JP2011227178A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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雅巳 圓子
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Abstract

【課題】メンテナンスのために内部を開放したときに安定し、転倒し難い定着装置を提供する。
【解決手段】メンテナンスのために台上に載置されたメンテナンス準備状態における定着装置の底面が、画像形成装置に装着された装着状態において、傾斜面となるように定着装置の外形が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、トナー像を定着する定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、トナー像を加熱して定着する定着装置が用いられている。
このような定着装置は、定着ローラ等の定着部材、定着部材に対して記録材を押圧する加圧ローラ等の加圧部材、ヒータ、定着部材をクリーニングするクリーニング部材、定着部材の温度を検知する温度センサ等を有する。さらに、定着部材の表面を加熱する外部加熱部材を有する定着装置もある。
定着装置を構成するこれらの部材は、定期的又は必要に応じて、清掃、修理、交換等が行われる。このために、定着装置は内部を開放し部品を取り出すことが可能なように構成されている。
特許文献1では、定着装置が上下に分割された2個のユニットで構成されている。そして、2個のユニットは水平方向の一端部にある軸で連結され、軸を中心として上部ユニットを下部ユニットに対して回転させることにより内部が開放され、部品の取り出しが可能となっている。
特開2004−39502号公報
特許文献1の定着装置は、断面が縦に長い長方形であり、ほぼ中央部で分割されている。この定着装置は、排紙側の端部に設けられた軸で下部ユニットと上部ユニットとが連結されており、下部ユニットに対して上部ユニットが前記軸を中心に回転することにより、定着装置の内部が開放されるように構成されている。
しかしながら、特許文献1の定着装置では、定着装置内部を大きく開放することが困難であった。このために、特許文献1の定着装置では、定着装置内の部品の取り出し、定着装置への部品の装着、定着装置内部の清掃等のメンテナンスに不便があった。
本発明は、このような問題を解決し、メンテナンスがしやすい定着装置を提供することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.上部ユニットと下部ユニットとからなり、前記上部ユニットが前記下部ユニットに対して回転することにより、内部が開放される定着装置において、
前記上部ユニットは、前記定着装置が画像形成装置に装着された装着状態において、前記画像形成装置の画像形成部に対向する垂直面を有するとともに、
前記下部ユニットは、前記定着装置が画像形成装置から取り出されて台上に載置されたメンテナンス準備状態における底面を有し、
前記底面は、前記装着状態において水平に対して傾斜していることを特徴とする定着装置。
2.前記上部ユニットを回転可能に支持し、前記下部ユニットの一方の端側に位置する軸を有し、該軸は、前記底面が前記装着状態において低くなっている側に設けられていることを特徴とする前記1に記載の定着装置。
3.前記上部ユニットは取っ手を備え、該取っ手は前記装着状態において、水平な握り部を有することを特徴とする前記1又は前記2に記載の定着装置。
4.前記上部ユニットは、記録材を加熱しトナー像を定着する定着部材を有し、前記下部ユットは記録材を前記定着部材に圧接させる加圧部材を有することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
5.前記上部ユニットは、前記定着部材の表面を加熱する外部加熱部を有することを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
6.前記上部ユニットは、前記定着部材をクリーニングするクリーニング部を有することを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
7.前記底面は、記録材の搬送方向にほぼ平行であることを特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載の定着装置。
8.記録材に画像を形成する画像形成部と、前記1〜7のいずれか1項に記載の定着装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る定着装置は、下部ユニットと上部ユニットからなり、上部ユニットが下部ユニットに対して回転することにより、内部が開放されるように構成されている。本発明に係る定着装置では、さらに、メンテナンス用の台上に定着装置が載置されたメンテナンス準備状態での下部ユニットの底面が、画像形成装置に定着装置が装着された装着状態において、傾斜しているように構成されている。このような構成では、メンテナンス状態において、装着状態における垂直面の角度が従来の定着装置と同程度になるまで、上部ユニットを回転させたときに、従来に比較して、定着装置の内部が大きく開放される。
したがって、定着装置を構成する部品の取り出し、装着や定着装置内部の清掃等のメンテナンスが大幅にしやすくなる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置であるカラー画像形成装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の構成を示す図である。 画像形成装置の手前側から見た定着装置の外観図である。 メンテナンス準備状態での定着装置の外観図である。 メンテナンス状態での定着装置の外観図である。 従来の定着装置と本発明に係る定着装置とを対比して示す模式図である。
以下に、本発明を本発明の実施の形態に係る画像形成装置に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限定されない。
<画像形成装置>
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置であるカラー画像形成装置の全体構成を示す図である。
画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kと中間転写体ユニット7とを有する画像形成部A及び定着装置9を備える。画像形成装置は、さらに、その上部に自動原稿搬送装置DF及び原稿画像読み取り装置SCを備える。
イエロー色の画像を形成する画像形成ユニット10Yは、ドラム状の感光体1Yと、感光体1Yの周囲に配置された帯電装置2Y、露光装置3Y、現像装置4Y、一次転写装置としての一次転写ローラ5Y、及びクリーニング装置6Yとを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成ユニット10Mは、ドラム状の感光体1Mと、感光体1Mの周囲に配置された帯電装置2M、露光装置3M、現像装置4M、一次転写装置としての一次転写ローラ5M、及びクリーニング装置6Mとを有する。シアン色の画像を形成する画像形成ユニット10Cは、ドラム状の感光体1Cと、感光体1Cの周囲に配置された帯電装置2C、露光装置3C、現像装置4C、一次転写装置としての一次転写ローラ5C、及びクリーニング装置6Cとを有する。黒色画像を形成する画像形成ユニット10Kは、ドラム状の感光体1Kと、感光体1Kの周囲に配置された帯電装置2K、露光装置3K、現像装置4K、一次転写装置としての一次転写ローラ5K、及びクリーニング装置6Kとを有する。
中間転写体ユニット7は、複数のローラ71〜74により巻回され、回動可能に支持された半導電性無端ベルト状の像担持体としての中間転写体70を有する。
画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kにより形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kにより、中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラートナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録材Pは、給紙搬送装置21により給紙され、複数の中間ローラ22A、22B、22C、22Dと、レジストローラ23とを有する搬送部を経て、二次転写位置に供給される。二次転写位置においては、転写電源(図示せず)によりバックアップローラとしてのローラ74に印加された転写電圧によって、カラートナー像が記録材Pに一括転写される。カラートナー像が転写された記録材Pは、熱ローラ定と加圧ローラとを有する定着装置9により定着処理され、排紙ローラ26に挟持されて機外の排紙トレイ27上に載置される。
一方、記録材Pにカラートナー像を転写した後、記録材Pを曲率分離した中間転写体70は、クリーニング装置6Aによりクリーニングされる。
28は裏面用給紙部であり、両面画像形成において第1面に画像が形成され、定着装置9を通過した記録材Pは裏面用給紙部28に搬送され、裏面用給紙部28からレジストローラ23に搬送される。
画像形成処理中、一次転写ローラ5Kは常時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写ローラ5Y、5M、5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体1Y、1M、1Cに圧接する。
また、画像形成装置から筐体8を支持レール82L、82Rを介して引き出し可能にしてある。筐体8は、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kと、中間転写体ユニット7とを有し、筐体8の引き出し操作により、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kと、中間転写体ユニット7とは、一体となって、画像形成装置から引き出される。
<定着装置>
図2は本発明の実施の形態に係る定着装置の構成を示す図である。
定着装置9は定着部材としての定着ローラ91と、加圧部材としての加圧ローラ92と、ヒータ93、95と、外部加熱部材としての加熱ベルト94と、定着ローラ91の表面温度を検知する温度センサSE1と、加熱ベルト94の温度を検知する温度センサSE2と、加熱ベルト94をクリーニングするクリーニング部材としてのクリーニングウェブ98とを有する。
定着ローラ91と加圧ローラ92とは金属パイプからなる基体上にシリコンゴムからなる弾性層が、該弾性層の上にPFA(パーフルオロアルキルビニルエーテル)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂からなる離型性の表面層が形成されたローラからなる。加熱ベルト94は錫等の金属又はポリイミド(PI)等の耐熱性ベルトの基体上にPFA、PTFE等の離型性表面層が形成されたベルトからなる。加熱ベルト94は加熱ローラ96と支持ローラ97とに張架されており、加熱ローラ96は内蔵するヒータ95により加熱されて加熱ベルト94を加熱する。加熱ベルト94は定着ローラ91の表面を加熱する。
加圧ローラ92は定着ローラ91に圧接して定着ニップNPを形成する。ヒータ93、95はハロゲンランプからなる。
加熱ベルト94には、クリーニングウェブ98が接触する。クリーニングウェブ98は押圧ローラ101と本巻き軸99と巻取軸100とに張架され、クリーニングによりトナーで汚れた部分が更新されるように巻取軸100に巻き取られる。押圧ローラ101はスポンジローラからなり、クリーニングウェブ98を加熱ベルト94に圧接させる。
クリーニングウェブ98は加熱ベルト94を摺擦してクリーニングし、定着ローラ91の表面は、クリーニングされた加熱ベルト94によりクリーニングされる。巻取軸100はモータ(図示せず)の駆動で回転し、例えば、所定枚数の画像形成毎にクリーニングウェブ98の加熱ベルト94に接触している部分を未使用部分で更新するように回転する。
画像形成工程の実行中、即ち、定着装置9の動作中においては、定着ローラ91と加熱ベルト94とが接触し、加熱ベルト94とクリーニングウェブ98とが接触している。定着装置9の動作時に、定着ローラ91がモータ(図示せず)の駆動で、矢印で示す時計方向に回転する。加圧ローラ92と加熱ベルト94とは、定着ローラ91に従動する。
記録材Pは進入ガイド102A、102Bによりガイドされて定着ニップNPに導入され、定着ニップNPを通過し排紙ローラ103A、103Bにより搬送されて定着装置9から排出される。記録材Pは定着ニップNPにおいて、定着ローラ91により加熱され、トナー像Tが記録材Pに定着される。定着処理において、定着ローラ91からは、記録材Pにより熱が奪われる。これにより定着ローラ91の表面の温度が低下する傾向があるが、ヒータ93による内部加熱に加えて加熱ベルト94により定着ローラ91の表面を加熱することにより、定着ローラ91の温度低下が避けられて良好な定着が行われる。
定着装置9の休止状態においては、定着ローラ91と加熱ベルト94とが離間し、加熱ベルト94とクリーニングウェブ98とが離間する。休止状態においては、また、定着ローラ91の回転は停止し、クリーニングウェブ98が加熱ベルト94から離間する。一方、加熱ローラ96は定着装置9の休止時にモータ(図示せず)の駆動で回転し加熱ベルト94を周回させる。したがって、休止時において、加熱ベルト94は加熱ローラ96によりベルト全長に亘り均一に加熱される。
図3は画像形成装置(図1参照)の手前側から見た定着装置9の外観図である。図3は定着装置9が画像形成装置に装着された装着状態を示す。
定着装置9は下部ユニット9Aと上部ユニット9Bとからなる。下部ユニット9Aはカバー91Aにより外形が形成され、上部ユニット9Bはカバー91Bにより外形が形成される。図は、カバー91A、91Bの1側面のみが示されているが、カバー91Aは記録材の搬送方向に直角な幅方向に長い部材であり下部ユニット9Aを覆っており、辺92Aで示される傾斜した面を有する。また、カバー91Bは記録材の搬送方向に直角な幅方向に長い部材であり、上部ユニット9Bを覆っており、辺92Bで示される垂直面を有する。
図3において、Xは水平方向を、Zは重力の方向である垂直方向をそれぞれ示す。辺92Bで示される垂直面は装着状態において、ほぼ垂直な面である。なお、辺92Bで示される垂直面は、±5°の範囲内で垂直方向Zに対して傾斜してもよい。また、辺92Bで示される垂直面は平面でなく、凹凸があってもよい。
下部ユニット9Aには、図2における加圧ローラ92及び排紙ローラ103Bが含まれる。また、上部ユニット9Bには、図2における定着ローラ91、加熱ベルト94と加熱ローラ96とを有する外部加熱部、クリーニングウェブ98と本巻き軸99と巻取軸100と押圧ローラ101とを有するクリーニング部及び排紙ローラ103Aが含まれる。
カバー91Aには、矢印W1で示す記録材搬送方向に関し上流側端部に位置する軸93Aが形成され、軸93Aには、カバー91Bの辺96Bの一方の端部に形成された耳部95Bに形成された結合孔が嵌合する。カバー91Bの辺96Bの他端には耳部97Bが形成されている。耳部97Bに設けられて孔98B(図5参照)とカバー91Aの隅部に形成された孔95A(図5参照)とに連結ネジ9Cが挿入される。
このように、下部ユニット9Aと上部ユニット9Bとは、一方の端部で軸93Aにより連結され、他方の端部でネジ9Cにより連結される。
矢印W1は定着装置9内における記録材の搬送方向である。なお、記録材の搬送方向とは、図2における定着ニップNPの中心点と、排紙ローラ103Aと排紙ローラ103Bとの接点とを結ぶ線の方向である。軸93Aは矢印W1で示される搬送方向に関して下部ユニット9Aの上流側端部に形成される。
辺92Aで示される下部ユニット9Aの面は、矢印W1で示される搬送方向にほぼ平行である。
カバー91Aの辺92A、94A及びカバー91Bの辺96Bは定着装置9が画像形成装置に装着された装着状態で、左側、即ち、記録材の搬送方向下流側を上とし、右側、即ち、記録材の搬送方向上流側を下とする水平に対して傾斜した辺である。
図示のように、軸93Aは傾斜している辺92Aが低くなっている下部ユニット9Aの端面側に配置されている。
カバー91Bの右側の辺92Bは図1における画像形成部Aに対向している。カバー91Bは定着装置9の画像形成部Aに対向する側面である垂直面を形成しており、辺92Bは画像形成部Aに対向する垂直面を示している。図3に示すように、辺92Bは定着装置9が画像形成装置に装着された状態でほぼ垂直である。
カバー91Bの上辺94Bの両脇には一対の取っ手99Bが形成されている。取っ手99Bはメンテナンスのために、定着装置9を画像形成装置から取り出すときにオペレータが握る部分であり、画像形成装置内で水平な握り部を有する。したがって、オペレータは水平な握り部を持って、定着装置9を画像形成装置から取り出すことになる。これにより、定着装置9を画像形成装置から円滑に取り出すことができる。
定着装置9は93Bで示されるように、その右上端部がカットされており、定着装置9により占有されるスペースを小さくしている。94Bは装着状態でのカバー91B上辺であり、定着装置9の水平な上面を表している。
図4は定着装置9が画像形成装置から取り出され、メンテナンス用の作業台に載置された状態を示す。以下において図4の状態をメンテナンス準備状態と言う。メンテナンス準備状態では、定着装置9の内部は開放されていない。
メンテナンス準備状態では、カバー91Aの辺92Aで示される面は作業台に載置される底面を形成する。また、この状態では、カバー91Bの辺92Bによって表される垂直面は垂直方向Zから図4における左側に倒れた傾斜した面となる。
図5では、メンテナンスのために上部ユニット9Bが軸93Aを中心として回転されて定着装置9の内部が開放されている。図5の状態をメンテナンス状態と言う。メンテナンス状態では、上部ユニット9Bが開く結果、図に示した定着ローラ91、加圧ローラ92、加熱ベルト94を含む外部加熱部、クリーニングウェブ98を含むクリーニング部等の取り出しが可能となり、また、部品の装着が可能となる。
メンテナンス準備状態とメンテナンス状態とについて、図6を参照して従来の定着装置と本発明に係る定着装置とを対比し説明する。図6(a)はメンテナンス準備状態を示し、図6(b)はメンテナンス状態を示す。
図6において、点線で示す従来の定着装置は下部ユニット9Dと上部ユニット9Eとで構成される。
図6(a)に示す従来の定着装置は、メンテナンス準備状態において、下部ユニット9Dと上部ユニット9Eとが縦に重なった状態である。これに対して、本発明に係る定着装置では、メンテナンス準備状態において上部ユニット9Bが左の方に傾いた姿勢で、下部ユニット9A上に重なっている。
定着装置内の部品の取り出し、装着や定着装置内の清掃のために、上部ユニット9B、9Eは回転されるが、図6(b)のように、辺9B、9Eが水平になるまで回転した場合の例で説明する。
従来の定着装置では、メンテナンス準備状態における上部ユニット9Eの上辺である辺9E1がメンテナンス状態では右側辺を形成し、メンテナンス準備状態における右辺である辺9E2がメンテナンス状態において底辺を形成するように、上部ユニット9E全体が真横を向いた状態となる。
従来の定着装置では、メンテナンス準備状態において、下辺であった辺9E3と下部ユニット9Dとの上面とが角度90°で交叉する。
これに対して、本発明に係る定着装置では、メンテナンス準備状態において、下辺であった96Bと下部ユニット9Aの上面との角度が90°+辺92Bと辺9E2との交叉角度θとなって、定着装置内部が大きく開放される。
したがって、本願発明に係る定着装置では、部品の取り出し、装着や定着装置内部の清掃等のメンテナンスが大幅にしやすくなる。
なお、辺92Aで示される下部ユニット9Aのメンテナンス準備状態における底面を矢印W1(図3、4参照)で示される記録材の搬送方向に対して、±15°の範囲内となるようにほぼ平行であることが好ましい。
9 定着装置
91 定着ローラ
92 加圧ローラ
93、95 ヒータ
94 加熱ベルト
96 加熱ローラ
98 クリーニングウェブ
9A、9D 下部ユニット
9B、9E 上部ユニット

Claims (8)

  1. 上部ユニットと下部ユニットとからなり、前記上部ユニットが前記下部ユニットに対して回転することにより、内部が開放される定着装置において、
    前記上部ユニットは、前記定着装置が画像形成装置に装着された装着状態において、前記画像形成装置の画像形成部に対向する垂直面を有するとともに、
    前記下部ユニットは、前記定着装置が画像形成装置から取り出されて台上に載置されたメンテナンス準備状態における底面を有し、
    前記底面は、前記装着状態において水平に対して傾斜していることを特徴とする定着装置。
  2. 前記上部ユニットを回転可能に支持し、前記下部ユニットの一方の端側に位置する軸を有し、該軸は、前記底面が前記装着状態において低くなっている側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記上部ユニットは取っ手を備え、該取っ手は前記装着状態において、水平な握り部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記上部ユニットは、記録材を加熱しトナー像を定着する定着部材を有し、前記下部ユットは記録材を前記定着部材に圧接させる加圧部材を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記上部ユニットは、前記定着部材の表面を加熱する外部加熱部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記上部ユニットは、前記定着部材をクリーニングするクリーニング部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記底面は、記録材の搬送方向にほぼ平行であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 記録材に画像を形成する画像形成部と、請求項1〜7のいずれか1項に記載の定着装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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