JP2011226626A - ダイヤフラム弁用ダイヤフラム及びその製造方法 - Google Patents

ダイヤフラム弁用ダイヤフラム及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴム製シート材の厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シートを有する構造の更なる改良、工夫を行うことにより、繊維シートの偏在(不均一)を解消又は抑制させ、所期通りの耐久性や強度を有する優れたダイヤフラム弁用ダイヤフラムを提供する。
【解決手段】ゴム製シート1の厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シート2を有して成るダイヤフラム弁用ダイヤフラムにおいて、繊維シート2が、自由状態でのダイヤフラム形状又はそれに近い形状に予備形成されているとともに、繊維シート2は予め熱収縮されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイヤフラム弁用ダイヤフラム及びその製造方法に関するものである。
ダイヤフラム弁は、流路そのものを「外から挟んで」止めるタイプの弁の一つであって、ダイヤフラムを用いて流路の開閉を行う弁であり、点検補修作業が容易、弁座漏れはゼロ、グランド漏れが無い、耐食性に優れる、流体を汚染せずポケット部も無い、といった特長を持っている。この種のダイヤフラム弁としては、特許文献1において開示されるもの等が知られている。
ダイヤフラム弁において、ダイヤフラムを強度十分で、かつ、耐久性を持たせるようにする手段としては、例えば特許文献2や特許文献3において開示されるもののように、繊維シートを内包したゴムシート製とすることが知られている。これにより、弁の開閉に伴うダイヤフラムの明確な弾性変形を確保しながら、耐久性にも優れるようにすることができる。しかしながら、このように性能上で好ましい繊維シートを内包するゴムシートではあるが、その構造故に問題点のあることが知見されてきている。
例えば、ウエアー型のダイヤフラム弁の場合において、必要となる流路を確保しつつ流体の通過抵抗を減らすためや小型化のために、ダイヤフラムは中央シール部に膨出部を設けた形状〔特許文献2の図2や、特許文献3の図2,図3(a)を参照〕、即ち、段付形状とされる。そして、ダイヤフラムの作り方としては、一対のゴムシート材の間に繊維シートが挟まれた三層構造のものを熱プレスして加硫する手段が一般的である。
この場合、成形時の圧力、熱(とりわけ加硫)によって、繊維シートが一対のゴムシート材の真ん中からいずれかの側(表や裏)に位置ずれ(偏在)することが多く認められており、不均一な構造のダイヤフラムになってしまうという問題点である。例えば、特許文献3の図3(b)において、繊維シートが偏ってゴムシート材に内蔵されている様が開示されている。
そこで、対策として、繊維シートを予定より長い目にして配置しておき、加硫後のダイヤフラムの外周にて食み出ている繊維シートを切り取る手段や、弁体へのボルト固定用として外周部位に設けられる挿通孔を加硫後に形成する手段を試したりしてみた。しかしながら、それらの手段を採っても、繊維シートがゴム部から露出して流体や空気と接触する好ましくない状況を依然として招き易いことが判明した。また、繊維シートの流動や露出により、ゴムシート材との加硫接着強度が低下し易いことも分かってきた。
特開平5−215251号公報 特開2006−161831号公報 特開2004−323994号公報
本発明の目的は、ゴム製シート材の厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シートを有する構造の更なる改良、工夫を行うことにより、繊維シートの偏在(不均一)を解消又は抑制させ、所期通りの耐久性や強度を有する優れたダイヤフラム弁用ダイヤフラムを提供する点にある。また、その優れたダイヤフラムの製造方法を得る点も目的である。
請求項1に係る発明は、ゴム製シート1の厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シート2を有して成るダイヤフラム弁用ダイヤフラムにおいて、
前記繊維シート2が、自由状態でのダイヤフラム形状又はそれに近い形状に予備形成されているものであることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムにおいて、前記繊維シート2が予め熱収縮されているものであることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムにおいて、前記自由状態での形状が、ダイヤフラム弁Vを開くための開き形状に設定されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、一対のゴム製シート材1A,1Aを、それらの間に合成樹脂製の繊維シート2が介装される状態で加硫する加硫工程eを有するダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法において、
前記繊維シート2を、予めダイヤフラムAとしての最終形状又はそれに近い形状に成形する予備成形工程Yが行われることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、類請求項4に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法において、前記予備成形工程Yは、熱プレスによって前記繊維シート2の形状成形及び熱収縮を行わせるヒートセット工程cを含んでいることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法において、前記ヒートセット工程cを、前記シート材1Aの加硫温度以上の温度で行わせることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項5又は6に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法において、前記ヒートセット工程cの後に、前記繊維シート2に接着剤gを付与する接着剤供給工程fを行うことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、詳しくは実施形態の項にて説明するが、繊維シートが、自由状態でのダイヤフラム形状又はそれに近い形状に予備形成されているから、加硫による未加硫ゴムの流動等によって繊維シートがシートの厚み方向でいずれかの面に偏ってしまう偏在の不都合が抑制又は解消され、繊維シートがシートの厚み方向の中央に位置する状態を実現させることができる。その結果、ゴム製シート材の厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シートを有する構造の更なる改良、工夫を行うことにより、繊維シートの偏在(不均一)を解消又は抑制させ、所期通りの耐久性や強度を有する優れたダイヤフラム弁用ダイヤフラムを提供することができる。
請求項2の発明によれば、繊維シートが予め熱収縮されているから、加工時の熱によって繊維シートの形状が崩れてしまうことが無く、予備成形による所定形状が製品状態まで維持され、請求項1の効果が強化される利点がある。
請求項3の発明によれば、製品形状としてダイヤフラム弁を開くための開き形状に形成されているので、ダイヤフラムを強制変形させない自由状態での流路確保が安定維持されるようになり、ダイヤフラム弁の良好な作動性に寄与する優れたダイヤフラムを提供することができる。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明を方法化したものであり、請求項1の発明による効果と同等の効果を得ることができる。
請求項5の発明によれば、予備成形工程は、熱プレスで繊維シートの形状成形及び熱収縮を行わせるヒートセット工程を含んでいるので、その後の加工時の熱によって繊維シートの形状が崩れてしまうことが無く、予備成形による所定形状が製造終了時まで維持されて品質の安定したダイヤフラムの製造方法を提供する。
請求項6の発明によれば、ヒートセット工程がシート材の加硫温度以上の温度で行われるから、繊維シートの形状が後の加硫工程を経ても維持され、ダイヤフラムとしての形状精度に貢献することができる利点がある。
請求項7の発明によれば、加硫工程による繊維シートとシート材との一体化強度をより補強させることが可能になる利点あがる。
実施例1によるダイヤフラムを示し、(a)は断面図、(b)は平面図 ダイヤフラム弁例の断面図を示し、(a)は開弁状態、(b)は閉弁状態 (a)は中心材作成工程の作用図、(b)はシート材作成工程の作用図 予備成形工程を示し、(a)は繊維シート単品の斜視図、(b)及び(c)はヒートセット工程の作用図、(d)は予備成形後の繊維シートを示す断面図 ダイヤフラムの製造方法を示し、(a)は積層工程の作用図、(b)及び(c)は加硫工程の作用図、(d)は加硫後のダイヤフラムを示す断面図
以下に、本発明によるダイヤフラム弁用ダイヤフラム及びその製造方法の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書における「合成樹脂製の繊維シート」とは、一般的なゴムの加硫温度130〜170℃において、繊維自体が溶融する等により強度低下を起こさずに、その温度範囲において繊維の長手方向に熱収縮する性質を有するものを指す。例として、ナイロン、ポリエステルを代表とし、アクリル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ塩ビ繊維等が含まれる。
〔実施例1〕
本発明によるダイヤフラム弁用ダイヤフラム(以下、単にダイヤフラムと略称する)Aは、図1(a),(b)に示すように、ゴム製シート1の厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シート2を有して成る膜状のものに構成されている。ダイヤフラムAの自由状態における形状は、四隅の取付用孔3を有する平坦な外郭部4を基準とした場合、流体の十分な流路を確保すべく外郭部4から膨出(上方突出)する段差部5、及び軸心Pを中心とする中央孔7を備えて段差部5からさらに膨出(上方突出)する被操作部6を有する複数段(2段)膨出構造に形成されている。
ダイヤフラム弁の概略の構造例をウエアー形のもので説明する。図2に示すように、ダイヤフラム弁Vは、一対の給排路12,13、及び弁座14を有する弁ケース11Aと、軸心Pを有する操作軸15が上下摺動可能に嵌合支持される円筒ケース11Bとで成る弁体11を備えている。弁ケース11Aと円筒ケース11Bとが、クッション座17とその下に配されるダイヤフラムAの外郭部4とを介してボルト連結一体化されており、操作軸15の下端に枢支される押し部16に支持されてクッション座17を貫通する支軸16Aが、中央孔7に通されて被操作部6に取着されている。なお、4箇所の取付用孔3にはケース連結用のボルト(符記省略)が通る。
図2(a)は、操作軸15を上方移動させてダイヤフラムAを引き上げ操作して開き姿勢〔図1(a)に示す自由状態〕にして一対の給排路12,13が連通される開弁状態を示している。図2(b)は、操作軸15を下方移動させてダイヤフラムAを押し下げて弁座14に密着させる閉じ姿勢にして一対の給排路12,13を遮断する閉弁状態を示している。
本発明によるダイヤフラムAは、繊維シート2が、自由状態でのダイヤフラム形状(又はそれに近い形状)に予備形成されているものであることを特徴としている。つまり、シート材1に内包される前の繊維シート2の単体での形状が、既に図1(a)に示される形状に形成されているものが用いられている。また、その予備形成は熱プレスによって行われるので、繊維シート2は同時に熱収縮されたものともなっている。そして、ダイヤフラムAは、自由状態では図1(a)に示す開き姿勢(開き形状)となるように形状設定されている。
次に、ダイヤフラム弁の製造方法について説明する。まず、図3に示すように、ゴム製の中心材8を作成する中心材作成工程a、及びシート材1Aを作成するシート材作成工程bを行う。図3(a)は帯状の中心ゴム材8Gを所定寸法の幅で順次カットすることにより、連続的に中心材8を作成する中心材作成工程aを示している。そして、図3(b)は、帯状のシートゴム材1Gを所定寸法の幅で順次カットすることにより、連続的にシート材1Aを作成するシート材作成工程bを示している。これら中心材作成工程a、シート材作成工程bにおいては、裁断、重量測定が行われ、場合によってはシート材1Aに中心材8を載せる予備積層工程を行っても良い。
シート材作成工程aとは別に、図4に示すように、繊維シート2をダイヤフラムAとしての最終形状(又はそれに近い形状)に予備形成する予備成形工程Yを行う。まず、図4(a)に示すように、所定の縦横寸法を持つ繊維シート2を用意する。そして、その繊維シート2を、図4(b),(c)に示すように、下型9と上型10とによるプレス型を用いて熱プレスするヒートセット工程cを行う。ヒートセット工程cにより、図4(d)に示すように、熱収縮され、かつ、2段膨出構造の開き形状に成形された繊維シート2が作成される。つまり、予備成形工程Yは、熱プレスによって繊維シート2の形状成形及び熱収縮を行わせるヒートセット工程cを含んでいる。
そして、図5(a)に示すように、中心材作成工程aによる中心材8、シート材作成工程bによる一対のシート材1A,1A、及び予備成形工程Yによる繊維シート2を、上から中心材8、シート材1A、繊維シート2、シート材1Aの順に下方に積層して積層体sを形成する積層工程dを行う。この場合、図4(d)に仮想線で図示するように、繊維シート2に接着剤gを含浸(塗布)させてから積層させて積層体sとしても良く、それにより、後述する加硫工程eによる繊維シート2とシート材1A,1Aとの一体化強度をより補強させることが可能になる。つまり、ヒートセット工程cの後に、繊維シート2に接着剤gを付与する接着剤供給工程fを行う方法であり、繊維シートの流動や露出により、ゴムシート材との加硫接着強度が低下し易い、という従来の不都合が改善される。
次いで、図5(b),(c)に示すように、下成形型18と上成形型19とによる成形金型20を用いての熱プレスにより、中心材8及び上下のシート材1A,1Aを加硫しながら形状成形する加硫工程eを行う。その結果、図5(d)に示すように、ゴム製シート1の厚み方向で中間に繊維シート2を有する複合ゴム製で、かつ、開き形状に成形されたダイヤフラムAが形成されるのである。
さて、繊維シート2を形成する材料としては繊維A,Bがある。繊維Aの緒元は、ポリマー種:ナイロン−6、軟化点(℃):180、ヒートセット温度(℃):160〜170、加硫温度(℃):160、織り方:メッシュ織、デニール:210、フィラメント:24、厚み(mm):0.6〜0.7、強さ(kg/cm):45以上、伸び(%):65〜75である。繊維Bの緒元は、ポリマー種:ナイロン−66、軟化点(℃):230〜235、ヒートセット温度(℃):160〜170、加硫温度(℃):160、織り方:平織り、デニール:1260、フィラメント:タテ18本/インチ,ヨコ17本/インチ、厚み(mm):1.0〜1.2、強さ(kg/cm):350以上、伸び(%):30〜40である。
補強繊維としての繊維シート2は、平織、網織、ニット等が用いられ、中央孔7や取付用孔3が開口していて繊維が切断されるが、繊維のばらけによる補効効果の低減を極力避けるため、1枚の繊維で構成されることが多い。ダイヤフラム弁用ダイヤフラムAは高温での使用が多く、高温時の接着力低下を補うべく、繊維シートを織物とすることでゴムが繊維を通って加硫されてアンカー効果が発揮され、強度十分なものとなるように工夫されている。繊維シート2は、ヒートセット工程cの後に、外周部の切断や中央孔7や取付用孔3の孔加工を行うのが、形状変化やずれが生ぜず正確に加工できる点で望ましい。
繊維シート2が、予備成形工程Yによって自由状態でのダイヤフラム形状又はそれに近い形状で、かつ、熱収縮されたものに予備形成されているから、積層体sを熱プレスしての加硫工程eにより、未加硫ゴムの流動等によって繊維シート2がシート1の厚み方向でいずれかの面に偏ってしまう偏在の不都合が抑制又は解消され、繊維シート2がシート1の厚み方向の中央に位置する望ましい製品状態、即ちダイヤフラムAを得ることができる利点がある。これにより、繊維シート2の偏在による不良率が大きく改善された。
ヒートセット工程cにおける熱プレスの温度が、繊維シート2の繊維の融点よりも十分に低く、かつ、加硫工程eの熱プレス(加硫)の温度以上となるように設定されているので、予備成形工程Yによって設定される繊維シート2の形状が後の加硫工程eを経ても維持され、ダイヤフラムAとしての形状精度に貢献するとともに、ゴム製シート1の厚み方向中央に配置されている繊維シート2が加硫工程eの熱によって厚み方向に流動して偏在するおそれのより一層の解消が可能となる利点がある。
以上説明したように、本発明によるダイヤフラム弁用ダイヤフラムA並びにダイヤフラムの製造方法によれば、段差のある断面形状を持つダイヤフラムAにおいては、ヒートセット工程cを実施した繊維シート2を用いているので、次の(イ),(ロ)のような繊維配置が実現可能になる。(イ)ダイヤフラムA中での繊維シート2の偏在が抑制又は解消されるので、ダイヤフラムAが膨出した状態でも繊維シート2が十分にゴム製シート1内に埋没する状態となっている。(ロ)繊維シート2の格子目が加硫前後において変形広がり等が殆ど生ぜずゴムと加硫接着される。その結果、製品形状が屈曲する形状であっても、繊維シート2が表面に露出する等の偏在が抑制又は解消され、耐久性及び耐圧性が大きく向上する好ましいダイヤフラム弁用ダイヤフラムAが得られる。
1 シート
1A シート材
2 繊維シート
A ダイヤフラム
V ダイヤフラム弁
Y 予備成形工程
c ヒートセット工程
e 加硫工程
f 接着剤供給工程
g 接着剤

Claims (7)

  1. ゴム製シートの厚み方向で中間に合成樹脂製の繊維シートを有して成るダイヤフラム弁用ダイヤフラムであって、
    前記繊維シートが、自由状態でのダイヤフラム形状又はそれに近い形状に予備形成されているものであるダイヤフラム弁用ダイヤフラム。
  2. 前記繊維シートが予め熱収縮されているものである請求項1に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラム。
  3. 前記自由状態での形状が、ダイヤフラム弁を開くための開き形状に設定されている請求項1又は2に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラム。
  4. 一対のゴム製シート材を、それらの間に合成樹脂製の繊維シートが介装される状態で加硫する加硫工程を有するダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法であって、
    前記繊維シートを、予めダイヤフラムとしての最終形状又はそれに近い形状に成形する予備成形工程が行われるダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法。
  5. 前記予備成形工程は、熱プレスによって前記繊維シートの形状成形及び熱収縮を行わせるヒートセット工程を含んでいる請求項4に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法。
  6. 前記ヒートセット工程を、前記シート材の加硫温度以上の温度で行わせる請求項5に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法。
  7. 前記ヒートセット工程の後に、前記繊維シートに接着剤を付与する接着剤供給工程を行う請求項5又は6に記載のダイヤフラム弁用ダイヤフラムの製造方法。
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