JP2011206393A - 接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセット - Google Patents

接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセット Download PDF

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Abstract

【課題】ガイドワイヤに対する延長ワイヤの正確かつ簡便な接続を可能とする接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセットを提供すること。
【解決手段】接続補助具1は、先端側から生体内に挿入して使用されるガイドワイヤ200の基端側に設けられた基端側接続部220と、延長ワイヤ100の先端側に設けられた先端側接続部120とを接続する接続操作の際に用いられる。この接続補助具1は、延長ワイヤ100の先端側接続部120が挿入される直線部21と、この直線部21に連通しており、直線部21に向かって漸減するテーパ形状をなし、接続操作の際にガイドワイヤ200の基端側接続部220を直線部21内に案内するテーパ部22とを有する補助具本体2と、直線部21に先端側接続部120を挿入した状態で、補助具本体2を延長ワイヤ100の先端部に固定するための固定機構5とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセットに関する。
従来、例えば、血管形成術、血管造影術、弁膜成形術などの心血管治療を行なう際、心血管内へのカテーテルの配置を容易にするために、ガイドワイヤが用いられている。一方、上記のような心血管治療を行なう際、例えばPTCA(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty:経皮的冠状動脈血管形成術)のように数種のカテーテルを使用して、治療しなければならないことがあり、そのような場合には、一旦挿入されているカテーテルを抜去しなければならない。このとき、先に狭窄部位に挿入されていたガイドワイヤを留置したままカテーテルを交換するために、前記先に挿入されているガイドワイヤ(第1のワイヤ)の基端部に、さらに延長ワイヤ(第2のワイヤ)を接続し、相対的にガイドワイヤからカテーテルを後退させ、カテーテルを抜き去る。
しかしながら、ガイドワイヤおよび延長ワイヤは、いずれも細径であり、接続するのが容易ではない。また、これらを接続するのに、比較的強い力を要するので、ガイドワイヤと延長ワイヤとの中心軸を一致させた状態で行わないと、接続部が折れ曲がってしまうおそれがある。接続部が折れ曲がってしまうと、手術を最初からやり直ししなければならない場合がある。
特開平6−197979号公報
本発明の目的は、ガイドワイヤに対する延長ワイヤの正確かつ簡便な接続を可能とする接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセットを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
(1) ガイドワイヤの基端部に延長ワイヤの先端部を接続するために用いられる接続補助具であって、
基端側に前記延長ワイヤの先端部が配置され、先端側から前記ガイドワイヤの基端部が挿入される直線状の貫通孔と、該貫通孔の先端側に設けられ、前記ガイドワイヤの基端部を前記貫通孔に案内するガイド部とを有する補助具本体と、
前記延長ワイヤの先端部が前記貫通孔に挿入されたときに、前記延長ワイヤの先端部を前記補助具本体に固定する固定部材とを備え、
前記ガイド部は、前記貫通孔に向かって漸減するテーパ形状であることを特徴とする接続補助具。
(2) 前記ガイド部は、前記ガイドワイヤの基端部を挿入する際に、幅方向の位置ズレを規制する第1のテーパ部と、前記幅方向と直交する方向の位置ズレを規制する第2のテーパ部とを有する上記(1)に記載の接続補助具。
(3) 前記第2のテーパ部は、第1のテーパ部よりも基端側に配置されている上記(2)に記載の接続補助具。
(4) 前記補助具本体は、半割形状の上側部材と、該上側部材に接合された半割形状の下側部材とを有し、前記上側部材と前記下側部材との間に前記貫通孔が形成されており、
前記上側部材は、前記貫通孔を視認可能な透明性がある材料で形成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の接続補助具。
(5) 前記上側部材は、前記貫通孔内の状態を拡大して見せるレンズ機能がある上記(4)に記載の接続補助具。
(6) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の接続補助具と、
延長ワイヤを収納するチューブ状のホルダを有するワイヤ収納部と、
前記ワイヤ収納部に前記接続補助具を設置する支持部とを有することを特徴とする延長ワイヤ供給具。
(7) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の接続補助具と、延長ワイヤを収納するチューブ状のホルダを有するワイヤ収納部と、前記ワイヤ収納部に前記接続補助具を設置する支持部とを有する延長ワイヤ供給具と、
前記ホルダに収納され、先端部が前記接続補助具の前記貫通孔の基端部に配置された延長ワイヤとを有することを特徴とする延長ワイヤセット。
本発明によれば、ガイドワイヤの基端部が折れ曲がるのを防止して、ガイドワイヤに対して延長ワイヤを容易かつ確実に接続することができる。そのため、例えば、手術のやり直しが発生をするのを防止するとともに、安全に手術を行うことができる。特に、本発明によれば、医師等の操作者は、他者の手を借りることなく、前記接続操作を一人で行うことができ、優れた利便性が発揮される。
本発明の接続補助具を用いて接続するガイドワイヤおよび延長ワイヤの構成を示す側面図および縦断面図である。 本発明の接続補助具の第1実施形態を示す斜視図である。 図2に示す接続補助具の補助具本体の構成を示す部分断面斜視図である。 図2に示す接続補助具の固定機構の分解斜視図である。 図2に示す接続補助具を用いて、第1ワイヤの基端側接続部を第2ワイヤの先端側接続部に接続する接続操作を行っている状態を示す側面図(a)および平面図(b)である。 本発明の接続補助具の第2実施形態の補助具本体を示す部分断面斜視図である。 本発明の接続補助具の第3実施形態の補助具本体を示す部分断面斜視図である。 本発明の延長ワイヤセット(延長ワイヤ供給具)の実施形態を示す側面図である。
以下、本発明の接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセットの好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の接続補助具を用いて接続するガイドワイヤおよび延長ワイヤの構成を模式的に示す側面図および縦断面図である。なお、説明の都合上、図1中の右側を「基端」、左側を「先端」という。
図1に示す延長ワイヤ(第2のワイヤ)100は、ガイドワイヤ(第1のワイヤ)200の基端部に接続して用いられるワイヤである。具体的には、このような延長ワイヤ100は、例えば、ガイドワイヤ200に導かれて生体内に挿入されたカテーテルを交換する場合に、ガイドワイヤ200を延長するために用いられる。
ガイドワイヤ200は、先端側から生体内に挿入して使用されるものであり、例えば、カテーテルを導入するためのカテーテル用ガイドワイヤである。図1に示すように、本実施形態のガイドワイヤ200は、ワイヤ本体210と、ワイヤ本体210の基端部に設けられた基端側接続部220と、ワイヤ本体210の先端部を覆うように設けられたコイル230とを有している。なお、ガイドワイヤ200の構成としては、これに限定されない。
図1に示すように、延長ワイヤ100は、ワイヤ本体110と、ワイヤ本体110の先端側に設けられた先端側接続部120とを有している。この先端側接続部120は、ガイドワイヤ200の基端側接続部220に接続可能となっている。
ワイヤ本体110は、可撓性を有する線材である。ワイヤ本体110の全長は、特に限定されないが、200〜2000mm程度であるのが好ましく、1000〜1800mm程度であるのがより好ましい。
本実施形態のワイヤ本体110は、その外径が延長ワイヤ100の長手方向(以下、単に「長手方向」とも言う。)に沿って一定である。ワイヤ本体110の外径は、特に限定されないが、通常、0.2〜1.2mm程度であるのが好ましい。
また、ワイヤ本体110の外径は、ガイドワイヤ200の基端部の外径(後述する外径一定部211の外径)と等しいことが好ましい。これにより、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100との接続箇所付近での外径を一定とすることができる。このため、カテーテルを交換する操作の際に、カテーテルが前記接続箇所に引っかかることを防止することができ、その操作を円滑に行うことができる。
ワイヤ本体110の構成材料は、特に限定されないが、例えば、ガイドワイヤ200のワイヤ本体210の基端部を構成する材料と同じ材料とすることが好ましい。これにより、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100の接続箇所の剛性差を少なくすることができるため、前記接続箇所に応力が集中することにより発生する前記接続箇所のキンクを防止することができる。そのため、カテーテルを交換する操作を円滑に行うことができる。
具体的には、ワイヤ本体110の構成材料は、例えば、擬弾性を示す合金(超弾性合金を含む。)、ステンレス鋼(例えば、SUS304、SUS303、SUS316、SUS316L、SUS316J1、SUS316J1L、SUS405、SUS430、SUS434、SUS444、SUS429、SUS430F、SUS302等)、ピアノ線、コバルト系合金などの各種金属材料を使用することができる。
擬弾性合金には、引張りによる応力−ひずみ曲線のいずれの形状も含み、As、Af、Ms、Mf等の変態点が顕著に測定できるものも、できないものも含み、応力により大きく変形(歪)し、応力の除去により元の形状にほぼ戻るものは全て含まれる。
超弾性合金の好ましい組成としては、49〜52原子%NiのNi−Ti合金等のNi−Ti系合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合金(Xは、Be、Si、Sn、Al、Gaのうちの少なくとも1種)、36〜38原子%AlのNi−Al合金等が挙げられる。このなかでも特に好ましいものは、上記のNi−Ti系合金である。
なお、前述では、耐キンク性を向上させる観点から、ワイヤ本体110がガイドワイヤ200のワイヤ本体210の基端部を構成する材料と同じ材料で構成されているのが好ましいと述べたが、他の観点から、ワイヤ本体110がステンレス鋼で構成されているのも好ましい。ワイヤ本体110をステンレス鋼で構成することにより、ワイヤ本体110が剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)の富んだものとなる。その結果、ワイヤ本体110の過度な変形(例えば自重による湾曲変形)が抑制され、カテーテルを交換する操作を円滑に行うことができる。
図1に示すように、このようなワイヤ本体110の先端部には、先端側接続部120が設けられている。この先端側接続部120を介して、延長ワイヤ100がガイドワイヤ200に接続可能となっている。本実施形態では、先端側接続部120がワイヤ本体110の先端面110aに開放する凹部で構成され、ガイドワイヤ200の基端側接続部220が前記凹部に嵌合可能な凸部で構成されている。
そして、基端側接続部220(凸部)が先端側接続部120(凹部)に挿入、嵌合することにより、すなわち雄雌嵌合により、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とが接続される。このように、雄雌嵌合に用いることにより、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とを簡単かつ確実に接続することができる。
このような先端側接続部120は、本実施形態のように、ワイヤ本体110と一体的に形成してもよいし、別体形成した部材を、例えば溶接等によってワイヤ本体110に接合してもよい。
先端側接続部120をワイヤ本体110と別体として形成する場合、その構成材料としては、特に限定されないが、塑性変形可能な材料であるのが好ましい。これにより、例えば、熱間鍛造加工、圧延加工、引き抜き加工、冷間鍛造加工、プレス加工、回転加工等の塑性加工、切削加工、研磨加工、レーザ加工、エッチング加工等による先端側接続部120の形成を容易かつ確実に行うことができる。塑性変形可能な材料の具体例としては、ステンレス鋼、ピアノ線、コバルト系合金などの各種金属材料が挙げられるが、そのなかでも特にステンレス鋼が好ましい。
以上のような延長ワイヤ100は、その外周面(外表面)の全部または一部を覆う合成樹脂の図示しない被覆層を有していてもよい。これにより、カテーテルの内壁との摩擦が低減されて摺動性が向上し、カテーテルを交換する操作を円滑に行うことができる。このような被覆の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、フッ素系樹脂(PTFE、ETFE等)、シリコーン樹脂、その他各種のエラストマー、またはこれらの複合材料が好ましく用いられる。特に、ワイヤ本体110と同等またはそれ以下の可撓性、柔軟性を有するものが好ましい。
また、延長ワイヤ100の外周面の全部または一部には、カテーテルの内壁との接触により発生する摩擦を抑える処理が施されていてもよい。これにより、カテーテル内壁との摩擦が抑えられ、カテーテルを交換する操作を円滑に行うことができる。この処理としては、例えば、延長ワイヤ100の外周面に、親水性材料または疎水性材料による被膜(図示せず)を設けることが挙げられる。
この被膜を構成する親水性材料としては、例えば、セルロース系高分子物質、ポリエチレンオキサイド系高分子物質、無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のような無水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物質(例えば、ポリアクリルアミド、ポリグリシジルメタクリレート−ジメチルアクリルアミド(PGMA−DMAA)のブロック共重合体)、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。また、被膜を構成する疎水性材料としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂、シリコーン系の材料等が挙げられる。
次いで、延長ワイヤ100が接続されるガイドワイヤ200について説明する。
図1に示すように、ガイドワイヤ200は、ワイヤ本体210と、ワイヤ本体210の基端部に設けられた基端側接続部220と、ワイヤ本体210の先端部を覆うように設けられた螺旋状のコイル230とを有している。
ガイドワイヤ200の全長は、特に限定されないが、200〜5000mm程度であるのが好ましい。また、ワイヤ本体210の外径は、特に限定されないが、通常、0.2〜1.2mm程度であるのが好ましい。
ワイヤ本体210は、可撓性を有する線材である。本実施形態では、ワイヤ本体210は、その基端から所定長さは外径が一定であり、途中から外径が先端方向へ向かって外径が漸減している。なお、以下では、ワイヤ本体210の外径が一定な部分を外径一定部211と言い、外径が漸減している部分を外径漸減部212と言う。
このような外径漸減部212を有することにより、ワイヤ本体210の剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)を先端方向に向かって徐々に減少させることができ、その結果、ガイドワイヤ200は、先端部に良好な柔軟性を得て、血管への追従性、安全性が向上すると共に、折れ曲がり等も防止することができる。
図示の構成では、外径漸減部212はワイヤ本体210の一部に形成されているが、ワイヤ本体210の全体が外径漸減部212を構成していてもよい。また、外径漸減部212のテーパ角度(外径の減少率)は、長手方向に沿って一定でも、長手方向に沿って変化する部位があってもよい。例えば、テーパ角度(外径の減少率)が比較的大きい箇所と比較的小さい箇所とが複数回交互に繰り返して形成されているようなものでもよい。
ワイヤ本体210の構成材料は、特に限定されず、例えば、超弾性合金(例えば、Ni−Ti合金、Cu−Zn合金、Ni−Al合金等)、ステンレス鋼(例えば、SUS304、SUS303、SUS316、SUS316L、SUS316J1、SUS316J1L、SUS405、SUS430、SUS434、SUS444、SUS429、SUS430F、SUS302等)などの各種金属材料を使用することができる。また、ワイヤ本体210の先端側と基端側とを異なる材料で構成してもよい。具体的には、ワイヤ本体210の先端側を超弾性合金で構成し、基端側をステンレス鋼で構成するものが挙げられる。
ワイヤ本体210の基端には、基端側接続部220が設けられている。前述したように、この基端側接続部220を介して、ガイドワイヤ200が延長ワイヤ100に接続可能となっている。本実施形態では、基端側接続部220が凸部で構成されており、延長ワイヤ100の先端側接続部(凹部)120に挿入、嵌合することにより、すなわち雄雌嵌合により、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とが接続される。
本実施形態では、基端側接続部220が、その長手方向の複数の箇所で屈曲した形状(ジグザグ形状)をなしている。かかる構成により、基端側接続部220を先端側接続部120に挿入、嵌合した際に、屈曲部分の各頂部付近が先端側接続部120(凹部)の内面に圧接するので、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100との間に、より強固な接続状態が維持される。
なお、延長ワイヤ100の先端側接続部120を凸部で構成し、ガイドワイヤ200の基端側接続部220を凹部で構成してもよいが、ガイドワイヤ200の基端側接続部220は、本実施形態のように凸部で構成するのが好ましい。基端側接続部220を凹部で構成する場合と比較して、凸部で構成することにより、ガイドワイヤ200に沿わせてカテーテルを操作している際に基端側接続部220に血液等の汚れが付着した場合に、この汚れを除去することが容易となる。
なお、基端側接続部220を凹部および凸部のいずれで構成しても、延長ワイヤ100との接続のし易さについては実質的に差異はない。
コイル230は、線材を螺旋状に巻回してなる部材であり、ワイヤ本体210の先端側の部分を覆うように設置されている。また、コイル230は、その先端側、中間部および基端部で、半田(ろう材)等の固定材料241、242、243によりワイヤ本体210に固定されている。このようなコイル230が設置されていることにより、ワイヤ本体210は、コイル230に覆われて接触面積が少ないので、摺動抵抗を低減することができる。よって、ガイドワイヤ200の操作性がより向上する。
コイル230は、金属材料で構成されているのが好ましい。コイル230を構成する金属材料としては、例えば、ステンレス鋼、超弾性合金、コバルト系合金や、金、白金、タングステン等の貴金属またはこれらを含む合金等が挙げられる。特に、貴金属のようなX線不透過材料で構成した場合には、ガイドワイヤ200にX線造影性が得られ、X線透視下で先端部の位置を確認しつつ生体内に挿入することができ好ましい。
以上のようなガイドワイヤ200は、前述した延長ワイヤ100と同様に、その外周面(外表面)の全部または一部を覆う合成樹脂の図示しない被覆層を有していてもよい。また、外周面の全部または一部に、カテーテルの内壁との接触により発生する摩擦を抑える処理が施されていてもよい。
さて、以上のようなガイドワイヤ200および延長ワイヤ100は、いずれも細径であるため、その接続操作は容易ではない。また、基端側接続部220を先端側接続部120に接続する際には、比較的強い力を要する。特に、本実施形態のように、基端側接続部220を長手方向の一部で屈曲するような形状とした場合、基端側接続部220を先端側接続部120内に正確に挿入できる位置関係にないと、力を加えた際に基端側接続部220が簡単に折れ曲がってしまう。
そこで、本発明の接続補助具1を用いれば、上記問題を確実に防止しつつ、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とを簡便かつ正確に接続することができる。
以下、本発明の接続補助具について説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の接続補助具の第1実施形態について説明する。
図2は、本発明の接続補助具の第1実施形態を示す斜視図、図3は、図2に示す接続補助具の補助具本体の構成を示す部分断面斜視図、図4は、図2に示す接続補助具の固定機構の分解斜視図、図5は、図2に示す接続補助具を用いて、第1ワイヤの基端側接続部を第2ワイヤの先端側接続部に接続する接続操作を行っている状態を示す側面図(a)および平面図(b)である。
なお、説明の都合上、図2、図3および図5中の右側を「基端」、左側を「先端」といい、図4中の右側を「先端」、左側を「基端」という。すなわち、図4は、他の図と左右反対に示されている。また、図2〜図4および図5(a)中の上側を「上」、下側を「下」という。
図2に示す接続補助具1は、直線部(貫通孔)21と、直線部21の先端側で連通するテーパ部(ガイド部)22とを備える補助具本体2と、この補助具本体2の基端側に設けられた固定機構(固定部材)5とを有している。
補助具本体2は、半円柱状(半割形状)の上側部材3と、この上側部材3に接合された半円柱状(半割形状)の下側部材4とで構成されている。また、下側部材4の長さは、上側部材3の長さよりも大きく設定されている。
図3に示すように、上側部材3の下面31には、その中央付近に、長手方向に沿って溝32が形成されている。一方、下側部材4の上面41には、その中央付近に、長手方向に沿って溝42が形成されている。また、上側部材3と下側部材4とは、基端側の面が一致するように接合されており、補助具本体2の基端側には、溝32と溝42とが合わさった、直線部21が形成されている。
直線部21の内径は、延長ワイヤ100のワイヤ本体110の外径とほぼ等しいか若干大きく設定されている。これにより、直線部21の基端部には、延長ワイヤ100の先端側接続部120の一部を挿入可能となっている。また、後述するように、延長ワイヤ100を、直線部21を通過させることにより、接続補助具1を延長ワイヤ100から離脱させることができる。
ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100との接続操作(以下、単に「接続操作」とも言う)の際には、この直線部21内をガイドワイヤ200の基端側接続部220が、前記挿入された延長ワイヤ100の先端側接続部120に向かって誘導される。このとき、基端側接続部220の基端部分が、直線部21の中心軸Oに向かってセンタリングされて、先端側接続部120に向かって進行するようになる
また、直線部21の先端側には、これに連通するテーパ部22が設けられている。
具体的には、上側部材3から露出する下側部材4の上面41には、溝42を介して配置された一対の扇状の板片221が接合されている。板片221は、それらの円弧部222が対面するように設けられており、円弧部222同士間の間隔(幅)が基端方向に向かって漸減している。このような板片221は、前記接続操作の際に、ガイドワイヤ200の基端側接続部220の左右方向、すなわち、挿入方向と直交する一の方向における位置ズレを規制する第1のテーパ部22aを構成している。
一方、上側部材3に形成された溝32は、その先端部において、深さ(幅)が基端方向に向かって漸減しており、当該部分は、上下方向、すなわち、前記一の方向と直交する他の方向における位置ズレを規制する第2のテーパ部22bを構成している。
本実施形態では、テーパ部22は、第1のテーパ部22aと第2のテーパ部22bとを備え、第1のテーパ部22aの先端223の位置と第2のテーパ部22bの先端224の位置とは、補助具本体2(直線部21)の軸方向にズレている。
このような構成により、接続操作の際には、ガイドワイヤ200の基端側接続部220を、図5(b)に示すように、第1のテーパ部22aにより、その左右方向における位置ズレを規制して、それに続く第2のテーパ部22bに案内し、図5(a)に示すように、第2のテーパ部22bにより、その上下方向における位置ズレを規制する。これにより、基端側接続部220は、直線部21の中心軸Oに向かってセンタリングされ、結果として、基端側接続部220が、直線部21内に確実に案内される。また、基端側接続部220の左右方向における位置ズレと上下方向における位置ズレとを別個に規制することにより、ガイドワイヤ200を把持する術者の手指がよりセンタリングされ易くなり、基端側接続部220にかかる力の逃げを防止することができる。
第1のテーパ部22aは、その内面の直線部21の中心軸Oに対する平均テーパ角度(図5中の角度θa)が30〜90°程度であるのが好ましく、基端部付近で基端方向に向かって徐々に0〜10°へ移行するのがより好ましい。また、第2のテーパ部22bは、その内面の直線部21の中心軸Oに対する平均テーパ角度(図5中の角度θa)が30〜60°程度であるのが好ましく、基端部付近で基端方向に向かって徐々に0〜10°へ移行するのがより好ましい。角度θa、θbをかかる範囲に設定することにより、基端側接続部220が直線部21内に、より確実かつ円滑に案内されるようになる。
例えばPTCAを行なっている最中にガイドワイヤ200の全長を延ばしたい場合には、ガイドワイヤ200と延長ワイヤとを接続する接続操作を行なえばよい。そして、この接続操作の際に、前述した構成により、ガイドワイヤ200の基端側接続部220を、正確かつ確実に、延長ワイヤ100の先端側接続部120に向かって誘導することができ、これらを確実に接続することができる。特に、操作者一人で、基端側接続部220と先端側接続部120との接続操作を確実に行うことができる。
また、基端側接続部220の一部を先端側接続部120に挿入し、さらに深く押し込む際には、前述したように、比較的大きな力を必要とし、これらの位置関係が少しズレると、基端側接続部220が折れ曲がり易い。これに対して、図2および図3に示す構成の接続補助具1を用いれば、この操作の際、基端側接続部220が先端側接続部120に挿入される直前において、基端側接続部220の全体が直線部21内に位置するので、基端側接続部220が側方(中心軸Oと直交する方向)への移動が規制され、折れ曲がることが防止される。かかる観点からも、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とを確実に接続することができる。
なお、本実施形態のように、基端側接続部220が先端側接続部120に挿入される直前において、基端側接続部220の全体が直線部21内に位置していなくともよい。なぜなら、基端側接続部220の先端側接続部120への挿入開始直後には、接続操作に、それ程大きな力(押し込み力)を要しないが、基端側接続部220のある程度の長さの部分が、先端側接続部120に挿入されると、急激に大きな力を要するようになるので、接続操作の際に、この大きな力が必要となったとき、基端側接続部220の全体が直線部21内に位置するようにすればよいからである。
従って、直線部21の長さは、基端側接続部220の長さに対して、好ましくは50%以上、より好ましくは65%以上、さらに好ましくは75%以上に設定される。直線部21の長さを前記範囲に設定することにより、接続操作の際に、大きな力が必要となったとき、基端側接続部220の全体が直線部21内に位置するようにすることができる。このため、接続操作の際に大きな力を加えても、基端側接続部220が折れ曲がる心配がない。
また、本実施形態では、上側部材3は、透明であり、内部(直線部21)に視認性が確保されている。すなわち、上側部材3は、その壁部が内部を視認可能な窓部23となっている。これにより、基端側接続部220の先端側接続部120への接続操作を窓部23を介して視認しながら行うことができるようになる。
さらに、下側部材4は、有色で構成されていており、好ましくは基端側接続部220と対色の色で構成される。これにより、窓部23での基端側接続部220の視認性を高めることができる。
このような補助具本体2の基端側には、固定機構5が設けられている。
この固定機構5は、直線部21に先端側接続部120を挿入した状態で、補助具本体2を延長ワイヤ100の先端部に固定するための機構である。
図2および図4に示すように、固定機構5は、円錐台状の操作ヘッド部材(操作部材))51と、挟持用チャック部材52と、円筒状の操作グリップ53とを有している。そして、この操作グリップ53の先端側に、補助具本体2が固定(固着)されている。
操作ヘッド部材51は、その内部に、先端方向に向かって拡径する孔部511が形成される。この孔部511は、テーパ孔部511bと、雌ねじが設けられたねじ孔部511aとに分けることができる。テーパ孔部511bには、後述する挟持用チャック部材52の複数のチャックヘッド(挟持片)521の先端部がそれぞれ当接し、他方、ねじ孔部511aは、後述する操作グリップ53の雄ねじと螺合できるようになっている。
挟持用チャック部材52は、複数のチャックヘッド521とガイド筒522とを備え、これらの内部には延長ワイヤ100が通過できるような孔部523が軸方向に貫通して設けられる。
複数のチャックヘッド521は、ガイド筒522の軸回りに等角度間隔に配置されている。各チャックヘッド521の先端周縁部521aは、それぞれ、テーパ形状をなし、操作ヘッド部材51のテーパ孔部511bと当接する。そして、操作ヘッド部材51を操作すると前記当接の程度、すなわち、各チャックヘッド521に対する押圧力が変化し、この大小によりチャックヘッド521同士が接近・離間する。チャックヘッド521同士が接近した状態で、延長ワイヤ100を一括して挟持することができる。一方、チャックヘッド521同士が離間すると、延長ワイヤ100に対する挟持が解除される。
このような挟持用チャック部材52のほとんどの部分を収納する操作グリップ53は、ねじ嵌合部531とグリップ本体532とを有し、これらの内部には、軸方向に孔部533が設けられている。この孔部533の内径は、挟持用チャック部材52のチャックヘッド521の外径より小さくガイド筒522の外径より大きく設定されている。
ねじ嵌合部531の外周面には、雄ねじ531aが設けられ、この雄ねじ531aは、操作ヘッド部材51のねじ孔部511aに螺合する。
把持可能な把持部としてのグリップ本体532は、主に、接続補助具1の操作者が操作時に把持する箇所であり、ガイドワイヤ200の押し込み等の操作に適した大きさを有している。また、操作の簡便さから、グリップ本体532の外周部には、滑り止めのための微小な凹凸が設けられているのが好ましい。
また、固定機構5の構成は、これに限定されず、例えば、挟持用チャック部材52と操作グリップ53とは、一体的に構成されていてもよく、その場合、雄ねじ531aにスリットが設けられた構成となる。
上述してきた接続補助具1は、次のように使用される。血管内に挿入されているカテーテル内に挿入されたガイドワイヤ200の基端側接続部220を、接続補助具1の直線部21に挿入し、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とを接続する。接続後、固定機構5の固定解除を行ない、接続補助具1を延長ワイヤ100の基端から抜き取り、新たなカテーテルの交換を行なう。このように上述した接続補助具1を使用することで、ガイドワイヤ200がキンクするリスクを減少することができ、キンクした際の手技のやり直しを確実に防止することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の接続補助具の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の接続補助具の第2実施形態の補助具本体を示す部分断面斜視図である。なお、説明の都合上、図6中の右側を「基端」、左側を「先端」という。
以下、第2実施形態の接続補助具1について説明するが、前記第1実施形態の接続補助具1と異なる部分を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態の接続補助具1では、補助具本体2のテーパ部22の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図6に示す接続補助具1は、テーパ部22において、第1のテーパ部22aの先端223の位置と第2のテーパ部22bの先端224の位置とは、補助具本体2の軸方向で同じ位置となっている。その結果、テーパ部22は、全体として、内径が基端方向に向かって縮径した漏斗状をなす。
かかる構成の第2実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用・効果を奏し得る。
<第3実施形態>
次に、本発明の接続補助具の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の接続補助具の第3実施形態の補助具本体を示す部分断面斜視図である。なお、説明の都合上、図7中の右側を「基端」、左側を「先端」という。
以下、第3実施形態の接続補助具について説明するが、前記第1実施形態の接続補助具と異なる部分を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態の接続補助具1では、補助具本体2の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図7に示す接続補助具1は、補助具本体2の上側部材3(窓部23)にレンズ部300が設けられている。これにより、直線部21内の状態を拡大して、補助具本体2の外側から視認することができる。
かかる構成の第3実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用・効果を奏し得る。特に、直線部21内の状態を拡大して、補助具本体2の外側から視認することができるため、基端側接続部220の先端側接続部120への接続操作をさらに確実に行うことができるようになる。
<第4実施形態>
次に、本発明の延長ワイヤセット(延長ワイヤ供給具)の実施形態について説明する。
図8は、本発明の延長ワイヤセット(延長ワイヤ供給具)の実施形態を示す側面図である。なお、説明の都合上、図8中の右側を「基端」、左側を「先端」という。
以下、本発明の延長ワイヤセットについて説明するが、前記第1実施形態の接続補助具と異なる部分を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8に示す延長ワイヤセット10は、接続補助具1の他に、さらに、延長ワイヤ100を収納するワイヤ収納部6と、このワイヤ収納部6に対して補助具本体2を支持する支持部7とを有する延長ワイヤ供給具20と、ワイヤ収納部6に収納された延長ワイヤ100とを備える。
図8に示すように、ワイヤ収納部6は、長尺の管状体で構成されたホルダ61と、ホルダ61を渦巻き状に束ねた状態を維持、固定する複数の固定部材62とを備えている。
ホルダ61内には、延長ワイヤ100が収納されている。
また、複数の固定部材62は、ホルダ61の巻回方向に沿って間欠的に配置されている。各固定部材62には、それぞれ、ワイヤ収納部6の一部が嵌合する溝(図示せず)が形成されている。
支持部7は、ワイヤ収納部6と固定機構5の操作グリップ53とを連結することができ、これにより、ワイヤ収納部6に対して補助具本体2を支持することができる。支持部7には、固定部材62と同様に、ワイヤ収納部6の一部が嵌合する溝(図示せず)が形成されている。
かかる構成の第4実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用・効果を奏し得る。特に、ガイドワイヤ200と延長ワイヤ100とを接続後、そのまま抜くことで、延長ワイヤ100を取り出すことができ、術者の作業負担を軽減することができる。さらに、術者がワイヤ収納部6を持つことで、固定機構5の固定解除を片手で行なうことができ、術者は、ガイドワイヤ200を持ったまま作業を行なうことができる。
以上、本発明の接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセットを図示の各実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、接続補助具、延長ワイヤ供給具および延長ワイヤセットを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、前記第1〜第4実施形態のうちの2以上の構成を組み合わせるようにしてもよい。
また、第1のワイヤがガイドワイヤ単体である場合について説明したが、第1のワイヤは、ガイドワイヤの基端部に延長ワイヤが接続された延長済みガイドワイヤであってもよい。この場合、延長ワイヤの基端部にも、基端側接続部が設けられることとなる。
かかる構成によれば、延長済みガイドワイヤが目的とする長さになるまで、ガイドワイヤを延長ワイヤによって延長し続けることができる。言い換えれば、ガイドワイヤに接続する延長ワイヤの数を適宜選択することにより、ガイドワイヤを所望の長さに延長することができる。この場合、ガイドワイヤの長さを自由に延長することができるため、延長ワイヤによって延長されたガイドワイヤが極端に長くなり、カテーテルを交換する作業に手間取ったり、逆に、短すぎてカテーテルを交換することができなかったりするといった問題を解消でき、優れた利便性を発揮することができる。特に、本発明によれば、上記接続操作を確実かつ容易に行うことができるので、複数の延長ワイヤを接続する場合への適用にも優れている。
1 接続補助具
2 補助具本体
21 直線部
22 テーパ部
22a 第1のテーパ部
22b 第2のテーパ部
221 板片
222 円弧部
223、224 先端
23 窓部
3 上側部材
31 下面
32 溝
300 レンズ部
4 下側部材
41 上面
42 溝
5 固定機構(固定部材)
51 操作ヘッド部材(操作部材)
511 孔部
511a ねじ孔部
511b テーパ孔部
52 挟持用チャック部材
521 チャックヘッド(挟持片)
521a 先端周縁部
522 ガイド筒
523 孔部
53 操作グリップ
531 ねじ嵌合部
531a 雄ねじ
532 グリップ本体
533 孔部
6 ワイヤ収納部
61 ホルダ
62 固定部材
7 支持部
10 延長ワイヤセット
20 延長ワイヤ供給具
100 延長ワイヤ(第2のワイヤ)
110 ワイヤ本体
110a 先端面
120 先端側接続部
200 ガイドワイヤ(第1のワイヤ)
210 ワイヤ本体
211 外径一定部
212 外径漸減部
220 基端側接続部
230 コイル
241、242、243 固定材料
O 中心軸
θa、θb 角度

Claims (7)

  1. ガイドワイヤの基端部に延長ワイヤの先端部を接続するために用いられる接続補助具であって、
    基端側に前記延長ワイヤの先端部が配置され、先端側から前記ガイドワイヤの基端部が挿入される直線状の貫通孔と、該貫通孔の先端側に設けられ、前記ガイドワイヤの基端部を前記貫通孔に案内するガイド部とを有する補助具本体と、
    前記延長ワイヤの先端部が前記貫通孔に挿入されたときに、前記延長ワイヤの先端部を前記補助具本体に固定する固定部材とを備え、
    前記ガイド部は、前記貫通孔に向かって漸減するテーパ形状であることを特徴とする接続補助具。
  2. 前記ガイド部は、前記ガイドワイヤの基端部を挿入する際に、幅方向の位置ズレを規制する第1のテーパ部と、前記幅方向と直交する方向の位置ズレを規制する第2のテーパ部とを有する請求項1に記載の接続補助具。
  3. 前記第2のテーパ部は、第1のテーパ部よりも基端側に配置されている請求項2に記載の接続補助具。
  4. 前記補助具本体は、半割形状の上側部材と、該上側部材に接合された半割形状の下側部材とを有し、前記上側部材と前記下側部材との間に前記貫通孔が形成されており、
    前記上側部材は、前記貫通孔を視認可能な透明性がある材料で形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の接続補助具。
  5. 前記上側部材は、前記貫通孔内の状態を拡大して見せるレンズ機能がある請求項4に記載の接続補助具。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の接続補助具と、
    延長ワイヤを収納するチューブ状のホルダを有するワイヤ収納部と、
    前記ワイヤ収納部に前記接続補助具を設置する支持部とを有することを特徴とする延長ワイヤ供給具。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の接続補助具と、延長ワイヤを収納するチューブ状のホルダを有するワイヤ収納部と、前記ワイヤ収納部に前記接続補助具を設置する支持部とを有する延長ワイヤ供給具と、
    前記ホルダに収納され、先端部が前記接続補助具の前記貫通孔の基端部に配置された延長ワイヤとを有することを特徴とする延長ワイヤセット。
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