JP2011218325A - 粘性流体の充填装置及び粘性流体の充填方法 - Google Patents
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Abstract
管状の被充填部材に対して粘性流体を吐出した後に生じる糸引き現象により、粘性流体が飛散等することを防止することを課題とする。
【解決手段】
粘性流体を吐出するノズルを管状に形成された被充填部材との軸心とを略一致させた後、ノズルを被充填部材の開口端から挿し込み、粘性流体を吐出して被充填部材に粘性流体を充填する。その後、ノズルと被充填部材を相対的に回転させることにより、粘性流体の吐出後に発生する糸引き部分を捩じりきることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
前工程処理された中芯100は、2本一組にして搬送され、載置ユニット40のV溝413a,413b、414a,414bにペン先101側を背面側に向けて(換言すれば、開口端102aを正面側に向けて)載置される。2本の中芯100は、図示しない搬送手段により次工程となるフォロア充填V溝(V溝415a,415b、416a,416b)に載置される(図5(a))。V溝413a,413bに載置された中芯100は、V溝415a,415bに載置され、V溝414a,414bに載置された中芯100は、V溝416a,416bに載置される。このとき、ノズル32a,32b(吐出ユニット30)は、正面側の移動限(後退限)に待機している。
[第2工程]
第二移動手段50により載置ユニット40が上昇限位置まで上昇する。上昇限位置にて、ノズル32a,32b(ノズル先部321a,321b)の軸心と、中芯100(インクタンク102)の軸心とが略一致される(図5(b))。なお、載置ユニット40が上昇限位置まで上昇することで、モーターユニット60の回転駒68は、中芯100と当接する。
[第3工程]
第一移動手段20のスライダープレート23(すなわち吐出ユニット20のノズル32a,32b)が背面側へ移動(前進)する(中芯100への吐出ユニット20の接近動作)。そして、ノズル32a,32bが中芯100の開口端102aに接近した所定位置から先は、エアスライドテーブル24の駆動によりガイドブロック24a(すなわち吐出ユニット20のノズル32a,32b)は前進する。ノズル32a,32bの先端は開口端102aに挿入される(図5(c))。
[第4工程]
ノズル32a,32bの前進が一端停止し、エアスライドテーブル24の駆動により正面側への移動(後退)を開始する(中芯100から吐出ユニット20が離反する離反動作)。この後退開始と同時にノズル32a,32bの先端からフォロア105が吐出し、充填が開始される(図5(d))。すなわち、ノズル32a,32bは、後退しながらフォロア105を充填(吐出)する(図5(e))。このとき、フォロア105と、フォロア105と対向するインク104の端面とは所定の空間Sを設けてある。フォロア105の吐出の勢いの影響により、有色のインク104が透明又は有色半透明のフォロア105に混じり込み、外観を害することを防止するためである。
[第5工程]
フォロア105を所定量充填した後、ノズル32a,32bの後退移動は一端停止する。このとき、充填されたフォロア105のノズル32a,32b付近には、糸引き現象が発生している(糸引き部分105a)。ノズル32a,32bの後退移動の停止と同時にモーターユニット60のギアドモーター65が起動し、ギアユニット66,回転ロッド67a,67b,回転駒68を介して中芯100が回転される(図5(f))。
[第6工程]
所定回数中芯100を回転すると、フォロア105の糸引き部分105aが捩じり切られる。回転停止後、ノズル32a,32bはエアスライドテーブル24及びスライダープレート23の正面側への移動により後退限まで後退する。
[第3’工程]
第一移動手段20により、ノズル32a,32bを背面側へ移動(前進)し、中芯100の開口端102aからノズル32a,32bを挿し込む。
[第4’工程]
ノズル32a,32bを所定量前進させた後停止させ、ノズル32a,32bからフォロア105を吐出(充填)する。
[第5’工程]
フォロア105を所定量充填した後、モーターユニット60のギアドモーター65を起動し、中芯100を所定回数回転させる。これにより、フォロア105の糸引き部分105aが捩り切られる。
[第6’工程]
回転停止後、ノズル32a,32bは第一移動手段20により、後退限まで後退する。
20 吐出ユニット
20 第一移動手段
21 ベース
22 ガイドレール
23 スライダープレート
24 エアスライドテーブル
24a ガイドブロック
30 吐出ユニット
31a,31b 定量弁
32a,32b ノズル
311a,311b 吐出量調整ネジ
312a,312b シリンダーブロック
321a,321b ノズル先部
40 載置ユニット
41a 正面側載置部材
41b 背面側載置部材
411a 基端部
411b 基端部
412a 梁状部
412b1 ブロック状部分
412b2 板状部分
413a,414a,415a,416a V溝
413b,414b,415b,416b V溝
417 支持ローラー
50 第二移動手段
51 ガイド手段
51a 円筒部
51b フランジ部
51c ガイドブッシュ
52 従動ロッド
52a 溝部
53 昇降ブロック
54 固定ブロック
541a,541b 溝部
60 モーターユニット
61 ブロック
62 モーターベース
63 支柱ロッド
64 フレーム
64a 正面側ブラケット
65 ギアドモーター
66 ギアユニット
67a 回転ロッド
67b 回転ロッド
68 回転駒
69 エアシリンダ
100 中芯
101 ペン先
102 インクタンク
102a 開口端
103 接続部材
104 インク
105 フォロア
105a 糸引き部分
Claims (12)
- 粘性流体をノズルから吐出可能に形成された吐出ユニットと、
管状に形成された被充填部材を、該被充填部材の軸心回りに回転自在に載置される載置ユニットと、
前記吐出ユニットのノズルと前記被充填部材を接近・離反させる第一移動手段と、
前記被充填部材に前記被充填部材の軸心回りの回転力を付与するモーターを有するモーターユニットと、
前記吐出ユニットのノズルの軸心と前記被充填部材の軸心を略一致させるよう前記吐出ユニットと前記被充填部材を相対的に移動させる第二移動手段と、
を有することを特徴とする粘性流体の充填装置。 - 前記被充填部材は、前記載置ユニットに長手方向を水平にして載置されることを特徴とする請求項1記載の粘性流体の充填装置。
- 前記モーターユニットは、前記モーターの回転軸と連結する回転駒を有し、該回転駒が前記被充填部材と当接することにより前記被充填部材が回転されることを特徴とする請求項1又は2記載の粘性流体の充填装置。
- 前記第一移動手段は、前記吐出ユニットと前記被充填部材の接近・離反動作における相対速度を調整可能な調整手段を有することを特徴とする請求項1乃至3記載の粘性流体の充填装置。
- 前記調整手段は、前記第一移動手段による前記吐出ユニットと前記被充填部材の相対的な全移動距離のうち、両者が近接した位置における相対速度を調整可能に形成されたことを特徴とする請求項4記載の粘性流体の充填装置。
- 前記吐出ユニットのノズルから吐出される粘性流体は、25℃におけるちょう度が220〜475であることを特徴とする請求項1乃至5記載の粘性流体の充填装置。
- 前記被充填部材は、一端にボールペンチップが固設され他端を開口され、既にインクが充填されているボールペンの中芯であり、
前記吐出ユニットにより吐出される粘性流体は、前記中芯のインクの逆流を防止するグリス状のフォロアであることを特徴とする請求項1乃至6記載の粘性流体の充填装置。 - 粘性流体を吐出するノズルを、管状に形成された被充填部材に対して両者の軸心を略一致させて挿し込む工程と、
前記ノズルから前記粘性流体を所定量吐出する工程と、
前記ノズルと前記被充填部材を軸心回りに相対的に回転させる工程と、
を有することを特徴とする粘性流体の充填方法。 - 粘性流体を吐出するノズルを、管状に形成された被充填部材に対して両者の軸心を略一致させて挿し込む工程と、
前記ノズルから前記粘性流体を吐出するとともに、前記ノズルと前記被充填部材とを軸心に沿って相対的に離反するよう移動させる工程と、
前記ノズルからの前記粘性流体の吐出を停止するとともに、前記ノズルと前記被充填部材の相対的に離反する移動を停止する工程と、
前記ノズルと前記被充填部材を軸心回りに相対的に回転させる工程と、
を有することを特徴とする粘性流体の充填方法。 - 前記被充填部材を軸心回りに回転させることで前記ノズルと前記被充填部材を相対的に回転させる工程とすることを特徴とする請求項7又は8記載の粘性流体の充填方法。
- 前記ノズルから吐出される前記粘性流体は、25℃におけるちょう度が220〜475であることを特徴とする請求項1乃至5記載の粘性流体の充填方法。
- 前記被充填部材は、一端にボールペンチップが固設され他端を開口され、既にインクが充填されているボールペンの中芯であり、
前記吐出ユニットにより吐出される粘性流体は、前記中芯のインクの逆流を防止するグリス状のフォロアであることを特徴とする請求項7乃至9記載の粘性流体の充填装置。
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