JP2011222251A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コネクタ10は、ハウジング20と、ハウジング20の後端部から引き出される電線90とを備える。ハウジング20の後端部には、複数の仕切壁24が形成され、かつ各仕切壁24間に、電線導入溝25が保有され、電線導入溝25が、後方及びそれに交差する電線導出方向に開放されている。電線導入溝25の縁部には、電線導入溝25内に電線90が挿入される過程では電線90との干渉によって撓み変形させられ、電線導入溝25内に電線90が挿入されるに伴い弾性復帰して、電線90に対して電線導入溝25からの抜け出しを規制した状態で当接可能とされる弾性片32が形成されている。
【選択図】図1
Description
電線は、その導出方向に予め折り曲げられた状態で、カバーの装着に伴いカバーに押圧されて略直角により深く屈曲させられ、屈曲部位よりも先方の部分を電線導入溝内に挿入させるようになっている。
電線導入溝内に電線が挿入される過程では弾性片が撓み変形することで、電線の電線導入溝内への挿入が許容され、電線導入溝内に電線が挿入された状態では、弾性復帰した弾性片によって電線の電線挿入溝からの抜け出しが規制される。このため、電線が電線導入溝内にワンモーションで挿入され、電線導出時の作業性が大幅に改善される。
電線導入溝の出口がハウジングにおける最後端の位置よりも前方の位置に配置されているため、電線がハウジングの最後端から後方へ突出するのが回避され、コネクタの前後長が長くなるのが防止される。この場合、ハウジングの後端部にカバーが装着されていないと、コネクタの前後長がよりいっそう短縮される。
弾性片のうち、一部は一側方に向けて張り出す形態とされ、他部は他側方に向けて張り出す形態とされているから、電線が一側方に振られた場合には他側方に向けて張り出す弾性片が電線との係止代を深め、電線が他側方に振られた場合には一側方に向けて張り出す弾性片が電線との係止代を深めることができる。したがって、電線が両側方のいずれに振られても、電線に対する弾性片の係止代が減少するのが防止される。
弾性片が、電線の電線導入溝への挿入方向に沿って傾斜する案内面を有しているから、電線の電線導入溝への挿入動作が円滑になされる。また、弾性片が、電線と電線導入溝からの抜け方向で対向する係止面を有し、かつ隣接する電線導入溝の間を仕切る仕切壁の後端縁から両側方に向けて張り出す形態とされているから、電線の電線導入溝からの抜け出しが確実に規制される。
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。実施形態1に係るコネクタ10は、ハウジング20、端子金具80、及び電線90を備えて構成されている。
ハウジング20の各キャビティ21内に、電線90付きの端子金具80を挿入する。全ての端子金具80が挿入されると、ハウジング20の後端部から各電線90が並列に引き出される。
次に、本発明の実施形態2を図5によって説明する。実施形態2では、弾性片32A、32Bの張り出し方向が実施形態1とは異なる。しかし、その他は実施形態1と同様であるため、各弾性片32A、32B及びその周辺部分を除く部分の図示は省略する。
図6は、本発明の実施形態3を示す。実施形態3では、弾性片32Eの形態が実施形態1とは異なる。しかし、その他は実施形態1と同様であるため、弾性片32E及びその周辺部分を除く部分の図示は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本発明は、けっしてハウジングの後端部にカバーを装着する構成を否定するものではない。
(2)弾性片は、電線導入溝内に挿入された電線に対し、常には非当接状態に保たれる一方、電線が電線導入溝から抜け出る向きに振られたときに、電線と当接して電線の抜け出しを規制するものであってもよい。
(3)電線は、前後方向に対して直交せずに交差する方向に屈曲させられるものであってもよい。
(4)電線導入溝は、後方及びそれに交差する2方向に開放されるものであってもよい。
20…ハウジング
24…仕切壁
25…電線導入溝
32、32A、32B、32E…弾性片
38…案内面
39…係止面
80…端子金具
90…電線
Claims (4)
- ハウジングと、前記ハウジングの後端部から引き出される電線とを備え、
前記ハウジングの後端部には、複数の仕切壁が形成され、かつ各仕切壁間に、電線導入溝が保有され、前記電線導入溝が、少なくとも後方及びそれに交差する電線導出方向に開放され、
引き出された前記電線が、屈曲させられ、その屈曲部位よりも先方の部分が、前記電線導入溝内に挿入されて前記電線導出方向に向けられるようになっているコネクタであって、
前記電線導入溝の縁部には、前記電線導入溝内に前記電線が挿入される過程では前記電線との干渉によって撓み変形させられ、前記電線導入溝内に前記電線が挿入されるに伴い弾性復帰して、前記電線に対して前記電線導入溝からの抜け出しを規制した状態で当接可能とされる弾性片が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記電線導入溝の出口が、前記ハウジングにおける最後端の位置よりも前方の位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記電線導入溝が、前記ハウジングに複数形成され、
前記弾性片が、前記電線導入溝の後方を閉止する向きに張り出す形態であって、それぞれの前記電線導入溝に対応して複数形成され、
それぞれの前記弾性片のうち、一部は一側方に向けて張り出す形態とされ、他部は他側方に向けて張り出す形態とされていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。 - 前記弾性片が、前記電線の前記電線導入溝内への挿入方向に沿って傾斜する案内面を有するとともに、前記電線と前記電線導入溝からの抜け方向で対向する係止面を有し、かつ、隣接する前記電線導入溝の間を仕切る仕切壁の後端縁から両側方に向けて張り出す形態とされている請求項3記載のコネクタ。
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