JP2005331271A - Nmrセルおよびnmrプローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】試料量が微量であっても、好適にNMR測定を行なえるようなNMRセルおよびNMRプローブを提供する。
【解決手段】NMRセル自体が検出コイルを備え、試料が入る部分はマイクロチップであるようなNMRセルを構成した。具体的には、試料空間に充填した試料のNMR信号を測定する目的で用いられ、NMRプローブとは、分離自在に構成されたNMRセルであって、前記試料空間の回りを取り囲む形で、前記NMR信号を検出する検出コイルが設置されていることを特徴とする。また、NMRセル側に備わる検出コイルと、NMRプローブ側に備わる同調整合回路とで、共振回路を構成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、NMR装置で用いられるNMRセルおよびNMRプローブに関する。
NMR装置は、静磁場中に置かれた被測定試料に高周波信号を照射し、その後、被測定試料から出る微小な高周波信号(NMR信号)を検出し、その中に含まれている分子構造情報を抽出することによって分子構造を解析する装置である。
図1は、NMR装置の概略構成図である。高周波発振器1から発振された高周波信号は、位相制御器2及び振幅制御器3によって位相と振幅を制御され、電力増幅器4に送られる。
電力増幅器4で、NMR信号を励起するために必要な電力にまで増幅された高周波信号は、デュプレクサ5を介してNMR信号検出器(NMRプローブ)6に送られて、検出器6内に置かれた図示しない被測定試料に照射される。高周波照射後、被測定試料から出る微小なNMR信号は、再びデュプレクサ5を介して前置増幅器7に送られ、受信可能な信号強度にまで増幅される。
受信器8は、前置増幅器7で増幅された高周波のNMR信号を、デジタル信号に変換可能なオーディオ周波数に周波数変換し、同時に振幅の制御を行なう。受信器8でオーディオ周波数に周波数変換されたNMR信号は、アナログ−デジタルデータ変換器9によってデジタル信号に変換され、制御コンピュータ10に送られる。
制御コンピュータ10は、位相制御器2及び振幅制御器3を制御すると共に、時間領域で取り込んだNMR信号をフーリエ変換処理し、フーリエ変換後のNMR信号の位相を自動的に補正した後、NMRスペクトルとして表示する。
図2は、従来のNMRプローブの構造を示すものである。NMRプローブ11の内側には、被測定試料12を励起するための高周波信号を照射すると共に、被測定試料12から放出されるNMR信号を検出するための検出コイル13が設けられている。検出コイル13は、同調整合回路14と共に、高周波の共振回路を構成し、NMRプローブ11内に置かれたNMRセル15に入っている被測定試料12に対して、高周波信号およびNMR信号の送受信を行なう。
NMRプローブは、一般に、試料の交換方法の違いにより、(a)挿入型試料管を使用したNMRプローブ、(b)フローセルを使用したNMRプローブ、の2種類に、大きく分けられる。図3は、挿入型試料管を使用したNMRプローブの例を示す図、図4は、フローセルを使用したNMRプローブの例を示す図である。
図3(a)に示すように、挿入型試料管を使用したタイプのNMRプローブの場合、NMRプローブ16は、超伝導磁石17の中心軸に沿って設けられた、ボアと呼ばれる長孔内に、超伝導磁石17の下側から挿入される。NMRプローブ16の下端には、外部の電子回路と高周波信号やNMR信号をやり取りするためのRFケーブル18が接続されている。挿入型試料管19は、ボアの上端部から、NMRプローブ16に向けて挿入される。挿入型試料管19は、図3(b)に示すように、ガラス製の試料管20に、樹脂製の試料ホルダ21を取り付けた構造をしている。
図3(c)は、NMRプローブ16内部の試料管周辺を縦方向に切ったときの断面図、図3(d)は、NMRプローブ16内部の試料管周辺を横方向に切ったときの断面図である。NMRプローブ16の内側には、検出コイル22を表面に固定した、ガラス管製のボビン23が設けられていて、試料管20は、ボビン23の中心軸と同軸状に、ボビン23の内側に挿入されている。ボビン23の内壁と試料管20の外壁との隙間24には、温度制御された温度可変ガスが流通され、試料管20内の試料温度を制御している。
また、図4(a)に示すように、フローセルを使用したタイプのNMRプローブの場合も、NMRプローブ25は、超伝導磁石17の中心軸に沿って設けられた、ボアと呼ばれる長孔内に、超伝導磁石17の下側から挿入される。NMRプローブ25の下端には、外部の電子回路と高周波信号やNMR信号をやり取りするためのRFケーブル18が接続されている。フローセル26は、NMRプローブ25の内部に固定されている。そして、液体試料は、送液ポンプ27により、送液チューブ28を介して、フローセル26内に供給される。
図4(b)は、NMRプローブ25内部のフローセル26周辺を縦方向に切ったときの断面図である。NMRプローブ25の内側には、検出コイル22を表面に固定した、ガラス管製のボビン23が設けられていて、フローセル26は、ボビン23の中心軸と同軸状に、ボビン23の内側に挿入されている。ボビン23の内壁とフローセル26の外壁との隙間24には、温度制御された温度可変ガスが流通され、フローセル26内の液体試料温度を制御している。
なお、フローセルタイプのNMRプローブでは、フローセルがNMRプローブ内に固定されているために、挿入型試料管タイプのNMRプローブにおける試料管のように、フローセルのみをNMRプローブから取り外すことはできない。
J. H. Walton et al., Analytical Chemistry, vol. 75, pp. 5030-5036 (2003).
従来技術では、試料量が微量の場合、フィリング・ファクターが低下したり、試料交換時に、試料の減少が無視できなくなったりする、という問題があった。ここで、微量とは、試料体積が60μl以下の場合を言う。
すなわち、挿入型試料管を使用するNMRプローブの場合、微量試料を測定するときは、直径が小さい試料管と、その試料管に適合したNMRプローブで測定する。しかし、試料管の直径が小さくなるほど、コイルの検出体積に占める試料体積の比率(フィリング・ファクター)が小さくなり、検出コイルの効率低下を招く。
NMRプローブに固定された検出コイルと試料との間には、検出コイルを固定保持するガラス管、試料の温度制御用に流すガスのための空間、および、試料管の壁がある。これらの厚さは、機械的な強度や流路断面積を確保するため、試料管直径に比例して小さくすることはできない。そのため、試料管の直径が小さくなるほど、検出コイルの検出体積に占める試料体積の比率が小さくなり、試料管の直径を小さくしてコイルと試料を近接させてNMR信号を検出するメリットが、十分には享受できなくなる。ただし、試料管に封入された試料は、取り扱いが簡単で、保存や試料交換は、容易である。
一方、フローセルを使用するNMRプローブの場合、微量試料で測定するときは、挿入型試料管を使用するNMRプローブの場合と同様に、フィリング・ファクターが悪くなるという欠点がある。また、試料を保存するときには、送液チューブを経由して、試料を別の容器に移動させなければならない。試料を装填するたびに、送液チューブやフローセルに残されて失われる試料があり、微量しかない試料の場合には、それが無視できない問題となる。
本発明の目的は、上述した点に鑑み、試料量が微量であっても、好適にNMR測定を行なえるようなNMRセルおよびNMRプローブを提供することにある。
この目的を達成するため、本発明にかかるNMRセルは、
試料空間に充填した試料のNMR信号を測定する目的で用いられ、NMRプローブとは、分離自在に構成されたNMRセルであって、
前記試料空間の回りを取り囲む形で、前記NMR信号を検出する検出コイルが設置されていることを特徴としている。
また、前記試料空間は、試料を充填するための溝が設けられた基板に、別の基板を貼り合わせることによって形成されていることを特徴としている。
また、本発明にかかるNMRプローブは、
NMRセル側に備わる検出コイルと、NMRプローブ側に備わる同調整合回路とで、共振回路を構成したことを特徴としている。
本発明のNMRセルによれば、試料空間に充填した試料のNMR信号を測定する目的で用いられ、NMRプローブとは、分離自在に構成されたNMRセルであって、前記試料空間の回りを取り囲む形で、前記NMR信号を検出する検出コイルが設置されているので、試料量が微量であっても、好適にNMR測定を行なえるようになった。
また、本発明のNMRプローブによれば、NMRセル側に備わる検出コイルと、NMRプローブ側に備わる同調整合回路とで、共振回路を構成したので、試料量が微量であっても、好適にNMR測定を行なえるようになった。
以下、図面に基づいて、5つの実施例について説明する。
図5は、本発明に係るNMRセルおよびNMRプローブの一実施例である。図5(a)がNMRセルおよびNMRプローブを巨視的に見た図、図5(b)がNMRセルの拡大図、図5(c)がNMRセルの断面図、図5(d)がNMRセルの組み立て図である。
図5(a)中、29は、超伝導磁石である。図5(a)に示すように、本発明の場合、NMRプローブ30は、超伝導磁石29の中心軸に沿って設けられた、ボアと呼ばれる長孔内に、超伝導磁石29の下側から挿入される。NMRプローブ30の下端には、外部の電子回路と高周波信号やNMR信号をやり取りするためのRFケーブル31が接続されている。本発明のNMRセル32は、ボアの上端部から、NMRプローブ30に向けて分離自在に挿入される。
NMRセル32は、図5(b)に示すように、2枚のガラス板33、34を貼り合わせることにより構成される。ガラス板33側には、試料空間(微量液体試料の充填部)35が、化学的なエッチング法などによって、溝状に刻まれている。また、ガラス板34側には、液体試料を試料空間35に導入・導出するための試料ポート36、37が設けられている。また、ガラス板33の試料空間35と対向する、ガラス板34側の所定位置には、金属のスパッタリングなどで形成された、金属薄膜による検出コイル38、および、2つの電極39が、試料空間35の回りを取り囲むように試料に近接して設けられている。
電極39は、NMRプローブから励起用の高周波信号を受け取ると共に、NMRプローブへ検出されたNMR信号を受け渡す働きをしている。検出コイル38は、電極39が受け取った励起用の高周波信号を、測定試料に照射すると共に、測定試料から放出されたNMR信号を検出して、電極39に受け渡す働きをしている。2つの電極39の間は、誘電体でできたコンデンサ40で結合されており、検出コイル38と共に高周波の共振回路を形成し、主な同調周波数を決める役割を果している。
このような2枚のガラス板33、34を、図5(d)に示すようなマイクロチップの製造方法に基づいて融着することにより、NMRセルとする。
このようなNMRセルと、前述のNMRプローブ側の高周波同調整合回路との間は、図6に示すように、NMRプローブ側に設けられた送受信電極41をNMRセル側の電極39に接触させることによって、電気的に結合させる。
これにより、NMRセル自体が検出コイルを備え、また、試料が入る部分はマイクロチップであるという、ユニークなNMRセルを提供することができる。また、NMRセル側に備わる検出コイルと、NMRプローブ側に備わる同調整合回路とで、共振回路を構成させることができる。
NMR信号の測定の手順は、次の通りである。
(1)試料ポート36、37を開いて、試料空間35に試料を満たす。
(2)試料ポート36、37を閉じる。
(3)NMRセル32を超伝導磁石29に固定されたNMRプローブ30にセットする。すると、NMRプローブ30側の送受信電極41とNMRセル32側の電極39が接触し、共振回路ができあがる。
(4)NMRプローブ30側の同調整合回路を調整し、同調、整合を合わせる。
(5)RFケーブル31を介して、検出コイル38から励起パルスを試料に印加する。
(6)試料から出たNMR信号を、検出コイル38で検出する。
(7)検出されたNMR信号を、NMRセル32側の電極39、NMRプローブ30側の送受信電極41、および、RFケーブル31を介して、外部に取り出す。
また、試料交換の手順は、次の通りである。
(1)NMRセル32をNMRプローブ30から取り出し、別のNMRセル32と交換する。
実施例1では、NMRセル32とNMRプローブ30との電気的な接続を、図6(b)で、NMRセル32側の電極39と、NMRプローブ30側の送受信電極41の接触により実現したが、これは、図7(a)に示すように、NMRセル32側の電極39と、NMRプローブ30側の送受信電極41を、誘電体を挟んで対向させることにより、コンデンサを形成させ、その静電容量により、両者を高周波的に結合させても良い。また、図7(b)に示すように、2つの結合ループ42、43を、NMRセル32側とNMRプローブ30側にそれぞれ設けておき、それらを相互に接近させることにより、両者を相互誘導によって高周波的に結合させても良い。
その動作は、次の2通りである。
(a)NMRセル32をNMRプローブ30に装着すると、NMRプローブ30側に設けられた電極39は、NMRセル32側に設けられた送受信電極41と、誘電体を挟んで対向する。この2つの電極39、41間に生じた静電容量を介して、励起パルスやNMR信号を伝える。
(b)NMRセル32をNMRプローブ30に装着すると、NMRプローブ30側に設けられた結合ループ42は、NMRセル32側に設けられたもう1つの結合ループ43と対向する。この2つの結合ループ42、43間に生じる相互誘導により、励起パルスやNMR信号を伝える。
実施例1では、検出コイル38は、NMR信号を検出する役割と共に、試料を高周波信号で励起させる役割も担っていたが、図8に示すように、励起用コイル44は、検出コイル38とは別に、NMRプローブ30側に固定設置されていても良い。
その動作は、次の通りである。
(1)励起パルスは、NMRプローブ30に固定された励起コイル44により、試料に印加される。
(2)NMR信号は、検出コイル38によって検出され、NMRセル32側の電極39、NMRプローブ30側の送受信電極41、および、図示しないRFケーブルを介して、外部に取り出される。
実施例1では、1つのNMRセル上に、1つの試料空間35と1つの検出コイル38を備えていたが、図9に示すように、1つのNMRセルに、複数の試料空間を備えていても良い。このように、1つのNMRセル内に、複数の試料空間を設けることにより、複数の試料を同時に検出することができるようになる。また、NMRセルをNMRプローブから取り出すことなく、複数の試料を順番に検出することができるようになる。
その使用方法は、次の2通りである。
(a)第1の試料領域45と、第2の試料領域46に、それぞれ同調整合回路を接続して、NMR信号を同時に測定する。
(b)第1の試料領域45に同調整合回路を接続して、NMR信号を測定した後、NMRセルをずらして、第2の試料領域46に同調整合回路を接続して、NMR信号を測定する。
実施例1では、検出コイル38は、NMRセルの片面のみに配置されたが、図10に示すように、NMRセルの両面に、複数の複数の検出コイル47、48を備えていても良い。電気的に結合された2つの検出コイル47、48で、試料を高周波によって励起させることにより、試料空間の高周波磁場強度の均一性を向上させることができる。尚、図10の例では、NMRセルの両面に、同じ形状の検出コイル47、48を配置し、図示しない同調回路に並列に接続する場合を示しているが、検出コイルは、図示しない同調回路に直列に接続させても良い。
NMR装置に、広く利用できる。
従来のNMR装置を示す図である。 従来のNMRプローブを示す図である。 従来のNMRプローブと挿入型試料管を示す図である。 従来のNMRプローブとフローセルを示す図である。 本発明に係るNMRプローブとNMRセルの一実施例を示す図である。 本発明に係るNMRセルの一実施例を示す図である。 本発明に係るNMRセルの別の実施例を示す図である。 本発明に係るNMRセルの別の実施例を示す図である。 本発明に係るNMRセルの別の実施例を示す図である。 本発明に係るNMRセルの別の実施例を示す図である。
符号の説明
1:高周波発振器、2:位相制御器、3:振幅制御器、4:電力増幅器、5:デュプレクサ、6:NMR信号検出器、7:前置増幅器、8:受信器、9:アナログ−デジタルデータ変換器、10:制御コンピュータ、11:NMRプローブ、12:被測定試料、13:検出コイル、14:同調整合回路、15:NMRセル、16:NMRプローブ、17:超伝導磁石、18:RFケーブル、19:挿入型試料管、20:試料管、21:試料ホルダ、22:検出コイル、23:ボビン、24:隙間、25:NMRプローブ、26:フローセル、27:送液ポンプ、28:送液チューブ、29:超伝導磁石、30:NMRプローブ、31:RFケーブル、32:NMRセル、33:ガラス板、34:ガラス板、35:試料空間、36:試料ポート、37:試料ポート、38:検出コイル、39:電極、40:コンデンサ、41:送受信電極、42:結合ループ、43:結合ループ、44:励起用コイル、45:第1の試料領域、46:第2の試料領域、47:検出コイル、48:検出コイル

Claims (3)

  1. 試料空間に充填した試料のNMR信号を測定する目的で用いられ、NMRプローブとは、分離自在に構成されたNMRセルであって、
    前記試料空間の回りを取り囲む形で、前記NMR信号を検出する検出コイルが設置されていることを特徴とするNMRセル。
  2. 前記試料空間は、試料を充填するための溝が設けられた基板に、別の基板を貼り合わせることによって形成されていることを特徴とする請求項1記載のNMRセル。
  3. 請求項1記載のNMRセル側に備わる検出コイルと、NMRプローブ側に備わる同調整合回路とで、共振回路を構成したことを特徴とするNMRプローブ。
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