JP2011215133A - 紫外線測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】日焼けが起きるまでの時間を算出した後に紫外線の強度が変化した場合においても、実際に日焼けが起きるまでの時間をより正確に計測することができる。
【解決手段】紫外線センサー105は紫外線強度を測定する。CPU101は、紫外線センサー105が測定した紫外線強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する。タイマー111は、日焼けが起きるまでの時間に基づいて、日焼けが起きるまでの残時間を計測する。CPU101は、一定時間毎に紫外線センサー105を動作させて日焼けが起きるまでの時間を算出し、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残時間を、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新する。
【選択図】図1
【解決手段】紫外線センサー105は紫外線強度を測定する。CPU101は、紫外線センサー105が測定した紫外線強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する。タイマー111は、日焼けが起きるまでの時間に基づいて、日焼けが起きるまでの残時間を計測する。CPU101は、一定時間毎に紫外線センサー105を動作させて日焼けが起きるまでの時間を算出し、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残時間を、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新する。
【選択図】図1
Description
本発明は、紫外線測定装置に関する。
従来、紫外線量を測定する電子機器として、外出や海水浴などで肌に紫外線が照射された場合に、日焼けが起きるまでの時間を知らせる装置が知られている。また、測定した紫外線の強度と、ユーザーの肌のタイプや日焼け止めクリームなどの有無とに基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出して表示部に表示したり、タイマーを用いて日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に警告する紫外線強度警報装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、従来の紫外線強度警報装置の動作を示したフローチャートである。
(ステップS401)紫外線強度警報装置は、紫外線強度を測定する。その後、ステップS402の処理に進む。
(ステップS402)紫外線強度警報装置は、ステップS401で測定した紫外線強度に基づいて日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS403の処理に進む。
(ステップS403)紫外線強度警報装置は、日焼けが起きるまでの残時間を計測するタイマーを作動させる。その後、ステップS404の処理に進む。
(ステップS404)紫外線強度警報装置は、タイマーの残り時間が「0」であるか否かを判定する。タイマーの残り時間が「0」である場合はステップS405の処理に進み、それ以外の場合にはステップS404の処理を再度実行する。
(ステップS405)紫外線強度警報装置は日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する。その後、処理を終了する。
(ステップS401)紫外線強度警報装置は、紫外線強度を測定する。その後、ステップS402の処理に進む。
(ステップS402)紫外線強度警報装置は、ステップS401で測定した紫外線強度に基づいて日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS403の処理に進む。
(ステップS403)紫外線強度警報装置は、日焼けが起きるまでの残時間を計測するタイマーを作動させる。その後、ステップS404の処理に進む。
(ステップS404)紫外線強度警報装置は、タイマーの残り時間が「0」であるか否かを判定する。タイマーの残り時間が「0」である場合はステップS405の処理に進み、それ以外の場合にはステップS404の処理を再度実行する。
(ステップS405)紫外線強度警報装置は日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する。その後、処理を終了する。
しかしながら、上記の紫外線強度警報装置では、紫外線の強度を測定して日焼けが起きるまでの時間を算出した後に紫外線の強度が変化した場合においても、一度算出した日焼けが起きるまでの時間は変わらない。そのため、紫外線の強度が変化した場合には、紫外線強度警報装置が報知する日焼けが起きるまでの時間と実際に日焼けが起きるまでの時間とは誤差が生じるという問題がある。
そこで、本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、日焼けが起きるまでの時間を算出した後に紫外線の強度が変化した場合においても、実際に日焼けが起きるまでの時間をより正確に計測することができる紫外線測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、紫外線強度を測定する紫外線センサーと、前記紫外線センサーが測定した紫外線強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する日焼け時間算出部と、前記日焼けが起きるまでの時間に基づいて、日焼けが起きるまでの残時間を計測するタイマー部と、一定時間毎に前記紫外線センサーと前記日焼け時間算出部とを動作させて日焼けが起きるまでの時間を算出させ、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間を、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新する制御部と、を備えたことを特徴とする紫外線測定装置である。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間よりも新たに算出した日焼けが起きるまでの時間が短い場合に、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間を新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新することを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記日焼け時間算出部は、前記紫外線センサーが紫外線強度を測定する時刻に応じて前記日焼けが起きるまでの時間を減少または増加させることを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記タイマー部が前記日焼けが起きるまでの残時間を変化させる、単位時間当たりの変化量を更新することを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記紫外線センサーが測定した紫外線強度に基づいて、前記単位時間当たりの変化量を更新することを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記単位時間当たりの変化量を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記表示部が前記単位時間当たりの変化量を表示するか否かを制御することを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記日焼けが起きるまでの時間が経過した後の超過時間を計測させることを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間が、前記新たに算出した日焼けが起きるまでの時間より、短いか否かを表す情報を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記紫外線センサーが測定した紫外線強度を表す情報を、測定した順序に並べて表示する表示部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、表示部が表示に用いる色を表す情報を更新することを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、前記色を表す情報が黒色を表す情報に近づくように、前記色を表す情報を更新することを特徴とする。
また、本発明の紫外線測定装置において、前記制御部は、前記タイマー部が前記日焼けが起きるまでの残時間を予め定めた変化量だけ変化させる、単位時間当たりの回数を更新することを特徴とする。
本発明によれば、制御部は、一定時間毎に記紫外線センサーと日焼け時間算出部とを動作させて日焼けが起きるまでの時間を算出させ、タイマー部が計測する日焼けが起きるまでの残時間を、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新する。これにより、日焼けが起きるまでの時間を算出した後に紫外線の強度が変化した場合においても、実際に日焼けが起きるまでの時間をより正確に計測することができる。
(第一の実施形態)
以下、本発明の第一の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における紫外線測定装置の構成を示したブロック図である。図示する例では、紫外線測定装置100は、CPU101(中央処理装置、制御部、日焼け時間算出部)と、発振回路102と、分周回路103と、入力部104と、紫外線センサー105と、A/D(アナログ−デジタル)変換部106と、時刻計測部107と、表示部108と、ROM(Read Only Memory、読み出し専用メモリ)109と、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)110と、タイマー111と、電池112とを備える。
以下、本発明の第一の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における紫外線測定装置の構成を示したブロック図である。図示する例では、紫外線測定装置100は、CPU101(中央処理装置、制御部、日焼け時間算出部)と、発振回路102と、分周回路103と、入力部104と、紫外線センサー105と、A/D(アナログ−デジタル)変換部106と、時刻計測部107と、表示部108と、ROM(Read Only Memory、読み出し専用メモリ)109と、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)110と、タイマー111と、電池112とを備える。
CPU101は、制御部として動作し、紫外線測定装置100が備える各部の制御を行う。また、CPU101は、日焼け時間算出部として動作し、紫外線センサー105が測定した紫外線強度に基づいて日焼けが起きるまでの時間を算出する。なお、日焼けが起きるまでの時間の算出方法は、例えは特開平5−149785号公報に記載の方法など、日焼けが起きるまでの時間を算出することができる方法であればどのような方法を用いてもよい。
発振回路102は、所定周波数の信号を出力する。分周回路103は、発振回路102の出力信号を所定分周比で分周してCPU101用の規準クロック信号や計時用の時計信号を出力する。入力部104は、外部から操作可能なスイッチによって構成されており、入力を受け付ける。紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号を出力する。A/D変換部106は、紫外線センサー105が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換する。時刻計測部107は、現在の日時(日付、時刻)を示す情報を出力する。表示部108は、日焼けが起きるまでの時間や、紫外線の強度を示す情報(測定値(μW/cm2)、UVインデックスなど)や、日時などを表示する。
ROM109は、CPU101が実行するプログラムを予め記憶している。RAM110は、紫外線測定装置100が用いるデータを記憶する。タイマー111は、日焼けが起きるまでの残時間を計測する。電池112は、紫外線測定装置100が備える各部に電力を供給する。
次に、本実施形態における紫外線測定装置100の動作について説明する。図2は、本実施形態における紫外線測定装置100の動作を示したフローチャートである。
(ステップS101)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)CPU101は、ステップS101で特定した紫外線の強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS103の処理に進む。なお、日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS103)CPU101は、ステップS102で算出した日焼けが起きるまでの時間をカウントダウンすることにより日焼けが起きるまでの残り時間を計測するタイマー111を作動させる。その後、ステップS104の処理に進む。なお、CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を表示部108に表示させるように制御してもよい。
(ステップS104)CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるか否かを判定する。タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるとCPU101が判定した場合にはステップS109の処理に進み、それ以外の場合にはステップS105の処理に進む。
(ステップS105)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻と、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻とに基づいて、前回紫外線の強度を測定した時刻からn分(一定時間)経過したか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻からn分経過しているとCPU101が判定した場合にはステップS106の処理に進み、それ以外の場合にはステップS104の処理に戻る。なお、紫外線測定装置100が紫外線の強度を測定する時間間隔(一定時間)は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS106)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS107の処理に進む。
(ステップS107)CPU101は、ステップS106で特定した紫外線の強度に基づいて、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS108の処理に進む。なお、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。例えば、ステップS102と同様の方法で日焼けが起きるまでの時間を算出し、算出した時間からステップS101で紫外線強度の測定を開始してからの時間を減算した値を現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間とする。
(ステップS108)CPU101は、タイマー111が計測中である日焼けが起きるまでの残り時間を、ステップS107で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。タイマー111は、更新された日焼けが起きるまでの残り時間を計測する。その後、ステップS104の処理に戻る。
(ステップS109)CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する表示を表示部108に表示させる。その後、処理を終了する。なお、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する方法として、紫外線測定装置100が音声出力部を備え、音声を用いて警告を行うようにしてもよい。
上述したとおり、本実施形態によれば、時間が経過すると紫外線の強度が変化する可能性があるため、一定時間が経過する毎に紫外線強度を測定し、新たに測定した紫外線強度に基づいて現在の時刻から日焼けが起きるまでの残り時間を再度算出する。これにより、一度紫外線の強度を測定して日焼けが起きるまでの時間を算出した後に紫外線の強度が変化した場合においても、実際に日焼けが起きるまでの時間をより正確に計測することができる。
(第二の実施形態)
以下、本発明の第二の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、本実施形態の紫外線測定装置100は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間が短い場合にのみ、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。
以下、本発明の第二の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、本実施形態の紫外線測定装置100は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間が短い場合にのみ、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。
これは、偶然日陰に入った時など紫外線の強度が弱い時に紫外線を測定して日焼けまでの残り時間を算出した場合、日なたなど紫外線の強度が強い場所での日焼けまでの残り時間と大きく異なってしまい、ユーザーに日なたでの日焼けまでの残り時間を報知することができない。そのため、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間が短い場合にのみ、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。
次に、本実施形態における紫外線測定装置100の動作について説明する。図3は、本実施形態における紫外線測定装置100の動作を示したフローチャートである。
(ステップS201)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS202の処理に進む。
(ステップS202)CPU101は、ステップS201で特定した紫外線の強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS203の処理に進む。なお、日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS203)CPU101は、ステップS202で算出した日焼けが起きるまでの時間をカウントダウンすることにより日焼けが起きるまでの残り時間を計測するタイマー111を作動させる。その後、ステップS204の処理に進む。なお、CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を表示部108に表示させるように制御してもよい。
(ステップS204)CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるか否かを判定する。タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるとCPU101が判定した場合にはステップS210の処理に進み、それ以外の場合にはステップS205の処理に進む。
(ステップS205)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻と、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻とに基づいて、前回紫外線の強度を測定した時刻からn分(一定時間)経過したか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻からn分経過しているとCPU101が判定した場合にはステップS206の処理に進み、それ以外の場合にはステップS204の処理に戻る。なお、紫外線測定装置100が紫外線の強度を測定する時間間隔(一定時間)は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS206)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS207の処理に進む。
(ステップS207)CPU101は、ステップS206で特定した紫外線の強度に基づいて、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS208の処理に進む。なお、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS208)CPU101は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS207で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が短いか否かを判定する。タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS207で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が短いとCPU101が判定した場合にはステップS209の処理に進み、それ以外の場合にはステップS204の処理に戻る。
(ステップS209)CPU101は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を、ステップS207で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。タイマー111は、更新された日焼けが起きるまでの残り時間を計測する。その後、ステップS204の処理に戻る。
(ステップS210)CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する表示を表示部108に表示させる。その後、処理を終了する。なお、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する方法として、紫外線測定装置100が音声出力部を備え、音声を用いて警告を行うようにしてもよい。
上述したとおり、本実施形態によれば、時間が経過すると紫外線の強度が変化する可能性があるため、一定時間が経過する毎に紫外線強度を測定し、新たに測定した紫外線強度に基づいて日焼けが起きるまでの残り時間を再度算出する。さらに、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間が短い場合にのみ、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。
これにより、偶然日陰に入った時など紫外線の強度が弱い時に紫外線を測定して日焼けまでの残り時間を算出した場合においても、日なたでの日焼けまでの残り時間を計測することができる。
(第三の実施形態)
以下、本発明の第三の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、紫外線強度を測定した時刻によってこれから紫外線の強度が強くまたは弱くなることが分かるため、本実施形態の紫外線測定装置100は、紫外線強度を測定する時刻に応じて、日焼けが起きるまでの時間を補正する。具体的には、これから紫外線の強度が強くなる時間帯に紫外線強度を測定した場合には日焼けが起きるまでの時間が短くなるように補正し、これから紫外線の強度が弱くなる時間帯に紫外線強度を測定した場合には日焼けが起きるまでの時間が長くなるように補正する。
以下、本発明の第三の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、紫外線強度を測定した時刻によってこれから紫外線の強度が強くまたは弱くなることが分かるため、本実施形態の紫外線測定装置100は、紫外線強度を測定する時刻に応じて、日焼けが起きるまでの時間を補正する。具体的には、これから紫外線の強度が強くなる時間帯に紫外線強度を測定した場合には日焼けが起きるまでの時間が短くなるように補正し、これから紫外線の強度が弱くなる時間帯に紫外線強度を測定した場合には日焼けが起きるまでの時間が長くなるように補正する。
次に、本実施形態における紫外線測定装置100の動作について説明する。図4は、本実施形態における紫外線測定装置100の動作を示したフローチャートである。
(ステップS301)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS302の処理に進む。
(ステップS302)CPU101は、ステップS301で特定した紫外線の強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS303の処理に進む。なお、日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS303)CPU101は、ステップS302で算出した日焼けが起きるまでの時間をカウントダウンすることにより日焼けが起きるまでの残り時間を計測するタイマー111を作動させる。その後、ステップS304の処理に進む。なお、CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を表示部108に表示させるように制御してもよい。
(ステップS304)CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるか否かを判定する。タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるとCPU101が判定した場合にはステップS315の処理に進み、それ以外の場合にはステップS305の処理に進む。
(ステップS305)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻と、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻とに基づいて、前回紫外線の強度を測定した時刻からn分(一定時間)経過したか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻からn分経過しているとCPU101が判定した場合にはステップS306の処理に進み、それ以外の場合にはステップS304の処理に戻る。なお、紫外線測定装置100が紫外線の強度を測定する時間間隔(一定時間)は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS306)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS307の処理に進む。
(ステップS307)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻が午前8時00分から午前10時59分の間であるか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が午前8時00分から午前10時59分の間であるとCPU101が判定した場合にはステップS308の処理に進み、それ以外の場合にはステップS309の処理に進む。
(ステップS308)CPU101は、ステップS306で特定した紫外線の強度に基づいて、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS313の処理に進む。なお、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS309)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻が午前11時00分から午後3時59分の間であるか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が午前11時00分から午後3時59分の間であるとCPU101が判定した場合にはステップS310の処理に進み、それ以外の場合にはステップS311の処理に進む。
(ステップS310)CPU101は、ステップS306で特定した紫外線の強度に基づいて、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を算出し、算出した時間から一定時間減少させた時間(例えば、算出した時間から10%減少させた時間)を現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間とする。その後、ステップS313の処理に進む。なお、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。また、算出した時間から減少させる一定時間は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS311)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻が午後4時00分から午後7時59分の間であるか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が午後4時00分から午後7時59分の間であるとCPU101が判定した場合にはステップS312の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS312)CPU101は、ステップS306で特定した紫外線の強度に基づいて、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を算出し、算出した時間から一定時間増加させた時間(例えば、算出した時間から10%増加させた時間)を現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間とする。その後、ステップS313の処理に進む。なお、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。また、算出した時間から増加させる一定時間は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS313)CPU101は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS308またはステップS310またはステップS312で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が短いか否かを判定する。タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS308またはステップS310またはステップS312で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が短いとCPU101が判定した場合にはステップS314の処理に進み、それ以外の場合にはステップS304の処理に戻る。
(ステップS314)CPU101は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を、ステップS308またはステップS310またはステップS312で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間に更新する。タイマー111は、更新された日焼けが起きるまでの残り時間を計測する。その後、ステップS304の処理に戻る。
(ステップS315)CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する表示を表示部108に表示させる。その後、処理を終了する。なお、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する方法として、紫外線測定装置100が音声出力部を備え、音声を用いて警告を行うようにしてもよい。
なお、図4に示した例では、午前11時00分から午後3時59分の間に紫外線強度を計測した場合においては、算出した日焼けが起きるまでの時間から一定時間減少させた時間を現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間とし、午後4時00分から午後7時59分の間に紫外線強度を計測した場合においては、算出した日焼けが起きるまでの時間から一定時間増加させた時間を現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間としているがこれに限らない。例えば、紫外線の強度を測定した後に紫外線の強度が強くまたは弱くなる時刻が季節や場所に応じて変化する場合、季節や場所に応じて上記時間帯を任意に設定するようにしてもよい。また、ユーザーの指定により任意に上記時間帯を変更できるようにしてもよい。
上述したとおり、本実施形態によれば、時間が経過すると紫外線の強度が変化する可能性があるため、一定時間が経過する毎に紫外線強度を測定し、新たに測定した紫外線強度に基づいて日焼けが起きるまでの残り時間を再度算出する。さらに、紫外線強度を測定した時刻によってこれから紫外線の強度が強くまたは弱くなることが分かるため、紫外線強度を測定する時刻に応じて日焼けが起きるまでの時間を補正する。これにより、より正確な日焼けまでの残り時間を計測することができる。
(第四の実施形態)
以下、本発明の第四の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、本実施形態の紫外線測定装置100は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間と、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間とが異なる場合に、タイマー111が日焼けが起きるまでの残時間を変化させる、単位時間当たりの変化量(タイマー変化量)を更新する。具体的には、本実施形態の紫外線測定装置100は、タイマー変化量をm秒(m≠1)に設定する。これにより、本実施形態の紫外線測定装置100は、日焼けが起きるまでの残り時間を、実際の時間の1秒(単位時間)に対してm秒変化させる。なお、本実施形態では、単位時間が1秒である一例について説明するが、本発明はこれに限られず、単位時間は予め定めた時間、例えば、2秒や1分としてもよい。
以下、本発明の第四の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、本実施形態の紫外線測定装置100は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間と、新たに算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間とが異なる場合に、タイマー111が日焼けが起きるまでの残時間を変化させる、単位時間当たりの変化量(タイマー変化量)を更新する。具体的には、本実施形態の紫外線測定装置100は、タイマー変化量をm秒(m≠1)に設定する。これにより、本実施形態の紫外線測定装置100は、日焼けが起きるまでの残り時間を、実際の時間の1秒(単位時間)に対してm秒変化させる。なお、本実施形態では、単位時間が1秒である一例について説明するが、本発明はこれに限られず、単位時間は予め定めた時間、例えば、2秒や1分としてもよい。
次に、本実施形態における紫外線測定装置100の動作について説明する。図5は、本実施形態における紫外線測定装置100の動作を示したフローチャートである。
(ステップS501)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS502の処理に進む。
(ステップS502)CPU101は、ステップS501で特定した紫外線の強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS503の処理に進む。なお、日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS503)CPU101は、ステップS502で算出した日焼けが起きるまでの時間をカウントダウンすることにより日焼けが起きるまでの残り時間を計測するタイマー111を作動させる。その後、ステップS504の処理に進む。
(ステップS504)タイマー111は、日焼けが起きるまでの残り時間を、実際の時間の1秒に対して1秒カウントダウンすることにより計測する。その後、ステップS505の処理に進む。なお、CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を表示部108に表示させるように制御してもよい。
(ステップS505)CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるか否かを判定する。タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間が「0」であるとCPU101が判定した場合にはステップS511の処理に進み、それ以外の場合にはステップS506の処理に進む。
(ステップS506)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻と、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻とに基づいて、前回紫外線の強度を測定した時刻からn分(一定時間)経過したか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻からn分経過しているとCPU101が判定した場合にはステップS507の処理に進み、それ以外の場合にはステップS505の処理に戻る。なお、紫外線測定装置100が紫外線の強度を測定する時間間隔(一定時間)は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS507)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS508の処理に進む。
(ステップS508)CPU101は、ステップS507で特定した紫外線の強度に基づいて、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を算出する。その後、ステップS509の処理に進む。なお、現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の算出方法はどのような方法を用いてもよい。
(ステップS509)CPU101は、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS508で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が短いか否かを判定する。タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS508で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が短いとCPU101が判定した場合にはステップS510の処理に進み、それ以外の場合にはステップS505の処理に戻る。
(ステップS510)CPU101は、タイマー変化量の値m(m>1)を決定する。例えば、CPU101は、ステップS508で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間から、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を除算した値を、mに決定する。CPU101は、タイマー111が計測に用いるタイマー変化量に、決定したm秒を設定する。なお、CPU101は、設定したタイマー変化量m、又は、カウントダウンしたタイマー変化量の総和を、表示部108に表示させるように制御してもよい。
設定後、タイマー111は、日焼けが起きるまでの残り時間を、実際の時間の1秒に対してm秒カウントダウンすることにより計測する。例えば、タイマー111は、日焼けが起きるまでの残り時間が30分00秒のときにm=2が設定された場合には、1秒後に日焼けが起きるまでの残り時間を29分58秒とし、2秒後に日焼けが起きるまでの残り時間を29分56秒とするように、カウントダウンする。その後、ステップS505の処理に戻る。
(ステップS511)CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する表示を表示部108に表示させる。その後、処理を終了する。なお、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する方法として、紫外線測定装置100が音声出力部を備え、音声を用いて警告を行うようにしてもよい。
上述したとおり、本実施形態によれば、時間が経過すると紫外線の強度が変化する可能性があるため、一定時間が経過する毎に紫外線強度を測定し、新たに測定した紫外線強度に基づいてタイマー変化量mを更新する。さらに、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間が短い場合にのみ、タイマー変化量mを更新する。
これにより、偶然日陰に入った時など紫外線の強度が弱い時に紫外線を測定して日焼けまでの残り時間を算出した場合においても、日なたでの日焼けまでの残り時間を計測することができる。さらに、本実施形態によれば、日焼けが起きるまでの残り時間が実際の時間の1秒に対してm秒(m>1)減算されるので、ユーザーに時間が速く進む印象を与えることができ、より有効に日焼けに対する注意を喚起できる。
(変形例)
以下、本発明の第四の実施形態の変形例について説明する。本変形例において、紫外線測定装置100は、タイマー111が日焼けが起きるまでの残時間を予め定めた変化量(1秒)だけ変化させる、単位時間当たりの回数(カウントダウン回数)を更新する。つまり、本変形の紫外線測定装置100は、1秒(単位時間)当たりにm回、日焼けが起きるまでの残時間を1秒(変化量)だけ変化させる。換言すれば、本変形の紫外線測定装置100は、日焼けが起きるまでの残り時間を、実際の時間の1/m秒に対して1秒変化させる。具体的には、紫外線測定装置100は、図5のステップS510の処理に代えて、以下の処理を行う。
以下、本発明の第四の実施形態の変形例について説明する。本変形例において、紫外線測定装置100は、タイマー111が日焼けが起きるまでの残時間を予め定めた変化量(1秒)だけ変化させる、単位時間当たりの回数(カウントダウン回数)を更新する。つまり、本変形の紫外線測定装置100は、1秒(単位時間)当たりにm回、日焼けが起きるまでの残時間を1秒(変化量)だけ変化させる。換言すれば、本変形の紫外線測定装置100は、日焼けが起きるまでの残り時間を、実際の時間の1/m秒に対して1秒変化させる。具体的には、紫外線測定装置100は、図5のステップS510の処理に代えて、以下の処理を行う。
(ステップS510)CPU101は、カウントダウン回数の値m(m>1)を決定する。例えば、CPU101は、ステップS508で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間から、タイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間を除算した値を、mに決定する。CPU101は、タイマー111が計測に用いるカウントダウン回数に、決定したm回を設定する。
設定後、タイマー111は、カウント間隔(実際の時間の1/m秒)毎に、日焼けが起きるまでの時間を1秒減算する。例えば、日焼けが起きるまでの残り時間が30分00秒のときにm=2が設定された場合には、タイマー111は、0.5秒後に日焼けが起きるまでの残り時間を29分59秒とし、1秒後に29分58秒とするように、カウントダウンする。その後、ステップS505の処理に戻る。
これにより、実際の時間の1/m秒毎に日焼けが起きるまでの残り時間が1秒減算されるので、ユーザーに時間が速く進む印象を与えることができ、より有効に注意喚起することができる。
上述の第四の実施形態及び変形例において、CPU101は、以下のようにmの値を決定してもよい。なお、以下のようにmの値を決定する場合には、CPU101は、ステップS508の処理を行わなくてもよい。
ROM109又はRAM110は、紫外線の強度とタイマー変化量又カウントダウン回数とを対応付けた変化量情報を記憶する。この変化量情報は、例えば、紫外線の強度が大きくなるほど、対応付けられたタイマー変化量又カウントダウン回数が大きくなる情報である。CPU101は、この変化量情報に基づいて、S507で特定した紫外線の強度に対応するタイマー変化量又カウントダウン回数を、m秒に決定する。
また、CPU101は、ステップS507で今回特定した紫外線強度から、前回(ステップS501またはステップ506)特定した紫外線強度を除算した値を、mの値に決定してもよい。つまり、CPU101は、今回測定した紫外線強度と、それより前に測定した紫外線強度に基づいて、タイマー変化量又カウントダウン回数mを決定してもよい。
ROM109又はRAM110は、紫外線の強度とタイマー変化量又カウントダウン回数とを対応付けた変化量情報を記憶する。この変化量情報は、例えば、紫外線の強度が大きくなるほど、対応付けられたタイマー変化量又カウントダウン回数が大きくなる情報である。CPU101は、この変化量情報に基づいて、S507で特定した紫外線の強度に対応するタイマー変化量又カウントダウン回数を、m秒に決定する。
また、CPU101は、ステップS507で今回特定した紫外線強度から、前回(ステップS501またはステップ506)特定した紫外線強度を除算した値を、mの値に決定してもよい。つまり、CPU101は、今回測定した紫外線強度と、それより前に測定した紫外線強度に基づいて、タイマー変化量又カウントダウン回数mを決定してもよい。
なお、上述の第四の実施形態及び変形例において、CPU101は、ステップS509でタイマー111が計測している日焼けが起きるまでの残り時間よりも、ステップS508で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間の方が長いと判定した後、タイマー変化量又カウントダウン回数をm秒(m<1)に設定してもよい。これにより、ユーザーに時間が遅く進む印象を与えることができ、より有効に日焼けに対する注意を喚起できる。
(第五の実施形態)
以下、本発明の第五の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、本実施形態の紫外線測定装置100は、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、その経過後の超過時間(オーバータイム)を表示する。これは、日焼けが起きるまでの時間が経過した後は、ユーザーが日焼けしてしまうが、どのくらいの時間日焼けしてしまったかによって、ユーザーの日焼けに対する処置(アフターケア)も異なってくる。そのため、紫外線測定装置100は、オーバータイムを表示することにより、ユーザーに対して日焼けしてしまった時間を報知する。
以下、本発明の第五の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の紫外線測定装置100の構成は、第一の実施形態における紫外線測定装置100の構成と同様の構成である。本実施形態の紫外線測定装置100と第一の実施形態における紫外線測定装置100とで異なる点は、本実施形態の紫外線測定装置100は、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、その経過後の超過時間(オーバータイム)を表示する。これは、日焼けが起きるまでの時間が経過した後は、ユーザーが日焼けしてしまうが、どのくらいの時間日焼けしてしまったかによって、ユーザーの日焼けに対する処置(アフターケア)も異なってくる。そのため、紫外線測定装置100は、オーバータイムを表示することにより、ユーザーに対して日焼けしてしまった時間を報知する。
次に、本実施形態における紫外線測定装置100の動作について説明する。図6は、本実施形態における紫外線測定装置100の動作を示したフローチャートである。図6におけるステップS201〜S208の処理は、それぞれ、図3におけるS201〜S208の処理と同じであるので、説明を省略する。
(ステップS609)CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する表示を表示部108に表示させる。CPU101は、オーバータイムに「0」を設定し、オーバータイムをカウントアップすることによりオーバータイムを計測するタイマー111を作動させる。その後、ステップS610に進む。なお、日焼けが起きるまでの時間が経過したことを警告する方法として、紫外線測定装置100が音声出力部を備え、音声を用いて警告を行うようにしてもよい。
(ステップS610)CPU101は、ユーザーが入力部104(警告STOPボタン)を押下したか否かを判定することにより、ステップS609の警告を停止することを示す警告STOPボタンONの状態であるか否かを判定する。
警告STOPボタンが既に押下され、警告STOPボタンONの状態であるとCPU101が判定した場合には処理を終了する。警告STOPボタンが未だ押下されず、警告STOPボタンONの状態でない場合にはステップS611の処理に進む。
警告STOPボタンが既に押下され、警告STOPボタンONの状態であるとCPU101が判定した場合には処理を終了する。警告STOPボタンが未だ押下されず、警告STOPボタンONの状態でない場合にはステップS611の処理に進む。
(ステップS611)CPU101は、タイマー111が計測するオーバータイムを表示部108に表示させるように制御する。その後、ステップS612の処理に進む。
(ステップS612)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻と、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻とに基づいて、前回紫外線の強度を測定した時刻からn分(一定時間)経過したか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻からn分経過しているとCPU101が判定した場合にはステップS613の処理に進み、それ以外の場合にはステップS610の処理に戻る。なお、紫外線測定装置100が紫外線の強度を測定する時間間隔(一定時間)は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS612)CPU101は、時刻計測部107が出力する現在の時刻と、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻とに基づいて、前回紫外線の強度を測定した時刻からn分(一定時間)経過したか否かを判定する。時刻計測部107が出力する現在の時刻が、RAM110に記憶されている前回紫外線の強度を測定した時刻からn分経過しているとCPU101が判定した場合にはステップS613の処理に進み、それ以外の場合にはステップS610の処理に戻る。なお、紫外線測定装置100が紫外線の強度を測定する時間間隔(一定時間)は予め定められていてもよく、ユーザーの指定により任意に変更できるようにしてもよい。
(ステップS613)紫外線センサー105は、紫外線の強度に応じたアナログ信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU101に出力する。CPU101は、入力されたデジタル信号に基づいて紫外線の強度を特定し、時刻計測部107が出力する現在の時刻と関連付けてRAM110に記憶させる。その後、ステップS610の処理に戻る。なお、CPU101は、特定した紫外線の強度を、表示部108に表示させるように制御してもよい。
上述したとおり、本実施形態によれば、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、オーバータイムを表示する。これにより、ユーザーに対して日焼けしてしまった時間を報知でき、ユーザーは、日焼けしてしまった時間に応じて、日焼けに対する処置(アフターケア)を選択できる。
以下、各実施形態における表示部108の表示例について説明する。
図7は、上述の第五の実施形態における表示部108の表示の一例を示す概略図である。図7は、図6のステップS609の処理から、15分30秒が経過したときの表示部108の表示例である。
図7の表示において、UV値は「6」であり、日焼け目安時間は「00分00秒」であり、オーバータイムは「15分30秒」である。
図7は、上述の第五の実施形態における表示部108の表示の一例を示す概略図である。図7は、図6のステップS609の処理から、15分30秒が経過したときの表示部108の表示例である。
図7の表示において、UV値は「6」であり、日焼け目安時間は「00分00秒」であり、オーバータイムは「15分30秒」である。
CPU101は、次の制御により、図7の表示を表示部108に表示させる。CPU101は、直近のステップS613で特定した紫外線の強度を、UV値として表示させる。CPU101は、タイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を、日焼け目安時間として表示させる。なお、ステップS609の処理後は、日焼け目安時間は「0」となる。CPU101は、ステップS611でオーバータイムを表示させる。
図8は、上述の第一から第三、及び第五の実施形態における表示部108の表示の一例を示す概略図である。図8において、符号V11を付した破線で囲った表示V11は、ステップS103、S203、又はS303の処理による表示部108の表示例である。符号V12を付した破線で囲った表示V12は、ステップS108、S208、又はS314の処理による表示部108の表示例である。表示V12は、表示V11の表示処理がされた10分後にステップS106、S206、又はS306の処理が実行され、その処理によって表示されたものである。
図8の表示V11において、UV値は「3」であり、日焼け目安時間は「60分00秒」である。表示V12において、前回のUV値は「3」であり、今回のUV値は「6」である。表示V12において、日焼け目安時間は「30分00秒」であり増減時間は「−20」分である。
CPU101は、次の制御により、図8の表示V12を表示部108に表示させる。CPU101は、今回のステップS106、S206、又はS306で特定した紫外線強度を今回のUV値として表示させ、前回(n分前)特定した紫外線強度を前回UV値として表示させる。CPU101は、ステップS107で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間を、日焼け目安時間として表示させる。CPU101は、タイマー111が計測中である日焼けが起きるまでの残り時間(図8の場合は「50」分)から、ステップS107で算出した現在の時刻から日焼けが起きるまでの時間(図8の場合は「30」分)を減算し、減算後の値(図8の場合は「−20」分)を増減時間として表示させる。
図9は、上述の第一から第五の実施形態における表示部108の表示の一例を示す概略図である。図9は、測定したUV値を、測定した順序(RAM110が紫外線の強度と関連付けて記憶する時刻の順序)に並べて表示させた場合の一例である。
図9の表示において、UV値は「6」であり、日焼け目安時間は「30分00秒」である。この表示において、UV変動情報が表示されている。UV変動情報は、横軸を時刻、縦軸をUV値としたグラフで表されている。横軸では、左に向かうほど後の時刻(新しい測定)となり、右に向かうほど前の時刻(古い測定)となる。縦軸では、UV値の範囲、「11」以上、「8」以上「10」以下、「6」以上「7」以下、「3」以上「5」以下、「1」以上「2」以下、が単位として用いられている。
図9のUV変動を表すグラフでは、グラフ中のメモリが塗りつぶされている。例えば、時間方向の左から一番目のメモリは、最新の測定結果を表し、直近で測定された紫外線の強度のUV値が「6」以上「7」以下の範囲であることを示す。時間方向の左から二番目のメモリは、2番目に新しい測定結果を表し、前回(直近の測定のn分前)に測定された紫外線の強度のUV値が「3」以上「5」以下の範囲であることを示す。
図9の表示において、UV値は「6」であり、日焼け目安時間は「30分00秒」である。この表示において、UV変動情報が表示されている。UV変動情報は、横軸を時刻、縦軸をUV値としたグラフで表されている。横軸では、左に向かうほど後の時刻(新しい測定)となり、右に向かうほど前の時刻(古い測定)となる。縦軸では、UV値の範囲、「11」以上、「8」以上「10」以下、「6」以上「7」以下、「3」以上「5」以下、「1」以上「2」以下、が単位として用いられている。
図9のUV変動を表すグラフでは、グラフ中のメモリが塗りつぶされている。例えば、時間方向の左から一番目のメモリは、最新の測定結果を表し、直近で測定された紫外線の強度のUV値が「6」以上「7」以下の範囲であることを示す。時間方向の左から二番目のメモリは、2番目に新しい測定結果を表し、前回(直近の測定のn分前)に測定された紫外線の強度のUV値が「3」以上「5」以下の範囲であることを示す。
CPU101は、次の制御により、図9の表示を表示部108に表示させる。CPU101は、今回のステップS106、S206、S306、S507、又はS613で特定した紫外線強度のUV値が属するUV値の範囲を選択する。CPU101は、選択した範囲を示す縦軸の値(例えば、UV値の範囲が「6」以上「7」以下の場合は、「3」)を特定する。CPU101は、表示されているグラフのメモリを時間方向(右方向)に1ずらし、時間方向の左から一番目のメモリに対して、特定した縦軸の値以下のメモリを塗りつぶしたグラフを表示させる。
図10は、上述の第一から第三、及び第五の実施形態における表示部108の表示の別の一例を示す概略図である。図10において、符号V21、V31、V41を付した破線で囲った表示V21、V31、V41は、それぞれ、測定されたUV値が「3」、「6」、「7」の場合(それぞれ、日焼けが起きるまでの残り時間が「60」分、「30」分、「20」分)における表示例である。符号V22、V32、V42を付した破線で囲った表示V22、V32、V42は、それぞれ、表示V21、V31、V41の表示処理の1分後に表示処理された表示例である。
表示V22、V32、V42において、円状に表示されたメモリは60個のメモリである。この60個のメモリ全体は、ステップS102、S107、S202、S207、S302、又は、S308、S310、或いはS311で算出された日焼けが起きるまでの残り時間を表す。例えば、表示V22、V32、V42において、60個のメモリ全体は、それぞれ、60分、30分、20分を表す。
これらメモリのうちの白抜きのメモリが、表示時点におけるタイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を表す。換言すれば、黒塗りのメモリが、タイマーの作動から、表示時点までの経過時間を表す。また、この黒塗りのメモリは、第四の実施形態におけるタイマー変化量にも相当する。表示V22、V32、V42では、タイマーの作動(表示V21、V31、V41)から1分経過後に、それぞれ、1個、2個、3個のメモリが黒塗りにされる。
これらメモリのうちの白抜きのメモリが、表示時点におけるタイマー111が計測する日焼けが起きるまでの残り時間を表す。換言すれば、黒塗りのメモリが、タイマーの作動から、表示時点までの経過時間を表す。また、この黒塗りのメモリは、第四の実施形態におけるタイマー変化量にも相当する。表示V22、V32、V42では、タイマーの作動(表示V21、V31、V41)から1分経過後に、それぞれ、1個、2個、3個のメモリが黒塗りにされる。
CPU101は、次の制御により、図10の表示を表示部108に表示させる。CPU101は、ステップS102、S107、S202、S207、S302、又は、S308、S310、或いはS311で算出した日焼けが起きるまでの残り時間から、60分を除算する。CPU101は、除算結果の値の個数のメモリを、1分毎に黒塗りにさせて表示させる。
なお、図10の表示では、メモリは、円状に表示されているが、本発明はこれに限らず、例えば、直線状に表示されてもよいし、円以外の曲線状に表示されてもよい。また、メモリは、図形を2次元に区切ったもの(例えば、矩形図形の内部を、縦と横に一定間隔で区切ったもの)でもよく、そのメモリが除々に黒塗りにされてもよい。
また、図10の表示において、日焼けが起きるまでの残り時間を表すメモリを表示するか否かをユーザーに選択させてもよい。例えば、CPU101は、ユーザーが入力部104を押下したか否かを判定し、判定結果に応じてメモリを表示させ、又は、消去させる制御をしてもよい。つまり、CPU101は、表示部108が1分(単位時間)当たりの変化量を表示するか否かを制御する。
また、図10の表示において、日焼けが起きるまでの残り時間を表すメモリを表示するか否かをユーザーに選択させてもよい。例えば、CPU101は、ユーザーが入力部104を押下したか否かを判定し、判定結果に応じてメモリを表示させ、又は、消去させる制御をしてもよい。つまり、CPU101は、表示部108が1分(単位時間)当たりの変化量を表示するか否かを制御する。
また、上記各実施形態において、CPU101は、日焼けが起きるまでの残り時間経過後、例えば、ステップS109、S209、S315、S511、S609の処理(警告)後、オーバータイムに応じて、表示部108が表示に用いる色を表す情報(例えば、グレースケール)を更新してもよい。この色を表す情報は、例えば、表示される文字毎、画像毎、背景に予め定められたものである。
例えば、CPU101は、オーバータイムが大きくなるほど、表示全体が黒くなるように、表示を更新してもよい。具体的には、CPU101は、通常の表示に用いるグレースケール(白の値(例えば255)が高く、黒の値が低い(例えば0))の値から黒を表す値を減算し、減算後の値を予め定めた値(例えば60)で除算する。CPU101は、オーバータイムの単位時間(例えば1分)毎に、通常の表示に用いるグレースケールの値から、除算後の値を減算する。つまり、CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、色を表す情報が黒色を表す情報に近づくように、色を表す情報を更新する。
これにより、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に表示全体が黒くなるので、ユーザーに対して、あたかも時計も日焼けしている印象を与えることができ、より有効に日焼けに対する注意を喚起できる。
例えば、CPU101は、オーバータイムが大きくなるほど、表示全体が黒くなるように、表示を更新してもよい。具体的には、CPU101は、通常の表示に用いるグレースケール(白の値(例えば255)が高く、黒の値が低い(例えば0))の値から黒を表す値を減算し、減算後の値を予め定めた値(例えば60)で除算する。CPU101は、オーバータイムの単位時間(例えば1分)毎に、通常の表示に用いるグレースケールの値から、除算後の値を減算する。つまり、CPU101は、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、色を表す情報が黒色を表す情報に近づくように、色を表す情報を更新する。
これにより、日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に表示全体が黒くなるので、ユーザーに対して、あたかも時計も日焼けしている印象を与えることができ、より有効に日焼けに対する注意を喚起できる。
また、CPU101は、経過時間に基づいて、グレースケールの値を反転させてもよい。例えば、除算後の値が−(マイナス)になった場合、CPU101は、その絶対値をグレースケールの値として表示させてもよい。また、例えば、CPU101は、経過時間が大きくなるほど、表示部108の表示のコントラストを高くしてもよいし、又は、コントラストを低くしてもよい。
なお、上述した各実施形態における紫外線測定装置100が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、紫外線測定装置100を腕時計型の装置としてもよく、容易に持ち運びが可能なように小型の装置としてもよい。また、紫外線測定装置100を他の電子機器に組み込んでもよい。
100・・・紫外線測定装置、101・・・CPU、102・・・発振回路、103・・・分周回路、104・・・入力部、105・・・紫外線センサー、106・・・A/D変換部、107・・・時刻計測部、108・・・表示部、109・・・ROM、110・・・RAM、111・・・タイマー、112・・・電池
Claims (13)
- 紫外線強度を測定する紫外線センサーと、
前記紫外線センサーが測定した紫外線強度に基づいて、日焼けが起きるまでの時間を算出する日焼け時間算出部と、
前記日焼けが起きるまでの時間に基づいて、日焼けが起きるまでの残時間を計測するタイマー部と、
一定時間毎に前記紫外線センサーと前記日焼け時間算出部とを動作させて日焼けが起きるまでの時間を算出させ、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間を、新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新する制御部と、
を備えたことを特徴とする紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間よりも新たに算出した日焼けが起きるまでの時間が短い場合に、前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間を新たに算出した日焼けが起きるまでの時間に更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の紫外線測定装置。 - 前記日焼け時間算出部は、前記紫外線センサーが紫外線強度を測定する時刻に応じて前記日焼けが起きるまでの時間を減少または増加させる
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記タイマー部が前記日焼けが起きるまでの残時間を変化させる、単位時間当たりの変化量を更新する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記紫外線センサーが測定した紫外線強度に基づいて、前記単位時間当たりの変化量を更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の紫外線測定装置。 - 前記単位時間当たりの変化量を表示する表示部
を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記表示部が前記単位時間当たりの変化量を表示するか否かを制御する
ことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記日焼けが起きるまでの時間が経過した後の超過時間を計測させる
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記タイマー部が計測する前記日焼けが起きるまでの残時間が、前記新たに算出した日焼けが起きるまでの時間より、短いか否かを表す情報を表示する表示部
を備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記紫外線センサーが測定した紫外線強度を表す情報を、測定した順序に並べて表示する表示部
を備えたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、表示部が表示に用いる色を表す情報を更新する
を備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記日焼けが起きるまでの時間が経過した場合に、前記色を表す情報が黒色を表す情報に近づくように、前記色を表す情報を更新する
ことを特徴とする請求項11に記載の紫外線測定装置。 - 前記制御部は、前記タイマー部が前記日焼けが起きるまでの残時間を予め定めた変化量だけ変化させる、単位時間当たりの回数を更新する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の紫外線測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011040728A JP2011215133A (ja) | 2010-03-15 | 2011-02-25 | 紫外線測定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2010058430 | 2010-03-15 | ||
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Publications (1)
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JP2011040728A Withdrawn JP2011215133A (ja) | 2010-03-15 | 2011-02-25 | 紫外線測定装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506281A (ja) * | 2013-01-08 | 2016-03-03 | エムシー10 インコーポレイテッドMc10,Inc. | 表面の特性のモニタリングの応用 |
WO2022124314A1 (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-16 | 株式会社タニタ | 紫外線測定装置、測定方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2011
- 2011-02-25 JP JP2011040728A patent/JP2011215133A/ja not_active Withdrawn
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JP7356725B2 (ja) | 2020-12-11 | 2023-10-05 | 株式会社タニタ | 紫外線測定装置、測定方法及びプログラム |
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