JP2011215882A - 電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置 - Google Patents

電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
高速で振幅の大きい電圧変動を抑制するために、負荷素子の種類、又は、負荷素子に供給される電力等に応じて、負荷素子への安定した電力供給を可能にする電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置を提供すること。
【解決手段】
電源装置から負荷素子に電力を供給するための線路に接続され、前記線路における電力供給を安定化させる電力制御装置であって、前記負荷素子に並列に接続される可変容量素子と、前記線路の寄生インダクタンスによる電圧変動度合が所定度合以下になるように、前記可変容量素子の静電容量を制御する制御部とを含む。
【選択図】図2

Description

サーバ機器又はネットワーク機器等のような情報通信装置に電力を供給する電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置に関する。
サーバ機器又はネットワーク機器等の情報通信装置には、LSI(Large Scale Integration)、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)といった半導体デバイス等の負荷素子が用いられている。近年のサーバ機器又はネットワーク機器等の高速化により、負荷素子の動作電圧の低電圧化、動作電流の大電流化、処理速度の超高速化が急激に進行している。
このため、これらの負荷素子に電源供給を行う電源装置には、負荷素子に応じた高速応答特性が強く求められており、安定した電力供給を行うために、電源装置に対して要求される性能は非常に厳しくなってきている。
ここで、電源装置の特性改善手法の一例として、スイッチング周波数の高周波数化が挙げられるが、電力変換効率や発熱等の問題があるため、限界に近付いているのが現状である。
一般に、半導体デバイス等の負荷素子に電力を供給する方式では、プリント配線板上に配置された電源装置から、プリント配線板上にパターニングされた配線を通じて、負荷素子に電力が供給される。このように電力供給を行う際に、電流の変化に伴う電圧の変化を抑制するために、電源装置を負荷素子の近傍に配置しても、電源装置から負荷素子までの配線の寄生インダクタンスが存在するため、電圧変動を無くすことはできない。
特に、近年の半導体デバイス等の負荷素子の高性能化に伴い、上述のような傾向は益々顕著になっている。一例では、低電圧化、大電流化は、従来およそ3.3〜5.0V、数A程度であったものが、近年ではおよそ1.0〜1.8V、数10〜数100Aのオーダとなっている。また、処理速度の超高速化により、電流変化率は、従来のミリ秒のオーダから、近年ではマイクロ秒のオーダに高速化している。このため、従来の電流供給方式では対応できなくなっている。
そこで、上述のような寄生インダクタンスによる電圧変動を抑制して負荷素子を安定に動作させるために、例えば図1に示すように、電源装置1に配線2を介して接続された負荷素子3の近傍に大容量のコンデンサ4を並列に接続することが行われている。なお、説明の便宜上、図1には、配線2に存在する寄生インダクタンスをインダクタンスLとして表す。
電源装置1は、典型的には、POL(Point of Load)電源として用いられる電源装置であり、負荷素子3の近くに配設され、負荷素子3の専用の電源装置として用いられる。POL電源としての電源装置1は、例えば、DC−DCコンバータによって実現される。コンデンサ4は、所謂パスコン(バイパスコンデンサ)として用いられるものであり、配線2における高速で振幅の大きい電圧変動を抑制すべく、大容量にするために多数を並列に接続する場合もあった。このような場合、一例では、静電容量は数千μF〜数万μFになる場合があった。
また、図1に示すようなコンデンサ4は大容量でスペース的な制約の問題が生じるため、コンデンサ4を小型化し、例えば、増幅器のミラー効果を利用して、小さな静電容量を大きく変換することによって大きな電圧変動を抑えることが行われていた。具体的には、LSIの内部の半導体チップに対して、増幅器のゲインAとコンデンサの静電容量Cを与え、増幅器のミラー効果で静電容量Cを大きく見せることにより、小さな静電容量Cのコンデンサで高速で振幅の大きい電圧変動を抑制することが行われていた。
特開2009−117697号公報
上述のように、半導体デバイス等の負荷素子に安定した電力供給を行うために、配線の寄生インダクタンスによる電圧変動を抑制することが行われている。
ところで、配線の寄生インダクタンスは、配線の長さ、配線の幅、及び負荷素子と電源装置の位置関係等によって決まる。このため、負荷素子に安定した電力供給を行うために必要となるコンデンサの静電容量値は、負荷素子の種類、又は、負荷素子に供給される電力等によって異なる。
しかしながら、従来はコンデンサの静電容量値が固定であったため、負荷素子の種類又は電源装置からの供給電力等に応じて静電容量値を設定したコンデンサを作製しなければならないという課題があった。例えば、サーバ機器又はネットワーク機器等の情報通信装置には多数の電源装置が用いられるため、すべての電源装置と負荷素子の間の寄生インダクタンスに対応した静電容量値のコンデンサを作製し、実装するのは膨大な作業を必要としていた。
そこで、高速で振幅の大きい電圧変動を抑制するために、負荷素子の種類、又は、負荷素子に供給される電力等に応じて、負荷素子への安定した電力供給を可能にする電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の一観点の電力制御装置は、電源装置から負荷素子に電力を供給するための線路に接続され、前記線路における電力供給を安定化させる電力制御装置であって、前記負荷素子と並列に接続される可変容量素子と、前記線路の寄生インダクタンスによる電圧変動度合が所定度合以下になるように、前記可変容量素子の静電容量を制御する制御部とを含む。
高速で振幅の大きい電圧変動を抑制するために、負荷素子の種類、又は、負荷素子に供給される電力等に応じて、負荷素子への安定した電力供給を可能にする電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置を提供できる。
従来の電力制御装置の一例を示す図である。 実施の形態1の電力制御装置を用いた情報通信装置の一例を示す図である。 実施の形態1の電力制御装置に電源装置及びCPUが接続された回路構成を示す図である。 実施の形態1の電力制御装置100の可変容量素子101の回路構成の一例を示す図である。 実施の形態1の電力制御装置100の制御部104による可変容量素子101の静電容量Cvの制御処理を示すフローチャートである。 (A)は、実施の形態1の電力制御装置100によって電力供給が制御された場合のCPU14の端子間電圧Vの波形を示す図であり、(B)は、比較用にCPU14の端子間電圧Vが変動した場合の波形を示す図である。 実施の形態2の電力制御装置の可変容量素子201を示す図である。
以下、本発明の電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置を適用した実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図2は、実施の形態1の電力制御装置を用いた情報通信装置の一例を示す図である。図2(A)に示す情報通信装置は、サーバ10であり、サーバ10の内部には、図2(B)に示すようなプリント基板11が多数配設されている。
プリント基板11は、例えば、FR4(Flame Retardant Type 4:ガラスエポキシ基板)であり、一般に、複数の絶縁層が積層されており、各絶縁層の間(層間)、積層構造の最上面、及び積層構造の最上面にパターニングされた銅箔を有する。図2(B)にはプリント基板11の最上面の銅箔がパターニングされた配線12を示すが、配線12は層間及び最上面にもパターニングされており、電源電圧を供給する配線、信号を伝送する配線、グランド電位等の基準電位に保持される配線が存在する。
また、プリント基板11には、POL電源としての電源装置13と、負荷素子の一例としてのCPU14が実装されており、電源装置13からCPU14には、配線12を通じて電力が供給される。なお、説明の便宜上、図2(B)には電源装置13とCPU14だけを示すが、プリント基板11には、他の電子部品装置も実装される。
図3は、実施の形態1の電力制御装置に電源装置及びCPUが接続された回路構成を示す図である。
実施の形態1の電力制御装置100は、電源装置13とCPU14を接続する配線12に接続されており、負荷素子としてのCPU14に並列に接続される可変容量素子101、及び、CPU14の電源端子(14A、14B)間の電圧を検出して可変容量素子101の静電容量値を制御する負帰還回路102を含む。
ここで、説明の便宜上、配線12の寄生インダクタンスをLとし、コイルの記号で示す。また、配線12を通流する電流をIとし、寄生インダクタンスに通流する電流の時間的変化によって生じる電圧変動分をVLS(=L・dI/dt)とする。電源装置13の端子間電圧はVi、CPU14の端子間電圧はVで表す。
可変容量素子101は、静電容量Cvを変更可能な容量素子であり、静電容量Cvは負帰還回路102によってフィードバック制御される。可変容量素子101の具体的な回路構成については、図4を用いて後述する。
負帰還回路102は、CPU14の電源端子(14A,14B)間の電圧が反転入力端子に入力され、基準電圧(Vref)と比較するオペアンプ103と、オペアンプ103の出力に応じて可変容量素子101の静電容量Cvを制御する制御部104を含む。オペアンプ103の反転入力端子と出力端子との間には抵抗器Ra、Rb、及びコンデンサCaが接続されるとともに、オペアンプ103には入力抵抗器Rcが接続される。
オペアンプ103は、反転入力端子に入力されるCPU14の電源端子(14A,14B)間の電圧と、基準電圧(Vref)と比較し、CPU14の端子間電圧Vが基準電圧(Vref)を上回ると負の電圧を出力し、CPU14の端子間電圧Vが基準電圧(Vref)を下回ると正の電圧を出力する。
制御部104は、オペアンプ103の出力電圧を受けて、CPU14の端子間電圧Vが基準電圧(Vref)を上回ることによって出力される負電圧値が所定電圧値以下になると、可変容量素子101の静電容量Cvを増大させ、CPU14の端子間電圧Vが所定の許容範囲内に収まるようにフィードバック制御を行う。制御部104は、例えば、CPUを用いたデジタル回路、又はオペアンプ等を用いたアナログ回路で実現することができるが、ここではCPUを用いたデジタル回路を用いる形態について説明する。なお、制御部104による処理内容については後述する。
次に、図4を用いて可変容量素子101の回路構成について説明する。
図4は、実施の形態1の電力制御装置100の可変容量素子101の回路構成の一例を示す図である。可変容量素子101は、図4に示すように、端子A、B間に、容量素子としてのコンデンサ110、抵抗器R〜R、及びスイッチS〜SとSを含む。ここで、スイッチの数を表すNは2以上の任意の整数である。抵抗器R及びRは、コンデンサ110と直列に接続されている。抵抗器RにはスイッチSが並列に接続されている。抵抗器Rには、抵抗器R〜RとスイッチS〜Sとをそれぞれ直列接続した(N−1)個の回路と、スイッチSとが並列に接続されている。抵抗器R〜Rとしては、例えば、所定の抵抗値を有するチップ抵抗を用いることができ、スイッチS〜S及びSとしては、小型のリレー又はフォトカプラ等を用いることができる。なお、ここでは、抵抗器R〜Rの抵抗値はすべて等しいものとする。また、コンデンサ110は、ESR(Equivalent Series Resistance:等価直列抵抗)を含む。
すなわち、可変容量素子101としての静電容量Cvは、コンデンサ110の静電容量Cと、スイッチS〜S及びSの開閉状態によって端子A、B間に接続される抵抗器R〜Rの合成抵抗値とによって決定される。
実施の形態1では、スイッチS〜S、Sは、制御部104によって開閉が制御される。初期状態では、スイッチS〜S、Sはすべて開放されており、合成抵抗値は(R1+R2)の最大値であるため、可変容量素子101としての静電容量Cvは最小値となる。各スイッチは、制御部104によってスイッチS〜S、S、Sの順に閉成され、スイッチが1つずつ閉成される度に合成抵抗値は小さくなる。すなわち、初期状態からスイッチが1つずつ閉成される度に、可変容量素子101としての静電容量Cvは、徐々に大きくなる。スイッチS〜S、Sがすべて閉成されると、合成抵抗値は零(0)となり、可変容量素子101としての静電容量Cvは、最大値となる。
次に、図5を用いて制御部104による可変容量素子101の静電容量Cvの制御について説明する。
図5は、実施の形態1の電力制御装置100の制御部104による可変容量素子101の静電容量Cvの制御処理を示すフローチャートである。この制御処理は、例えば、サーバ10に電力制御装置100が実装された際に可変容量素子101の静電容量Cvを配線12の寄生インダクタンスに応じた値に設定するための初期設定時、又は、CPU14の性能評価を行う性能評価時等に実行される処理である。
制御部104は、処理を開始すると、オペアンプ103の出力電圧を監視し、CPU14の端子間電圧Vの変動が大きいか否かを判定するために、オペアンプ103から出力される電圧値が判定基準値V1以下であるか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、CPU14の端子間電圧Vがオペアンプ103の基準電圧(Vref)を上回ると、オペアンプ103から負電圧が出力される。このため、ステップS1で用いる判定基準値V1は、負電圧に設定される。また、判定基準値V1は、CPU14の端子間電圧Vの変動がある程度(例えば、CPU14の動作に影響を来す程度)大きくなったことを検出するために用いられるため、CPU14の端子間電圧Vの所定の変動分に相当する所定の負電圧に設定すればよい。なお、ここで用いる判定基準値V1は、CPU14の性能等によって予め決定しておけばよい。
制御部104は、ステップS1でオペアンプ103から出力される電圧値が判定基準値V1以下であると判定した場合は、可変容量素子101の静電容量Cvを増大させる処理を実行する(ステップS2)。ステップS2では、制御部104によってスイッチS〜S、S、Sの順に、1つずつ閉成される。
制御部104は、ステップS2の処理が終了すると、オペアンプ103の出力電圧を監視し、CPU14の端子間電圧Vの変動分が許容範囲を表す所定の範囲内にあるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3の判定に用いられる所定の範囲は、CPU14の端子間電圧Vの変動分が可変容量素子101の静電容量Cvの増大を必要としない許容範囲内にあることを表す範囲である。
ここで、上述のように、CPU14の端子間電圧Vがオペアンプ103の基準電圧(Vref)を上回ると、オペアンプ103から負電圧が出力される。このため、ステップS3の判定に用いる所定の範囲は、オペアンプ103の出力電圧が所定の負電圧値V2以上であることを表す範囲に設定すればよい。
また、ステップS3は、CPU14の端子間電圧Vの変動分が許容範囲にあるか否かを判定する処理であるため、端子間電圧Vの変動分がCPU14の動作に影響を来す程大きいか否かを判定するステップS1よりも小さい変動分を判定する処理である。このため、ステップS3の判定で用いる所定の範囲の下限となる負電圧値V2は、ステップS1の判定基準値V1よりも高い値でよい。
制御部104によって、CPU14の端子間電圧Vの許容範囲を表す所定の範囲内ではないと判定された場合は、フローはステップS2にリターンされる。これにより、制御部104によってスイッチがさらに1つ閉成され、可変容量素子101の静電容量Cvが増大される。
制御部104は、CPU14の端子間電圧Vの許容範囲を表す所定の範囲内であると判定した場合は、一連の処理を終了する。これにより、可変容量素子101の静電容量Cvは、CPU14の端子間電圧Vを許容範囲内に収めることのできる値に設定される。なお、図5に示すフローチャートにより、可変容量素子101の静電容量Cvは、CPU14の端子間電圧Vの電圧変動が最小になるような値に設定されることが望ましい。
なお、ステップS1でオペアンプ103から出力される電圧値が判定基準値V1より高いと判定した場合は、制御部104は、フローをステップS3に進行させる。これは、ステップS1において端子間電圧Vの変動分がCPU14の動作に影響を来す程大きくないと判定された場合でも、CPU14の端子間電圧Vの変動分が許容範囲にあるか否かを判定するためである。
次に、図6を用いて実施の形態1の電力制御装置100によってCPU14の端子間電圧Vの変動が抑制される場合の電圧波形について説明する。
図6(A)は、実施の形態1の電力制御装置100によって電力供給が制御された場合のCPU14の端子間電圧Vの波形を示す図であり、図6(B)は、比較用にCPU14の端子間電圧Vが変動した場合の波形を示す図である。なお、図6(A)、(B)における横軸(時間軸)はマイクロ秒オーダであり、例えば、5μs/div程度である。
図6(A)に示すように、時刻t1で電流Iが投入されて配線12に流れる電流が増大すると、寄生インダクタンスによって電圧変動(L・dI/dt)が生じるが、予め図5に示す処理で可変容量素子101の静電容量が設定されているため、CPU14の端子間電圧VLの変動は微小である。同様に、時刻t2で電流ILが低減されると、寄生インダクタンスによって電圧変動(L・dI/dt)が生じるが、可変容量素子101の静電容量が設定されているため、CPU14の端子間電圧Vの変動は微小である。また、電源電圧Viも安定している。
これに対して、可変容量素子101の静電容量が十分に大きくない場合は、図6(B)に示すように、時刻t1で電流Iが増大すると、寄生インダクタンスによって生じる電圧変動(L・dI/dt)を抑制しきれず、CPU14の端子間電圧Vは大きく低下してしまう。また、時刻t2で電流ILが低減されると、寄生インダクタンスによって生じる電圧変動(L・dI/dt)を抑制しきれず、CPU14の端子間電圧Vは大きく上昇してしまう。なお、電源電圧Viも影響を受けており、図6(A)に比べると変動している。
このように、可変容量素子101の静電容量が十分に大きくない場合は、配線12を通流する電流の増減による電圧変動(L・dI/dt)を抑制しきれず、CPU14の端子間電圧VLは大きく変動してしまう。これでは、CPU14のような負荷素子による高速で振幅の大きい電圧変動に対応することはできない。
これに対して、実施の形態1の電力制御装置100によれば、上述のように、CPU14の負荷素子の性能又は種類等に合わせて可変容量素子101の静電容量を制御することにより、配線12での電流の変動(負荷変動)によって寄生インダクタンスで生じる電圧変動(L・dI/dt)を抑制することができる。そして、これにより、CPU14の端子間電圧VLを安定的に保つことができる。このように配線12による電力供給を安定化させることができるので、CPU14のような負荷素子による高速で振幅の大きい電圧変動に対応することができ、CPU14の負荷素子の性能又は種類等に合わせて、高速動作に追従した安定した電力供給が行われるようにすることができる。
なお、上述のように、CPU14のような負荷素子の端子電圧の変動に応じた静電容量値に可変容量素子101を設定できるため、従来のように固定値の大容量のパスコンを実装していた場合に比べて、サーバ機器又はネットワーク機器等の情報通信装置内におけるトータルの静電容量を減らすことができる。このため、サーバ機器又はネットワーク機器等の情報通信装置内における負荷変動による電圧変化を抑制することができる。また、これにより、情報通信装置の小型化・コストダウンを図ることもできる。
なお、以上では、制御部104がCPUである場合について説明したが、上述のように、制御部104は、オペアンプ等を用いたアナログ回路によって実現されてもよい。制御部104がアナログ回路である場合は、図5のフローチャートを用いて説明した静電容量値の設定は、アナログ回路によるフィードバック制御によって実現される。
また、以上では、負荷素子としてのCPU14に電力を供給する形態について説明したが、実施の形態1の電力制御装置によって電力供給の安定化が図られる負荷素子は、LSI、CPU、FPGAといった半導体デバイス等であってもよい。
また、以上では、可変容量素子101が図4に示すような抵抗器及びスイッチを多数含む回路で実現される形態について説明したが、可変容量素子101は、静電容量を変更できる素子であればよく、図4に示す回路構成に限定されるものではない。
また、以上では、可変容量素子101の静電容量値を設定する初期段階で、静電容量値を最小にしておく形態について説明したが、静電容量値の初期段階における値は最小値に限定されるものではなく、任意の初期値からスタートさせることができる。また、静電容量値は、段階的に増大される場合に限られない。
[実施の形態2]
実施の形態2の電力制御装置は、可変容量素子の構成が実施の形態1と異なる。実施の形態2における可変容量素子201は、トランジスタを用いている点が実施の形態1の可変容量素子101と異なる。また、これにより、制御部104による可変容量素子201の静電容量Cvを増大させる処理が実施の形態1と異なる。その他は、実施の形態1の電力制御装置100と同一であるため、同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。以下、相違点を中心に説明する。
図7は、実施の形態2の電力制御装置の可変容量素子201を示す図である。可変容量素子201は、コンデンサ110、pnp型のバイポーラ型のトランジスタQ1、npn型のバイポーラ型のトランジスタQ2、及び抵抗器R11〜R14を含む。このような可変容量素子201は、図2に示す可変容量素子101の代わりに端子A、B間に接続される。
pnp型のトランジスタQ1のエミッタは、端子Aに接続されており、コレクタはコンデンサ110(の端子A側の電極)に接続されている。トランジスタQ1のベースは、図2に示す制御部104に接続されており、制御部104によってトランジスタQ1のベース電流が制御される。抵抗器R11は、トランジスタQ1のベース−エミッタ間に接続されるベース抵抗であり、抵抗器R12は、トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間に接続されている。
トランジスタQ2のコレクタは、抵抗器R13を介して端子Aに接続されており、トランジスタQ2のエミッタは、端子Bに接続されている。トランジスタQ2のベースは、コンデンサ110(の端子B側の電極)に接続されている。トランジスタQ2のベースと端子Bの間には抵抗器R14がベース抵抗として接続されている。
実施の形態2の可変容量素子201では、pnp型のトランジスタQ1と、Q1のエミッタ(電流入力端)−コレクタ(電流出力端)間に並列接続される抵抗器R2とが静電容量の制御用に用いられ、トランジスタQ2は増幅用に用いられる。以下、可変容量素子201の動作原理について説明する。
実施の形態1の可変容量素子101は、ステップS2の処理において制御部104によってスイッチS〜S、S、Sの順に、1つずつ閉成されるが、実施の形態2の可変容量素子201は、トランジスタQ1のベース電流が段階的に増大するように制御される。
トランジスタQ1は、エミッタ−ベース間が抵抗器R12と並列に接続されているため、トランジスタQ1のベース電流を制御することにより、トランジスタQ1と抵抗器R12の合成抵抗値は変化する。
このため、トランジスタQ1、抵抗器R12、及びコンデンサ110を静電容量がCtの一つのコンデンサとして考えると、トランジスタQ1のベース電流を制御することにより、静電容量Ctを制御することができる。トランジスタQ1のベース電流が小さい場合は、トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間の抵抗値が大きいため、合成抵抗値が大きくなり、静電容量Ctは小さくなる。一方、トランジスタQ1のベース電流が増大すると、トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間の抵抗値が小さくなるため、合成抵抗値が小さくなり、静電容量Ctは大きくなる。このように、静電容量Ctは、トランジスタQ1のベース電流を制御することによって変更することができる。
また、図7に示すように、トランジスタQ2のベースには、トランジスタQ1、抵抗器R12、及びコンデンサ110を通じて電流が供給されるため、このベース電流はトランジスタQ2で増幅される。
このため、端子A、B間で見ると、静電容量CtはトランジスタQ2の増幅率hfe倍になるため、可変容量素子201の静電容量はhfe・Ctと表すことができる。
このような可変容量素子201を含む実施の形態2の電力制御装置において、初期状態においてトランジスタQ1のベース電流を零(0)とし、実施の形態1のステップS1〜S4と同様の処理を繰り返しながら、ステップS2で段階的にベース電流を増大させれば、可変容量素子201の静電容量を段階的に増大させることができる。
このため、実施の形態2の電力制御装置によれば、制御部104でトランジスタQ1のベース電流を制御することにより、CPU14のような負荷素子の性能又は種類等に合わせて可変容量素子201の静電容量を制御することができる。そして、これにより、配線12での電流の変動(負荷変動)によって寄生インダクタンスで生じる電圧変動(L・dI/dt)を抑制することができるので、CPU14の端子間電圧VLを安定的に保つことができる。
このように配線12による電力供給を安定化させることができるので、CPU14のような負荷素子による高速で振幅の大きい電圧変動に対応することができ、CPU14の負荷素子の性能又は種類等に合わせて、高速動作に追従した安定した電力供給が行われるようにすることができる。
なお、以上では、可変容量素子201がコンデンサ110、pnp型のバイポーラ型のトランジスタQ1、npn型のバイポーラ型のトランジスタQ2、及び抵抗器R11〜R14を含む形態について説明したが、可変容量素子201の構成は、図7に示す構成に限定されるものではない。
また、図7に示す可変容量素子201が静電容量を大きく見せるための増幅回路としてトランジスタQ2を含む形態について説明したが、静電容量を大きく見せるための増幅回路は、このような回路に限定されるものではない。例えば、ミラー回路等を用いてもよい。また、実施の形態1の可変容量素子101に静電容量を大きく見せるための増幅回路を付加してもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態の電力制御装置及びこれを用いた情報通信装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施の形態1、2に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
電源装置から負荷素子に電力を供給するための線路に接続され、前記線路における電力供給を安定化させる電力制御装置であって、
前記負荷素子と並列に接続される可変容量素子と、
前記線路の寄生インダクタンスによる電圧変動度合が所定度合以下になるように、前記可変容量素子の静電容量を制御する制御部と
を含む、電力制御装置。
(付記2)
前記可変容量素子は、容量素子と、前記容量素子に直列接続される可変抵抗素子とを有し、前記制御部によって前記可変抵抗素子の抵抗値が変更されることにより、前記可変容量素子の静電容量が制御される、付記1に記載の電力制御装置。
(付記3)
前記可変抵抗素子は、互いに並列接続される複数の抵抗素子と、前記複数の抵抗素子の各々への電流の供給/遮断を切り替える切替部とを有し、前記制御部によって前記切替部が切り替えられることにより、前記可変抵抗素子の抵抗値が変更される、付記2に記載の電力制御装置。
(付記4)
前記可変抵抗素子は、電流入力端、電流出力端、及び電流制御端を有する半導体素子と、前記電流入力端及び前記電流出力端の間に並列に接続される抵抗素子とを有し、前記制御部によって前記電流制御端への入力電流が制御されて前記電流入力端及び前記電流出力端の間の抵抗値が変更されることにより、前記可変抵抗素子の抵抗値が変更される、付記2に記載の電力制御装置。
(付記5)
前記可変容量素子の静電容量を大きく見せるための増幅回路をさらに含む、付記1乃至4のいずれか一項に記載の電力制御装置。
(付記6)
付記1乃至5のいずれか一項に記載の電力制御装置と、
前記電源装置と、
前記負荷素子と
を含む、情報通信装置。
10 サーバ
11 プリント基板
12 配線
13 電源装置
14 CPU
100 電力制御装置
101、201 可変容量素子
102 負帰還回路
103 オペアンプ
104 制御部
110 コンデンサ
〜R 抵抗器
〜S、S スイッチ

Claims (5)

  1. 電源装置から負荷素子に電力を供給するための線路に接続され、前記線路における電力供給を安定化させる電力制御装置であって、
    前記負荷素子と並列に接続される可変容量素子と、
    前記線路の寄生インダクタンスによる電圧変動度合が所定度合以下になるように、前記可変容量素子の静電容量を制御する制御部と
    を含む、電力制御装置。
  2. 前記可変容量素子は、容量素子と、前記容量素子に直列接続される可変抵抗素子とを有し、前記制御部によって前記可変抵抗素子の抵抗値が変更されることにより、前記可変容量素子の静電容量が制御される、請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記可変抵抗素子は、互いに並列接続される複数の抵抗素子と、前記複数の抵抗素子の各々への電流の供給/遮断を切り替える切替部とを有し、前記制御部によって前記切替部が切り替えられることにより、前記可変抵抗素子の抵抗値が変更される、請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 前記可変抵抗素子は、電流入力端、電流出力端、及び電流制御端を有する半導体素子と、前記電流入力端及び前記電流出力端の間に並列に接続される抵抗素子とを有し、前記制御部によって前記電流制御端への入力電流が制御されて前記電流入力端及び前記電流出力端の間の抵抗値が変更されることにより、前記可変抵抗素子の抵抗値が変更される、請求項2に記載の電力制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力制御装置と、
    前記電源装置と、
    前記負荷素子と
    を含む、情報通信装置。
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