JP2011229278A - 多相インバータ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PWM制御に用いるデューティ信号を生成するためのキャリア波形として、基準となるキャリア信号を非反転とするか、反転するかを、キャリア周期毎、及び各相毎にそれぞれ独立に決定するキャリア波形選択手段を備える。そして、このキャリア波形選択手段は、一の相でキャリア信号の反転或いは非反転を選択する際に、この一の相の、瞬時実相電流と、瞬時デューティ指令値、及び他の相のうち既にキャリア波形が選択された全ての相の瞬時実相電流と、瞬時デューティ指令値と、キャリア波形の選択結果と、に基づき、半導体モジュールの入力電流のリップルの大きさを評価する評価式を用いて選択する。
【選択図】 図1
Description
D1:第1相のハイサイドスイッチのオンデューティ
そして、上記(1)式から理解されるように、一の相(この場合は第2相)で第1または第2のキャリア波形を選択する際に、この一の相の、瞬時実相電流(第2相電流)と、瞬時デューティ指令値(D1)、及び他の相のうち既にキャリア波形が選択された全ての相の瞬時実相電流(第1相電流)と、瞬時デューティ指令値(D1)と、キャリア波形の選択結果(S1)と、に基づいて第1のキャリア波形及び第2のキャリア波形のうちのいずれかを選択する。
D2:第2相のハイサイドスイッチのオンデューティ
D1:第1相のハイサイドスイッチのオンデューティ
そして、(2)式から理解されるように、一の相(この場合は第3相)で第1または第2のキャリア波形を選択する際に、この一の相の、瞬時実相電流(第3相電流)と、瞬時デューティ指令値(D3)、及び他の相のうち既にキャリア波形が選択された全ての相の瞬時実相電流(第1相電流、第2相電流)と、瞬時デューティ指令値(D1、D2)と、キャリア波形の選択結果(S1、S2)と、に基づいて、第1のキャリア波形及び第2のキャリア波形のうちのいずれかを選択する。この処理は、図1に示した制御装置106の制御により実行される。
Dk:第k相のハイサイドスイッチのオンデューティ
次に、上述した(1)〜(3)に示した演算手法でキャリア信号の振幅状態を決定することにより、半導体モジュール104に流れるリップルを低減できる理由について説明する。
従って、各相電流値と各相のデューティ指令値を用いて定義された上記の(6)式で求められる差分値Δが正の値であるか、負の値であるかによって、(4)式と(5)式の大小を判定できることが判る。
次に、上述した実施形態の第1の変形例について説明する。この変形例では、スイッチングを行う変調相の中で、相電流の絶対値が最も大きい相を第1相とすることにより、スイッチングの回数を低減し、半導体の損失を低減する。
次に、上述した実施形態の第2変形例について説明する。第2変形例では、スイッチングを停止する固定相は、ハイサイドのオンデューティが最大となる相と最小となる相の相電流の絶対値を比較し、大きい方の相を固定相とするという特徴を持つ。
101 電池
102 平滑リアクトル
103 平滑コンデンサ
104 半導体モジュール
105 多相モータ
106 制御装置
S1〜S6 半導体スイッチ
Claims (3)
- 3相以上のスイッチング素子からなる半導体モジュールを備え、各スイッチング素子のオン、オフを制御して多相モータに駆動用の電力を供給する多相インバータ装置において、
PWM制御に用いるデューティ信号を生成するためのキャリア波形として、基準となる第1のキャリア波形、及びこの第1のキャリア波形の振幅を反転した第2のキャリア波形のうちのいずれか一方を、キャリア周期毎に、且つ各相毎に、それぞれ独立に選択するキャリア波形選択手段と、
前記各相のうち、一の相のスイッチング素子のオン、オフを所定時間停止し、他の2以上の相のスイッチング素子を、前記キャリア波形選択手段で選択されたキャリア波形に基づいて生成されたデューティ信号によりPWM制御するPWM制御手段と、を備え、
前記キャリア波形選択手段は、
一の相で前記第1または第2のキャリア波形を選択する際に、この一の相の、瞬時実相電流と、瞬時デューティ指令値、及び他の相のうち既にキャリア波形が選択された全ての相の瞬時実相電流と、瞬時デューティ指令値と、キャリア波形の選択結果と、に基づいて、前記半導体モジュールの入力電流のリップルの大きさを評価する評価式を用いて、第1のキャリア波形及び第2のキャリア波形のうちのいずれかを選択すること
を特徴とする多相インバータ装置。 - 前記キャリア波形選択手段は、
1つのキャリア周期の間に、前記スイッチング素子のオン、オフを停止した相以外の各相のうち、瞬時実相電流の絶対値が最も大きな相については、前回のキャリア周期において第2のキャリア波形を選択した場合には、今回のキャリア周期においても第2のキャリア波形を選択し、
前回のキャリア周期において、第1のキャリア波形を選択した場合には、今回のキャリア周期においても第1のキャリア波形を選択すること
を特徴とする請求項1に記載の多相インバータ装置。 - 前記PWM制御手段は、
デューティが最大となる相の瞬時実相電流の絶対値と、デューティが最小となる相の瞬時実相電流の絶対値と、を比較し、絶対値が大きい方の相を、前記スイッチングを停止する相とすることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の多相インバータ装置。
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