JP2011218976A - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Hiroki Takeda
宏樹 武田
Hirotaka Oikawa
浩隆 及川
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Abstract

【課題】ブレーキ制御装置において、回生協調制御実行中に、マスタシリンダ内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、運転者に与える違和感を小さくする。
【解決手段】入力ピストン32に連結されたブレーキペダルの操作に応じて、コントローラCによって電動モータ40を作動させ、入力ピストン32及びプライマリピストン10の位置に基づき、マスタシリンダ2内のブレーキ液圧を制御する。回生協調制御実行中に、プライマリピストン10の後退位置を制限してリザーバポート20が開かないようにする。これにより、回生制動の増大に伴うプライマリピストン10の後退により、リザーバポート20が開いてマスタシリンダ2内のブレーキ液圧が急激に変動するのを防止することができ、減速度の急変を抑制し、運転者に与える違和感を小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動アクチュエータによって所望の制動力を得るブレーキ制御装置に関するものである。
自動車のブレーキ装置においては、負圧アクチュエータや電動アクチュエータを用いて、運転者によるブレーキの操作力を補助する倍力制御及びブレーキアシスト制御、あるいは、路面状態及び走行状態等に応じて車輪毎に制動力を調整することにより、制動時の車輪のロックを防止するアンチロック制御、アンダステア、オーバステアを抑制して操縦安定性を高める車両安定性制御等の種々な制御が行なわれている。
特許文献1には、ブレーキペダルに連結された入力ピストン及び電動アクチュエータに連結されたブースタピストンをマスタシリンダに挿入し、両ピストン間にこれらの相対位置を一定の中立位置に弾性的に保持するバネ部材を設け、運転者によるブレーキペダルの操作量に基づき、電動アクチュエータを作動させて両ピストンの相対変位を制御することにより、マスタシリンダにブレーキ液圧を発生させ、倍力制御、ブレーキアシスト制御、回生協調制御等の種々のブレーキ制御を実行する電動倍力装置が記載されている。
特開2009−56936号公報
回生協調制御は、パワーユニットとして、エンジン及び電動モータを備えたいわゆるハイブリッド車両等において、減速時及び制動時等に車輪の回転によって発電機(電動モータ)を駆動することにより、運動エネルギーを電力として回収し、このとき、運転者によるブレーキ操作量に対して、発電機(電動モータ)による制動分を差引いてブレーキ装置が発生する制動力を調整することにより、これらの合計で所望の制動力が得られるようにしたブレーキ制御である。
上述の回生協調制御のように、運転者のブレーキペダル操作量に対して、電動モータの作動によってブースタピストンを移動させてマスタシリンダのブレーキ液圧を調整する場合、このようなブレーキ制御の実行中に、ブースタピストンが非制動位置まで後退すると、リザーバからマスタシリンダにブレーキ液を補充するリザーバポートが開き、マスタシリンダのブレーキ液圧が急激に低下することになる。マスタシリンダのブレーキ液圧に急激な変動があると、ブレーキ装置が発生する制動力が急激に小さくなるため、減速度が急激に小さくなり、運転者に違和感を与える場合がある。また、特許文献1の倍力装置のように、入力ピストンがマスタシリンダに挿入されている構成であれば、その圧力変動が入力ピストンを介してブレーキペダルに伝達されることにより、ブレーキペダルの操作フィーリングが悪化する。
そこで、本発明は、マスタシリンダ内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、運転者に与える違和感を小さくするようにしたブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、マスタシリンダと、該マスタシリンダに挿入されたピストンと、該ピストンの前進によって閉止されるリザーバポートを介して前記マスタシリンダにブレーキ液を補充するリザーバと、前記ピストンを駆動するアクチュエータとを備え、ブレーキペダルの操作量に応じて前記アクチュエータを作動させて、前記ピストンの位置に基づいて前記マスタシリンダ内のブレーキ液圧を制御するブレーキ制御装置であって、
前記マスタシリンダのブレーキ液圧による摩擦制動と回生制動とによって所望の制動力を得る回生協調制御実行中には、前記リザーバポートが開かないように前記ピストンの後退位置を制限することを特徴とする。
本発明に係るブレーキ制御装置によれば、マスタシリンダ内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、運転者に与える違和感を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係るブレーキ制御装置の縦断面図である。 図1に示すブレーキ制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すブレーキ制御装置のコントローラによる制御を示すブロック図である。 図1に示すブレーキ制御装置の回生協調制御時の各部の状態を示すタイムチャートである。 図1に示すブレーキ制御装置の回生協調制御時の入力ピストン及びピストンの位置を示す説明図である。 図1に示すブレーキ制御装置のコントローラの回生協調制御を実行するためのフローチャートである。 図1に示すブレーキ制御装置のコントローラの第1変形例に係る回生協調制御を実行するためのフローチャートである。 図1に示すブレーキ制御装置のコントローラの第2変形例に係る回生協調制御を実行するためのフローチャートである。 従来のブレーキ制御装置の回生協調制御時の各部の状態を示すタイムチャートである。 従来のブレーキ制御装置の回生協調制御時の入力ピストン及びピストンの位置を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係るブレーキ制御装置である電動倍力装置1の全体図を図1に示し、電動倍力装置1を含むブレーキシステムのハードウエアの概略構成を図2にブロック図として示す。
図1及び図2に示すように、電動倍力装置1は、タンデム型のマスタシリンダ2と、アクチュエータ3を内装するケース4とを備え、マスタシリンダ2には、リザーバ5が接続され、ケース4の上部には、コントローラCが取付けられている。マスタシリンダ2は、略有底円筒状のシリンダ本体2Aを含み、その開口部側がケース4の前部にスタッドボルト6A及びナット6Bによって結合されている。ケース4の後部には、平坦な取付座面7が形成され、取付座面7からマスタシリンダ2と同心の円筒状の案内部8が突出している。そして、電動倍力装置1は、車両のエンジンルーム内に配置され、案内部8をエンジンルームと車室との隔壁に貫通させて車室内に延ばし、取付座面7を隔壁に当接させて取付座面7に設けられたスタッドボルト9を用いて固定される。
マスタシリンダ2のシリンダ本体2A内には、開口側に、先端部がカップ状に形成されたピストンとしての円筒状のプライマリピストン10が嵌装され、底部側にカップ状のセカンダリピストン11が嵌装されており、プライマリピストン10の後端部は、マスタシリンダ2の開口部からケース4内に突出して、案内部8付近まで延びている。プライマリピストン10及びセカンダリピストン11は、シリンダ本体2Aのシリンダボア12内に嵌合されたスリーブ13の両端側に配置された環状のガイド部材14、15によって摺動可能に案内されている。シリンダ本体2A内は、プライマリピストン10及びセカンダリピストン11によってプライマリ室16及びセカンダリ室17の2つの圧力室が形成され、プライマリ室16及びセカンダリ室17には、液圧ポート18、19がそれぞれ設けられている。液圧ポート18、19には、各車輪のブレーキキャリパ65(図2参照)に液圧を供給するための2系統の液圧回路がそれぞれ接続される。
また、シリンダ本体2Aの側壁の上部側には、プライマリ室16及びセカンダリ室17をリザーバ5に接続するためのリザーバポート20、21が設けられている。シリンダ本体2Aのシリンダボア12と、プライマリピストン10及びセカンダリピストン11との間は、それぞれ2つのシール部材22A、22B及び23A、23Bによってシールされている。シール部材22A、22Bは、軸方向に沿ってリザーバポート20を挟むように配置されており、プライマリピストン10が図1に示す非制動位置にあるとき、プライマリ室16がプライマリピストン10の側壁に設けられたポート24を介してリザーバポート20に連通し、プライマリピストン10が非制動位置から前進したとき、シール部材22Aによってプライマリ室16がリザーバポート20から遮断されるようになっている。また、シール部材23A、23Bは、軸方向に沿ってリザーバポート21を挟むように配置されており、セカンダリピストン11が図1に示す非制動位置にあるとき、セカンダリ室17がセカンダリピストン11の側壁に設けられたポート25を介してリザーバポート21に連通し、セカンダリピストン11が非制動位置から前進したとき、シール部材23Aによってセカンダリ室17がリザーバポート21から遮断されるようになっている。
プライマリ室16内のプライマリピストン10とセカンダリピストン11との間には、バネアセンブリ26が介装され、セカンダリ室17内のマスタシリンダ2の底部とセカンダリピストン11との間には、圧縮コイルバネである戻しバネ27が介装されている。バネアセンブリ26は、圧縮コイルバネを伸縮可能な円筒状のリテーナ29によって所定の圧縮状態で保持し、そのバネ力に抗して圧縮可能としたものである。
プライマリピストン10は、カップ状の先端部と円筒状の後部と、内部を軸方向に仕切る中間壁30とを備え、中間壁30には、案内ボア31が軸方向に沿って貫通されている。案内ボア31には、段部32Aを有する段付形状の入力ピストン32の小径の先端部が摺動可能かつ液密的に挿入されており、入力ピストン32の先端部は、プライマリ室16内のバネアセンブリ26の円筒状のリテーナ29に挿入されている。案内ボア31と入力ピストン32との間は、2つのシール部材33A、33Bによってシールされており、プライマリピストン10の中間壁30には、案内ボア31のシール部材33A、33B間に開口する通路33が径方向に沿って貫通されている。そして、通路33は、シリンダ本体2Aのシリンダボア12とプライマリピストン10との間をシールする2つのシール部材22A、22B間に開口するように配置されている。
入力ピストン32の後端部には、ケース4の円筒部8及びプライマリピストン10の後部に挿入された入力ロッド34の先端部が連結され、入力ロッド34の後端側は、円筒部8から外部に延出され、その端部には、ブレーキペダル61(図2参照)が連結される。プライマリピストン10の後端部には、フランジ状のバネ受35が取付けられ、プライマリピストン10は、ケース4の前壁側とバネ受35との間に介装された圧縮コイルバネである戻しバネ36によって後退方向に付勢されている。また、入力ピストン32は、プライマリピストン10の中間壁30との間及びバネ受35との間にそれぞれ介装されたバネ部材であるバネ37、38によって、図1に示す中立位置に弾性的に保持されている。入力ロッド34の後退位置は、ケース4の円筒部8の後端部に設けられたストッパ39によって規定されている。
ケース4内には、電動アクチュエータである電動モータ40及び電動モータ40の回転を直線運動に変換してプライマリピストン10に推力を付与するボールネジ機構41を含むアクチュエータ3が設けられている。電動モータ40は、ケース4に固定されたステータ42と、ステータ42に対向させてベアリング43、44によってケース4に回転可能に支持された中空のロータ45とを備えている。ボールネジ機構41は、ロータ45の内周部に固定された回転部材であるナット部材46と、ナット部材46及びケース4の円筒部8内に挿入されて軸方向に沿って移動可能で、かつ、軸回りに回転しないように支持された直動部材である中空のネジ軸47と、これらの対向面に形成されたネジ溝間に装填された複数のボール48とを備え、ナット部材46の回転により、ネジ溝に沿ってボール48が転動することにより、ネジ軸47が軸方向に移動するようになっている。なお、ボールネジ機構41は、ナット部材46とネジ軸47との間で、回転及び直線運動を相互に変換可能となっている。
なお、電動モータ40とボールネジ機構41との間に、遊星歯車機構、差動減速機構等の公知の減速機構40A(図2参照)を介装して、電動モータ40の回転を減速してボールネジ機構41に伝達するようにしてもよい。
ボールネジ機構41のネジ軸47は、ケース4の前壁側との間に介装された圧縮テーパコイルバネである戻しバネ49によって後退方向に付勢され、ケース4の円筒部8に設けられたストッパ39によって後退位置が規制されている。ネジ軸47内には、プライマリピストン10の後端部が挿入され、ネジ軸47の内周部に形成された段部50にバネ受35が当接してプライマリピストン10の後退位置が規制されている。これにより、プライマリピストン10は、ネジ軸47と共に前進し、また、段部50から離間して単独で前進することができる。そして、図1に示すように、ストッパ39に当接したネジ軸47の段部50によってプライマリピストン10の非制動位置が規定され、非制動位置にあるプライマリピストン10及びバネアセンブリ26の最大長によって、セカンダリピストン11の後退位置、すなわち、非制動位置が規定されている。ネジ軸47の段部50は、ナット部材46の軸方向の長さの範囲に配置されている。
電動倍力装置1には、ブレーキペダル61、すなわち、入力ピストン32及び入力ロッド34の変位を検出するストロークセンサ62(図2参照)、電動モータ40のロータ45の回転位置を検出する回転位置センサ60、電動モータ40の通電電流を検出する電流センサ62(図2参照)、プライマリ、セカンダリ室17、18の液圧を検出する液圧センサ(図示せず)及びこれらを含む各種センサが設けられている。コントローラCは、ECU63及びRAM64(図2参照)を含むマイクロプロセッサベースの電子制御装置であり、これらの各種センサから検出信号に基づき、電動モータ40の回転を制御する。
電動倍力装置1が搭載された車両は、回生制動システム(図示せず)を備えている。回生制動システムは、減速時及び制動時等に車輪の回転によって発電機(電動モータ)を駆動することにより、運動エネルギーを電力として回収する。回生制動システムと電動倍力装置1のコントローラCとは、車載ネットワーク等の信号ラインを介して接続されており、互いに作動情報を授受して回生協調制御を実行する。
電動倍力装置1の作動について説明する。
ブレーキペダル61を操作して入力ロッド34を介して入力ピストン32を前進させると、入力ピストン32の変位をストロークセンサ62によって検出し、コントローラCによって入力ピストン32の変位に基づいて電動モータ40の作動を制御し、ボールネジ機構41を介してプライマリピストン10を前進させて入力ピストン32の変位に追従させる。これにより、プライマリ室16に液圧が発生し、また、この液圧がセカンダリピストン11を介してセカンダリ室17に伝達される。このようにして、マスタシリンダ2で発生したブレーキ液圧は、液圧ポート18、19を介して各車輪のブレーキキャリパ65に供給され、ブレーキパッド66をディスクロータ67に押圧して制動力を発生させる。また、ブレーキペダル61の操作を解除すると、入力ピストン32、プライマリピストン10及びセカンダリピストン11が後退してマスタシリンダ2のブレーキ液圧が減圧し、ブレーキパッド66が後退して制動が解除される。
なお、プライマリピストン10とセカンダリピストン11とは、同様に作動するので、以下、プライマリピストン10についてのみ説明することとする。
このとき、プライマリ室16の液圧の一部を入力ピストン32によって受圧し、その反力を、入力ロッド34を介してブレーキペダルにフィードバックする。これにより、所定の倍力比をもって所望の制動力を発生させることができる。また、入力ピストン32に対するプライマリピストン10の追従位置を適宜調整して、バネ37、38のバネ力を入力ピストン32に作用させて、入力ロッド34に対する反力を加減することにより、倍力制御、ブレーキアシスト制御、車間車両安定性制御、車間制御、回生協調制御等のブレーキ制御時に適したブレーキペダル反力を得ることができる。
次に、コントローラCによる回生協調制御について、図3を参照して説明する。
ストロークセンサ62にブレーキペダル61の操作量(以下、IR位置という)が入力されると、ピストン位置算出処理B1を実行する。ピストン位置算出処理B1は、IR位置に対応するプライマリピストン10の目標位置(以下、ピストン目標位置という)、すなわち、電動モータ40の目標回転位置をRAM64に保存されているテーブル情報によって決定するものである。このとき、入力ピストン32の変位に対して、プライマリピストン10を追従させ、これらの相対変位が0になるように目標位置を設定することにより、入力ピストン32とプライマリピストン10との受圧面積比によって決まる一定の倍力比を得ることができる。また、入力ピストン32の変位に対して、比例ゲインを乗じて、入力ピストン32とプライマリピストン10との相対変位を変化させることにより、倍力比を変化させることができる。
ピストン位置算出処理B1によって決定されたピストン目標位置は、ピストン液量算出処理B2により、RAM64に保存されている変換係数に基づいて、ピストン液量(ピストンの変位によって移動するブレーキ液量)に変換される。
一方、IR液量算出処理B3により、IR位置をRAM64に保存されている変換係数に基づいてIR液量(入力ピストン32の変位によって移動するブレーキ液量)に変換する。そして、ピストン液量とIR液量とを加算して液圧算出処理B4を実行する。液圧算出処理B4により、加算されたピストン液量及びIR液量をRAM64に保存されている液量−液圧テーブルに基づいて目標液圧(マスタシリンダ2内の目標ブレーキ液圧)に変換する。この目標液圧は、制動トルク算出処理B5により、RAM64に保存されている変換係数に基づいて運転者要求制動トルクに変換される。
運転者要求制動トルクは、回生協調ロジックB6によって処理される。回生協調ロジックB6では、運転者要求制動トルクに基づき回生制動トルク及び摩擦制動トルク(マスタシリンダ2のブレーキ液圧によって発生する制動トルク)を算出する。ここで、回生制動トルク及び摩擦制動トルクは、例えば、車両状態(バッテリ充電可能量、回生可能量等)によって回生制動トルクを決定し、運転者要求制動トルクに対して不足している制動分を摩擦制動トルクとして算出することができる。
回生協調ロジックB6で算出された摩擦制動トルクは、液圧算出処理B7によって処理される。この処理では、摩擦制動トルクをRAM64に保存されている変換係数に基づいて摩擦制動トルク分液圧に変換する。液圧算出処理B7で算出された摩擦制動トルク分液圧は、目標液量算出処理B8で処理される。この処理では、摩擦制動トルク分液圧をRAM64に保存されている液圧―液量テーブル情報に基づいて摩擦制動トルク分液量に変換される。ここで、液圧―液量テーブルでは、増圧及び減圧によるヒステリシス特性を考慮するとよい。
目標液量算出処理B8で算出された摩擦制動トルク分液量をIR位置およびピストン位置から算出した液量から差し引いて、回生制動トルク分液量を算出し、この回生制動トルク分液量をピストン位置調整処理B9で処理する。この処理では、回生制動トルク分液量をRAM64に保存されている変換係数に基づいてピストン位置戻し量に変換する。そして、ピストン位置調整処理B9で算出したピストン位置戻し量をピストン位置算出処理B1で算出したピストン位置から減じることによって、ピストン目標位置を算出する。ピストン目標位置は、位置制御処理B10によって処理される。この処理では、回転位置センサ60によって検出したモータ回転位置とピストン目標位置との差異に基づいて加速度指令を算出する。ここで、加速度指令は、PID制御、オブザーバ等を用いて算出することができる。位置制御処理B10によって算出した加速度指令は、電流制御処理B11で処理される。この処理では、加速度指令に対応した電流指令を算出し、電動モータ40へ制御電流を供給する。ここで、電流指令は、電動モータ40のモータトルク定数及び慣性モーメントに基づいて算出することができる。電流制御処理B11によって算出した制御電流は、電動モータ40へ入力され、制御電流に応じて電動モータ40が作動する。そして、電動モータ40の回転位置及びモータ電流値は、回転位置センサ60及び電流センサ62によって検出される。
このようにして、ブレーキペダル61の操作量に応じて、電動モータ40を作動させ、プライマリピストン10の位置を制御してマスタシリンダ2でブレーキ液圧を発生させ、回生制動時には、回生制動分を差引いた液圧を発生させるように倍力比を調整して、回生制動分と液圧による制動力との合計で所望の制動力を得る回生協調制御を実行する。
次に、従来の回生協調制御の問題点について、図9及び図10を参照して説明する。
図9は、回生協調制御実行中の各部の状態を示すタイムチャートである。図9を参照して、時刻t0で運転者がブレーキペダル61を操作して制動を開始する。このとき、制動開始当初は、全ての制動トルクが摩擦制動トルクによって発生している。このとき、図10(a)に示すように、プライマリピストン10は、入力ピストン32に対して、所定の倍力比に応じた目標位置に制御されている。
時刻t1で回生制動が開始され、回生制動トルクの増大に伴い、摩擦制動トルクが減少し、その分だけプライマリピストン10が後退することになる。この間、ブレーキペダル61の踏力は一定で、運転者要求制動トルク指令は一定であり、車両は一定の減速度で減速している。
そして、時刻t2で摩擦制動トルク指令が0となる。時刻tl〜t2間は、回生制動トルク指令と摩擦制動トルク指令の割合が変化しているが、バネ37、38によってプライマリピストン10と入力ピストン32との相対位置に応じたバネ力が入力ピストン32に作用することにより、ブレーキペダル61の踏力が一定に維持される。
時刻t2において、摩擦制動トルク指令が0になったことにより、図10(b)に示すように、プライマリピストン10が非制動位置まで後退して、リザーバポート20が開き、プライマリ室16がリザーバ5に連通される。リザーバポート20が開くことにより、マスタシリンダ2内のブレーキ液圧が急激に減圧する。このとき、マスタシリンダ2内で生じるブレーキ液圧の急激な減圧により、ブレーキパッド66がディスクロータ67を押圧する力が急減し、制動力を低下させため、減速度が急変する。また、本実施形態の電動倍力装置1では、入力ピストン32がマスタシリンダ2内に挿入されているため、マスタシリンダ2内で生じるブレーキ液圧の急激な変動が入力ピストン32を介してブレーキペダル61に伝達されて、ブレーキペダル61の操作フィーリングが悪化する。
次に、本実施形態に係る電動倍力装置1のコントローラCによる回生協調制御について、図4乃至図6を参照して説明する。
コントローラCは、回生協調制御ロジックB6において、摩擦制動トルク指令の下限値を設定し、回生協調制御中に、摩擦制動トルクがその下限値を下回らないようにする。摩擦制動トルク指令の下限値は、摩擦制動トルク指令の低下に伴うプライマリピストン10の後退によりリザーバポート20が開かないように設定する。これにより、回生制動トルクの増大により、摩擦制動トルク指令値がその下限値に達した後は、所望の制動トルクを得るため、プライマリピストン10の移動が停止されると共に、回生制動トルクの増大も停止することになる。これにより、所望の制動力を得つつ、プライマリピストン10の後退によりリザーバポート20が開くのを防止することができ、プライマリピストン10の急激な移動及びマスタシリンダ2内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、また、ブレーキペダル61の操作フィーリングを改善することができる。
次に、コントローラCによる回生協調制御を実行するための制御フローについて図6を参照して説明する。図6を参照して、ステップSlにおいて、ブレーキシステムの作動状態を判定し、ブレーキシステムが作動状態にある場合(Y)、ステップS2へ進み、作動状態にない場合は、本制御を終了する。ステップS2において、運転者によるブレーキペダル61の操作に基づき、運転者要求制動トルク指令を算出して、ステップS3へ進む。ステップS3において、回生協調制御ロジックB6によって摩擦制動トルク指令及び回生制動トルク指令を算出して、ステップS4へ進む。ここで、摩擦制動トルク指令は、公知の方法で決定することができ、例えば、車両の回生制動システムが出力可能な回生制動トルクの最大値を基準にして決定することができる。
ステップS4において、摩擦制動トルク指令が所定の下限値(摩擦制動トルク指令の低下に伴いプライマリピストン10がリザーバポート20を開く位置まで後退しないように設定する)を下回るか否かを判定し、下回る場合は(Y)、ステップS5へ進み、下回らない場合は(N)、ステップS6へ進む。
ステップS5において、摩擦制動トルク指令を摩擦制動トルク指令下限値として、ステップS7へ進む。このとき、摩擦制動ステップS3において算出した摩擦制動トルク指令に対して、ステップS5で設定された摩擦制動トルク指令が大きくなるので、その分だけ回生制動トルク指令を減少させることにより、合計制動トルクが所望の制動トルクとなるように調整する。
ステップS6において、摩擦制動トルク指令からピストン位置指令を算出してステップS7へ進む。このステップS6では、ステップS4で、運転者要求制動トルク指令値が所定の下限値を下回っている場合には、摩擦制動トルク指令の下限値に基づいてピストン位置が決定され、また、運転者要求制動トルク指令値が所定の摩擦制動トルク指令の下限値を下回っていない場合には、ステップS3で算出した摩擦制動トルク指令に基づいてピストン位置が決定されることになる。そして、ステップS7において、ピストン位置指令に基づいて電動モータ40を作動させ、プライマリピストン10を移動させ、ステップSlへ戻る。これにより、本実施形態に係る回生協調制御を実行することができる。
次に、コントローラCにより回生協調制御を実行した場合の各部の作動状態ついて、図4に示すタイムチャートを参照して説明する。
時刻T0で運転者がブレーキペダル61を操作して制動を開始する。制動開始当初は、全ての運転者要求制動トルクが摩擦制動トルクによって発生している。このとき、図5(a)に示すように、プライマリピストン10は、入力ピストン32に対して、所定の倍力比に応じた目標位置に制御されている。
時刻T1で回生制動が開始されると、回生制動トルクの増大に伴い、摩擦制動トルクが減少し、その分だけプライマリピストン10が後退することになる。この間、ブレーキペダル61の踏力は一定で、運転者要求制動トルク指令は一定であり、車両は一定の減速度で減速している。このとき、回生制動トルク指令と摩擦制動トルク指令の割合が変化するが、バネ37、38によってプライマリピストン10と入力ピストン32との相対位置に応じたバネ力が入力ピストン32に作用することにより、ブレーキペダル61の踏力が一定に維持される。
そして、時刻T2´で摩擦制動トルク指令が低下して、その下限値に達した後は、摩擦制動トルク指令は、一定の下限値に設定される。これにより、回生制動トルク指令値も一定となり、一定の摩擦制動トルク指令及び一定の回生制動トルク指令の合計により、所望の制動トルクを得る。このとき、プライマリピストン10は、図5(b)に示すように、摩擦制動トルクの下限値に対応する位置に留まり、リザーバポート20を開く位置まで後退しない。このようにして、所望の制動力を得つつ、プライマリピストン10の後退によりリザーバポート20が開くのを防止し、プライマリピストン10の急激な移動及びマスタシリンダ2内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、また、ブレーキペダル61の操作フィーリングを改善することができる。
次に、コントローラCによる回生協調制御の第1変形例について説明する。
コントローラCは、ピストン位置調整処理B9において、ピストン位置指令の下限値を設定し、回生協調制御中に、プライマリピストン10がその下限値を超えて後退しないようにする。ピストン位置指令の下限値は、少なくともプライマリピストン10がリザーバポート20を開かない位置とする。
これにより、回生制動トルクの増大による、摩擦制動トルク指令の低下に伴い、プライマリピストン10が後退したとき、リザーバポート20が開くのを防止することができ、プライマリピストン10の急激な移動及びマスタシリンダ2内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、また、ブレーキペダル61の操作フィーリングを改善することができる。
次に、回生協調制御の第1変形例の制御フローについて図7を参照して説明する。
図7を参照して、ステップSl1において、ブレーキシステムが作動状態であるか否かを判断し、作動状態である場合(Y)、ステップS12へ進み、作動状態でない場合(N)、本制御を終了する。
ステップS12において、運転者がブレーキペダル61を操作することによって発生する運転者要求制動トルク指令を算出して、ステップS13へ進む。ステップS13において、運転者要求制動トルク指令に対応するピストン位置指令(運転者要求制動トルク指令換算位置)を算出して、ステップS14へ進む。ステップS14において、回生協調ロジックによって摩擦制動トルク指令と回生制動トルク指令を算出して、ステップS15へ進む。ステップS15において、摩擦制動トルク指令に対応するピストン位置指令を算出して、ステップS16へ進む。
ステップS16において、運転者要求制動トルク指令換算位置が位置指令下限値(プライマリピストン10の後退によりリザーバポート20が開かないように設定する)を下回るか否かを判定し、下回った場合は(Y)、ステップS17へ進み、下回らない場合は、ステップ18へ進む。
ステップS17において、ピストン位置指令を位置指令下限値として、ステップS18へ進む。このとき、ステップS14において算出した摩擦制動トルク指令に対して、ステップS17で設定した摩擦制動トルク指令が大きくなるので、その分だけ回生制動トルク指令を減少させることにより、合計制動トルクが所望の制動トルクとなるように調整する。
ステップS18において、ピストン位置指令に基づいて電動モータ40を作動させ、プライマリピストン10を移動させ、ステップSl1へ戻る。このステップS18では、ステップS16で、ピストン位置指令が位置指令下限値を下回っている場合には、位置指令下限値に基づいてピストン位置が制御され、また、ピストン位置指令が所定の位置指令下限値を下回っていない場合には、ステップS15で算出したピストン位置指令に基づいてピストン位置が制御されることになる。これにより、本変形例に係る回生協調制御を実行することができる。
次に、コントローラCによる回生協調制御の第2変形例について説明する。
コントローラCは、液圧算出処理B7において、液圧指令の下限値を設定し、回生協調制御中に、マスタシリンダ2の液圧が液圧指令の下限値を下回らないようにプライマリピストン10の位置を制御する。液圧指令の下限値は、マスタシリンダ2のブレーキ液圧低下に伴い、プライマリピストン10が後退により少なくともリザーバポート20を開かない位置となるように設定する。
これにより、回生制動トルクの増大による、摩擦制動トルク指令(液圧指令)の減少に伴い、プライマリピストン10が後退して、リザーバポート20を開くのを防止することができ、プライマリピストン10の急激な移動及びマスタシリンダ2内のブレーキ液圧の急激な変動を抑制して、減速度の急変を抑制し、また、ブレーキペダル61の操作フィーリングを改善することができる。
次に、本変形例による回生協調制御の制御フローについて、図8を参照して説明する。
図8を参照して、ステップS21において、ブレーキシステムが作動状態であるか否かを判断し、作動状態である場合(Y)、ステップS22へ進み、作動状態でない場合(N)、本制御を終了する。
ステップS22において、運転者がブレーキペダル61を操作することによって発生する運転者要求制動トルク指令を算出して、ステップS23へ進む。ステップS23において、運転者要求制動トルク指令に対応するマスタシリンダ2のブレーキ液圧指令(運転者要求制動トルク指令換算液圧)を算出して、ステップS24へ進む。ステップS24において、回生協調ロジックB6によって摩擦制動トルク指令と回生制動トルク指令を算出して、ステップS25へ進む。ステップS25において、摩擦制動トルク指令に対応するマスタシリンダ液圧指令を算出して、ステップS26へ進む。
ステップS26において、運転者要求制動トルク指令換算液圧が液圧指令下限値(マスタシリンダ10が後退によりリザーバポート20を開かないように設定する)を下回るか否かを判定し、下回った場合は(Y)、ステップS27へ進み、下回らない場合は(N)、ステップS28へ進む。
ステップS27において、マスタシリンダ液圧指令を液圧指令下限値として、ステップS28へ進む。このとき、ステップS25において算出したマスタシリンダ液圧指令に対して、ステップS27で設定されたマスタシリンダ液圧指令が大きくなるので、その分だけ回生制動トルク指令を減少させることにより、合計制動トルクが所望の制動トルクとなるように調整する。
ステップS28において、マスタシリンダ液圧指令に基づいて電動モータ40を作動させ、プライマリピストン10を移動させ、ステップS2lへ戻る。このステップS28では、ステップS26で、マスタシリンダ液圧指令が液圧指令下限値を下回っている場合には、液圧指令下限値に基づいてピストン位置が制御され、また、マスタシリンダ液圧指令が所定の液圧指令下限値を下回っていない場合には、ステップS25で算出したマスタシリンダ液圧指令に基づいてピストン位置が制御されることになる。これにより、本変形例に係る回生協調制御を実行することができる。
なお、上記実施形態では、一例として、2系統の液圧ポート18、19を有するタンデム型のマスタシリンダ2を備えた電動倍力装置について説明しているが、本発明は、これに限らず、セカンダリピストン11及びセカンダリ室17を省略してシングル型のマスタシリンダとした電動倍力装置にも適用することができる。また、上記実施形態において、ボールネジ機構41のほか、他の公知の回転−直動変換機構を用いることもできる。
また、上記実施形態では、アクチュエータとして電動のものを用いているが、ブレーキペダルの操作量に応じて作動してピストンを駆動するものであればよく、例えば、負圧や油圧を用いたアクチュエータを適用することができる。
さらに、上記実施形態では、入力ピストン及びピストンが共にマスタシリンダ2に挿入されている構成(プライマリピストン10の案内ボア31に入力ピストン32が摺動可能かつ液密的に挿入されている構成)を用いているが、入力ピストンがマスタシリンダに挿入される必要はなく、アクチュエータによって駆動されるピストンがマスタシリンダに挿入されていればよい。したがって、例えば、ブレーキペダルの踏力がマスタシリンダに直接伝達されない、いわゆるバイワイヤ式の構成を適用することができる。このような構成においても、減速度の急変を抑制し、運転者に与える違和感を小さくする効果を得ることができる。
1 電動倍力装置(ブレーキ制御装置)、2 マスタシリンダ、5 リザーバ、10 プライマリピストン(ピストン)、20 リザーバポート、32 入力ピストン、37、38 バネ(バネ部材)、40 電動モータ(電動アクチュエータ)、61 ブレーキペダル

Claims (5)

  1. マスタシリンダと、該マスタシリンダに挿入されたピストンと、該ピストンの前進によって閉止されるリザーバポートを介して前記マスタシリンダにブレーキ液を補充するリザーバと、前記ピストンを駆動するアクチュエータとを備え、ブレーキペダルの操作量に応じて前記アクチュエータを作動させて、前記ピストンの位置に基づいて前記マスタシリンダ内のブレーキ液圧を制御するブレーキ制御装置であって、
    前記マスタシリンダのブレーキ液圧による摩擦制動と回生制動とによって所望の制動力を得る回生協調制御実行中には、前記リザーバポートが開かないように前記ピストンの後退位置を制限することを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. ブレーキペダルの操作により進退動する入力ピストンと、前記入力ピストンと前記ピストンとを中立位置に弾性的に保持するバネ部材と、を備え、
    前記ピストンは、前記入力ピストンに対して相対移動可能に設けられ、
    前記入力ピストンは、前記ピストンと共に前記マスタシリンダに挿入され、
    前記入力ピストン及び前記ピストンの位置に基づいて前記マスタシリンダ内のブレーキ液圧を制御することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  3. 摩擦制動トルク指令の下限値に基づき、前記ピストンの後退位置を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置。
  4. ピストン位置指令の下限値に基づき、前記ピストンの後退位置を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置。
  5. 前記マスタシリンダの液圧指令の下限値に基づき、前記ピストンの後退位置を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置。
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