JP2011232255A - 弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法 - Google Patents

弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に流通孔を封止することができる弁構造、差込治具、キャスク等の放射性物質格納容器および栓封止方法を提供する。
【解決手段】放射性物質を内部に格納可能なキャスクに設けられ、キャスクの内部に溜まった冷却水を外部へ排出する際に使用されるドレン弁構造70において、キャスクの内部と外部とを連通して、冷却水を流通させる流通孔72と、流通孔72に差し込んで封止可能な差込封止栓73と、を有していることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、放射性物質格納容器の内部に溜まった流体を外部へ排出する際に使用される弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法に関するものである。
従来、このような弁構造として、使用済燃料輸送容器に設けられ、水の吸入、排出を行うためのドレン部およびベント部が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、ドレン部では、輸送容器の容器本体に設けられたドレン孔と、ドレン孔を閉鎖する着脱可能なプラグとが設けられている。このプラグは、ねじ部が設けられたねじ込み式のものであり、ドレン部では、このプラグを回転させてドレン孔にねじ込むことで、ドレン孔にプラグを装着している。なお、ベント部も同様の構成となっている。
実開昭61−203397号公報
しかしながら、従来のドレン部(およびベント部)の構成によれば、プラグを回転させてドレン孔に装着しなければならず、ドレン孔の封止作業が煩雑なものとなっていた。
そこで、本発明は、簡単に流通孔を封止することができる弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法を提供することを課題とする。
本発明の弁構造は、放射性物質を内部に格納可能な放射性物質格納容器に設けられ、放射性物質格納容器の内部に溜まった流体を外部へ排出する際に使用される弁構造において、放射性物質格納容器の内部と外部とを連通して、流体を流通させる流通孔と、流通孔に差し込んで封止可能な差込封止栓と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、流通孔に差込封止栓を差し込むだけで、放射性物質格納容器を簡単に封止することができる。
この場合、差込封止栓は、流通孔に差し込まれる栓本体と、流通孔と栓本体との間を封止するシール部材とを有し、流通孔への差込方向を軸方向とした場合、栓本体の外周面には、その周方向に沿って封止溝が形成されており、シール部材は、封止溝に配設されていることが、好ましい。
この構成によれば、栓本体が差込方向または逆方向である引抜方向に移動しようとすると、シール部材は、栓本体の差込方向または引抜方向に摩擦による負荷を与えることができる。これにより、差込封止栓は、差込方向および引抜方向に移動し難くなるため、差込封止栓による封止解除の発生を抑制することができる。
この場合、放射性物質格納容器の外部から流通孔に差し込まれた差込封止栓の差込方向における位置を規制する規制部と、流通孔に差し込まれた差込封止栓の引抜方向への位置を規制するように、流通孔を閉塞可能な閉塞蓋と、をさらに備えたことが、好ましい。
この構成によれば、規制部は、差込封止栓が放射性物質格納容器の内部へ移動しないように、所定の位置に規制することができる。また、閉塞蓋は、差込封止栓が放射性物質格納容器の外部へ移動しないように、所定の位置に規制することができる。
この場合、差込封止栓は、差込治具により放射性物質格納容器の外部から流通孔へ向けて差し込まれ、差込封止栓には、差込治具と係合可能な被係合部が設けられていることが、好ましい。
この構成によれば、差込治具に差込封止栓を係合させることができるため、差込治具は、差込封止栓を保持しつつ、差込封止栓を流通孔へ差し込むことができる。
本発明の差込治具は、上記の差込封止栓の被係合部に係合可能な係合部と、係合部を差込方向および引抜方向に移動させる移動手段と、を備え、係合部は、被係合部に係合する係合動作と、被係合部への係合を解除する係合解除動作とを行うことを特徴とする。
この構成によれば、係合部が差込封止栓の被係合部へ係合することで、差込封止栓を保持することができ、移動手段により差込方向および引抜方向へ移動させることができる。これにより、差込封止栓を流通孔へ好適に差し込むことができる。
本発明の放射性物質格納容器は、内部と外部とを連通する開口部を有し、開口部を介して放射性物質を内部に格納可能な容器本体と、開口部に装着される蓋体と、蓋体に設けられた上記の弁構造と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、流通孔に差込封止栓を差し込むだけで、容器本体を簡単に封止することができる。これにより、容器本体に放射性物質を格納して封止する作業を迅速に行うことが可能となる。
この場合、容器本体の内部は、容器本体の外部に比して、圧力が低いことが、好ましい。
この構成によれば、容器本体の内部の圧力を低くすることができるため、差し込まれた差込封止栓は、流通孔を介して容器内部へ向けて吸引される。これにより、差込封止栓は、容器本体の内部側へ引っ張られるため、容器本体の外部側へ外れることがない。
本発明の栓封止方法は、内部と外部とを連通して流体を流通させる流通孔を備えた放射性物質格納容器と、流通孔に差し込まれる差込封止栓を移動させる差込治具とを使用して、流通孔を封止する栓封止方法であって、差込治具に保持させた差込封止栓を差込方向に移動させて、差込封止栓を流通孔へ差し込む差込工程と、差込工程後、差込封止栓の保持を解除する保持解除工程と、保持解除工程後、差込治具を引抜方向に移動させる引抜工程と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、差込封止栓を保持した差込治具を流通孔に差し込んだ後、差込治具を引き抜くことで、差込封止栓を流通孔に好適に差し込むことができ、放射性物質格納容器を簡単に封止することができる。
本発明の弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法によれば、差込封止栓を流通孔に差し込むだけで、簡単に放射性物質格納容器を封止することができる。
図1は、本実施例に係るキャスクを軸方向に切ったときの断面図である。 図2は、本実施例に係るキャスクを径方向に切ったときの部分断面図である。 図3は、図1の線Aで囲んだ部分における部分断面図である。 図4は、使用済み燃料の装荷作業に関する説明図である。 図5は、キャスク内に溜まった冷却水の排出作業に関する説明図である。 図6は、差込封止栓により流通孔を封止する栓封止作業に関する一例の説明図である。 図7は、差込封止栓により流通孔を封止する栓封止作業に関する一例の説明図である。 図8は、差込封止栓により流通孔を封止する栓封止作業に関する一例の説明図である。 図9は、差込封止栓により流通孔を封止する栓封止作業に関する一例の説明図である。 図10は、変形例1に係るキャスクおよびドレン管を軸方向に切ったときの部分断面図である。 図11は、変形例2に係る差込封止栓を軸方向に切ったときの断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
本発明に係る弁構造を適用した放射性物質格納容器は、いわゆる、内部に使用済みの燃料集合体を収納可能なキャスクである。本実施例では、キャスクに適用して説明するが、例えば、放射性物質を収納可能なキャニスタ等に適用しても良い。
図1は、本実施例に係るキャスクを軸方向に切ったときの断面図である。図2は、本実施例に係るキャスクを径方向に切ったときの部分断面図である。図1および図2に示すように、キャスク1は、内外を連通する開口部25を有する胴本体(容器本体)5と、胴本体5の開口部25に装着される一次蓋6と、胴本体5の開口部25に装着された二次蓋7と、を備えている。また、キャスク1は、内側端部を胴本体5の外周に放射状に取り付けた複数の伝熱板11と、複数の伝熱板11の外側端部に取り付けられた外筒12と、胴本体5の内部に配置したバスケット13とを備え、胴本体5、複数の伝熱板11および外筒12で区画された複数の区画空間20には、中性子遮蔽材14が配設されている。
胴本体5は、内部に中空円柱状のキャビティ21が形成された有底円筒形状に構成されており、その肉厚は、γ線を遮蔽可能な厚さとなっている。そして、胴本体5は、例えば炭素鋼やステンレス鋼で構成され、胴本体5の軸方向において、一方の端部(上側端部)がキャビティ21と外部とを連通する開口部25となっており、他方の端部(下側端部)が底部26となっている。
バスケット13は、キャビティ21内に収納した複数の角パイプ30を結束して構成されており、複数の角パイプ30は、原子力発電の燃料となる燃料集合体を収納する複数のセル31となっている。角パイプ30は、例えばボロンを添加したアルミニウム合金で構成される。また、バスケット13と胴本体5との間のキャビティ21には、スペーサ35が介装されている。このスペーサ35は、角パイプ30に収納された燃料集合体の崩壊熱を角パイプ30から胴本体5に熱を伝えている。
複数の伝熱板11は、例えば胴本体5と同種の材料、もしくは、銅やアルミニウムで構成され、胴本体5から外筒12に熱を伝えている。このため、燃料集合体の崩壊熱は、角パイプ30からスペーサ35を介して胴本体5に伝えられた後、胴本体5から伝熱板11を介して外筒12に伝えられ、外筒12の外周面から大気中に放出される。
中性子遮蔽材14は、レジン等を用いて構成され、上記の複数の区画空間20に充填することで成形される。この中性子遮蔽材14によって、燃料集合体から放出される中性子を遮蔽し、キャスク1の外部へ漏洩する中性子を低減している。
なお、キャスク1の搬送時において、このキャスク1の開口部25側の端部には、図示しない上部緩衝材が取り付けられ、また、底部26側の端部には、下部緩衝材が取り付けられる。
続いて、一次蓋6および二次蓋7周りの構成について説明する。胴本体5の開口部25の内周面側には、段付き加工が施されている。つまり、開口部25の内周面側には、胴本体5の軸方向において、底部26側(内側)に位置する第1段部40と、第1段部40の開口部25側(外側)に位置する第2段部41とが形成されている。
第1段部40は、胴本体5の内周面S1と、胴本体5の内周面S1に連なって胴本体5の径方向外側に延在する環状の第1規制面51と、を有している。この第1規制面51には、後述する一次蓋6の第1係止面62が当接する。第2段部41は、第1規制面51に連なると共に内周面S1の内径よりも大径となる開口側内周面S2と、開口側内周面S2に連なって胴本体5の径方向外側に延在する環状の第2規制面52と、を有している。この第2規制面52には、後述する二次蓋7の第2係止面66が当接する。
一次蓋6は、胴本体5の内周面S1の内径と略同径となる円盤状に形成され、一次蓋6の開口部25側には、径方向に突出する第1フランジ部61が周方向に亘って環状に形成されている。つまり、一次蓋6の第1フランジ部61の外径は、胴本体5の開口側内周面S2の内径と略同径に形成されている。
一次蓋6の第1フランジ部61は、その底部26側の面(下面)が上記の第1規制面51に当接する環状の第1係止面62となっている。この一次蓋6を開口部25の第1段部40に装着すると、一次蓋6の第1係止面62は、第1段部40の第1規制面51に当接する。このとき、第1係止面62と第1規制面51との間には、図示しないガスケットが設けられているため、第1段部40と一次蓋6との間は気密に封止される。これにより、一次蓋6は、胴本体5を密封することが可能となる。
また、一次蓋6には、胴本体5に溜まる流体を排出する際に使用されるドレン弁構造70が設けられている。なお、ドレン弁構造70については後述するが、胴本体5に溜まる流体としては、使用済みの燃料集合体を装荷する場合に胴本体5に溜まる冷却水である。
二次蓋7は、一次蓋6と略同様に構成され、開口側内周面S2における胴本体5の内径と略同径となる円盤状に形成され、二次蓋7の開口部25側には、径方向に突出する第2フランジ部65が周方向に亘って環状に形成されている。つまり、二次蓋7の第2フランジ部65の外径は、胴本体5の外径と略同径に形成されている。
二次蓋7の第2フランジ部65は、その底部26側の面が上記の第2規制面52に当接する環状の第2係止面66となっている。この二次蓋7開口部25の第2段部41に装着すると、二次蓋7の第2係止面66は、第2段部41の第2規制面52に当接する。このとき、第2係止面66と第2規制面52との間には、図示しないガスケットが設けられているため、第2段部41と二次蓋7との間は気密に封止される。これにより、二次蓋7は、胴本体5を密封することが可能となる。なお、各蓋6,7の各フランジ部61,65は、ボルトによって各段部40,41に固定され、これにより、各蓋6,7は、開口部25にそれぞれ固定される。本実施例では、一次蓋6および二次蓋7を円盤状に形成したが、円盤状以外の形状でもよく、例えば、四角等の多角形状であってもよい。
図3は、図1の線Aで囲んだ部分における部分断面図である。図3を参照して、一次蓋6に設けられたドレン弁構造70について具体的に説明する。ドレン弁構造70は、一次蓋6に形成された流通孔72と、流通孔72に差し込まれる差込封止栓73と、差込封止栓73を覆う閉塞蓋74とを備えている。なお、差込封止栓73としては、例えば、ステンレス鋼、合金鋼、炭素鋼、銅合金またはアルミニウム合金などの材料から選定し使用される。本実施例では、差込封止栓73を覆う閉塞蓋74を円盤状に形成したが、円盤状以外の形状でもよく、例えば、楕円や四角等の多角形状であってもよい。
流通孔72は、最も細径となる流通流路R1と、流通流路R1よりも大径に形成された栓差込通路R2と、栓差込通路R2よりも大径に形成された蓋収容空間R3と、を有している。流通流路R1、栓差込通路R2および蓋収容空間R3はそれぞれ連通しており、栓差込通路R2には、差込封止栓73が差し込まれ、蓋収容空間R3には、閉塞蓋74が収容される。
また、流通孔72は、胴本体5の開口部25と同様に、段付き加工が施されている。つまり、流通孔72の内周面側には、一次蓋6の厚み方向において、底部26側(内側)に位置する第1規制段部77と、第1規制段部77の開口部25側(外側)に位置する第2規制段部78とが形成されている。
第1規制段部77は、差し込まれる差込封止栓73を差込方向に位置規制している。第1規制段部77は、最も細径となる流通流路R1の内周面S3と、内周面S3に連なって一次蓋6の径方向外側に延在する環状の栓規制面81と、を有している。この栓規制面81には、差込封止栓73の先端面が当接する。
第2規制段部78は、栓規制面81に連なると共に内周面S3の内径よりも大径となる栓差込通路R2の内周面S4と、内周面S4に連なって一次蓋6の径方向外側に延在する環状の蓋規制面83と、を有している。この蓋規制面83には、閉塞蓋74が当接し、この閉塞蓋74を固定するためのボルト穴82が複数形成されている。
差込封止栓73は、栓本体84と、シール部材85とを有している。栓本体84は、円柱形状に形成されており、その先端側(図示下側)は、差込方向に先細となるテーパー形状となっている。栓本体84の基端側には、後述する差込治具190と係合する被係合部86が設けられている。被係合部86は、差込封止栓73の軸心に穿孔された差込孔86aと、差込孔86aの径方向外側に形成された係合溝86bとを有している。また、栓本体84は、その外周面の周方向に沿って円環状の栓側封止溝87が形成されている。そして、この栓側封止溝87に、円環状のシール部材85が装着されている。なお、シール部材85としては、例えば、ゴム等の弾性部材で構成されたOリングが使用される。
この差込封止栓73が栓差込通路R2に差し込まれると、シール部材85は、栓本体84と栓差込通路R2との間に挟まれ、これにより、栓本体84と栓差込通路R2との間を封止する。そして、差込封止栓73の先端面が栓規制面81に当接することにより、差込封止栓73が差込方向に位置規制される。このとき、シール部材85は、差込封止栓73の径方向に挟まれるため、栓差込通路R2の内周面S4にシール部材85の摩擦による抵抗が生じ、これにより、差込封止栓73は、差込方向および引抜方向への移動がし難くなる。
閉塞蓋74は、円盤状に形成され、蓋収容空間R3に収容される。この閉塞蓋74の底面(図示下面)には、周方向に沿って円環状の蓋側封止溝89が形成されている。そして、この蓋側封止溝89に、円環状のシール部材90がそれぞれ装着されている。このとき、シール部材90は、その径が栓差込通路R2よりも大径となっており、栓差込通路R2の外側に位置している。なお、シール部材90としては、例えば、金属製のダブルOリングが使用される。また、閉塞蓋74の外縁部には、閉塞蓋74を蓋規制面83に固定するためのボルト挿通孔91が複数貫通形成されている。
この閉塞蓋74が蓋収容空間R3に収容されると、閉塞蓋74は、その底面が蓋規制面83に当接する。これにより、閉塞蓋74は、差込方向に位置規制される。そして、この閉塞蓋74のボルト挿通孔91にボルト95を挿通し、蓋規制面83に形成されたボルト穴82にボルト95を締結することで、閉塞蓋74は、蓋規制面83に固定される。このとき、シール部材90は、閉塞蓋74の底面と蓋規制面83との間に挟まれることで、閉塞蓋74と蓋規制面83との間を封止する。また、閉塞蓋74は、蓋収容空間R3に収容されることで、差込封止栓73を引抜方向へ位置規制する。
ここで、図4は、使用済み燃料の装荷作業に関する説明図である。図5は、キャスク内に溜まった冷却水の排出作業に関する説明図である。図6ないし図9は、差込封止栓により流通孔を封止する栓封止作業に関する一例の説明図である。
図4を参照して、上記のように構成されたキャスク1に、使用済みの燃料集合体を装荷する燃料装荷作業の手順について説明する。また、図5を参照して、燃料装荷作業中において、キャスク1内に溜まった冷却水を排出する冷却水排出作業について説明すると共に、図6ないし図9を参照して、燃料装荷作業中において、一次蓋6に形成された流通孔72を封止する栓封止作業(栓封止方法)について説明する。
以下、具体的に説明すると、この燃料装荷作業では、先ず、一次蓋6および二次蓋7が装着されていない空の胴本体5を、冷却水が溜まった燃料取替ピット100内に水没させる。この後、使用済みの燃料集合体103が、胴本体5の内部へ装荷される。胴本体5の内部へ燃料集合体103が装荷されたら、差込封止栓73および閉塞蓋74が装着されていない一次蓋6を燃料取替ピット100に沈め、この一次蓋6が胴本体5の開口部25へ装着される。一次蓋6の装着が完了すると、一次蓋6を装着した胴本体5は、燃料取替ピット100外に引き上げられる。
引き上げられた胴本体5の内部には、冷却水が溜まっている。そして、引き上げられた胴本体5は、ボルトによって一次蓋6が胴本体5の開口部25に固定される。この後、一次蓋6の流通孔72には、胴本体5の内部に溜まった冷却水を排出すると共に、差込封止栓73を流通孔72に差し込むための差込治具190が取り付けられ、冷却水の排出作業と、差込封止栓の栓封止作業とが行われる。
図5に示すように、一次蓋6の流通孔72の底部側(内側)には、シール部材182を介して当接するドレン管181が設けられている。このドレン管181は、その先端が胴本体5の底部26に位置するように配設されている。ドレン管181の後端には、径方向外側に突出する円環状のフランジ部183が設けられている。そして、シール部材182は、ドレン管181のフランジ部183と一次蓋6の底面との間に介設され、流通孔72を囲むように配設されている。
ここで、一次蓋6の流通孔72に取り付けられる差込治具190について説明する。この差込治具190は、一次蓋6に装着されると共に内部に吸引流路R5を有した吸引管191と、差込封止栓73の被係合部86に係合する係合部151と、先端に係合部151が設けられた差込棒152と、差込棒152を差込方向および引抜方向に移動させる移動機構153とを備えている。
差込棒152は、差込封止栓73に形成された差込孔86aとほぼ同径となっており、差込孔86aに挿入可能となっている。係合部151は、差込棒152の外周面から出没可能に設けられている。つまり、差込治具190は、差込棒152の外周面から係合部151を突出させる動作を係合動作とし、差込棒152の外周面から係合部151を没入させる動作を係合解除動作としている。移動機構153は、差込棒152を差込方向および引抜方向へ移動させている。
吸引管191は、開口部193を有する有底の第1円筒部195と、開口部193に設けられた吸引フランジ部197と、第1円筒部195の周面に設けられた第2円筒部199とを有している。
第1円筒部195は、その底面の中心に差込棒152を挿通する挿通孔200が貫通形成されている。この挿通孔200には、挿通された差込棒152との間を気密に封止するシール部材201が設けられている。そして、第1円筒部195は、その開口部193がキャスク1の底部26側(図示下側)となるように配置され、その開口部193と流通孔72とが向かい合うように配設される。吸引フランジ部197は、蓋収納空間R3に収納可能な大きさとなっており、蓋規制面83に固定するためのボルト挿通孔202が貫通形成されている。第2円筒部199は、第1円筒部195の径方向外側に延在するように設けられ、第1円筒部195の内部と第2円筒部199の内部とが連通することで、吸引流路R5を形成している。なお、第2円筒部199には、排出流路R4が接続されている。
再度、図4を参照するに、冷却水の排出作業を行う場合、先ず、一次蓋6の流通孔72と、胴本体5の内部に設けられたドレン管181との中心軸を一致させ、シール部材201により一次蓋6とドレン管181との間を気密に封止する。この後、一次蓋6に差込治具190が装着されたら、排出流路R4に介設された吸水ポンプ130が、ドレン管181を介して胴本体5の内部の冷却水を吸い出す。これにより、胴本体5の内部に溜まった冷却水は、ドレン管181を通って排出される。冷却水の排出作業が終了すると、続いて、流通孔72を封止する栓封止作業が行われる。
図6ないし図9に示すように、栓封止作業では、差込治具190を用いて、流通孔72に差込封止栓73を差し込んでいる。なお、図6ないし図9では、栓封止作業の遷移を分かり易くするために、吸引管191の記載を省略している。
上記の差込治具190を用いた栓封止作業では、差込工程と、保持解除工程と、引抜工程とを行っている。以下、具体的に説明するに、図6に示すように、差込治具190は、差込封止栓73の被係合部86に、差込棒152の係合部151を係合させることで、差込棒152の先端に差込封止栓73を予め保持している。
差込工程では、この状態から、移動機構153により差込棒152を差込方向に移動させることで、差込棒152の先端に保持した差込封止栓73を、流通孔72の栓差込通路R2に差し込む。すると、図7に示すように、差し込まれた差込封止栓73は、栓規制面81に突き当たることで、差込方向に位置規制され、栓差込通路R2との間をシール部材85により封止する。
差込工程後、保持解除工程では、図8に示すように、係合部151を係合解除動作させて、係合部151と被係合部86との係合を解除する。これにより、差込治具190は、差込封止栓73の保持を解除する。
保持解除工程後、引抜工程では、図9に示すように、差込封止栓73の保持が解除された差込棒152を、移動機構153により引抜方向に移動させる。これにより、差込治具190は、流通孔72への差込封止栓73の差し込みを終了する。流通孔72へ差込封止栓73が差し込まれたら、続いて、閉塞蓋74が蓋収容空間R3に収容されて、ボルト95により固定される。
再び、図4を参照するに、差込封止栓73および閉塞蓋74により流通孔72を封止する栓封止作業が終了すると、胴本体5の内部の気体が、一次蓋6に設けられた図示しないベント孔に接続された吸引ポンプ155により吸引され、これにより、胴本体5の内部が真空乾燥される。すると、胴本体5の内部は、胴本体5の外部と比べて負圧となる。このため、差込封止栓73は、負圧となった胴本体5の内部側へ向けて引っ張られる。胴本体5の内部を真空乾燥させたら、胴本体5の内部の負圧を維持しつつ、ヘリウムガスを供給し、ベント孔を封止する。その後、二次蓋7を胴本体5の開口部25へ装着することで、キャスク1への使用済みの燃料集合体103の装荷作業を終了する。
以上の構成によれば、差込治具190に保持された差込封止栓73を差込方向に移動させて、流通孔72に差込封止栓73を差し込むことにより、キャスク1を簡単に封止することができる。
また、差込封止栓73に設けられたシール部材85は、栓本体84と栓差込通路R2の内周面S4との間に挟まれるため、シール部材85は、栓本体84の差込方向または引抜方向に摩擦による負荷を与えることができる。これにより、差込封止栓73は、差込方向および引抜方向に移動し難くなるため、差込封止栓73による封止解除の発生を抑制することができる。
また、第1規制段部77は、差込封止栓73の胴本体5の内部への移動を規制することができ、閉塞蓋74は、差込封止栓73の胴本体5の外部への移動を規制することができる。
また、差込治具190は、係合部151が係合動作を行うことで、差込封止栓73を保持することができる一方で、係合部151が係合解除動作を行うことで、差込封止栓73の保持を解除することができる。
また、胴本体5の内部の圧力を、胴本体5の外部の圧力に比して低くすることができるため、流通孔72に差し込まれた差込封止栓73は、胴本体5の内部へ向けて吸引される。これにより、差込封止栓73は、胴本体5の内側へ引っ張られるため、胴本体5の外側へ外れることがない。
また、上記のような差込治具190を用いることで、冷却水の排出作業と、栓封止作業とを連続して行うことができるため、作業効率を向上させることができる。
続いて、図10を参照し、変形例1に係るキャスク180およびドレン管105について説明する。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。図10は、変形例1に係るキャスクおよびドレン管を軸方向に切ったときの部分断面図である。変形例1のキャスク180は、上記したドレン管181が胴本体5の内部に収容されておらず、キャスク180の外部から別体のドレン管105を挿入する構成となっている。このため、変形例1のドレン管105は、一次蓋6への装着と排出流路R4の装着が実行可能に構成されている。以下、変形例1のキャスク180と、変形例1のドレン管105とについて説明する。
変形例1のキャスク180は、上記した実施例のキャスク1の構成から、ドレン管181を廃した構成となっている。
図10に示すように、変形例1のドレン管105は、円筒状に形成されると共に先端が軸方向に対し斜めに切断された管本体106を有しており、この管本体106の後端部に2つのフランジ部107,108が設けられている。管本体106は、流通流路R1よりも細径となっており、胴本体5の底部26に達する長さとなっている。2つのフランジ部107,108は、その一方が後端面に設けられた後端側フランジ部107であり、その他方が後端側フランジ部107よりも先端側に設けられた先端側フランジ部108である。
先端側フランジ部108は、円環状に形成されて管本体106に溶接されており、上記した蓋収容空間R3に収容可能な大きさとなっている。先端側フランジ部108の外縁部には、これを蓋規制面83に固定するためのボルト挿通孔110が貫通形成されている。このため、ドレン管105を先端側から流通孔72へ差し込むと、管本体106の先端側は、胴本体5の底部26へ向かうと共に、管本体106の後端側は、その先端側フランジ部108が蓋規制面83に当接する。これにより、ドレン管105は、差込方向に位置規制され、ドレン管105の先端側は、胴本体5の底部26に位置する。そして、先端側フランジ部108のボルト挿通孔110にボルト95を挿通し、蓋規制面83に形成されたボルト穴82にボルト95を締結することで、ドレン管105は、蓋規制面83に固定される。
後端側フランジ部107は、円環状に形成されて管本体106に溶接されており、先端側フランジ部108の径よりも短くなっている。後端側フランジ部107の外縁部には、冷却水を排出する排出流路R4に接続するためのボルト挿通孔112が貫通形成されている。なお、排出流路R4の接続端部にも、後端側フランジ部107とほぼ同様のフランジ部120が設けられており、このフランジ部120にもボルト挿通孔121が貫通形成されている。このため、後端側フランジ部107とフランジ部120とを互いに当接させ、ボルト挿通孔112およびボルト挿通孔121に挿入したボルト125をナット126で締結することで、後端側フランジ部107とフランジ部120とが連結される。なお、本実施例では、先端側フランジ部108および後端側フランジ部107を円環状形成したが、円環状以外の形状でもよく、例えば、四角等の多角形状であってもよい。
以上のように構成されたキャスク180およびドレン管105を用いて、キャスク180の内部に溜まった冷却水を排出する冷却水の排出作業と、流通孔を封止する栓封止作業とについて順に説明する。
冷却水の排出作業では、一次蓋6にドレン管105が装着されたら、フランジ部107に接続された排出流路R4に介設された吸水ポンプ130が、ドレン管105を介して胴本体5の内部の冷却水を吸い出す。これにより、胴本体5の内部に溜まった冷却水は、ドレン管105を介して排出される。胴本体5に溜まった冷却水が排出されると、ドレン管105を引き抜いて、差込治具190により流通孔72を封止する栓封止作業が行われる。ここで、変形例1で用いられる差込治具190は、上記した本実施例の差込治具190の構成から、吸引管191を廃した構成となっている。
栓封止作業では、上記の実施例と同様に、差込工程と、保持解除工程と、引抜工程とが行われる。つまり、差込治具190は、差込棒152の先端に差込封止栓73を予め保持した状態から、移動機構153により差込棒152を差込方向に移動させることで、差込封止栓73を流通孔72の栓差込通路R2に差し込む(差込工程)。差し込まれた差込封止栓73は、栓規制面83に突き当たることで、差込方向に位置規制され、栓差込通路R2との間をシール部材85により封止する。この後、差込治具190は、係合部151を係合解除動作させて、係合部151と被係合部86との係合を解除する(保持解除工程)。そして、差込治具190は、差込封止栓73の保持が解除された差込棒152を、移動機構153により引抜方向に移動させる。これにより、差込治具190は、流通孔72への差込封止栓73の差し込みを終了する。
以上の構成においても、差込治具190に保持された差込封止栓73を差込方向に移動させて、流通孔72に差込封止栓73を差し込むことにより、キャスク180を簡単に封止することができる。
なお、図11に示すように、変形例2として、差込封止栓73の先端面にさらにシール部材205を設けてもよい。図11は、変形例2に係る差込封止栓を軸方向に切ったときの断面図である。シール部材205は、その径が流通通路R1よりも大径となっており、流通通路R1の外側に位置している。そして、シール部材205は、差込封止栓73と栓規制面81との間を封止している。なお、シール部材205としては、例えば、金属製のOリングが使用される。この構成によれば、差込封止栓73は、流通孔72をさらに好適に封止することができる。
なお、本実施例および変形例1では、一次蓋6にドレン弁構造70を設けたが、一次蓋6以外に設けてもよく、例えば、ドレン弁構造70をキャスク1,180の胴本体5の底部26側に設けてもよい。
以上のように、本発明に係る弁構造、差込治具、放射性物質格納容器および栓封止方法は、使用済みの燃料集合体を収納するキャスクにおいて有用であり、特に、キャスクの内部を気密に封止する場合に適している。
1 キャスク
5 胴本体
6 一次蓋
7 二次蓋
21 キャビティ
25 開口部
26 底部
40 第1段部
41 第2段部
51 第1規制面
52 第2規制面
61 第1フランジ部
65 第2フランジ部
70 ドレン弁構造
72 流通孔
73 差込封止栓
74 閉塞蓋
81 栓規制面
83 蓋規制面
84 栓本体
85 シール部材
86 被係合部
87 栓側封止溝
89 蓋側封止溝
90 シール部材
100 燃料取替ピット
103 燃料集合体
105 ドレン管
106 管本体
107 後端側フランジ部
108 先端側フランジ部
151 係合部
152 差込棒
153 移動機構
180 キャスク(変形例1)
190 差込治具
191 吸引管
205 シール部材(変形例2)
R1 流通流路
R2 栓差込通路
R3 蓋収容空間
R4 排出流路

Claims (8)

  1. 放射性物質を内部に格納可能な放射性物質格納容器に設けられ、前記放射性物質格納容器の内部に溜まった流体を外部へ排出する際に使用される弁構造において、
    前記放射性物質格納容器の内部と外部とを連通して、前記流体を流通させる流通孔と、
    前記流通孔に差し込んで封止可能な差込封止栓と、を有していることを特徴とする弁構造。
  2. 前記差込封止栓は、前記流通孔に差し込まれる栓本体と、前記流通孔と前記栓本体との間を封止するシール部材とを有し、
    前記流通孔への差込方向を軸方向とした場合、前記栓本体の外周面には、その周方向に沿って封止溝が形成されており、
    前記シール部材は、前記封止溝に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の弁構造。
  3. 前記放射性物質格納容器の外部から前記流通孔に差し込まれた前記差込封止栓の差込方向における位置を規制する規制部と、
    前記流通孔に差し込まれた前記差込封止栓の引抜方向への位置を規制するように、前記流通孔を閉塞可能な閉塞蓋と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の弁構造。
  4. 前記差込封止栓は、差込治具により前記放射性物質格納容器の外部から前記流通孔へ向けて差し込まれ、
    前記差込封止栓には、前記差込治具と係合可能な被係合部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弁構造。
  5. 請求項4に記載の前記差込封止栓の前記被係合部に係合可能な係合部と、
    前記係合部を差込方向および引抜方向に移動させる移動手段と、を備え、
    前記係合部は、前記被係合部に係合する係合動作と、前記被係合部への係合を解除する係合解除動作とを行うことを特徴とする差込治具。
  6. 内部と外部とを連通する開口部を有し、前記開口部を介して放射性物質を内部に格納可能な容器本体と、
    前記開口部に装着される蓋体と、
    前記蓋体に設けられた請求項1ないし4のいずれか1項に記載の弁構造と、を備えたことを特徴とする放射性物質格納容器。
  7. 前記容器本体の内部は、前記容器本体の外部に比して、圧力が低いことを特徴とする請求項6に記載の放射性物質格納容器。
  8. 内部と外部とを連通して流体を流通させる流通孔を備えた放射性物質格納容器と、前記流通孔に差し込まれる差込封止栓を移動させる差込治具とを使用して、前記流通孔を封止する栓封止方法であって、
    前記差込治具に保持させた前記差込封止栓を差込方向に移動させて、前記差込封止栓を前記流通孔へ差し込む差込工程と、
    前記差込工程後、前記差込封止栓の保持を解除する保持解除工程と、
    前記保持解除工程後、前記差込治具を引抜方向に移動させる引抜工程と、を備えたことを特徴とする栓封止方法。
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JP2021143989A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 株式会社神戸製鋼所 キャスク
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