JP2011214780A - 熱供給装置 - Google Patents
熱供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011214780A JP2011214780A JP2010083634A JP2010083634A JP2011214780A JP 2011214780 A JP2011214780 A JP 2011214780A JP 2010083634 A JP2010083634 A JP 2010083634A JP 2010083634 A JP2010083634 A JP 2010083634A JP 2011214780 A JP2011214780 A JP 2011214780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat medium
- heating
- heat
- amount
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】制御手段Hが、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出される熱媒異常減少状態が検出された場合には、熱媒補給処理を次に実行してからの検査経過時間が、熱媒補給処理を前回実行してから熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されるまでに経過した減少検出経過時間よりも設定処理用時間だけ短い処理用タイミングになると、熱媒加圧処理を実行し、かつ、その熱媒加圧処理を実行したのちにおいて、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されると、風呂追焚き用の熱交換器2の漏れ異常であると判定し、その判定結果を報知する熱交換器漏れ判定処理を実行するように構成されている。
【選択図】図1
Description
このように、熱媒の量は、使用に伴って漸次減少することになるが、例えば、風呂追焚き用熱交換器において熱媒の漏れが発生している場合や、暖房用の端末にて漏れが発生している場合には、上述の熱媒異常減少状態が生じることになるから、熱媒異常減少状態が、連続して設定回数(例えば2回)検出された場合には、熱媒漏れであると判定し、その判定結果を報知するようにしたものである。
前記暖房用の端末をバイパスして熱媒を通流させるように前記熱媒循環路に接続されたバイパス路と、
前記熱媒循環路における前記バイパス路の接続箇所よりも前記暖房用の端末側に位置する循環路部分を開閉する暖房端末用の断続弁と、
前記熱媒貯留タンクに貯留される熱媒量が設定下限値以下であるか否か及び設定上限値以上であるか否かを検出する熱媒量検出手段と、
前記熱媒貯留タンクに熱媒を補給する補給状態と補給停止状態とに切換え自在な熱媒補給手段と、
前記加熱部、前記熱媒循環手段、前記暖房端末用の熱媒通流断続弁、及び、前記熱媒補給手段の作動を制御する制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、前記熱媒量検出手段の検出情報に基づいて、熱媒量が前記設定下限値以下になると前記設定上限値になるように熱媒を補給すべく、前記熱媒補給手段の作動を制御する熱媒補給処理を実行するよう構成されたものであって、
その第1特徴構成は、
前記制御手段が、
前記熱媒補給処理を実行してからの経過時間が設定判定時間を経過するまでに前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出される熱媒異常減少状態が検出された場合、又は、その熱媒異常減少状態が連続して設定回数以上検出された場合には、前記熱媒補給処理を次に実行してからの検査経過時間が、前記熱媒補給処理を前回実行してから前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されるまでに経過した減少検出経過時間よりも設定処理用時間だけ短い処理用タイミングになると、前記暖房端末用の断続弁を閉じ状態にして前記循環手段を作動させる熱媒加圧処理を実行し、かつ、
その熱媒加圧処理を実行したのちにおいて前記検査経過時間が前記設定判定時間又は前記減少検出経過時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されると、前記風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定し、その判定結果を報知する熱交換器漏れ判定処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、風呂追焚き用の熱交換器を通流する熱媒の圧力が上昇するため、風呂追焚き用の熱交換器に熱媒の漏れが発生していれば、熱媒の漏れが促進されることになる。
すなわち、制御手段は、熱媒補給処理を次に実行してからの検査経過時間が設定判定時間又は減少検出経過時間に達するまでに、熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されると、風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定し、その判定結果を報知することになる。
ちなみに、熱媒加圧処理にて、風呂追焚き用の熱交換器を通流する熱媒の圧力が上昇されているため、風呂追焚き用の熱交換器に熱媒の漏れが発生していれば、熱媒の漏れが促進されることになり、風呂追焚き用の熱交換器に熱媒の漏れが発生していると、熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが、熱媒加圧処理を行わない場合に較べて早くなる。
尚、風呂追焚き用の熱交換器には熱媒の漏れを見つけることができないときには、熱媒循環路における他の部分について熱媒の漏れの有無を検査することになるが、その際には、熱媒循環路のうちの、暖房端末用の断続弁よりも暖房用端末側に位置する循環路部分を除いた循環路部分について熱媒の漏れの有無を検査すれば良いことになる。
前記制御手段が、
前記検査経過時間が前記減少検出経過時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されると、前記風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定する場合において、前記検査経過時間が前記減少検出経過時間を経過したのち前記設定判定時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されたとき、又は、
前記検査経過時間が前記設定判定時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されると、前記風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定する場合において、前記検査経過時間が前記設定判定時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されないときには、
前記暖房用の端末の漏れ異常であると判定し、その判定結果を報知する暖房用の端末漏れ判定処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
尚、暖房用の端末に熱媒の漏れを見つけることができないときには、熱媒循環路における他の部分について熱媒の漏れを検出することになるが、その際には、熱媒循環路のうちの、暖房端末用の断続弁よりも暖房用端末側に位置する循環路部分について熱媒の漏れの有無を検査すれば良いことになる。
前記制御手段が、前記熱媒加圧処理において、前記加熱部を加熱状態にする処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
前記熱媒循環路が、前記風呂追焚き用の熱交換器を装備する風呂追焚き用循環路部分と前記暖房用の端末を装備する暖房用循環路部分とを並列状態で備えるように構成され、
前記風呂追焚き用循環路部分を開閉する風呂追焚き用の断続弁が設けられ、
前記制御手段が、前記熱媒加圧処理において、前記風呂追焚き用の断続弁を開き状態にする処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
もちろん、風呂追焚き用の熱交換器にて浴槽の湯水を加熱するときには、風呂追焚き用の断続弁を開けることになる。
前記バイパス路の開度を変更する開度調整手段が設けられ、
前記制御手段が、前記熱媒加圧処理において、前記開度調整手段を開度減少側に調整する処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
〔実施形態〕
図1に示すように、加熱状態と加熱停止状態とに切換え自在な加熱部としての、ガス燃焼式の熱源機1、風呂追焚き用の熱交換器2、大気開放型の熱媒貯留タンク3、及び、循環手段としての循環ポンプ4が設けられ、さらに、暖房用の端末Dとして、浴室暖房乾燥機等の高温暖房端末DA、及び、床暖房装置等の低温暖房端末DBが設けられている。
又、機内循環LAにおける循環ポンプ4と熱源機1との間に位置する循環路部分からは低温用循環路LCが分岐され、その先端部には、低温用接続継手6が設けられている。
機外高温循環路LEには、高温側熱動弁8が設けられ、機外低温循環路LFには、低温側熱動弁9が設けられている。
そして、機外高温循環路LEが、循環路Lにおけるバイパス路LGの接続箇所よりも高温暖房端末側に位置する循環路部分となり、高温側熱動弁8が、この循環路部分を開閉する暖房端末用の断続弁として機能することになる。
また、この実施形態においては、機内循環路LAが低温暖房端末DBをバイパスするバイパス路として機能することになり、機外低温循環路LFが、循環路Lにおけるバイパス路としての機内循環路LAの接続箇所よりも低温暖房端末側に位置する循環路部分となり、低温側熱動弁9が、この循環路を開閉する暖房端末用の断続弁として機能することになる。
ちなみに、風呂追焚き用循環路部分とは、機内循環路LAのうちの、熱源機1から風呂追焚き用の熱交換器2を経由して熱媒貯留タンク3に至る部分であり、また、暖房用循環路部分とは、高温用循環路LB、機外高温循環路LE、及び、戻り用循環路LDである。
ちなみに、バイパス路11は、高温暖房端末DAの熱負荷が小さいときには、高温暖房端末DAへの熱媒通流量を減少させるために開かれることになり、高温暖房端末DAの熱負荷が大きいときには、高温暖房端末DAへの熱媒通流量を十分な量にするために閉じられることになる。
ちなみに、この加熱状態における低温暖房端末DBへの熱媒供給量の調節は、設定周期のうちの開き状態にする開閉比率を増減させる形態で低温側熱動弁9を設定周期で開閉させるに、低温端末用の温度(例えば、70℃)に基づいて定めた開閉比率を、低温サーミスタ13の検出温度に基づいて補正することにより行われる。
そして、風呂ポンプ17を作動させて、風呂戻り路15および風呂往き路16を通して浴槽3内の湯水を循環させることにより、浴槽3内の湯水を、機内循環路LAを通流する熱媒により風呂追焚き用の熱交換器2にて加熱するように構成されている。
この給湯用熱源機21は、水道水圧にて給水する給水路22からの水を設定目標温度(例えば、42℃)に加熱して、給湯路23を通して出湯するように構成されている。
そして、給湯路23からの湯水を風呂往き路16に供給する湯張り路24が設けられ、その湯張り路24を開閉する湯張り弁25が設けられている。
したがって、湯張り弁25を開くことにより、給湯用熱源機21からの湯水を、湯張り路24、風呂戻り路15、及び、風呂往き路16を通して浴槽14に供給できるように構成されている。
すなわち、熱媒貯留タンク3には、それに貯留されている熱媒量が設定下限値以下であるか否か及び設定上限値以上であるか否かを検出する熱媒量検出手段Sが設けられ、また、熱媒貯留タンク3に熱媒としての湯水を補給する補給状態と補給停止状態とに切換え自在な熱媒補給手段Tが設けられている。
具体的には、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になったことが検出されると、補給断続弁30を開き作動させ、その後、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定上限値以上になったことが検出されると、補給断続弁30を閉じ作動させることになる。
すなわち、運転制御部Hは、風呂追焚き用の熱交換器2の漏れ異常であるか否かを判定し、そして、風呂追焚き用の熱交換器2の漏れ異常であると判定した場合には、その判定結果を運転リモコンRにて表示して報知することになる。
すなわち、運転制御部Hは、暖房用の端末D(高温暖房端末DAや低温暖房端末DB)の漏れ異常であるか否かを判定し、そして、暖房用の端末D(高温暖房端末DAや低温暖房端末DB)の漏れ異常であると判定した場合には、その判定結果を運転リモコンRにて表示して報知することになる。
すなわち、運転制御部Hは、熱媒漏れ箇所がどこであるかは特定できないものの、熱媒の異常な漏れが発生していると判定して、その判定結果を運転リモコンRにて表示して報知することになる。
ちなみに、運転制御部Hは、これらの処理の他、一般給湯処理、暖房運転処理、湯張り処理、追焚き処理等の処理を、順次繰り返し実行することになり、そして、運転リモコンRの指令にて暖房運転処理を実行する場合においても、熱媒加圧処理を優先して実行することになる。
検査モードでない場合には、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下であることが検出されたか、つまり、下限検出であるか否かを判別する(#2)。
#2にて、下限検出であると判定した場合には、熱媒補給処理を実行してからの経過時間が設定判定時間(例えば、62時間)以内否かを判別する(#3)。
また、#3にて、設定判定時間以内でないと判別した場合には、#5の熱媒補給処理を実行することになる。
そして、#5の熱媒補給処理を実行したのちは、別の処理に移行することになる。
下限検出でない場合には、熱媒補給処理を実行してからの経過時間が設定判定時間(例えば、62時間)を経過したか否かを判別することになる(#7)。
この熱媒加圧処理は、上述の如く、高温側熱動弁8及び低温側熱動弁9を閉じ状態にして、循環ポンプ4を作動させ、加えて、熱源機1を加熱状態にする処理を実行し、また、追焚き弁10を開き状態にする処理を実行し、さらに、バイパス弁11を閉じる処理を実行することになる。
つまり、#7にて、設定判定時間経過であることが判別される場合とは、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されることなく、熱媒補給処理を次に実行してからの検査経過時間が設定判定時間を経過した場合であり、風呂追焚き用の熱交換器2や暖房用の端末Dに熱媒の漏れがない状態であると判定できるからである。
ちなみに、#10にて、異常なしと判定することに代えて、再検査を念のため行うことを目的として、次回に熱媒補給処理を実行したときに、「検査モード」を設定して、再検査を行い、この再検査においても、同様の結果を得た場合には、異常なしと判定するようにしてもよい。
検査経過時間が処理用タイミングの経過後である場合には、検査経過時間が、熱媒補給処理を前回実行してから熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されるまでに経過した減少検出経過時間を経過しているか否かを判別する(#12)。
つまり、#12にて、検査経過時間が減少検出経過時間を経過していないと判別される場合とは、#9の熱媒加圧処理の実行により、風呂追焚き用の熱交換器2に漏れが発生していれば、その漏れが促進されて、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されたという状況であるため、風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定できるからである。
つまり、#12にて、検査経過時間が減少検出経過時間を経過していると判別される場合とは、#9の熱媒加圧処理を実行しても、風呂追焚き用の熱交換器2の漏れが促進されることなく、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出された状況であり、このような状況が生じるのは、風呂追焚き用の熱交換器2には熱媒の漏れがなく、暖房用の端末Dに熱媒の漏れがある状態であると判定できるからである。
尚、#11にて、検査経過時間が処理用タイミングの経過後でない場合と判断されること、つまり、検査経過時間が処理用タイミングに達する前に、熱媒量検出手段Sにて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されることは、通常は起こらないと考えられるが、使用に伴って漏れ箇所の漏れ量が急激に増大する傾向にあるような場合には、このような状況が発生することになる。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記実施形態では、熱媒補給処理を実行してからの経過時間が設定判定時間を経過するまでに熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出される熱媒異常減少状態が検出された場合において、直ちに、「検査モード」を設定するようにしたが、熱媒異常減少状態が連続して設定回数(例えば、2回)以上検出された場合において、「検査モード」を設定する形態で実施してもよい。
これに代えて、熱交換器漏れ判定処理が、熱媒加圧処理を実行したのちにおいて検査経過時間が設定判定時間に達するまでに、熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されると、風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定する場合においては、暖房用の端末漏れ判定処理を、検査経過時間が設定判定時間に達するまでに、熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されないときには、暖房用の端末の漏れ異常であると判定するように構成して、実施してもよい。
2 風呂追焚き用の熱交換器
3 熱媒貯留タンク
4 循環手段
8、9 暖房端末用の断続弁
10 風呂追焚き用の断続弁
11 開度調整手段
D 暖房用の端末
H 制御手段
L 熱媒循環路
LG バイパス路
S 熱媒量検出手段
T 熱媒補給手段
Claims (5)
- 加熱状態と加熱停止状態とに切換え自在な加熱部、風呂追焚き用の熱交換器、暖房用の端末、及び、大気開放型の熱媒貯留タンクを経由する熱媒循環路を通して熱媒を循環させる熱媒循環手段と、
前記暖房用の端末をバイパスして熱媒を通流させるように前記熱媒循環路に接続されたバイパス路と、
前記熱媒循環路における前記バイパス路の接続箇所よりも前記暖房用の端末側に位置する循環路部分を開閉する暖房端末用の断続弁と、
前記熱媒貯留タンクに貯留される熱媒量が設定下限値以下であるか否か及び設定上限値以上であるか否かを検出する熱媒量検出手段と、
前記熱媒貯留タンクに熱媒を補給する補給状態と補給停止状態とに切換え自在な熱媒補給手段と、
前記加熱部、前記熱媒循環手段、前記暖房端末用の断続弁、及び、前記熱媒補給手段の作動を制御する制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、前記熱媒量検出手段の検出情報に基づいて、熱媒量が前記設定下限値以下になると前記設定上限値になるように熱媒を補給すべく、前記熱媒補給手段の作動を制御する熱媒補給処理を実行するよう構成された熱供給装置であって、
前記制御手段が、
前記熱媒補給処理を実行してからの経過時間が設定判定時間を経過するまでに前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出される熱媒異常減少状態が検出された場合、又は、その熱媒異常減少状態が連続して設定回数以上検出された場合には、前記熱媒補給処理を次に実行してからの検査経過時間が、前記熱媒補給処理を前回実行してから前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されるまでに経過した減少検出経過時間よりも設定処理用時間だけ短い処理用タイミングになると、前記暖房端末用の断続弁を閉じ状態にして前記熱媒循環手段を作動させる熱媒加圧処理を実行し、かつ、
その熱媒加圧処理を実行したのちにおいて前記検査経過時間が前記設定判定時間又は前記減少検出経過時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されると、前記風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定し、その判定結果を報知する熱交換器漏れ判定処理を実行するように構成されている熱供給装置。 - 前記制御手段が、
前記検査経過時間が前記減少検出経過時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されると、前記風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定する場合において、前記検査経過時間が前記減少検出経過時間を経過したのち前記設定判定時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されたとき、又は、
前記検査経過時間が前記設定判定時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が前記設定下限値以下になることが検出されると、前記風呂追焚き用の熱交換器の漏れ異常であると判定する場合において、前記検査経過時間が前記設定判定時間に達するまでに、前記熱媒量検出手段にて熱媒量が設定下限値以下になることが検出されないときには、
前記暖房用の端末の漏れ異常であると判定し、その判定結果を報知する暖房用の端末漏れ判定処理を実行するように構成されている請求項1記載の熱供給装置。 - 前記制御手段が、前記熱媒加圧処理において、前記加熱部を加熱状態にする処理を実行するように構成されている請求項1又は2記載の熱供給装置。
- 前記熱媒循環路が、前記風呂追焚き用の熱交換器を装備する風呂追焚き用循環路部分と前記暖房用の端末を装備する暖房用循環路部分とを並列状態で備えるように構成され、
前記風呂追焚き用循環路部分を開閉する風呂追焚き用の断続弁が設けられ、
前記制御手段が、前記熱媒加圧処理において、前記風呂追焚き用の断続弁を開き状態にする処理を実行するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱供給装置。 - 前記バイパス路の開度を変更する開度調整手段が設けられ、
前記制御手段が、前記熱媒加圧処理において、前記開度調整手段を開度減少側に調整する処理を実行するように構成されている請求項4に記載の熱供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010083634A JP5432801B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 熱供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010083634A JP5432801B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 熱供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011214780A true JP2011214780A (ja) | 2011-10-27 |
JP5432801B2 JP5432801B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=44944708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010083634A Expired - Fee Related JP5432801B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 熱供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5432801B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06193963A (ja) * | 1990-12-28 | 1994-07-15 | Noritz Corp | 乾燥・暖房機能付風呂釜の漏水検知方法 |
JPH1163525A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-05 | Noritz Corp | 循環装置における水漏れ検査方法 |
JPH11294851A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Osaka Gas Co Ltd | 給湯システムの漏水検出方法及び給湯システム |
JPH11344412A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Osaka Gas Co Ltd | 配管の漏水検査方法並びに給湯システム |
JP2004278903A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Osaka Gas Co Ltd | 暖房装置の熱媒漏れ誤検知防止方法 |
-
2010
- 2010-03-31 JP JP2010083634A patent/JP5432801B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06193963A (ja) * | 1990-12-28 | 1994-07-15 | Noritz Corp | 乾燥・暖房機能付風呂釜の漏水検知方法 |
JPH1163525A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-05 | Noritz Corp | 循環装置における水漏れ検査方法 |
JPH11294851A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Osaka Gas Co Ltd | 給湯システムの漏水検出方法及び給湯システム |
JPH11344412A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Osaka Gas Co Ltd | 配管の漏水検査方法並びに給湯システム |
JP2004278903A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Osaka Gas Co Ltd | 暖房装置の熱媒漏れ誤検知防止方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5432801B2 (ja) | 2014-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5854862B2 (ja) | 熱源機制御システム | |
US9951970B2 (en) | Immediate hot-water supplying system | |
JP5882120B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
TW201743391A (zh) | 半導體檢查裝置用之冷卻裝置 | |
JP5494059B2 (ja) | 貯湯式給湯機システム | |
JP5432801B2 (ja) | 熱供給装置 | |
JP4391471B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2009008355A (ja) | コージェネレーションシステム及び貯留タンクユニット | |
KR101810769B1 (ko) | 급탕시스템 | |
JP2016109327A (ja) | 風呂用給湯装置 | |
JP2004251591A (ja) | 熱媒供給設備 | |
JP2007155194A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2011185519A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5141307B2 (ja) | 貯湯式電気温水器 | |
JP2010008009A (ja) | 給湯装置 | |
JP2002286580A (ja) | 暖房装置の熱媒漏れ検査装置 | |
JP6013264B2 (ja) | 貯湯システム | |
JP6513553B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP7026550B2 (ja) | 熱供給システムの検査方法 | |
KR20150134804A (ko) | 주 기관 저 부하시 저온 부식 방지를 위한 선박용 엔진 냉각 시스템 | |
JP6886640B2 (ja) | 温水暖房システム | |
JP7184582B2 (ja) | 給湯装置及び給湯装置の制御方法 | |
JP2011036318A (ja) | ミストサウナ装置 | |
JP5880078B2 (ja) | 貯湯式給湯システム | |
JP2004251888A (ja) | 熱媒供給設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5432801 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |