JP2011226070A - 機械式立体駐輪装置の運転方法 - Google Patents

機械式立体駐輪装置の運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011226070A
JP2011226070A JP2010094024A JP2010094024A JP2011226070A JP 2011226070 A JP2011226070 A JP 2011226070A JP 2010094024 A JP2010094024 A JP 2010094024A JP 2010094024 A JP2010094024 A JP 2010094024A JP 2011226070 A JP2011226070 A JP 2011226070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
storage
storage shelf
loading
bicycle parking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010094024A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Shimamura
隆宏 島村
Takashi Noto
隆 能登
Tsunekazu Kaneuchi
常和 金内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP2010094024A priority Critical patent/JP2011226070A/ja
Publication of JP2011226070A publication Critical patent/JP2011226070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】利用者の入出庫待ち時間を短縮することが可能な、機械式立体駐輪装置の運転方法を提供する。
【解決手段】建物躯体と、自転車の入出庫口を備えた入出庫フロアと、建物躯体内に水平に放射状に且つ上下多段に設けられた複数個の格納棚と、建物躯体内の中央部に垂直に設けられた昇降用レールに沿って昇降可能且つ水平旋回可能な搬送台を有する格納機構とを備えた、機械式立体駐輪装置の運転方法において、稼動率の低い時間帯に、入出庫口に近い空席の格納棚に入出庫口に遠い格納棚に格納されている自転車を移動させ、このようにして、自転車の格納状態を最適化して、出庫混雑時における利用者の出庫待ち時間を短縮する。
【選択図】図1

Description

この発明は、機械式立体駐輪装置の運転方法、特に、格納棚への自転車の格納状態を最適化することにより、利用者の出庫待ち時間を短縮することができる、機械式立体駐輪装置の運転方法に関するものである。
自転車は、年齢や性別を問わず多くの人々に広く利用されているが、市街地では、空き地に限りがあり、かつ、地価も高いので、自転車を駐輪するための充分なスペースを確保することが困難である。これが原因で、どこの市街地でも迷惑駐輪が問題視されているのが現状である。
この問題を解決するために、市街地の駅前等に複数台の自転車を効率良く駐輪させることが可能で、しかも、入出庫処理が自動的に行える機械式立体駐輪装置の一例が特許文献1(特開平9−328923号公報)に開示されている。以下、この機械式立体駐輪装置を従来駐輪装置といい、図面を参照しながら説明する。
図2は、従来駐輪装置を示す縦断面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、従来駐輪装置の入出庫設備を示す断面図、図5は、従来駐輪装置の搬送台を示す断面図、図6は、従来駐輪装置の格納棚を示す断面図、図7は、従来駐輪装置の動作説明図である。
図2および図3に示すように、従来駐輪装置は、地下に構築された円筒状の建物躯体1と、建物躯体1の地上部の入出庫フロア2に設けられた入出庫設備3と、建物躯体1内の中央部に垂直に且つ水平旋回可能に設けられた格納機構4と、建物躯体1の内壁に水平に放射状に且つ上下多段に設けられた複数個の格納棚5とから構成されている。
入出庫設備3は、図4に示すように、開閉ドア(図示せず)が取り付けられた入出庫口3aの手前に敷設された、溝型の受け渡し用ガイドレール6と、受け渡し用ガイドレール6の前方上部にこれと平行に配されたクランプ用ガイドレール7と、クランプ用ガイドレール7に沿って走行可能なクランプ8とを備えている。クランプ8は、自転車9の前輪9aの先端部をクランプした状態で、クランプ用ガイドレール7に沿って走行する。これによって、受け渡し用ガイドレール6上にセットされた自転車9は、受け渡し用ガイドレール6から後述する搬送台用ガイドレール15上に引き込まれる。
格納機構4は、図2および図3に示すように、上部軸受10と下部軸受11との間に、駆動機構12により水平旋回可能に垂直に支持された2本の昇降用レール13と、2本の昇降用レール13間に取り付けられ、昇降用レール13に沿って昇降可能な搬送台14とを備えている。
搬送台14は、図5に示すように、溝型の搬送台用ガイドレール15と、自転車9の前輪9aの下端部をクランプするクランプ16と、チェーン17等からなる駆動機構18とを備え、クランプ16は、駆動機構18により搬送台14に沿って走行する。このとき、自転車9の前進に伴って前輪9aが上昇し、自転車9の後輪9bのみが搬送台用ガイドレール15に沿って走行する。クランプ16は、搬送台14を走行後、後述するように、所定の格納棚5に沿って走行する。
格納棚5は、図6に示すように、溝型の格納棚用ガイドレール19と、自転車9の前輪9aの前端部をクランプするクランプ20とを備えている。搬送台14から格納棚5に沿って走行するクランプ16によって、搬送台14から格納棚5に移載された自転車9の前輪9aの前端部は、クランプ20によりクランプされ、これにより自転車9は、自立して格納棚5に格納される。この後、クランプ16のクランプが解除され、クランプ16は、搬送台14に戻り、次の自転車9に備える。
上述した入出庫設備3、格納機構4および格納棚5の操作は、全て自動で行われる。
以上のように構成されている従来駐輪装置の動作について、図7の動作説明図を参照しながら説明する。
自転車9が受け渡し位置Aの受け渡し用ガイドレール6上にセットされると、入出庫口3aの開閉ドアが開き、自転車9の前輪9aの先端部がクランプ8によりクランプされる。この後、クランプ8がクランプ用ガイドレール7に沿って走行する。このとき、搬送台14は、入出庫設備3の位置に上昇して待機しているので、自転車9は、受け渡し用ガイドレール6から搬送台14の搬送台用ガイドレール15上に引き込まれる。
このようにして、自転車9が待機位置Bである搬送台14上に引き込まれると、搬送台14のクランプ16が自転車9の前輪9aの下端部をクランプする。この後、クランプ8のクランプが解除され、搬送台14は、格納機構4の昇降用レール13に沿って移載位置Cである所定の格納棚5まで水平旋回しながら下降する。
この後、クランプ16が自転車9と共に、搬送台14から所定の格納棚5に沿って走行する。このようにして、自転車9が所定の格納棚5の格納棚用ガイドレール19上に移載されたら、クランプ20が自転車9の前輪9aの先端部をクランプする。この後、クランプ16のクランプが解除され、クランプ16は、搬送台14に戻り、次の自転車9に備える。
このようにして、自転車9は、所定の格納棚5に自立した状態で自動的に格納される。
自転車9を出庫させる場合には、上述した入庫の場合と逆の動作が行われ、これにより、所定の自転車9は、格納棚5から自動的に入出庫口3aまで搬出される。
特開平9−328923号公報
上述のように、従来駐輪装置によれば、複数台の自転車を限られた空間に効率良く駐輪させることが可能で、しかも、自転車の入出庫処理を自動で行うことができる。また、従来駐輪装置を地下に構築することによって、地上の土地を占有することがないので、市街地の制限された土地の有効利用を図ることができる。
しかしながら、従来駐輪装置には、以下のような問題があった。
駐輪装置における自転車の一日の入出庫パターンは、ほぼ以下の通りである。
朝は、通学、通勤時間帯なので入庫が混雑し、昼間は、稼動率が低く、夕方は、下校、退社時間帯なので出庫が混雑する。
自転車の格納順序は、短時間で格納できる入出庫口に近い上段の格納棚から順次、入出庫口に遠い下段の格納棚に向うが、上段の格納棚であっても出庫により空席になった格納棚がある。
従来は、このような場合であっても、空席になった格納棚をそのままにしていたので、本来なら、短時間に出庫が行える上段の格納棚が有効に利用されないこととなり、その分、利用者の出庫待ち時間が長くなっていた。
従って、この発明の目的は、稼動率が低い時間帯に、上段の空席の格納棚に下段の格納棚の自転車を移動させることにより、出庫時間の短縮化を図り、かくして、格納棚への自転車の格納状態を最適化して、利用者の出庫待ち時間を短縮することができる、機械式立体駐輪装置の運転方法を提供するものである。
この発明は、上記知見に基づきなされたものであって、下記を特徴とするものである。
[1] 自転車の入出庫口を備えた入出庫フロアと、複数個の格納棚を備えた格納フロアと、前記格納フロアに対して自転車を搬出入する格納機構とを備えた機械式立体駐輪装置の運転方法において、稼動率の低い時間帯に、出庫が短時間で行える格納棚に他の格納棚に格納されている自転車を移動させることに特徴を有するものである。
[2] 建物躯体と、自転車の入出庫口を備えた入出庫フロアと、前記建物躯体内に水平に放射状に且つ上下多段に設けられた複数個の格納棚と、前記建物躯体内の中央部に垂直に設けられた昇降用レールに沿って昇降可能且つ水平旋回可能な搬送台を有する格納機構とを備えた機械式立体駐輪装置の運転方法において、稼動率の低い時間帯に、入出庫口に近い空席の前記格納棚に、入出庫口から遠い前記格納棚に格納されている自転車を移動させることに特徴を有するものである。
この発明によれば、稼動率が低い時間帯に、出庫が短時間で行える格納棚、例えば、入出庫口に近い格納棚に他の格納棚、例えば、入出庫口に遠い格納棚に格納されている自転車を移動させることにより、出庫時間の短縮化が図れ、かくして、格納棚への自転車の格納状態を最適化できるので、利用者の出庫待ち時間を短縮することができる。
この発明の、機械式立体駐輪装置の運転方法による自転車の移動状態を示す平面図であり、(a)は、入庫混雑時の格納状態を示す図、(b)は、稼働率が低い時の格納状態を示す図、(c)は、出庫混雑時の格納状態を示す図である。 従来駐輪装置を示す縦断面図である。 図2のA−A線断面図である。 従来駐輪装置の入出庫設備を示す断面図である。 従来駐輪装置の搬送台を示す断面図である。 従来駐輪装置の格納棚を示す断面図である。 従来駐輪装置の動作説明図である。
この発明の、機械式立体駐輪装置の運転方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の、機械式立体駐輪装置の運転方法による自転車の移動状態を示す平面図であり、(a)は、入庫混雑時の格納状態を示す図、(b)は、稼働率が低い時の格納状態を示す図、(c)は、出庫混雑時の格納状態を示す図である。
図1に示す機械式立体駐輪装置は、図2から図6に示すように、地下に構築された円筒状の建物躯体1と、建物躯体1の地上部の入出庫フロア2に設けられた入出庫設備3と、建物躯体1内の中央部に垂直に設けられた昇降用レール13に沿って昇降可能且つ水平旋回可能な搬送台14を有する格納機構4と、建物躯体1の内壁に水平に放射状に且つ上下多段に設けられた複数個の格納棚5とから構成されている。但し、図1の例では、格納棚は、上下3段に設けられている。3段に限定されないことは勿論である。
図1において、入出庫口に近い上段の格納棚5Aは、地下1階(B1F)に設置された格納棚であり、中段の格納棚5Bは、地下2階(B2F)に設置された格納棚であり、入出庫口より遠い下段の格納棚5Cは、地下3階(B3F)に設置された格納棚である。
上記機械式立体駐輪装置において、自転車の入出庫は、上述した背景技術において説明した通りに行われる。
このような機械式立体駐輪装置において、図1(a)に示すように、朝は、通学、通勤時間帯なので入庫が混雑し、各格納棚5に対してほぼ満車状態である。通常、入庫は、入庫時間が短時間で済む、上段の格納棚5Aから順次、中段の格納棚5B、下段の格納棚5Cの順で行われる。
満車状態であっても、時間の経過に伴って出庫が行われ、図1(b)に示すように、各格納棚5A、5B、5Cに空きが生じる。
この発明は、昼間の稼働率が低い時間帯(例えば、10時から16時)に、空いている上段の格納棚5Aに、中段の格納棚5Bおよび下段の格納棚5Cに格納されている自転車9を格納機構4によって移動させる。この場合、上段の格納棚5Aへの移動により空いた中段の格納棚5Bには、下段の格納棚5Cに格納された自転車9を移動させる。自転車9の移動状態を太線矢印で示す。
このようにして、図1(C)に示すように、下段の格納棚5Cに比べれば、出庫時間が短くて済む上段の格納棚5Aあるいは中段の格納棚5Bに自転車9を移動させることによって、自転車の格納状態を最適化することができ、かくして、夕方の出庫混雑時における利用者の出庫待ち時間を短縮することができる。
なお、機械式立体駐輪装置の運転方法の一実施態様を、地下の機械式立体駐輪施設にて説明したが、地上の機械式立体駐輪装置においても、入出庫口に近い空室の格納棚へ、入出庫口から遠い格納棚に格納されている自転車を移動する、この発明の方法は、同じく適用できる。
1:建物躯体
2:入出庫フロア
3:入出庫設備
3a:入出庫口
4:格納機構
5:格納棚
6:受け渡し用ガイドレール
7:クランプ用ガイドレール
8:クランプ
9:自転車
9a:前輪
9b:後輪
10:上部軸受
11:下部軸受
12:駆動機構
13:昇降用レール
14:搬送台
15:搬送台用ガイドレール
16:クランプ
17:チェーン
18:駆動機構
19:格納棚用ガイドレール
20:クランプ

Claims (2)

  1. 自転車の入出庫口を備えた入出庫フロアと、複数個の格納棚を備えた格納フロアと、前記格納フロアに対して自転車を搬出入する格納機構とを備えた機械式立体駐輪装置の運転方法において、
    稼動率の低い時間帯に、出庫が短時間で行える格納棚に他の格納棚に格納されている自転車を移動させることを特徴とする、機械式立体駐輪装置の運転方法。
  2. 建物躯体と、自転車の入出庫口を備えた入出庫フロアと、前記建物躯体内に水平に放射状に且つ上下多段に設けられた複数個の格納棚と、前記建物躯体内の中央部に垂直に設けられた昇降用レールに沿って昇降可能且つ水平旋回可能な搬送台を有する格納機構とを備えた機械式立体駐輪装置の運転方法において、
    稼動率の低い時間帯に、入出庫口に近い空席の前記格納棚に、入出庫口から遠い前記格納棚に格納されている自転車を移動させることを特徴とする、機械式立体駐輪装置の運転方法。
JP2010094024A 2010-04-15 2010-04-15 機械式立体駐輪装置の運転方法 Pending JP2011226070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010094024A JP2011226070A (ja) 2010-04-15 2010-04-15 機械式立体駐輪装置の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010094024A JP2011226070A (ja) 2010-04-15 2010-04-15 機械式立体駐輪装置の運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011226070A true JP2011226070A (ja) 2011-11-10

Family

ID=45041740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010094024A Pending JP2011226070A (ja) 2010-04-15 2010-04-15 機械式立体駐輪装置の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011226070A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108505782A (zh) * 2018-04-08 2018-09-07 北京建筑大学 一种智能存储控制系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108505782A (zh) * 2018-04-08 2018-09-07 北京建筑大学 一种智能存储控制系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010150834A1 (ja) 機械式立体駐輪設備
JP4413821B2 (ja) 立体駐車場および立体駐車場の管理システム
JP2011202462A (ja) 機械式立体駐輪設備
JP2006152537A (ja) 自転車駐輪設備
JP2011226070A (ja) 機械式立体駐輪装置の運転方法
JP3255607B2 (ja) 立体式駐輪設備
CN207960085U (zh) 一次存取多车装置的立体车库
JP2001200650A (ja) ケージ式立体駐車設備
JP2017089123A (ja) 機械式駐車駐輪装置
JP2745283B2 (ja) エレベータ方式立体駐車装置
JP2011226147A (ja) 機械式立体駐輪装置およびその出庫方法
CN110578414A (zh) 立体停车库
JP2011196092A (ja) 機械式立体駐輪設備
JPH04343981A (ja) 機械式立体駐車場
JPH10114287A (ja) 自転車移載装置
JP2011190610A (ja) バリアフリー対応多段式駐車装置
JP2011252324A (ja) 機械式立体駐輪装置における出庫方法
JPH06264638A (ja) 立体駐車場
JP2010261213A (ja) 立体駐輪装置
JP5749165B2 (ja) 機械式立体駐輪設備
JP3266863B2 (ja) 自動入出庫装置
JP2880115B2 (ja) 機械式駐車場
JP2004263472A (ja) 立体駐輪装置
JPH11200653A (ja) 複合型エレベータパーキング
JP2919673B2 (ja) 駐車場設備