JP2011230668A - 車両用後方確認装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リヤウインドウよりも下方の後方視界を視認することを可能にするとともに、後方視界を広げることを可能にする。
【解決手段】車室12内に前列シート16と、後列シート17と、後列シート17の後側に配置されて車室12の前方に車体11の後方を視認可能なサブウインドウ(視認窓)23,24と、を備えた車両用後方確認装置30において、後列シート17のシートバック32に設けられ、サブウインドウ23,24を通して後方視界を確認可能な開口部39を備え、開口部39が、運転席14に着座した乗員19が後方を振り向き、視認窓23,24を直接視認するときに、乗員19のアイポイント19aからサブウインドウ23,24を透視可能な位置に、若しくは運転席14に着座した乗員19が車室12の前方に設けたバックミラー22を通してサブウインドウ23,24を透視可能な位置に設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】車室12内に前列シート16と、後列シート17と、後列シート17の後側に配置されて車室12の前方に車体11の後方を視認可能なサブウインドウ(視認窓)23,24と、を備えた車両用後方確認装置30において、後列シート17のシートバック32に設けられ、サブウインドウ23,24を通して後方視界を確認可能な開口部39を備え、開口部39が、運転席14に着座した乗員19が後方を振り向き、視認窓23,24を直接視認するときに、乗員19のアイポイント19aからサブウインドウ23,24を透視可能な位置に、若しくは運転席14に着座した乗員19が車室12の前方に設けたバックミラー22を通してサブウインドウ23,24を透視可能な位置に設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、前列シート及び後列シートと、車体の後方を視認可能な視認窓とを備えた車両用後方確認装置に関する。
車両用後方確認装置としては、後列シートのシートバックに設けられるヘッドレストを、運転者の後方視界を確保する格納位置と、着座した乗員の頭部を支持する支持位置とに回転可能に取付けたものが知られている。
この車両用後方確認装置によれば、後列シートに乗員が着座しないときには、ヘッドレストを格納位置に格納することで、後方視界をより良好にすることが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
この車両用後方確認装置によれば、後列シートに乗員が着座しないときには、ヘッドレストを格納位置に格納することで、後方視界をより良好にすることが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
車両用後方確認装置としては、乗員の頭部を支持する支持面のほぼ中央部に、前後方向へ開口する孔を設け、この孔の周囲にパイプ状の主フレームを配置した孔開きヘッドレストを備えたものが知られている。
この車両用後方確認装置によれば、ヘッドレストの孔から後方視界を視認することが可能である(例えば、特許文献2参照。)。
この車両用後方確認装置によれば、ヘッドレストの孔から後方視界を視認することが可能である(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献1の車両用後方確認装置では、後列シートのシートバックに設けられるヘッドレストを、運転者の後方視界を確保する格納位置に設定することで、シートバックの上端から上の後方視界は良好になるものの、シートバックの上端から下部の後方視界を向上することはできない。
また、特許文献2の車両用後方確認装置では、ヘッドレストの孔から後方視界を視認することが可能であるものの、ヘッドレストの下部の後方視界を向上することはできない。
また、特許文献2の車両用後方確認装置では、ヘッドレストの孔から後方視界を視認することが可能であるものの、ヘッドレストの下部の後方視界を向上することはできない。
本発明は、後列シートのシートバックの上端から下側の後方視界を視認することができ、後方視界を広げることができる車両用後方確認装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車室内に運転席及び助手席から構成される前列シートと、前列シートの後方に配置される後列シートと、後列シートの後側に配置されて車室の前方に車体の後方を視認可能な視認窓と、を備えた車両用後方確認装置において、後列シートのシートバックに設けられ、視認窓を通して後方視界を確認可能な開口部を備え、開口部が、運転席に着座した乗員が後方を振り向き、視認窓を直接視認するときに、乗員のアイポイントから視認窓を透視可能な位置に、若しくは運転席に着座した乗員が車室の前方に設けたバックミラーを通して視認窓を透視可能な位置に設けられることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、シートバックに、後列シートに着座する乗員の背中を保持するシートバック本体部と、このシートバック本体部にスライド可能に設けられた可動シートバックとを備え、可動シートバックを、開口部を閉塞する第1の設定位置と、開口部を形成する第2の設定位置と、に移動可能にしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、シートバック本体部に、第1及び第2の設定位置に可動シートバックを固定する固定手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、第2の設定位置が、第1の設定位置よりも上方で且つ後列シートに着座した乗員の頭部を支持する位置に設定されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、開口部が形成される周縁に、シートバックの骨組みとなるシートバックフレームを備えたことを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車室内に運転席及び助手席から構成される前列シートと、前列シートの後方に配置される後列シートと、後列シートの後側に配置されて車室の前方に車体の後方を視認可能な視認窓と、を備える。
さらに、後列シートのシートバックに設けられ、視認窓を通して後方視界を確認可能な開口部を備え、開口部が、運転席に着座した乗員が後方を振り向き、視認窓を直接視認するときに、乗員のアイポイントから視認窓を透視可能な位置に、若しくは運転席に着座した乗員が車室の前方に設けたバックミラーを通して視認窓を透視可能な位置に設けられたので、リヤウインドウよりも下方の後方視界を視認することができる。この結果、後方視界を広げることができる。
請求項1に係る発明では、車室内に運転席及び助手席から構成される前列シートと、前列シートの後方に配置される後列シートと、後列シートの後側に配置されて車室の前方に車体の後方を視認可能な視認窓と、を備える。
さらに、後列シートのシートバックに設けられ、視認窓を通して後方視界を確認可能な開口部を備え、開口部が、運転席に着座した乗員が後方を振り向き、視認窓を直接視認するときに、乗員のアイポイントから視認窓を透視可能な位置に、若しくは運転席に着座した乗員が車室の前方に設けたバックミラーを通して視認窓を透視可能な位置に設けられたので、リヤウインドウよりも下方の後方視界を視認することができる。この結果、後方視界を広げることができる。
請求項2に係る発明では、シートバックに、後列シートに着座する乗員の背中を保持するシートバック本体部と、このシートバック本体部にスライド可能に設けられた可動シートバックとを備え、可動シートバックを、開口部を閉塞する第1の設定位置と、開口部を形成する第2の設定位置と、に移動可能にしたので、開口部が不要と感じたときには、可動シートバックを第1の位置に設定することで、開口部を閉塞することができる。
請求項3に係る発明では、シートバック本体部に、第1及び第2の設定位置に可動シートバックを固定する固定手段を備えたので、可動シートバックを第1及び第2の設定位置に安定して固定することができる。
請求項4に係る発明では、第2の設定位置が、第1の設定位置よりも上方で且つ後列シートに着座した乗員の頭部を支持する位置に設定されたので、可動シートバックにヘッドレスト機能を兼ねさせることができる。
請求項5に係る発明では、開口部が形成される周縁に、シートバックの骨組みとなるシートバックフレームを備えたので、シートバックフレームによりシートバックの強度を維持することができる。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1〜図3に示されたように、車両10は、車室12内に運転席14及び助手席15から構成される前列シート16と、車室12内で前列シート16の後方に配置される後列シート17と、車体11の後方を視認可能なリヤウインドウ21と、車室12の前方に車体11の後方及び側方を視認できるバックミラー22と、リヤウインドウ21の下方に設けられ、後方を視認可能な左右のサブウインドウ(視認窓)23,24と、を備える。
運転席14は、乗員(運転者)19の腰部を支持するシートクッション27と、このシートクッション27にリクライニング可能に設けられ、乗員19の背中を支持するシートバック28と、シートバック28に上部に昇降可能に設けられ、乗員19の頭部を支持するピロー29とからなる。助手席15は、運転席14と同一のシートである。
図4〜図6に示されたように、後列シート17は、車室内幅とほぼ同一寸法にて形成され後列シート17に着座した乗員の腰部を支持するシートクッション(後列シートクッション)31と、このシートクッション31にリクライニング可能に設けられ、後列シート17の左に着座した乗員の背中を支持する左のシートバック32と、後列シート17の右に着座した乗員の背中を支持する右のシートバック33と、からなる。以下、「左のシートバック32」を「シートバック32」と記載する。
シートバック32は、シートバック32の骨組みとなる環状のシートバックフレーム35と、このシートバックフレーム35を覆うように設けられ、後列シート17の左に着座する乗員の背中を保持するシートバック本体部37と、このシートバック本体部37にスライド可能に設けられた可動シートバック38と、この可動シートバック38を、開口部39を閉塞する第1の設定位置51(図8参照)と、開口部39を形成する第2の設定位置52(図8参照)と、これらの第1及び第2の設定位置51,52の中間位置にて可動シートバック38を固定する固定手段41,42と、からなる。
シートバック32は、第1及び第2の設定位置51,52(図8参照)の中間位置、第2の設定位置52では、後方視界を確認可能な開口部39が形成される。
シートバックフレーム35は、開口部39が形成される周縁(周り)39aに設けられるとともに、可動シートバック38を貫通して設けられる。
シートバックフレーム35は、開口部39が形成される周縁(周り)39aに設けられるとともに、可動シートバック38を貫通して設けられる。
シートバック本体部37は、可動シートバック38をスライド可能に支持する上方を開放したU字開口43が形成されている。
図6及び図7に示されたように、固定手段41,42は、シートバック本体部37の上部の左右に設けられ、可動シートバック38を、第1及び第2の設定位置51,52と、第1及び第2の設定位置51,52の中間位置とに任意に固定することができる。
図6及び図7に示されたように、固定手段41,42は、シートバック本体部37の上部の左右に設けられ、可動シートバック38を、第1及び第2の設定位置51,52と、第1及び第2の設定位置51,52の中間位置とに任意に固定することができる。
図1に示されたように、開口部39は、運転席14に着座した乗員19が後方を振り向き、サブウインドウ(視認窓)23,24(図3参照)を直接視認するときに、乗員(運転者)19のアイポイント19aからサブウインドウ23,24を透視可能な位置に、若しくは、図4に示されたように、運転席14に着座した乗員19がバックミラー22を通してサブウインドウ23,24を透視可能な位置に設けられる。
左右の固定手段41,42は、シートバック本体部37に横スライド可能に取付けた略L字のロック部41a,42aと、ロック部41a,42aに設けられシートバック本体部37の上部に臨ませた操作ノブ41b,42bとからなる。
すなわち、左右の固定手段41,42は、矢印a1,a2の如く車幅方向にスライド可能に設けられる。車幅内方に移動させたときに、可動シートバック38をシートバック本体部37に固定し、車幅外方に移動させたときに、可動シートバック38をシートバック本体部37から開放し、可動シートバック38はシートバック本体部37に対してスライド可能となる。
可動シートバック38は、固定手段41,42が嵌合する第1〜第4の嵌合孔45〜48と、シートバックフレーム35が貫通する貫通孔49と、が設けられている。固定手段41,42が第1〜第4の嵌合孔45〜48のいずれかの孔と嵌合し、シートバックフレーム35が貫通孔49に貫通することで、可動シートバック38はシートバック本体部37に車体高さ方向及び車体前後方向に関して固定される。なお、可動シートバック38は、シートバック本体部37のU字開口43に且つシートバック本体部37の縦方向に挟まれているので、車幅方向に関しては、ガイドされている。
シートバック32は、固定手段41,42が第1の嵌合孔45に嵌合するときに第1の設定位置51に設定され、固定手段41,42が第4の嵌合孔48に嵌合するときに第2の設定位置52に設定される。
第2の設定位置52は、第1の設定位置51よりも上方で且つ後列シート17に着座した乗員19(図1参照)の頭部を支持する位置に設定される。
右のシートバック33は、シートバック32に車体中心に関して対称のシートバックである。
第2の設定位置52は、第1の設定位置51よりも上方で且つ後列シート17に着座した乗員19(図1参照)の頭部を支持する位置に設定される。
右のシートバック33は、シートバック32に車体中心に関して対称のシートバックである。
図8(a)に示されたように、シートバック32は、第1の設定位置51では、図8(b)に示される開口部39が塞がれる。図8(b)に示されたように、シートバック32は、第2の設定位置52では、乗員19(図1参照)からサブウインドウ(視認窓)23が臨むことができる開口部39が形成される。
図1〜図5に示されたように、車両用後方確認装置30は、車室12内に運転席14及び助手席15から構成される前列シート16と、前列シート16の後方に配置される後列シート17と、車体11の後方を視認可能なリヤウインドウ21と、車室12の前方に車体11の後方及び側方を視認できるバックミラー22と、リヤウインドウ21の下方に設けられ、後方を視認可能なサブウインドウ(視認窓)23,24と、後列シート17のシートバック32に設けられ、後方視界を確認可能な開口部39と、から構成される。
すなわち、車両用後方確認装置30は、車室12内に運転席14及び助手席15から構成される前列シート16と、前列シート16の後方に配置される後列シート17と、車体11の後方を視認可能なリヤウインドウ21と、車室12の前方に車体11の後方及び側方を視認できるバックミラー22と、を備える。
さらに、リヤウインドウ21の下方に設けられ、後方を視認可能なサブウインドウ(視認窓)23,24と、後列シート17のシートバック32に設けられ、後方視界を確認可能な開口部39とを備え、開口部39が、運転席14に着座した乗員19が後方を振り向き、サブウインドウ23,24を直接視認するときに、乗員(運転者)19のアイポイント19aからサブウインドウ23,24を透視可能な位置に、若しくは運転席14に着座した乗員19がバックミラー22を通してサブウインドウ23,24を透視可能な位置に設けられたので、後列シート17のシートバック32の上端よりも下方、且つリヤウインドウ21よりも下方の後方視界を視認することができる。この結果、車体11に近い後方領域を視認することができ、後方視界を広げることができる。
シートバック32は、後列シート17に着座する乗員の背中を保持するシートバック本体部37と、このシートバック本体部37にスライド可能に設けられた可動シートバック38とを備え、可動シートバック38を、開口部39を閉塞する第1の設定位置51(図8(a)参照)と、開口部39を形成する第2の設定位置52(図8(b)参照)と、に移動可能にしたので、開口部39が不要と感じたときには、可動シートバック38を第1の位置に設定することで、開口部39を閉塞することができる。
シートバック本体部37は、第1及び第2の設定位置51,52に可動シートバック38を固定する固定手段41,42を備えたので、可動シートバック38を第1及び第2の設定位置51,52に安定して固定することができる。
シートバック32は、第2の設定位置52が、第1の設定位置51よりも上方で且つ後列シート17に着座した乗員の頭部を支持する位置に設定されたので、可動シートバック38にヘッドレスト機能を兼ねさせることができる。
シートバック32は、開口部39が形成される周縁39aに、シートバック32の骨組みとなるシートバックフレーム35を備えたので、シートバックフレーム35によりシートバック32の強度を維持することができる。
図9及び図10に示されたように、実施例2のシートバック102は、シートバック102の骨組みとなる環状のシートバックフレーム105と、この環状のシートバックフレーム105の上方に設けられる直線状のシートバックフレーム106と、これらのシートバックフレーム105,106を覆うように設けられ、後列シートに着座する乗員の背中を保持するシートバック本体部107と、このシートバック本体部107にスライド可能に設けられた可動シートバック108と、からなる。
シートバック本体部107は、可動シートバック108をスライド可能に支持する上方を開放したU字開口113が形成されている。U字開口113と可動シートバック108とで開口部119が形成される。
シートバックフレーム105,106は、開口部119が形成される周縁(周り)119aに設けられるとともに、可動シートバック108を貫通して設けられる。
シートバックフレーム105,106は、開口部119が形成される周縁(周り)119aに設けられるとともに、可動シートバック108を貫通して設けられる。
実施例2のシートバック102では、特に固定手段は設けることなく、シートバック本体と可動シートバック108とのフリクションで可動シートバック108が所定位置に保持されるものである。
可動シートバック108には、環状のシートバックフレーム105及び直線状のシートバックフレーム106が貫通可能な長孔109が形成されている。
実施例2のシートバック102では、特に固定手段は設ける必要はないので、シートバック102のコストの低減を図ることができる。
実施例2のシートバック102では、特に固定手段は設ける必要はないので、シートバック102のコストの低減を図ることができる。
尚、本発明に係る車両用後方確認装置は、図5に示すように、後列シート17は左右同一のシートバック32,33が用いられたが、これに限るものではなく、左のシートバックに対して右のシートバックの幅を変えたものを用いるものであってもよい。
また、本発明に係る車両用後方確認装置は、リヤウインドウ21と、サブウインドウ(視認窓)23,24とを車体11の後方に設けたが、例えば、リヤウインドウ21が存在せず、サブウインドウ23,24のみ存在する車両にも適用することができる。リヤウインドウ21とサブウインドウ23,24を上下に分割せず、一つの大きな窓として構成することも可能である。サブウインドウ23,24を左右に分割せず、幅方向に長い大きな窓として構成することも可能である。
さらに、バックミラー22を備えない車両にも適用することができる。
また、本発明に係る車両用後方確認装置は、リヤウインドウ21と、サブウインドウ(視認窓)23,24とを車体11の後方に設けたが、例えば、リヤウインドウ21が存在せず、サブウインドウ23,24のみ存在する車両にも適用することができる。リヤウインドウ21とサブウインドウ23,24を上下に分割せず、一つの大きな窓として構成することも可能である。サブウインドウ23,24を左右に分割せず、幅方向に長い大きな窓として構成することも可能である。
さらに、バックミラー22を備えない車両にも適用することができる。
本発明は、車室内に運転席及び助手席から構成される前列シートと、前列シートの後方に配置される後列シートと、を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、11…車体、12…車室、14…運転席、15…助手席、16…前列シート、17…後列シート、19…乗員、19a…アイポイント、21…リヤウインドウ、22…バックミラー、23,24…視認窓(サブウインドウ)、30…車両用後方確認装置、32…シートバック、35…シートバックフレーム、37…シートバック本体部、38…可動シートバック、39…開口部、39a…周縁、41,42…固定手段、51,52…第1及び第2の設定位置。
Claims (5)
- 車室内に運転席及び助手席から構成される前列シートと、前列シートの後方に配置される後列シートと、前記後列シートの後側に配置されて車室の前方に車体の後方を視認可能な視認窓と、を備えた車両用後方確認装置において、
前記後列シートのシートバックに設けられ、前記視認窓を通して後方視界を確認可能な開口部を備え、
前記開口部は、前記運転席に着座した乗員が後方を振り向き、前記視認窓を直接視認するときに、乗員のアイポイントから前記視認窓を透視可能な位置に、若しくは運転席に着座した乗員が前記車室の前方に設けたバックミラーを通して前記視認窓を透視可能な位置に設けられることを特徴とする車両用後方確認装置。 - 前記シートバックは、前記後列シートに着座する乗員の背中を保持するシートバック本体部と、このシートバック本体部にスライド可能に設けられた可動シートバックとを備え、
前記可動シートバックを、前記開口部を閉塞する第1の設定位置と、前記開口部を形成する第2の設定位置と、に移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の車両用後方確認装置。 - 前記シートバック本体部は、前記第1及び第2の設定位置に前記可動シートバックを固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両用後方確認装置。
- 前記第2の設定位置は、前記第1の設定位置よりも上方で且つ前記後列シートに着座した乗員の頭部を支持する位置に設定されることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両用後方確認装置。
- 前記開口部が形成される周縁に、前記シートバックの骨組みとなるシートバックフレームを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用後方確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010103409A JP2011230668A (ja) | 2010-04-28 | 2010-04-28 | 車両用後方確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013169919A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Suzuki Motor Corp | 車室構造 |
-
2010
- 2010-04-28 JP JP2010103409A patent/JP2011230668A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP2013169919A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Suzuki Motor Corp | 車室構造 |
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