JP2015170417A - 光源ユニットおよび照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】より広い範囲の相関色温度を再現しつつ発光効率の低下を抑えることができる、あるいは使用者の快適性を充足することができる光源ユニットおよび照明器具を提供する。【解決手段】実施形態によれば、3種類の白色光源と;制御部と;を具備する光源ユニットが提供される。前記3種類の白色光源は、相関色温度の定義域内に色度座標を有し下方を照射する。前記3種類の白色光源の相関色温度は、互いに異なる。前記制御部は、前記3種類の白色光源を種類ごとに調光制御可能である。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、光源ユニットおよび照明器具に関する。
例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等の発光素子を光源とする照明器具の開発が進められている。発光ダイオードを光源とする照明器具としては、例えば住宅の天井面等に取付けられるシーリングライトや、ベースライトや、電球形LEDなどが挙げられる。このような照明器具においては、単に周囲を明るく照らすだけではなく、生活様式の多様化に伴い生活シーンに合わせた適切な光空間を演出することが望まれている。例えば、より広い範囲の相関色温度を再現しつつ、発光効率の低下を抑えることが望まれている。あるいは、例えば、周囲の環境や光が生体に与える影響等を考慮し、使用者の快適性を充足する等の機能が望まれている。
特開2013−98038号公報
本発明の実施形態は、より広い範囲の相関色温度を再現しつつ発光効率の低下を抑えることができる、あるいは使用者の快適性を充足することができる光源ユニットおよび照明器具を提供する。
実施形態によれば、3種類の白色光源と;制御部と;を具備する光源ユニットが提供される。前記3種類の白色光源は、相関色温度の定義域内に色度座標を有し下方を照射する。前記3種類の白色光源の相関色温度は、互いに異なる。前記制御部は、前記3種類の白色光源を種類ごとに調光制御可能である。
本発明の実施形態によれば、より広い範囲の相関色温度を再現しつつ発光効率の低下を抑えることができる、あるいは使用者の快適性を充足することができる光源ユニットおよび照明器具が提供される。
図1(a)および図1(b)は、実施形態にかかる光源ユニットを備える照明器具を表す模式的斜視図である。 実施形態にかかる照明器具を表す模式的分解図である。 図3(a)および図3(b)は、実施形態にかかる光源ユニットを表す模式的平面図である。 実施形態にかかる光源ユニットの例を表す模式的平面図である。 実施形態の発光素子の仕様の例を表す表である。 実施形態にかかる光源ユニットの要部構成を表すブロック図である。 他の実施形態にかかる光源ユニットの例を表す模式的平面図である。 図8(a)および図8(b)は、実施形態の発光素子が放射する光の相対分光分布を表すグラフ図である。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
図1(a)および図1(b)は、実施形態にかかる光源ユニットを備える照明器具を表す模式的斜視図である。
図2は、実施形態にかかる照明器具を表す模式的分解図である。
図3(a)および図3(b)は、実施形態にかかる光源ユニットを表す模式的平面図である。
図1(a)は、実施形態にかかる光源ユニットを備える照明器具の発光面側を表す模式的斜視図である。図1(b)は、実施形態にかかる光源ユニットを備える照明器具の発光面とは反対側を表す模式的斜視図である。図3(a)は、実施形態にかかる光源ユニットの発光面側を表す模式的平面図である。図3(b)は、図3(a)に表した領域A1を拡大して眺めた模式的拡大図である。
図1(a)〜図3(b)に表した照明器具100は、器具取付面に設置された配線器具としての引掛けシーリングボディに取付けられて使用される一般家庭用のものである。図1(a)〜図3(b)に表した照明器具100は、基板に実装された複数の発光素子を有する光源部から放射される光によって室内の照明を行うものである。但し、実施形態にかかる照明器具は、これだけに限定されない。例えば、実施形態にかかる照明器具は、ベースライトや電球形ライトなどであってもよい。以下では、いわゆるシーリングライトを例に挙げて説明する。
図1(a)〜図3(b)に表したように、実施形態にかかる照明器具100は、光源ユニット210と、配光制御部140と、カバー150と、を備える。光源ユニット210は、電源部110と、器具本体120と、光源部130と、を有する。
カバー150は、例えば、乳白色のアクリル樹脂成形体であり、光透過性を有する。カバー150の下面150aは、発光面を形成する。
図1(a)〜図3(b)に表した照明器具100の外形は円形であるが、これに限定されるわけではない。例えば、照明器具100の外形は、楕円または方形であってもよい。
電源部110は、冷間圧延鋼板等の金属材料の平板から成形されたシャーシを有する。電源部110のシャーシは、環状に組み合せられている。電源部110のシャーシの内部には、制御部115を含む回路部品116が設けられている(図2参照)。図1(b)に表したように、電源部110は、上面110aの中央に嵌合部111を有する。嵌合部111は、例えば、住宅の天井に設けられた接続器具(配線器具)としての引掛けシーリングボディに嵌合し、器具本体120を天井に固定する。嵌合部111には、引掛けシーリングボディを案内するアダプタガイド113が取り付けられている。
本願明細書においては、説明の便宜上、電源部110からみてカバー150の側を「下方」とし、カバー150からみて電源部110の側を「上方」とする。これは、他の構成要素においても同様である。
器具本体120は、例えば、冷間圧延鋼板等の金属材料の平板を成形したシャーシである。器具本体120の略中央部には、アダプタガイド113を通す穴121が形成されている。
光源部130は、基板131と、複数の発光素子(光源)133と、を有し、接続部を介して電源部110と分離可能に設けられる。発光素子133は、基板131の下面131aに設けられる。基板131は、所定の幅寸法を有した略円弧状の2枚の基板が繋ぎ合わされた構造を有し、全体として略環状に形成されている。つまり、全体として略環状に形成された基板131は、2枚の分割された基板を有する。複数の分割された基板131は、基板131の内側において電線135などを介してコネクタ(電気接続部)CNにより電気的に接続されている。基板131は、器具本体120の下面120aに固定される。なお、基板131は、4枚の分割された基板を有していてもよい。
分割された基板を用いることにより、基板131の分割部で熱的収縮を吸収して基板131の変形を抑制することができる。なお、複数に分割された基板を用いることが好ましいが、略環状状に一体的に形成された一枚の基板が用いられてもよい。さらに、特定の基板131の内周側には、電源供給部137が設けられている。電源供給部137は、具体的にはコネクタCNである。点灯装置と電気接続される出力線Wが電源供給部137に接続され、基板131の配線パターンを介して複数の発光素子133に電力が供給される。
基板131の下面131aには、発光素子133の放射光を反射する部材が塗布される。例えば、基板131の下面131aには、酸化チタン等を分散した樹脂が塗布される。基板131の下面131aに反射部材が塗布されることにより、器具本体120の中央部における輝度の低下を防ぐことができる。
基板131は、例えば、ガラスエポキシ樹脂などの絶縁性基板と、銅箔を用いて形成された配線と、を有する。反射部材は、発光素子133が配設された部分を除いた基板131の下面131aに塗布される。すなわち、基板131は、反射部材により隠された配線を有し、複数の発光素子133を電気的に接続する。
発光素子133は、LED(Light Emitting Diode)である。発光素子133は、表面実装型のLEDパッケージである。図3(a)および図3(b)に表したように、LEDパッケージは、複数(図3(a)の例では2枚)のサークル状の基板131の周方向に沿って実装されている。また、LEDパッケージは、半径の異なる略同心円の周上に複数列(図3(a)の例では2列)に亘って実装されている。つまり、LEDパッケージは、内周側の列(第1の列)139aおよび外周側の列(第2の列)139bに亘って実装されている。
LEDパッケージは、概略的にはセラミックスや合成樹脂で形成されたキャビティに配設されたLEDチップと、LEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂と、を有する。
実施形態の光源部130は、複数の種類の発光素子133を有する。より具体的には、実施形態の光源部130は、互いに相関色温度の異なる3種類の発光素子133を有する。内周側の列139aに実装されているLEDパッケージには、相関色温度が約6500ケルビン(K)程度(第1の相関色温度)の第1の発光素子(第1の光源)133aと、相関色温度が約3000K程度(第2の相関色温度)の第2の発光素子(第2の光源)133bと、相関色温度が約2000K程度(第3の相関色温度)の第3の発光素子(第3の光源)133cと、が用いられている。第1の発光素子133aは、昼光色(D)の光を放射する。第2の発光素子133bは、電球色(L)の光を放射する。
第1の発光素子133a、第2の発光素子133b、および第3の発光素子133cは、円周上に順次、第1の発光素子133a、第2の発光素子133b、および第3の発光素子133cと連続的に略等間隔を空けて配置されている。LEDチップは、青色光を放射するLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されている。電球色(L)および昼光色(D)の昼光色系の光を放射できるようにするために、蛍光体として、主として青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体や赤み成分を補うため赤色蛍光体が用いられている。外周側の列139bのLEDパッケージの実装形態は、内周側の列139aのLEDパッケージの実装形態と同様である。
本願明細書においては、説明の便宜上、相関色温度が約6500K程度の第1の発光素子133aと、相関色温度が約3000K程度の第2の発光素子133bと、相関色温度が約2000K程度の第3の発光素子133cと、の少なくともいずれかを「白色光源」あるいは「主光源」と称する。言い換えれば、「白色光源」および「主光源」とは、相関色温度の定義域内に色度座標を有し、主に下方を照射する光源をいう。
なお、第1の発光素子133a、第2の発光素子133b、および第3の発光素子133cの配列は、特定されず順不同でもよく、例えば、第2の発光素子133b、第1の発光素子133a、第3の発光素子133cの順に配列してもよい。また、隣り合う発光素子は、互いに異なる相関色温度の光を放射することが好ましいが、格別限定されるものではない。一例としては、第1の発光素子133a、第1の発光素子133a、第2の発光素子133b、第2の発光素子133b、第3の発光素子133c、および第3の発光素子133cのように同色の光を放射する発光素子を2個ずつ連続的に配置することも可能である。
制御部115は、発光素子133の種類ごとの調光制御(個別制御)を行うことができる。制御部115の調光制御の詳細については、後述する。
配光制御部140は、器具本体120に固定され、発光素子133、並びに、分割された複数の基板131の間の電気接続部および電源供給部を覆う。配光制御部140の材料は、例えば樹脂を含む。配光制御部140は、光源部(充電部)130の全体を覆う。そのため、配光制御部140は、光源部130を保護する機能を有する。なお、配光制御部140の内周側には基板131の電気接続部および電源供給部に対応した凸部145が形成されている。凸部145は、環状方向である周方向にコネクタ寸法よりも長い寸法に形成されている。すなわち、配光制御部140は、回動させることによって器具本体120に着脱する構造であるため、配光制御部140の回動の際に電気接続部CNおよび電線135と干渉しないように周方向にコネクタ寸法よりも長い凸部145を有する。
図2に表したように、配光制御部140は、レンズ部141を有する。レンズ部141は、第1の部分141aと、第2の部分141bと、を有する。第1の部分141aは、内周側の列139aの発光素子133を覆い、内周側の列139aの発光素子133の配光を制御する。第2の部分141bは、外周側の列139bの発光素子133を覆い、外周側の列139bの発光素子133の配光を制御する。つまり、実施形態の配光制御部140は、各列に配設された発光素子133の配光を、列ごとに独立に制御する。
これにより、カバー150の下面(発光面)150aにおける色むらおよび輝度むらを軽減し、色度および輝度の均一化を図ることができる。
実施形態にかかる光源ユニット210について、図面を参照しつつさらに説明する。 図4は、実施形態にかかる光源ユニットの例を表す模式的平面図である。
図5は、実施形態の発光素子の仕様の例を表す表である。
図6は、実施形態にかかる光源ユニットの要部構成を表すブロック図である。
図4は、実施形態にかかる光源ユニットを発光面の側から眺めた模式的平面図である。
図4および図5に表した例では、34個の第1の発光素子133aが設けられている。つまり、17個の第1の発光素子133aが内周側の列139aに設けられ、17個の第1の発光素子133bが外周側の列139bに設けられている。第2の発光素子133bの配置形態および第3の発光素子133cの配置形態は、第1の発光素子133aの配置形態と同様である。第1の発光素子133a、第2の発光素子133b、および第3の発光素子133cのそれぞれの他の仕様は、図5に表した表の通りである。但し、第1の発光素子133a、第2の発光素子133b、および第3の発光素子133cのそれぞれの仕様は、これだけには限定されない。
図6に表したように、電源部110は、商用交流電源ACに接続される。光源部130は、電源部110に接続される。
電源部110は、直流電源として機能し、商用交流電源ACを受けて直流出力を生成する。光源部130は、図1(a)〜図3(b)に関して前述した通りである。
間接光光源部160は、図1(b)に表したように、器具本体120の背面側(上側)に配設され、主として天井面を照らす機能を有する。間接光光源部160は、嵌合部111の周囲に複数設けられ、基板161と、複数の発光素子163と、を有する。基板161は、例えば略長方形状の平板に形成されている。発光素子163は、基板161の長手方向に沿って略直線状に並べられ基板161に実装されている。発光素子163の相関色温度は、約3000K程度である。発光素子163は、電球色(L)の光を放射する。
間接光光源部160は、電源部110の上部の側壁の4箇所に取り付けられている。より具体的には、図1(b)に表したように、電源部110の上部は、略四角形の形成されている。間接光光源部160は、略四角形の形状を呈する電源部110の上部の側壁に取り付けられている。4箇所に取り付けられた間接光光源部160のそれぞれは、カバー165に覆われている。
制御部115は、設定情報入出力部115aと、調光制御手段115bと、記憶手段115cと、を有する。調光制御手段115bは、設定情報入出力部115aに接続されている。記憶手段115cは、設定情報入出力部115aに接続されている。設定情報入出力部115aには、リモコン信号受信部127が接続されている。記憶手段115cには、モード記憶部118aが設けられている。
調光制御手段115bには、PWM制御回路117aと、スイッチング制御回路117bと、が設けられている。スイッチング制御回路117bは、PWM制御回路117aに接続されている。図6に表したように、PWM制御回路117aおよびスイッチング制御回路117bは、第1の発光素子133aと、第2の発光素子133bと、第3の発光素子133cと、間接光光源部160の発光素子163と、のそれぞれに対して設けられている。つまり、4個のPWM制御回路117aおよび4個のスイッチング制御回路117bが設けられている。
これにより、制御部115は、光源部130と、間接光光源部160と、を独立して制御可能である。また、制御部115は、発光色ごとの調光制御(個別制御)が可能となっている。したがって、光源部130については、発光色ごとの調光比を調整して発光色ごとの光出力を可変し、相関色温度が約6500K程度の第1の発光素子133aと、相関色温度が約3000K程度の第2の発光素子133bと、相関色温度が約2000K程度の第3の発光素子133cと、の発光色を混色して所望の発光色を表現することができる(個別制御モード)。例えば、使用者は、リモコン送信器180を操作することにより、発光色ごとの調光比を調整して発光色ごとの光出力を変更することができる。
ここで、本発明者の得た知見によれば、青色光を含む光は、メラトニン分泌を抑制する。そのため、使用者が青色光を含む光を受けると、入眠潜時が長くなることがある。つまり、入眠が阻害されることがある。そこで、光源ユニット210および照明器具100に対して、より広い範囲の相関色温度を再現することが望まれる。しかし、より広い範囲の相関色温度を再現するためには、例えば2種類の白色光源が設けられている場合において、一方の白色光源の相関色温度と、他方の白色光源の相関色温度と、の間の差をより大きくする必要がある。すると、発光効率が低下する。
より具体的には、光源の視感効率は、CIE(国際照明委員会)標準比視感度により重みづけされる。CIE標準比視感度によれば、明所視では波長が555ナノメートル(nm)の光において視感度が最大となる。そのため、比較的多くの相対エネルギーが長波長の側に分布する低色温度のLEDの発光効率は、一般的に低い。
例えば、相関色温度が2200Kで、光束量が1000ルーメン(lm)の光を実現する場合を想定する。この場合には、制御部115は、6500Kの光源と2000Kの光源とを、1.5:8.5の光束比で調光する。すると、2200Kの光は、20ワット(W)の電力を消費する。また、発光効率は、50lm/Wとなる。
これに対して、実施形態にかかる光源ユニット210は、互いに相関色温度の異なる3種類の発光素子133を有する。図4および図5に表した例では、光源ユニット210は、相関色温度が約6500K程度の第1の発光素子133aと、相関色温度が約3000K程度の第2の発光素子133bと、相関色温度が約2000K程度の第3の発光素子133cと、を有する。この場合において、相関色温度が2200Kで、光束量が1000ルーメン(lm)の光を実現するときには、制御部115は、6500Kの光源と3000Kの光源と2000Kの光源とを、0.5:3.0:6.5の光束比で調光する。すると、2200Kの光は、17Wの電力を消費する。また、発光効率は、58lm/Wとなる。これにより、光源ユニットが互いに相関色温度の異なる3種類の発光素子を有する場合の発光効率は、光源ユニットが互いに相関色温度の異なる2種類の発光素子を有する場合の発光効率よりも高い。
実施形態によれば、光源ユニット210は、2種類の発光素子(実施形態では第1の発光素子133aおよび第3の発光素子133c)により再現可能な相関色温度の領域内に、3種類目の発光素子(実施形態では第2の発光素子133b)を有する。そのため、実施形態にかかる光源ユニット210および照明器具100は、より広い範囲の相関色温度を再現しつつ発光効率の低下を抑えることができる。
次に、他の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図7は、他の実施形態にかかる光源ユニットの例を表す模式的平面図である。
図8(a)および図8(b)は、実施形態の発光素子が放射する光の相対分光分布を表すグラフ図である。
図7は、実施形態にかかる光源ユニットを発光面の側から眺めた模式的平面図である。 図8(a)は、第1の発光素子の相対分光分布を例示するグラフ図である。図8(b)は、第2の発光素子の相対分光分布を例示するグラフ図である。
図7に表したように、実施形態にかかる光源ユニット210aの光源部130aは、互いに相関色温度の異なる2種類の発光素子133を有する。内周側の群138aに実装されているLEDパッケージには、相関色温度が約2700K程度の第1の発光素子(第1の光源)133dが用いられている。内周側の群138aには、第1の列134aと第2の列134bとが設けられている。第1の列134aおよび第2の列134bは、互いに半径の異なる略同心円を形成する。第2の列134bの半径は、第1の列134aの半径よりも大きい。第1の発光素子133dは、第1の列134aおよび第2の列134bに亘って実装されている。
外周側の群138bに実装されているLEDパッケージには、相関色温度が約5000K程度の第2の発光素子(第2の光源)133eが用いられている。外周側の群138bには、第3の列134cと第4の列134dとが設けられている。第1の列134a、第2の列134b、第3の列134c、および第4の列134dは、互いに半径の異なる略同心円を形成する。第3の列134cの半径は、第2の列134bの半径よりも大きい。第4の列134dの半径は、第3の列134cの半径よりも大きい。第2の発光素子133eは、第3の列134cおよび第4の列134dに亘って実装されている。
図8(a)に表したように、第1の発光素子133dは、580nm以上の範囲にピーク波長を有する。第1の発光素子133dの相対分光分布において、全波長領域のエネルギーに占める500nm以下の波長領域のエネルギーE1の割合は、15パーセント(%)以下である。図8(a)に表したグラフ図の例では、全波長領域のエネルギーに占める500nm以下の波長領域のエネルギーE1の割合は、約10%程度である。
図8(b)に表したように、第2の発光素子133eは、500nm以下の範囲にピーク波長を有する。第2の発光素子133eの相対分光分布において、全波長領域のエネルギーに占める500nm以下の波長領域のエネルギーE2の割合は、25%以上である。図8(b)に表したグラフ図の例では、全波長領域のエネルギーに占める500nm以下の波長領域のエネルギーE2の割合は、約34%程度である。
例えば、制御部115は、全ての第1の発光素子133dおよび全ての第2の発光素子133eの光出力を最大にして発光色を混色する全光状態から相関色温度が約2700K程度の第1の発光素子133dを徐々に減光する制御を実行する。すると、全光状態の発光色は、徐々に青色成分の比較的少ないオレンジ色に近づく。続いて、発光面が中心部に向かって小さくなっていく。これにより、混光に含まれる青色光の成分を相対的に低減し、在室者のメラトニン抑制度を低減することで快眠を促すことができる。
このように、第1の発光素子133dの青色光の成分は、第2の発光素子133eの青色光の成分よりも少ない。言い換えれば、第1の発光素子133dが放射する光に含まれる青色光の割合は、第2の発光素子133eが放射する光に含まれる青色光の割合よりも低い。
これによれば、互いに異なる相対分光分布を有する光源(実施形態では第1の発光素子133dおよび第2の発光素子133e)を配置し個別に制御可能とすることで、様々な光のシーンを演出することができる。光源ユニット210aの中心部に設置された第1の発光素子133dの数は、光源ユニット210aの周縁部に設置された第2の発光素子133eの数よりも少ない。そのため、低コスト化を実現することができ、また、色ムラの発生を抑えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 照明器具、 110 電源部、 110a 上面、 111 嵌合部、 113 アダプタガイド、 115 制御部、 115a 設定情報入出力部、 115b 調光制御手段、 115c 記憶手段、 116 回路部品、 117a PWM制御回路、 117b スイッチング制御回路、 118a モード記憶部、 120 器具本体、 120a 下面、 121 穴、 127 リモコン信号受信部、 130、130a 光源部、 131 基板、 131a 下面、 133 発光素子、 133a 第1の発光素子、 133b 第2の発光素子、 133c 第3の発光素子、 133d 第1の発光素子、 133e 第2の発光素子、 134a 第1の列、 134b 第2の列、 134c 第3の列、 134d 第4の列、 135 電線、 137 電源供給部、 138a 第1の群、 138b 第2の群、 139a 内周側の列、 139b 外周側の列、 140 配光制御部、 141 レンズ部、 141a 第1の部分、 141b 第2の部分、 145 凸部、 150 カバー、 150a 下面、 160 間接光光源部、 161 基板、 163 発光素子、 165 カバー、 180 リモコン送信器、 210、210a 光源ユニット

Claims (6)

  1. 相関色温度の定義域内に色度座標を有し下方を照射する白色光源であって、前記相関色温度が互いに異なる3種類の白色光源と;
    前記3種類の白色光源を種類ごとに調光制御可能な制御部と;
    を具備する光源ユニット。
  2. 前記3種類の白色光源は、
    第1の相関色温度の第1の発光素子と、
    前記第1の相関色温度よりも低い第2の相関色温度の第2の発光素子と、
    前記第1の相関色温度および前記第2の相関色温度よりも低い第3の相関色温度の第3の発光素子と、
    を有し、
    前記第2の相関色温度は、前記第1の発光素子および前記第3の発光素子により再現可能な相関色温度の領域内に存在する請求項1記載の光源ユニット。
  3. 第1の相関色温度の第1の光源と;
    前記第1の光源よりも外側に設けられ前記第1の相関色温度とは異なる第2の光源と;
    前記第1の光源および前記第2の光源のそれぞれを調光制御可能な制御部と;
    を具備し、
    前記第1の光源が放射する光に含まれる青色光の割合は、前記第2の光源が放射する光に含まれる青色光の割合よりも低い光源ユニット。
  4. 前記第1の光源は、580ナノメートル以上の範囲にピーク波長を有し、
    前記第2の光源は、500ナノメートル以下の範囲にピーク波長を有する請求項3記載の光源ユニット。
  5. 前記第1の光源の相対分光分布における全波長領域のエネルギーに占める500ナノメートル以下の波長領域のエネルギーの割合は、15パーセント以下であり、
    前記第2の光源の相対分光分布における全波長領域のエネルギーに占める500ナノメートル以下の波長領域のエネルギーの割合は、25パーセント以上である請求項3または4に記載の光源ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光源ユニットを具備する照明器具。
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