JP2011229735A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 光を発生するレーザ光源と、
   前記光を生体に照射する光照射手段と、
   前記生体に照射された光によって発生した音響波を検出する音響波検出器と、
   前記光照射手段から出射する光の光エネルギーを検出する光エネルギー検出手段と、
   前記レーザ光源からの出射光量を制御する制御手段と、を備え、
   前記制御手段は、前記光エネルギー検出手段により検出された光エネルギーに基づき、前記生体へ照射される光の照射密度が最大許容露光量を超えないように、前記レーザ光源の出射光量を制御することを特徴とする測定装置。
2. 前記光エネルギー検出手段は、前記光照射手段から出射する光の光エネルギー分布を取得可能に構成されていることを特徴とする請求項１に記載の測定装置。
3. 前記制御手段は、前記光エネルギー分布により求められる照射密度分布内における最大値が、前記最大許容露光量を超えている場合、前記生体へ照射される光の照射密度が最大許容露光量を超えないよう前記レーザ光源の出射光量を制御することを特徴とする請求項２に記載の測定装置。
4. 前記光照射手段と前記光エネルギー検出手段とのうち少なくともどちらか一方を２次元に動かすことが可能な第１の移動機構をさらに有することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の測定装置。
5. 前記光エネルギー検出手段は、複数の光エネルギー検出器が２次元に配置された光エネルギー検出器群からなることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の測定装置。
6. 前記光照射手段を動かすことが可能な第２の移動機構を有し、
   前記光エネルギー検出手段は前記生体の妨げにならない位置に設置されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の測定装置。
7. 前記第２の移動機構が前記第１の移動機構と共通に用いられていることを特徴とする請求項６に記載の測定装置。
8. 前記光エネルギー検出手段は着脱可能であることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の測定装置。
9. 前記制御手段は、前記光エネルギー検出手段によって検出される光エネルギーおよび照射される光の繰り返し周波数に応じて、前記レーザ光源の出射光量の制御を行うことを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の測定装置。
10. 前記レーザ光源からの出射光の波長を測定する波長測定手段を有し、
    前記制御手段は、前記波長測定手段で測定された波長に応じて前記レーザ光源の出射光量の制御を行うことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の測定装置。
11. 前記波長測定手段は前記レーザ光源の筐体内に設けられていることを特徴とする請求項１０に記載の測定装置。
12. 前記光エネルギー検出手段は、レーザ安全基準で定められる大きさの窓を備えた開口を有することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の測定装置。
13. 前記生体を保持するための保持板が少なくとも１つ設けられていることを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の測定装置。
14. 前記保持板を挟んで生体と反対側に前記光照射手段および前記音響波検出器が配置されており、前記光照射手段は、光が前記保持板中を斜めに伝搬して前記音響波検出器の正面を照射する光学系を有しており、前記光エネルギー検出手段は、保持板と光学的に整合した光学部材を有することを特徴とする請求項１３に記載の測定装置。
15. 前記光学部材はプリズムであることを特徴とする請求項１４に記載の測定装置。
16. 前記光学部材は、前記保持板に相対する面にレーザ安全基準で定められる大きさの開口が設けられていることを特徴とする請求項１４又は１５に記載の測定装置。
17. 前記光エネルギー検出手段は、前記光照射手段と前記光エネルギー検出手段との距離が、前記光照射手段と前記生体との距離に相当する位置に配置されることを特徴とする請求項１乃至１６のいずれか１項に記載の測定装置。