JP2011204939A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する端子間にサージ電圧が印加された場合に、隣接する端子の間に接続された回路素子をサージ電圧による静電破壊から保護する。
【解決手段】半導体集積回路100は、端子P0〜P14、ダイオード接続されたMOSトランジスタMN0〜MN15、保護ダイオード回路HD0〜HD14、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14、電池電圧検出制御回路10及び過電圧保護用のクランプ回路20を含んで構成される。そして、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14は、端子P0〜P14の隣接する各端子間にそれぞれ接続されている。ダイオード接続されたMOSトランジスタMN1〜MN14は、端子P0〜P14の隣接する各端子間にそれぞれ接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、過電圧保護回路を備えた半導体集積回路に関する。
近年、リチウムイオン電池等の充電式電池を用いる各種の機器や充電器が開発されている。これに伴い、直列に接続された複数の電池の電圧を検出し、それに基づいて電池の電圧を制御する半導体集積回路が開発されている。
この種の半導体集積回路においては、入力端子に印加されるサージ電圧過電圧から内部回路を保護するための保護回路、及び電源線と接地との間にクランプ回路が設けられている。
特許文献1には、複数の入力端子により1つの保護回路を共用することにより、回路規模を低減した半導体集積回路が開示されている。特許文献2には、電源線と接地との間に設けられるクランプ回路の回路面積を削減した半導体集積回路が開示されている。
特開2001−267496号公報 特開2009−104455号公報
しかしながら、上述の電池制御用の半導体集積回路においては、隣接する端子間に回路素子が接続されることがある。例えば、電池を放電させるために、隣接した2つの入力端子間にスイッチング素子が接続される。そして、スイッチング素子がオンすると、電池のプラス端子とマイナス端子が短絡されて、電池が放電され、電池の電圧が低下する。このような半導体集積回路において、入力端子間にサージ電圧が印加されると、スイッチング素子が破壊されるという問題があった。
本発明の半導体集積回路は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数の端子を備え、隣接する端子間にそれぞれ電池が接続される半導体集積回路であって、隣接する端子の間に接続された回路素子と、隣接する端子の間に接続され、前記回路素子を隣接する端子間に印加される過電圧から保護する過電圧保護素子と、を備えることを特徴とするものである。
本発明の半導体集積回路によれば、隣接する端子間にサージ電圧が印加された場合に、隣接する端子の間に接続された回路素子をサージ電圧による静電破壊から保護することができる。
本発明の第1の実施形態による半導体集積回路の回路図である。 クランプ回路の回路図である。 本発明の第2の実施形態による半導体集積回路の回路図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態の半導体集積回路100を図1及び図2に基づいて説明する。図示のように、半導体集積回路100は、端子P0〜P14、ダイオード接続されたMOSトランジスタMN0〜MN15(「本発明の「過電圧保護素子」の一例」、保護ダイオード回路HD0〜HD14、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14本発明の「回路素子」、「スイッチング素子」の一例、電池電圧検出制御回路10及び過電圧保護用のクランプ回路20を含んで構成される。なお、図1においては、便宜上、端子P2〜P10とそれに対応する回路の図示を省略している。
半導体集積回路100は、隣接する2つの端子(例えば端子P14と端子P13)に対応して形成された回路(MOSトランジスタMN14、電池放電用MOSトランジスタT14等)が1つのセルを形成しており、このセルが繰り返し配置されている。
端子P0〜P14の隣接する各端子間には、それぞれリチウムイオン電池等の電池BV1〜BV14が接続される。つまり、端子P14には電池BV14のプラス端子が接続され、端子P13には電池BV14のマイナス端子が接続される。また、端子P13には電池BV13のプラス端子が接続され、端子P12には電池BV13のマイナス端子が接続される。このようにして、電池BV1〜BV14は、半導体集積回路100の外部に直列接続され、高電圧を生成することになる。
電池放電用MOSトランジスタT1〜T14は、端子P0〜P14の隣接する各端子間に配線を介してそれぞれ接続されている。例えば、電池放電用MOSトランジスタT14は端子P14と端子P13の間に接続され、電池放電用MOSトランジスタT13は端子P13と端子P12の間に接続されている。
電池電圧検出制御回路10は、端子P0〜P14の隣接する各端子間の電圧を検出することにより、電池BV1〜BV14の電圧を検出すると共に、その検出結果に応じて、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14のオンオフを制御するように構成された回路である。
即ち、電池電圧検出制御回路10は、電池BV1〜BV14の中、ある電池の電圧が他の電池より高いことを検出した時、対応する端子間に接続された電池放電用MOSトランジスタをオンする。これにより、その電池のプラス端子とマイナス端子は短絡されるので、その電池は放電され、電池の電圧は低下する。
例えば、電池電圧検出制御回路10は、電池BV14の電圧が電池BV13の電圧より高いことを検出した時、端子P14と端子P13の間に接続された電池放電用MOSトランジスタ電池放電用MOSトランジスタT14をオンする。これにより、電池BV1〜BV14の各電圧を均一にすることができる。
ダイオード接続されたMOSトランジスタMN0〜MN15は、ゲートG、ソースS、及びバックゲートが接続された低耐圧例えば、5V耐圧のNチャネル型MOSトランジスタからなり、ソースSをアノードとし、ドレインDをカソードとするダイオードとして機能する。MOSトランジスタMN1〜MN14は、端子P0〜P14の隣接する各端子間にそれぞれ配線を介して接続される。
例えば、MOSトランジスタMN14は、端子P14と端子P13の間に配線を介して接続され、MOSトランジスタMN13は端子P13と端子P12の間に配線を介して接続される。MOSトランジスタMN0〜MN15は、通常はオフしているが、対応する端子間にサージ電圧が印加されると導通して、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14を保護する。この場合、MOSトランジスタMN0〜MN15の代わりに、ダイオードや、Pチャネル型のMOSトランジスタを用いることもできるが、MOSトランジスタMN0〜MN15の方が過電圧保護素子として好ましい。Nチャネル型のMOSトランジスタMN0〜MN15は、電流駆動能力が高く、サージ電圧を高速に抜くのに適しているからである。
MOSトランジスタMN15は、端子P14と電源線30との間に接続されている。通常の使用においては、端子P14と電源線30とは、半導体集積回路100の外部の配線を介して接続される。この場合、MOSトランジスタMN15は、半導体集積回路100をパッケージに組み立てる時のサージによる静電破壊から半導体集積回路100を保護するために用いられる。端子P14と電源線30とが接続により短絡された後は、MOSトランジスタMN15は静電破壊保護素子としては機能しない。
保護ダイオード回路HD0〜HD14は、それぞれ端子P0〜P14に配線を介して接続されている。保護ダイオード回路HD0〜HD14は、端子PX(X=0〜14)と電源線30との間に接続された第1のダイオードD1と、端子PXと接地との間に接続された第2のダイオードD2を備える。この場合、直列接続された第1のダイオードD1及び第2のダイオードD2には、VDDHという電圧が印加されるため、これに耐える高耐圧のダイオードである必要がある。
クランプ回路20は、サージ電圧が印加された時に電源線30の電位VDDHをクランプする回路であり、例えば、図2に示すように、ゲート、ソース、及びバックゲートが短絡された8個の低耐圧のMOSトランジスタMP1〜MP8を直列接続して構成される。この場合、MOSトランジスタMP1〜MP8は、ラッチアップ現象を防止するためにPチャネル型で形成されることが好ましい。
以下、半導体集積回路100にサージ電圧が印加された場合の保護動作について説明する。
(1)隣接する端子間にサージ電圧が印加された場合:
例えば、端子P14と端子P13の間にサージ電圧例えば、数100Vが印加されたとする。この場合、サージ電圧の極性により、端子P13が高電位、端子P14が低電位となる場合は、ダイオード接続されたMOSトランジスタMN14は順方向にオンする。逆に、端子P13が低電位、端子P14が高電位となる場合は、MOSトランジスタMN14には逆バイアスが印加されることになるので、MOSトランジスタMN14は、アバランシェ降伏によりオンする。
これにより、MOSトランジスタMN14にサージ電流が流れ、端子P14と端子P13の間のサージ電圧は急速に減衰されるので、端子P14と端子P13の間に接続された電池放電用MOSトランジスタT14の静電破壊が防止される。他の隣接する端子間にサージ電圧が印加された場合も同様である。
(2)端子にサージ電圧が印加された場合:
(a)接地電位VSSを基準として各端子PXに正(+)のサージ電圧が印加された場合:例えば、端子P14に接地電位VSSを基準として正のサージ電圧が印加された場合、端子P14から保護ダイオード回路HD14の第1のダイオードD1順方向バイアスを経由して、クランプ回路20を通って接地に至るサージ電流パスが形成される。このサージ電流パスによりサージ電圧に伴うサージ電流が抜かれる。これにより、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14、電池電圧検出制御回路10といった内部回路がサージ電圧による静電破壊から保護される。他の端子P0〜P13についても同様である。
(b)接地電位VSSを基準として各端子PXに負(−)のサージ電圧が印加された場合:例えば、端子P14に接地電位VSSを基準として負のサージ電圧が印加された場合、接地から保護ダイオード回路HD14の第2のダイオードD2順方向バイアスを通って端子P14に至るサージ電流パスが形成される。このサージ電流パスによりサージ電圧に伴うサージ電流が抜かれる。これにより、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14、電池電圧検出制御回路10といった内部回路がサージ電圧による破壊から保護される。他の端子P0〜P13についても同様である。
(c)電源線30の電位VDDHを基準として各端子PXに正(+)のサージ電圧が印加された場合:例えば、端子P14に電位VDDHを基準として正(+)のサージ電圧が印加された場合、端子P14から保護ダイオード回路HD14の第1のダイオードD1順方向バイアスを通って電源線30に至るサージ電流パスが形成される。このサージ電流パスによりサージ電圧に伴うサージ電流が抜かれる。これにより、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14、電池電圧検出制御回路10といった内部回路がサージ電圧による破壊から保護される。他の端子P0〜P13についても同様である。
(d)電源線30の電位VDDHを基準として各端子PXに負(−)のサージ電圧が印加された場合:例えば、端子P14に電位VDDHを基準として負(−)のサージ電圧が印加された場合、電源線30からクランプ回路20を経由して、保護ダイオード回路HD14の第2のダイオードD2順方向バイアスを通って端子P14に至るサージ電流パスが形成される。このサージ電流パスによりサージ電圧に伴うサージ電流が抜かれる。
これにより、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14、電池電圧検出制御回路10といった内部回路がサージ電圧による破壊から保護される。他の端子P0〜P13についても同様である。
以上のように、半導体集積回路100によれば、隣接する端子間にサージ電圧が印加された場合、また、各端子にサージ電圧が印加された場合に、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14等の内部回路の静電破壊を防止することができる。
なお、本実施形態では、半導体集積回路100は、14個の電池BV1〜BV14を接続できるように14個のセルで構成されているが、そのセル数は1個以上の範囲で適宜増減することができる。また、隣接する端子間に接続された電池放電用MOSトランジスタT1〜T14は、一例であって、その代わりに他の回路素子が接続されても良い。その場合でもダイオード接続されたMOSトランジスタMN0〜MN15により、前記回路素子を保護することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態の半導体集積回路200を図3に基づいて説明する。なお、図3においては、便宜上、端子P3〜P9とそれに対応する回路の図示を省略している。
第1の実施形態の半導体集積回路100においては、各端子P0〜P14に保護ダイオード回路HD0〜HD14が設けられており、更に、クランプ回路20も設けられているので、保護回路の回路規模が大きい。
そこで、本実施形態の半導体集積回路200においては、回路規模の削減のために、保護ダイオード回路HD0〜HD14の中、奇数番目の端子(端子P1等)に対応したHD1、HD3、HD5、HD7、HF9、HD11、HD13のみを残し、それ以外の端子端子P0等に対応したHD0、HD2、HD4、HD6、HF8、HD12、HD14を削除している。つまり、保護ダイオード回路は端子1つ置きに設けられ、その数は、ほぼ半減されている。
また、クランプ回路20を削除し、その代わりに、7個のダイオード接続されたMOSトランジスタMP11〜MP17を設けることにより、サージ電流パスを確保している。これにより、過電圧保護性能を確保しながら回路規模の削減を実現している。その他の回路構成は、第1の実施形態と同じである。
即ち、半導体集積回路200は、端子P0〜P14、ダイオード接続されたMOSトランジスタMN0〜MN15(本発明の「過電圧保護素子」の一例)、保護ダイオード回路HD1、HD3、HD5、HD7、HD9、HD11、HD13、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14本発明の「回路素子」、「スイッチング素子」の一例、電池電圧検出制御回路10、ダイオード接続されたMOSトランジスタMP11〜MP17を含んで構成される。
ダイオード接続されたMOSトランジスタMP11〜MP17は、2つのセルに1個ずつ設けられている。この場合、MOSトランジスタMP11〜MP17は、ゲートG、ソースS、及びバックゲートが接続されたPチャネル型MOSトランジスタからなり、ソースSをカソードとし、ドレインDをアノードとするダイオードとして機能する。
例えば、MOSトランジスタMP11は接地と端子P2の間に配線を介して接続される。MOSトランジスタMP16は端子P10と端子P12の間に配線を介して接続される。MOSトランジスタMP17は端子P12と端子P14の間に配線を介して接続される。全体として見ると、MOSトランジスタMP11〜MP17は、端子P14と接地の間に直列接続される。
電池BV1〜BV14が半導体集積回路200に接続された場合、ダイオード接続されたMOSトランジスタMP11〜MP17には、それぞれ直列電池2個分の電圧が逆バイアスとして印加されるので、MOSトランジスタMP11〜MP17はこれに耐える耐圧を持っていることが必要である。そして、各端子にサージ電圧が印加された時には、そのサージ電圧の極性により、順方向バイアスの時は順方向にオンし、逆方向バイアスの時はアバランシェ降伏を起こすように構成されている。
MOSトランジスタMP11〜MP17は、Nチャネル型で形成することもできるが、Pチャネル型で形成することにより、ラッチアップ現象を防止することができる。
以下、半導体集積回路200にサージ電圧が印加された場合の保護動作について説明する。
(3)隣接する端子間にサージ電圧が印加された場合:
この場合は、第1の実施形態と同じある。即ち、隣接する端子間に、ダイオード接続されたMOSトランジスタMN1〜MN14を設けたことにより、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14の静電破壊が防止される。
(4)端子にサージ電圧が印加された場合:
(a)接地電位VSSを基準として各端子PXに正(+)のサージ電圧が印加された場合:この場合は、全ての端子PXにおいて、端子PXから接地に向けてサージ電流パスが形成される。これにより、電池放電用MOSトランジスタT1〜T14、電池電圧検出制御回路10といった内部回路がサージ電圧による静電破壊から保護される。
例えば、端子P14に接地電位VSSを基準として正(+)のサージ電圧が印加された場合、端子P14から7段のMOSトランジスタMP11〜MP17を通って接地に至るサージ電流パスが形成される。端子P13については、端子P13からMOSトランジスタMN13を経由して、6段のMOSトランジスタMP11〜MP16を通って接地に至るサージ電流パスが形成される。
端子P12については、端子P12から6段のMOSトランジスタMP11〜MP16を通って接地に至るサージ電流パスが形成される。端子P11については、端子P11からMOSトランジスタMN11を経由して、5段のMOSトランジスタMP11〜MP15を通って接地に至るサージ電流パスが形成される。
つまり、下の端子ほど低抵抗の短いサージ電流パスが形成され、過電圧保護静電破壊保護の点で有利になっている。また、全ての端子PXにおいて第1の実施形態に比して有利になっている。
(b)接地電位VSSを基準として各端子PXに負(−)のサージ電圧が印加された場合:この場合は、端子P1、P3、P5、P7、P9、P11、P13については、それぞれ保護ダイオード回路HD1、HD3、HD5、HD7、HD9、HD11、HD13が設けられているので、第1の実施形態と同じである。例えば、端子P13については、接地から第2のダイオードD2順方向バイアスを通って、端子P13に至るサージ電流パスが形成される。このサージ電流パスによりサージ電圧に伴うサージ電流が抜かれる。
端子P14については、保護ダイオード回路HD13の第2のダイオードD2(順方向バイアス)からMOSトランジスタMN14を通って端子P14に至るサージ電流パスが形成される。端子P4、P6、P8、P10、P12についても同様である。このサージ電流パスは、例えば、MOSトランジスタMN14の分だけ、第1の実施形態に比して抵抗成分が大きくなっており過電圧保護の点で不利である。
しかし、これらの端子については、新たに付加されたMOSトランジスタMP11〜MP17によるサージ電流パスが前記サージ電流パスに並列に形成されるので、総合的には第1の実施形態と同等の過電圧保護性能を持っている。
例えば、端子P14については、保護ダイオード回路HD11の第2のダイオードD2(順方向バイアス)からMOSトランジスタMN12、及びMOSトランジスタMP17を通って端子P14に至るサージ電流パスが並設される。また、接地から7段のMOSトランジスタMP11〜MP17を通って端子P14に至るサージ電流パスが並設される。
端子P12については、保護ダイオード回路HD10の第2のダイオードD2(順方向バイアス)からMOSトランジスタMN10、及びMOSトランジスタMP16を通って、端子P12に至るサージ電流パスが並設される。また、接地から6段のMOSトランジスタMP11〜MP16を通って端子P12に至るサージ電流パスが並設される。
端子P2については、接地から1段のMOSトランジスタMP11を通って端子P2に至るサージ電流パスが形成される。このサージ電流パスに、保護ダイオード回路HD1の第2のダイオードD2(順方向バイアス)からMOSトランジスタMN2を通って端子P2に至るサージ電流パスが並設されるので、第1の実施形態に比してむしろ有利な過電圧保護性能を持っている。
(c)電源線30の電位VDDHを基準として各端子PXに正(+)のサージ電圧が印加された場合:この場合は、端子P1、P3、P5、P7、P9、P11、P13については、それぞれ保護ダイオード回路HD1、HD3、HD5、HD7、HD9、HD11、HD13が設けられているので、第1の実施形態と同じである。例えば、端子P13については、端子P13から第1のダイオードD1順方向バイアスを通って、電源線30に至る電流パスが形成される。この電流パスによりサージ電圧に伴うサージ電流が抜かれる。
端子P12については、MOSトランジスタMN13から保護ダイオード回路HD13の第1のダイオードD1(順方向バイアス)を通って電源線30に至るサージ電流パスが形成される。端子P2、P4、P6、P8、P10についても同様である。
このサージ電流パスは、例えば、MOSトランジスタMN13の分だけ、第1の実施形態に比して抵抗成分が大きくなっており過電圧保護の点で不利である。しかし、これらの端子については、新たに付加されたMOSトランジスタMP11〜MP17による新たなサージ電流パスが前記サージ電流パスに並列に形成されるので、総合的には第1の実施形態と同等の過電圧保護性能を持っている。
例えば、端子P12については、端子P12からMOSトランジスタMP17、MOSトランジスタMN15を通って電源線30に至るサージ電流パスが並設される。
端子P10については、MOSトランジスタMP16、MP17及びMOSトランジスタMN15を通って電源線30に至るサージ電流パスと、MOSトランジスタMP16、MOSトランジスタMN13、保護ダイオード回路HD13の第1のダイオードD1(順方向バイアス)を通って電源線30に至るサージ電流パスが並設される。
また、端子P14については、端子P14から1個のMOSトランジスタMN15を通って電源線30に至るサージ電流パスが形成されるので、第1の実施形態に比してむしろ有利な過電圧保護性能を持っている。
(d)電源線30の電位VDDHを基準として各端子PXに負(−)のサージ電圧が印加された場合:この場合は、全ての端子PXにおいて、図3の電源線30から端子PXに向かうサージ電流パスが形成される。例えば、端子P0に電位VDDHを基準として負(−)のサージ電圧が印加された場合、電源線30からMOSトランジスタMN15逆方向バイアスを経由して、7段のMOSトランジスタMP11〜MP17逆方向バイアスを通って端子P0に至るサージ電流パスが形成される。
端子P1については、電源線30からMOSトランジスタMN15を経由して、6段のMOSトランジスタMP12〜MP17及びMOSトランジスタMN2を通って端子P1に至るサージ電流パスが形成される。端子P12については、電源線30からMOSトランジスタMN15及びMOSトランジスタMP17を通って端子P12に至るサージ電流パスが形成される。端子P13については、MOSトランジスタMN15及びMOSトランジスタMN14を通って端子P13に至るサージ電流パスが形成される。端子P14については、MOSトランジスタMN15を通って端子P14に至るサージ電流パスが形成される。
つまり、上の端子ほど低抵抗のサージ電流パスが形成され、過電圧保護の点で有利になっている。また、全ての端子PXにおいて第1の実施形態に比して有利になっている。
なお、本実施形態では、半導体集積回路200は、14個の電池BV1〜BV14を接続できるように14個のセルで構成されているが、その数は2個以上の範囲で適宜増減することができる。
P0〜P14 端子
MN0〜MN15 ダイオード接続されたMOSトランジスタ
MP1〜MP7、MP11〜MP17 ダイオード接続されたMOSトランジスタ
HD0〜HD14 保護ダイオード回路
D1 第1のダイオード
D2 第2のダイオード
T1〜T14 電池放電用MOSトランジスタ
10 電池電圧検出制御回路
20 クランプ回路
100、200 半導体集積回路

Claims (6)

  1. 複数の端子を備え、隣接する端子間にそれぞれ電池が接続される半導体集積回路であって、
    隣接する端子の間に接続された回路素子と、
    隣接する端子の間に接続され、前記回路素子を隣接する端子間に印加される過電圧から保護する過電圧保護素子と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 複数の端子を備え、隣接する端子間にそれぞれ電池が接続される半導体集積回路であって、
    隣接する端子の間に接続されたスイッチング素子と、
    隣接する端子の間に接続され、前記スイッチング素子を隣接する端子の間に印加される過電圧から保護する過電圧保護素子と、
    隣接する端子に接続された電池の電圧を検出すると共に、電池の電圧の検出結果に応じて、前記スイッチング素子のオンオフを制御する電池電圧検出制御回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 前記過電圧保護素子は、ダイオード、又はゲートとソースが短絡されたMOSトランジスタからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記複数の端子の中、高電位側の端子に接続された電源線と、
    前記電源線と接地との間に接続され、前記電源線の電位をクランプするクランプ回路と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体集積回路。
  5. 前記クランプ回路は、ゲートとソースが短絡された複数のMOSトランジスタを直列接続してなることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 前記複数の端子の中、高電位側の端子に接続された電源線と、
    前記複数の端子にそれぞれ接続された保護ダイオード回路を備え、この保護ダイオード回路は、前記端子と前記電源線との間に接続された第1のダイオードと、前記端子と接地との間に接続された第2のダイオードを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体集積回路。
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