JP2003122171A - 剥離装置 - Google Patents

剥離装置

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JP2003122171A
JP2003122171A JP2001314419A JP2001314419A JP2003122171A JP 2003122171 A JP2003122171 A JP 2003122171A JP 2001314419 A JP2001314419 A JP 2001314419A JP 2001314419 A JP2001314419 A JP 2001314419A JP 2003122171 A JP2003122171 A JP 2003122171A
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Shigefuka Nagata
茂深 永田
Atsushi Sawamura
淳 澤村
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 定着部材の表面に傷を付けたり、表面の
平滑性及び光沢度が高い記録媒体や定着画像に傷を付け
る虞れがなく、しかも、結露が生じることによって、記
録媒体上の画像を乱したり、二次転写不良などが発生す
ることがない安価な剥離装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 定着部材の回転方向下流側に、当該定着
部材によって定着処理が施された記録媒体の剥離を補助
する剥離ガイド部材を、この剥離ガイド部材の先端が定
着部材の表面に非接触状態となるように設けた剥離装置
において、前記剥離ガイド部材を、トナーの離型性及び
耐熱性に優れた合成樹脂によって一体的に形成するとと
もに、当該剥離ガイド部材の定着部材表面に近接した先
端部が、所定の曲率半径を有するように構成して課題を
解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真プロセ
スを用いたカラープリンタ、カラー複写機、ファクシミ
リ等の画像形成装置に好適に用いられる定着装置におい
て、記録媒体を定着部材から剥離するために使用される
剥離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真プロセスを用い
たカラープリンターやカラー複写機等の画像形成装置に
用いられる定着装置の剥離装置としては、例えば、実開
平5−4171号公報や特開平11−184300号公
報等に開示されているように、定着用加熱ロールの周面
に分離板を常に接触させることによって、用紙剥離を実
現するように構成したものが提案されている。
【0003】また、上記剥離装置としては、図13に示
すように、厚さ0.2mm程度の金属製の剥離ガイドを
用い、当該剥離ガイドを定着ロールに近接させた状態で
配設し、この剥離ガイドによって用紙を剥離するように
構成したものを用いた定着装置が、市場に供給されてい
る。なお、上記剥離ガイドには、用紙と接触する下面
に、フッ素コーティング等の処理が施されており、用紙
上に定着されたトナー像の離型性を向上させるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記実開平5−4171号公報や特開平11−18
4300号公報等に開示された剥離装置の場合には、定
着用加熱ロールの周面に分離板を常に接触させることに
よって、用紙剥離を実現するように構成したものである
が、分離板を定着用加熱ロールの周面に接触させること
によって、多少なりとも定着用加熱ロールの表面に傷が
付くことは避けられず、この定着用加熱ロールの表面に
付けられた傷が、後に定着画像に現れて画質を低下させ
るという問題点を有していた。
【0005】また、後者の剥離装置の場合には、厚さ
0.2mm程度の金属製の剥離ガイドを用いたものであ
るが、この金属製の剥離ガイドは、肉厚が0.2mm程
度と極く薄いため、エッジを丸くするなどの処理をする
ことが困難であり、用紙が金属製剥離ガイドの先端のエ
ッジに接触すると、OHPシートやコート紙などのよう
に、表面の平滑性及び光沢度が高い記録媒体や、定着さ
れたフルカラー画像に、引掻き傷のようなダメージを与
えることがあるという問題点を有していた。
【0006】さらに、後者の剥離装置の場合には、金属
製の剥離ガイドを用いているため、熱伝導率が高く、低
温高湿環境下において、用紙が金属製の剥離ガイドに近
接すると、用紙の水分が剥離ガイドの表面に徐々に堆積
して水滴となり、この剥離ガイドの表面に堆積した水滴
が用紙に逆流して、用紙上に定着されたプリント画像を
乱してしまうことがあるという問題点を有していた。ま
た、剥離ガイドの表面に堆積した水滴が用紙に逆流する
と、用紙の含水量が高くなって抵抗値が低下するため、
両面プリントなどの場合に、裏面側にトナー像を二次転
写する際、二次転写不良が発生し、画質が低下する虞れ
があるという問題点をも有していた。
【0007】また、後者の剥離装置の場合には、金属製
の剥離ガイドの表面に、フッ素コーティング等の処理を
施しているため、非常に高価な部品となり、コストアッ
プを招くという問題点をも有していた。
【0008】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、定着部材の表面に傷を付けたり、表面の平
滑性及び光沢度が高い記録媒体や定着画像に傷を付ける
虞れがなく、しかも、結露が生じることによって、記録
媒体上の画像を乱したり、二次転写不良などが発生する
ことがない安価な剥離装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、定着部材の回転方向
下流側に、当該定着部材によって定着処理が施された記
録媒体の剥離を補助する剥離ガイド部材を、この剥離ガ
イド部材の先端が定着部材の表面に非接触状態となるよ
うに設けた剥離装置において、前記剥離ガイド部材を、
トナーの離型性及び耐熱性に優れた合成樹脂によって一
体的に形成するとともに、当該剥離ガイド部材の定着部
材表面に近接した先端部が、所定の曲率半径を有するよ
うに構成したことを特徴とする剥離装置である。
【0010】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1に記載の剥離装置において、前記剥離ガイド部材を
取り付けるためのサポート部材を、前記定着部材を回転
自在に軸支する軸受部材に当接させることによって、当
該剥離ガイド部材の定着部材に対する位置決めがされて
いることを特徴とする剥離装置である。
【0011】さらに、請求項3に記載された発明は、請
求項1又は2に記載の剥離装置において、前記剥離ガイ
ド部材は、サポート部材に一箇所でのみ固定されている
とともに、当該剥離ガイド部材の他の部分は、サポート
部材の表面に対して平行な方向に位置決めする複数の第
1の位置決め部と、サポート部材の表面に対して垂直な
方向に位置決めする複数の第2の位置決め部とによっ
て、移動自在に支持されていることを特徴とする剥離装
置である。
【0012】又、請求項4に記載された発明は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の剥離装置において、前記剥
離ガイド部材を形成する合成樹脂材料は、PFA( テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体) 、PTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン) 、FEP( テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体) 等のフッ素樹脂であることをこ
とを特徴とする剥離装置である。
【0013】更に、請求項5に記載された発明は、請求
項1乃至3のいずれかに記載の剥離装置において、前記
剥離ガイド部材を形成する合成樹脂材料は、液晶ポリマ
ーであることをことを特徴とする剥離装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0015】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る剥離装置を用いた
定着装置を適用した画像形成装置としてのフルカラープ
リンタ装置を示すものである。
【0016】図2において、1は像担持体としての感光
体ドラムを示すものであり、この感光体ドラム1は、図
示しない駆動手段で矢印2方向に沿って所定の速度で回
転駆動されるようになっている。上記感光体ドラム1の
表面は、帯電器としての帯電ロール3によって所定の電
位に一様に帯電された後、ROS(Raster Ou
tput Scanner)等からなる露光装置4によ
って、フルカラーの画像を形成する場合には、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4
色の画像が順次露光され、各色に対応した静電潜像が形
成される。上記感光体ドラム1の表面に形成された所定
の色の静電潜像は、回転式現像装置5の対応する色の現
像器5Y、5M、5C、5Kによって現像され、所定の
色のトナー像となる。この回転式現像装置5は、フルカ
ラーの現像を行うため、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の現像器5Y、
5M、5C、5Kを備えており、各現像器5Y、5M、
5C、5Kは、それぞれ感光体ドラム1上の潜像をイエ
ロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナーで現像
する。各色のトナーを現像する際には、図示しないモー
タによって回転式現像装置5を矢印R方向(時計回り方
向)に回転させ、該当する色の現像器5Y、5M、5
C、5Kが、感光体ドラム1と対向する現像位置に位置
合わせされる。なお、上記感光体ドラム1上には、プロ
セスコントロールモードにおいて、テストチャートが形
成され、このテストチャートの濃度が濃度センサ6によ
って検出されるようになっている。また、上記感光体ド
ラム1上に現像された各色のトナー像は、一次転写ロー
ル7によって中間転写体としての中間転写ベルト9上に
順次転写され、4色のトナー像が互いに重ね合わされ
る。上記中間転写ベルト9は、駆動ロール10と、アイ
ドルロール11と、バックアップロール12と、アイド
ルロール13とによって、回動可能に張架されている。
駆動ロール10は、図示しない定速性に優れた駆動モー
タによって駆動され、中間転写ベルト9を所定の速度で
回転駆動するものである。
【0017】上記中間転写ベルト9上に多重に転写され
た4色のトナー像は、記録媒体としての記録用紙P上
に、バックアップロール12と中間転写ベルト9を介し
て圧接する二次転写ロール14によって一括して転写さ
れる。この記録用紙Pは、プリンタ装置本体内の下部に
設けられた2つの給紙カセット16、17のうちの何れ
かから、給紙ロール18又は19によって給紙され、複
数の搬送ロール対20、21を介して、レジストロール
対22へと搬送され、一旦停止される。その後、上記記
録用紙Pは、中間転写ベルト9上に転写されたトナー像
と同期して回転を開始するレジストロール対22によっ
て、バックアップロール12と二次転写ロール14が中
間転写ベルト9を介して互いに圧接する2次転写位置へ
と搬送される。そして、上記記録用紙P上には、2次転
写位置において中間転写ベルト9上から4色のトナー像
が一括して転写された後、記録用紙Pは、定着装置23
で熱及び圧力によって定着処理を受け、装置本体側面の
排出トレイ24、あるいは装置本体上部に設けられた排
出トレイ25上に、図示しない切り替えゲートによって
切り替えられ、排出される。
【0018】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム1は、クリーニングブレード等からなるク
リーニング装置8によって残留トナーが除去され、次の
画像形成工程等に備える。また、トナー像の転写工程が
終了した後の中間転写ベルト9は、アイドルロール13
と対向するベルトクリーナー15によって残留トナーが
除去され、次の画像形成工程に備えるようになってい
る。
【0019】上記感光体ドラム1又は中間転写ベルト9
からクリーニング装置8及びベルトクリーナー15で掻
き落とされた廃トナーは、廃トナー回収容器26に回収
される。特に、ベルトクリーナ15から回収された廃ト
ナーは、輸送管27内をオーガや搬送スクリュー等から
なる搬送手段によって廃トナー回収容器26まで搬送さ
れる。
【0020】図1及び図3はこの発明の実施の形態1に
係る剥離装置を用いた定着装置を示す構成図である。
【0021】この定着装置23は、図1及び図3に示す
ように、定着ロール31と加圧ロール32を備えてお
り、定着ロール31と加圧ロール32を互いに圧接させ
た状態で、定着ロール31をモーター33によって回転
駆動し、これら定着ロール31と加圧ロール32間のニ
ップ部34に、トナー像が転写された記録媒体としての
記録用紙Pを通過させることにより、熱及び圧力で未定
着トナー像Tを記録用紙P上に定着するようになってい
る。
【0022】上記定着ロール31は、図4に示すよう
に、円筒状に形成されたアルミニウム製の芯金35と、
このアルミニウム製芯金35の表面に被覆された厚さ
2.35mmのシリコンゴム等からなる耐熱弾性体層3
6と、この耐熱弾性体層36の表面に被覆されたPFA
製のチューブ等からなる離型層37とから構成されてい
る。上記アルミニウム製芯金35の内部には、加熱源と
してのハロゲンランプ等からなるヒータ38が配設され
ている。
【0023】また、上記定着ロール31の軸方向の両端
部には、図5に示すように、アルミニウム製芯金35の
端部を絞って縮径することにより、直径が小さく形成さ
れた回転支持部(ロールハブ部)39が設けられてい
る。この定着ロール31のロールハブ部39は、スリー
ブベアリングを介することなく、その外周に配設された
軸受部材としてのボールベアリング40によって回転自
在に支持されている。
【0024】さらに、上記加圧ロール32は、図4に示
すように、定着ロール31と略同じ外径に形成されてお
り、円筒状に形成されたアルミニウム製の芯金41と、
このアルミニウム製芯金41の表面に被覆された厚さ
2.20mmのシリコンゴム等からなる耐熱弾性体層4
2と、この耐熱弾性体層42の表面に被覆されたPFA
製のチューブ等からなる離型層43とから構成されてい
る。上記アルミニウム製芯金41の内部には、加熱源と
してのハロゲンランプ等からなるヒータ44が配設され
ている。
【0025】また、上記加圧ロール32の軸方向の両端
部には、図1及び図3に示すように、定着ロール31と
同様に、アルミニウム製芯金41の端部を絞って縮径す
ることにより、直径が小さく形成された回転支持部(ロ
ールハブ部)45が設けられている。この加圧ロール3
2のロールハブ部45は、スリーブベアリングを介する
ことなく、その外周に配設された軸受部材としてのボー
ルベアリング46によって回転自在に支持されている。
【0026】上記加圧ロール32は、そのアルミニウム
製芯金41の両端に設けられた図示しない支持部材を介
して、図示しない加圧スプリングによって、定着ロール
31の表面に所定の圧接力で圧接されるように配設され
ている。
【0027】さらに、上記定着ロール31の表面には、
図1に示すように、当該定着ロール31の表面温度を検
出する温度検出手段としての温度センサー47が、接触
するように配置されている。また、上記定着ロール31
の表面には、当該定着ロール31の温度が異常に上昇し
た場合に、ヒータへの通電を遮断するサーモスタット4
8が、近接した位置に配置されている。
【0028】ところで、この実施の形態では、定着部材
の回転方向下流側に、当該定着部材によって定着処理が
施された記録媒体の剥離を補助する剥離ガイド部材を、
この剥離ガイド部材の先端が定着部材の表面に非接触状
態となるように設けた剥離装置において、前記剥離ガイ
ド部材を、トナーの離型性及び耐熱性に優れた合成樹脂
によって一体的に形成するとともに、当該剥離ガイド部
材の定着部材表面に近接した先端部が、所定の曲率半径
を有するように構成されている。
【0029】また、この実施の形態では、前記剥離ガイ
ド部材を取り付けるためのサポート部材を、前記定着部
材を回転自在に軸支する軸受部材に当接させることによ
って、当該剥離ガイド部材の定着部材に対する位置決め
がされるように構成されている。
【0030】すなわち、この実施の形態では、図1及び
図3に示すように、定着ロール31と加圧ロール32の
ニップ部34の出口近傍には、記録用紙Pの剥離を補助
するするための剥離ガイド部材49が配設されている。
【0031】この剥離ガイド部材49は、PFA( テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体) 、PTFE( ポリテトラフルオロエチレ
ン)、FEP( テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体) 等のフッ素樹脂や、液晶ポリマ
ー(全芳香族ポリエステル樹脂)などのように、トナー
の離型性及び熱変形しにくく耐熱性に優れた合成樹脂に
よって一体的に形成されている。なお、これらの合成樹
脂材料のうち、コストの面から、PFAや液晶ポリマー
(全芳香族ポリエステル)などが、特に好ましい。
【0032】上記剥離ガイド部材49は、図6及び図7
に示すごとく、定着ロール31の略全長にわたるよう
に、細長い板状に形成されている。この剥離ガイド部材
49は、定着ロール31に近接した先端側の部分50
が、当該定着ロール31側に向けて肉厚が薄くなるよう
にテーパー状に形成されているとともに、定着ロール3
1と反対側の基端部分51が、ある程度厚い肉厚で剛性
を持たせるように形成されている。また、上記剥離ガイ
ド部材49の先端部分50は、図5乃至図8に示すよう
に、その表面側及び裏面側(裏面側は図示せず)に、複
数の補強用のリブ52が設けられており、定着ロール3
1側に向けて肉厚が薄くなるようにテーパー状に形成さ
れた先端部分31に、強度を持たせるように構成されて
いる。なお、上記補強用のリブ52は、定着ロール31
の軸方向に沿って、不等間隔に設けられており、定着ロ
ール31の軸方向の一端部を基準にして記録媒体Pを搬
送する際に、当該補強用のリブ52が、記録媒体Pの搬
送の妨げとならないように設定されている。
【0033】また、上記剥離ガイド部材49は、図1及
び図9に示すように、定着ロールの表面に近接した先端
部53が、所定の曲率半径Rを有するように構成されて
おり、当該先端部53の曲率半径Rは、例えば、0.3
mmに設定されている。なお、上記剥離ガイド部材49
の先端部53の曲率半径Rは、他の値であっても良いこ
とは勿論である。
【0034】さらに、上記剥離ガイド部材49は、図3
及び図10に示すように、金属製のサポート部材54に
取り付けられている。このサポート部材54は、例え
ば、鉄やステンレス等の板金によって一体的に形成され
ている。上記サポート部材54は、図10に示すよう
に、剥離ガイド部材49の上部に略全長にわたって配設
される長方形状の平板部55と、当該平板部55の長手
方向の両端部に、直交するように折り曲げた状態で設け
られた位置決め固定部56とを備えている。なお、上記
平板部55の下端部57は、定着ロール31側に向けて
直交するように短く折り曲げられている。これらの位置
決め固定部56の定着ロール側の端縁58は、図1に示
すように、定着ロール31を回転自在に支持したボール
ベアリング40の外周面に当接するよう、円弧状に形成
されている。そして、上記サポート部材54は、図1に
示すように、位置決め固定部56の円弧状の端縁58
を、ボールベアリング40の外周面に当接させることに
より、当該ボールベアリング40によって回転自在に支
持された定着ロール31に対して、所定の位置に来るよ
うに位置決めされている。また、このサポート部材54
に取り付けられた剥離ガイド部材49は、図1に示すよ
うに、その先端のエッジ部分53が、定着ロール31の
表面に対して所定の位置関係となるように、精度良く位
置決めされている。
【0035】上記剥離ガイド部材49を位置決めするパ
ラメータとしては、図1に示すように、ニップ部34の
出口から当該剥離ガイド部材49の先端エッジまでの距
離L、及びニップ部34の出口から当該剥離ガイド部材
49の先端エッジまでの、定着ロールと加圧ロールの中
心を結んだ直線に対する中心角θ1、ニップ部34の出
口に設定した水平線に対する剥離ガイド部材49の下面
が成す角度θ2、剥離ガイド部材49の上面と定着ロー
ル31表面との間隙Gなどが挙げられる。
【0036】また、この実施の形態では、前記剥離ガイ
ド部材は、サポート部材に一箇所でのみ固定されている
とともに、当該剥離ガイド部材の他の部分は、サポート
部材の表面に対して平行な方向に位置決めする複数の第
1の位置決め部と、サポート部材の表面に対して垂直な
方向に位置決めする複数の第2の位置決め部とによっ
て、移動自在に支持されるように構成されている。
【0037】すなわち、上記剥離ガイド部材49の基端
部分51の上面には、図6及び図7に示すように、長手
方向に沿った両端部と中間部分に、サポート部材54の
表面に対して平行な方向に位置決めする複数の第1の位
置決め部60が、不等間隔で合計6個、定着ロール31
側に向けて断面略L字形状に突出した状態で設けられて
いる。なお、上記第1の位置決め部60は、定着ロール
31の軸方向に沿って、不等間隔に設けられており、定
着ロール31の軸方向の一端部を基準にして記録媒体P
を搬送する際に、当該第1の位置決め部60が、記録媒
体Pの搬送の妨げとならないように設定されている。
【0038】上記第1の位置決め部60は、図8に示す
ごとく、上述したように、定着ロール31側に向けて断
面略L字形状に突出した状態で設けられており、当該第
1の位置決め部60の下面と剥離ガイド部材49の基端
部分51の表面で、図1及び図11に示すごとく、サポ
ート部材54の下端部に水平に折り曲げられた保持部5
8を挟持することによって、剥離ガイド部材49をサポ
ート部材54の表面に対して水平な方向Aに位置決め
し、且つ移動自在に保持するように構成されている。な
お、上記サポート部材54には、図10に示すように、
第1の位置決め部60を挿通する挿通孔61が開口され
ている。
【0039】また、上記第1の位置決め部60は、定着
ロール31の軸方向に沿って複数、図示の実施の形態で
は6個設けられており、耐熱性に優れた合成樹脂からな
るものの、定着ロール31からの熱によって、剛性が若
干低下した場合でも、剥離ガイド部材49の先端エッジ
53を、定着ロール31の表面に対して所定の位置関係
で精度良く、しかも直線性に優れた状態で保持すること
が可能となっている。
【0040】一方、上記剥離ガイド部材49の基端部分
51の上面には、図6及び図7に示すように、長手方向
に沿った両端部と中央部に、サポート部材54の表面に
対して垂直な方向に位置決めする第2の位置決め部62
が、それぞれ合計3個、上方に矩形状に突出した状態で
設けられている。これらの第2の位置決め部62のう
ち、一端側の第2の位置決め部62には、当該剥離ガイ
ド部材49をサポート部材54に一箇所のみでネジ63
によってネジ止め固定するためのネジ孔64が穿設され
ている。なお、上記剥離ガイド部材49は、一箇所のみ
でネジ63によってネジ止め固定されているので、当該
剥離ガイド部材49が熱膨張した場合でも移動が自在と
なっている。
【0041】また、上記第2の位置決め部62は、図8
に示すように、サポート部材54の表面に沿って断面L
字形状に形成された位置決め用の腕部65を備えてお
り、図12に示すように、当該第2の位置決め部62の
表面と位置決め用の腕部65とで、サポート部材54を
肉厚方向に挟持することによって、剥離ガイド部材49
をサポート部材54の表面に対して垂直な方向に位置決
めし、且つ移動自在に保持するように構成されている。
なお、上記サポート部材54には、図10に示すよう
に、第2の位置決め部62を挿通する挿通孔66が開口
されている。
【0042】以上の構成において、この実施の形態に係
る定着装置では、次のようにして、定着部材の表面に傷
を付けたり、表面の平滑性及び光沢度が高い記録媒体や
定着画像に傷を付ける虞れがなく、しかも、結露が生じ
ることによって、記録媒体上の画像を乱したり、二次転
写不良などが発生することがない安価な剥離装置を提供
可能となっている。
【0043】すなわち、この実施の形態に係る剥離装置
が適用された定着装置では、図1に示すように、定着処
理時、定着ロール31及び加圧ロール32のヒータ3
8、44に通電され、これら定着ロール31及び加圧ロ
ール32が所定の表面温度となるように加熱されるとと
もに、定着ロール31がモーター33によって回転駆動
され、定着ロール31と加圧ロール32とのニップ部3
4に、未定着トナー像Tを担持した記録媒体Pを通過さ
せることにより、当該記録媒体P上にトナー像Tを定着
させるようになっている。
【0044】その際、上記定着装置23では、図4に示
すように、定着ロール31の弾性体層36が、加圧ロー
ル32の弾性体層42よりも肉厚に形成されており、ニ
ップ部34において、定着ロール31の弾性体層36が
上向きに凸形状となるように弾性変形しており、記録媒
体Pは、それ自身の腰(剛性)によって下向きに排出さ
れ、定着ロール31から剥離されるようになっている。
【0045】しかし、特に、フルカラーのトナー像など
では、記録媒体P上に定着されるトナー像Tの量が多い
ため、場合によっては、定着処理を受けた記録媒体P
が、定着ロール31側に搬送される虞れがある。
【0046】そこで、この定着ロール31側に搬送され
た記録媒体Pは、剥離ガイド部材49の先端エッジ部5
3によって、定着ロール31から確実に剥離されるよう
になっている。
【0047】ところで、この実施の形態では、上記剥離
ガイド部材49が定着ロール31の表面に対して非接触
状態に設けられているため、剥離ガイド部材49によっ
て定着ロール31の表面が傷付けられる虞れはない。ま
た、上記剥離ガイド部材49は、その先端エッジ部53
が、所定の曲率半径を有するように構成されているの
で、当該剥離ガイド部材49の先端エッジ部53によっ
て、OHPシートやコート紙などのように、表面の平滑
性及び光沢度が高い記録媒体や、定着されたフルカラー
画像に、引掻き傷のようなダメージを与える虞れがな
い。
【0048】さらに、上記剥離ガイド部材49は、金属
ではなく、トナーの離型性及び耐熱性に優れた合成樹脂
によって一体的に形成されているので、熱伝導率が金属
に比べて大幅に低く、低温高湿環境下においても、記録
用紙Pからの水分によって結露が生じることがなく、記
録媒体P上の画像を乱したり、二次転写不良などが発生
することがない。
【0049】また更に、上記剥離ガイド部材49は、ト
ナーの離型性及び耐熱性に優れた合成樹脂によって一体
的に形成されているので、金属製のガイド部材にフッ素
コーティングを施した場合のように、コストが高くなる
ことはなく、合成樹脂の射出成型等によって安価に製造
することができ、従来の金属製ガイド部材の半分程度の
コストに抑えることができる。
【0050】さらに、上記剥離ガイド部材49は、定着
ローラ31のボールベアリング40に位置決めされたサ
ポート部材54に取り付けられているので、定着ローラ
31に対して精度良く取り付けることができ、プリント
画像を乱したり、紙詰まりを起こすことなく、良好な剥
離性能を長期間にわたって維持することができる。
【0051】なお、前記実施の形態では、シアン、マゼ
ンタ、イエロー、及び黒の4つの現像器を備えた画像形
成装置について説明したが、単色の画像形成装置でも、
同様に適用できることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
定着部材の表面に傷を付けたり、表面の平滑性及び光沢
度が高い記録媒体や定着画像に傷を付ける虞れがなく、
しかも、結露が生じることによって、記録媒体上の画像
を乱したり、二次転写不良などが発生することがない安
価な剥離装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る剥離装
置を適用した定着装置を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る剥離装
置を備えた定着装置を適用した画像形成装置としてのデ
ジタルカラープリンタを示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る定着装
置を示す外観斜視図である。
【図4】 図4はこの発明の実施の形態1に係る剥離装
置を適用した定着装置を示す断面構成図である。
【図5】 図5はこの発明の実施の形態1に係る剥離装
置を適用した定着装置を示す断面構成図である。
【図6】 図6は剥離ガイド部材を示す斜視図である。
【図7】 図7は剥離ガイド部材を示す斜視図である。
【図8】 図8は剥離ガイド部材を示す斜視図である。
【図9】 図9は剥離ガイド部材の先端を示す構成図で
ある。
【図10】 図10は剥離ガイド部材とサポート部材を
示す斜視図である。
【図11】 図11は第1の位置決め部を示す構成図で
ある。
【図12】 図12は第2の位置決め部を示す構成図で
ある。
【図13】 図13は従来の剥離装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
23:定着装置、31:定着ロール(定着部材)、3
2:加圧ロール(定着部材)、34:ニップ部、49:
剥離ガイド部材、53:先端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA16 BA16 BA19 BA20 BA21 BB00 3F053 AA20 AA21 AA22 LA02 LB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着部材の回転方向下流側に、当該定着
    部材によって定着処理が施された記録媒体の剥離を補助
    する剥離ガイド部材を、この剥離ガイド部材の先端が定
    着部材の表面に非接触状態となるように設けた剥離装置
    において、 前記剥離ガイド部材を、トナーの離型性及び耐熱性に優
    れた合成樹脂によって一体的に形成するとともに、当該
    剥離ガイド部材の定着部材表面に近接した先端部が、所
    定の曲率半径を有するように構成したことを特徴とする
    剥離装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の剥離装置において、前
    記剥離ガイド部材を取り付けるためのサポート部材を、
    前記定着部材を回転自在に軸支する軸受部材に当接させ
    ることによって、当該剥離ガイド部材の定着部材に対す
    る位置決めがされていることを特徴とする剥離装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の剥離装置におい
    て、前記剥離ガイド部材は、サポート部材に一箇所での
    み固定されているとともに、当該剥離ガイド部材の他の
    部分は、サポート部材の表面に対して平行な方向に位置
    決めする複数の第1の位置決め部と、サポート部材の表
    面に対して垂直な方向に位置決めする複数の第2の位置
    決め部とによって、移動自在に支持されていることを特
    徴とする剥離装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の剥離
    装置において、前記剥離ガイド部材を形成する合成樹脂
    材料は、PFA( テトラフルオロエチレン−パーフルオ
    ロアルキルビニルエーテル共重合体) 、PTFE( ポリ
    テトラフルオロエチレン) 、FEP( テトラフルオロエ
    チレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体) 等のフッ
    素樹脂であることをことを特徴とする剥離装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載の剥離
    装置において、前記剥離ガイド部材を形成する合成樹脂
    材料は、液晶ポリマーであることをことを特徴とする剥
    離装置。
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