JP2011203106A - フロースルー型nmr分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】NMR信号の検出感度が高く、コンパクトなフロースルー型のNMR分析装置を提供すること。
【解決手段】送液ポンプ6から供給された試料を流すための送液管18と、送液管18の軸線方向に沿った静磁場を生じさせるように、送液管18の側壁に囲まれる試料の収容空間を送液管18の軸線回りに取り囲む超伝導磁石7と、超伝導磁石7を冷却した状態で収容するとともに収容空間を送液管18の軸線回りに取り囲む真空容器12と、収容空間内の試料に対して高周波電磁波を与えるとともに当該試料からのNMR信号を検出するためRFコイル22とを備え、RFコイル22は、送液管18のうち超伝導磁石7及び磁場補正コイル4cにより取り囲まれた領域内で、送液管18の側壁に対して一体に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、NMR(Nuclear Magnetic Resonance:核磁気共鳴)分析装置に関するものである。
従来から、内側に強力な静磁場を生じさせるための超伝導磁石と、この超伝導磁石の内側に設けられたRFコイルとを備え、このRFコイルの内側に挿入された試料についてのNMR信号を検出するように構成されたNMR分析装置が知られている(例えば、特許文献1)。
以下、従来のNMR分析装置の具体的構成について図11を参照して説明する。
NMR分析装置は、装置本体100と、この装置本体100の孔100a内に挿入されたプローブと、このプローブ内に挿入された試験管105とを備えている。装置本体100は、前記孔100a内に静磁場を生じさせるための超伝導磁石101と、この超伝導磁石101を液体ヘリウム等の冷媒とともに収容するための断熱容器102とを備えている。前記プローブは、磁場補正コイル103aを有する磁場補正部材103と、前記磁場補正コイル103aの内側に固定されたRFコイル104aを有するコイル支持管104とを備えている。そして、試験管105内の試料がRFコイル104a内に配置された状態で、当該試料についてNMR信号が検出される。なお、試験管105に設けられた複数のフィン105aは、図外の吹出口から吹き出す風によって試験管105をその軸線周りに回転させるためのものであり、このような回転運動によって試料に与えられる静磁場が回転方向に平均化される結果、検出精度を高めることができる。
特開2004−219281号公報(特に段落[0004])
図11に示す従来のNMR分析装置では、複数の試料を分析するために、各試料をそれぞれ異なる試験管105に入れて、これらの試験管105を順次入れ替えて装置本体100に装着する必要があるため、各試験管105について共通に使用するためにRFコイル104aが装置本体100に固定されている。
そのため、従来のNMR分析装置では、試験管105の太さを基準としてRFコイル104の太さが決まり、これに伴い、RFコイル104の周囲を取り囲む磁場補正部材103や超伝導磁石101(断熱容器102)の太さが決まるため、NMR分析装置全体を小型化することができなかった。具体的に、従来のNMR分析装置では、想定される最大の太さの試験管105を基準としてRFコイル104の太さを設定しているため、このRFコイル104の太さによって当該RFコイル104を取り囲む磁場補正部材104や超伝導磁石101の小型化が制限される結果、NMR分析装置全体を小型化するのに限界があった。
また、試料の単位体積当たりの検出感度という観点で見た場合、従来のNMR分析装置では、想定される最大の太さの試験管105を基準としてRFコイル104aの太さが設定されているため、この想定された最大の太さよりも細い試験管を使用した場合に、NMR信号の検出感度を向上させるのが難しかった。その理由を図12を用いて説明する。
図12は、一般的に用いられている鞍型RFコイルを示す斜視図である。図12の鞍型コイルの上辺部及び下辺部は、試験管の周方向に沿った円弧を描いており、前記上辺部と下辺部とを繋ぐ辺は、試験管の長手方向に沿って配置されている。この鞍型コイルにおいて、試験管の長手方向に沿った高さをhとし、上辺部及び下辺部が描く円弧の直径をDととする。この種の鞍型コイルの最適形状は、例えば、参考文献(”Optimum Gepmetry of Saddle Shaped Coils for Generating a Uniform Magnetic Field” The Review of Scientific Instruments , Vol.41 , Number 1, pp.122)に報告されている。具体的に、前記参考文献には、図12の鞍型コイルの最適形状として、φ=120°、h=2Dであることが報告されている。ここで、φは、鞍型コイルの上辺部及び下辺部が描く円弧の中心角である。そして、鞍型コイルが最適形状の場合、試料の単位体積当たりのNMR信号の検出感度は、RFコイルを流れる単位電流I当たりのRF磁場B1であるB1/Iに比例することが知られており、このB1/Iを示す以下の数式1によれば、鞍型コイルの検出感度は、前記直径寸法Dに反比例することになる。
Figure 2011203106
したがって、RFコイル104aと試験管105との間の距離が大きいと、本来得られる程度までNMR信号の検出感度を向上することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、NMR信号の検出感度が高く、コンパクトなNMR分析装置を提供することを目的としている。
本願発明者らは、複数の試料を分析するに当たり、従来の試験管に代えて、複数の試料を交互に流すことができる送液管を採用することとすれば、この送液管を装置側に固定したまま複数の試料についてNMR信号を得ることができる点に着目して、装置側ではなく送液管に検出コイルを形成して検出コイルを複数の試料について共通して使用する以下の発明に想到した。
つまり、上記課題を解決するために、本発明は、送液ポンプから供給される試料についてNMR信号を検出するためのフロースルー型NMR分析装置であって、前記送液ポンプから供給された試料を流すための送液管と、前記送液管の軸線方向に沿った静磁場を生じさせるように、前記送液管の側壁に囲まれる試料の収容空間を前記送液管の軸線回りに取り囲む超伝導磁石と、前記超伝導磁石を冷却した状態で収容するとともに前記収容空間を前記送液管の軸線回りに取り囲む収容容器と、前記収容容器と前記送液管との間で前記収容空間を送液管の軸線回りに取り囲むとともに前記収容空間内における磁場の均一度を補正する磁場補正コイルと、前記収容空間内の試料に対して高周波電磁波を与えるとともに当該試料からのNMR信号を検出するための検出コイルとを備え、前記検出コイルは、前記送液管のうち前記超伝導磁石及び前記磁場補正コイルにより取り囲まれた領域内で、前記送液管の側壁に対して一体に形成されていることを特徴とするフロースルー型NMR分析装置を提供する。
本発明によれば、複数の試料について共通に使用される送液管の側壁に対して一体に検出コイルが形成されているため、複数の試料を分析するために使用される複数の試験管のうち想定される最大の太さの試験管を基準として検出コイルの直径を設定していた従来の構成と異なり、実際に使用される送液管の直径寸法に見合った検出コイルの直径寸法を設定することができる結果、検出コイルの直径寸法を格段に小さくすることができる。したがって、本発明によれば、検出コイルの直径寸法を小さくすることができることにより、この検出コイルを取り囲む超伝導磁石、収容容器及び磁場補正コイルの直径寸法も小さくすることができるため、NMR分析装置全体の小型化を図ることができる。
さらに、本発明では、上述のように送液管の側壁に対して一体に検出コイルを形成することにより、従来のNMR分析装置と比較して検出コイルの直径寸法を格段に小さくすることができるので、送液管内の試料と検出コイルとの距離を大きく縮めることができ、NMR信号の検出感度を向上することができる。
前記フロースルー型NMR分析装置において、前記送液管は、円筒状に形成され、前記検出コイルは、前記送液管の側壁に沿って設けられていることが好ましい。
この構成によれば、送液管が円筒状に形成されていることにより、円筒状以外の送液管を用いる場合と比較して、磁場の均一度に与える影響を少なくすることができるので、当該試料についてのNMR信号の検出感度をより向上することができる。
さらに、前記構成のように、断面円形の流路を取り囲む円筒の側壁に沿って検出コイルを形成することにより、検出コイルを平坦面に形成する場合と比較して、NMR信号の検出の感度を向上することができる。具体的に、NMR信号の感度は、検出コイルにより囲まれる容積における試料の容積の比率が大きい程向上するため、前記構成のように断面円形の流路を取り囲む側壁に沿って検出コイルを形成することにより、平坦面に検出コイルを形成する場合よりも前記比率を大きくすることができ、これによりNMR信号の感度を向上することができる。
前記フロースルー型NMR分析装置において、前記検出コイルは、前記送液管の側壁の外側面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、検出コイルの形成された送液管として、例えば、ガラス管の外側面に検出コイルを構成するための金属が蒸着されたものを採用することができる。
前記フロースルー型NMR分析装置において、前記検出コイルは、前記送液管の側壁に埋め込まれていることが好ましい。
この構成によれば、送液管の側壁に検出コイルが埋め込まれているため、送液管の外側面に検出コイルを形成する場合と比較して、検出コイルと試料との間の距離を縮めることができ、NMR信号の検出感度をより向上することができる。さらに、前記構成では、送液管の側壁で検出コイルの外側を覆うことができるので、送液管自体で検出コイルを保護することができる。
前記フロースルー型NMR分析装置において、前記検出コイルに電気的に接続され、当該検出コイルに高周波電磁波を生じさせる共振回路と、前記送液管を挿通可能な管状に形成され、前記送液管及び前記共振回路を内部に収容した状態で当該送液管及び共振回路を保持するとともに、前記磁場補正コイルの内側に挿入された状態で前記収容容器に取り付けられる取付部材とをさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、検出コイルを含む共振回路が共通の取付部材の内部に保持されているため、この取付部材を収容容器に取り付けることにより、外部からの衝撃に弱い検出コイルやこれに接続される回路を保護しつつ送液管を収容容器に組み付けることができる。
前記フロースルー型NMR分析装置において、前記送液管は、前記送液ポンプからの試料を導くための供給配管及び前記送液管から排出された試料を導くための排出配管に対してそれぞれ着脱可能な接続部を両端にそれぞれ有し、前記取付部材は、前記収容容器に対して着脱可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、供給配管及び排出配管に対して送液管が着脱可能で、かつ、取付部材が収容容器に対して着脱可能とされているため、この取付部材を交換することにより、送液管、検出コイルを含む共振回路をまとめて交換することができる。
本発明によれば、NMR信号の検出感度が高く、コンパクトなフロースルー型のNMR分析装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るフロースルー型NMR分析装置の全体構成を概略的に示す正面断面図である。 図1のNMR分析装置の一部を拡大して示す正面断面図である。 図2のプローブを省略して示す正面断面図である。 図2のプローブを拡大して示す正面断面図である。 図2のRFコイルを拡大して示す斜視図である。 側壁の内部にRFコイルが埋め込まれた送液管の製造方法を示す断面図であり、金属パイプMを準備する工程を示すものである。 側壁の内部にRFコイルが埋め込まれた送液管の製造方法を示す断面図であり、第一Si層L1を形成する工程を示すものである。 側壁の内部にRFコイルが埋め込まれた送液管の製造方法を示す断面図であり、Cu層L2を形成する工程を示すものである。 側壁の内部にRFコイルが埋め込まれた送液管の製造方法を示す断面図であり、第二Si層L3を形成する工程を示すものである。 側壁の内部にRFコイルが埋め込まれた送液管の製造方法を示す断面図であり、金属パイプMを融解する工程を示すものである。 従来のNMR分析装置を概略的に示す正面断面図である。 一般的に用いられている鞍型RFコイルを示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るフロースルー型NMR分析装置の全体構成を概略的に示す正面断面図である。
図1を参照して、フロースルー型NMR分析装置(以下、NMR分析装置と称す)1は、送液ポンプ6から供給される試料についてNMR信号を検出するためのものである。具体的に、NMR分析装置1は、第一貫通孔2a内に静磁場を生じさせる磁場発生部2と、この磁場発生部2に設けられ当該磁場発生部2において気化した冷媒を再凝縮するための再凝縮部3と、前記第一貫通孔2a内の磁場の均一度を補正するための磁場補正部4と、この磁場補正部4内に設けられ、前記第一貫通孔2a内で試料を保持するためのプローブ5と、このプローブ5に対して試料を供給するための送液ポンプ6とを備えている。本実施形態において、磁場発生部2の第一貫通孔2aの直径D1は、20mmである。
磁場発生部2は、管状の超伝導磁石7と、この超伝導磁石7及び超伝導磁石7を冷却するための冷媒(例えば、液体ヘリウム)8を収容するヘリウム容器9と、内部に真空室を形成するとともにこの真空室内に前記ヘリウム容器9を収容する真空容器12と、ヘリウム容器9と真空容器12との間でヘリウム容器9を包囲することにより真空容器12からの熱輻射を抑制する熱シールド10及び熱シールド11とを備えている。ヘリウム容器9は、上方に延びる2本のネックチューブ9a、9bを有している。本実施形態では、真空容器12が収容容器に該当する。ネックチューブ9a、9bの途中部には、それぞれ熱シールド10、11が熱的に接続されている。また、ネックチューブ9a、9bの上端部は、それぞれ真空容器12を貫通して上に開口している。ネックチューブ9aには、再凝縮部3が取り付けられている。一方、本実施形態において、ネックチューブ9bには、図外の蓋体が取り付けられ、当該ネックチューブ9bの上部の開口は閉じられている。なお、ネックチューブ9bにも再凝縮器3を設けることにより、液体ヘリウムの再凝縮の効率化を図ることもできる。
再凝縮部3は、前記ヘリウム容器9で気化してネックチューブ9a内で上昇するヘリウムを再凝縮するとともに、各熱シールド10、11を冷却するためのものである。具体的に、再凝縮部3は、30K〜50Kの温度とされた第1段と3K〜4.5Kの温度とされた第2段とを有する2段式の冷凍機と、この冷凍機の第1段に熱的に接続された第1スリーブ14と、この第1スリーブ14の内側に設けられ前記冷凍機の第2段に熱的に接続された第2スリーブ15とを備えている。第1スリーブ14は、ヘリウム容器9のネックチューブ9a内に挿入されているとともに、熱シールド10、11との接触位置においてネックチューブ9aの内側面に熱的に接続されている。第2スリーブ15は、第1スリーブ14よりも下に延びて、その先端部が液体ヘリウム8の液面付近に配置されている。そして、再凝縮部3は、第1スリーブ14によってネックチューブ9aを介して熱シールド10、11を冷却するとともに、第2スリーブ15によって気化したヘリウムを再凝縮してヘリウム容器9内に戻す。
図2は、図1のNMR分析装置1の一部を拡大して示す正面断面図である。図3は、図2のプローブ5を省略して示す正面断面図である。
図2及び図3を参照して、磁場補正部4は、磁場発生部2の第一貫通孔2a内に挿入される筒状部4aと、この筒状部4aの下端部から外側に突出するフランジ部4bと、前記筒状部4a内に埋め込まれた磁場補正コイル4cとを備えている。フランジ部4bの上面が真空容器12の下面に当接するまで筒状部4aを第一貫通孔2a内に挿入することにより、磁場補正コイル4cが超伝導磁石7の内側位置に配置される。筒状部4aは、前記超伝導磁石7に取り囲まれた部分がFRP(Fiber Reinforced Plastics)からなるとともに、超伝導磁石7よりも下の部分がアルミニウムからなる。また、フランジ部4bは、アルミニウムからなる。そして、前記筒状部4a及びフランジ部4bが本実施形態の保持部に該当する。本実施形態において、筒状部4aの外側の直径D2は19.8mmであり、筒状部4aの内側の直径D3は10mmである。また、磁場補正コイル4cの上下長さは40mmである。磁場補正コイル4cは、銅からなり、後述する送液管18に対してRFコイル22を埋め込むのと同様の方法(図6〜図10参照)で、筒状部4a内に埋め込まれている。なお、磁場補正コイル4cは、筒状部4aの外側に巻回された導線により構成することもできる。
図4は、図2のプローブ5を拡大して示す正面断面図である。
図2及び図4を参照して、プローブ5は、前記磁場補正部4の筒状部4a内の孔に挿入された状態で磁場補正部4に取り付けられた取付部材16と、この取付部材16の内側に形成された上下一対の固定板17a、17bと、これら固定板17a、17bにより保持された送液管18と、この送液管18のうち超伝導磁石7及び磁場補正コイル4cにより取り囲まれた領域内で送液管18の側壁に対して一体に形成されたRFコイル(検出コイル)22と、このRFコイル22に電気的に接続された回路部19と、この回路部19に電気的に接続された同軸ケーブルWと、前記送液管18の両端に設けられた接続部20a、20bとを備えている。
取付部材16は、前記磁場補正部4の筒状部4a内に挿入される筒体16aと、この筒体16aの下端部から外側に突出するフランジ部16bとを一体に有するアルミニウムからなる部材である。この取付部材16は、フランジ部16bの上面が磁場補正部4のフランジ部4bの下面に当接した状態で、当該両フランジ部4b、16bに形成された図外の雌ねじ部にボルトBを螺合することにより磁場補正部4に固定され、ボルトBを外すことにより磁場補正部4から取り外し可能となる。本実施形態において筒体16aの外側の直径寸法D4は9.8mmである。
固定板17a、17bは、前記磁場補正コイル4cの長さに対応する間隔、すなわち、40mmの間隔を空けて筒体16aの内側面に固定されている。これら固定板17a、17bには、送液管18を挿通するために上下に貫通する挿通孔17c、17dがそれぞれ形成されている。また、各固定板17a、17bに挿通孔17c、17dとは別に上下に貫通する孔を形成すれば、図外の送風装置を利用してプローブ5内に空気を送り込むことが可能となり、送液管18の温度制御を行うことが可能となる。
送液管18は、その途中部が前記超伝導磁石7、真空容器12及び磁場補正コイル4cによって送液管18の軸線回りに取り囲まれている。そのため、送液管18内の試料に対しては、前記超伝導磁石7によって送液管18の軸線方向に沿った静磁場が与えられる。また、送液管18は、挿通孔17c、17dに挿通した状態で各固定板17a、17bに固定された円筒状のガラス管であり、円筒状の側壁に囲まれた試料の収容空間を内部に有する。また、送液管18は、各固定板17a、17bに固定される途中部よりも両端部が細くされた形状を有し、途中部の外側の直径寸法D5は3mmとされている。この送液管18の各固定板17a、17bの間の位置には、RFコイル22が設けられている。
図5は、図2のRFコイル22を拡大して示す斜視図である。
図4及び図5を参照して、RFコイル22は、送液管18内の試料に高周波電磁波を与えるとともに試料からのNMR信号を検出するためのものである。具体的に、RFコイル22は、送液管18の軸線回りの180°間隔ごとに設けられた2つのコイル22a、22bを備えている。これらコイル22a、22bは、それぞれの上部が略長方形とされ、各長方形の下に向く辺が途中で分断されてそれぞれ下に延びる一対のリード部とされた、いわゆる鞍型形状とされている。各コイル22a、22bのリード部は、それぞれ回路部19に電気的に接続されている。そして、本実施形態では、送液管18の外側面に対して銅を前記鞍型形状にパターニング(蒸着)することにより、送液管18の外側面にRFコイル22が形成されている。このRFコイル22の厚みは、観測時の周波数における表面侵入深さの3倍以上であることが好ましく、例えば、RFコイル22の材質が銅であり、観測時の周波数が400MHzの場合で10〜20μmとすることが好ましい。
図4を参照して、回路部19は、図略のコンデンサ及びコイルを有し、前記RFコイル22と接続されることにより共振回路を構成する。RFコイル22と回路部19とで構成される共振回路は、単一周波数に共振するものでもよいが、複数の周波数(例えば、超伝導磁石7が発生する静磁場の中心が9.39Tの場合、Hの共鳴周波数が399.952MHzであり、Hの共鳴周波数が61.395MHzであるため、これらの周波数)に共鳴するものであることが好ましい。この回路部19には同軸電線Wを介して電力が供給されるとともに、試料から得られたNMR信号が同軸電線Wを介して図外の増幅器に送信される。
送液管18の両端に設けられた接続部20a、20bは、それぞれ送液チューブ(排出配管)21a及び送液チューブ(供給配管)21bと送液管18とを接続するためのものである。具体的に、接続部20bは、送液ポンプ6に接続された送液チューブ21bと送液管18の下端部とを接続する。また、接続部20aは、図外の試料回収部に接続された送液チューブ21aと送液管18の上端部とを接続する。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の試料について共通に使用される送液管18の側壁に対して一体にRFコイル22が形成されているため、複数の試料を分析するために使用される複数の試験管のうち想定される最大の太さの試験管を基準としてRFコイルの直径を設定していた従来の構成と異なり、実際に使用される送液管18の直径寸法に見合ったRFコイル22の直径寸法を設定することができる結果、RFコイル22の直径寸法を格段に小さくすることができる。したがって、本実施形態によれば、RFコイル22の直径寸法を小さくすることができることにより、このRFコイル22を取り囲む超伝導磁石7、真空容器12、ヘリウム容器9、熱シールド10、11及び磁場補正コイル4cの直径寸法も小さくすることができるため、NMR分析装置全体の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、上述のように送液管18の側壁に対して一体にRFコイル22を形成することにより、従来のNMR分析装置と比較してRFコイル22の直径寸法を格段に小さくすることができるので、送液管18内の試料とRFコイル22との距離を大きく縮めることができ、NMR信号の検出感度を向上することができる。
前記実施形態のように、送液管18を円筒状に形成するとともにRFコイル22を送液管18の側壁に沿って設けた構成によれば、送液管18に断面円形の流路が形成されていることにより、円形以外の流路が形成されている場合と比較して、送液管18内の試料が磁場発生部2から受ける磁場の均一度を高めることができるので、当該試料についてのNMR信号の検出感度をより向上することができる。
さらに、前記実施形態のように、断面円形の流路を取り囲む円筒の側壁に沿ってRFコイル22を形成することにより、RFコイル22を平坦面に形成する場合と比較して、NMR信号の検出の感度を向上することができる。具体的に、NMR信号の感度は、RFコイル22により囲まれる容積における試料の容積の比率が大きい程向上するため、前記実施形態のように、断面円形の流路を取り囲む側壁に沿ってRFコイル22を形成することにより、平坦面にRFコイル22を形成する場合よりも前記比率を大きくすることができ、これによりNMR信号の感度を向上することができる。
前記実施形態のように、送液管18の外側面にRFコイル22を有する構成によれば、RFコイル22を有する送液管18として、例えば、ガラス管の外側面にRFコイル22を形成するための金属(例えば、Cu)が蒸着されたものを採用することができる。
前記実施形態のように、送液管18及び共振回路(RFコイル22及び回路部19)を収容する取付部材16を有する構成によれば、RFコイル22及びこれに接続される共振回路が共通の取付部材16の内部に保持されているため、この取付部材16を磁場補正部4に取り付けることにより、外部からの衝撃に弱い共振回路を保護しつつ送液管18を真空容器12に組み付けることができる。
前記実施形態のように、送液管18と送液チューブ21a、21bとを着脱するための接続部20a、20bを有するとともに、取付部材16が磁場補正部4(真空容器12)に対して着脱可能とされている構成によれば、取付部材16を交換することにより、送液管18、共振回路(RFコイル22及び回路部19)をまとめて交換することができる。
なお、前記実施形態では、送液管18の外側面にRFコイル22を形成した例について説明したが、送液管18の側壁の内部にRFコイル22を埋め込むこともできる。以下、図6〜図10を参照して、側壁の内部にRFコイル22が埋め込まれた送液管18の製造方法について説明する。
図6に示すように、まず、所定長に切断された金属パイプMを準備する。次いで、図7に示すように、金属パイプMの外側面に対してCVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)やスパッタリング等の手法によって酸化ケイ素(SiO)を蒸着して第一Si層L1を形成する。次に、図8に示すように、第一Si層L1の表面にRFコイル22の鞍型形状に対応して銅を蒸着(パターニング)してCu層L2を形成する。次に、図9に示すように、第一Si層L1及びCu層L2の表面に対してCVDやスパッタリング等の手法によって酸化ケイ素(SiO)を蒸着して第二Si層L3を形成する。そして、金属パイプM内に当該金属パイプMを融解するための溶剤を注入して、図10に示すように、金属パイプMを除去する。これにより、酸化ケイ素内に埋め込まれたRFコイルを製造することができる。
このように、送液管18の側壁にRFコイル22が埋め込まれた構成によれば、送液管18の外側面にRFコイル22を形成する場合と比較して、RFコイル22と試料との間の距離を縮めることができ、NMR信号の検出感度をより向上することができる。さらに、この構成では、送液管18の側壁でRFコイル22の外側を覆うことができるので、送液管18自体でRFコイル22を保護することが可能となる。
本実施形態では、熱シールド10、11を有する構成について説明しているが、熱シールドは1つでもよく、ヘリウム8の蒸発量を低減する観点からは多いほうが好ましい。
D1〜D5 直径寸法
1 フロースルー型NMR分析装置
4c 磁場補正コイル
5 プローブ
6 送液ポンプ
7 超伝導磁石
12 真空容器(収容容器)
16 取付部材
18 送液管
19 回路部
20a、20b 接続部
21a 送液チューブ(供給配管)
21b 送液チューブ(排出配管)
22 RFコイル

Claims (6)

  1. 送液ポンプから供給される試料についてNMR信号を検出するためのフロースルー型NMR分析装置であって、
    前記送液ポンプから供給された試料を流すための送液管と、
    前記送液管の軸線方向に沿った静磁場を生じさせるように、前記送液管の側壁に囲まれる試料の収容空間を前記送液管の軸線回りに取り囲む超伝導磁石と、
    前記超伝導磁石を冷却した状態で収容するとともに前記収容空間を前記送液管の軸線回りに取り囲む収容容器と、
    前記収容容器と前記送液管との間で前記収容空間を送液管の軸線回りに取り囲むとともに前記収容空間内における磁場の均一度を補正する磁場補正コイルと、
    前記収容空間内の試料に対して高周波電磁波を与えるとともに当該試料からのNMR信号を検出するための検出コイルとを備え、
    前記検出コイルは、前記送液管のうち前記超伝導磁石及び前記磁場補正コイルにより取り囲まれた領域内で、前記送液管の側壁に対して一体に形成されていることを特徴とするフロースルー型NMR分析装置。
  2. 前記送液管は、円筒状に形成され、
    前記検出コイルは、前記送液管の側壁に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフロースルー型NMR分析装置。
  3. 前記検出コイルは、前記送液管の側壁の外側面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフロースルー型NMR分析装置。
  4. 前記検出コイルは、前記送液管の側壁に埋め込まれていることを特徴とする請求項2に記載のフロースルー型NMR分析装置。
  5. 前記検出コイルに電気的に接続され、当該検出コイルに高周波電磁波を生じさせる共振回路と、
    前記送液管を挿通可能な管状に形成され、前記送液管及び前記共振回路を内部に収容した状態で当該送液管及び共振回路を保持するとともに、前記磁場補正コイルの内側に挿入された状態で前記収容容器に取り付けられる取付部材とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のフロースルー型NMR分析装置。
  6. 前記送液管は、前記送液ポンプからの試料を導くための供給配管及び前記送液管から排出された試料を導くための排出配管に対してそれぞれ着脱可能な接続部を両端にそれぞれ有し、
    前記取付部材は、前記収容容器に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載のフロースルー型NMR分析装置。
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