JP2011217455A - モールドモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シャフトを有するロータと、前記ロータの周囲に配置される円筒状のステータとを備え、前記ステータは、少なくも、コアと、前記コアの両端部にそれぞれ配置されるインシュレータと、このインシュレータを介して前記コアに巻回されるコイルとから構成され、前記インシュレータは、前記コイルを間にして保持する内周壁部および外周壁部を有し、前記ステータに、少なくとも前記コイルを覆ってモールド樹脂が形成されているモールドモータであって、
リング状補強部材が、前記コアの少なくとも一方の端部に配置される前記インシュレータの内周壁部に当接されて配置され、この状態で前記モールド樹脂によるモールドがなされている。
【選択図】 図1
Description
また、インシュレータの内周壁部の傾倒の度合いが大きい場合、その内周壁部自体がロータと接触してしまう場合もある。
前記モールド樹脂は、前記リング状補強部材の延在部の先端において、内周の径が大きくなる段差が形成されていることを特徴とする。
また、本発明のモールドモータによれば、樹脂フレームを形成する際に、ステータの内周部に樹脂が侵入することのない構造を得ることができる。
(実施形態1)
(実施形態2)
(実施形態3)
これにより、リング状補強部材30は、インシュレータ22Aとフック部30bによって係止され、インシュレータ22Aとリング状補強部材30との間に、モールド樹脂2が侵入する隙間をなくすことができる効果を奏する。
また、リング状補強部材30は、上述したように、ステータコア21の内周面よりも大径となるように構成されている。これにより、リング状補強部材30の内径側にモールド樹脂材を回り込ませることができるので、内径から外径に向かう成形圧力を発生させ、インシュレータ22Aの内周壁部22cの傾倒を効果的に防ぐことができる。
(実施形態4)
(実施形態5)
(実施形態6)
(実施形態7)
(実施形態8)
5……金型、
10……シャフト、
11……マグネット、
12……ロータ、
16……軸受け、
18……ボールベアリング、
20……ステータ、
21……ステータコア、
22A22B……インシュレータ、
22a……基部、
22b……外周壁部、
22c……内周壁部、
22d……切り欠き凹部、
23……コイル、
30……リング状補強部材、
30a……孔、
30b……フック部、
30c……リブ、
30d……凸部、
30e……先端(テーパ加工、R加工)。
Claims (10)
- シャフトを有するロータと、前記ロータの周囲に配置される円筒状のステータとを備え、
前記ステータは、少なくも、コアと、前記コアの両端部にそれぞれ配置されるインシュレータと、このインシュレータを介して前記コアに巻回されるコイルとから構成され、
前記インシュレータは、前記コイルを間にして保持する内周壁部および外周壁部を有し、
前記ステータに、少なくとも前記コイルを覆ってモールド樹脂が形成されているモールドモータであって、
前記コアの少なくとも一方の端部には、前記インシュレータの内周壁部に当接されるリング状補強部材が配置され、
この状態で前記モールド樹脂によるモールドがなされていることを特徴とするモールドモータ。 - 前記リング状補強部材は、絶縁材料によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモールドモータ。
- 前記インシュレータの内周壁部は前記ステータの周方向に沿って分断して形成され、前記リング状補強部材は、前記インシュレータの内周壁部と当接されていない部分に前記モールド樹脂が流通可能となる孔あるいは切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のモールドモータ。
- 前記リング状補強部材は、前記インシュレータの内周壁部との係止部を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のモールドモータ。
- 前記インシュレータの内周壁部は前記ステータの周方向に沿って分断して形成され、前記リング状補強部材は、前記インシュレータの内周壁部に当接されていない部分おいて前記内周壁部に当接するリブが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモールドモータ。
- 前記インシュレータの内周壁部は前記ステータの周方向に沿って分断して形成され、前記リング状補強部材は、前記インシュレータの内周壁部に当接されていない部分おいて少なくも一個の凸部が設けられ、この凸部は前記インシュレータの内周壁部に形成された切り欠き凹部に嵌合されていることを特徴とする1ないし4のいずれかに記載のモールドモータ。
- リング状補強部材は、コアと反対の方向の端部が軸方向に延在され、その高さはインシュレータの内周壁部の高さよりも大きく、その先端はテーパ加工あるいはR加工されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のモールドモータ。
- リング状補強部材は、コアと反対の方向の端部が軸方向に延在されて前記モールド樹脂を成形する金型と当接し、
前記モールド樹脂は、前記リング状補強部材の延在部の先端において、内周の径が大きくなる段差が形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のモールドモータ。 - リング状補強部材のインシュレータの内周壁部の高さを超える延在部において、モールド樹脂の成形部分側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載のモールドモータ。
- 前記凸部の先端には曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項9に記載のモールドモータ。
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