JP2011204821A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011204821A
JP2011204821A JP2010069287A JP2010069287A JP2011204821A JP 2011204821 A JP2011204821 A JP 2011204821A JP 2010069287 A JP2010069287 A JP 2010069287A JP 2010069287 A JP2010069287 A JP 2010069287A JP 2011204821 A JP2011204821 A JP 2011204821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
router
semiconductor device
circuit
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010069287A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5556294B2 (ja
Inventor
Koichi Nose
浩一 野瀬
Motohiro Nakagawa
源洋 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010069287A priority Critical patent/JP5556294B2/ja
Publication of JP2011204821A publication Critical patent/JP2011204821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5556294B2 publication Critical patent/JP5556294B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

【課題】 既存の集積回路チップを用い、チップ間の通信を非接触通信手段により実現した半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置は、半導体チップ101−1の外部接続パッドがフリップチップ接続される複数の接続パッド111と、複数の接続パッドにそれぞれ対応して設けられた複数の非接触通信インタフェース回路113とを有するルータチップ102−1を備えている。このルータチップ102−1を、他の半導体チップ101−2が搭載された同様の構成を持つルータチップ102−2と重ねることで、半導体チップ間の通信を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、複数の集積回路チップを積層した3次元積層構造の半導体装置に関する。
複数の集積回路(LSI:Large Scale Integration)チップを互いに重ね合わせ、1つのシステムとして機能させるシステム・イン・パッケージ(SiP)と呼ばれる半導体装置がある。そして、この種の半導体装置には、積層されたチップ間の通信を非接触通信技術により行うものがある(例えば、特許文献1乃至5参照)。
非接触通信技術を用いたチップ間通信は、ワイヤーボンディングによるチップ間通信に比べて、広帯域データ伝送が可能であり、また、配線スペースが不要でチップの実装面積を低減できるという利点がある。また、積層されたチップ間を貫通ビアにより接続する場合に比べて製造が容易で、歩留まりが高いという利点もある。
特開2005−203657号公報 特開2007−073600号公報 特開2007−165459号公報 特開2008−004714号公報 特開平08−236696号公報
特許文献1乃至5に記載されている集積回路は、いずれも、非接触通信用のインタフェースを備える集積回路チップ、即ち専用設計された集積回路チップ、を積層するものである。つまり、これらの集積回路は、専用設計された集積回路チップを必要とし、既存の集積回路チップを用いて構成することができないという問題点がある。
本発明は、複数の既存の集積回路チップを互いに積層するとともに、チップ間の通信を非接触通信手段により実現できる半導体装置を提供しようとするものである。
本発明の一形態に係る半導体装置は、半導体チップの外部接続パッドが接続される複数の接続パッドと、前記複数の接続パッドにそれぞれ対応して設けられた複数の非接触通信手段とを有する通信用チップを備えることを特徴とする。
本発明によれば、接続パッドと非接触通信手段とを有する通信用チップを備えたことで、既存の半導体チップをこの通信用チップに搭載し、別の通信用チップに搭載された別の既存の半導体チップとの間で非接触通信を実現することができる。これにより、既存の半導体チップを用いて3次元構造の半導体装置を構成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の概略構成を示す斜視図である。 図1の半導体装置に用いられる集積回路チップの外部接続パッドの配置例及びルータチップの接続パッドを含む各部の配置例を示す図である。 図1の半導体装置に用いられるルータ回路の一構成例を示す回路図である。 図3のルータ回路に用いられる状態保持回路の一構成例を示す回路図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の概略構成を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、図6の半導体装置の動作を説明するための図である。 図6の半導体装置に用いられる状態保持回路の一構成例を示す回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置に用いられる集積回路チップの外部接続パッドの配置例及びルータチップの接続パッドを含む各部の配置例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の変形例を説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置に用いられる出力回路の一構成例を示す回路図である。
まず、本発明の概略について説明する。
本発明は、CPUやメモリを搭載した既存の第1のLSI(既存LSI)のほかに、非接触通信インタフェース回路を具備した第2のLSI(ルータLSI)を用い、既存LSIとルータLSIの間を例えばバンプで接続する。既存LSIとルータLSIの組み合わせを2組用意し、これらを3次元積層する。これにより、積層された2つの既存LSIの間で相互通信が可能となる。また、既存LSIとルータLSIの間をバンプ接続した場合には、ワイヤーボンディングを用いる場合に必要となる配線スペースを不要にでき、貫通ビアを形成する場合に必要となる特殊な技術を不要にできる。
また、本発明は、非接触通信インタフェース回路ごとにルータ回路を配置し、接続パッドと非接触通信インタフェース回路との間の信号経路を変更可能にする。これにより、同一構成のルータLSIを異なるシステムで使用可能にし、製品ごとにルータLSIを設計し直す手間を省くことができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る3次元積層型の半導体装置(集積回路)の概略構成を示す斜視図である。
図示の集積回路は、第1及び第2の既存の集積回路チップ(既存LSI(Large Scale Integration))101−1及び101−2と、これら第1及び第2の集積回路チップ101−1及び101−2にそれぞれ対応する通信チップとしての第1及び第2のルータチップ(ルータLSI)102−1及び102−2を有している。
第1及び第2の集積回路チップ101−1及び101−2は、それぞれCPUやメモリなどの1つ以上の機能ブロック(図示せず)と、外部接続用パッド(図2参照)を備えている。複数の外部接続用パッドには、信号用パッドと電源用パッドが含まれる。第1及び第2の集積回路チップ101−1及び101−2の構成は、互いに同じであっても、異なるものであってもよい。ただし、複数の外部接続用パッドについては、予め定められ規則に従って位置決めされているものとする。これは、各外部接続用パッドが予め定められた規則によって定まる位置にあれば、集積回路チップ101−1及び101−2に対して専用のルータチップを用意する必要が無く、同一構成のルータチップを第1のルータチップ102−1としても第2のルータチップ102−1としても用いることができるからである。本実施の形態では、各外部接続用パッドが予め定められた規則によって定まる位置にありさえすれば、外部接続用パッドの数や信号割当については任意に定めることができる。複数の外部接続用パッドは、例えば、フリップチップに必要な間隔を空けて行列配置される。
第1及び第2のルータチップ102−1及び102−2は、それぞれ、予め定められた規則に従って位置決めされた複数の接続パッド111を有している。これら接続パッド111の位置決め規則は、第1及び第2の集積回路チップ101−1及び101−2における外部接続用パッドの位置決め規則と同じである。これら接続パッド111のうちの全部又は一部(図1では全部)がバンプ112を用いたフリップチップ接続(バンプ接続)により、第1及び第2の集積回路チップ101−1又は101−2の外部接続用パッドに1対1で接続される。
また、第1及び第2のルータチップ102−1及び102−2の各々は、それぞれ、複数の接続パッド111にそれぞれ対応する非接触通信インタフェース回路113及びルータ回路114と、少なくとも一つのボンディングパッド115を有している。各ルータ回路114は、対応する接続パッド111及び非接触通信インタフェース回路113に接続されるとともに、少なくとも一つの別のルータ回路114に接続されている。また、ボンディングパッド115は、ボンディングワイヤ116が接続されると共に、ルータ回路114のいずれかに接続されている。
なお、ルータ回路114を用いることなく接続パッド111と非接触通信インタフェース回路113とを直接接続することも可能である。しかしながら、その場合は、後述する信号経路の変更がができなくなる。
また、ルータ回路114は、2以上のルータ回路114を一纏めにすることも可能である。しかしながら、配置スペースや配線長を考慮すると、接続パッド111毎(又は非接触通信インタフェース回路113毎)に設けることが好ましい。
第1及び第2の集積回路チップ101−1及び101−2を第1及び第2のルータチップ102−1及び102−2にそれぞれバンプ接続して、集積回路チップが搭載されたルータチップを2組得る。得られた2組のチップを、非接触通信インタフェース回路113同士が相対するように重ね合わせることで、図1の3次元構造の集積回路を形成することができる。これにより、互いに対向する非接触通信インタフェース回路113間で、非接触通信が実現される。即ち、第1及び第2の集積回路チップ101−1及び101−2が相互に非接触通信を行うことができる。なお、ここでの非接触通信は、誘導結合又は静電結合の利用を想定している。
図2に、集積回路チップ101(101−1又は101−2)の外部接続パッド121の配置例と、対応するルータチップ102(102−1又は101−2)の接続パッド111を含む各部の配置例とを示す。なお、これらの配置は一例であり、種々の変更が可能である。
次に、図1の集積回路の動作について図2をも参照して説明する。
第1の集積回路チップ101−1の外部接続パッド121の一つから第2の集積回路チップ101−2の外部接続パッド121の一つへ信号を送信する場合について説明する。なお、送信元の外部接続パッド121と送信先の外部接続パッド121とは、互いに対応する位置にあってもよいし、非対応の位置にあってもよい。
第1の集積回路チップ101−1の送信元となる外部接続パッド121から送信された送信信号は、バンプ接続された第1のルータチップ102−1の対応する接続パッド111に入力される。
接続パッド111に入力された送信信号は、対応するルータ回路114へ供給される。送信信号を受け取ったルータ回路114は、予め設定された送信先へ受け取った送信信号を送信する。ここで、予め設定された送信先は、対応する非接触通信インタフェース回路113又は他のルータ回路114である。送信信号が他のルータ回路114へ送られた場合、送信信号を受け取った他のルータ回路114は、さらに予め設定された送信先へ受け取った送信信号を送信する。ここでも、予め設定された送信先は、対応する非接触通信インタフェース回路113又は他のルータ回路114である。いずれにしても、送信信号は、1以上のルータ回路114を介して、いずれかの非接触通信インタフェース回路113へ送られる。送信信号を受け取った非接触通信インタフェース回路113は、対向配置された第2のルータチップ102−1の非接触通信インタフェース回路113へ非接触通信により受け取った送信信号を送信する。
第2のルータチップ102−1では、非接触通信インタフェース回路113が受信した受信信号を、対応するルータ回路114へ送る。対応するルータ回路114は、予め設定された送信先へ受けとった受信信号を送信する。ここで、予め設定された送信先は、対応する接続パッド111又は他のルータ回路114である。受信信信号が他のルータ回路114へ送られた場合、他のルータ回路114は、さらに予め設定された送信先へ受け取った受信信号を送信する。ここでも、予め設定された送信先は、対応する接続パッド111又は他のルータ回路114である。いずれにしても、受信信号は、1以上のルータ回路114を介して、いずれかの接続パッド111へ送られる。接続パッド111に入力された受信信号は、バンプ112を介して第2の集積回路の送信先である外部接続パッド121に供給される。
以上のようにして、第1の集積回路チップ101−1の送信元である外部接続パッド121から第2の集積回路チップ101−2の送信先である外部接続パッド121へ信号が送信される。同様にして、第2の集積回路チップ101−2から第1の集積回路チップ101−1へ信号を送信することもできる。
本実施の形態では、各ルータチップ102において、行列配置された接続パッドにそれぞれ対応させて非接触通信インタフェース回路113を設けるとともにルータ回路114を設け、これらルータ回路114を格子状に接続している。そして、ルータ回路内の信号経路を設定変更可能(切り替え可能)にすることで、任意の接続パッド111と任意の非接触通信インタフェース回路113との間で信号の送受信を可能にしている。また、接続パッド111と非接触通信インタフェース回路113の組を複数構成して、複数の信号をそれぞれ独立に送受信することも可能である。電源供給もまた、ルータ回路114を介した経路により行うことが可能である。ただし、電源供給は、ボンディングパッド115のいずれか(電源供給用パッド)から電源用パッドまでの間を1以上のルータ回路114と接続パッド111を用いて接続して実現する。従って、電源供給経路に、非接触通信インタフェース回路113は存在しない。なお、電源供給経路と信号用経路とは互いに独立するものとすることができる。
図3にルータ回路114の一構成例を示す。
図3のルータ回路114は、4つの入出力線131と、6つのスイッチ(a〜f)132と、これらスイッチ132にそれぞれ対応する状態保持回路133とを有している。状態保持回路133は、対応するスイッチのオン・オフ状態を制御し、4つの入出力線131間の信号経路を決定する。図3のルータ回路114では、入出力線131のいずれか1つに入力された信号を他の3つの入出力線131のどれかに出力させることができる。あるいは、2つの入出力線131に入力された信号を残りの2つの入出力線にそれぞれ出力させることができる。
なお、図3では4つの入出力線131を有するルータ回路114を示したが、5以上の入出力線を持つルータ回路も、スイッチとそのオン・オフを制御する状態保持回路の組み合わせにより、容易に構成することが可能である。
図4に状態保持回路133の一構成例を示す。
図4の状態保持回路は、電源電圧(VDD)とグランド(GND)との間に直列接続されたフューズ141及び(高抵抗)抵抗器142と、バッファ143とを有している。フューズ141は紫外線により、又は電気的に切断可能である。製造時にフューズ141を切断又は非切断とすることにより、動作時のバッファ143の出力を決定する。バッファ143の出力はスイッチ132(例えばトランジスタスイッチ)のオン・オフ制御に用いられる。こうして、フューズの切断又は非切断により信号経路の設定が行われる。
上記のように、製造時に信号経路を決定するようにすると、外部からの制御信号を入力するためのボンディングパッドを設ける必要が無く、ルータチップ102の占有面積を縮小することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る集積回路は、図5(a)及び(b)の上図に示すように、チップサイズ及びパッド配置(信号割付)が互いに異なるが、同一の信号「信号1」及び「信号2」を出力する2種の集積回路チップ101−3及び101−4のいずれか一方を有している。そして、これら集積回路チップ101−3及び101−4のいずれか一方と、それとは別の図示しない集積回路チップ及びルータチップとを用いて3次元積層型集積回路を構成する。
図5(a)及び(b)の下図に示すように、ルータチップ102の信号経路を変更設定することで、集積回路チップ101−3及び101−4のいずれを用いた場合でも、同一の非接触通信インタフェース回路113に「信号1」及び「信号2」をそれぞれ出力させることができる。
このように、本実施の形態によれば、既存の集積回路チップ101のサイズやパッド配置に制限されることことなく、3次元積層型集積回路を構成することができる。つまり、既存の集積回路チップ101のサイズやパッド配置の制限を考慮する必要が無いので、それを用いた3次元積層型集積回路の設計が容易になる。また、既存の集積回路チップを用いて3次元積層型集積回路を構成する場合に、既存の集積回路チップの種類に応じて異なるルータチップを用意する必要が無いという利点がある。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る集積回路は、図6に示すように、集積回路チップ101−5及び101−6と、それらがバンプ接続されるルータチップ102−3とを有している。ルータチップ103−3には、入力信号及びクロック信号用のボンディングパッド(外部信号入力パッド)115−1及び115−2が形成されている。入力信号用のボンディングパッド115−1は、ルータ回路114の一つに接続され、クロック信号用のボンディングパッド115−2は全てのルータ回路114に接続されている。
次に、図7を参照して本実施の形態に係る集積回路の動作について説明する。
図7(a)又は(b)に示すように、集積回路チップ101−5は「信号1」及び「信号2」を出力し、集積回路チップ101−6は「信号3」及び「信号4」を出力するものとする。
ルータチップ102に含まれるルータ回路114は、外部から供給される入力信号及びクロック信号に応じて、所定時間経過毎に信号経路を切り替える。即ち、ある期間中(期間1)は、図7(a)に示すように、集積回路チップ101−5からの「信号1」及び「信号2」を非接触通信インタフェース回路113のうち中央側の2つに出力させる。又、別の期間中(期間2)では、図7(b)に示すように、集積回路チップ101−6からの「信号3」及び「信号4」を中央側の2つの非接触通信インタフェース回路113に出力させる。
これにより、図6の下側のルータチップ102−1に搭載された集積回路チップ101−1は、期間1の間、集積回路チップ101−5と通信し、期間2の間、集積回路チップ101−6と通信することができる。
上記のように所定期間経過毎に信号経路を繰り替えるために、状態保持回路133は、例えば、図8に示すように複数のフリップフロップを多段接続した構成とすることができる。図8の出力a〜dの各々は、ルータ回路114に含まれるスイッチうちの一つの制御に利用され、あるいは2以上のスイッチの制御に利用される。ボンディングパッド115−1及び115−2を介して外部から供給されう入力信号とクロック信号とを、各状態保持回路133に分配することで、信号経路を順次切り替えることができる。
なお、入力信号とクロック信号の組み合わせに変えて、制御信号によって信号経路を切り替えるようすることもできる。このように構成すれば、例えば、計算機において、メモリを大量に消費するアプリケーションを動作させる期間はメモリLSIと、論理演算を行う期間はロジックLSIと接続する、といったような使い分けを瞬時に行うことが可能となる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る集積回路は、図9に示す集積回路チップ101−7とルータチップ102−4とを有している。
集積回路チップ101−7は、電源パッド191と信号パッド192とを有している。
ルータチップ102−4は、集積回路チップの電源パッド191と信号パッド192に対応する接続パッド193及び194を複数組有している。また、電源パッド191に対応する接続パッド193と電源用ボンディングパッド115との間に接続された電源回路195を各組に有している。電源回路195は、ボンディングパッド115に供給される電源電圧を調整して、対応する電源パッド193へ供給する。本実施の形態では、電源電圧の異なる複数の集積回路を一つのルータリップ102−4に実装することができる。
また、各電源回路195を外部から制御するようにしてもよい。例えば、図10に示すように、複数のフリップフロップを多段接続し、入力信号とクロック信号とに基づいて電源値信号を出力する回路を追加することで、時間経過に伴い電源電圧を調整するようにもできる。
以上のように、本実施の形態に係る集積回路では、集積回路チップ毎に異なる電源電圧を与えることができる。また、動作中にチップ毎に電源電圧を調整するようにもできる。この場合、電源電圧を可変にする機能を持たない多くの既存LSIでも、電源電圧を調整することが可能となり、動作状況に応じて電源電圧を切り替えるといった決め細やかな電源管理が可能となり、低電力化を実現することが可能となる。
なお、本実施の形態では、接続パッド193に電源回路195を接続し、接続パッド194にルータ回路114を接続する構成としたが、各接続パッドにスイッチを介して電源回路195とルータ回路114の両方を接続するようにしてもよい。この場合、スイッチを切替えることにより電源回路195及びルータ回路114のいずれか一方を選択し、選択した回路を接続パッドに電気的に接続することができる。これにより各接続パッドを電源供給と信号送受信のいずれにも使用することができ、さらに設計の自由度を増大させることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る集積回路は、ルータチップ102に、集積回路チップ101のテストを行うセルフテスト回路(図示せず)を有する。ルータチップ102にセルフテスト回路を搭載すれば、SiPでの課題である接続試験などがオンチップで実現できる。テスト結果は、図11に示すような論理ゲートとフリップフロップとの組み合わせ回路から出力させることができる。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、ルータチップが6個の接続パッドを有する場合について説明したが、5個以下あるいは7個以上であってもよい。また、上記実施の形態では、集積回路チップとルータチップとの間をフリップチップ接続(バンプ接続)する場合について説明したが、他の接続方法、例えばワイヤーボンディング、により接続してもよい。ワイヤーボンディングを用いる場合には、配線スペースが必要となるが、その一方で、積層される集積回路チップの外部接続パッドの位置決めを共通の規則に従うように行う必要が無くなる、ルータチップにおける接続パッドの位置決めを対応する集積回路チップの外部接続パッドの位置決め規則に従うことなく行える、等、設計の自由度が増すという利点がある。
101,101−1〜101−7 集積回路チップ
102,102−1〜102−4 ルータチップ
111 接続パッド
112 バンプ
113 非接触通信インタフェース回路
114 ルータ回路
115,115−1,115−2 ボンディングパッド
116 ボンディングワイヤ
121 外部接続パッド
131 入出力線
132 スイッチ
133 状態保持回路
141 フューズ
142 抵抗器
143 バッファ
191 電源パッド
192 信号パッド
193,194 接続パッド
195 電源回路

Claims (9)

  1. 半導体チップの外部接続パッドが接続される複数の接続パッドと、前記複数の接続パッドにそれぞれ対応して設けられた複数の非接触通信手段とを有する通信用チップを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の接続パッドと前記複数の非接触通信手段との間に接続され、前記複数の接続パッドと前記複数の非接触通信手段との間の対応関係を変更するように信号経路を変更する信号経路変更手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記信号経路変更手段は、複数の信号入出力線と、これら信号入出力線間に接続された複数のスイッチと、これら複数のスイッチのオン・オフを各々制御する複数の状態保持回路とを備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体チップと前記通信用チップとの組み合わせを2組有し、一方の組の通信用チップが備える前記複数の非接触通信手段と他方の組の通信用チップが備える前記複数の非接触通信手段との間で通信が可能となるように、前記2組の組み合わせを積層したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の半導体装置。
  5. 前記2組の組み合わせのうち少なくとも一方の組み合わせが、複数の半導体チップと1個の通信用チップの組み合わせであることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記前記状態保持回路に接続される外部信号入力パッドをさらに備え、
    前記状態保持回路は、外部から入力される信号に応じて前記スイッチを制御し、前記複数の半導体チップのうちの一つを選択的に前記非接触通信手段に接続する信号経路を形成することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記非接触通信手段が誘導結合又は静電結合を利用するものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 電源供給パッドと、電源供給パッドに接続され、電源供給パッドに供給された電源電圧を調節する電源回路とを備えていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体チップの外部接続パッドが前記通信用チップの前記接続パッドにフリップチップ接続されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
JP2010069287A 2010-03-25 2010-03-25 半導体装置 Expired - Fee Related JP5556294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010069287A JP5556294B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010069287A JP5556294B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011204821A true JP2011204821A (ja) 2011-10-13
JP5556294B2 JP5556294B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=44881183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010069287A Expired - Fee Related JP5556294B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5556294B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183349A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体チップ
WO2017010011A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 株式会社PEZY Computing 半導体スイッチ装置
WO2017010012A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 株式会社PEZY Computing 半導体装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203657A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Atsushi Iwata 半導体装置
JP2006093659A (ja) * 2004-08-24 2006-04-06 Sony Corp 半導体装置、基板、機器ボードおよび半導体装置の製造方法、並びに通信用半導体チップ
JP2009076518A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2009246400A (ja) * 2004-01-28 2009-10-22 Panasonic Corp モジュール及びこれを用いた実装構造体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203657A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Atsushi Iwata 半導体装置
JP2009246400A (ja) * 2004-01-28 2009-10-22 Panasonic Corp モジュール及びこれを用いた実装構造体
JP2006093659A (ja) * 2004-08-24 2006-04-06 Sony Corp 半導体装置、基板、機器ボードおよび半導体装置の製造方法、並びに通信用半導体チップ
JP2009076518A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Nec Electronics Corp 半導体装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183349A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体チップ
WO2017010011A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 株式会社PEZY Computing 半導体スイッチ装置
WO2017010012A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 株式会社PEZY Computing 半導体装置
JPWO2017010012A1 (ja) * 2015-07-16 2018-05-24 株式会社PEZY Computing 半導体装置
JPWO2017010011A1 (ja) * 2015-07-16 2018-05-24 株式会社PEZY Computing 半導体スイッチ装置
US10304806B2 (en) 2015-07-16 2019-05-28 Pezy Computing K.K. Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5556294B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120025397A1 (en) Semiconductor Chip Layout
US11270988B2 (en) 3D semiconductor device(s) and structure(s) with electronic control units
KR20110018263A (ko) 근접장 커플링을 사용하는 적층 장치 구성을 위한 고속 무선 직렬 통신 링크
US11804479B2 (en) Scheme for enabling die reuse in 3D stacked products
US9461000B2 (en) Parallel signal via structure
CN111741601B (zh) 一种通用的可配置的有源基板电路结构
JP2006105630A (ja) 電子回路
US11488939B2 (en) 3D semiconductor devices and structures with at least one vertical bus
US9935052B1 (en) Power line layout in integrated circuits
JP5556294B2 (ja) 半導体装置
US6667561B2 (en) Integrated circuit capable of operating in multiple orientations
TWI632663B (zh) 半導體積體電路及包含其之半導體系統
JP2013021249A (ja) 半導体集積装置
JP2002057270A (ja) チップ積層型半導体装置
JP2002270759A (ja) 半導体チップ及びマルチチップモジュール
EP2965236B1 (en) Integrated circuit floorplan for compact clock distribution
TW202005035A (zh) 用於選擇性外合的功率島分段
WO2013057886A1 (ja) 集積回路、マルチコアプロセッサ装置及び集積回路の製造方法
JP2008147438A (ja) 半導体装置
TWI739956B (zh) 半導體裝置
CN112148643A (zh) 模块化集成电路装置中的分布式i/o接口
US8901961B1 (en) Placement, rebuffering and routing structure for PLD interface
TWI648836B (zh) 帶有介面電路系統之積體電路及用於此類介面電路系統之介面單元
JP2004039896A (ja) 半導体装置
TWI821943B (zh) 輸入/輸出電路及其製造方法以及積體電路封裝方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5556294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees