JP2011213669A - オーバーコート化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ファデーション等のメイクアップ化粧料の化粧膜の上から塗布し、塗布時に先に使用したファンデーション等の化粧膜の色調や仕上がり感を損なうことなく、経時での色持ちや二次付着防止効果に優れ、膜の柔軟性に富み肌への負担感がない、オーバーコート化粧料に関する。
【解決手段】成分(a)RSiO1.5単位とR SiO0.5単位(式中、R、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂を配合したことを特徴とするオーバーコート化粧料に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、RSiO1.5単位とR SiO0.5単位(式中、R、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂を配合したオーバーコート化粧料に関するものである。更に詳しくは、ファンデーション等のメイクアップ化粧料の化粧膜の上から塗布又は噴霧することによって、化粧膜に耐水性と耐油性を付与し、メイクアップ化粧料の経時での化粧持ちを向上させ、さらに膜の柔軟性に富み肌への負担感がなく、メイクアップ化粧料の二次付着防止効果にも優れたオーバーコート化粧料に関する。
従来、ファンデーション等のメイクアップ化粧料の化粧持ちを向上したり、二次付着を防止するためには、メイクアップ化粧料に用いる顔料や粉体各々に、耐水性や耐油性を付与する表面処理を施したり、シリコーン油剤・シリコーン樹脂・フッ素変性油剤等を配合する技術が知られている。また、化粧持ち効果や二次付着防止効果を化粧膜の上から付与する技術として、揮発性溶剤に溶解した樹脂を含有する皮膚用のオーバーコート化粧料も提案されている(例えば特許文献1)。
特許2602053号公報
しかしながら、特許文献1のように従来から知られているRSiO0.5(M単位)とSiO(Q単位)から成るシリコーン樹脂(式中、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)、いわゆるMQレジンを使用したものは、高い化粧持ち効果や二次付着防止効果は得られるものの、塗布後のつっぱり感や負担感・べたつきを低減するには至らないものであった。したがって、耐水性や耐油性および経時でのメイクアップ化粧料の色持ちが良好で、二次付着防止効果に優れ、且つ、膜の柔軟性に富み肌への負担感がないオーバーコート化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情において、本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オーバーコート化粧料において、前記MQレジンに替えて、RSiO1.5(T単位)とR SiO0.5(M単位)から成るMTレジン(式中、R、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)と、揮発性油剤とを配合することにより、膜の柔軟性に富み肌への負担感がなく、二次付着防止効果に優れることを見出し、更に不揮発性油剤とエタノールとを組み合わせて配合することにより、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、成分(a)RSiO1.5単位とR SiO0.5単位(式中、R、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂と、成分(b)揮発性油剤と、成分(c)不揮発性油剤と、成分(d)エタノールとを配合することを特徴とするオーバーコート化粧料に関するものである。
本発明のオーバーコート化粧料は、耐水性や耐油性を付与することができるMTレジンを揮発性油剤で溶解して配合することにより、化粧膜の上から均一に塗布することが可能であり、メイクアップ化粧料の経時での色持ちと、二次付着防止効果に優れる皮膜を形成するものである。また、不揮発性油剤及びエタノールと組み合わせることにより、その皮膜は、柔軟性に富み肌への負担感がないものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いられる成分(a)のRSiO1.5単位とR SiO0.5単位から成るシリコーン樹脂は、RSiO1.5単位より成るシラノール基含有オルガノポリシルセスキオキサン(式中、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)のシラノール基を、トリオルガノシリル基で封鎖したものであり、例えば、特開平4−312511号公報に記載のものを使用することができる。
具体的には、次の(A)と(B)とを反応させることにより得ることができる。
(A):RSiO1.5単位より成るシラノール基含有オルガノポリシルセスキオキサン(式中、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)
(B):(R Si)aZ(式中、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表し、aは1または2を表し、Zはaが1のときは水素原子、水酸基、加水分解性基を表し、aが2のときは−O−,−N(X)−,−S−を表す。ここでXは水素原子、炭素数1〜4の1価炭化水素基またはR Si−を表す)で表されるシリコーン化合物。
ここで、R、Rはそれぞれ互いに同一或いは相異なる置換または非置換の1価炭化水素基を表す。R、Rとしては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基;フェニル基、トリル基などのアリール基;シクロヘキシル基、シクロオクチル基などのシクロアルキル基あるいはこれらの基の炭素原子に結合した水素原子をハロゲン原子、シアノ基、アミノ基などで置換した基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノメチル基、γ−アミノプロピル基、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピル基などが例示される。
ここでZの加水分解性基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基;プロペノキシ基などのアルケニルオキシ基;アセトキシ基、ベンゾキシ基などのアシロキシ基;アセトンオキシム基、ブタノンオキシム基などのオルガノオキシム基;ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノキシ基などのオルガノアミノキシ基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基などのオルガノアミノ基;N−メチルアセトアミド基などのオルガノアミド基などが例示される。この中でも、合成や入手のし易さにおいては、メチル基、エチル基、フェニル基が好ましく、撥水性においては、メチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、フェニル基が好ましい。
(A)RSiO1.5単位より成るシラノール基含有オルガノポリシルセスキオキサンは、公知の方法で合成でき、例えばオルガノトリクロロシランやオルガノトリアルコキシシランを、過剰の水で加水分解、縮合反応させることにより得られる。
(B)(R Si)aZで表されるシリコーン化合物は、(A)のシラノール基をシリル化するものである。(B)としてはトリメチルシラン、トリエチルシランなどのハイドロジェンシラン;トリメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、トリフェニルクロロシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルジメチルクロロシランなどのクロロシラン;トリメチルシラノールなどのシラノール;トリメチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、などのアルコキシシラン;アミノシラン;アシロキシシラン;ヘキサメチルジシラザン、1,3−ジビニルテトラメチルジシラザン、ビス[3,3,3−トリフルオロプロピル]テトラメチルジシラザンなどのシラザン等が例示される。これらの中でも、反応の制御や未反応物の除去が容易なことから、シラザン類やクロロシラン類が好ましい。
(A)と(B)の反応は、シラノール基をシリル化する公知の方法で行うことができる。例えば、(B)がシラザンやクロロシランの場合は、(A)と混合して加熱するだけで容易に反応は進行する。シリル化反応は、その反応温度を制御し、副反応の脱水縮合反応を抑制するために有機溶媒中で行うのが好ましい。このような有機溶媒としては、トルエン、キシレン、ヘキサン、工業用ガソリン、ミネラルスピリット、ケロシンなどの炭化水素系溶剤、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル系溶剤、ジクロロメタン、ジクロロエタンなどの塩素化炭化水素系溶剤などがあげられる。反応温度は特に制限はないが、好ましくは室温から200℃の範囲において任意に定めればよい。反応によって生成する塩酸、アンモニア、塩化アンモニウム、アルコールなどは水洗により除去、もしくは溶媒と同時に留去することができる。
本発明の成分(a)のシリコーン樹脂の軟化点は、60℃〜95℃が好ましく、より好ましくは70℃〜90℃である。この範囲であれば、膜の柔軟性に優れ、メイクアップ化粧料の高い色持ちと二次付着防止効果を併せ持つオーバーコート化粧料が得られる。なお、軟化点はJIS C 2104の環球式軟化点測定法に準じて得られた値である。
本発明における成分(a)の配合量は、特に限定されないが、本発明のオーバーコート化粧料中に1〜30質量%(以下単に「%」と示す。)、好ましくは3〜10%である。この範囲で配合すると、先に塗布されているメイクアップ化粧料の化粧持ち、二次付着防止効果、膜の柔軟性の点で特に優れるものとなる。
本発明に用いられる成分(b)の揮発性油剤としては特に制限されず、成分(a)のシリコーン樹脂を溶解し得るものであればいずれのものも使用できる。具体的には、軽質流動イソパラフィン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルトリメチコン、メチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、エチルトリシロキサン、等が挙げられる。市販品としては、軽質流動イソパラフィンとしてはアイソパーH(エッソ化学社製)、イソドデカン(バイエル社製)、イソヘキサデカン(ユニケマ社製)、IPソルベント1620MU、IPソルベント2028MU、IPソルベント2835(以上、出光興産社製)、デカメチルシクロペンタシロキサンとしてはTFS405(東芝シリコーン社製)、SH245、DC345(東レ・ダウコーニング社製)、KF−995(信越化学工業社製)、メチルトリメチコンとしては、シリコーン TMF−1.5(信越化学工業社製)、メチルポリシロキサンとしてはKF−96L−2CS(信越化学工業社製)、デカメチルテトラシロキサンとしてはKF−96L−1.5CS(信越化学工業社製)、エチルトリシロキサンとしてはSILSOFT ETS(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)などが挙げられる。
本発明における成分(b)の揮発性油剤の配合量は、特に限定されないが、1〜50%が好ましく、特に5〜20%がより好ましい。この範囲で配合すると、先に塗布されているメイクアップ化粧料の化粧持ち、二次付着防止効果、使用感の点で特に優れるものとなる。また、成分(a)のシリコーン樹脂を溶解状態とするためにも、これら揮発性油剤は有用であり、デカメチルシクロペンタシロキサン等のシリコーン油剤が特に好ましい。
本発明に用いられる成分(c)の不揮発性油剤としては特に制限されず、成分(a)のシリコーン樹脂の溶解性を疎外せず、通常化粧料に用いられる油分であれば特に制約なく使用することができ、動物油、植物油、合成油等の起源や、固形油、半固形油、液体油、等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等を利用することができる。具体的には、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、セレシンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライトワックス、エチレンプロピレンコポリマー等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、モクロウ等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ、モンタンワックス等のロウ類、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類が挙げられる。
これらの中でも、シリコーン樹脂の溶解性が高いという観点から、ジメチルポリシロキサンの等のシリコーン類が特に好ましい。また、常温において液状のもの、もしくはオーバーコート化粧料の形態において溶解状態にあり液状を示す油剤が好ましい。
本発明における成分(c)の非揮発性油剤の配合量は特に限定されないが、0.1〜30%が好ましく、特に0.1〜5%がより好ましい。この範囲で配合すると、皮膜の柔軟性に優れ、先に塗布されているメイクアップ化粧料の化粧持ち、二次付着防止効果、使用感の点で特に優れるものとなる。
また、成分(b)の揮発性油分及び成分(c)の非揮発性油剤の合計の配合量は、成分(a)のシリコーン樹脂が析出しない配合量であることが望ましい。具体的には、オーバーコート化粧料中5〜10%が、特に好ましい範囲である。
本発明に用いられる成分(d)のエタノールは、一般に使用されているものなら特に制限されない。また、配合量は特に限定されないが、50〜98%が好ましく、特に70〜95%がより好ましい。この範囲で配合すると、速乾性が高く、メイクアップ化粧料の化粧膜の変化を引き起こすことなく、化粧持ち、二次付着防止効果、使用感の点で優れたオーバーコート化粧料とすることができる。
本発明のオーバーコート化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記成分(a)〜(d)の他に、通常化粧料に配合される成分として、油ゲル化剤や油溶性の樹脂類、無機顔料、有機顔料及び体質顔料等の粉体、界面活性剤、水や多価アルコール、低級アルコール、水溶性高分子、保湿剤等の水性成分、糖類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、褪色防止剤、防腐剤、薬効成分、安定化剤、色素、香料等を各種の効果の付与のために適宜配合することができる。
油性ゲル化剤や油溶性の樹脂類としては、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミチン酸デキストリン、パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸/ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリンのデキストリン脂肪酸エステル類、ステアリン酸スクロース、酢酸ステアリン酸スクロースのショ糖脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、およびジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト等の有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
粉体としては、化粧料に一般に使用される粉体として用いられる粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、炭化珪素、二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、カオリン、ベントナイト、スメクタイト、ヘクトライト、モンモリロナイト等の粘土鉱物、およびそれらの有機変性物、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末、酸化チタン被覆ガラスフレーク等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられる。これら粉体はその一種又は二種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。なお、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の一種又は二種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステルアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステルアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。
更に、水性成分はモイスチャー効果を付与する目的で用いることができ、水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく上記界面活性剤等を用いて乳化されていても構わない。これら成分は水の他に、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。
水溶性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系のもの、他にタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。
本発明のオーバーコート化粧料の形態としては、特に限定されないが、均一なオーバーコート皮膜を形成する点や、ファンデーション等のメイクアップ化粧料の化粧膜を、オーバーコート化粧料の塗布動作によって崩さないという点から、適用部位に向かって噴霧して使用できる形態であることが好ましい。オーバーコート化粧料を噴霧する方法としては、ディスペンサー機能を有する容器に充填したもの、噴射剤とともにエアゾール容器に充填したもの、等が挙げられる。
噴射剤とともにエアゾール形態とするときの噴射剤としては、特に限定されないが、本発明の効果を妨げないものであれば、通常化粧料に用いられる、いずれの噴射剤も使用することが出来、LPG、ジメチルエーテル、窒素ガス、炭酸ガス等が一般的な例として挙げられる。また、噴射剤とオーバーコート化粧料原液の配合比率も、特に本発明を限定するものではないが、本発明の使用性・効果を損なうことの無い範囲であれば、いずれの比率でも用いることが出来、オーバーコート化粧料原液:噴射剤が20〜40:80〜60の範囲が特に好ましい。原液量が著しく少ないと本発明の効果が顕著ではなくなり、原液が多すぎるとオーバーコート化粧料の乾燥速度が遅くなり、ファンデーション等の保護されるべき化粧膜に浸透して化粧膜の浮きを誘発したり、質感を阻害しテカリを生じたり、皮膜形成後にツッパリ感等の負担感を感じたりする場合がある。
本発明のオーバーコート化粧料の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば成分(a)、成分(c)を加熱溶融したのち、成分(b)、成分(d)更には、その他任意の粉体や水系成分などを均一に混合分散し、これを容器に充填して得ることができる。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
[製造例1]
メチルトリイソプロポキシシラン220部(1モル)とトルエン150部をフラスコに仕込み、1%塩酸水溶液108部を20分間かけて滴下し、該シランを加水分解した。滴下40分後に攪拌を止め、分液後有機層を水洗して塩酸を除去し、さらにトルエンを減圧除去して、分子量12,000で軟化点115℃のシラノール基含有量1.2%のメチルポリシルセスキオキサンP−1を調製した。次に該シルセスキオキサン100部、トルエン200部、トリメチルクロロシラン10部およびヘキサメチルジシラザン50部をフラスコに仕込み、加熱攪拌を行った。トルエンの還流温度で2時間加熱攪拌後、反応によって生じたアンモニア、塩酸或いはそれらの塩を水洗によって除去し、さらにトルエンを減圧留去してトリメチルシリル化された、軟化点80℃のシリコーン樹脂を得た。
[製造例2]
トリメチルクロロシランおよびヘキサメチルジシラザンの代わりに、3,3,3−トリフルオロプロピルジメチルクロロシランおよびビス〔3,3,3−トリフルオロプロピル〕テトラメチルジシラザンを使った他は、製造例1と同様にしてメチルポリシルセスキオキサンP−1を処理し、軟化点85℃のシリル化されたシリコーン樹脂を得た。
実施例1〜5および比較例1〜3:オーバーコート化粧料
表1に示す組成のオーバーコート化粧料を下記の製造方法により調製し、各試料について、経時での色持ち、化粧膜の使用感、二次付着防止効果、及びオーバーコート化粧料としての化粧膜のベタツキ等の項目の評価を行い、その結果も併せて表1に示した。
※1:X−21−5250(信越化学工業社製 デカメチルペンタシクロシロキサン50%溶液)中の固形分の値を記載した。
※2:KF−7312J(信越化学工業社製 デカメチルペンタシクロシロキサン50%溶液)中の固形分の値を記載した。
※3:SR1000(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
※4:各シリコーン樹脂溶液中に含まれるデカメチルシクロペンタシロキサンを含む
※5:シリコーンKF−96A(6cs)(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜7を加温して均一に溶解する。
B:Aに成分8を加え均一に混合する。
C:Bを原液として、噴射剤(LPG1.5)と所定の割合でエアゾール容器に充填する。
(評価方法1)
下記の評価項目について各々下記方法により官能評価を行った。
各試料について専門パネル20名による使用テストを行った。パネル各人に、下記のパウダーファンデーションを顔全体に塗布してもらった後、ロについては塗布直後及び塗布後1時間経過した時の状態を観察、ホについては塗布後1時間経過した時に化粧膜を触ってみたときの感触を評価、イについては塗布後3時間経過した時にティッシュオフした時のティッシュへの色移りの状態を観察、ハについては塗布後4時間経過後の状態を観察、ニについては塗布直後から4時間経過後までの総合的な評価をしてもらい、下記絶対評価基準にて6段階に評価し評点を付け、各試料のパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
パウダーファンデーション:下記処方および製法により調製した。
(処方)
(成分) (%)
1.シリコーン処理酸化チタン 15.0
2.タルク 残量
3.本発明粉体2 10.0
4.シリコーン処理ベンガラ 0.3
5.シリコーン処理黄酸化鉄 0.5
6.シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
7.マイカ 20.0
8.ナイロン末 2.0
9.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
10.流動パラフィン 3.0
11.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0
12.防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.2
13.香料 0.1
注:上記シリコーン処理粉体は、イソプロピルアルコールに、各粉体98.5部とメチルハイドロジェンポリシロキサン;シリコンKF−99P(信越化学工業社製)1.5部を分散し、120℃で2時間焼付け処理を行った後、粉砕したものを使用した。
(製法)
(1)成分1〜8を均一に混合する。
(2)上記(1)に成分9〜13を添加し、ヘンシェルモキサーにて均一に混合する。
(3)上記(2)をパルベライザーで粉砕する。
(4)上記(3)を金皿に充填し、固形粉末型ファンデーションを得た。
官能評価項目
イ.二次付着防止効果
ロ.ファンデーション膜の色変わり
ハ.ファンデーションの化粧持ち
ニ.肌への負担感
ホ.ベタツキ
絶対評価基準
(評点):(評価)
6点:非常に良好
5点:良好
4点:やや良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える
○ :3点を超える5点以下
△ :2点を超える3点以下
× :2点以下
(評価方法2)
表1に示す実施例1及び比較例1〜3のオーバーコート化粧料の原液について、皮膜自体のベタツキを客観的指標を用いて評価した。
ヘ.ベタツキ指標
各原液をガラス板上に塗布し、間隙100μのドクターブレードを用いて皮膜とした。一昼夜放置し乾燥後、この皮膜に英弘精機社製テクスチュアアナライザーTX、円柱型プローブP/1(直径25mm)にて500gの荷重を10秒間かけて付着させ、プローブを0.05mm/secにて引き上げる際にかかる荷重の最大値(g)をベタツキ指標とした。
表1の結果から明らかな如く、本発明の実施例1〜5のオーバーコート化粧料は、比較例に比べ、二次付着防止効果に優れ、化粧膜の経時での色持ちが良好で、化粧膜の仕上がりの色調や質感を損なうことなく、肌への負担感がなくベタつかないものであった。また、機器測定による評価結果と官能評価結果も相関を示した。
一方、成分(a)のシリコーン樹脂の代わりに、構造の異なるシリコーン樹脂で置き換えた比較例は、二次付着防止効果や化粧膜の化粧持ちには効果があったものの、塗膜のベタツキが強かったり、皮膜によって大きな肌負担(突っ張り感)を感じるものであった。
実施例6:ミスト状オーバーコート化粧料
(成分) (%)
1.製造例1のシリコーン樹脂 10
2.デカメチルシクロペンタシロキサン 20
3.ジメチルポリシロキサン※5 6
4.ステアリン酸イヌリン 0.8
5.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5
6.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5
7.部分架橋型オルガノポリシロキサンエラストマー※6 2
8.無水ケイ酸※7 1
9.ポリメタクリル酸メチル 5
10.架橋型シリコーン・網状シリコーンブロック共重合体※8 5
11.エタノール 10
12.防腐剤 適量
13.香料 適量
※6:KSG18(信越化学工業社製)
※7:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
※8:KSP−100(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜5を加温溶解し混合する。
B:Aに成分6〜13を加え均一に分散する。
C:Bを脱泡してディスペンサー容器に充填する。
(結果)
実施例6は、ミストとして塗布した際に、先に塗布しているファンデーションの色調や仕上がり感に大きな影響を与えることなく、化粧膜の経時での色持ちが良好で、二次付着を抑制し、かつ膜の柔軟性に優れるオーバーコート化粧料であった。
実施例7:液状オーバーコート化粧料
(成分) (%)
1.製造例2のシリコーン樹脂 3
2.デカメチルシクロペンタシロキサン 5
3.メチルトリメチコン 5
4.ジメチルポリシロキサン 3
5.コハク酸ジ2−エチルヘキシル 2.7
6.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3
7.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾエイト※9 0.5
8.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン※10 0.5
9.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※11 2
10.PEG/PPG−10/3オレイルエーテルジメチコン※12 1
11.ジステアルジモニウムヘクトライト 0.3
12.精製水 5
13.グリセリン 2
14.エタノール 62
15.(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー 3
16.シリカ 2
17.防腐剤 適量
18.香料 適量
※9:UVINUL A PLUS(BASF社製)
※10:TINOSORB S(BASF社製)
※11:KF−6038(信越化学工業社製)
※12:KF−6028(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜10を加温溶解し混合する。
B:Aに成分11を加え均一に分散する。
C:Bを冷却後、均一混合した12〜14を加え乳化する。
D:Cに15〜19を加えて混合後、ボトルに充填する。
(結果)
実施例7は、塗布した際に、先に塗布しているファンデーションの色調や仕上がり感に大きな影響を与えることなく、ファンデーション等の化粧膜の経時での色持ちが良好で、二次付着を抑制し、かつ膜の柔軟性に優れるオーバーコート化粧料であった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)〜(d)
    成分(a)RSiO1.5単位とR SiO0.5単位(式中、R、Rは置換または非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂
    成分(b)揮発性油剤
    成分(c)不揮発性油剤
    成分(d)エタノール
    を配合することを特徴とするオーバーコート用化粧料。
  2. 前記成分(a)の重量平均分子量が10,000〜50,000であり、かつ成分(a)の軟化点が60℃から95℃であることを特徴とする請求項1に記載のオーバーコート用化粧料。
  3. 成分(b)の揮発性油剤が、軽質流動イソパラフィン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルトリメチコン、メチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、エチルトリシロキサンから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のオーバーコート用化粧料。
  4. 適用部位に向かって噴霧して使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオーバーコート化粧料。
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