搬送路
44 タイミングローラ対
45 二次転写ローラ
46 二次転写位置
51 加熱ローラ
52 定着ローラ
53 定着ベルト
54 加圧ローラ
55 ロングヒータ
56 ショートヒータ
57 加圧ヒータ
58 加熱ローラ側サーミスタ
59 加圧ローラ側サーミスタ
61 CPU
62 I/F部
63 RAM
64 ROM
64a 状態移行判断プログラム
64b 温調制御プログラム
64c 回転制御プログラム
64d 停止プログラム
71 排出ローラ対
72 排出トレイ

Claims (6)

  1. 未定着画像が形成された記録シートを、一対の回転体間の定着ニップを通過させて、未定着画像を前記記録シートに熱圧着させ、画像を形成する画像形成装置であって、
    前記一対の回転体が回転停止し、かつ所定の待機温度に基づき温調されている状態を待機状態とし、
    前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度よりも低い定着温度に基づき温調されている状態を低温定着状態とするとき、
    前記低温定着状態から、前記待機状態への移行をすべきか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が肯定的な判断を行った場合、前記待機温度に基づき温調するのに先立って、前記低温定着温度と前記待機温度の中間温度に基づき前記少なくとも一方の回転体の温調を行うように制御する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記一対の回転体を回転させたまま前記中間温度になるように温調を行い、所定時間経過後、もしくは前記少なくとも一方の回転体が所定温度到達後、前記一対の回転体の回転を停止させるとともに前記中間温度未満であって前記低温定着温度以上である2次中間温度になるように前記少なくとも一方の回転体の温調を行い、その後に、前記待機状態へ移行するように制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度以上の定着温度に基づき温調されている状態を高温定着状態とするとき、
    前記判断手段は、
    画像形成すべき最終の記録シートが前記定着ニップを通過したか否かを判断する第1判断手段と、
    前記低温定着状態であるか前記高温定着状態であるかを判断する第2判断手段とを含み、
    肯定的な判断を行う場合とは、前記第1判断手段が肯定的な判断をし、かつ前記第2判断手段が前記低温定着状態であると判断した場合である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 未定着画像が形成された記録シートを、一対の回転体間の定着ニップを通過させて、未定着画像を前記記録シートに熱圧着させ、画像を形成する画像形成装置において実行される画像形成方法であって、
    前記一対の回転体が回転停止し、かつ所定の待機温度に基づき温調されている状態を待機状態とし、
    前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度よりも低い定着温度に基づき温調されている状態を低温定着状態とするとき、
    前記低温定着状態から、前記待機状態への移行をすべきか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで肯定的な判断が行われた場合、前記待機温度に基づき温調するのに先立って、前記定着温度と前記待機温度の中間温度に基づき前記少なくとも一方の回転体の温調を行うように制御する制御ステップとを含み、
    前記制御ステップは、
    前記一対の回転体を回転させたまま前記中間温度になるように温調を行い、所定時間経過後、もしくは前記少なくとも一方の回転体が所定温度到達後、前記一対の回転体の回転を停止させるステップと、
    前記一対の回転体の回転停止とともに、前記中間温度未満であって前記低温定着温度以上である2次中間温度になるように前記少なくとも一方の回転体の温調を行うステップと、
    その後に、前記待機状態へ移行するよう制御するステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする画像形成方法。
  4. 前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度以上の定着温度に基づき温調されている状態を高温定着状態とするとき、
    前記判断ステップは、
    画像形成すべき最終の記録シートが前記定着ニップを通過したか否かを判断する第1判断ステップと、
    前記低温定着状態であるか前記高温定着状態であるかを判断する第2判断ステップとを含み、
    肯定的な判断を行う場合とは、前記第1判断ステップにおいて肯定的な判断がされ、かつ前記第2判断ステップにおいて前記低温定着状態であると判断された場合である
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成方法。
  5. 未定着画像が形成された記録シートを、一対の回転体間の定着ニップを通過させて、未定着画像を前記記録シートに熱圧着させ、画像を形成する動作を画像形成装置のコンピュータに実行させる画像形成プログラムであって、
    前記一対の回転体が回転停止し、かつ所定の待機温度に基づき温調されている状態を待機状態とし、
    前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度よりも低い定着温度に基づき温調されている状態を低温定着状態とするとき、
    前記低温定着状態から、前記待機状態への移行をすべきか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで肯定的な判断が行われた場合、前記待機温度に基づき温調するのに先立って、前記定着温度と前記待機温度の中間温度に基づき前記少なくとも一方の回転体の温調を行うように制御する制御ステップとを含み、
    前記制御ステップは、
    前記一対の回転体を回転させたまま前記中間温度になるように温調を行い、所定時間経過後、もしくは前記少なくとも一方の回転体が所定温度到達後、前記一対の回転体の回転を停止させるステップと、
    前記一対の回転体の回転停止とともに、前記中間温度未満であって前記低温定着温度以上である2次中間温度になるように前記少なくとも一方の回転体の温調を行うステップと、
    その後に、前記待機状態へ移行するよう制御するステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  6. 前記一対の回転体が回転し、かつ少なくとも一方の回転体が前記待機温度以上の定着温度に基づき温調されている状態を高温定着状態とするとき、
    前記判断ステップは、
    画像形成すべき最終の記録シートが前記定着ニップを通過したか否かを判断する第1判断ステップと、
    前記低温定着状態であるか前記高温定着状態であるかを判断する第2判断ステップとを含み、
    肯定的な判断を行う場合とは、前記第1判断ステップにおいて肯定的な判断がされ、かつ前記第2判断ステップにおいて前記低温定着状態であると判断された場合である
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成プログラム。
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