JP2011222084A - メモリチップおよびマルチチップパッケージ - Google Patents

メモリチップおよびマルチチップパッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP2011222084A
JP2011222084A JP2010090478A JP2010090478A JP2011222084A JP 2011222084 A JP2011222084 A JP 2011222084A JP 2010090478 A JP2010090478 A JP 2010090478A JP 2010090478 A JP2010090478 A JP 2010090478A JP 2011222084 A JP2011222084 A JP 2011222084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
input buffer
address
write
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010090478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5364638B2 (ja
Inventor
Hikaru Mochizuki
光 望月
Yasuaki Niino
靖章 新納
Koichi Magome
幸一 馬篭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
Toshiba Information Systems Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Information Systems Japan Corp, Toshiba Information Systems Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010090478A priority Critical patent/JP5364638B2/ja
Priority to US13/080,261 priority patent/US8488391B2/en
Publication of JP2011222084A publication Critical patent/JP2011222084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5364638B2 publication Critical patent/JP5364638B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/32Timing circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/08Address circuits; Decoders; Word-line control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/02Disposition of storage elements, e.g. in the form of a matrix array
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

【課題】入力データの取りこぼしを発生させることなく入力バッファの消費電力を低減する。
【解決手段】アドレスサイクル識別回路74は、書き込み先アドレスの入力サイクルの終了を検知してチップ選択信号の出力タイミングよりも早いタイミングでアドレス最終サイクル信号を出力し、バッファ制御部(アンド回路75、オア回路76、オア回路72)は、アドレス最終サイクル信号がHighとなっている間、チップ選択信号の状態に関わらず入力バッファ61を活性状態とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、メモリチップおよびマルチチップパッケージに関する。
コンピュータシステムに用いられるメモリシステムとして、NAND型の記憶セルを備えるメモリチップ(NANDチップ)を搭載したSSD(Solid State Drive)が注目されている。SSDは、磁気ディスク装置に比べ、高速、軽量などの利点を有している。
SSDを設計する場合、NANDチップのアクセス制御を実行するコントローラチップのピン数や実装面積が限られた中で、データ容量を増やすために、NANDチップを複数枚Stack(積層)したマルチチップパッケージ(積層メモリ)を使用する必要がある。かかるマルチチップパッケージでは、内部でI/O信号線および制御信号線が複数NANDチップ間で共通接続されており、コントローラチップから入力されたコマンド、アドレス、およびデータは、信号線が共通接続されている全てのNANDチップに伝達される。
特許文献1には、マルチチップパッケージを構成する夫々のNANDチップが共通接続されている信号線上で、出力信号が互いに衝突することなく動作することができる技術が開示されている。特許文献1によれば、マルチチップパッケージを構成する夫々のNANDチップは、夫々のNANDチップに固有の状態が設定されるオプションピンを備えており、複数NANDチップ間で共通に受信したアドレスの上位ビットとオプションピンに設定されている状態との比較に基づいてアクセス対象が自チップであるか否かを判定し、判定結果に基づいて出力バッファを活性化/非活性化する。
また、特許文献2には、データの入力を受け付ける入力バッファを入力イネーブル信号(入力バッファ制御信号)で制御する技術が開示されている。
特開平11−120075号公報 特開2005−302290号公報
本発明は、入力データの取りこぼしを発生させることなく入力バッファの消費電力を低減したメモリチップおよび該メモリチップを積層したマルチチップパッケージを提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、記憶領域を備え、前記記憶領域にアクセスするためのI/O信号線が複数のメモリチップ間で共通接続されるメモリチップであって、書き込み処理時に、前記I/O信号線から書き込み先アドレス、書き込みデータの順で入力を受け付ける、活性状態/非活性状態の状態切り替えが可能な入力バッファと、前記入力バッファが前記書き込み先アドレスを受け付けた後、前記受け付けた書き込み先アドレスに基づいて自メモリチップが書き込み対象であるか否かを判定するチップ判定を行い、前記チップ判定の判定結果を出力するチップ判定部と、前記チップ判定部が出力した判定結果に基づいて前記入力バッファの状態切り替えを実行するバッファ制御部と、前記書き込み先アドレスの最終サイクルを検知して検知結果を前記チップ判定部の判定結果の出力タイミングよりも早いタイミングで出力するアドレスサイクル識別部と、を備え、前記バッファ制御部は、前記アドレスサイクル識別部が前記検知結果を出力している間、前記チップ判定の判定結果に関わらず前記入力バッファを活性状態とする、ことを特徴とするメモリチップが提供される。
また、本願発明の一態様によれば、夫々記憶領域を備える複数のメモリチップを備え、前記記憶領域にアクセスするためのI/O信号線が前記積層されている複数のメモリチップ間で共通接続されるマルチチップパッケージであって、前記夫々のメモリチップは、書き込み処理時に、前記I/O信号線から書き込み先アドレス、書き込みデータの順で入力を受け付ける、活性状態/非活性状態の状態切り替えが可能な入力バッファと、前記入力バッファが前記書き込み先アドレスを受け付けた後、前記受け付けた書き込み先アドレスに基づいて自メモリチップが書き込み対象であるか否かを判定するチップ判定を行い、前記チップ判定の判定結果を出力するチップ判定部と、前記チップ判定部が出力した判定結果に基づいて前記入力バッファの状態切り替えを実行するバッファ制御部と、前記書き込み先アドレスの最終サイクルを検知して前記チップ判定部の判定結果の出力タイミングよりも早いタイミングで検知結果を出力するアドレスサイクル識別部と、を備え、前記バッファ制御部は、前記アドレスサイクル識別部が前記検知結果を出力している間、前記チップ判定の判定結果に関わらず前記入力バッファを活性状態とする、ことを特徴とするマルチチップパッケージが提供される。
本発明によれば、入力データの取りこぼしを発生させることなく入力バッファの消費電力を低減することができるという効果を奏する。
図1は、SSDの構成例を示す図である。 図2は、メモリパッケージのレイアウトを示す図である。 図3は、II−II線に沿ったメモリパッケージの断面図である。 図4は、4つのNANDチップの回路図である。 図5は、NANDチップの構成を説明するブロック図である。 図6は、入力バッファの構成を説明する回路図である。 図7は、メモリセルアレイに含まれる1個のブロックの構成例を示す回路図である。 図8は、比較例にかかる技術を適用した場合のNANDチップの機能構成を説明する図である。 図9は、比較例にかかる技術を適用した入力バッファの遷移タイミングを説明するタイミングチャートである。 図10は、本発明の実施の形態を適用したNANDチップの機能構成を説明する図である。 図11は、本発明の実施の形態を適用した入力バッファの遷移タイミングを説明するタイミングチャートである。
ここで、マルチチップパッケージに対して書き込みが行われる際、アクセス対象でないNANDチップが入力バッファに書き込みデータを受け付けると、該入力バッファの駆動電流が無駄に消費されてしまう。そこで、夫々のNANDチップは、自身が書き込み対象ではない場合、書き込みデータが送信されてくる間(データロードサイクル)は入力バッファを非活性化しておくことが考えられる。
しかしながら、書き込み先アドレスに基づいて書き込み対象が自チップであるか否かを判定する処理を行い、該判定の後に入力バッファ制御信号を用いて入力バッファを活性化/非活性化するようにすると、書き込み先アドレスを受け付けてから入力バッファが活性化されるまでの処理にかかる遅延が大きくなるため、書き込み先アドレスの直後に送信されてくる書き込みデータを取りこぼす可能性が生じるという問題が本願発明者等によって見出された。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態にかかるメモリチップおよびマルチチップパッケージを詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。ここでは、メモリチップの一例としてNAND型の記憶セルを備えるNANDチップを例に挙げて説明するが、本実施の形態の適用対象はNANDチップだけに限定しない。また、マルチチップパッケージ内部において複数のメモリチップは必ずしも積層されていなくてもよい。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるNANDチップが搭載されるSSDの構成例を示す図である。図示するように、SSD100は、パーソナルコンピュータなどのホスト装置200とATA(Advanced Technology Attachment)規格の通信インターフェースで接続され、ホスト装置200の外部記憶装置として機能する。SSD100は、ホスト装置200からリード/ライトされるデータを記憶するNANDメモリ2と、ホスト装置200とNANDメモリ2との間のデータ転送および該データ転送の一環としてNANDメモリ2のアクセス制御を実行するコントローラチップであるデータ転送装置1と、データ転送装置1がデータ転送のための転送データを一次格納するための揮発性メモリであるRAM3と、を備えている。ホスト装置200から送信されてきたデータは、データ転送装置1の制御の下、いったんRAM3に格納され、その後、RAM3から読み出されてNANDメモリ2に書き込まれる。
データ転送装置1は、ATA I/Fの制御およびホスト装置200とRAM3との間のデータ転送の制御を実行するATAインターフェースコントローラ(ATAコントローラ)11と、RAM3に対するデータのリード/ライトを制御するRAMコントローラ13と、NANDメモリ2とRAM3との間のデータ転送の制御を実行するNANDコントローラ12と、ファームウェアに基づいてデータ転送装置1全体の制御を実行するMPU14と、をさらに備えている。
NANDメモリ2は、夫々並列にアクセス制御される複数(ここでは4つ)のマルチチップパッケージとしてのメモリパッケージ2a〜2dを有し、メモリパッケージ2a〜2dは夫々独立に信号線群(チャネルch0〜ch3)を介してNANDコントローラ12に接続されている。NANDコントローラ12は、MPU14からの読み出し指示/書き込み指示に基づいて、メモリパッケージ2a〜2dに夫々個別にコマンド、アドレス、データを含むI/O信号と制御信号とを送信し、メモリパッケージ2a〜2dに対するリード/ライトを実行する。
メモリパッケージ2a〜2dは、夫々複数(ここでは4つ)のNANDチップ21を含んで構成されている。図2は、メモリパッケージ2a〜2dのレイアウトを示す図である。なお、メモリパッケージ2a〜2dは夫々同一の構成を備えているので、以降はメモリパッケージ2aで代表させて説明する。図3は図2に示したII−II線に沿ったメモリパッケージ2aの断面図である。
基板22上には、NANDチップ(Chip0)21、スペーサ24、NANDチップ(Chip1)21、スペーサ24、NANDチップ(Chip2)21、スペーサ24、NANDチップ(Chip3)21が順次積層されている。最下層のNANDチップ(Chip0)21は、樹脂からなるアンダーフィル25によって基板22に固定されている。
基板22上には、複数の端子23が設けられている。各NANDチップ21の端子(ピン)は、ボンディングワイヤ28を介して基板22上の端子23に電気的に接続されている。基板22の下には、半田ボール27が設けられている。半田ボール27は、端子23に電気的に接続されている。メモリパッケージ2aは、例えば、データ転送装置1およびRAM3が搭載されたプリント基板に半田実装される。NANDチップ21を駆動する電力およびNANDコントローラ12からの各種信号は、半田ボール27、端子23、およびボンディングワイヤ28を介して夫々のNANDチップ21が備える対応するピンに入力される。基板22上に積層された複数のNANDチップ21及びボンディングワイヤ28は、モールド樹脂26によって封止されている。
なお、ここではメモリパッケージ2aはBGA(Ball Grid Array)のパッケージ構造を有するとして説明しているが、PGA(Pin Grid Array Package)など他のパッケージ構造で構成するようにしてもよい。
図4は、メモリパッケージ2aが備える4つのNANDチップ21の回路図である。図示するように、メモリパッケージ2aには、NANDチップ21を制御するための制御信号線と、コマンド、アドレス、およびデータが送信されてくるI/O信号線と、電位供給線とが接続されている。なお、制御信号線は、チップイネーブル信号(CE)、コマンドラッチイネーブル信号(CLE)、アドレスラッチイネーブル信号(ALE)、ライトイネーブル信号(WE)、リードイネーブル信号(RE)、ライトプロテクト信号(WP)、レディービジー信号(RY/BY)を含む。また、電位供給線は、電源電位Vccおよび接地電位Vssを供給する。図示するように、制御信号線およびI/O信号線はメモリパッケージ2a内で共通配線となっている。ここでは、I/O信号線は、一例として8ビットの信号線であるとするが、I/O信号線の伝送幅は8ビットに限定しない。
夫々NANDチップ21は、自チップ21駆動用の電源電位Vccおよび接地電位Vss(GND)が与えられる電位供給ピン29を備えており、電源電位Vccおよび接地電位Vssは各NANDチップ21の電位供給ピン29に共通接続されている。また、夫々のNANDチップ21は、2つの入力ピンからなるオプションピン30を備えており、オプションピン30が備える2つの入力ピンの夫々にVssが接続されているかVccが接続されているかによって各NANDチップ21を夫々識別できるようになっている。
例えば、Chip0のオプションピン30は、入力ピンが二つともVssに接続されている状態となっている。また、Chip1のオプションピン30は、紙面左側の入力ピンがVccに接続されており、紙面右側の入力ピンがVssに接続されている。夫々のNANDチップ21は、I/O信号線を介して送信されてきたアドレスの上位2ビットとオプションピン30の2つの入力ピンの状態との比較に基づいて、自NANDチップ21がアクセス対象となっているか否かを判定する。例えば、オプションピン30のうちの紙面右側の入力ピンがアドレスの最上位ビット、紙面左側の入力ピンが最上位から二番目のビットに夫々対応し、Vccの電位が与えられている状態が「1」、Vssの電位が与えられている状態が「0」に夫々対応する設定である場合、アドレスの上位2ビットが「00」であればChip0がアクセス対象となり、「01」であればChip1がアクセス対象となる。
なお、メモリパッケージ2aが2個のNANDチップ21を備える場合、各NANDチップ21を識別するために、少なくともn個の入力ピンが必要となる。夫々のNANDチップ21を識別できるのであれば、オプションピン30に設定される状態は図4に示す例に限定しない。
図5は、1つのNANDチップ21の構成を説明するブロック図である。図示するように、NANDチップ21は、I/O信号処理回路41、制御信号処理回路42、チップ制御回路43、コマンドレジスタ44、アドレスレジスタ45、データレジスタ46、メモリセルアレイ(記憶領域)47、カラムデコーダ48、センスアンプ49、ロウデコーダ50、RY/BY生成回路51を備えている。
チップ制御回路43は、制御信号処理回路42を介して受信する各種制御信号に基づいて状態(ステート)遷移する状態遷移回路(ステートマシン)であって、NANDチップ21全体の動作を制御する。RY/BY生成回路51は、チップ制御回路43による制御の下でRY/BY信号線の状態をレディー状態(RY)とビジー状態(BY)との間で遷移させる。
I/O信号処理回路41は、I/O信号線を介してデータ転送装置1との間でI/O信号を送受信するためのバッファ回路である。具体的には、I/O信号処理回路41は、I/O信号をデータ転送装置1に送り出すための出力バッファと、I/O信号をNANDチップ21内部に取り込むための入力バッファ61とを備えている。入力バッファ61は、制御信号処理回路42から入力される入力バッファ制御信号によって活性化/非活性化される。
図6は、入力バッファ61の構成を説明する回路図である。図示するように、入力バッファ61は、半導体基板上に形成された積層ゲート構造を備えたMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)を複数組み合わせて構成される。具体的には、電源電位Vccが供給されるピンから接地電位Vssが供給されるピンに向けて、p型トランジスタ62、p型トランジスタ63、n型トランジスタ64、n型トランジスタ65が電流経路が直列接続されるように順次配置されている。すなわち、複数のトランジスタ62〜65は、隣接するもの同士で拡散領域(ソース領域若しくはドレイン領域)を共有するような形で紙面縦方向に直列接続される。
そして、p型トランジスタ63およびn型トランジスタ64のゲートには、I/O信号が共通入力される。p型トランジスタ63のドレインとn型トランジスタ64のドレインとを接続する配線は、入力バッファ61が受け付けたI/O信号として取り込まれる。
n型トランジスタ65のゲートには、入力バッファ制御信号が入力され、p型トランジスタ62のゲートには、入力バッファ制御信号が論理反転されて入力される。入力バッファ61は、入力バッファ制御信号としてLowが入力されると、p型トランジスタ62のドレインとn型トランジスタ65のドレインとの間の電流経路が切断され、入力バッファ61は動作しない状態(すなわち非活性状態)となる。逆に、入力バッファ制御信号としてHighが入力されると、電流経路が形成され、入力バッファ61は動作可能な状態(活性状態)となる。入力バッファ61が活性状態であるときにI/O信号を受信すると、前記電流経路をドレイン電流が流れるため、電力が消費される。
なお、I/O信号として内部に取り込まれる配線には、ソースが接地され入力バッファ制御信号が論理反転されてゲートに入力されるn型トランジスタ66のドレインが接続されており、非活性状態において配線電位が揺れるのを防止するようになっている。
このように構成される入力バッファ61がI/O信号として取り込んだコマンド、アドレス、データ(書き込みデータ)は、夫々、アドレスレジスタ45、コマンドレジスタ44、データレジスタ46に振り分けられて格納される。
なお、I/O信号線は、ここでは8ビットの信号線であるとしているので、一度に8桁のアドレスを送信することができる。これに対して、NANDチップ21当たりの記憶容量が大容量化している現在、データ転送装置1から送信されてくるアドレスの桁数は8よりも多い場合が多い。例えば、4つのNANDチップ21が夫々1ギガビットの記憶容量を備える場合、メモリパッケージ2aは合計4ギガビットのメモリ空間を備えるため、メモリパッケージ2aのメモリ空間を管理するためには少なくとも32桁のアドレスが必要となる。したがって、I/O信号処理回路41には、8ビットのI/O信号線を介してアクセス先のアドレスが複数回に分けて送信されてくる。アドレスレジスタ45は、複数回に分けて送信されてきたアドレスを蓄積し、1つに結合する。
前述したように、結合されたアドレスのうちの上位2ビットは、NANDチップ21を識別するためのチップ識別ビットとして用いられる。すなわち、結合されたアドレスは、上位から、チップ識別ビット、ロウアドレス、カラムアドレスを含んでいる。チップ識別ビットはチップ制御回路43、ロウアドレスはロウデコーダ50、カラムアドレスはカラムデコーダ48に夫々読み出される。
メモリセルアレイ47は、消去の単位となるブロックを複数備えて構成される。図7は、メモリセルアレイ47に含まれる1個のブロックの構成例を示す回路図である。図示するように、各ブロックは、X方向に沿って順に配列された(m+1)個のNANDストリングを備えている(mは、0以上の整数)。(m+1)個のNANDストリングにそれぞれ含まれる選択トランジスタST1は、ドレインがビット線BL0〜BLpに接続され、ゲートが選択ゲート線SGDに共通接続されている。また、選択トランジスタST2は、ソースがソース線SLに共通接続され、ゲートが選択ゲート線SGSに共通接続されている。
各メモリセルトランジスタMTは、積層ゲート構造のMOSFETから構成される。積層ゲート構造は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(浮遊ゲート電極)、及び電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介在して形成された制御ゲート電極を含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、浮遊ゲート電極に蓄えられる電子の数に応じてしきい値電圧が変化し、このしきい値電圧の違いに応じてデータを記憶する。メモリセルトランジスタMTは、1ビットを記憶するように構成されていてもよいし、多値(2ビット以上のデータ)を記憶するように構成されていてもよい。
各NANDストリングにおいて、(n+1)個のメモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1のソースと選択トランジスタST2のドレインとの間に、それぞれの電流経路が直列接続されるように配置されている。そして、最もドレイン側に位置するメモリセルトランジスタMTから順に、制御ゲート電極がワード線WL0〜WLqにそれぞれ接続されている。従って、ワード線WL0に接続されたメモリセルトランジスタMTのドレインは選択トランジスタST1のソースに接続され、ワード線WLqに接続されたメモリセルトランジスタMTのソースは選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
ワード線WL0〜WLqは、ブロック内のNANDストリング間で、メモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極を共通に接続している。つまり、ブロック内において同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極は、同一のワード線WLに接続される。この同一のワード線WLに接続される(m+1)個のメモリセルトランジスタMTは1ページとして取り扱われ、このページごとにデータの書き込み及びデータの読み出しが行われる。
ロウデコーダ50、カラムデコーダ48、センスアンプ49は、チップ制御回路43による制御に基づいて、メモリセルアレイ47に対するアクセスを実行する。具体的には、ロウデコーダ50は、読み出したロウアドレスに対応したワード線を選択して、選択したワード線を活性化する。カラムデコーダ48は、読み出したカラムアドレスに対応したビット線を選択して活性化する。センスアンプ49は、カラムデコーダ48により選択されたビット線に電圧を印加して、ロウデコーダ50が選択したワード線とカラムデコーダ48が選択したビット線との交点に位置するメモリセルトランジスタに、データレジスタ46に格納されているデータを書き込む。また、センスアンプ49は、該メモリセルトランジスタに記憶されているデータをビット線を介して読み出し、読み出したデータをデータレジスタ46に格納する。データレジスタ46に格納されたデータは、データ線を通してI/O信号処理回路41に送られ、I/O信号処理回路41からデータ転送装置1へ転送される。
制御信号処理回路42は、各種制御信号の入力を受け付け、受け付けた制御信号に基づいて、前記I/O信号処理回路41が受け付けたI/O信号の格納先のレジスタの振り分けを実行する。また、制御信号処理回路42は、受け付けた制御信号をチップ制御回路43に転送する。また、制御信号処理回路42は、入力バッファ制御信号を生成する。
ここで、本実施の形態と比較される技術として、書き込み先アドレスの上位ビット(チップ識別ビット)に基づいて書き込み対象が自NANDチップ21であるか否かを判定する処理を行い、自NANDチップ21が書き込み対象であると判明した後に入力バッファ61を活性化する構成について説明する。該技術を比較例にかかる技術ということとする。
図8は、比較例にかかる技術を適用した場合のNANDチップ21の機能構成を説明する図である。図示するように、比較例にかかる技術が適用されたNANDチップ21は、前述した入力バッファ61と、チップ判定回路71と、オア回路72を備えている。ここでは、チップ判定回路71はチップ制御回路43に実装されており、オア回路72は制御信号処理回路42内に組み込まれているものとしている。
入力バッファ61に入力された信号は、データレジスタ46、アドレスレジスタ45、コマンドレジスタ44に振り分けられる。そして、チップ判定回路71は、アドレスレジスタ45に格納されているアドレスに含まれるチップ識別ビットとオプションピンの状態とを比較して、アクセス対象が自チップ21であるか否かを判定(チップ判定)し、判定結果をチップ選択信号として出力する。ここでは、チップ判定回路71は、アクセス対象が自NANDチップ21であった場合、チップ選択信号をHighとし、アクセス対象が自NANDチップ21ではなかった場合、チップ選択信号をLowとするものとする。
オア回路72は、チップ選択信号と、CLE信号と、ALE信号とのオア演算を実行し、演算結果を入力バッファ制御信号として出力する。入力バッファ制御信号は、入力バッファ61に入力される。なお、CLE信号は、コマンドが送信されてくる時にHighとなり、ALE信号は、アドレスが送信されてくる時にHighとなるものとしている。
図9は、比較例にかかる技術を適用した場合において、入力バッファ61が非活性状態から活性状態に遷移するタイミングを説明するタイミングチャートである。図9において、(a)はCLE信号、(b)はALE信号、(c)はWE信号、(d)はI/O信号、(e)はチップ選択信号、(f)は入力バッファ制御信号、(g)は入力バッファ61の状態(活性/非活性)、の遷移タイミングを夫々示している。
図示するように、I/O信号線を介してI/O信号が複数回に分けて順次送信されてくる。チップ制御回路43は、CLE信号によって、コマンドが送信されてくる期間(コマンドサイクル)を認識し、ALE信号によってアドレスが送信されてくる期間(アドレスサイクル)を認識する。ここでは、アドレスは5回のI/O信号(A1〜A5)に分けて送信される。また、ALE信号はアドレスサイクルの間は常時Highとなるのではなく、A1〜A5の夫々が送信されてくるとき、個別にHighとLowとの間の遷移を繰り返すものとしている。
アドレスサイクルが終了すると、直ちにデータロードサイクルが開始され、データ(D1〜)が順次送られてくる。各種レジスタ(コマンドレジスタ44、アドレスレジスタ45、データレジスタ46)の夫々は、入力バッファ61が取り込んだI/O信号をWE信号の立ち上がりのタイミングで取り込んで、自レジスタに格納する。
チップ判定回路71は、5回目のアドレス取り込み時のWE信号の立ち上りを検知すると、チップ識別ビットを読み出してチップ判定を実行し、チップ選択信号を出力する。オア回路72は、CLE信号およびALE信号が入力されるので、コマンドサイクル、アドレスサイクルにおいて夫々CLE信号、ALE信号の遷移に対応した遷移を行う。オア回路72は、データロードサイクルが始まった後、5回目のアドレス取り込み時のWE信号の立ち上りに基づいてHigh→Lowに遷移した後、チップ選択信号のLow→Highの遷移に基づいて入力バッファ制御信号を再びLowからHighに遷移させる。入力バッファ61は、オア回路72の入力バッファ制御信号の出力に対応して、非活性状態/活性状態が切り替えられる。なお、ここでは、入力バッファ61は、Highの状態が活性状態であることとしている。
ここで、チップ判定回路71が5回目のアドレス取り込み時のWE信号の立ち上りを検知してから入力バッファ61が非活性状態から活性状態に移行するまでに、アドレスレジスタ45からのチップ識別ビットの読み出し、チップ判定の実行などにより、比較的おおきな遅延が起こる(遅延時間td)。遅延時間tdに加えて、さらに遅延時間tdのばらつきtrを考慮すると、入力バッファ61の活性状態への移行が最初のデータD1のレジスタへの取り込みタイミングに間に合わない可能性があることがわかる。つまり、比較例にかかる技術によれば、最初のデータD1を取りこぼしてしまう可能性がある。
これに対して、本発明の実施の形態では、自NANDチップ21がアクセス対象であるか否かに関わらず、データD1の受信時に入力バッファ61を活性状態とすることによって、データD1の取りこぼしを防止するようにしたことが主たる特徴となっている。
図10は、本発明の実施の形態を適用したNANDチップ21の機能構成を説明する図である。図示するように、本実施の形態を適用したNANDチップ21は、入力バッファ61と、チップ判定回路71と、オア回路72と、書き込みコマンド検知回路73と、アドレスサイクル識別回路74と、アンド回路75と、オア回路76とを備えた構成となっている。
チップ判定回路71、書き込みコマンド検知回路73およびアドレスサイクル識別回路74は、チップ制御回路43に実装されており、オア回路72、アンド回路75およびオア回路76は制御信号処理回路42内に組み込まれているものとする。チップ判定回路71は、比較例にかかる技術にて説明した同名の機能構成部に等しいため、ここでは詳細な説明を省略する。
書き込みコマンド検知回路73は、コマンドレジスタ44に格納されたコマンドを読み出して、読み出したコマンドが書き込みコマンドであるか否かを判定し、判定結果を書き込みコマンド検知信号として出力する。ここでは、書き込みコマンド検知回路73は、読み出したコマンドが書き込みコマンドであった場合、書き込みコマンド検知信号をHighとし、読み出したコマンドが書き込みコマンドではなかった場合、書き込みコマンド検知信号をLowとするものとする。
アドレスサイクル識別回路74は、チップ制御回路43のステートマシンを監視し、最終アドレス取り込みサイクルの一つ前のサイクルでのWE信号の立ち上りから開始される、最終のアドレス(すなわちA5)が入力されてくるステート(アドレス最終入力ステート)の開始を検知する。そして、アドレスサイクル識別回路74は、検知したアドレス最終入力ステートの開始タイミングに基づいてアドレス最終サイクル信号を生成する。言い換えると、アドレスサイクル識別回路74は、最終アドレスサイクルを検知して、検知結果をアドレス最終サイクル信号に出力する。より詳しくは、アドレスサイクル識別回路74は、アドレス最終入力ステートの開始を検知したとき、チップ選択信号の更新タイミング(すなわちチップ判定回路71がチップ判定の結果をチップ選択信号に反映させるタイミング)よりも早いタイミングでアドレス最終サイクル信号をHighとする。その後、アドレスサイクル識別回路74は、チップ選択信号の更新タイミングよりも遅いタイミングでアドレス最終サイクル信号をLowとする。なお、アドレスサイクル識別回路74は、上述のタイミングを満たす限り、アドレス最終サイクル信号のLowへの遷移タイミングを、アドレス最終入力ステートの終了タイミングの検知に基づいて決めるようにしてよい。
アンド回路75、オア回路76、およびオア回路72は、協働して、入力バッファ61の活性状態/非活性状態の状態切り替えを実行するバッファ制御部として機能する。バッファ制御部は、チップ選択信号に基づいて入力バッファ61の状態切り替えを実行する。また、バッファ制御部は、アドレス最終サイクル信号がHighとなっている間、チップ選択信号の状態に関わらず入力バッファ61を活性状態とする。
具体的には、アンド回路75は、アドレス最終サイクル信号と書き込みコマンド検知信号とをアンド演算する。オア回路76は、チップ選択信号とアンド回路75の演算結果とをオア演算する。オア回路72は、チップ選択信号の代わりにオア回路76の演算結果が入力され、該入力された演算結果と、CLE信号と、ALE信号と、をオア演算し、演算結果を入力バッファ制御信号として出力する。
図11は、以上のように構成される本発明の実施の形態のNANDチップ21において、入力バッファ61が非活性状態から活性状態に遷移するタイミングを説明するタイミングチャートである。図11において、(a)はCLE信号、(b)はALE信号、(c)はWE信号、(d)はI/O信号、(e)はチップ選択信号、(f)はアドレス最終サイクル信号、(g)は書き込みコマンド検知信号、(h)はアンド回路75の出力、(i)はオア回路76の出力、(j)は入力バッファ制御信号、(k)は入力バッファ61の状態、の遷移タイミングを夫々示している。
図示するように、アドレスサイクル識別回路74は、最後のALE信号の立ち上がりのり後、チップ選択信号がHighとなるタイミングよりも早くアドレス最終サイクル信号をLowからHighに遷移させる。さらに、アドレスサイクル識別回路74は、アドレス最終サイクル信号をLowからHighに遷移させた後、チップ選択信号がHighとなるタイミングよりも後に、アドレス最終サイクル信号をHighからLowに遷移させる。
書き込みコマンド検知回路73は、送られてきたコマンドが書き込みコマンドであるため、書き込みコマンド検知信号をLowからHighに遷移させる。アンド回路75は、書き込みコマンド検知信号がHighとなっているときにアドレス最終サイクル信号がLow→High→Lowに遷移しているので、アドレス最終サイクル信号とほぼ同一の出力を行う。
オア回路72に比較例におけるチップ選択信号に代わって入力されるオア回路76の出力は、チップ選択信号がアンド回路75の出力によって補完されることにより、チップ選択信号よりも早いタイミングでHighとなる。したがって、オア回路72が出力する入力バッファ制御信号は、データロードサイクル開始時におけるHighへの遷移タイミングが比較例にかかる技術を適用した場合に比べて早められ、結果として、入力バッファ61はデータレジスタ46がデータD1の取り込みタイミングに間に合うように活性状態に遷移する。なお、図11に示す例の場合、入力バッファ制御信号は、アドレスサイクルに受信する最後のALE信号に基づいてHigh状態となっている状態からオア回路76の出力に基づいてチップ選択信号によりHigh状態となるまでHigh状態が保たれている。入力バッファ61は、入力バッファ制御信号に基づいて活性化/非活性化されている。
このように、本発明の実施の形態によれば、アドレスサイクル識別回路74は、書き込み先アドレスの最終サイクルを検知してチップ選択信号の出力タイミングよりも早いタイミングでアドレス最終サイクル信号を出力し、バッファ制御部(アンド回路75、オア回路76、オア回路72)は、アドレス最終サイクル信号がHighとなっている間、チップ選択信号の状態に関わらず入力バッファ61を活性状態とするように構成したので、入力データの取りこぼしを発生させることなく入力バッファの消費電力を低減することができるようになる。
また、アドレスサイクル識別回路74は、チップ選択信号の更新タイミングよりも遅いタイミングでアドレス最終サイクル信号をLowとするようにしたので、入力データの取りこぼしを発生させることなく入力バッファの消費電力を低減することができる。
なお、図11(l)は、自チップ21がアクセス対象ではなかった場合の入力バッファ61の状態の遷移タイミングを示している。アドレス最終サイクル信号は、自チップ21がアクセス対象であったか否かに関係なく出力されるので、図示するように、自チップ21がアクセス対象ではなかった場合でもアドレス最終サイクル信号に基づいてデータロードサイクルの最初の間だけ入力バッファ61が活性化される。但し、書き込みデータは、前記したアドレスよりもサイズが大きく、I/O信号線を介して例えば数十〜数千回に分けて送信されてくる。したがって、データロードサイクルの最初だけ入力バッファ61が活性化されたとしても、データロードサイクルの残りの期間が長いので、入力バッファ61を充分に長い期間に非活性状態とすることができるので、比較例にかかる技術とほぼ同等の消費電力低減効果が得られる。
また、バッファ制御部は、入力バッファ61が受け付けたコマンドが書き込みコマンドであった場合、アドレス最終サイクル信号に応じた入力バッファ61の状態切り替えを実行し、入力バッファ61が受け付けたコマンドが書き込みコマンドではなかった場合、アドレス最終サイクル信号に応じた入力バッファ61の状態切り替えを実行しないように構成したので、読み出し処理時など、一連のI/O信号の入力にデータロードサイクルが伴わない場合において、入力バッファ61がアドレス最終サイクル信号に基づいて無駄に活性化されることを防止することができる。
なお、以上の説明において述べた各信号のうちの一部もしくは全部の論理を、正負反転して構成するようにしてもよい。また、バッファ制御部を構成する各ゲート回路(オア回路72、アンド回路76、オア回路76)およびこれらのゲート回路の組み合わせを適宜変更して構成してもよい。また、これらのゲート回路は制御信号処理回路42に組み込まれているとして説明したが、これらのゲート回路が配設される位置は制御信号処理回路42内でなくても構わない。同様に、チップ判定回路71、書き込みコマンド検知回路73、アドレスサイクル識別回路74が設けられる位置もチップ制御回路43内でなくても構わない。
1 データ転送装置、2 NANDメモリ、2a〜2d メモリパッケージ、3 RAM、21 NANDチップ、22 基板、23 端子、24 スペーサ、25 アンダーフィル、26 モールド樹脂、27 半田ボール、28 ボンディングワイヤ、29 電位供給ピン、30 オプションピン、41 I/O信号処理回路、42 制御信号処理回路、43 チップ制御回路、44 コマンドレジスタ、45 アドレスレジスタ、46 データレジスタ、47 メモリセルアレイ、48 カラムデコーダ、49 センスアンプ、50 ロウデコーダ、51 生成回路、61 入力バッファ、62〜66 トランジスタ、71 チップ判定回路、72 オア回路、73 書き込みコマンド検知回路、74 アドレスサイクル識別回路、75 アンド回路、76 オア回路、100 SSD、200 ホスト装置。

Claims (5)

  1. 記憶領域を備え、前記記憶領域にアクセスするためのI/O信号線が複数のメモリチップ間で共通接続されるメモリチップであって、
    書き込み処理時に、前記I/O信号線から書き込み先アドレス、書き込みデータの順で入力を受け付ける、活性状態/非活性状態の状態切り替えが可能な入力バッファと、
    前記入力バッファが前記書き込み先アドレスを受け付けた後、前記受け付けた書き込み先アドレスに基づいて自メモリチップが書き込み対象であるか否かを判定するチップ判定を行い、前記チップ判定の判定結果を出力するチップ判定部と、
    前記チップ判定部が出力した判定結果に基づいて前記入力バッファの状態切り替えを実行するバッファ制御部と、
    前記書き込み先アドレスの最終サイクルを検知して検知結果を前記チップ判定部の判定結果の出力タイミングよりも早いタイミングで出力するアドレスサイクル識別部と、
    を備え、
    前記バッファ制御部は、前記アドレスサイクル識別部が前記検知結果を出力している間、前記チップ判定の判定結果に関わらず前記入力バッファを活性状態とする、
    ことを特徴とするメモリチップ。
  2. 前記アドレスサイクル識別部は、前記チップ判定部の判定結果の出力タイミングよりも遅いタイミングで前記検知結果の出力を停止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリチップ。
  3. 前記入力バッファは、前記I/O信号線を介して書き込みコマンドを含むコマンドの入力を受け付け、
    前記入力バッファが前記コマンドを受け付けたとき、前記受け付けたコマンドが書き込みコマンドであるか否かを判定するコマンド判定部をさらに備え、
    前記バッファ制御部は、前記コマンド判定部が前記受け付けたコマンドが書き込みコマンドであると判定した場合、前記検知結果に応じた前記入力バッファの状態切り替えを実行し、前記コマンド判定部が前記受け付けたコマンドが書き込みコマンドではないと判定した場合、前記検知結果に応じた前記入力バッファの状態切り替えを実行しない、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメモリチップ。
  4. マルチチップパッケージを構成することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちの何れか一項に記載のメモリチップ。
  5. 夫々記憶領域を備える複数のメモリチップを備え、前記記憶領域にアクセスするためのI/O信号線が前記積層されている複数のメモリチップ間で共通接続されるマルチチップパッケージであって、
    前記夫々のメモリチップは、
    書き込み処理時に、前記I/O信号線から書き込み先アドレス、書き込みデータの順で入力を受け付ける、活性状態/非活性状態の状態切り替えが可能な入力バッファと、
    前記入力バッファが前記書き込み先アドレスを受け付けた後、前記受け付けた書き込み先アドレスに基づいて自メモリチップが書き込み対象であるか否かを判定するチップ判定を行い、前記チップ判定の判定結果を出力するチップ判定部と、
    前記チップ判定部が出力した判定結果に基づいて前記入力バッファの状態切り替えを実行するバッファ制御部と、
    前記書き込み先アドレスの最終サイクルを検知して前記チップ判定部の判定結果の出力タイミングよりも早いタイミングで検知結果を出力するアドレスサイクル識別部と、
    を備え、
    前記バッファ制御部は、前記アドレスサイクル識別部が前記検知結果を出力している間、前記チップ判定の判定結果に関わらず前記入力バッファを活性状態とする、
    ことを特徴とするマルチチップパッケージ。
JP2010090478A 2010-04-09 2010-04-09 メモリチップおよびマルチチップパッケージ Active JP5364638B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010090478A JP5364638B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 メモリチップおよびマルチチップパッケージ
US13/080,261 US8488391B2 (en) 2010-04-09 2011-04-05 Memory chip with buffer controlled based upon the last address cycle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010090478A JP5364638B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 メモリチップおよびマルチチップパッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011222084A true JP2011222084A (ja) 2011-11-04
JP5364638B2 JP5364638B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=44760831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010090478A Active JP5364638B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 メモリチップおよびマルチチップパッケージ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8488391B2 (ja)
JP (1) JP5364638B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018011926A1 (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 東芝メモリ株式会社 記憶装置
US12001723B2 (en) 2022-10-18 2024-06-04 Kioxia Corporation Memory device

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10199354B2 (en) * 2016-12-20 2019-02-05 Intel Corporation Die sidewall interconnects for 3D chip assemblies
JP6666372B2 (ja) 2018-03-14 2020-03-13 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機
CN111210855B (zh) * 2019-12-30 2020-09-15 深圳市芯天下技术有限公司 一种多晶元叠封存储器及其输出同步方法
CN114281370B (zh) * 2022-02-28 2022-05-31 长芯盛(武汉)科技有限公司 用于对封装的芯片进行烧写的装置、方法及烧写系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120075A (ja) * 1997-10-20 1999-04-30 Toshiba Corp 半導体記憶装置及び半導体記憶システム
JP2001035146A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JP2003007963A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Hitachi Ltd 半導体記憶装置および製造方法
JP2005302290A (ja) * 2005-05-25 2005-10-27 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP2005310154A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Intersil Americas Inc 2線チップ間インターフェース
JP2008077779A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2008300469A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sharp Corp 不揮発性半導体記憶装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4261461B2 (ja) * 2004-11-05 2009-04-30 株式会社東芝 半導体集積回路装置、及びそれを用いた不揮発性メモリシステム
JP4761910B2 (ja) * 2005-10-05 2011-08-31 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置及びそれを用いた不揮発性メモリシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120075A (ja) * 1997-10-20 1999-04-30 Toshiba Corp 半導体記憶装置及び半導体記憶システム
JP2001035146A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JP2003007963A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Hitachi Ltd 半導体記憶装置および製造方法
JP2005310154A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Intersil Americas Inc 2線チップ間インターフェース
JP2005302290A (ja) * 2005-05-25 2005-10-27 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP2008077779A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2008300469A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sharp Corp 不揮発性半導体記憶装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018011926A1 (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 東芝メモリ株式会社 記憶装置
US10860250B2 (en) 2016-07-13 2020-12-08 Toshiba Memory Corporation Memory device
US11507316B2 (en) 2016-07-13 2022-11-22 Kioxia Corporation Memory device
US12001723B2 (en) 2022-10-18 2024-06-04 Kioxia Corporation Memory device

Also Published As

Publication number Publication date
US8488391B2 (en) 2013-07-16
JP5364638B2 (ja) 2013-12-11
US20110249512A1 (en) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11494077B2 (en) Memory system with selective access to first and second memories
US7675803B2 (en) Memory circuit system having semiconductor devices and a memory
USRE48449E1 (en) Multi-chip package and memory system
US10438929B2 (en) Semiconductor device
JP5364638B2 (ja) メモリチップおよびマルチチップパッケージ
US20210166743A1 (en) Memory system, contdol method, and non-transitory computer readable medium
US11430495B2 (en) Semiconductor storing apparatus including multiple chips and continous readout method
US8296692B2 (en) Read strobe feedback in a memory system
US20230082191A1 (en) Operation method of semiconductor storage device
US11282579B2 (en) Semiconductor memory device including a first electrode to input command set and output read data and a second electrode to supply power
JP2012022740A (ja) マルチチップパッケージおよびメモリチップ
TWI806089B (zh) 半導體記憶裝置
JP2013186920A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びメモリシステム
US20230022082A1 (en) Semiconductor memory device
US20230090800A1 (en) Memory system
US9230653B2 (en) Semiconductor memory device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5364638

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350