JP2011208903A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】限られた空間に冷蔵庫を設置する場合に課題となる、凝縮器の周辺空間の省スペース化と、凝縮器への埃付着時の風量低下の抑制を両立する。
【解決手段】機械室1を有する冷蔵庫において、送風回路の主たる駆動源となる圧縮機冷却用ファン5と、圧縮機冷却用ファン5の風上側に設置された蒸発皿3と、蒸発皿3の上方に円筒状のスパイラルフィンチューブ型凝縮器4を設けたものである。これによって、凝縮器4への埃付着時の風量低下を抑制することができ、凝縮器4の放熱能力向上により、凝縮温度を低減することで省エネが図れるとともに、システム信頼性を向上し、蒸発皿3に滞留した除霜水の蒸発を効率化良く行うことができる。
【選択図】図2
【解決手段】機械室1を有する冷蔵庫において、送風回路の主たる駆動源となる圧縮機冷却用ファン5と、圧縮機冷却用ファン5の風上側に設置された蒸発皿3と、蒸発皿3の上方に円筒状のスパイラルフィンチューブ型凝縮器4を設けたものである。これによって、凝縮器4への埃付着時の風量低下を抑制することができ、凝縮器4の放熱能力向上により、凝縮温度を低減することで省エネが図れるとともに、システム信頼性を向上し、蒸発皿3に滞留した除霜水の蒸発を効率化良く行うことができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、凝縮器と蒸発皿を有する冷蔵庫において、凝縮器の放熱と蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発を効率よく行う冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫では、省スペースの観点から、凝縮器や風路の大きさが制約されるとともに、凝縮器に室内の埃が付着することによって風路が閉塞され、蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発性能が低下する懸念が生じる。
そこで、省スペースや埃の付着に配慮した機械室の設計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら従来の冷蔵庫を説明する。
図3は従来の冷蔵庫の機械室の背面平面図、図4は従来の冷蔵庫の凝縮器の斜視図である。図3おいて、31は機械室、32は圧縮機、33は蒸発皿、34は凝縮器、35は圧縮機冷却用ファンであり、圧縮機冷却用ファン35の風路において、蒸発皿33と凝縮器34は、並列に配置されている。
以上のように構成された従来の冷蔵庫について、以下にその動作を説明する。
蒸発皿33へ滞留した除霜水は、機械室31に設置された圧縮機32より放熱される熱、凝縮器34から放熱される熱、及び圧縮機冷却用ファン35による風により、蒸発が促進される。凝縮器34にフィンチューブ型空冷凝縮器を使用する場合、図3に示すように、経年後に凝縮器34の放熱フィン34aの前縁部34b等に埃が付着する。すると、凝縮器34に流れる風量は低下するが、風路に並列に配置されている蒸発皿33へ流れる風量は低下することがない。
従って、経年後においても蒸発皿33へ流れる風量は低下せず、蒸発皿33における蒸発能力は、経年後においても初期のレベルを維持することができる。
しかしながら、前記従来の構成では、凝縮器34の放熱フィン34aの前縁部34b等に埃が付着し、経年後に前縁部34bが目詰まってしまった場合、凝縮器34内には、基本的に風は通過せず、経年後において、凝縮器34の放熱能力が低下する。また、凝縮器34が目詰まりすると圧縮機32を冷却する風量が減少し、圧縮機の温度が上昇し、冷却システムの信頼性確保が難しいという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で、経年後においても、凝縮器の放熱と蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発を効率よく行う冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、機械室を有する冷蔵庫において、送風回路の主たる駆動源となる圧縮機冷却用ファンと、前記圧縮機冷却用ファンの風上側に設置された蒸発皿と、前記蒸発皿の上方に円筒状のスパイラルフィンチューブ型凝縮器を有するものである。これによって、経年後においても、蒸発皿へ流れる風量は低下することなく、凝縮器の放熱能力の低下も抑えることで、凝縮器の放熱と蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発を効率よく行うことができる。
本発明の冷蔵庫は、経年後においても凝縮器の放熱と蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発を効率よく行うことができ、ファンや凝縮器の小型化が容易になるとともに、冷却システムの信頼性向上が図れる。
請求項1に記載の発明は、機械室を有する冷蔵庫において、送風回路の主たる駆動源となるファンと、前記ファンの風上側に設置された蒸発皿と、前記蒸発皿の上方に円筒状のスパイラルフィンチューブ型凝縮器を設けたことを特徴とする冷蔵庫であるので、凝縮器に埃が付着した場合でも、蒸発皿へ流れる風量の低下を抑制でき、凝縮器の放熱能力の低下も抑えることで、凝縮器の放熱と蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発を効率良く行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凝縮器の少なくとも一部を前記蒸発皿の内部に設けたことを特徴とする冷蔵庫であるので、蒸発皿に、ある一定量の除霜水が滞留すると、除霜水が凝縮器に接触することにより、除霜水の温度が上昇し、除霜水の蒸発をより効率良く行うことができるとともに、凝縮器は除霜水に接触することで、凝縮温度の低減が図れ、放熱能力が増大するとともに、省エネが図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の背面平面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の凝縮器の斜視図である。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の背面平面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の凝縮器の斜視図である。
図1および図2において、1は機械室、2は圧縮機、3は蒸発皿、4は凝縮器、5は圧縮機冷却用ファンであり、凝縮器4と蒸発皿3は圧縮機冷却用ファン5の風上側に配置され、凝縮器4は蒸発皿3の上方に配置され、凝縮器4の少なくとも一部を蒸発皿3の内部に設けている。6は冷却器(図示しない)の除霜時に、除霜水を蒸発皿3に排出するドレン口である。
図2に示すように、凝縮器4は、配管7に帯状のフィン4aを巻きつけたスパイラルフィンチューブを螺旋状に積層して構成された円筒状のスパイラルフィンチューブ型凝縮器であり、円筒方向の中心部には空洞部8を有する。
以上のように構成された本発明の実施の形態1における冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
圧縮機2の運転と連動して、圧縮機冷却用ファン5が駆動される。圧縮機冷却用ファン5の駆動によって、外部から機械室1内に吸気された空気は、凝縮器4や蒸発皿3に滞留した除霜水の表面を通過し、圧縮機冷却用ファン5に吸い込まれ、圧縮機冷却用ファン5ら吐出された空気は、圧縮機2を通過し、機械室1の外部に排気される。圧縮機冷却用ファン5の駆動により、空気が凝縮器4や蒸発皿3に滞留した除霜水の表面を通過することにより、凝縮器4の放熱と蒸発皿3に滞留した除霜水の蒸発が促進される。
このとき、凝縮器4の前縁部4bが埃等により閉塞された場合でも、凝縮器4に設けられた空洞部8内を空気が通過し、空洞部8に面したフィン7と空気が熱交換を行うことができるので、凝縮器4の放熱能力の劣化を抑制することができ、風量低下も抑えられるので、圧縮機の冷却も十分行え、システム信頼性も確保できる。
また、凝縮器4の一部を蒸発皿3内に設けることにより、蒸発皿3に、ある一定量の除霜水が滞留すると、除霜水が凝縮器4に接触することにより、除霜水の温度が上昇し、除霜水の蒸発をより効率良く行うことができるとともに、凝縮器4は除霜水に接触することで、凝縮温度の低減が図れ、放熱能力が増大するとともに、省エネが図れる。
以上のように、本発明の冷蔵庫は、機械室1を有する冷蔵庫において、送風回路の主たる駆動源となる圧縮機冷却用ファン5と、圧縮機冷却用ファン5の風上側に設置された蒸発皿3と、蒸発皿3の上方に円筒状のスパイラルフィンチューブ型の凝縮器4を設けたものである。これによって、凝縮器4への埃付着時の風量低下を抑制することができ、凝縮器4の放熱能力向上により、凝縮温度を低減することで省エネが図れるとともに、システム信頼性を向上し、蒸発皿3に滞留した除霜水の蒸発を効率化良く行うことができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、凝縮器を圧縮機冷却用ファンによって空冷する冷蔵庫において、凝縮器への埃付着時の風量低下を抑制することができ、凝縮器の放熱能力向上により、凝縮温度を低減することで省エネが図れるとともに、システム信頼性を向上し、蒸発皿に滞留した除霜水の蒸発を効率化良く行うことができるので、業務用冷蔵庫や各種冷蔵冷凍装置等の用途にも適用できる。
1 機械室
2 圧縮機
3 蒸発皿
4 凝縮器
4a フィン
4b 前縁部
5 圧縮機冷却用ファン
6 ドレン口
2 圧縮機
3 蒸発皿
4 凝縮器
4a フィン
4b 前縁部
5 圧縮機冷却用ファン
6 ドレン口
Claims (2)
- 機械室を有する冷蔵庫において、送風回路の主たる駆動源となる圧縮機冷却用ファンと、前記圧縮機冷却用ファンの風上側に設置された蒸発皿と、前記蒸発皿の上方に円筒状のスパイラルフィンチューブ型凝縮器を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
- 前記凝縮器の少なくとも一部を前記蒸発皿の内部に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010078434A JP2011208903A (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010078434A JP2011208903A (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
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---|---|
JP2011208903A true JP2011208903A (ja) | 2011-10-20 |
Family
ID=44940150
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010078434A Withdrawn JP2011208903A (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011208903A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110375509A (zh) * | 2018-04-13 | 2019-10-25 | 青岛海尔股份有限公司 | 具有滑轨仓的冰箱 |
CN110375482A (zh) * | 2018-04-13 | 2019-10-25 | 青岛海尔股份有限公司 | 从底部进行散热的冰箱 |
CN110375480A (zh) * | 2018-04-13 | 2019-10-25 | 青岛海尔股份有限公司 | 具有利于散热的底部结构的冰箱 |
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2010
- 2010-03-30 JP JP2010078434A patent/JP2011208903A/ja not_active Withdrawn
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