JP2011207705A - 水素製造装置及び燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で水素製造装置全体としての改質効率を向上させることが可能な水素製造装置及び燃料電池システムを提供する。
【解決手段】水Wが流通する水蒸発流路33と選択酸化反応部8との間には、改質ガスRGが流通する選択酸化反応出口ガス流路34が配置される。また、選択酸化反応出口ガス流路34は、選択酸化反応部8から流出した改質ガスRG、すなわち選択酸化反応部8の出口ガスを流通させることができる。このような構成によれば、選択酸化反応部8の出口ガスとしての改質ガスRGは、水や水蒸気が流通する水蒸発流路33に沿って選択酸化反応部8内を流通することが可能となる。従って、選択酸化反応部8の出口ガスとしての改質ガスRGは、別途熱交換器HEXを設けることなく、水蒸発流路33内の水Wや水蒸気によって十分に冷却されることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、水素製造装置及び燃料電池システムに関する。
従来の水素製造装置としては、炭化水素等の原燃料を改質することによって生成された改質ガス中の一酸化炭素を選択酸化する選択酸化反応部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。選択酸化反応部の温度を制御するためには通常ヒータ等の外部加熱器が用いられるが、例えば筒状の選択酸化反応部の内周側に隣接する位置に、水蒸気を生成するための水蒸発部が配置されている水素製造装置では、水蒸発部に供給された水温により、加熱器を用いることなく、選択酸化反応部の温度を制御することが可能である。また、選択酸化反応部によって選択酸化された改質ガスは、選択酸化反応部に接続された出口配管を介して水素製造装置の外部へ供給される。
特開2009−280408号公報
ここで、上述したような水素製造装置では、選択酸化反応部は、温度が高い状態で選択酸化後の改質ガスを出口配管を介して外部へ供給していた。従って、当該選択酸化反応部の出口ガスの熱を有効に利用(例えば、当該熱を改質部へ供給することで改質効率を向上させる)することで、水素製造装置全体としての改質効率を向上させることが求められていた。一方、選択酸化反応部の出口ガスに係る配管に熱交換器を設けた場合、装置が大きくなると共に構造が複雑になってしまうという問題がある。以上より、簡単な構造で水素製造装置全体としての改質効率を向上させることが要求されていた。
そこで、本発明は、簡単な構造で水素製造装置全体としての改質効率を向上させる水素製造装置及び燃料電池システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る水素製造装置は、水素を含有する改質ガス中の一酸化炭素を選択酸化する選択酸化反応部と、水を流通させて水蒸気を生成する蒸発流路と、改質ガスが流通するガス流路と、を備え、ガス流路は、選択酸化反応部と蒸発流路との間に配置されており、改質ガスは、選択酸化反応部から流出した後、ガス流路を流通することを特徴とする。
この水素製造装置では、水を流通させて水蒸気を生成する蒸発流路と選択酸化反応部との間には、改質ガスが流通するガス流路が配置される。また、ガス流路は、選択酸化反応部から流出した改質ガス、すなわち選択酸化反応部の出口ガスを流通させることができる。このような構成によれば、選択酸化反応部の出口ガスとしての改質ガスは、水や水蒸気が流通する蒸発流路に沿ってガス流路内を流通することが可能となる。従って、選択酸化反応部の出口ガスとしての改質ガスは、別途熱交換器を設けることなく、蒸発流路の水や水蒸気によって十分に冷却されることができる。蒸発流路の水や水蒸気は、ガス流路の改質ガスの熱を回収することが可能となり、これによってガス流路内の蒸発効率を向上させ、あるいはガス流路内の水蒸気の温度を上げることができる。このように効率良く改質ガスの熱を回収した水蒸気を例えば改質部へ供給することによって、水素製造装置全体としての改質効率を向上させることができる。本発明に係る水素製造装置では、選択酸化反応部と蒸発流路との間にガス流路を形成するだけの簡単な構成で、選択酸化反応部の出口ガスとしての改質ガスの熱を有効に利用することができる。これによって、別途熱交換器を設ける場合に比して、装置の大型化や構造の複雑化を防止することができる。また、選択酸化反応部と蒸発流路との間にガス流路を配置する構成によって、選択酸化反応部は、水が流通する蒸発流路と直接接触することなく、ガス流路を熱媒として機能させることができる。これによって、選択酸化反応部の選択酸化触媒の温度が低くなりすぎることを防止し、選択酸化反応部の反応効率を向上させることができる。以上によって、本発明に係る水素製造装置によれば、簡単な構造で水素製造装置全体としての改質効率を向上させることができる。
また、本発明に係る水素製造装置において、改質ガスの生成に用いられるバーナの排ガスが流通する排ガス流路を更に備え、排ガス流路は、ガス流路の反対側で蒸発流路と隣接する位置に配置されていることが好ましい。排ガス流路が蒸発流路と隣接する位置に配置されているため、蒸発流路内の水は、高温の排ガスからの熱を受けて効率よく蒸発することができる。
また、本発明に係る水素製造装置において、改質ガス中の一酸化炭素をシフト反応により除去するシフト反応部と、シフト反応部から選択酸化反応部へ向かう改質ガスに対して空気を供給する空気供給部と、を更に備え、シフト反応部は、シフト反応後の改質ガスを流出させる出口を有し、空気供給部は、出口から流出する改質ガスに対して、当該改質ガスの流れに対向する方向から空気を供給することが好ましい。シフト反応により一酸化炭素が除去された改質ガスは、シフト反応部から流出する際に出口に集められる。このとき、空気供給部は、出口に集められた改質ガスに対して空気を供給することができる。これによって、空気と改質ガスとが効率よく混合することができる。更に、空気供給部は、改質ガスの流れに対向する方向から空気を供給することができるため、改質ガスと空気とが衝突し、一層効率よく混合される。
また、本発明に係る燃料電池システムは、上記水素製造装置と、水素製造装置によって生成された改質ガスを用いて発電を行う燃料電池スタックと、を備えたことを特徴とする。
この燃料電池システムにおいても、上記水素製造装置を備えているため、簡単な構造で水素製造装置全体としての改質効率を向上させるという上記効果が奏される。
本発明によれば、簡単な構造で水素製造装置全体としての改質効率を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの一部を示す概略ブロック図である。 図1の水素製造装置を示す概略正面端面図である。 図2に示す選択酸化反応部周辺の構成の拡大図である。 図3に示す選択酸化反応部周辺の熱の流れを示すブロック図である。 図1の水素製造装置の他の例を示す概略正面端面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、「上」「下」の語は、図面の上下方向に対応するものであり便宜的なものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの一部を示す概略ブロック図である。図1に示すように、水素製造装置(FPS:Fuel Processing System)1は、例えば家庭用の燃料電池システム100において水素供給源として利用されるものである。ここでの水素製造装置1は、原燃料として石油系炭化水素が用いられ、水素を含有する改質ガスをセルスタック(燃料電池スタック)20に供給する。
なお、原燃料としては、アルコール類、エーテル類、バイオ燃料、天然ガス、都市ガスを用いてもよい。また、石油系炭化水素としては、灯油、LPガスのほか、ナフサ、軽油などを原燃料として使用することができる。また、セルスタック20としては、固体高分子形、アルカリ電解質形、リン酸形、溶融炭酸塩形或いは固体酸化物形等の種々のものを用いてもよい。
図2は、図1の水素製造装置を示す概略正面端面図である。図1,2に示すように、水素製造装置1は、中心軸を軸Gとする円筒状外形の脱硫部2と、中心軸を軸Gとする円柱状外形の本体部3と、を備え、これらが筐体4に収容されている。また、筐体4内において脱硫部2及び本体部3の周囲には、粉状の断熱材(不図示)が充填されて断熱されている。脱硫部2は筐体4の外に設置されてもよい。
脱硫部2は、外部から導入された原燃料を脱硫触媒によって脱硫して硫黄分を除去し、この原燃料を後述のフィード部5へ供給する。脱硫部2は、筐体4の側板4xにパイプ21で固定され、本体部3の上部を所定の隙間を有して囲繞するよう保持されている。本体部3は、フィード部5、改質部6、シフト反応部7、選択酸化反応部8及び蒸発部9を備え、これらが一体で構成されている。この本体部3は、筐体4の床板4yに筒状のステー22により固定され保持されている。
フィード部5は、脱硫部2で脱硫した原燃料及び水蒸気(スチーム)を混合し、これらを改質部6に供給する。具体的には、フィード部5は、原燃料及び水蒸気を合流・混合させて混合ガス(混合流体)を生成する混合部5xと、混合ガスを改質部6へ流通させる混合ガス流路5yと、を含んでいる。
改質部(SR:Steam Reforming)6は、フィード部5により供給された混合ガスを改質触媒(改質触媒部)6xによって水蒸気改質して改質ガスを生成し、この改質ガスをシフト反応部7へ供給する。改質部6は、中心軸を軸Gとする円筒状外形を呈し、脱硫部2の筒内に位置するよう本体部3の上端側に設けられている。この改質部6にあっては、水蒸気改質反応が高温を必要としかつ吸熱反応であるため、改質部6の改質触媒6xを加熱するための熱源としてバーナ10を利用している。
バーナ10では、外部から原燃料がバーナ燃料として供給されて燃焼される。このバーナ10は、本体部3の上端部に設けられ軸Gを中心軸とする燃焼筒11に、バーナ10による火炎が取り囲まれるよう取り付けられている。なお、バーナ10においては、脱硫部2で脱硫した原燃料の一部が、バーナ燃料として供給されて燃焼される場合もある。
シフト反応部7は、改質部6から供給された改質ガスの一酸化炭素濃度(CO濃度)を低下させるためのものであり、改質ガス中の一酸化炭素をシフト反応させて水素及び二酸化炭素に転換する。ここでのシフト反応部7は、シフト反応を2段階に分けて行うことも可能であり、高温(例えば400°C〜600°C)でのシフト反応である高温シフト反応を行う高温シフト反応部(HTS:High Temperature Shift)12と、高温シフト反応の温度よりも低温(例えば150°C〜350°C)でのシフト反応である低温シフト反応を行う低温シフト反応部(LTS:LowTemperature Shift)13と、を有している。ただし、高温シフト反応部12は、必ずしも設けなくともよい。
高温シフト反応部12は、改質部6から供給された改質ガス中の一酸化炭素を高温シフト触媒12xによって高温シフト反応させ、改質ガスのCO濃度を低下させる。高温シフト反応部12は、中心軸を軸Gとする円筒状外形を呈しており、高温シフト触媒12xが改質触媒6xの下端部を囲繞するよう改質部6の径方向外側に隣接配置されている。この高温シフト反応部12は、CO濃度を低下させた改質ガスを低温シフト反応部13へ供給する。
低温シフト反応部13は、高温シフト反応部12で高温シフト反応させた改質ガス中の一酸化炭素を低温シフト触媒13xによって低温シフト反応させ、改質ガスのCO濃度を低下させる。低温シフト反応部13は、中心軸を軸Gとする円筒状外形を呈しており、本体部3の下端側に配設されている。この低温シフト反応部13は、CO濃度を低下させた改質ガスを改質ガス配管14xを介して選択酸化反応部8へ供給する。
選択酸化反応部(PROX:Preferential Oxidation)8は、低温シフト反応部13で低温シフト反応させた改質ガス中のCO濃度をさらに低下させる。これは、セルスタック20に高濃度の一酸化炭素を供給すると、セルスタック20の触媒が被毒して大きく性能低下するためである。この選択酸化反応部8は、具体的には、改質ガス中の一酸化炭素と空気配管15を介して導入される空気とを選択酸化触媒8xで反応させて改質ガス中の水素を酸化させることなく、一酸化炭素を選択的に酸化し、二酸化炭素に転換する。選択酸化反応部8は、中心軸を軸Gとする円筒状外形を呈しており、本体部3の下端から所定長上端側に該本体部3の最外周側を構成するよう配設されている。この選択酸化反応部8は、CO濃度をさらに低下させた改質ガスを、改質ガス配管14yを介して外部へ導出する。
蒸発部9は、水配管17xから供給された水を内部に貯留させると共に、この水を低温シフト反応部13及び選択酸化反応部8から移動させた(低温シフト反応部13及び選択酸化反応部8を冷却して得た)熱、及びバーナ10の排ガスの熱で気化させて水蒸気を生成する。蒸発部9は、ジャケット型のものであり、中心軸を軸Gとする円筒状を呈している。この蒸発部9は、高温シフト反応部12及び低温シフト反応部13の径方向外側で且つ選択酸化反応部8の径方向内側(つまり、シフト反応部7と選択酸化反応部8との間)に位置するよう配設されている。この蒸発部9は、生成した水蒸気をフィード部5の混合部5xに水蒸気配管17zを介して供給する。
このような水素製造装置1では、まず、バーナ燃料及びセルスタック20からのオフガス(セルスタック20で反応に使用されない残ガス)の少なくとも一方と空気とがバーナ10に供給されて燃焼され、かかる燃焼によって改質触媒6xが加熱される。そして、バーナ10の排ガスが排ガス流路L1及びガス配管18を流通して外部へ排気される。
これと共に、脱硫部2で脱硫された原燃料と蒸発部9からの水蒸気とが混合部5xで混合され、混合ガスが生成される。この混合ガスは、混合ガス流路5yを介して改質部6に供給されて改質触媒6xで水蒸気改質され、これにより、改質ガスが生成される。そして、生成された改質ガスは、シフト反応部7によってその一酸化炭素濃度が例えば数千ppm程度まで低下され、選択酸化反応部8によってその一酸化炭素濃度が10ppm程度以下まで低下された後、冷却されて後段のセルスタック20へ導出される。
なお、本実施形態においては、例えば各触媒6x,12x,13x,8xにて触媒反応を好適に行うため、次のように各部位の温度が設定されている。すなわち、改質部6に流入する混合ガスの温度が約300〜550℃とされ、改質部6から流出する改質ガスの温度が550℃〜800℃とされ、高温シフト反応部12に流入する改質ガスの温度が400℃〜600℃とされ、高温シフト反応部12から流出する改質ガスの温度が300℃〜500℃とされている。また、低温シフト反応部13に流入する改質ガスの温度が150℃〜350℃とされ、低温シフト反応部13から流出する改質ガスの温度が150℃〜250℃とされ、選択酸化反応部8に流入する改質ガスの温度が90℃〜210℃(120℃〜190℃)とされている。
次に、本実施形態における低温シフト反応部13及び選択酸化反応部8の周辺構成について、より詳細に説明する。
図3は、図2に示す選択酸化反応部周辺の構成の拡大図である。図3に示すように、本実施形態に係る水素製造装置1の一酸化炭素除去構造は、軸G側から外周側へ向かって、低温シフト反応部13、シフト反応入口ガス流路31、排ガス流路32、水蒸発流路33、選択酸化反応出口ガス流路34、選択酸化反応部8を、この順番で備えている。低温シフト反応部13、シフト反応入口ガス流路31、排ガス流路32、水蒸発流路33、選択酸化反応出口ガス流路34、選択酸化反応部8は、いずれも軸Gを中心軸とする円筒状をなしており、径方向に互いに隣接するようにそれぞれ配置されている。
低温シフト反応部13は、周壁41、周壁42、下端壁43、パンチング板44、パンチング板45及び低温シフト触媒13xを備えている。周壁41及び周壁42は、中心軸を軸Gとする円筒状(円管状)を呈している。周壁41と周壁42との間には、低温シフト触媒13xを充填するための隙間が形成されている。下端壁43は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁41及び周壁42それぞれの下端に連続して低温シフト反応部13の下方側を閉塞する。周壁42は、周壁41よりも更に上方へ延びている。パンチング板44は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、下端壁43から上方へ離間する位置に、周壁41と周壁42との間に設けられている。パンチング板45は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁41の上端側の位置に、周壁41と周壁42との間に設けられている。低温シフト触媒13xは、周壁41、周壁42、パンチング板44、パンチング板45で構成される空間に充填される。また、低温シフト反応部13は、シフト反応後の改質ガスを流出させる出口52を有している。なお、低温シフト反応部13は、パンチング板を用いない構成としてもよい。この低温シフト反応部13の下方側には、シフト反応後の改質ガスと空気とを効率よく混合するための混合構造50が設けられている。
混合構造50は、内部空間51、出口52、改質ガス配管14x、空気配管(空気供給部)15によって構成されている。内部空間51は、下端壁43とパンチング板44との間に形成される円環状の空間である。内部空間51は、シフト反応後の改質ガスを効率よく出口52へ集めることができる。出口52は、低温シフト反応部13の下端壁43に形成された貫通孔である。出口52は、下端壁43に一箇所のみ形成されているため、シフト反応後の改質ガスを一箇所に集めることができる。改質ガス配管14xは、出口52に接続された配管である。改質ガス配管14xは、シフト反応後の改質ガスを選択酸化反応出口ガス流路34へ流通させる。改質ガス配管14xは、中心軸を軸Gとする円筒状を呈し、低温シフト反応部13の下方から上方へ延び、出口52に接続される管部14aを備えている。空気配管15は、先端部分が改質ガス配管14xの内部に挿入されている。空気配管15の先端部分は、改質ガス配管14xの管部14aの内部で当該管部14aと同軸上に配置され、出口52へ向かって上方へ延びている。
このような構成によって、出口52は、シフト反応後の改質ガスを一箇所に集めると共に、当該改質ガスを改質ガス配管14xの管部14a内へ下方に向けて流すことができる。一方、空気配管15は、出口52を通過する改質ガスに対して、下方から上方へ向かって(すなわち、改質ガスの流れに対向する方向から)空気を供給することができる。これによって、混合構造50は、シフト反応後の改質ガスと空気とを出口52付近で効率よく混合することができる。なお、改質ガスと空気との混合位置は、特に限定されず、管部14a以外の位置でもよいが、出口52に近い方が改質ガスの流速が高く混合効率が良いので好適である。
シフト反応入口ガス流路31は、低温シフト反応部13に対する入口ガスを流通させる流路であり、周壁42及び周壁61によって構成されている。周壁61は、中心軸を軸Gとする円筒状(円管状)を呈している。シフト反応入口ガス流路31は、周壁41と周壁61との間の隙間によって構成されている。周壁61は、低温シフト反応部13の下端壁43から下方へ離間するように配置された下端壁62に接続されている。シフト反応入口ガス流路31を流通する改質ガスは、低温シフト反応部13の下端壁43と周壁41の外側を回り込むように流れ低温シフト反応部13へ上側から供給される。なお、本発明においては、低温シフト反応部13へ供給される改質ガスはこのような流れに限定されず、どのような流路で低温シフト反応部13へ供給されてもよい。従って、シフト反応入口ガス流路31がこのような配置で設けられていなくてもよい。
排ガス流路32は、バーナからの排ガスを流通させる流路であり、周壁61、周壁63、下端壁64、外周壁66によって構成されている。周壁63は、中心軸を軸Gとする円筒状(円管状)を呈している。排ガス流路32は、周壁61と周壁63との間の隙間によって構成されている。周壁63の下端部は、下端壁62から上方へ離間した円環状の下端壁64に接続されている。また、下端壁64と下端壁62の外周側の端部は円筒状の外周壁66によって閉塞されている。排ガス流路32は、改質部6側からの排ガスを上方から下方へ向けて流通させる。
水蒸発流路33は、蒸発部9の水または水蒸気を流通させる流路であり、周壁63、下端壁64、周壁67、上端壁68によって構成されている。周壁67は、中心軸を軸Gとする円筒状(円管状)を呈している。水蒸発流路33は、周壁63と周壁67との間の隙間によって構成されている。周壁67の下端部は、下端壁64に接続されている。下端壁64は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁63及び周壁67それぞれの下端に連続して水蒸発流路33の下方側を閉塞する。上端壁68は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁63及び周壁67それぞれの上端に連続して水蒸発流路33の上方側を閉塞する。周壁67の下端付近には、水配管17xが接続されている。水蒸発流路33は、水配管17xから供給された水を下方から上方へ向けて流通させる。なお、水は水蒸発流路33内で蒸発するため、水蒸発流路33は下側の水層と上側のスチーム層を有している。水蒸発流路33内の水の水面の位置は特に限定されないが、少なくとも選択酸化触媒8xの上端位置よりも上方であることが好ましい。また、水蒸発流路33の上端、すなわち上端壁68の位置は特に限定されず、図に示す位置より更に高い位置に配置してよい。
選択酸化反応出口ガス流路34は、選択酸化反応部8に対する出口ガスを流通させる流路であり、周壁67、周壁69、下端壁71、上端壁72によって構成されている。下端壁71は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁67の外周面に設けられている。下端壁71は、水配管17xの接続位置よりも上方に配置されている。上端壁72は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁67の外周面に設けられている。周壁69は、中心軸を軸Gとする円筒状(円管状)を呈し、下端壁71と上端壁72との間で延在している。周壁69の下端は下端壁71に接続され、周壁69の上端は上端壁72から離間している(あるいは改質ガスを流通させるための貫通孔が設けられている)。選択酸化反応出口ガス流路34は、周壁67と周壁69との間の隙間によって構成されている。周壁69の下端付近には、改質ガス配管14yが接続されている。選択酸化反応出口ガス流路34は、選択酸化反応部8から供給された改質ガスを上方から下方へ向かって流通させ、改質ガス配管14yから流出させる。選択酸化反応出口ガス流路34の上端及び下端の位置、すなわち上端壁72及び下端壁71の位置は、図に示す位置に限定されない。
選択酸化反応部8は、周壁69、周壁73、上端壁72、下端壁77、パンチング板74及び選択酸化触媒8xを備えている。周壁73は、周壁69よりも外周側で中心軸を軸Gとする円筒状(円管状)を呈している。周壁69と周壁73との間には、選択酸化触媒8xを充填するための隙間が形成されている。周壁73の下端側の一部は、段差が形成されて径が小さくなった小径部73aとされている。下端壁77は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁69の外周面と周壁73の小径部73aの下端部に連続して選択酸化反応部8の下方側を閉塞する。パンチング板74は、径方向に沿って延在する円板状を呈し、周壁69の段差部分の位置に、周壁69と周壁73との間に設けられている。選択酸化触媒8xは、周壁69、周壁73、パンチング板74、及び上端壁72で構成される空間に充填される。周壁73の小径部73aには、改質ガス配管14xが接続されている。なお、選択酸化反応部8は、パンチング板を用いない構成としてもよい。
次に、選択酸化反応部8周辺における改質ガスRG、水(または水蒸気)W、排ガスEGの流れ、及び熱の流れについて図3及び図4を参照しながら説明する。図4は、図3に示す選択酸化反応部8周辺の熱の流れを示すブロック図である。
まず、改質ガスRGは、シフト反応入口ガス流路31を流通し、低温シフト反応部13へ供給される。低温シフト触媒13xで一酸化炭素濃度が低下した改質ガスRGは、内部空間51内で出口52へ向かって一箇所に集められる。低温シフト反応部13から流出する改質ガスRGの温度は、上述のように150℃〜250℃である。出口52へ集められた改質ガスRGは、改質ガス配管14xの管部14aへ向かって下方へ流通する。このとき、改質ガスRGは、空気配管15から上方へ向かって供給された空気と衝突し、効率よく空気と混合される。空気と混合された改質ガスRGは、改質ガス配管14xを流通して、選択酸化反応部8へ供給される。このとき、改質ガスRGは、改質ガス配管14xを流通している間に改質ガス配管14xを介して外部に放熱を行う。また、改質ガスRGは、周壁73の小径部73aと周壁69との間の隙間(すなわち選択酸化触媒8xの下方の空間)において、水蒸発流路33との間で選択酸化反応出口ガス流路34を介して熱交換を行う。これによって、改質ガスRGは、選択酸化反応部8へ流入する前に、適切な温度にされる。すなわち、改質ガス配管14x及び選択酸化反応出口ガス流路34の一部は熱交換部Aとして機能することができる。改質ガス配管14xは、配管外部と熱交換を行い、選択酸化反応出口ガス流路34は、水蒸発流路33との間で熱交換を行う。改質ガス配管14xは、温度調節のために適切な長さに設定することができる。改質ガスRGの温度は、選択酸化反応部8へ流入する直前では、80〜180℃に保たれる。
選択酸化反応部8へ流入した改質ガスRGは、選択酸化触媒8xによって一酸化炭素が除去される。ここで、選択酸化反応は発熱反応であるため、選択酸化触媒8xから熱が生じる。このとき、選択酸化反応部8は、選択酸化反応出口ガス流路34を介して水蒸発流路33との間で熱交換をすることができる。これによって、選択酸化反応部8の入口付近が必要以上に高温となることを防止できる。このとき、選択酸化反応出口ガス流路34は、選択酸化反応部8と水蒸発流路33との間で熱交換を行う熱交換部Bとして機能することができる。改質ガスRGの温度は、選択酸化反応部8から流出した直後では、110〜190℃とされる。
選択酸化反応部8から流出して選択酸化反応出口ガス流路34へ供給された改質ガスRGは、当該選択酸化反応出口ガス流路34を上方から下方へ向かって流通する。このとき、改質ガスRGは、選択酸化反応出口ガス流路34の内周側に隣接する水蒸発流路33内の水(あるいは水蒸気)との間で熱交換を行う。これによって、改質ガスRGは、水蒸発流路33に熱を供給することで冷却される。すなわち、選択酸化反応出口ガス流路34は、水蒸発流路33との間で熱交換を行う熱交換部Cとして機能することができる。改質ガスRGは、十分に冷却され、最終的に70〜100℃とされる。以上のように、選択酸化反応出口ガス流路34は、一本の流路でありながら、三つの熱交換部A,B,Cとして機能することができる。
水Wは、水配管17xから供給され、水蒸発流路33へ流入し、下方から上方へ向かって流れる。このとき、水Wは、水蒸発流路33と内周側で隣接する排ガス流路32の排ガスEGから熱を受けることができる。また、水Wは、熱交換部Aとして機能する選択酸化反応出口ガス流路34から、選択酸化反応部8の入口ガスとしての改質ガスRGの熱を受けることができる。更に、水Wは、熱交換部Bとして機能する選択酸化反応出口ガス流路34から、選択酸化反応による熱を受けることができる。また、水Wは、熱交換部Cとして機能する選択酸化反応出口ガス流路34から、選択酸化反応部8の出口ガスとしての改質ガスRGによる熱を受けることができる。以上によって、水蒸発流路33は、水蒸発流路33を介して効率よく熱を受けることができるため、水Wの蒸発効率を大幅に向上させることができる。水W(または水蒸気)の温度は、選択酸化反応出口ガス流路34と接している領域では100〜500℃とされ、特に、選択酸化反応部8の出口付近においては110〜300℃にまで加熱されることが可能となる。水Wは、上方へ流通する間に蒸発することでスチームとなり、改質部6へ向かう。
次に、本実施形態に係る水素製造装置1及び燃料電池システム100の作用・効果について説明する。
まず、比較のため、選択酸化反応出口ガス流路34が設けられておらず、選択酸化反応部8による選択酸化反応後の改質ガスが、直ちに改質ガス配管14yに供給される構成について考える。このような構成では、温度が高い状態で選択酸化反応後の改質ガスを装置外部へ供給することとなり、出口ガスとしての改質ガスの熱に無駄が生じる。一方、改質配管14yに熱交換器(例えば図3においてHEXで示される)を設け、水配管17xからの水Wが、熱交換器HEXで熱交換されてから蒸発部9へ供給される構成とした場合、装置が大きくなると共に構造が複雑になってしまうという問題がある。
一方、本実施形態に係る水素製造装置1では、水Wが流通する水蒸発流路33と選択酸化反応部8との間には、改質ガスRGが流通する選択酸化反応出口ガス流路34が配置される。また、選択酸化反応出口ガス流路34は、選択酸化反応部8から流出した改質ガスRG、すなわち選択酸化反応部8の出口ガスを流通させることができる。このような構成によれば、選択酸化反応部8の出口ガスとしての改質ガスRGは、水や水蒸気が流通する水蒸発流路33に沿って選択酸化反応部8内を流通することが可能となる。従って、選択酸化反応部8の出口ガスとしての改質ガスRGは、別途熱交換器HEXを設けることなく、水蒸発流路33内の水Wや水蒸気によって十分に冷却されることができる。
水蒸発流路33の水Wや水蒸気は、選択酸化反応出口ガス流路34の改質ガスRGの熱を回収することが可能となり、これによって選択酸化反応出口ガス流路34内の蒸発効率を向上させることができる(あるいは水蒸気の温度を上げることができる)。ここで、熱交換器HEXは選択酸化反応部8より一定距離離れた位置に配置する必要があるため、改質ガスRGが熱交換器HEXまで流れる間に熱のロスが生じる場合がある。一方、本実施形態では、水蒸発流路33は、選択酸化反応部8から流出した直後の改質ガスRGから熱をロスなく回収することができる。このように効率良く改質ガスRGの熱を回収した水蒸気を改質部6へ供給することによって、水素製造装置1全体としての改質効率を向上させることができる。本実施形態に係る水素製造装置1では、選択酸化反応部8と水蒸発流路33との間に選択酸化反応出口ガス流路34を形成するだけの簡単な構成で、選択酸化反応部8の出口ガスとしての改質ガスRGの熱を有効に利用することができる。これによって、別途熱交換器HEXを設ける場合に比して、装置の大型化や構造の複雑化を防止することができる。
また、選択酸化反応部8と水蒸発流路33との間に選択酸化反応出口ガス流路34を配置する構成によって、選択酸化反応部8は、水Wが流れる水蒸発流路33と直接接触することなく、選択酸化反応出口ガス流路34を熱媒として機能させることができる。これによって、選択酸化反応部8の選択酸化触媒8xの温度が低くなりすぎることを防止し、選択酸化反応部8の反応効率を向上させることができる。また、選択酸化触媒8xの劣化を防ぐことができる。以上によって、本実施形態に係る水素製造装置1によれば、簡単な構造で水素製造装置1全体としての改質効率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る水素製造装置1において、排ガス流路32は、選択酸化反応出口ガス流路34の反対側で水蒸発流路33と隣接する位置に配置されている。排ガス流路32が水蒸発流路33と隣接する位置に配置されているため、水蒸発流路33内の水は、高温の排ガスEGからの熱を受けて効率よく蒸発することができる。
また、本実施形態に係る水素製造装置1において、低温シフト反応部13は、シフト反応後の改質ガスRGが通過する出口52を有している。また、空気配管15は、出口52を通過する改質ガスRGに対して、当該改質ガスRGの流れに対向する方向から空気を供給することができる。改質ガスRGは、低温シフト反応部13から流出する際は出口52に集められる。このとき、空気配管15は、出口52に集められた改質ガスRGに対して空気を供給することができる。これによって、空気と改質ガスRGとが効率よく混合することができる。更に、空気配管15は、改質ガスRGの流れに対向する方向から空気を供給することができるため、改質ガスRGと空気とが衝突し、一層効率よく混合される。
また、本発明に係る燃料電池システム100は、上記水素製造装置1を備えているため、簡単な構造で水素製造装置1全体としての改質効率を向上させることができるという上記効果が奏される。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明に係る水素製造装置及び燃料電池システムは、実施形態に係る上記水素製造装置1及び上記燃料電池システム100に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。例えば、改質部の構造が異なるものを採用してもよく、また、脱硫部2がなくともよい。
例えば、上記実施形態で示された水素製造装置の構成は、一例であり、選択酸化反応部8、選択酸化反応出口ガス流路34、水蒸発流路33の位置関係を除く部分の構成は、特に限定されず、各流路や配管や構成要素の位置関係や構成を適宜変更してもよい。
また、上記実施形態は、改質ガス中の一酸化炭素をシフト反応させるものとして高温シフト反応部12及び低温シフト反応部13を備えているが、図5に示すように、低温シフト反応部13のみ備えていてもよい。
ちなみに、上記の「筒状」とは、略円筒状だけでなく、略多角筒状を含むものである。また、略円筒状及び略多角筒状とは、円筒状及び多角筒状に概略等しいものや、円筒状及び多角筒状の部分を少なくとも含むもの等の広義の円筒状及び多角筒状を意味している。
1…水素製造装置、10…バーナ、20…セルスタック(燃料電池スタック)、8…選択酸化反応部、13…シフト反応部、15…空気配管(空気供給部)、32…排ガス流路、33…水蒸発流路(蒸発流路)、34…選択酸化反応出口ガス流路(ガス流路)、52…出口、100…燃料電池システム、G…軸。

Claims (4)

  1. 水素を含有する改質ガス中の一酸化炭素を選択酸化する選択酸化反応部と、
    水を流通させて水蒸気を生成する蒸発流路と、
    前記改質ガスが流通するガス流路と、を備え、
    前記ガス流路は、前記選択酸化反応部と前記蒸発流路との間に配置されており、
    前記改質ガスは、前記選択酸化反応部から流出した後、前記ガス流路を流通することを特徴とする水素製造装置。
  2. 前記改質ガスの生成に用いられるバーナの排ガスが流通する排ガス流路を更に備え、
    前記排ガス流路は、前記ガス流路の反対側で前記蒸発流路と隣接する位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  3. 前記改質ガス中の一酸化炭素をシフト反応により除去するシフト反応部と、
    前記シフト反応部から前記選択酸化反応部へ向かう前記改質ガスに対して空気を供給する空気供給部と、を更に備え、
    前記シフト反応部は、シフト反応後の前記改質ガスを流出させる出口を有し、
    前記空気供給部は、前記出口から流出する前記改質ガスに対して、当該改質ガスの流れに対向する方向から前記空気を供給することを特徴とする請求項1または2記載の水素製造装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項記載の水素製造装置と、
    前記水素製造装置によって生成した前記改質ガスを用いて発電を行う燃料電池スタックと、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
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