JP2011217177A - フィルタ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタ回路の中心周波数を調整する機能を備えたフィルタ回路を提供する。
【解決手段】入力信号とフィードバック信号(信号Vf)の加算信号を出力するカプラー109、加算信号を増幅した増幅信号を生成するAGC回路110、増幅信号の位相をシフトさせて信号Vfを生成する移相器111を備えたフィルタコア部102と、基準信号(信号Vr)を取得する基準信号生成部119、信号Vr、信号Vfの振幅を比較する振幅比較回路101、比較の結果に基づいてAGC回路110の増幅率を制御するゲイン制御電圧生成部108、信号Vrの位相と信号Vfの位相とを比較する移相比較回路103、比較結果に基づいて移相器111の位相のシフト量を制御する移相器制御電圧生成部117によってフィルタ回路を構成し、増幅率、シフト量が制御される間、カプラー109には信号Vfに代えて基準信号が入力される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フィルタ回路に係り、特に再帰型のフィルタ回路に関する。
現在、RF(Radio Frequency)信号のフィルタ回路として、主にSAW(surface acoustic wave )フィルタ等の受動素子が用いられている。これらのフィルタ回路の出力信号には出力ゲインがなく、この点が信号のノイズ劣化の要因となる。また、SAWフィルタは、個々のフィルタ回路の適応周波数領域が狭いため、広帯域をカバーするためには、複数のフィルタ回路が必要となる。
上記したSAWフィルタの欠点を解消するフィルタとして、再帰型フィルタ回路がある。再帰型フィルタ回路は、正帰還型フィルタ回路とも呼ばれ、適応周波数領域が広く、広帯域をカバーできることが知られている。
図9は、従来の再帰型フィルタ回路を説明するための図である。再帰型フィルタ回路は、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅回路)701、可変ゲインアンプ704、移相器703、カプラー702によって構成されている。図9に示した回路において、カプラー702からの出力Voutの振幅及び位相と可変ゲインアンプ704、移相器703からのフィードバック信号Vfの振幅及び位相とが略等しいとき、この回路はある周波数で大きなゲインを得て、フィルタ回路として機能する。
この周波数は、ループを構成するカプラー702、可変ゲインアンプ704、移相器703のオープンループ特性において、位相及びゲインが0となる周波数である。このため、フィルタ回路を購入したユーザは、自己が必要とする所望の周波数に合わせて、可変ゲインアンプ704や移相器703を調整し、このような回路が所望の周波数のフィルタ回路として機能するように調整しなければならなかった。
ここで、図9に示した再帰型フィルタ回路の制御について説明する。
図9に示した再帰型フィルタ回路の伝達関数は、以下の式(1)によって与えられる。
H=GL/(1−Gg|K|exp(j∠K)) …式(1)
上記した式(1)において、GLはLNA701のゲイン、Ggは可変ゲインアンプ704のゲイン、Kは移相器703の伝達関数である。カプラー702のゲインは略1とする。
図9の再帰型フィルタ回路は、式(1)の分母が略0になるとき大きなゲインを持ち、鋭いピーク特性を有し、急峻な周波数特性をもつフィルタ回路となることが式(1)から分かる。このとき、下記の式(2)、(3)が満たされる。
|GgK|≒1 …式(2)
∠[Gg|K|exp(j∠K)]≒2π …式(3)
ただし、式(1)の実数部が、Re[Gg|K|exp(j∠K)]>1となると、発振してしまう。
以上の条件により、再帰型フィルタ回路が適正に機能するように制御するための条件は、以下の3つになる。
すなわち、(i)可変ゲインアンプ、移相器、カプラーによって構成される閉ループを考えると、|GgK|≒1より、以下の条件が導き出せる。
・信号Voutとフィードバック信号Vfの振幅が略等しい。
・ただし、発振させないために、VfはVoutよりもわずかに小さくする。
同様に、可変ゲインアンプ、移相器、カプラー、可変ゲインアンプの閉ループを考えると、∠[Gg|K|exp(j∠K)]≒2πより、以下の条件が導き出させる。
・信号Voutとフィードバック信号Vfの位相が略等しい。
Vol.108,NO.212(US2008 32−46) 電子情報通信学会技術研究報告 PAGE.57−61 2008
再帰型フィルタ回路の制御は、図10に示すように、移相器703に位相調整電圧を、可変ゲインアンプ704にゲイン調整電圧を入力し、位相やゲインを制御することによって行われる。このような調整は、例えば、スペクトルアナライザ等を使って出力Voutをモニタしながら可変ゲインアンプ704のゲイン及び移相器703の位相を同時に変化させ、発振することなく適切な設定値にすることによって行われる。
なお、図11は、図10に示したカプラー702を示す図である。カプラー702は、抵抗素子905にコレクタが接続されたバイポーラトランジスタ903、バイポーラトランジスタ903のエミッタに接続された電流源906を含む入力側901の回路と、バイポーラトランジスタ903のコレクタにコレクタが接続されたバイポーラトランジスタ904、バイポーラトランジスタ904のエミッタに接続された電流源907を含むフィードバック側902の回路とによって構成されている。
なお、このような回路では、バイポーラトランジスタをMOSトランジスタに置き換えても同様のカプラーが構成できる。
しかしながら、可変ゲインアンプのゲインや位相の調整は高性能を実現するには、発振する寸前の状態にしなければならないため、微妙な調整となる。
本発明は、上記した点に鑑みて行われたものであり、フィルタ回路によってフィルタリングされる中心周波数の変更、設定、調整をする機能を備えたフィルタ回路を提供することを目的にする。
以上の課題を解決するため、本発明の請求項1のフィルタ回路は、入力信号とフィードバック信号を加算した加算信号を出力するカプラー(例えば図1に示したカプラー109)、当該カプラーによって出力された加算信号を所望の増幅率で増幅した増幅信号を生成する可変ゲインアンプ(例えば図1に示したAGC回路110)、当該可変ゲインアンプによって増幅された増幅信号の位相を任意のシフト量でシフトさせて前記フィードバック信号を生成し、前記フィードバック信号を前記カプラーに入力する移相器(例えば図1に示した移相器111)を備えたフィルタコア回路(例えば図1に示したフィルタコア部102)と、所望の周波数を有する基準信号を取得する基準信号取得部(例えば図1に示した基準信号生成部119)と、前記基準信号の振幅と前記フィードバック信号の振幅とを比較する振幅比較回路(例えば図1に示した振幅比較回路101)と、前記振幅比較回路による比較の結果に基づいて、前記可変ゲインアンプの増幅率を制御するゲイン制御信号を生成するゲイン制御回路(例えば図1に示したゲイン制御電圧生成部108)と、前記基準信号の位相と前記フィードバック信号の位相とを比較する位相比較回路(例えば図1に示した移相比較回路103)と、前記位相比較回路の比較結果に基づいて、前記移相器における前記増幅信号の位相のシフト量を制御する移相器制御信号を生成する移相制御回路(例えば図1に示した移相器制御電圧生成部117)と、を備え、前記可変ゲインアンプの増幅率または前記移相器のシフト量が制御される間、前記カプラーには、前記フィードバック信号に代えて前記基準信号が入力されることを特徴とする。
請求項2に記載のフィルタ回路は、請求項1において、前記入力信号を増幅して前記カプラーに入力させるアンプ回路(例えば図1に示したLNA120)をさらに備え、前記可変ゲインアンプの増幅率、前記移相器のシフト量が制御される間、前記アンプ回路による前記カプラーへの入力信号の入力が停止されることを特徴とする。
請求項3に記載のフィルタ回路は、請求項1または2において、前記ゲイン制御信号生成部が、前記振幅比較回路における比較の結果、前記基準信号の振幅が前記フィードバック信号の振幅よりも大きい場合、前記可変ゲインアンプにおける信号の増幅率を上げる前記ゲイン制御信号を生成し、前記基準信号の振幅が前記フィードバック信号の振幅よりも小さい場合、前記前記可変ゲインアンプにおける増幅率を下げる前記ゲイン制御信号を生成することを特徴とする。
請求項4に記載のフィルタ回路は、請求項3において、前記ゲイン制御信号生成部が、前記ゲイン制御信号を連続して複数回生成し、前記フィードバック信号の振幅が今回入力された前記基準信号の振幅よりも大きくなった場合、以前に生成された前記ゲイン制御信号を生成し、前記フィードバック信号の振幅を前記基準信号の振幅よりも小さくすることを特徴とする。
請求項5に記載のフィルタ回路は、請求項1から4のいずれか1項において、前記移相器制御信号生成部は、前記基準信号の位相が前記フィードバック信号の位相よりも進んでいる場合、前記移相器に前記フィードバック信号の位相を進ませる前記移相器制御信号を生成し、前記基準信号の位相が前記フィードバック信号の位相よりも遅れている場合、前記移相器に前記フィードバック信号の位相を遅らせる前記移相器制御信号を生成することを特徴とする。
請求項6に記載のフィルタ回路は、請求項5において、前記移相器制御信号生成部は、前記基準信号の位相と前記フィードバック信号の位相とが略同一になるように前記移相器を動作させる前記移相器制御信号を生成することを特徴とする。
請求項7に記載のフィルタ回路は、請求項1から6のいずれかに1項において、前記出力信号の振幅と前記フィードバック信号の振幅とは略同一であり、前記出力信号の位相と前記フィードバック信号の移相とは略同一であることを特徴とする。
請求項8に記載のフィルタ回路は、請求項1から7のいずれか1項において、前記移相器が、ハイパス型またはバンドパス型の移相器であって、前記移相器から前記フィードバック信号が出力信号として出力されることを特徴とする。
請求項9に記載のフィルタ回路は、請求項1から8のいずれか1項において、前記フィルタコア回路の出力、または前記フィードバック信号に負帰還をかけることにより、ノッチフィルタを構成することを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、前記可変ゲインアンプの増幅率及び移相器における増幅信号の位相のシフトによって出力信号のゲイン及び位相を自動的に制御することができる。このため、可変ゲインアンプのゲインや移相器の位相を自動的に調整し、フィルタ回路の中心周波数を簡易に変更、設定、調整をする機能を備えたフィルタ回路を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、外部からの外乱の影響を受けずフィードバック信号を基準信号に正確に一致させるように動作させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、基準信号の振幅とフィードバック信号の振幅とを一致させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、フィードバック信号の振幅が前記基準信号の振幅よりも大きくなった場合、以前に生成された前記ゲイン制御信号を生成するので、フィードバック信号の振幅を基準信号の振幅よりも簡易に小さくすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、基準信号の位相がフィードバック信号の位相よりも進んでいる場合にフィードバック信号の位相を進ませ、基準信号の位相がフィードバック信号の位相よりも遅れている場合にはフィードバック信号の位相を遅らせることができる。このため、フィードバック信号と基準信号との位相の相違を徐々に小さくし、フィードバック信号を基準信号に一致させることができ、ひいては基準信号と出力信号とを一致させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、基準信号の位相とフィードバック信号の位相とを略一致させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、出力信号の振幅とフィードバック信号の振幅とを略一致させ、出力信号の位相とフィードバック信号の移相とを略一致させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、移相器の後段から出力信号を出力することができるので、出力信号の低周波数領域の特性を向上させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、本発明のフィルタ調整方法をノッチフィルタの周波数の変更や設定に適用し、ノッチフィルタの周波数を簡易に変更、設定することができる。
本発明の一実施形態のフィルタ回路を説明するための図である。 図1に示したフィルタコア部のカプラーの一例を示した回路図である。 図1に示したフィルタコア部の移相器の構成例を示した図である。 図1に示したフィルタコア部のAGC回路を説明するための図である。 ハイパス型の移相器を説明するための図である。 実施形態2のフィルタ回路によって得られる効果を説明するための図である。 本発明の実施形態3のフィルタ回路を説明するための図である。 図7に示した実施形態3のカプラーを説明するための図である。 従来の再帰型フィルタ回路を説明するための図である。 従来の再帰型フィルタ回路のゲイン及び位相の調整を説明するための図である。 図10に示したカプラーを示す図である。
以下、本発明の実施形態1、実施形態2を、図面を用いて説明する。
(実施形態1)
構成
(1)全体
図1は、本発明の一実施形態のフィルタ回路を説明するための図である。フィルタ回路は、フィルタ回路本体と、このフィルタ回路の制御回路(以下、単に制御回路とも記す)を含んでいる。
図示したフィルタ回路は、信号の振幅を比較する振幅比較回路101、位相を比較する位相比較回路103、基準信号を発生する基準信号生成部119、ゲイン制御電圧生成部108、移相器制御電圧生成部117、フィルタコア部102を備えている。このような構成のうち、振幅比較回路101、位相比較回路103、ゲイン制御電圧生成部108、移相器制御電圧生成部117が制御回路であり、フィルタコア部102が、制御回路によって制御されるフィルタ回路の本体である。
フィルタコア部102は、従来技術として図9に示した構成と同様に構成された再帰型のフィルタ回路である。フィルタコア部102には、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅回路)120によって出力された信号が入力されている。フィルタコア部102は、カプラー109、AGC回路(Automatic Gain Control circuit:自動利得制御回路)110、移相器111を備えている。
カプラー109の出力信号は、AGC回路110に入力される。AGC回路110は、カプラー109の出力信号のゲインを調整し、移相器111に出力する。移相器111から出力されるフィードバック信号Vfは、カプラー109、振幅比較回路101に出力される。
実施形態1のフィルタ回路は、フィルタコア部102のフィルタリング周波数の調整時と通常のフィルタリングの動作時とではフィルタコア部102に入力される信号が切り替えられる。周波数の調整時、カプラー109、AGC回路110、移相器111は、ループを切断する。また、フィルタリングの動作時、このループはクローズされる。
(2)フィルタコア部
図2は、図1に示したフィルタコア部102のカプラー109の一例を示した回路図である。カプラー109は、LNA120から出力された信号を、入力信号Vinとしてベース端子に入力するバイポーラトランジスタ203、図1に示した移相器111のフィードバック信号Vfがベース端子に入力され、コレクタからAGC回路110及びバンドパスフィルタ出力バッファ118に出力信号Voutを出力するバイポーラトランジスタ204を備えている。
カプラー109のバイポーラトランジスタ203及び電流源206を含む部分を入力側201とし、バイポーラトランジスタ204及び電流源207を含む部分をフィードバック側202とする。
入力側201において、バイポーラトランジスタ203のコレクタは抵抗素子205を介して基準電位に接続されており、エミッタは電流源206を介して接地されている。同様に、フィードバック側202において、バイポーラトランジスタ204のソースは電流源207を介して接地され、バイポーラトランジスタ204のコレクタはバッファを介して出力端子Voutに接続されている。
さらに、実施形態1のカプラー109は、図1に示した基準信号Vrを入力するための回路を有している。基準信号Vrを入力するための回路を、図2中に基準信号入力側203と記す。基準信号入力側203は、バイポーラトランジスタ208を備え、バイポーラトランジスタ208のエミッタは電流源209を介して接地され、バイポーラトランジスタ208のコレクタはバイポーラトランジスタ203、204のコレクタに接続されており、バッファを介して出力端子Voutに接続されている。このようなカプラー109によれば、フィルタコア部102の状態を、オープンループとクローズドループとに切り替えることができる。
この切り替えは、例えば、フィードバック側と基準信号入力側のいずれか一方を入力側203に接続するように切り替えを行う図示しないディジタル回路によって行われる。
図3は、図1に示したフィルタコア部102の移相器111の構成例を示した図である。図示した移相器111は、ウィーンブリッジ型の移相器である。図3に示した移相器111は、AGC回路110から出力された信号を入力信号Vinとして入力する。入力信号Vinが入力される端子には、コンデンサ303、抵抗素子304が直列に接続され、抵抗素子304の他方の端子には、コンデンサ301、抵抗素子302が並列に接続されている。コンデンサ301、抵抗素子302の他方の端子は、いずれも接地されている。
図3に示すように、コンデンサ303の容量をC2、コンデンサ301の容量をC1、抵抗素子304の抵抗値をR2、抵抗素子302の抵抗値をR1とする。このような回路では、抵抗値R1、R2、容量素子C1、C2のいずれかを変えることによって入力信号Vinの位相を変えて出力信号Voutとして出力することができる。
図3に示した例では、コンデンサ301を可変容量素子(バラクタ)で構成し、移相器制御信号VpcntによってC1の値を制御し、入力信号Vinの位相を変えている。
図4は、図1に示したフィルタコア部102のAGC回路110を説明するための図である。図4に示したAGC回路110では、一端が基準電位に接続された抵抗素子404の他端にバイポーラトランジスタ401が接続され、バイポーラトランジスタ401の他端にバイポーラトランジスタ403が接続されている。抵抗素子404とバイポーラトランジスタ401のエミッタとの間には、バイポーラトランジスタ402が接続されている。また、バイポーラトランジスタ403のエミッタは、電流源405を介して接地されている。
図4に示したAGC回路110では、MOSトランジスタ402のゲート端子にリファレンス電圧Vrefが入力され、MOSトランジスタ401のゲート端子には制御電圧Vcntが入力される。このようなAGC回路110では、リファレンス電圧Vrefに対して制御電圧Vcntが変更されることにより、ゲインパス側のトランジスタ(図4では抵抗素子404に接続されているMOSトランジスタ401)に流れる電流が変化し、結果的にAGC回路110は、ゲインを変えることができる。
(3)振幅比較回路
図1に示した振幅比較回路101は、基準信号生成部119において生成される基準信号Vrと、フィルタコア部102の移相器111から出力されるフィードバック信号Vfとを入力し、これら信号の振幅の比較の結果をゲイン制御電圧生成部108に出力する回路である。
このため、振幅比較回路101は、基準信号Vrを整流化する整流回路104、フィードバック信号Vfを整流化する整流回路105、整流化後の信号に含まれる高周波成分を除去するLPF(Low-Pass Filter)106、高周波成分除去後の基準信号Vrとフィードバック信号Vfとで、その振幅を比較するコンパレータ107を備えている。なお、実施形態1では、LPF106が、信号の周波数成分を除去するとともに、基準信号Vr、フィードバック信号VfをDC電圧に変換している。
ゲイン制御電圧生成部108は、コンパレータ107による振幅の比較の結果に基づいてゲイン制御信号Vgcntを生成する。ゲイン制御信号Vgcntは、フィルタコア部102のAGC回路110に入力される。ゲイン制御信号Vgcntにより、ゲイン制御電圧生成部108は、AGC回路110におけるゲインの調整を制御することができる。
また、実施形態1では、ゲイン制御電圧生成部108が所定の時間間隔で繰返しゲイン制御信号Vgcntを生成し、出力する。このため、複数のゲイン制御信号Vgcntが、所定の時間間隔で連続して出力される。
(4)位相比較回路
図1に示した位相比較回路103は、基準信号Vr、フィードバック信号Vfを入力し、これらの信号の位相の相対的な差分(シフト量)を移相器制御電圧生成部117に出力する回路である。なお、本実施形態でいうシフト量は、位相の相対的な差分の量のみならず、その量がプラス方向である(位相の進み)か、マイナス方向か(位相の遅れ)をも含む概念である。
このため、位相比較回路103は、基準信号Vrを分周する分周器113、フィードバック信号Vfを分周する分周器112、分周された基準信号Vr、フィードバック信号Vfを入力し、両者の位相を比較する位相比較器114、位相比較器114から出力された信号の高周波数成分を除去するLPF115、高周波成分除去後の基準信号Vrとフィードバック信号Vfとで、その位相を比較するコンパレータ116を備えている。なお、実施形態1では、LPF115が、信号の周波数成分を除去するとともに、基準信号Vr、フィードバック信号VfをDC電圧に変換している。
移相器制御電圧生成部117は、コンパレータ116による位相の比較の結果に基づく移相器制御信号Vpcntを生成する。移相器制御信号Vpcntは、フィルタコア部102の移相器111に入力し、移相器111における位相のシフトを制御する。
また、実施形態1では、移相器制御電圧生成部117が所定の時間間隔で繰返し移相器制御信号Vpcntを生成し、出力する。このため、複数の移相器制御信号Vpcntが、所定の時間間隔で連続して出力される。
再帰型フィルタ回路のフィルタリング周波数の調整
次に、上記した構成のフィルタコア部102のフィルタリング周波数を、制御回路が調整する動作について説明する。
フィルタコア部102から出力される信号の振幅と位相は、AGC回路110に入力されるゲイン制御信号Vgcntと、移相器111に入力される移相器制御信号Vpcntとを調整することによって任意に変更することができる。
AGC回路110、移相器111の調整時、フィルタコア部102は、前記したように、オープンループ状態にされる。このとき、実施形態1では、LNA120をオフ(パワーダウン)し、フィルタコア部102に外部から信号が入力されないようにする。なお、LNA120のオフは、例えば、カプラー109の前記したフィードバック側と基準信号入力側を切り替えるディジタル回路を使って行うようにしてもよい。
フィルタコア部102がオープンループの状態で、カプラー109にフィルタコア部102の中心周波数となる周波数を持つ基準信号Vrが入力される。本実施形態では、基準信号Vrとフィルタコア部102から出力されるフィードバック信号Vfとを使ってAGC回路110による振幅や移相器111の位相のシフト量が調整される。
実施形態1では、LNA120のパワーダウンを切替回路121によって行うものとする。フィルタ回路の調整後、切替回路121がカプラー109を制御してフィルタコア部102をクローズ状態にする。なお、切替回路121は、例えば、本実施形態のフィルタ回路を制御するディジタル式の簡易な回路によって実現することができる。
より具体的には、フィルタコア部102の調整時、カプラー109では、フィードバック側202のバイポーラトランジスタ204がパワーダウンされ、ループが切断される。そして、基準信号入力側203のバイポーラトランジスタ208から基準信号Vrが入力される。調整後、カプラー109のフィードバック側202のバイポーラトランジスタ204がパワーオンされてループが接続され、基準信号入力側203のバイポーラトランジスタ208がパワーダウンされる。
(1)ゲインの制御
フィルタコア部102がオープンループ状態になったとき、基準信号Vr、フィードバック信号Vfは、それぞれ整流回路104、105において整流される。そして、LPF106に入力されてDC電圧に変換され、コンパレータに107において振幅を比較される。比較の結果(基準信号Vr、フィードバック信号Vfの振幅の大小関係及びその差分)を示す信号が、ゲイン制御電圧生成部108に入力される。
ゲイン制御電圧生成部108では、基準信号Vrがフィードバック信号Vfより大きい場合、ゲイン制御信号Vgcntを調整し、AGC回路110がゲインを高めるように動作させる。ただし、フィードバック信号Vfが基準信号Vrより大きくなると発振するため、フィードバック信号Vfが基準信号Vrより大きくなった場合、ゲイン制御電圧生成部108は、ゲイン制御信号Vgcntをフィードバック信号Vfの振幅が小さくなるように制御する。
この制御としては、実施形態1のゲイン制御信号Vgcntが連続して複数回出力されることから、以前に出力されたゲイン制御信号Vgcntを再度生成するようにするものがある。このようにすれば、フィードバック信号Vfの振幅が基準信号Vrよりもわずかに小さい振幅となるように調整することができる。なお、以前に出力されたゲイン制御信号Vgcntとは、例えば直前に出力されたゲイン制御信号Vgcntであっても良いし、予め設定されている所定の数前のゲイン制御信号Vgcntであっても良い。
直前に出力されたゲイン制御信号Vgcntを生成することを、以降、「1つ前の状態にする」とも記す。
一方、基準信号Vrがフィードバック信号Vfより小さい場合、ゲイン制御電圧生成部108は、ゲイン制御信号Vgcntを、AGC回路110がゲインを下げるように調整する。この調整は、フィードバック信号Vfが基準信号Vrよりもわずかに小さくなるように行われる。
この結果、ゲイン制御信号は、フィルコア部102がフィルタ回路として機能するとき、出力信号の振幅とフィードバック信号Vfの振幅とが略同一になるようにAGC回路110を調整するものとなる。
(2)位相の制御
基準信号Vr、フィードバック信号Vfは、それぞれ分周器112、113によって分周される。分周された基準信号Vr、フィードバック信号Vfは、位相比較器114に入力される。位相比較器114から出力された基準信号Vr、フィードバック信号Vfは、LPF115に入力されてDC電圧に変換され、コンパレータに116において位相進み、あるいは遅れが比較される。比較の結果(基準信号Vrの位相とフィードバック信号Vfの位相との進み、あるいは遅れの関係及びそのシフト量)を示す信号が、移相器制御電圧生成部117に入力される。
移相器制御電圧生成部117では、基準信号Vrがフィードバック信号Vfより位相が進んでいる場合、移相器制御信号Vpcntを、移相器111においてフィードバック信号Vfの位相が進むように調整する。そして、基準信号Vrとフィードバック信号Vfの位相関係が反転した場合、基準信号Vrの位相とフィードバック信号Vfの位相とが略等しくなるように移相器制御信号Vpcntを制御する。
この制御としては、実施形態1の移相器制御信号Vpcntが連続して複数回出力されることから、以前に出力された移相器制御信号Vpcntを再度生成するようにするものがある。このようにすれば、基準信号Vrの位相とフィードバック信号Vfの位相とが略等しくなる。
なお、以前に出力された移相器制御信号Vpcntとは、例えば直前に出力された移相器制御信号Vpcntであっても良いし、予め設定されている所定の数前の移相器制御信号Vpcntであっても良い。直前に出力された移相器制御信号Vpcntを生成することを、以降、「1つ前の状態にする」とも記す。
一方、基準信号Vrの位相がフィードバック信号Vfの位相より遅れている場合、移相器制御信号Vpcntを調整し、移相器111において、フィードバック信号Vfの位相を遅らせるようにする。さらに、基準信号Vrの位相とフィードバック信号Vfの位相の関係が反転した場合、例えば、直前に生成された移相器制御信号Vpcntを再度生成し、基準信号Vrの位相とフィードバック信号Vfの位相とを略等しくする。
この結果、移相制御信号は、フィルコア部102がフィルタ回路として機能するとき、出力信号の移相とフィードバック信号Vfの移相とが略同一になるように移相器111を調整するものとなる。
以上説明した実施形態1によれば、AGC回路110のゲインや移相器111の位相を自動的に調整し、フィルタ回路を自動的に調整することができる機能を備えたフィルタ回路を提供することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2は、先に説明した実施形態1と、移相器の構成を異にするものである。すなわち、実施形態1では、図3に示したようにウィーンブリッジ型の移相器を用いている。しかし、本発明の実施形態は移相器をウィーンブリッジ型に限定するものではなく、実施形態2では、例えばハイパス型の移相器を使用する。
図5は、ハイパス型の移相器を説明するための図である。ハイパス型の移相器は、入力端子に一端が接続された容量素子601、容量素子601の他端に一端が接続された抵抗素子602によって構成できる。抵抗素子602の他端は、接地されているものとする。このような移相器では、容量素子601の容量値C3、抵抗素子602の抵抗値R3を変更することによって入力された信号Vinの位相を変えて出力することができる。図5に示したハイパス型の移相器では、容量素子601を可変容量素子(バラクタ)とし、移相器制御信号Vpcntを使ってVinの位相を変えている。
なお、実施形態2のように、ハイパス型の移相器を用いれば、出力信号の低周波数特性を改善できるという効果を得ることができる。ここで、実施形態2のフィルタ回路の効果について説明する。
図6は、実施形態2のフィルタ回路によって得られる効果を説明するための図である。図6の縦軸はフィルタ回路から出力される信号のゲインであり、横軸はこの信号の周波数を示している。
再帰型フィルタ回路において、出力信号をカプラーの後段、あるいはAGC回路の後段から出力させた場合、出力信号がLNAやカプラー、AGC回路の周波数特性の影響を受けることがある。LNAやカプラー、AGC回路といった回路は、一般的に低周波数側でのゲインが大きいため、周波数特性は、フィルタ回路の低周波数側の周波数特性劣化として表れる。
そこで、実施形態2では、ハイパス型の移相器を用いることによって移相器の後段から出力信号を出力させ、図6に示すように低周波数側の周波数特性を改善することができる。
さらに、実施形態2の移相器はハイパス型に限定されるものでなく、バンドパス型の移相器を用いるものであってもよい。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。実施形態3は、先に説明した実施形態1、または実施形態2のフィルタ回路の出力、またはフィードバック信号(図1のVf)に負帰還をかけるものである。
図7は、実施形態3のフィルタ回路を説明するための図である。実施形態3において、実施形態1、実施形態2及び従来技術で図示した構成については同様の符号を付して図示し、その説明の一部を略すものとする。実施形態3では、フィードバック信号Vfに負帰還をかけることにより、図7に示すように、フィルタ回路にノッチフィルタを追加することができる。このような構成は、図2に示したカプラー109を、カプラー109と図11に示したカプラー702とを組み合わせたカプラー1009に変更することによって実現することができる。カプラー1009を備えたフィルタコア部を、フィルタコア部1002と記す。
図8は、図7に示したカプラー1009を説明するための図である。カプラー1009は、カプラー109とカプラー702とによって構成されている。カプラー702のバイポーラトランジスタ903のベースには、入力信号Vinが入力される。また、カプラー702のバイポーラトランジスタ904のベースには、フィードバック信号Vfbが入力される。
カプラー1009に入力信号Vinまたはフィードバック信号Vfbが入力されたことにより、フィルタコア部1002を含むフィルタ回路では、入力信号Vinまたはフィードバック信号Vfbに負帰還がかかることになる。このようなフィルタコア部1002を含むフィルタ回路は、ノッチフィルタとして機能する。
カプラー702の出力信号は、ノッチフィルタ出力バッファ122に出力される。また、カプラー109の出力信号Voutは、AGC回路110及びバッファ118に出力される。ノッチフィルタ、バンドパスフィルタの切り替えは、カプラー702のパワーオン、オフによって選択される。実施形態3で構成されるノッチフィルタの中心周波数は、実施形態1、実施形態2で説明した方法で調整、設定することができる。
以上説明した本発明は、再帰型フィルタ本体と、再帰型フィルタ本体を制御する制御回路を備えたフィルタ回路に好適である。
101 振幅比較回路
102 フィルタコア部
103 位相比較回路
104,105 整流回路
106,115 LPF
107,116 コンパレータ
108 ゲイン制御電圧生成部
109 カプラー
110 AGC回路
111 移相器
112,113 分周器
114 位相比較器
117 移相器制御電圧生成部
119 基準信号生成部
121 切替回路

Claims (9)

  1. 入力信号とフィードバック信号を加算した加算信号を出力するカプラー、当該カプラーによって出力された加算信号を所望の増幅率で増幅した増幅信号を生成する可変ゲインアンプ、当該可変ゲインアンプによって増幅された増幅信号の位相を任意のシフト量でシフトさせ、前記フィードバック信号を生成し、前記カプラーに入力する移相器を備えたフィルタコア回路と、
    所望の周波数を有する基準信号を取得する基準信号取得部と、
    前記基準信号の振幅と前記フィードバック信号の振幅とを比較する振幅比較回路と、
    前記振幅比較回路による比較の結果に基づいて、前記可変ゲインアンプの増幅率を制御するゲイン制御信号を生成するゲイン制御回路と、
    前記基準信号の位相と前記フィードバック信号の位相とを比較する位相比較回路と、
    前記位相比較回路の比較結果に基づいて、前記移相器における前記増幅信号の位相のシフト量を制御する移相器制御信号を生成する移相制御回路と、
    を備え、
    前記可変ゲインアンプの増幅率または前記移相器のシフト量が制御される間、前記カプラーには、前記フィードバック信号に代えて前記基準信号が入力されることを特徴とするフィルタ回路。
  2. 前記入力信号を増幅して前記カプラーに入力させるアンプ回路をさらに備え、前記可変ゲインアンプの増幅率、前記移相器のシフト量が制御される間、前記アンプ回路による前記カプラーへの入力信号の入力が停止されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路。
  3. 前記ゲイン制御信号生成部は、前記振幅比較回路における比較の結果、前記基準信号の振幅が前記フィードバック信号の振幅よりも大きい場合、前記可変ゲインアンプにおける信号の増幅率を上げる前記ゲイン制御信号を生成し、前記基準信号の振幅が前記フィードバック信号の振幅よりも小さい場合、前記前記可変ゲインアンプにおける増幅率を下げる前記ゲイン制御信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のフィルタ回路。
  4. 前記ゲイン制御信号生成部は、前記ゲイン制御信号を連続して複数回生成し、前記フィードバック信号の振幅が前記基準信号の振幅よりも大きくなった場合、以前に生成された前記ゲイン制御信号を生成し、前記フィードバック信号の振幅を前記基準信号の振幅よりも小さくすることを特徴とする請求項3に記載のフィルタ回路。
  5. 前記移相器制御信号生成部は、前記基準信号の位相が前記フィードバック信号の位相よりも進んでいる場合、前記移相器に前記フィードバック信号の位相を進ませる前記移相器制御信号を生成し、前記基準信号の位相が前記フィードバック信号の位相よりも遅れている場合、前記移相器に前記フィードバック信号の位相を遅らせる前記移相器制御信号を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフィルタ回路。
  6. 前記移相器制御信号生成部は、前記基準信号の位相と前記フィードバック信号の位相とが略同一になるように前記移相器を動作させる前記移相器制御信号を生成することを特徴とする請求項5に記載のフィルタ回路。
  7. 前記ゲイン制御信号は、前記出力信号の振幅と前記フィードバック信号の振幅とが略同一になるように前記可変ゲインアンプを制御し、前記移相制御回路は、前記出力信号の位相と前記フィードバック信号の移相とが略同一になるように前記移相器を制御することを特徴とする請求項1から6のいずれかに1項に記載のフィルタ回路。
  8. 前記移相器が、ハイパス型またはバンドパス型の移相器であって、
    前記可変ゲインアンプの増幅率、前記移相器におけるシフトが制御される場合、前記移相器から前記フィードバック信号が出力信号として出力されることを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載のフィルタ回路。
  9. 前記フィルタコア回路の出力、または前記フィードバック信号に負帰還をかけることにより、ノッチフィルタを構成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のフィルタ回路。
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