JP2006143558A - 改質装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 改質装置において、簡単な構成かつ高効率にて一酸化炭素低減部を適切に温度制御する。
【解決手段】 改質装置は、燃料と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出する改質部から供給された改質ガス中の一酸化炭素を内部に充填された触媒によって低減して燃料電池に供給する一酸化炭素低減部(CO浄化部)90と、低温流体が流通しCO浄化部90に隣接して設けられてCO浄化部90との間で熱交換してCO浄化部90を冷却する一酸化炭素低減部冷却部(蒸発部)80とから構成される。CO浄化部90は、触媒が充填されている触媒部91と、CO浄化部90に導入される改質ガスを導入し冷却して触媒部に導出する導入マニホールド(冷却マニホールド)92と、を備えている。導入マニホールド92は、蒸発部80の外壁に当接して設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 改質装置は、燃料と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出する改質部から供給された改質ガス中の一酸化炭素を内部に充填された触媒によって低減して燃料電池に供給する一酸化炭素低減部(CO浄化部)90と、低温流体が流通しCO浄化部90に隣接して設けられてCO浄化部90との間で熱交換してCO浄化部90を冷却する一酸化炭素低減部冷却部(蒸発部)80とから構成される。CO浄化部90は、触媒が充填されている触媒部91と、CO浄化部90に導入される改質ガスを導入し冷却して触媒部に導出する導入マニホールド(冷却マニホールド)92と、を備えている。導入マニホールド92は、蒸発部80の外壁に当接して設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、供給された燃料および水蒸気から改質ガスを生成する改質装置に関する。
改質装置は供給された燃料(例えば天然ガス、LPガス、灯油、メタノールなど)および水蒸気からいわゆる水素リッチな改質ガスを生成するものである。この改質ガスは、例えば、燃料電池の燃料極に供給される。燃料電池は、燃料極に供給された改質ガス中の水素と空気極に供給された空気中の酸素によって発電するものである。
改質装置としては、燃料と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出する改質部から供給された改質ガス中の一酸化炭素を内部に充填された触媒による発熱反応によって低減して燃料電池に供給する一酸化炭素低減部と、当該改質装置に供給される低温流体が流通し一酸化炭素低減部の外周に設けられて同一酸化炭素低減部との間で熱交換することにより冷却する一酸化炭素低減部冷却部と構成されるものが知られている(特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載された燃料電池用CO除去装置6は、特許文献1の図1および図2に示すように、CO変成器5で大部分のCOが除去された改質ガスを供給する装置本体7内に、改質ガスと接触して改質ガス中のCOを除去するCO除去触媒8を充填し、装置本体7に、CO除去反応に伴う反応熱を冷却除去する冷却管9を付設している。しかし、このCO除去装置6においては、実際には特許文献1の図5に示すように、CO除去装置6の装置本体7の外壁面7aに、ジグザグ状の上昇流路を形成するとともに密接する状態で冷却管9が取り付けられている。また、冷却管9に接続された給水管34に予熱器11が設けられ、その予熱器11に、CO変成器5からCO除去装置6に供給されるCO変成処理後のガスを供給するガス管35が導入され、CO変成処理後のガスを予熱用の熱源に利用するように構成されている。
また、特許文献2に記載された固体高分子型燃料電池のCO除去方法及び装置においては、特許文献2の図1に示すように、CO選択酸化触媒が充填された触媒層36a内を通過する冷却管25a内の圧力をCO選択酸化触媒の冷却に適した温度の飽和蒸気圧力に制御し、冷却管内にCO選択酸化触媒の冷却に適した温度まで予熱した冷却水を加圧して供給し、冷却管内を流れる気液二相流で触媒層を冷却するようになっている。
特開2002−298893号公報(第3,4頁、図1−5)
特開2002−134146号公報(第3−5頁、図1−3)
上述した特許文献1に記載の燃料電池用CO除去装置においては、予熱器11において、CO変成器5からCO除去装置6に供給されるCO変成処理後のガス(すなわちCO除去装置6へ導入前のガス)と、冷却管9に導入される前の水との間で熱交換が行われて、CO除去装置6へ導入前のガスは降温され冷却管9に導入される水は昇温される。しかし、予熱器11からCO除去装置6までのガス流路35から放熱されるため、改質装置としては熱効率が低下するとともに、予熱器11から冷却管9までの給水管34からも放熱されるためせっかく予熱された水が降温し、その後CO除去装置6によって再び昇温されるが改質装置としては熱効率が低下するという問題があった。
また、特許文献2に記載された固体高分子型燃料電池のCO除去方法及び装置においては、冷却管25a内の圧力調整によりCO選択酸化触媒の温度制御が行われているが、この制御を達成するためには十分な冷却水量を確保する必要がある。これを実現するには大流量の流体を加圧するポンプや圧力制御装置が必要となり、また構造体の耐圧性を確保する必要があり、補機動力増加による発電効率の低下、コストアップなどの問題が発生するおそれがあった。
本発明は、上述した各問題を解消するためになされたもので、改質装置において、簡単な構成かつ高効率にて一酸化炭素低減部を適切に温度制御することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、燃料と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出する改質部から供給された改質ガス中の一酸化炭素を内部に充填された触媒によって低減して燃料電池に供給する一酸化炭素低減部と、低温流体が流通し一酸化炭素低減部に隣接して設けられてその一酸化炭素低減部との間で熱交換してその一酸化炭素低減部を冷却する一酸化炭素低減部冷却部とから構成されている改質装置において、一酸化炭素低減部は、触媒が充填されている触媒部と、その一酸化炭素低減部に導入される改質ガスを導入し冷却して触媒部に導出する冷却マニホールドと、を備え、冷却マニホールドは、一酸化炭素低減部冷却部の外壁に当接して設けられていることである。
また、請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、冷却マニホールドは、同冷却マニホールドと一酸化炭素低減部冷却部との間に形成されて熱交換が行われる伝熱部に、導入された改質ガスが直接吹き当たる構造としたことである。
また、請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、冷却マニホールドは、触媒部の導入端の直前に連続して設けられていることである。
また、請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、冷却マニホールドを、一酸化炭素低減部冷却部に設けた低温流体の導入口に近接させて設けることである。
また、請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項4の何れか一項において、低温流体は、前記改質装置もしくは前記改質装置を備えたシステムに供給される流体であることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、改質装置の作動に際して、冷却マニホールドにおいては、導入された改質ガスが一酸化炭素低減部冷却部を流通する低温流体との間で熱交換して降温されて触媒部に導出され、一方低温流体は昇温される。これにより、一酸化炭素低減部冷却部の一部を利用して触媒部に導入される前に改質ガスを適当に降温することができるので、簡単な構成かつ高効率にて一酸化炭素低減部を適切に温度制御することができる。
また、上記のように構成した請求項2に係る発明においては、請求項1に係る発明において、冷却マニホールドと一酸化炭素低減部冷却部との間に形成されて熱交換が行われる伝熱部に、導入された改質ガスが直接吹き当たる構造としたので、改質ガスと低温流体との間の熱交換をより確実かつ高効率にて行うことができる。
また、上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2に係る発明において、冷却マニホールドは触媒部の導入端の直前に連続して設けられているので、冷却マニホールドから触媒部までの間にて改質ガスから無駄な放熱が発生するのを確実に防止することができる。これにより、より高効率にて一酸化炭素低減部を適切に温度制御することができる。
また、上記のように構成した請求項4に係る発明においては、請求項1乃至請求項3の何れか一項に係る発明において、冷却マニホールドを一酸化炭素低減部冷却部に設けた低温流体の導入口に近接させて設けるので、冷却マニホールドにおいて改質ガスをより確実に降温させることができる。
また、上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項1乃至請求項4の何れか一項に係る発明において、低温流体は、前記改質装置もしくは前記改質装置を備えたシステムに供給される流体であるので、既存の装置もしくはシステムの流体を低温流体として利用することができるため、コスト増、大型化を招くことなく、簡単な構成かつ高効率にて一酸化炭素低減部を適切に温度制御することができる。
以下、本発明による改質装置の一実施の形態を適用した燃料電池システムについて説明する。図1はこの燃料電池システムの概要を示す概要図である。この燃料電池システムは、燃料電池10と燃料電池10に必要な水素ガスを生成して供給する改質装置20を備えている。燃料電池10の燃料極には一酸化炭素浄化部(以下、CO浄化部という。)90から改質ガスが供給され、燃料電池10の空気極には外部からの空気が供給され、燃料電池10において改質ガス中の水素ガスと空気中の酸素ガスとが反応して発電するようになっている。
改質装置20は、改質部30、冷却部40、一酸化炭素シフト反応部(以下、COシフト部という。)50、燃焼部60、燃焼ガス流路70、断熱部75、蒸発部80およびCO浄化部90から構成されている。
改質部30は、外部から供給された燃料と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出するものである。燃料としては天然ガス、LPG、灯油、ガソリン、メタノールなどがあり、本実施の形態においては天然ガスにて説明する。この改質部30は有底円筒状に形成されており、改質部30の底板34を後述する冷却部40上に当接して同軸に固定されている。
改質部30の筒部は、外筒31と、この外筒31の内側に同軸に配置された内筒32と、両筒31,32の間に同軸に配設されて両筒31,32の間の空間を径方向に仕切る筒状の中仕切り33とを備えている。外筒31は環状に形成された底板34の外周端に立設されており、中仕切り33は底板34の外周端より内側に立設されている。外筒31の上端には環状の外側天板35の外周端が接続されており、その外側天板35の内周端には内筒32が垂下している。内筒32の下端は内側天板36によって塞がれている。中仕切り33の上端は外側天板35から空間をおいて配置されている。底板34の外筒31と中仕切り33との間の部位には、環状マニホールド43に連通して燃料と水蒸気との混合ガスを導入する混合ガス導入口34aが形成されており、底板34の開口34bは触媒30aを支持するフィルタで覆われており、改質ガスを導出する改質ガス導出口として機能する。これにより、改質部30は、外筒31と中仕切り33との間に形成された外側流路と中仕切り33と内筒32との間に形成された内側流路から構成される、筒部内部に軸線に沿って延在する環状の改質部折り返し流路R1を備えることになる。
改質部30の改質部折り返し流路R1内には、触媒30a(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、混合ガス導入口34aから導入された燃料と水蒸気との混合ガスが触媒30aによって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)は改質ガス導出口34bを通って冷却部40に導出される。
冷却部40は、改質部30から導出された改質ガスを燃料と水蒸気との混合ガスによって降温して導出するものであり、COシフト部50上に同軸に固定されている。この冷却部40は、円筒ハウジング41、環状に形成されて改質ガス導出口42aを有する底板42、円筒ハウジング41の上部に設けられて改質ガス導入口43aを有する環状マニホールド43、環状マニホールド43の底部にそれぞれ配設された内筒44、マニホールド45,46、および両マニホールド45,46を連通する複数の熱交換パイプ47から構成されている。マニホールド45には燃料と水蒸気(または水)との混合ガスを導入する導入口45aが設けられており、マニホールド46には環状マニホールド43に連通する導出口46aが設けられている。なお混合ガスは蒸発部80の水導出口80bから導出された水蒸気(または水)に燃料を混合したものである。
混合ガス導入口45aから導入された混合ガスは、マニホールド45、熱交換パイプ47、マニホールド46、導出口46a、環状マニホールド43、および改質部30の混合ガス導入口34aを通って改質部30に導出される。一方、改質部30の改質ガス導出口34bを通って導出された改質ガスは、環状マニホールド43の改質ガス導入口43a、内筒44および改質ガス導出口42aを通ってCOシフト部50に導出される。この時、熱交換パイプ47を介して混合ガスと改質ガスとの間で熱交換が行われ、混合ガスは改質ガスによって加熱され、改質ガスは降温される。
COシフト部50は、冷却部40から供給された改質ガス中の一酸化炭素を低減するものであり、図示しない基台上に固定されている。COシフト部50は、円柱状の筐体51と、筐体51内に同軸に配置された内筒52を備えている。内筒52は、外周端を筐体51内周面に接続された環状の支持部材53の内周端に上端が接続されている。筐体51の上面には改質ガス導入口51aが設けられ、筐体51の側面には改質ガス導出口51bが設けられている。COシフト部50の内筒52内および内筒52と筐体51の側壁面との間には触媒50a(例えば、Cu−Zn系の触媒)が充填されている。この触媒50aは外周縁を外筒51の内周に取り付けられたフィルタを有する支持部材54によって支持されている。なお、COシフト部50は前述のように一酸化炭素低減部である。
このように構成されたCOシフト部50においては、冷却部40から導出された改質ガスは、改質ガス導入口51aおよび内筒52内を通り、折り返して内筒52と筐体51の側壁面との間の空間および改質ガス導出口51bを通ってCO浄化部90に導出される。このとき、導入した改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気が触媒50aにより反応して水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。この一酸化炭素シフト反応は発熱反応である。
燃焼部60は、改質部30を加熱する燃焼ガスを生成するものであり、改質部30の内周壁内に下端部が挿入されて配置されている。この燃焼部60は、バーナ本体61とバーナ燃焼部62とから構成されている。バーナ本体61は、環状の天板63の内周端に取り付け固定されている。天板63の外周端は、内周端が改質部30の底板34の外周端に接続されかつ冷却部40の上面に当接する環状の底板64の外周端に下端が接続された筒体65の上端に接続されている。バーナ本体61は上部から燃焼用燃料、燃焼空気およびオフガスまたは改質ガスを導入し、下部に設けた着火手段(図示省略)によって上部から導入した燃焼用燃料、オフガスまたは改質ガスに着火する。バーナ燃焼部62は、筒状に形成されており、バーナ本体61の下部に取り付けられている。バーナ燃焼部62内において、着火手段によって着火された燃焼用燃料、オフガスまたは改質ガスが燃焼する。
このように構成された燃焼部60は、バーナ本体61の上部から導入された燃焼用燃料、オフガスまたは改質ガスを燃焼して、その燃焼ガスをバーナ燃焼部62の開口端から導出する。そして、この燃焼ガスは、燃焼ガス流路70を流通して天板63に設けた燃焼ガス導出口63aを通って排気される。この燃焼ガス流路70は、改質部30の内周壁および外周壁に沿って折り返され当接して配置される環状の折り返し流路71と、この折り返し流路71の外周に設けられて同折り返し流路71と連通する環状流路72を備えている。折り返し流路71は、燃焼部60の外周壁と改質部30の内周壁との間に形成される環状流路71aと、改質部30の外周壁と断熱部75との間に形成される環状流路71bと、両環状流路71a,71bの上部を連結する連結流路71cとから構成されている。また、環状流路72は、断熱部75と筒体65との間に形成されている。
断熱部75は、折り返し流路70を覆うように配置されており、上部断熱部75aと側部断熱部75bを備えている。上部断熱部75aは、天板63の下面に沿って平行に取り付けられており、連絡流路71cを覆っている。側部断熱部75bは、天板63の下面から垂下されて取り付けられており、環状流路71bを覆っている。したがって、改質装置20の上部は、燃焼部60を中心に、外側に向けて順に燃焼ガス流路71a、改質部30、燃焼ガス流路71b、側部断熱部75bおよび環状流路72が同軸に並設されている。
断熱部75は、環状流路71bと連絡流路71cから外側に熱が放出されるのを防ぎ、熱の放出を内側すなわち改質部30に集中させ効率よく熱交換させており、また環状流路72から内側に熱が放出されるのを防ぎ、熱の放出を外側すなわち蒸発部80に集中させ効率よく熱交換させている。
蒸発部80は、水を加熱して水蒸気を生成して冷却部40を介して改質部30に供給するものであり、円筒状に形成されて、環状流路72の外周壁を覆って当接して設けられている。この蒸発部80は、側壁面下部および側壁面上部に水導入口80aおよび水導出口80bがそれぞれ設けられており、水導入口80aから導入された水が蒸発部80内を流通し水導出口80bから導出するようになっている。このとき、互いに隣接する環状流路72と蒸発部80においては、それぞれを流通する燃焼ガスおよび水または水蒸気は並流となるようになっている。これにより、導入時低温であった水(例えば20℃)は、環状流路72を流通する燃焼ガスと熱交換して昇温されて沸騰状態(100℃)となりその温度で導出され、燃焼ガスは水導出口80bの温度近くまで(すなわち沸騰状態である温度(100℃)まで)降温されて導出される。
この蒸発部80は、当該改質装置20を備えた燃料電池システムに供給される低温流体である水が流通し一酸化炭素低減部であるCO浄化部90の外周に当接して設けられて同一酸化炭素低減部との間で熱交換することにより冷却する一酸化炭素低減部冷却部である。
CO浄化部90は、COシフト部50から供給された改質ガス中の一酸化炭素をさらに低減して燃料電池10に供給するものでありすなわち一酸化炭素低減部であり、略円筒状に形成されて、蒸発部80の外周壁を覆って当接して設けられている。このCO浄化部90は、触媒90a(例えば、RuまたはPt系の触媒)が充填されている触媒部91と、CO浄化部90に導入される改質ガスを導入し冷却して触媒部91に導出する冷却マニホールドである導入マニホールド92と、触媒部91を通過して一酸化炭素が低減された改質ガスを導出する導出マニホールド93を備えている。
触媒部91は、ほぼ円筒状に形成された本体91aを備えており、この本体91a内に触媒90aが充填されている。本体91aの環状の底面および天面に環状の開口91a1,91a2がそれぞれ形成され、両開口91a1,91a2にはフィルタを有する環状の支持部材91b,91cが設けられている。
導入マニホールド92は、触媒部91の導入端の直前に連続して設けられている。この導入マニホールド92は、環状に形成されており、一酸化炭素低減部冷却部である蒸発部80の外周壁に当接して設けられている。この当接部すなわち導入マニホールド92の内周壁が、導入マニホールド92と蒸発部80との間に形成されて熱交換が行われる伝熱部92aである。伝熱部92aでは、導入マニホールド92の一つの壁面が全面にわたって伝熱可能に蒸発部80と当接して設けられている。導入マニホールド92は、改質ガス導入口92bから導入された改質ガスが伝熱部92aに直接吹き当たる構造となっている。具体的には、導入マニホールド92の内周壁である伝熱部92aに対向する外周壁に改質ガス導入口92bが設けられている。改質ガス導入口92bは、改質ガスの噴出し方向が伝熱部92aとなるような構造(例えば伝熱部92aに向けたノズルを設ける)とすることが好ましい。また、改質ガスの噴出し方向は、伝熱部92aに対して垂直方向ではなく、できるだけ接線方向となるようにするのが好ましい。これによれば、放出された改質ガスが導入マニホールド92内を旋回して触媒部91に流入するため、導入マニホールド92内での改質ガスの経路(蒸発部80との接触距離)が垂直方向に当たる場合に比べて飛躍的に長くなるので、効率よく熱交換することができる。なお、改質ガス導入口92bは一箇所だけでなく複数箇所に設けるようにしてもよい。これによれば、旋回距離が短く一周に満たない場合でも、導入マニホールド92の全周を無駄なく使用して効率よく熱交換することができる。さらに、改質ガス導入口92bは導入マニホールド92のできるだけ下部に設けるのが好ましい。これによれば、導入マニホールド92内での改質ガスの経路が長くなるので、効率よく熱交換することができる。
また、導入マニホールド92は、蒸発部80に設けた低温流体である水の水導入口80aに近接させて設けるのが好ましい。すなわち、水導入口80a付近においては、燃焼ガスとの熱交換が行われても水は低温であるためすぐには加熱されて昇温しないが、水導入口80aの下流においても熱交換は行われているので、水は徐々に加熱されて水導入口80aから所定距離離れると沸騰状態となる。したがって、導入マニホールド92を最も低温である蒸発部80の水導入口80a付近に設けることにより改質ガスをより確実に降温させることができる。
また、導入マニホールド92は、導入した改質ガスが所定温度(例えば100℃)以下とならない構造となっている。この所定温度は、一酸化炭素低減部の触媒活性温度によって決められるものである。実施の形態の場合、触媒部91の触媒90aの触媒活性温度が100〜200℃であり、その最低温度により設定している。必ずしも触媒活性温度の最低温度に設定する必要はないが、最低温度もしくは最低温度近く(最低温度の110%、120%などが使用される)に設定することが好ましい。これは高効率な触媒反応を実現するためである。
具体的には、伝熱部92aの面積、導入マニホールド92内の改質ガスの流速に基づいて導入マニホールド92の構造が設定される。すなわち、伝熱部92aの面積が大きくなるほど、または改質ガスの流速が早くなるほど、熱交換の効率がよくなり改質ガスの降温度合いが大きくなる。したがって、これを考慮して導入した改質ガスが所定温度以下とならないように、伝熱部92aの軸方向の長さおよび半径が設定され、導入マニホールド92の径方向の幅が設定される。なお、伝熱部92aから径方向に立設に延在する複数のフィンを設けるようにしてもよい。このフィンは、導入した改質ガスを旋回させない場合には、軸方向に延在する方形状に形成され、導入した改質ガスを旋回させる場合には、径方向に延在する環状に形成されている。
導出マニホールド93は、触媒部91の導出端の直後に連続して設けられている。この導出マニホールド93は、環状に形成されており、一酸化炭素低減部冷却部である蒸発部80の外周壁に当接して設けられている。導出マニホールド93は、触媒部91から一酸化炭素が低減された改質ガスを導入し燃料電池10に導出する改質ガス導出口93aが設けられている。
上述した導入マニホールド92および導出マニホールド93の外径は触媒部91の外径より小さくしている。これによれば、一酸化炭素低減部冷却部である蒸発部80の外周壁と導入マニホールド92の内周壁との空間を小さくできるため、その空間を流れる改質ガスの流速を早くすることができ、蒸発部80と改質ガスとの熱交換効率を向上することができる。
このように構成したCO浄化部90に供給される改質ガスは、COシフト部50から導出された改質ガスに酸化空気が混合されたものである。この混合ガスは、改質ガス導入口92bから導入マニホールド92内に導入され、伝熱部92aを介して蒸発部80との間での熱交換により降温され、支持部材91bを通って触媒部91に直接導出される。触媒部91においては、改質ガス中の一酸化炭素が、酸化空気中の酸素と反応して二酸化炭素になる。この反応は発熱反応であり、触媒90aによって促進される。これにより、改質ガスは、同改質ガス中の一酸化炭素が低減されて(10ppm以下)、支持部材91cを通って導出マニホールド93に直接導出され、そして、改質ガス導出口93aを通って燃料電池10の燃料極に供給されるようになっている。
また、互いに隣接する蒸発部80とCO浄化部90においては、それぞれを流通する水または水蒸気および改質ガス(混合ガス)は並流となるようになっている。これにより、導入時低温であった水(例えば20℃)は、CO浄化部90を流通する改質ガス(混合ガス)とも熱交換して昇温されて沸騰状態(100℃)となりその温度で導出され、改質ガス(混合ガス)は水導出口80bの温度近くまで(すなわち沸騰状態である温度(100℃)まで)降温されて導出される。具体的には、CO浄化部90に導入された改質ガス(混合ガス)は200℃弱であり、CO浄化部90の通過中に一酸化炭素の酸化発熱反応によって昇温する一方で、蒸発部80との熱交換によって降温され、最終的に100℃付近で導出される。
また、CO浄化部90の触媒部91は、蒸発部80の温度が一定で安定した部分に取り付けられるのが好ましい。例えば、蒸発部80の水導入口80aから所定距離だけ離して設ければよい。理由は次のとおりである。CO浄化部90は一酸化炭素を低減する際に発熱するが、蒸発部80は、これを冷却して触媒90aの活性温度域に維持するものであり、冷却手段としてその冷媒温度が安定することが重要であるからである。なお、所定距離は、蒸発部80の水導入口80aの周りは水が低温であるので、導入された水が100℃付近となる部分までの距離として設定される。
そして、CO浄化部90と燃料電池10の間には切替え装置95が設けられており、この切替え装置95は定常運転時にはCO浄化部90を燃料電池10に連通し、起動運転時には一酸化炭素濃度が高い改質ガスを燃料電池10に供給しないようにするためCO浄化部90を燃焼部60に連通するように切替えられている。これにより、起動運転時には、外部からの燃焼用燃料またはCO浄化部90から導出された改質ガスが燃焼部60に供給されて燃焼され、定常運転時には、CO浄化部90から導出された改質ガスが燃料電池10の燃料極に供給され、その燃料極から排出された未使用の水素ガスを含むアノードオフガスが燃焼部60に供給されて燃焼される。
上述のように構成された改質装置20の作動について説明する。燃焼部60は燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスは、折り返し流路71を流通しそのとき改質部30との間で熱交換し改質部30を加熱し、その後環状流路72を流通しそのとき蒸発部80との間で熱交換し蒸発部80を加熱し、その後排気される。一方、蒸発部80に供給された水は、蒸発部80において環状流路72を流れる燃焼ガスによって加熱され、冷却部40のマニホールド45に導出される。このとき、加熱されて高温となった水(または水蒸気)には燃料が混合され、冷却部40のマニホールド45には、これらが混合された混合ガスが導入されている。
冷却部40においては、導入された混合ガスが上述したように環状マニホールド43へ到達する間に、改質部30から供給されて内筒44内を流れる改質ガスによって加熱され完全に気体化されて、改質部30に導出される。改質部30においては、導入された混合ガスが改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)は冷却部40の内筒44に導出される。冷却部40の内筒44内においては、改質ガスが内筒44を通過する間に熱交換パイプ47を介して混合ガスとの間で行われる熱交換によって降温され、COシフト部50に導出される。
COシフト部50においては、冷却部40から供給された改質ガス中の一酸化炭素と水蒸気が触媒50aにより発熱反応である一酸化炭素シフト反応が生じている。これにより、COシフト部50は昇温するが、触媒50aの活性温度域となるように温度制御されている。また、COシフト部50は、改質ガス中の一酸化炭素を低減して導出している。
CO浄化部90の導入マニホールド92においては、COシフト部50から導出された改質ガスに酸化空気が混合された混合ガスが、伝熱部92aを介して蒸発部80との間での熱交換により適切に降温され、支持部材91bを通って触媒部91に直接導出される。伝熱部92aに隣接する蒸発部80においては、流通する水が混合ガスとの間での熱交換により昇温されている。
そして、CO浄化部90の触媒部91においては、適切な温度に降温された混合ガスが供給され、この混合ガス中の一酸化炭素は発熱反応である酸化反応により二酸化炭素となり低減される。これにより、CO浄化部90の触媒部91は昇温するが、反応前の混合ガスの温度が、COシフト部50から直接供給された場合と比べて低く抑えられているので、触媒部91の温度も低く抑えることができる。一方、蒸発部80との間で熱交換が行われるので、触媒90aの活性温度域となるように温度制御されている。このため、蒸発部80によって容易に温度制御することができる。また、触媒部91に隣接する蒸発部80においては、流通する水が混合ガスとの間での熱交換によってより昇温されている。したがって、水は、燃焼ガスのみならずCO浄化部90との熱交換によっても酸化反応相当分の熱量を受け取るので、系内の熱を有効に回収でき効率向上に寄与している。なお、CO浄化部90は、改質ガス中の一酸化炭素をさらに低減して導出している。
なお、定常運転状態の改質装置20においては、燃焼部50の温度は約1000℃であり一番高く、改質部30は500〜700℃であり、冷却部40は200〜600℃であり、COシフト部50は200〜300℃であり、CO浄化部90は100〜200℃であり、蒸発部80は約100℃である。
上述の説明から明らかなように、この実施の形態においては、改質装置の作動に際して、導入マニホールド(冷却マニホールド)92においては、導入された改質ガスが一酸化炭素低減部冷却部である蒸発部80を流通する低温流体である水との間で熱交換して降温されて触媒部91に導出され、一方低温流体は昇温される。これにより、蒸発部80の一部を利用して触媒部91に導入される前に改質ガスを適当に降温することができるので、簡単な構成かつ高効率にて一酸化炭素低減部であるCO浄化部90を適切に温度制御することができる。
また、導入マニホールド92と蒸発部80との間に形成されて熱交換が行われる伝熱部92aに、導入された改質ガスが直接吹き当たる構造としたので、改質ガスと低温流体である水との間の熱交換をより確実かつ高効率にて行うことができる。
また、導入マニホールド92は触媒部91の導入端の直前に連続して設けられているので、導入マニホールド92から触媒部91までの間にて改質ガスから無駄な放熱が発生するのを確実に防止することができる。これにより、より高効率にてCO浄化部90を適切に温度制御することができる。
また、導入マニホールド92を蒸発部80に設けた水導入口80aに近接させて設けるので、導入マニホールド92において改質ガスをより確実に降温させることができる。
また、一酸化炭素低減部冷却部である蒸発部80を流通する低温流体は、改質装置20もしくは改質装置20を備えたシステムに供給される流体(改質水として供給される水)であるので、既存の装置もしくはシステムの流体を低温流体として利用することができるため、コスト増、大型化を招くことなく、簡単な構成かつ高効率にて一酸化炭素低減部を適切に温度制御することができる。
また、導入マニホールド92を導入した改質ガスが所定温度以下とならない構造としているので、触媒部91が過冷却となるのを確実に防止することができる。
なお、上述した実施の形態においては、本発明を、CO浄化部90に設けた導入マニホールド(冷却マニホールド)92を、CO浄化部90を冷却する蒸発部80の外周壁に当接した改質装置に適用したが、CO浄化部90に代えて他の一酸化炭素低減部であるCOシフト部に設けた導入マニホールド(冷却マニホールド)を、COシフト部を冷却する一酸化炭素低減部冷却部の外周壁に当接した改質装置に適用するようにしてもよい。
なお、一酸化炭素低減部冷却部の低温流体を水または水蒸気とした場合、COシフト部が冷却されすぎることを防止するため、COシフト部と一酸化炭素低減部冷却部の間に熱抵抗(例えば、ステンレス板などの金属板等)を設けることが望ましい。また、COシフト部の場合、冷却マニホールドを触媒部に導入する改質ガスが200℃、220℃、240℃以下にならない構造とすることが望ましい。
また、上述した各実施の形態においては、一酸化炭素低減部冷却部として蒸発部を採用するようにしたが、これに限らず、改質装置を備えた燃料電池システムに供給される低温流体(水、燃焼用空気、回収改質水、酸化空気、カソード用空気)が流通し一酸化炭素低減部の外周に設けられて同一酸化炭素低減部との間で熱交換することにより冷却する構成部材を一酸化炭素低減部冷却部として採用するようにしてもよい。
10…燃料電池、20…改質装置、30…改質部、30a…触媒、40…冷却部、50…一酸化炭素シフト反応部(COシフト部)、50a…触媒、60…燃焼部、70…燃焼ガス流路、75…断熱部、80…蒸発部、90…一酸化炭素浄化部(CO浄化部)、90a…触媒、91…触媒部、92…導入マニホールド(冷却マニホールド)、92a…伝熱部、93…導出マニホールド。
Claims (5)
- 燃料と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出する改質部から供給された前記改質ガス中の一酸化炭素を内部に充填された触媒によって低減して燃料電池に供給する一酸化炭素低減部と、低温流体が流通し前記一酸化炭素低減部に隣接して設けられて該一酸化炭素低減部との間で熱交換して該一酸化炭素低減部を冷却する一酸化炭素低減部冷却部とから構成されている改質装置において、
前記一酸化炭素低減部は、前記触媒が充填されている触媒部と、該一酸化炭素低減部に導入される前記改質ガスを導入し冷却して前記触媒部に導出する冷却マニホールドと、を備え、
前記冷却マニホールドは、前記一酸化炭素低減部冷却部の外壁に当接して設けられていることを特徴とする改質装置。 - 請求項1において、前記冷却マニホールドは、同冷却マニホールドと前記一酸化炭素低減部冷却部との間に形成されて熱交換が行われる伝熱部に、導入された改質ガスが直接吹き当たる構造としたことを特徴とする改質装置。
- 請求項1または請求項2において、前記冷却マニホールドは、前記触媒部の導入端の直前に連続して設けられていることを特徴とする改質装置。
- 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、前記冷却マニホールドを、前記一酸化炭素低減部冷却部に設けた前記低温流体の導入口に近接させて設けることを特徴とする改質装置。
- 請求項1乃至請求項4の何れか一項において、前記低温流体は、前記改質装置もしくは前記改質装置を備えたシステムに供給される流体であることを特徴とする改質装置。
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- 2004-11-24 JP JP2004339155A patent/JP2006143558A/ja active Pending
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