JP2011231446A - 柔軟性、耐摩耗性、ヒートシール性に優れた長繊維不織布 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリブチレンテレフタレートを95重量%以上含有し、複屈折率が0.100〜0.125である長繊維からなる不織布において、縦方向の目付当りの5%伸張時応力が、22℃雰囲気では、0.5〜1.1N/50mm(g/m2)、乾熱120℃雰囲気では、0.10〜0.40N/50mm(g/m2)、縦方向の22℃雰囲気での目付当り破断強力が1.1〜3.0N/50mm(g/m2)で、交絡処理していないことを特徴とする長繊維不織布。
【選択図】なし
Description
1.ポリブチレンテレフタレートを95重量%以上含有し、複屈折率が0.100〜0.125である長繊維からなる不織布において、縦方向の目付当りの5%伸張時応力が、22℃雰囲気では、0.5〜1.1N/50mm(g/m2)、乾熱120℃雰囲気では、0.10〜0.40N/50mm(g/m2)、縦方向の22℃雰囲気での目付当り破断強力が1.1〜3.0N/50mm(g/m2)で、交絡処理していないことを特徴とする長繊維不織布。
2.不織布の剛軟度が30〜70mmであり、エンボス加工されたことを特徴とする上記1に記載の長繊維不織布。
3.ポリブチレンテレフタレート(A成分)に対して、A成分と非相溶でありかつ120〜160℃のガラス転移点温度を有する熱可塑性ポリスチレン系共重合体(B成分)を0.05〜4.0重量%混合して得られるポリエステルからなる長繊維で構成されたことを特徴とする上記1又は2に記載の長繊維不織布。
4.ポリブチレンテレフタレートの固有粘度が0.8以上である請求項1〜3のいずれかに記載の長繊維不織布。
5.ポリブチレンテレフタレートの固有粘度が0.8〜1.2である上記4に記載の長繊維不織布。
6.カイロ用基布として上記1〜5のいずれかに記載の長繊維不織布を用いたことを特徴とするカイロ。
本発明の長繊維不織布は、ポリブチレンテレフタレートを95重量%以上含有するポリエステル繊維からなるものである。
本発明におけるポリブチレンテレフタレートは、耐熱性を維持して、低モジュラス化による柔軟性を付与するためのものであり、汎用性の高い安価な素材である。
本発明におけるポリブチレンテレフタレートの固有粘度は、0.8以上が好ましい。固有粘度が0.8未満では、A成分と非相溶でありかつ120〜160℃のガラス転移点温度を有する熱可塑性ポリスチレン系共重合体(B成分)を含有する場合、糸切れが顕著で不織布化できなくなる場合があり、又、不織布化できても、タフネスさが劣り脆くなるので、伸度が低下して好ましくない。固有粘度が1.2を越えると、配向結晶化を生じる紡糸速度が低下して、高伸度を保持するためには、紡糸速度を低く設定する必要から、生産性が低下する問題がある。本発明のより好ましい固有粘度は0.8〜1.2、最も好ましくは、0.9〜1.1である。なお、本発明では、固有粘度は不織布を構成する繊維の固有粘度である。
本発明では、ポリブチレンテレフタレート成分に対して特性を低下させない範囲で、必要に応じて、共重合成分を含む各種の樹脂や、抗酸化剤、耐光剤、着色剤、抗菌剤、難燃剤、消臭剤などの改質剤を添加することができる。
例えば、A成分として用いるポリブチレンテレフタレートは、樹脂の固有粘度が0.9以上1.4以下のものを用いると、公知の紡糸方法では、繊維の固有粘度は0.8〜1.2の範囲になるので、この範囲のポリブチレンテレフタレートを用いるのが好ましい。樹脂水分や紡糸条件等により樹脂固有粘度の低下度合は異なるが、例えば、樹脂の固有粘度が0.75のものを用いた、単成分の通常紡糸では繊維の固有粘度が0.65くらいまで低下するが、繊維形成は容易にできる。しかし、B成分を含有させると、糸切れが顕著となり繊維形成が困難となる。樹脂固有粘度が0.87では、繊維の固有粘度が0.78くらいまで低下しても、単成分では糸切れせず繊維形成は容易だが、B成分を含有させると、糸切れが発生して繊維形成が不良となる。B成分を含有させたときの、通常の紡糸条件での糸切れが発生しない繊維の固有粘度は0.8以上であり、樹脂の固有粘度は0.9以上とするのが好ましい。他方、樹脂固有粘度が高すぎるものを用いると、低い紡糸速度で配向結晶化を生じる傾向があり、低速での生産を余儀なくされるので、特定繊度を維持するとノズル単孔あたりの生産性が低下して好ましくない。例えば、樹脂の固有粘度が1.55を越えると繊維の固有粘度も1.4前後となり、3500m/分以下の低紡糸速度で配向結晶化するので、細繊度とするためには単孔吐出量を低く設定する必要から生産性が低下する問題がある。
樹脂のサンプル5mgを採取し、示差走査型熱量計(TA instruments社製Q100)によって、窒素雰囲気下で20℃から10℃/分にて290℃まで昇温させたときの発熱ピーク位置の温度をガラス転移点温度、吸熱ピーク位置の温度を融点として評価した。
フェノール/テトラクロルエタン:6/4の混合溶媒25ml中に溶解ろ過し、30℃にてオストワルド粘度計を用いて測定した溶液粘度(ηsp/c)を求め、0に補外した濃度0の点の値を固有粘度(η)とする。
不織布又はウェッブから取り出した単繊維をベレックコンペンセーターを装着した偏向顕微鏡によりレターデーションと繊維径により求めたn=5の平均値を繊維の複屈折率(Δn)とした。
不織布又はウェッブから取り出した単繊維を硝酸カルシウム4水和物と浄水の混合液からなる密度勾配管により30℃で測定したn=3の平均値を繊維の比重とした。
JIS L1906(2000)に準じて測定した単位面積あたりの質量(Ms):g/m2を目付とした。
幅50mm、縦方向の測定長さ200mmのサンプルを、JIS L1906(2000)に準拠して、22℃および120℃雰囲気にて測定した引張り強さと伸び率の破断までの曲線(SS曲線)を測定して、グラフより破断までの最大強力を示す時の伸び率の平均値を縦方向の伸度(DE)、最大強力の平均値を縦方向の破断強力(DT)として求めた。
上記5.でSS曲線から求めた伸度5%伸張時の強力の平均値を縦方向の5%伸張時応力として求めた。
任意の20箇所で30mm角に裁断し、SEMにて50倍の写真を撮る。撮影写真をA3サイズに印刷して圧着単位面積を切り抜き、面積(S0)を求める。次いで圧着単位面積内において圧着部のみを切り抜き圧着部面積(Sp)を求め、圧着面積率(P)を算出する。その圧着面積率P 20点の平均値を求めた。
P=Sp/S0 (n=20)
幅20mm、縦方向の長さ200mmの試料を用い、JIS L1096(2000)剛軟性A法に準拠した条件で測定した(n=10の平均値)(単位:mm)。
JIS L1096(2000)II法に準拠して、株式会社大栄科学精器製作所製「学振型染色物摩擦堅牢度試験機」を用いて、不織布を試料とし、摩擦布は金巾3号を使用して、荷重500gfを使用、摩擦回数100往復にて摩擦させ、不織布表面の毛羽立ち、磨耗状態を下記の基準で目視判定で評価した(n=5の平均値)。
0級:損傷大
1級:損傷中
2級:損傷小
3級:損傷なし、毛羽発生あり小
4級:損傷なし、毛羽発生微小
5級:損傷なし、毛羽なし
A4版に切り出した不織布の接合面を2枚に重ねて、富士インパルス株式会社製のヒートシーラー(FA−450−5W型)を用い、加熱を5.5、冷却を10、設定はマニュアルにして、ヒートシールし、接合部を手で剥離しようとして、剥離の状態により、以下の評価をした。
5級:シール接合良好、接合部は剥離しない。
4級:シール接合少し斑あり、接合部は剥離しない。
3級:シール接合するが接合斑あり、接合側辺部は少し剥離する。
2級:シール接合やや不良でかなり剥離する。
1級:シール接合されていない。
作成した長繊維不織布を、20cm×15cmに切断して試料とし、これを二つ折りして、この間に市販の使い捨てカイロから取り出した発熱部分を挿入して周囲を熱シールして10cm×15cmのカイロを作成した。なお、ヒートシール性不良の不織布はメルトインデックス10の30μmの低密度ポリエチレンフィルムラミネートしてカイロを作成した。この作成したカイロに対して、パネラー5名による以下の官能評価を行った。
(1)柔らかさ
作成したカイロを手で軽く接んでもらい、柔らかさを官能評価した。
4級:日本製紙クレリア製「クリネックス」並み〜より柔らかい、2級:旭化成製「クリーンワイプP」並みを基準にして、それらの中間を3級、2級より硬い場合を1級として、5名のパネラーの平均値を評価値にした。なお、3級以上を合格とした。
(2)毛羽立ち性
作成したカイロを、下着(腎部)に外れないように縫いつけて8時間作業した後、目視で以下の基準で官能評価した。
4級:毛羽剥離なし、3級:毛羽微小剥離なし、2級:毛羽小〜中剥離微小、1級:毛羽大剥離中以上とし、5名の平均値とした。3級以上を合格とした。
固有粘度1.00のポリブチレンテレフタレート(以下、「PBT」と言う))99.6重量%とスチレン−メタクリル酸メチル−無水マレイン酸共重合体樹脂(Rohm GmbH&Co.KGのPLEXIGLAS hw55(以下、「hw55」と言う))0.4重量%を混合乾燥し、ノズルオリフィスがL/D3.0のノズルを用い、紡糸温度265℃、単孔吐出量0.7g/分にて常法により溶融紡糸し、紡糸速度4500m/分にて引取り、ネットコンベア上に振落してウェッブを得た。連続して、ネット上で190℃の予備圧着ローラーにて押さえ処理を行い、固有粘度0.94、単糸繊度1.5dtexの長繊維からなるウェッブを得た。次いで、圧着面積率16%の210℃に加熱した凸楕円エンボスローラーにて、線圧30kN/mにてエンボス加工して、目付量30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表1に示す。実施例1の不織布は、柔らかく毛羽立ちがなく、柔軟性、耐磨耗性、及びヒートシール性がともに優れた不織布であった。
目付量が40g/m2となるようにコンベア速度を調整した以外、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表1に示す。実施例2の不織布は、柔らかく毛羽立ちがなく、柔軟性と耐磨耗性及びヒートシール性がともに優れた不織布であった。
目付量が20g/m2となるようにコンベア速度を調整した以外、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表1に示す。実施例3の不織布は、柔らかく毛羽立ちがなく、柔軟性と耐磨耗性及びヒートシール性がともに優れた不織布であった。
PBTを99.0重量%、hw55を1.0重量%とした以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表1に示す。実施例4の不織布は、柔らかく毛羽立ちがなく、柔軟性と耐磨耗性及びヒートシール性がともに優れた不織布であった。
固有粘度0.87のPBTを用い、予備圧着温度及びエンボス加工温度をやや低温とした以外、実施例1と同様にして得られた、固有粘度0.82の繊維からなる不織布の詳細と評価結果を表1に示す。実施例5の不織布は、柔らかく毛羽立ちがなく、柔軟性と耐磨耗性及びヒートシール性がともに優れた不織布であった。
固有粘度1.30のPBTを用いた以外、実施例1と同様にして得られた、固有粘度1.19の繊維からなる不織布の詳細と評価結果を表1に示す。実施例6の不織布は、柔らかく毛羽立ちがなく、柔軟性と耐磨耗性及びヒートシール性がともに優れた不織布であった。
PBTを100重量%とし、hw55を使用しなかった以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例1の不織布は、配向結晶化して複屈折率(Δn)と比重が高くなり、本発明要件の力学特性は満たすものの、耐磨耗性、ヒートシール性が劣る不織布であった。
単孔吐出量を0.5g/分とし、紡糸速度を2000m/分とした以外、比較例1と同様にして得た不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例2は中速紡糸域の繊維であるが、複屈折率は本発明範囲に入るが、力学特性は劣り硬くなるので、ヒートシール性がやや劣り、柔軟性と耐磨耗性も劣る不織布であった。
単孔吐出量0.25g/分とし、紡糸速度を1000m/分とした以外は、比較例1と同様にして得た長繊維不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例3は低速紡糸のために繊維の複屈折率が低くなり、ヒートシール性は改良されるが、力学特性が劣るため耐久性、耐磨耗性が悪い不織布となる。
実施例1と同様にして作成したウェッブを、ペネ数60でニードルパンチ加工して長繊維不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例4の不織布は、交絡処理をしているため、柔軟性は良いが、ヒートシール性と耐磨耗性が劣る不織布となる。
エンボス加工ローラーを圧着面積45%の凹形織目柄とした以外、実施例1と同様にして得た長繊維不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例5は、エンボス加工による圧着面積が高くなりペーパーライクな柔軟性に劣る不織布となる。
hw55の添加量を0.001重量%とした以外、実施例1と同様にして得た長繊維不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例6は、hw55の添加量が少ないため、配向結晶化抑制効果が得られず、柔軟性、耐磨耗性、ヒートシール性が劣る不織布となる。
固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(PET)99.5重量%とhw55を0.5重量%を混合乾燥し、ノズルオリフィスがL/D3.0のノズルを用い、紡糸温度285℃、単孔吐出量0.88g/分にて常法により溶融紡糸し、紡糸速度3500m/分にて引取り、ネットコンベア上に振落してウェッブを得た。連続して、ネット上で100℃の予備圧着ローラーにて押さえ処理を行い、単糸繊度2.5dtexの長繊維からなるウェッブを得た。次いで、圧着面積率18%の140℃に加熱した横楕円エンボスローラーにて、線圧30kgfにてエンボス加工して、目付50g/m2の不織布を得た。得られた不織布の詳細と評価結果を表2に示す。比較例7の不織布は、剛軟度が高く硬直なため、耐磨耗性は許容されるが、柔軟性とヒートシール性に劣る不織布であった。
PBTを95重量%、hw55を5重量%とした以外は、実施例1と同様にして紡糸したが、糸切れが顕著でウェッブが得られなかった。比較例8の詳細を表2に示す。比較例8は、B成分の添加量が多すぎるため、ウェッブを得ることも困難であった。
PBTを99.5重量%、東洋紡績株式会社製ペルプレン(登録商標)P40Bを0.5重量%とした以外、実施例1と同様にして得た長繊維不織布の詳細と特性を表2に示す。比較例9は、無添加のものより力学特性は少し柔軟になるが、耐磨耗性、ヒートシール性に劣る不織布となる。
固有粘度0.62のPBTを用いた以外、実施例5と同様にして得られた、繊維の固有粘度が0.54の不織布の詳細結果を表2に示す。比較例10の不織布は、固有粘度が低いため、製糸性が悪く糸切れが多くなり、糸切れがドリップ化しており、エンボス加工では収縮して不織布は硬く、やや脆くなるため、不織布の評価は行わなかった。
固有粘度0.62のPBTを用いたのみ以外、比較例10と同様にして得られた、繊維の固有粘度が0.56の不織布の詳細結果を表2に示す。比較例11の不織布は、固有粘度は低いが製糸性に問題はなかったが、不織布は、やや脆く、柔軟性、耐摩耗性、ヒートシール性、毛羽立ち性が劣る不織布であった。
固相重合により得られた固有粘度1.55のPBTを用いた以外、実施例1と同様にして不織布を得ようとしたが、糸切れするので、糸切れしない紡糸速度(吐出量も変更)にした以外、実施例1と同様にして得られた繊維の固有粘度1.42の長繊維不織布の詳細と特性を表2に示す。長繊維不織布比較例11は、耐磨耗性、毛羽立ち性は良好だが、ヒートシール性にやや難点がある不織布で本発明の許容範囲ではあるが、紡糸速度を低くする必要があり、生産性に問題がある事例である。
Claims (6)
- ポリブチレンテレフタレートを95重量%以上含有し、複屈折率が0.100〜0.125である長繊維からなる不織布において、縦方向の目付当りの5%伸張時応力が、22℃雰囲気では、0.5〜1.1N/50mm(g/m2)、乾熱120℃雰囲気では、0.10〜0.40N/50mm(g/m2)、縦方向の22℃雰囲気での目付当り破断強力が1.1〜3.0N/50mm(g/m2)で、交絡処理していないことを特徴とする長繊維不織布。
- 不織布の剛軟度が30〜70mmであり、エンボス加工されたことを特徴とする請求項1記載の長繊維不織布。
- ポリブチレンテレフタレート(A成分)に対して、A成分と非相溶でありかつ120〜160℃のガラス転移点温度を有する熱可塑性ポリスチレン系共重合体(B成分)を0.05〜4.0重量%混合して得られるポリエステルからなる長繊維で構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の長繊維不織布。
- ポリブチレンテレフタレートの固有粘度が0.8以上である請求項1〜3のいずれかに記載の長繊維不織布。
- ポリブチレンテレフタレートの固有粘度が0.8〜1.2である請求項4に記載の長繊維不織布。
- カイロ用基布として請求項1〜5のいずれかに記載の長繊維不織布を用いたことを特徴とするカイロ。
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