JP2011222123A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト低減を図りつつ常夜灯を備えることができる照明装置を提供する。
【解決手段】LEDモジュール2には、トランジスタ603及びFET611を介して電流源601が接続されている。トランジスタ603のコレクタには電流源601を接続してあり、エミッタには各LEDモジュール2の正側端のLED22のアノードが接続されている。トランジスタ603のベースは、抵抗604を介してマイクロコンピュータ700に接続されている。各LEDモジュール2の負側端のLED22のカソードには、FET611を接続してあり、FET611のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。常夜灯としてのLED221には、トランジスタ606及びFET610を介して電流源602が接続されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、発光ダイオードなどの光源を有する照明装置に関する。
住宅の室内の照明に用いられる照明装置として、従来、白熱電球、蛍光灯などの光源を備えるものが用いられている。一方で、近年、発光ダイオード(LED)の高輝度化に伴い、白熱電球や蛍光灯などの光源に代えて、低消費電力、長寿命等の特性を有するLEDが照明装置の光源として用いられるようになりつつある。
室内で使用する照明装置では、夜間照明装置を消灯させた場合でも室内が真っ暗にならないように常夜灯を備えるものが多い。例えば、複数の室内灯LEDと、この室内灯LEDよりも低照度で異なる発光色で発光する常夜灯LEDとを有する車両用室内灯が開示されている(特許文献1参照)。
また、家庭用のシーリングライトなどの照明装置においても、常夜灯を設ける要望があるため、通常の照明用の光源(例えば、LED)の他に常夜灯として専用の小型電球やLEDなどを備えるものが多い。
特開2004−322860号公報
しかしながら、特許文献1の車両室内灯又は従来の照明装置にあっては、常夜灯を通常の照明用の光源と別個に設けているので、部品点数が増加し、コストアップになるという課題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、コスト低減を図りつつ常夜灯を備えることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、複数の光源を有する光源部を備える照明装置において、複数の光源を点灯させる第1状態と、該複数の光源の一部を点灯させる第2状態とを切り替える切替部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の光源を点灯させる第1状態と、複数の光源の一部を点灯させる第2状態とを切り替える切替部を備える。複数の光源のうちの一部を常夜灯とすることにより、常夜灯専用の光源を別個に設ける必要がなく、部品点数を少なくしてコスト低減を図ることができる。また、専用の常夜灯を必要としないので、常夜灯に要するスペースが不要となり、照明装置の小型化を図ることができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源部は、光源を複数直列接続した直列光源群を有し、前記光源部に電力を供給する第1電源部と、前記直列光源群を構成する光源の一部に電力を供給する第2電源部とを備え、前記切替部は、前記第1電源部及び第2電源部による電力の供給を切り替えるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源部は、光源を複数直列接続した直列光源群を有し、光源部に電力を供給する第1電源部と、直列光源群を構成する光源の一部に電力を供給する第2電源部とを備える。切替部は、第1電源部及び第2電源部による電力の供給を切り替える。第1電源部は、光源を複数直列接続した直列光源群を複数並列接続した光源部へ所要の電力を供給することができる。また、第2電源部は、直列光源群の一部の光源へ所要の電力を供給することができる。これにより、専用の常夜灯を設けることなく、光源部及び常夜灯へ所要の電力を供給することができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源は、発光ダイオードであり、前記第2電源部を、複数直列接続した発光ダイオードの少なくとも一の発光ダイオードのアノード及びカソード間に接続してあり、前記第1電源部と光源部との間の電路を開閉する第1開閉素子と、前記第2電源部と前記一の発光ダイオードとの間の電路を開閉する第2開閉素子とを備え、前記切替部は、前記第1開閉素子及び第2開閉素子の開閉を切り替えるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源は、発光ダイオードであり、第2電源部を、複数直列接続した発光ダイオードの少なくとも一の発光ダイオードのアノード及びカソード間に接続してある。第1電源部と光源部との間の電路を開閉する第1開閉素子と、第2電源部と当該一の発光ダイオードとの間の電路を開閉する第2開閉素子とを備える。切替部は第1開閉素子及び第2開閉素子を交互に開閉する。すなわち、切替部は、通常時(第1状態)には、第1開閉素子を閉じ、第2開閉素子を開くことにより、第1電源部から光源部へ電力を供給するとともに、第2開閉素子を開くことにより、第1電源部からの電力が発光ダイオードを通じて第2電源部へ回り込むことを防止する。切替部は、常夜灯(当該一の発光ダイオード)だけを点灯する時(第2状態)には、第1開閉素子を開き、第2開閉素子を閉じることにより、第2電源部から常夜灯だけに電力を供給する。
本発明に係る照明装置は、前記光源部は、直列光源群を実装した基板を複数備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源部は、直列光源群を実装した基板を複数備える。直列光源群の1つの光源を常夜灯とした場合に、複数の常夜灯を照明装置内に設けるときは、1つの常夜灯が実装された基板を複数適宜配置することにより、照明装置内での常夜灯の配置の自由度を高めることができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源部は、電球色の光源と、電球色と色温度が異なる光源とを有し、前記第2電源部は、電球色の光源に電力を供給するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源部は、電球色の光源と、電球色と色温度が異なる光源とを有し、第2電源部は、電球色の光源に電力を供給する。電球色の光源及び電球色と色温度が異なる光源(例えば、昼光色の光源)の配置又は個数を適宜決定することにより、通常時には昼光色から電球色までの所望の光色の照明を実現することができるとともに、常夜灯として電球色を発光することができる。
本発明に係る照明装置は、前記第1電源部及び第2電源部の少なくとも一方は、光源の光を調光する調光回路を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、第1電源部及び第2電源部の少なくとも一方は、光源の光を調光する調光回路を備える。調光回路は、例えば、光源に流す電流値を変化させる回路でもよく、あるいは、光源に流す電流のデューティ比を変化させるPWM変調回路でもよい。これにより、通常時の明るさ又は常夜灯の明るさを所望の状態にすることができる。
本発明によれば、常夜灯専用の光源を別個に設ける必要がなく、部品点数を少なくしてコスト低減を図ることができる。また、専用の常夜灯を必要としないので、常夜灯に要するスペースが不要となり、照明装置の小型化を図ることができる。
実施の形態1の照明装置の構成の一例を示す外観図である。 実施の形態1の照明装置の構成の一例を示す分解斜視図である。 実施の形態1の照明装置の要部の配置例を示す平面図である。 実施の形態1のLEDモジュールの構成の一例を示す平面図である。 実施の形態1の照明装置の回路構成の一例を示す模式図である。 実施の形態1の照明装置の回路構成の第2の例を示す模式図である。 実施の形態1の照明装置の回路構成の第3の例を示す模式図である。 実施の形態2の照明装置の回路構成の一例を示す模式図である。 実施の形態3のLEDモジュールの構成の一例を示す平面図である。 実施の形態3の照明装置の回路構成の一例を示す模式図である。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は実施の形態1の照明装置100の構成の一例を示す外観図であり、図2は実施の形態1の照明装置100の構成の一例を示す分解斜視図である。以下の説明では、照明装置100として、天井等の取付面に着脱可能に取り付けることができるシーリングライトを例として挙げるが、本実施の形態の照明装置100は、シーリングライトに限定されるものではない。
図1に示すように、照明装置100は、金属製であって円板状のシャーシ1を天井等に取り付け、シャーシ1には、円板状であって光拡散性を有するリングカバー8を取り付けてある。リングカバー8の中央部には円板状のセンタカバー9を着脱可能に取り付けてある。
図2に示すように、シャーシ1の中央部の取付穴には、アダプタ(不図示)が取付けられる。アダプタは、扁平な円柱形状を有しており、天井に設けられた引掛シーリングボディ等の被取付体の係合穴に係合する引掛刃と、電源線用のコネクタとを有している。アダプタは、被取付体の係合穴に引掛刃を係合させることにより、電気的及び機械的に被取付体に接続される。アダプタにシャーシ1を取付けることにより、アダプタが被取付体に接続して取付けられると同時にシャーシ1が天井に取付けられることになる。
シャーシ1には、電源基板支持部63を設けてある。電源基板支持部63には、交流電圧を所要の直流電圧に変換する回路部品を電源基板に実装した電源部6を設けてある。電源部6とシャーシ1との間には絶縁シート64を設けてある。
また、シャーシ1には、制御基板支持部73を設けてある。制御基板支持部73には、照明装置100全体の動作を制御する制御用のマイクロコンピュータを実装した制御基板7を設けてある。制御基板7には、リモートコントロール(遠隔操作用端末装置)からの信号を受信する受信部75を設けてある。
また、シャーシ1には、取付穴を囲むように矩形状の光源保持部3が正八角形状の周壁を形成するように立設してある。各光源保持部3には、シャーシ1の外縁の方向に向けて、光源であるLED(発光ダイオード)を複数直列に接続した直列光源群としてのLEDモジュール2を取り付けてある。図2の例では、8個のLEDモジュール2を設けてあるが、LEDモジュール2の個数は図2の例に限定されるものではない。なお、LEDモジュール2の詳細は後述する。
電源部6は、電線66、67を介してLEDモジュール2と電気的に接続してある。LEDモジュール間は電線69により電気的に接続してある。これにより、各LEDモジュール2を並列に接続する。また、電源部6は、電線68を介して制御基板7と電気的に接続してある。
光源保持部3の縁部には、各LEDモジュール2からの光を反射する天板反射シート5を設けてある。天板反射シート5は、LEDモジュール2の配置形状に合わせた八角形状の穴を中央部に有する円板状の樹脂製であり、乱反射しやすいように表面加工が施してある。
シャーシ1と光源保持部3により形成される空間には、電源部6及び制御基板7が収容され、当該空間は、基板カバー60により覆われる。基板カバー60は、電源基板支持部63及び制御基板支持部73に載置されるとともに、光源保持部3にネジ等により固定してある。
シャーシ1には、各LEDモジュール2からの光を反射する円板状の反射シート4を設けてある。反射シート4は、LEDモジュール2の配置形状に合わせた八角形状の穴を中央部に有する円板部41と、円板部41の外周縁に立設された周壁部42とを有する。円板部41は、中央部から外縁部に向けて緩やかに一面が凹状になるように湾曲させてある。反射シート4は、樹脂製であり、乱反射しやすいように表面加工が施してある。反射シート4は、凸状の他方の面がシャーシ1に対向するようにシャーシ1に取付けてある。反射シート4の周壁部42は、各LEDモジュール2と離隔して対向することになり、周壁部42の内周面が各LEDモジュール2の光出射方向に離隔して対向する反射面となる。
LEDモジュール2、電源部6、制御基板7及び基板カバー60などが取り付けられたシャーシ1には、LEDモジュール2及び反射シート4を覆う光拡散性を有するリングカバー8を設けてある。リングカバー8は、中央に円形状の穴を有する円板状の環状部81と、環状部81の外周縁に立設された周壁部82とを有してなる。リングカバー8は、周壁部82にてシャーシ1の周壁部に取付けてある。リングカバー8、光源保持部3及びシャーシ1により形成される空洞内に各LEDモジュール2が収容され、各LEDモジュール2部分のみを密閉することが可能となる。
リングカバー8の環状部81の内周縁部には、円板状の電源カバーとしてのセンタカバー9が着脱可能に取付けてある。センタカバー9には、リモートコントローラからの信号を受信すべく円形状の穴を設けてあり、穴には、カバー90を嵌合してある。
図3は実施の形態1の照明装置100の要部の配置例を示す平面図である。図3に示すように、光源保持部3により保持された各LEDモジュール2は、シャーシ1の外縁に向かって正八角形状に周設されている。そして、LEDモジュール2を点灯したときに、LEDモジュール2からの光は、シャーシ1の中央部から外縁部の方向に放射状に出射されることになる。
LEDモジュール2から出射された光の一部は、反射シート4の円板部41の一面において鏡面反射される。LEDモジュール2から出射された光の他の一部は、LEDモジュール2の光出射方向に離隔して対向する反射シート4の周壁部42の内周面に略直角をなして入射し、内周面において乱反射、即ち多方向に反射される。反射シート4の周壁部42の内周面において乱反射された光の一部は、反射シート4の円板部41の一面に入射し、当該一面において更に反射され、他の部分は反射シート4に入射することなく、リングカバー8の内面に入射して、リングカバー8内部において拡散しつつリングカバー8の外面から照明装置100の外部に出射する。
上述のように、各LEDモジュール2の光出射方向を、シャーシ1の中央部から外縁部の方向にして、照明装置100の照射方向がLEDモジュール2の光出射方向と交差する方向としているから、LEDモジュール2から出射された光のうち、リングカバー8に直接入射して照明装置100の外部へ出射する光を少なくすることができ、LEDモジュール2からの直接光が使用者の目に入ることを低減することができ、グレアを低減することができる。
図4は実施の形態1のLEDモジュール2の構成の一例を示す平面図である。図4に示すように、LEDモジュール2は、矩形板状のLED基板21と、LED基板21の長手方向に沿って一列に配された9個のLED22とを備える。LED22は、例えば、昼光色のLEDであるが、他の発光色であってもよい。9個のLED22は、直列に接続され、LEDモジュール2は、1つの直列光源群をなす。また、LED基板21は、鉄、アルミニウム等の金属製であり、LED22からの熱を光源保持部3に伝導する熱伝導体を兼ねている。
次に、本実施の形態の照明装置100の回路構成について説明する。図5は実施の形態1の照明装置100の回路構成の一例を示す模式図である。図5に示すように、照明装置100は、光源部として、9個のLED22が直列接続された直列光源群としてのLEDモジュール2を8個並列に接続してある。
8個のLEDモジュール2で構成される光源部には、第1開閉素子としてのトランジスタ603及びFET611を介して第1電源部としての電流源601が接続されている。すなわち、電流源601は、各LEDモジュール2それぞれに所要の電流(電力)を供給する。電流源601は、例えば、1.6Aの定電流源であって、各LEDモジュール2に0.2Aの定電流を供給することができる。これにより、各LED22には、0.2Aの電流を流すことができる。
トランジスタ603のコレクタには電流源601を接続してあり、エミッタには各LEDモジュール2の正側端のLED22のアノードが接続されている。トランジスタ603のベースは、抵抗604を介して切替部としてのマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ603のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗605を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ603をオン/オフすることができる。
また、各LEDモジュール2の負側端のLED22のカソードには、FET611を接続してあり、FET611のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET611は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、各LEDモジュール2に流れる電流値を調整することができる。
1つのLEDモジュール2を構成するLED22のうち、1つのLED221は常夜灯である。常夜灯としてのLED221には、第2開閉素子としてのトランジスタ606及びFET610を介して第2電源部としての電流源602が接続されている。すなわち、電流源602は、常夜灯としてのLED221に所要の電流(電力)を供給する。電流源602は、例えば、0.2Aの定電流源であって、常夜灯としてのLED221に0.2Aの定電流を供給することができる。
トランジスタ606のコレクタには電流源602を接続してあり、エミッタにはLED221のアノードが接続されている。トランジスタ606のベースは、抵抗607を介してマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ606のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗608を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ606をオン/オフすることができる。
常夜灯としてのLED221のカソードには、FET610を接続してあり、FET610のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET610は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、LED221に流れる電流値を調整することができる。
光源部としての各LEDモジュール2をすべて点灯させる通常の状態(第1状態)では、マイクロコンピュータ700は、FET611及びトランジスタ603をオン状態にし、FET610及びトランジスタ606をオフ状態にする。電流源601からの電流は、各LEDモジュール2へ流れ、すべてのLED22(常夜灯としてのLED221を含む)が点灯する。通常時には、マイクロコンピュータ700は、トランジスタ606をオフさせるので、電流源601からの電流がLED22を介して電流源602へ流れ込むことを防止することができる。
LED22を消灯させ、常夜灯としてのLED221だけを点灯させる状態(第2状態)では、マイクロコンピュータ700は、FET611及びトランジスタ603をオフ状態にし、FET610及びトランジスタ606をオン状態にする。電流源602からの電流は、常夜灯としてのLED221だけに流れ、他のすべてのLED22は消灯状態となる。
また、各LEDモジュール2をすべて点灯させる場合、マイクロコンピュータ700は、PWM制御された信号をFET611へ出力することにより、各LEDモジュール2からの光量を調整することができ照明装置100の調光を行うことができる。また、常夜灯としてのLED221を点灯させる場合、マイクロコンピュータ700は、PWM制御された信号をFET610へ出力することにより、常夜灯の光量を調整することができる。なお、FET611、FET610の代わりに夫々定電流回路を用いて電流値を固定することも可能である。その場合は、第1開閉素子、第2開閉素子は、夫々トランジスタ603、トランジスタ606のみから構成されることになる。
図6は実施の形態1の照明装置100の回路構成の第2の例を示す模式図である。図5に例示した回路構成との相違点は、図5のトランジスタ606、抵抗607、608に代えてダイオード612を設けた点である。図6に示すように、ダイオード612のアノードを電流源602に接続し、カソードを常夜灯としてのLED221のアノードに接続している。
各LEDモジュール2をすべて点灯させる通常の状態(第1状態)では、マイクロコンピュータ700は、FET611及びトランジスタ603をオン状態にし、FET610をオフ状態にする。電流源601からの電流は、各LEDモジュール2へ流れ、すべてのLED22(常夜灯としてのLED221を含む)が点灯する。この場合、第2開閉素子としてのダイオード612が逆バイアスされ、電流源602への電路を遮断するので、電流源601からの電流がLED22を介して電流源602へ流れ込むことを防止することができる。
LED22を消灯させ、常夜灯としてのLED221だけを点灯させる状態(第2状態)では、マイクロコンピュータ700は、FET611及びトランジスタ603をオフ状態にし、FET610をオン状態にする。電流源602からの電流は、常夜灯としてのLED221だけに流れ、他のすべてのLED22は消灯状態となる。
図6の例においても、図5と同様に、各LEDモジュール2をすべて点灯させる場合、マイクロコンピュータ700は、PWM制御された信号をFET611へ出力することにより、各LEDモジュール2からの光量を調整することができ照明装置100の調光を行うことができる。また、常夜灯としてのLED221を点灯させる場合、マイクロコンピュータ700は、PWM制御された信号をFET610へ出力することにより、常夜灯の光量を調整することができる。
図7は実施の形態1の照明装置100の回路構成の第3の例を示す模式図である。図7に示すように、各LEDモジュール2の正側端のLED22のアノードには、所要の電源電圧Vが印加されている。各LEDモジュール2の負側端のLED22のカソードには、第1電源部及び第1開閉素子としてのDCコンバータ614を接続してある。DCコンバータ614は、定電流回路を備え、マイクロコンピュータ700が出力する信号により、各LEDモジュール2に流れる電流のオン/オフを制御するとともに、電流値が所要の定電流になるように制御する。DCコンバータ614は、例えば、1.6Aの定電流回路を備え、各LEDモジュール2に0.2Aの定電流を供給することができる。これにより、各LED22には、0.2Aの電流を流すことができる。
常夜灯としてのLED221のカソードには、第2電源部及び第2開閉素子としてのDCコンバータ613を接続してある。DCコンバータ613は、定電流回路を備え、マイクロコンピュータ700が出力する信号により、LED221に流れる電流のオン/オフを制御するとともに、電流値が所要の定電流になるように制御する。DCコンバータ613は、例えば、0.2Aの定電流回路を備え、LED221に0.2Aの定電流を供給することができる。
各LEDモジュール2をすべて点灯させる通常の状態(第1状態)では、マイクロコンピュータ700は、DCコンバータ614を動作させるとともに、DCコンバータ613の動作を停止させる。DCコンバータ614が動作することにより、電源電圧Vからの電流は、各LEDモジュール2へ流れ、DCコンバータ614に引き込まれ、各LEDモジュール2は点灯する。DCコンバータ613は動作を停止しているので、電流が流れ込まない。
常夜灯としてのLED221だけを点灯させる状態(第2状態)では、マイクロコンピュータ700は、DCコンバータ613を動作させるとともに、DCコンバータ614の動作を停止させる。DCコンバータ613が動作することにより、電源電圧Vからの電流は、LED221へ流れ、DCコンバータ613に引き込まれ、LED221は点灯する。DCコンバータ614は動作を停止しているので、LED221以外のLED22には電流が流れない。従って、第1状態と第2状態で電源電圧Vを共通して用いることができ、上述した他の例のように夫々の状態に対応する電源を設ける必要がない。
なお、DCコンバータ613、614にPWM制御回路を備えることもできる。これにより、各LEDモジュール2からの光量を調整することができ照明装置100の調光を行うことができる。また、常夜灯としてのLED221を点灯させる場合、常夜灯の光量を調整することができる。
上述のように、複数のLED22を点灯させる第1状態と、複数のLED22の一部のLED221を常夜灯として点灯させる第2状態とを切り替えるマイクロコンピュータ700を備える。これにより、常夜灯専用の光源を別個に設ける必要がなく、部品点数を少なくしてコスト低減を図ることができる。また、専用の常夜灯を必要としないので、常夜灯に要するスペースが不要となり、照明装置の小型化を図ることができる。
また、光源部は、LED22を複数直列接続したLEDモジュール2(直列光源群)を複数並列接続してあり、各LEDモジュール2に電力を供給する第1電源部(電流源601、DCコンバータ614)と、LEDモジュール2を構成するLED22の一部の常夜灯としてのLED221に電力を供給する第2電源部(電流源602、DCコンバータ613)とを備える。マイクロコンピュータ700は、第1電源部及び第2電源部による電力の供給を切り替える。第1電源部は、各LEDモジュール2へ所要の電力を供給することができる。また、第2電源部は、常夜灯としてのLED221へ所要の電力を供給することができる。これにより、LED221を通常時(第1状態)と常夜灯として点灯する時(第2状態)で共用することができ、専用の常夜灯を設けることなく、各LEDモジュール2及び常夜灯としてのLED221へ所要の電力を供給することができる。
また、各LEDモジュール2は、LED22を複数直列接続してあり、第2電源部を、常夜灯としての少なくともLED221のアノード及びカソード間に接続してある。第1電源部と光源部との間の電路を開閉する第1開閉素子(トランジスタ603、FET611、DCコンバータ614)と、第2電源部と常夜灯としてのLED221との間の電路を開閉する第2開閉素子(トランジスタ606、FET610、ダイオード612、DCコンバータ613)とを備える。マイクロコンピュータ700は第1開閉素子及び第2開閉素子を交互に開閉する。すなわち、マイクロコンピュータ700は、通常時(第1状態)には、第1開閉素子を閉じ、第2開閉素子を開くことにより、第1電源部から各LEDモジュール2へ電力を供給するとともに、第2開閉素子を開くことにより、第1電源部からの電力がLED22を通じて第2電源部へ回り込むことを防止する。マイクロコンピュータは、常夜灯としてのLED221だけを点灯する時(第2状態)には、第1開閉素子を開き、第2開閉素子を閉じることにより、第2電源部からLED221だけに電力を供給する。
また、第1電源部及び第2電源部の少なくとも一方は、LEDの光を調光する調光回路を備える。調光回路は、例えば、LEDに流す電流値を変化させる回路でもよく、あるいは、LEDに流す電流のデューティ比を変化させるPWM変調回路でもよい。これにより、通常時の明るさ又は常夜灯の明るさを所望の状態にすることができる。
なお、通常時(第1状態)と常夜灯として点灯する時(第2状態)で共用するLED221として、上記例においては、一列の直列光源群から1つのLEDを選択して用いているが、1つに限定されず、2つ以上の複数のLEDであってもよい。また、並列に設けられた8列の直列光源群の一列自体が、通常時(第1状態)と常夜灯として点灯する時(第2状態)で共用するLED群とすることができる。例えば、図7のコンバータ613を直列光源群の電源から最も離れて接続される最後(9番目)のLEDのカソード側に接続することで実現される。上記他の例においても同様である。
実施の形態2
実施の形態1では、常夜灯としてLED221を1つ備える構成であったが、これに限定されるものではなく、異なる複数の直列光源群(LEDモジュール)に夫々配して、常夜灯を複数設けることもできる。図8は実施の形態2の照明装置100の回路構成の一例を示す模式図である。図8に示すように、照明装置100は、光源部として、9個のLED22が直列接続された直列光源群としてのLEDモジュール2を8個並列に接続してある。
8個のLEDモジュール2で構成される光源部には、第1開閉素子としてのトランジスタ603及びFET611を介して第1電源部としての電流源601が接続されている。すなわち、電流源601は、各LEDモジュール2それぞれに所要の電流(電力)を供給する。電流源601は、例えば、1.6Aの定電流源であって、各LEDモジュール2に0.2Aの定電流を供給することができる。これにより、各LED22には、0.2Aの電流を流すことができる。
トランジスタ603のコレクタには電流源601を接続してあり、エミッタには各LEDモジュール2の正側端のLED22のアノードが接続されている。トランジスタ603のベースは、抵抗604を介して切替部としてのマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ603のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗605を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ603をオン/オフすることができる。
また、各LEDモジュール2の負側端のLED22のカソードには、FET611を接続してあり、FET611のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET611は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、各LEDモジュール2に流れる電流値を調整することができる。
1つのLEDモジュール2を構成するLED22のうち、1つのLED221は常夜灯である。常夜灯としてのLED221には、第2開閉素子としてのトランジスタ606及びFET610を介して第2電源部としての電流源602が接続されている。すなわち、電流源602は、常夜灯としてのLED221に所要の電流(電力)を供給する。
また、別のLEDモジュール2を構成するLED22のうち、1つのLED221も常夜灯である。常夜灯としてのLED221には、第2開閉素子としてのトランジスタ615及びFET618を介して第2電源部としての電流源602が接続されている。すなわち、電流源602は、常夜灯としてのLED221に所要の電流(電力)を供給する。電流源602は、例えば、0.4Aの定電流源であって、常夜灯としての各LED221に0.2Aの定電流を供給することができる。
トランジスタ606のコレクタには電流源602を接続してあり、エミッタにはLED221のアノードが接続されている。トランジスタ606のベースは、抵抗607を介してマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ606のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗608を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ606をオン/オフすることができる。
常夜灯としてのLED221のカソードには、FET610を接続してあり、FET610のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET610は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、LED221に流れる電流値を調整することができる。
トランジスタ615のコレクタには電流源602を接続してあり、エミッタにはLED221のアノードが接続されている。トランジスタ615のベースは、抵抗616を介してマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ615のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗617を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ615をオン/オフすることができる。
常夜灯としてのLED221のカソードには、FET618を接続してあり、FET618のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET618は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、LED221に流れる電流値を調整することができる。
回路の動作は実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。上述のように、光源部は、LEDモジュール2を実装した基板を複数備える。すなわち、それぞれのLEDモジュール2は、基板で分離されているので、LEDモジュール2を実装した各基板を適宜配置して設けることができる。複数の常夜灯を照明装置100内に設けるときは、1つの常夜灯が実装された基板を複数適宜配置することにより、照明装置100内での常夜灯の配置の自由度を高めることができる。例えば、図2に示すように、複数(8個)のLEDモジュール2を多角形状(八角形状)に設ける照明装置100の場合、常夜灯が実装されたLEDモジュールと実装されていないLEDモジュールとを交互に設けるなどして、常夜灯が実装されたLEDモジュールが対称性を持つように照明装置内に配置することによって、偏った箇所のみが発光することによる違和感を使用者に与えることを低減することができる。
なお、図8の例では、常夜灯としてのLED221を2つ同時に点灯する構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、マイクロコンピュータ700でLED221の点灯時間を計時する構成にしておき、所定時間経過の都度、常夜灯としてのLED221を順番に点灯させることもできる。常夜灯としてのLED221は、通常時の光源としても使用されるので、他のLEDに比べて点灯時間が長くなる。そこで、複数の常夜灯を設け、点灯時間に応じて順番に切り替えて常夜灯を点灯させることにより、常夜灯の累積点灯時間が長くなることを抑制し長寿命化を図ることができる。
実施の形態3
図9は実施の形態3のLEDモジュール2の構成の一例を示す平面図である。図9に示すように、LEDモジュール2は、矩形板状のLED基板21と、LED基板21の長手方向に沿って一列に配された9個の昼光色のLED22、LED22の間に配置された6個の電球色のLED23とを備える。LED22、23は、電気的にはそれぞれ直列に接続され、LEDモジュール2は、1つの直列光源群をなす。なお、LED22、23は空間的には図9に示すように1列状に配置してある。また、LED基板21は、鉄、アルミニウム等の金属製であり、LED22、23からの熱を光源保持部3に伝導する熱伝導体を兼ねている。なお、LED22、23の配置は一例であって、図9の例に限定されるものではない。
図10は実施の形態3の照明装置100の回路構成の一例を示す模式図である。図10に示すように、照明装置100は、光源部として、9個の昼光色のLED22が直列接続された直列光源群、及び6個の電球色のLED23が直列接続された直列光源群としてのLEDモジュール2を8個並列に接続してある。なお、LEDモジュール2は1つだけ図示している。
各LEDモジュール2のうち、9個のLED22の直列回路には、第1開閉素子としてのトランジスタ603及びFET611を介して第1電源部としての電流源601が接続されている。すなわち、電流源601は、各LED22に所要の電流(電力)を供給する。電流源601は、例えば、1.6Aの定電流源であって、各LEDモジュール2に0.2Aの定電流を供給することができる。これにより、各LED22には、0.2Aの電流を流すことができる。
トランジスタ603のコレクタには電流源601を接続してあり、エミッタには正側端のLED22のアノードが接続されている。トランジスタ603のベースは、抵抗604を介して切替部としてのマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ603のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗605を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ603をオン/オフすることができる。
また、負側端のLED22のカソードには、FET611を接続してあり、FET611のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET611は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、各LEDモジュール2に流れる電流値を調整することができる。
1つのLEDモジュール2を構成するLED22のうち、1つのLED221は常夜灯である。常夜灯としてのLED221には、第2開閉素子としてのトランジスタ606及びFET610を介して第2電源部としての電流源602が接続されている。すなわち、電流源602は、常夜灯としてのLED221に所要の電流(電力)を供給する。電流源602は、例えば、0.2Aの定電流源であって、常夜灯としてのLED221に0.2Aの定電流を供給することができる。
トランジスタ606のコレクタには電流源602を接続してあり、エミッタにはLED221のアノードが接続されている。トランジスタ606のベースは、抵抗607を介してマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ606のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗608を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ606をオン/オフすることができる。
常夜灯としてのLED221のカソードには、FET610を接続してあり、FET610のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET610は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、LED221に流れる電流値を調整することができる。
各LEDモジュール2のうち、6個のLED23の直列回路には、第1開閉素子としてのトランジスタ623及びFET631を介して第1電源部としての電流源601が接続されている。すなわち、電流源601は、各LED23に所要の電流(電力)を供給する。電流源601は、例えば、1.6Aの定電流源であって、各LEDモジュール2に0.2Aの定電流を供給することができる。これにより、各LED22には、0.2Aの電流を流すことができる。
トランジスタ623のコレクタには電流源601を接続してあり、エミッタには正側端のLED23のアノードが接続されている。トランジスタ623のベースは、抵抗624を介して切替部としてのマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ623のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗625を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ623をオン/オフすることができる。
また、負側端のLED23のカソードには、FET631を接続してあり、FET631のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET631は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、各LEDモジュール2に流れる電流値を調整することができる。
1つのLEDモジュール2を構成するLED23のうち、1つのLED231は常夜灯である。常夜灯としてのLED231には、第2開閉素子としてのトランジスタ626及びFET630を介して第2電源部としての電流源602が接続されている。すなわち、電流源602は、常夜灯としてのLED231に所要の電流(電力)を供給する。電流源602は、例えば、0.2Aの定電流源であって、常夜灯としてのLED231に0.2Aの定電流を供給することができる。
トランジスタ626のコレクタには電流源602を接続してあり、エミッタにはLED231のアノードが接続されている。トランジスタ626のベースは、抵抗627を介してマイクロコンピュータ700に接続され、トランジスタ626のベース・エミッタ間にはバイアス用の抵抗628を接続してある。マイクロコンピュータ700からの信号により、トランジスタ626をオン/オフすることができる。
常夜灯としてのLED231のカソードには、FET630を接続してあり、FET630のベースはマイクロコンピュータ700に接続されている。FET630は、マイクロコンピュータ700からの信号によりPWM制御され、オン/オフ期間のデューティ比を変更する。これにより、LED231に流れる電流値を調整することができる。
光源部としての各LEDモジュール2をすべて点灯させる通常の状態(第1状態)では、マイクロコンピュータ700は、FET611、631及びトランジスタ603、623をオン状態にし、FET610、630及びトランジスタ606、626をオフ状態にする。電流源601からの電流は、各LEDモジュール2へ流れ、すべてのLED22、23(常夜灯としてのLED221、231を含む)が点灯する。通常時には、マイクロコンピュータ700は、トランジスタ606、626をオフさせるので、電流源601からの電流がLED22、23を介して電流源602へ流れ込むことを防止することができる。
LED22、23を消灯させ、常夜灯としてのLED221、231だけを点灯させる状態(第2状態)では、マイクロコンピュータ700は、FET611、631及びトランジスタ603、623をオフ状態にし、FET610、630及びトランジスタ606、626をオン状態にする。電流源602からの電流は、常夜灯としてのLED221、231だけに流れ、他のすべてのLED22、23は消灯状態となる。
また、各LEDモジュール2をすべて点灯させる場合、マイクロコンピュータ700は、PWM制御された信号をFET611、631へ出力することにより、各LEDモジュール2からの光量を調整することができ照明装置100の調光を行うことができる。また、常夜灯としてのLED221、231を点灯させる場合、マイクロコンピュータ700は、PWM制御された信号をFET610、630へ出力することにより、常夜灯の光量を調整することができる。
上述のように、各LEDモジュール2は、昼光色及び電球色のLEDを有するので、昼光色及び電球色のLEDの配置又は個数を適宜決定することにより、通常時には昼光色から電球色までの所望の光色の照明を実現することができる。
図10の例において、常夜灯として昼光色のLED221と電球色のLED231とを備える構成であったが、例えば、常夜灯として電球色のLED231を備える構成でもよい。これにより、常夜灯として電球色を発光することができる。
上述の実施の形態において、LEDモジュールの数、LEDモジュールを構成するLEDの数は一例であって、図に示した例に限定されるものではない。また、電球色のLED光源と昼光色のLEDを用いて説明したが、それらのLEDと異なる色温度のLEDをさらに備えていてもよく、昼光色のLEDの代わりに昼白色のLEDであってもよい。
上述の実施の形態では、シーリングライトとしての照明装置について説明したが、照明装置は、シーリングライトに限定されるものでなく、他の照明装置であってよい。また、光源としてLEDモジュールを備える照明装置について説明したが、光源はLEDモジュールに限定されるものではなく、有機ELなど他の光源でもよい。
2 LEDモジュール(直列光源群)
22、23 LED(光源)
221、231 LED
601 電流源(第1電源部)
602 電流源(第2電源部)
603、623 トランジスタ(第1開閉素子)
606、615、626 トランジスタ(第2開閉素子)
610、618、630 FET(第2開閉素子)
611、631 FET(第1開閉素子)
612 ダイオード(第2開閉素子)
613 DCコンバータ(第2電源部、第2開閉素子)
614 DCコンバータ(第1電源部、第1開閉素子)
700 マイクロコンピュータ(切替部)

Claims (6)

  1. 複数の光源を有する光源部を備える照明装置において、
    複数の光源を点灯させる第1状態と、該複数の光源の一部を点灯させる第2状態とを切り替える切替部を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源部は、
    光源を複数直列接続した直列光源群を有し、
    前記光源部に電力を供給する第1電源部と、
    前記直列光源群を構成する光源の一部に電力を供給する第2電源部と
    を備え、
    前記切替部は、
    前記第1電源部及び第2電源部による電力の供給を切り替えるように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源は、発光ダイオードであり、
    前記第2電源部を、複数直列接続した発光ダイオードの少なくとも一の発光ダイオードのアノード及びカソード間に接続してあり、
    前記第1電源部と光源部との間の電路を開閉する第1開閉素子と、
    前記第2電源部と前記一の発光ダイオードとの間の電路を開閉する第2開閉素子と
    を備え、
    前記切替部は、
    前記第1開閉素子及び第2開閉素子の開閉を切り替えるように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源部は、
    直列光源群を実装した基板を複数備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記光源部は、
    電球色の光源と、電球色と色温度が異なる光源とを有し、
    前記第2電源部は、電球色の光源に電力を供給するように構成してあることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記第1電源部及び第2電源部の少なくとも一方は、光源の光を調光する調光回路を備えることを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の照明装置。
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