JP2011200339A - 光学繊維ユニット及び内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入部の湾曲部内において、さらなる細径化の向上を可能とする光学繊維ユニット及び内視鏡を提供する。
【解決手段】ライトガイド34は、光学繊維37aの束37と、この光学繊維束37の先端部が嵌め込まれた口金35と、金属製保護チューブとしての網状管39と、熱収縮チューブ40とから構成される。網状管39は、口金35の外周を被覆する第1部分39aと、光学繊維束の外周を被覆する第2部分39bとを有し、第2部分39bの内径Dが、口金35の外径Dより小さく形成されている。熱収縮チューブ40は,網状管39の外周に被覆され、網状管39の外径を規制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内視鏡の挿入部に挿通される光学繊維ユニット、及びこれを備えた内視鏡に関する。
内視鏡の挿入部には、光源装置からの照明光を導光するライトガイドなどの光学繊維ユニットが挿通されている。この光学繊維ユニットは、複数の光学繊維を束ねた光学繊維束から構成される。光学繊維束を形成する個々の光学繊維は圧迫に対して脆弱な部材であり、外部からの圧迫等によって折損するおそれがある。通常、挿入部内には、光学繊維ユニットの他に、鉗子その他の処置具のガイド部材としての処置具挿通チャンネル等が挿通されている関係から、これら他の内蔵物から圧迫されるおそれがあり、このために光学繊維を折損から保護しなければならない。
とりわけ、挿入部を構成する湾曲部は、湾曲する角度が大きいため、他の内蔵物により光学繊維が折損することがある。光学繊維が折損すると、照明光の光量が落ちたり、折損箇所が黒い斑点として内視鏡画像に映り込んだりして、場合によっては観察が不可能になる。
このため、特許文献1では、湾曲部内における光学繊維束の外周に、金属製の螺旋管を被覆し、螺旋管及び光学繊維束の外周に可撓性チューブを被覆している。螺旋管によって保護することにより、光学繊維が他の内蔵部から圧迫を受けて折損することを防止している。
一方、特許文献2では、湾曲部内における光学繊維束の外周に金属繊維からなる網状管を光学繊維束の外周に配置し、光学繊維束を網状管で保護する構成が記載されている。近年では、経鼻内視鏡など、経口内視鏡や下部内視鏡と比べて挿入部を細径化した内視鏡が開発されている。この挿入部の細径化を図るため、光学繊維束を被覆する部材についても厚みが少ないものが求められており、特許文献1記載の螺旋管よりも、特許文献2記載の網状管のほうが厚みが少なく、細径化の観点からは有利である。
また、特許文献1,2では、挿入部の先端部に固定するための口金が光学繊維束の先端に設けられ、口金の外周に螺旋管または網状管の先端部を固着させている。口金の外周に固着される螺旋管または網状管の内径は、口金の外径に合わせて形成され、先端から後端に至るまでの全長に渡って同径であり、径変化が無い。
特許第2978295号公報 特開平5−323210号公報
内視鏡の挿入部では、細径化とともに、湾曲部内において内蔵物が径方向に移動するスペースを確保することが求められている。これは、湾曲部内では、移動した内蔵物同士が干渉することにより抵抗になって挿入部の操作性を妨げたり、脆弱な光学繊維束が圧迫を受けて破損したりするため、径方向に移動するスペースが必要となるからである。特に、ライトガイドは挿入部内に2本挿通されていることが一般的であり、湾曲部内における細径化を向上して径方向に移動するスペースを確保することが強く望まれている。
上述したように、上記特許文献2では、網状管を用いることでライトガイドの細径化を図っているが、網状管の端部が口金の外周に嵌合し、全長に渡って同径に形成されているため、ライトガイドの外径は、口金の外径が基準になる。しかし、口金の外径を基準とするライトガイドの外径では、湾曲部内における細径化が不十分であり、径方向に十分なスペースを確保することができなかった。また、上記特許文献1では、湾曲部内におけるライトガイドの細径化について何も記載されておらず、径方向のスペース確保について示唆する記載もない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、挿入部の湾曲部内において、さらなる細径化の向上を可能とし、湾曲部内の径方向にスペースを確保することが可能な光学繊維ユニット及び内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の光学繊維ユニットは、先端部の向きを変化させるために湾曲する湾曲部及び可撓性を有する軟性部が先端側から順に連設された内視鏡の挿入部内に挿通され、光学繊維を束ねた光学繊維束または光学繊維と、前記光学繊維束または前記光学繊維に固着し、前記先端部に前記光学繊維束または前記光学繊維を固定するための口金と、前記挿入部内において、前記光学繊維束または前記光学繊維の外周に配設され、軸方向に伸張したとき直径が小さくなり、軸方向に収縮したとき直径が大きくなる金属製保護チューブであって、前記口金の外周を被覆する第1部分と、前記口金後端から後方且つ前記湾曲部内に位置し、前記光学繊維束または前記光学繊維の外周を被覆する第2部分とを有し、前記第2部分の内径が前記口金の外径より小さく形成された金属製保護チューブと、前記金属製保護チューブの外周に被覆され、前記金属製保護チューブの外径を規制する外径規制部材とを備えたことを特徴とする。
前記金属製保護チューブは、細線を編組して形成された網状管であることが好ましい。あるいは、前記金属製保護チューブは、帯状片を巻き回して形成された螺旋管であることが好ましい。
前記外径規制部材は、加熱により直径方向に収縮する熱収縮チューブであることが好ましい。
また、前記外径規制部材は、前記金属製保護チューブにコーティングされる可撓性接着剤であることが好ましい。
本発明の内視鏡は、前記挿入部と、前記湾曲部を湾曲させるための操作手段と、前記挿入部の基端側に設けられ、前記操作手段が組み込まれた本体操作部と、前記光学繊維ユニットとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、湾曲部内における光学繊維ユニットを細径化して、湾曲部内における径方向のスペースを確保することができるので、他の内蔵物と干渉して湾曲の抵抗になることがなく、また他の内蔵物からの圧迫力により光学繊維束または光学繊維が破損することがない。
本発明の内視鏡の外観図である。 挿入部の先端部の端面を示す平面図である。 挿入部の構成を示す要部断面図である。 本発明の光学繊維ユニットとしてのライトガイドの構成を示す要部断面図である。 光学繊維ユニット素材に網状管を被覆する方法を示す説明図である。 光学繊維ユニット素材に網状管を被覆する別の方法を示す説明図である。
図1において、本発明の内視鏡2は、体腔内に挿入される挿入部3と、挿入部3の基端部分に連設された操作部5と、プロセッサ装置や光源装置に接続されるコネクタ部6と、操作部5、及びコネクタ部6間を繋ぐユニバーサルコード7とを備えている。
挿入部3は、管状に形成されており、先端から順に、先端部11、複数の湾曲駒を連結した湾曲部12、及び可撓性を有する軟性部13とで構成されている。操作部5には、湾曲部12を上下左右方向に湾曲して先端部11の向きを変化させるためのアングルノブ21,22、処置具が挿通される鉗子挿入口23等が設けられている。
図2および図3に示すように、先端部11の端面11aは円形であり、観察窓30、照明窓31、鉗子出口32、及び送気・送水用ノズル33が設けられている。観察窓30は、端面11aの中央上部に配置されている。先端部11の後端は、湾曲部12を構成する先端側の湾曲駒12aに連結されている。
照明窓31は、観察窓30に関して対称な位置に二個配されている。照明窓31の背後には、挿入部3内に挿通され、光源装置からの照明光を導くライトガイド34の出射端がそれぞれ配されている。照明窓31は、ライトガイド34で導かれた照明光を、体腔内の被観察部位に照射する。ライトガイド34は、その先端に固定された円筒状の口金35を介して、先端部11に穿たれた穴14bに嵌合して取り付けられている。口金35は、先端部11内に配される。
観察窓30の奥には、撮影光学系、及びCCDなどの固体撮像素子(図示せず)が設けられている。固体撮像素子は、観察窓30を通して撮影光学系により結像された体腔内の像光を撮像する。固体撮像素子で得られた撮像信号は、挿入部3及び操作部5に挿通された信号線を介して、ユニバーサルコード7に接続されたプロセッサ装置に送られ、モニタに内視鏡画像として表示される。鉗子出口32は、挿入部3内に配設された鉗子チャンネル36に接続され、鉗子挿入口23に連通している。鉗子挿入口23に挿通された処置具の先端は、鉗子出口32から露呈される。
図4に示すように、本発明の光学繊維ユニットとしてのライトガイド34は、複数の光学繊維37aを束ねた光学繊維束37と、この光学繊維束37を被覆する可撓性チューブ38と、上述した口金35と、金属製保護チューブとしての網状管39と、外径規制部材としての熱収縮チューブ40とから構成される。光学繊維37aとしては例えば石英製光ファイバを用いる。口金35は、光学繊維束37より外径が大きい円筒状で内周面35aに光学繊維束37の先端部が嵌合して固着される。可撓性チューブ38は、例えばシリコン樹脂から形成された可撓性を有するチューブで、口金35の後端付近から光学繊維束37の後端に至るまでの略全長に渡って光学繊維束37の外周を被覆する。なお、可撓製チューブ38は、光学繊維束37に対して、例えば接着剤や糸巻き等で固着されている。
網状管39は、ステンレス、タングステン等の金属細線を編組して形成され、挿入部3内において、口金35、光学繊維束37及び可撓性チューブ38の外周に配設される。具体的には、網状管39は、口金35の後端部外周を被覆する第1部分39aと、口金35の後端から後方且つ湾曲部12内に位置し、光学繊維束37の外周を被覆する第2部分39bとを有する。なお、本実施形態では、光学繊維束37の外周に可撓性チューブ38が被覆されているため、第2部分39bは可撓性チューブ38を介して光学繊維束37の外周に配される。
熱収縮チューブ40は、加熱することにより収縮する周知の熱収縮チューブであり、例えば、ポリオレフィン、またはPTFEからなる。熱収縮チューブ40の軸方向の長さとしては、図4に示すように、網状管39の後方の可撓性チューブ38を被覆する部分まで配設してもよいが、少なくとも網状管39の全長を被覆する長さであればよい。熱収縮チューブ40は、例えば接着剤等により口金35に固着される。なお、本実施形態では、網状管39の外周に熱収縮チューブ40が被覆されることにより、口金35と熱収縮チューブ40との間に網状管39が挟まれて、網状管39の先端部が口金35に対して固着されるが、本発明はこれに限らず、網状管39の先端部を、口金35の後端部外周に、例えば接着剤や糸巻き等で固着してもよい。
網状管39は、軸方向に伸張したとき直径(外径及び内径)が小さくなり、軸方向に収縮したとき直径が大きくなるように編組されている。本発明では、これを利用して網状管39の直径を狭める、または広げるようにして光学繊維束37及び口金35に網状管39を被覆する。図5は、光学繊維束37に可撓性チューブ38を被覆し、口金35を嵌合させて固着した後、網状管39を被覆するときの被覆方法を示す。なお、以下では説明の都合上、光学繊維束37に可撓性チューブ38を被覆し、口金35を嵌合させた状態を光学繊維ユニット素材50と称する。
図5(A)に示すように、本実施形態では、光学繊維ユニット素材50の被覆に使用する網状管39として、被覆前の内径DN0が、口金35の外径Dより大きいものを使用する。そして、図5(B)に示すように、光学繊維ユニット素材50を後端側から網状管39の内部へ挿通させ、口金35の後端部と、湾曲部12に対応する範囲を網状管39で覆うように可撓性チューブ38の外周に網状管39を配する。
次に、図5(C)に示すように、口金35の後端部、及び湾曲部12に対応する範囲を網状管39が覆った状態を保持するように、網状管39の先端側を口金35に押さえつけながら、網状管39の後端側を後方へ引っ張る。これにより、口金35の後方、すなわち湾曲部12に対応する範囲に位置する網状管39の直径が小さくなる。
網状管39の後端を引っ張り、直径を小さくして可撓性チューブ38の外周に被覆することにより、図4に示すように、網状管39の第2部分39bの内径Dが、口金35の外径Dより小さく形成される。さらに図5(C)の状態のまま、熱収縮チューブ40で網状管39を覆った後、熱収縮させることによって網状管39の外周に熱収縮チューブ40を被覆する。これにより、熱収縮チューブ40は、第2部分39bの内径Dが、口金35の外径Dより小さい状態を保持するように網状管39の外径を規制する。網状管39及び熱収縮チューブ40をこのように形成することで、ライトガイド34全体の細径化、特に、湾曲部12に対応する範囲である口金35後方の細径化を図ることができる。
なお、本実施形態では、上述したように、光学繊維束37の外周に可撓性チューブ38を介して、網状管39を被覆している。このため、網状管39の内径Dを可撓性チューブ38の外径Dよりも小さく形成して被覆した場合は、可撓性チューブ38に網状管39を食い込ませることになるので、ライトガイド34の可撓性を妨げ、ひいては挿入部3の湾曲性を妨げることになる。そこで、湾曲部12内におけるライトガイド34の細径化、及び可撓性の観点から、網状管39の内径Dは、可撓性チューブ38の外径Dと等しくすることが最も好ましい。また、これに限らず、網状管39の内径Dは、可撓性チューブ38の外径D以上、且つ口金35の外径D未満であればよい。これにより、湾曲部12内におけるライトガイド34の細径化に寄与することができる。
なお、上述した網状管39の外径を熱収縮チューブ40で規制するためには、網状管39のバネ性、熱収縮チューブ40の特性(可撓性、加熱前後の収縮率)から、熱収縮チューブ40の肉厚、熱収縮工程における加熱条件(温度、時間)などを適宜決定すればよい。
以上のように、構成された内視鏡2で患者の体腔内を観察する際、術者は、内視鏡2とプロセッサ装置、光源装置とを繋げ、挿入部3を体腔内に挿入する。そして、適宜アングルノブ21,22を操作して、湾曲部12を湾曲させて先端部11を所望の方向に向けさせる等の手技を行いつつ、光源装置からの照明光で体腔内を照明しながら、固体撮像素子による体腔内の内視鏡画像をモニタで観察する。
先端部11の向きを変えるため、湾曲部12を湾曲させたときには、ライトガイド34、鉗子チャンネル36、信号線等の内蔵物がそれぞれ湾曲部12内で移動する。湾曲部12内においては、上述したようにライトガイド34が細径化されており、径方向に移動するスペースが確保されているため、他の内蔵物と干渉して挿入部3の湾曲性及び操作性を妨げることがない。また、ライトガイド34が他の内蔵物から押されても圧迫力を回避可能なスペースを有するため、光学繊維束37の破損を防ぐことができる。
なお、上記実施形態では、網状管39として、通常時の内径が口金35の外径よりも大きいものを使用し、光学繊維ユニット素材50を覆った網状管39の後端を引っ張り、湾曲部12内に対応する範囲の直径を小さくしているが、本発明はこれに限らず、図6(A)に示すように、光学繊維ユニット素材50の被覆に使用する網状管39として、被覆前の内径DN0が、可撓性チューブ38の外径Dに略等しいものを使用する。そして、図6(B)に示すように、網状管39の先端側、すなわち口金35の外周を覆う部分の直径を、口金35の外径D以上に広げる。
次に、図6(C)に示すように、光学繊維ユニット素材50を後端側から網状管39の内部へ挿通させ、口金35の後端部、及び湾曲部12に対応する範囲を網状管39で覆う。このようにして、口金35の後方に位置し、可撓性チューブ38を覆う部分の直径が小さい網状管39で光学繊維ユニット素材50を覆っているので、上記実施形態と同様に、網状管39の第2部分39bの内径Dが、口金35の外径Dより小さく形成される。そして、網状管39が熱収縮チューブ40で被覆され、網状管39の外径が規制されることで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、光学繊維束37の外周を可撓性チューブで被覆し、この可撓性チューブを介して網状管39を光学繊維束37の外周に配するようにしているが、本発明はこれに限らず、光学繊維束37と網状管39との間には何も介さず、光学繊維束37の外周を網状管39で覆う構成としてもよい。
上記実施形態では、複数の光学繊維を束ねた光学繊維束を備えた光学繊維ユニットを例に上げて説明しているが、光学繊維束に代えて単線の光学繊維からなる光学繊維ユニットに適用してもよい。あるいは、上記実施形態では、光学繊維として石英製光ファイバを用いているがこれに限定されるものではなく、例えばプラスチック製光ファイバなど他の光学繊維を用いてもよい。
上記実施形態では、網状管の外径を規制する外径規制部材として熱収縮チューブを用いているが、熱収縮チューブに限定されるものではなく、例えば、可撓性接着剤を外径規制部材として用いてもよい。この場合、上記実施形態と同様に網状管39の第2部分39bの内径Dを、口金35の外径Dより小さく形成した後、網状管39に可撓性接着剤をコーティングして網状管39の外径を規制するようにすればよい。
なお、上記実施形態では、光学繊維束37を被覆する金属製保護チューブとして網状管39を用いているが、本発明はこれに限るものではなく、上記構成の網状管39に代えて、例えばステンレスなどの金属製の帯状片を巻き回して形成された螺旋管を金属製保護チューブとして用いてもよい。
上記実施形態においては、固体撮像素子を用いて体腔内を撮像した画像を観察する電子内視鏡を例に上げて説明しているが、本発明はこれに限るものではなく、光学的イメージガイドを採用して体腔内を観察する内視鏡にも適用することができる。この場合、光学的イメージガイドに本発明の光学繊維ユニットを適用し、光学的イメージガイドを構成する光学繊維束に、上記実施形態と同じ構成の金属製保護チューブ及び熱収縮チューブが被覆される。
2 内視鏡
3 挿入部
5 操作部
11 先端部
12 湾曲部
13 軟性部
34 ライトガイド(光学繊維ユニット)
35 口金
37 光学繊維束
37a 光学繊維
39 網状管
39a 第1部分
39b 第2部分
40 熱収縮チューブ
口金外径
網状管内径
可撓性チューブ外径

Claims (6)

  1. 先端部の向きを変化させるために湾曲する湾曲部及び可撓性を有する軟性部が先端側から順に連設された内視鏡の挿入部内に挿通され、光学繊維を束ねた光学繊維束または光学繊維と、
    前記光学繊維束または前記光学繊維に固着し、前記先端部に前記光学繊維束または前記光学繊維を固定するための口金と、
    前記挿入部内において、前記光学繊維束または前記光学繊維の外周に配設され、軸方向に伸張したとき直径が小さくなり、軸方向に収縮したとき直径が大きくなる金属製保護チューブであって、前記口金の外周を被覆する第1部分と、前記口金後端から後方且つ前記湾曲部内に位置し、前記光学繊維束または前記光学繊維の外周を被覆する第2部分とを有し、前記第2部分の内径が前記口金の外径より小さく形成された金属製保護チューブと、
    前記金属製保護チューブの外周に被覆され、前記金属製保護チューブの外径を規制する外径規制部材とを備えたことを特徴とする光学繊維ユニット。
  2. 前記金属製保護チューブは、細線を編組して形成された網状管であることを特徴とする請求項1記載の光学繊維ユニット。
  3. 前記金属製保護チューブは、帯状片を巻き回して形成された螺旋管であることを特徴とする請求項1記載の光学繊維ユニット。
  4. 前記外径規制部材は、加熱により直径方向に収縮する熱収縮チューブであることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の光学繊維ユニット。
  5. 前記外径規制部材は、前記金属製保護チューブにコーティングされる可撓性接着剤であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の光学繊維ユニット。
  6. 前記挿入部と、前記湾曲部を湾曲させるための操作手段と、前記挿入部の基端側に設けられ、前記操作手段が組み込まれた本体操作部と、請求項1ないし5いずれか1項記載の前記光学繊維ユニットとを備えたことを特徴とする内視鏡。
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