JP2011228169A - 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】細径同軸ケーブルハーネス11は、複数本の細径同軸ケーブル12の端末部分以外の少なくとも一部が複数の群に分けられ、各群が、それぞれ防水チューブ21に挿通されて各細径同軸ケーブル同士の位置関係が変化し得る程度に束ねられ、それぞれ防水キャップ14の挿通孔16に挿通されており、複数の防水チューブ21の端部に防水キャップ14が水密的に一括して接続されている。防水チューブ21の内側に金属管17が圧入され、防水キャップ14が弾性材料からなり、防水チューブ21が防水キャップ14と金属管17とにより厚さ方向に挟まれて圧縮されている。
【選択図】図2
Description
このような配線材として、細径の同軸ケーブルを複数本束ねた細径同軸ケーブルハーネスがある。細径同軸ケーブルハーネスの一例として、筐体への導入箇所に取り付けられる防水部がシールキャップおよびシールキャップの外周に装着されたOリングからなり、防水部の間が防水チューブで覆われ、シールキャップが接着材によって筐体に接着されて防水チューブと防水部とが水密に取り付けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、中間部が1つに丸く束ねられた同軸ケーブルハーネスでは、ハーネスの防水部の断面形状が大きくなり、例えば防水部の断面が円形であると、その直径が大きくなってしまう。そのため、筐体に取り付けられる防水部の厚さを薄くすることも困難であった。
複数本の前記細径同軸ケーブルは、端末部分以外の少なくとも一部が複数の群に分けられ、各前記群が、それぞれ前記防水チューブに挿通されて各前記細径同軸ケーブル同士の位置関係が変化し得る程度に束ねられ、それぞれ前記挿通孔に挿通されており、
複数の前記防水チューブの端部に前記防水キャップが水密的に一括して接続されていることを特徴とする。
前記防水キャップが弾性材料からなり、前記防水チューブが前記防水キャップと前記金属管とにより厚さ方向に挟まれて圧縮されていることが好ましい。
複数本の前記細径同軸ケーブルの端末部分以外の少なくとも一部を複数の群に分け、
各前記群を、それぞれ前記防水チューブに挿通させて各前記細径同軸ケーブル同士の位置関係が変化し得る程度に束ねて、前記挿通孔に挿通させ、
複数の前記防水チューブの端部に前記防水キャップを水密的に一括して接続することを特徴とする。
前記防水チューブの内側に金属管を圧入して、前記防水チューブを前記防水キャップと前記金属管とにより厚さ方向に挟んで圧縮することが好ましい。
本実施形態の細径同軸ケーブルハーネスは、例えば、図1に示すような携帯電話1などの機器の相対的にスライドする筐体2,3内の基板に接続されている。この携帯電話1では、一方の筺体2にディスプレイが設けられ、他方の筺体3にキー操作部が設けられている。
図4に示すように、各防水チューブ21にそれぞれ所望の本数ずつの細径同軸ケーブル12の群を挿通させた状態で、細径同軸ケーブル12の群ごとに、端部側から金属管17の内側に挿通させる。金属管17は、図5にも示すように防水チューブ21の端部の内側に挿入して取り付けるものである。金属管17の外径は、防水チューブ21の内径以上であるとよい。例えば、防水チューブ21が、内径1.5mm、外径1.9mmである場合、金属管17は、内径1.5mm、外径1.7mmとするとよい。このような金属管17を防水チューブ21に挿入することにより、防水チューブ21は径方向外側に押し広げられて弾性変形し、金属管17の外周面に密着する。
なお、細径同軸ケーブル12へのコネクタ13の接続は、細径同軸ケーブル12を防水チューブ21、防水キャップ14、金属管17のそれぞれに通した後に行うとよい。
Claims (6)
- 複数本の細径同軸ケーブルと、複数の防水チューブと、複数の挿通孔を有する防水キャップとを備え、
複数本の前記細径同軸ケーブルは、端末部分以外の少なくとも一部が複数の群に分けられ、各前記群が、それぞれ前記防水チューブに挿通されて各前記細径同軸ケーブル同士の位置関係が変化し得る程度に束ねられ、それぞれ前記挿通孔に挿通されており、
複数の前記防水チューブの端部に前記防水キャップが水密的に一括して接続されていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。 - 請求項1に記載の細径同軸ケーブルハーネスであって、
前記防水チューブの内側に金属管が圧入され、
前記防水キャップが弾性材料からなり、前記防水チューブが前記防水キャップと前記金属管とにより厚さ方向に挟まれて圧縮されていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。 - 請求項1または2に記載の細径同軸ケーブルハーネスであって、
前記防水キャップが弾性材料からなり、前記防水キャップの外周には前記挿通孔の軸方向と直交する方向に突出した突条が形成されていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。 - 請求項1から3の何れか一項に記載の細径同軸ケーブルハーネスであって、
複数本の前記細径同軸ケーブルの少なくとも一端側に、コネクタが取り付けられていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。 - 複数本の細径同軸ケーブルと、複数の防水チューブと、複数の挿通孔を有する防水キャップとを備えた細径同軸ケーブルハーネスの製造方法であって、
複数本の前記細径同軸ケーブルの端末部分以外の少なくとも一部を複数の群に分け、
各前記群を、それぞれ前記防水チューブに挿通させて各前記細径同軸ケーブル同士の位置関係が変化し得る程度に束ねて、前記挿通孔に挿通させ、
複数の前記防水チューブの端部に前記防水キャップを水密的に一括して接続することを特徴とする細径同軸ケーブルハーネスの製造方法。 - 請求項5に記載の細径同軸ケーブルハーネスの製造方法であって、
前記防水キャップが弾性材料からなり、
前記防水チューブの内側に金属管を圧入して、前記防水チューブを前記防水キャップと前記金属管とにより厚さ方向に挟んで圧縮することを特徴とする細径同軸ケーブルハーネスの製造方法。
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