JP2011198943A - 半導体製造装置及び半導体製造方法 - Google Patents

半導体製造装置及び半導体製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高温かつ高速回転時にウェーハを確実に保持することができ、ウェーハに均一な成膜を行うことが可能な半導体製造装置及び半導体製造方法を提供する。
【解決手段】ウェーハwが成膜処理される反応室11と、反応室11の上部に設けられ、プロセスガスを内部に導入するためのガス供給機構12と、反応室の下部に設けられ、反応室よりガスを排出するためのガス排出機構13と、成膜処理の際に、ウェーハwの端部が所定位置となるように保持するために設けられ、所定位置の上部より中心方向に突出したウェーハ外れ防止部を有する支持部材15と、ウェーハwを支持部材15の上方において保持し、上下駆動可能な突き上げ機構21と、ウェーハwを所定の温度分布となるように加熱するためのヒータ18a、18bと、ウェーハwを回転させるための回転駆動機構17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば半導体ウェーハの裏面より加熱しながら表面に反応ガスを供給して成膜を行うために用いられる半導体製造装置及び半導体製造方法に関する。
近年、半導体装置の低価格化、高性能化の要求に伴い、成膜工程における高い生産性と共に、膜厚均一性などの高品質化が要求されている。これまでも、加熱しながら回転させてエピタキシャル成長を行う半導体製造装置が用いられているが、さらなる高回転化により、生産性高く、均一な成膜を得ることが期待されている。
通常、このような半導体製造装置において、サセプタによりウェーハを保持して、加熱・回転させている。このとき、加熱する際にウェーハに熱応力がかかることから、ウェーハ裏面にある程度間隙を設けるなどにより、熱応力を開放する手法が用いられている。
しかしながら、このようにしてウェーハを保持して高速回転した場合、成膜中に何らかの問題によりウェーハ表面と裏面の圧力の不均一が生じると、ウェーハが浮き上がって外れ、破損してしまう。ウェーハの破損は、歩留りの低下のみならず、破損したウェーハの除去のために、生産性が低下する、という問題を引き起こす。
ウェーハの浮き上がりを抑制するためには、例えば、ウェーハを押圧する部材が設けることが有効であると考えられる(例えば特許文献1など参照)。しかしながら、押圧する部材の機構が複雑であり、押圧する部材に反応副生成物が堆積し、稼動時の摺動などにより、ダストが発生し、反応室内を汚染するなどの問題がある。従って、できるだけ簡単な機構で、ウェーハの浮き上がりを抑制する機構が要求されている。
特開平11−97515号公報
上述したように、半導体装置の低価格化、高性能化の要求に伴い、成膜工程における高い生産性と共に、膜厚均一性などの高品質化が要求されている。
そこで、本発明は、高温かつ高速回転時にウェーハを確実に保持することができ、ウェーハに均一な成膜を行うことが可能な半導体製造装置及び半導体製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一態様の半導体製造装置は、ウェーハが成膜処理される反応室と、反応室の上部に設けられ、プロセスガスを内部に導入するためのガス供給機構と、反応室の下部に設けられ、反応室よりガスを排出するためのガス排出機構と、成膜処理の際に、ウェーハの端部が所定位置となるように保持するために設けられ、所定位置の上部より中心方向に突出したウェーハ外れ防止部を有する支持部材と、ウェーハを支持部材の上方において保持し、上下駆動可能な突き上げ機構と、ウェーハを所定の温度分布となるように加熱するためのヒータと、ウェーハを回転させるための回転駆動機構と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様の半導体製造装置において、ウェーハの反り量を検出するための反り量検出機構を備えることが好ましい。
また、本発明の一態様の半導体製造装置において、ウェーハが支持部材上に載置されているかどうかを検出するための位置検出機構を備えることが好ましい。
本発明の半導体製造方法は、反応室内にウェーハを搬入し、ウェーハを所定の温度分布となるように加熱して、ウェーハに所定量の反りを発生させ、ウェーハを、所定量の反りが発生した状態で、ウェーハ外れ防止部が上部に設けられた支持部材上に載置し、ウェーハを均熱化し、平坦化することにより、ウェーハ外れ防止部の下部にウェーハの端部を配置し、ウェーハの表面に、プロセスガスを供給し、ウェーハを回転させながら加熱して、ウェーハの表面に成膜することを特徴とする。
また、本発明の一態様の半導体製造方法において、所定量の反りは、上に凸の反りであることが好ましい。
本発明によれば、高速回転時にウェーハを確実に保持することができ、ウェーハの上に均一な成膜を行うことが可能となる。
本発明の一態様に係る成膜装置の断面図である。 本発明の一態様に係るサセプタの上面図である。 図2のA−A’断面図である。 本発明の一態様に係る半導体製造工程を示す図である。 本発明の一態様に係る半導体製造工程を示す図である。 本発明の一態様に係る半導体製造工程を示す図である。 本発明の一態様に係る半導体製造工程を示す図である。 本発明の一態様に係るサセプタ断面の部分拡大図である。 本発明の一態様に係るサセプタの上面図である。 図9のB−B’断面図である。 本発明の一態様に係るホルダの上面図である。 図11のC−C’断面図である。 本発明の一態様に係る半導体製造工程を示す図である。 本発明の一態様に係る半導体製造工程を示す図である。 本発明の一態様に係る成膜装置の断面図である。 本発明の一態様に係る成膜装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に本実施形態の半導体製造装置である成膜装置の断面図を示す。図に示すように、例えばφ150.0mmのウェーハwが成膜処理される反応室11には、必要に応じてその内壁を覆うように石英カバー11aが設けられている。
反応室11の上部には、ソースガス、希釈ガスを含むプロセスガスを供給するためのプロセスガス供給機構12と接続されたガス供給口12aが設けられている。そして、反応室11下方には、例えば2か所に、ガスを排出し、反応室11内の圧力を一定(常圧)に制御するためのガス排出機構13と接続されたガス排出口13aが設置されている。
ガス供給口12aの下方には、供給されたプロセスガスを整流して供給するための微細貫通孔を有する整流板14が設けられている。
そして、整流板14の下方には、ウェーハwを載置するための支持部材である、例えばSiCからなるサセプタ15が設けられている。
図2にサセプタ15の上面図を、図3にそのA−A’断面図を示す。サセプタ15は、ウェーハを載置するために、ザグリ加工されている。ザグリ部の内径dは、例えばd=150.4mmと、短破線で示すウェーハwの径d=150.0mmより若干大きく形成されている。そして、サセプタ15の外周部15a上、例えば3か所に、例えば、サセプタ15と同じSiCからなるウェーハ外れ防止部15bが、サセプタ15の外周部の端部より突出するように、溶接などにより固定されて設けられている。例えば、ウェーハ外れ防止部15bを、サセプタ15の外周部15aの端部より、0.4mm突出させた場合、長破線で示すウェーハ外れ防止部15bの内周側端部を結ぶ円の径dは、d=149.6mmとなる。
このように構成されるサセプタ15は、回転部材であるリング16上に設置されている。リング16は、ウェーハwを所定の回転速度で回転させる回転軸を介して、モータなどから構成される回転駆動制御機構17と接続されている。
リング16内部には、ウェーハwを加熱するための、例えばSiCからなるインヒータ18a、アウトヒータ18bから構成されるヒータが設置されており、それぞれ温度制御機構19と接続されている。そして、これらインヒータ18a、アウトヒータ18bの下部には、ウェーハwを効率的に加熱するための円盤状のリフレクタ20が設置されている。
さらに、サセプタ15、インヒータ18a、リフレクタ20を貫通するように、ウェーハwを裏面より支持し、例えば3本のピンを備える突き上げピン21が設置されている。突き上げピン21は上下駆動制御機構22により上下駆動可能となっており、搬入されたウェーハwをサセプタ15の上方で載置し、下降させることにより、ウェーハwをサセプタ15上に載置させることができる。
このような半導体製造装置を用いて、ウェーハw上に、Siエピタキシャル膜が形成される。
先ず、搬送アーム(図示せず)などにより、反応室11にウェーハwが搬入される。そして、上下駆動制御機構22により上昇させた突き上げピン21上にウェーハwを載置する。
この状態で、インヒータ18a、アウトヒータ18bを、それぞれ温度制御機構19により所定の温度とすることにより、ウェーハwの中心部を例えば600℃、外周部を500℃と、中心部を外周部より50〜100℃程度高温となるように、温度分布を制御する。
このようにして温度分布を制御することにより、図4に示すように、ウェーハwには、例えば反り量h=15mmの、上が凸の反りが発生するとともに、ウェーハw外周の径は、例えば約1mm小さくなり、149.0mmとなる。
このようにウェーハwに反りが生じた状態で、上下駆動制御機構22により、突き上げピン21を下降させる。このとき、ウェーハw外周の径は、ウェーハ外れ防止部15bの内周側端部を結ぶ円の径d=149.6mmより小さくなっている。従って、ウェーハwをサセプタ15の中心となるように配置することにより、図5に示すように、ウェーハwは、ウェーハ外れ防止部15bの内周側端部の内側を通って、サセプタ15上に載置される。
この状態で、インヒータ18a、アウトヒータ18bを、それぞれ温度制御機構19により所定の昇温速度とすることにより、ウェーハwを均熱化しながら加熱する。均熱化により、ウェーハwは、図6に示すように、平坦化され、その端部は、ウェーハ外れ防止部15bの下部に配置される。
この状態で、そして、インヒータ18a、アウトヒータ18bにより、ウェーハw裏面を例えば1100℃となるように加熱するとともに、回転駆動制御機構19により、ウェーハwを、例えば900rpmで回転させる。そして、プロセスガス供給制御機構12により流量が制御されて混合されたプロセスガスが、整流板14を介して、整流状態でウェーハw上に供給される。プロセスガスは、例えばトリクロロシラン濃度が2.5%となるように調製され、例えば50SLMで供給される。
一方、余剰となったTCSを含むプロセスガス、反応副生成物であるHClなどからなる排出ガスは、石英カバー11aとサセプタ15との間より、下方に排出される。なお、石英カバー11aを設けない場合、反応室11とサセプタ15との間より排出される。
さらに、これらのガスは、ガス排出口13aよりガス排出機構13を介して排出され、反応室11内の圧力が一定(例えば常圧)に制御される。
このようにして、ウェーハw上にSiエピタキシャル膜を成長させる。
そして、成膜処理の終了後、インヒータ18a、アウトヒータ18bを、それぞれ温度制御機構19により所定の温度(降温速度)とすることにより、ウェーハwの中心部を外周部より50〜100℃程度高温となるように、温度分布を制御する。
このようにして温度分布を制御することにより、ウェーハwには、例えば反り量15mmの、上が凸の反りが再び発生し、ウェーハw外周の径は、同様に例えば約1mm小さくなり、149.0mmとなる。
そして、このようにウェーハwに反りが生じた状態で、図7に示すように、突き上げピン21によりウェーハwを上昇させる。このとき、ウェーハw外周の径は、ウェーハ外れ防止部15bの内周側端部を結ぶ円の径dより小さくなっているため、ウェーハwは、ウェーハ外れ防止部15bの内周側端部の内側を通って、上昇され、搬送アーム(図示せず)により反応室11より搬出される。
このように、ウェーハ外れ防止部15bを設け、温度分布を制御することにより、その内周側端部を結ぶ円の径よりウェーハwの外径を小さくして搬入後、平坦化することにより、高速回転においても、サセプタ15上に安定して支持することが可能となる。そして、ウェーハwの上下圧力不均一による浮き上がりを抑えることができる。例えば、成膜反応中に何らかの不具合が生じてガスの供給を停止した場合、あるいはサセプタ15の回転を停止した場合、ウェーハwの上部が減圧状態となる。このような場合でも、ウェーハ外れ防止部15bが、ウェーハwの外周部を押さえ、ウェーハwの浮き上がりを抑えることができる。
さらに、ウェーハwの浮き上がりを抑えることにより、サセプタ15より脱落、破損することによる歩留り低下を抑えることができる。そして、脱落、破損した際に、反応室11を開放してメンテナンスを行う必要があるが、メンテナンス頻度を大幅に減少させ、生産性を向上させることができる。
本実施形態において、ウェーハ外れ防止部を、ウェーハw面に平行となるように設けているが、図8に示すように、上部のテーパを設けてもよい。テーパを設けることにより、ウェーハw面上より余剰なプロセスガス、反応生成物などの排ガスを、流れを阻害させることなく排出させることが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態において、実施形態1と同様の半導体製造装置が用いられるが、サセプタにおいて、ウェーハ外れ防止部がウェーハのベベルに沿うように設けられている点で実施形態1と異なっている。
図9にサセプタ25の上面図を、図10にそのB−B’断面図を示す。図に示すように、サセプタ25の外周部25aに、ウェーハ外れ防止部25bが、ウェーハwのベベルに沿うように、かつ、ウェーハwの厚さと同じ高さとなるように設けられている。
このようなサセプタ25を用いて、実施形態1と同様に、ウェーハwが搬入された後、温度分布を制御することにより、反りを発生させ、環状のウェーハ外れ防止部25bの内周径よりウェーハwの外径を小さくしてサセプタ25に載置する。
そして、ウェーハwを均熱化することにより平坦化させる。このとき、ウェーハw上面とウェーハ外れ防止部25bの上面が一致している。そして、実施形態1と同様に、成膜処理が行われる。成膜処理終了後、再度反りを発生させ、搬出される。
本実施形態によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、ウェーハ外れ防止部を、環状とし、ウェーハwのベベルに沿うように、かつ、ウェーハwの厚さと同じ高さとなるようにすることにより、排ガス流の乱れを抑え、ウェーハwの外周部における膜厚均一性を向上させることができる。
(実施形態3)
本実施形態において、実施形態1と同様の半導体製造装置が用いられるが、ウェーハwの保持部材が環状のホルダで、ウェーハwを下に凸に反らせている点で実施形態1と異なっている。
図11にホルダ35の上面図を、図12にそのC−C’断面図を示す。図に示すように、ホルダ35には、例えば3か所にウェーハ外れ防止部35bが設けられている。そして、ホルダ35の下部の内径は、ウェーハ外れ防止部35bの内周側端部を結ぶ円の径より小さくなっている。
このようなホルダ35を用いて、ウェーハwが搬入された後、実施形態1と同様に温度分布を制御する。例えば、ウェーハwの中心部を600℃、外周部を630℃と、中心部を外周部より20〜30℃程度高温とする。
このようにして温度分布を制御することにより、図13に示すように、ウェーハwには、例えば反り量h=15mmの、下が凸の反りが発生するとともに、ウェーハw外周の径は、例えば約1mm小さくなり、149.0mmとなる。
このようにウェーハwに反りが生じた状態で、ウェーハwを下降させる。ウェーハwは、ウェーハ外れ防止部35bの内周側端部の内側を通って、その外周部がホルダ35上に載置される。ホルダ35の下部の内径は、ウェーハ外れ防止部35bの内周側端部を結ぶ円の径より小さくなっているため、図14に示すように、ウェーハwは脱落することなく、ホルダ35の下部に中心部が突出した状態で保持される。
そして、実施形態1と同様に、均熱化することにより平坦化させる。そして、実施形態1と同様に、成膜処理を行う。成膜処理終了後、再度同様に温度分布を制御することにより、反りを発生させ、搬出される。
本実施形態によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができる。また、実施形態2と同様に、ウェーハ外れ防止部を、環状とし、ウェーハwのベベルに沿うように、かつ、ウェーハwの厚さと同じ高さとなるようにしてもよい。これにより、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
これら実施形態において、ウェーハwに発生させる反り量は、予めその反り量が得られる条件(温度分布)を求め、その条件(温度分布)に制御することにより、所定の反り量を発生させることができる。また、図15に示すように、反応室41上部に、位置センサなどを用いた反り量検出機構42を設けてもよい。反り量検出機構42を設け、これを上下駆動制御機構43と接続することにより、より正確に反り量(ウェーハ外周の径)を求めることができ、適切な反り量の時にウェーハwを上下移動させることができる。また、さらに温度制御機構44と接続することにより、予め条件を求めることなく、検出される反り量が所定の値になるように、温度分布を制御することができる。
さらに、ウェーハ外れ防止部とウェーハwとの遊びはサブミリオーダーであることから、ウェーハwを保持部材に載置する際に、突き上げピンなどの位置がずれると、ウェーハ外れ防止部上にウェーハwの端部が乗り上げ、ウェーハwが外れたままの状態となる。そこで、図16に示すように、反応室51の内部に位置検出機構52を設け、例えば、ウェーハ外れ防止部53の上面の温度を測定することにより、ウェーハwが乗り上げているか否かを検出する。そして、位置検出機構52と上下駆動制御機構54を接続することにより、乗り上げていると検出された場合は、再度突き上げピンを上昇させ、搬送アームにより反応室より搬出し、再度位置合せを行った上で、搬入することにより、位置を調整することができる。
これら実施形態によれば、半導体ウェーハwにエピタキシャル膜などの膜を高い生産性で形成することが可能となる。そして、ウェーハの歩留り向上と共に、素子形成工程及び素子分離工程を経て形成される半導体装置の歩留りの向上、素子特性の安定を図ることが可能となる。特にN型ベース領域、P型ベース領域や、絶縁分離領域などに100μm以上の厚膜成長が必要な、パワーMOSFETやIGBTなどのパワー半導体装置のエピタキシャル形成工程に適用されることにより、良好な素子特性を得ることが可能となる。
また、本実施形態においては、Si単結晶層(エピタキシャル膜)形成の場合を説明したが、本実施形態は、ポリSi層形成時にも適用することも可能である。また、例えばSiC膜、SiO膜やSi膜などSi膜以外の成膜や、例えばGaAs層、GaAlAsやInGaAsなど化合物半導体などにおいても適用することも可能である。特に、周縁部の結晶性が厳密に要求されない、SiC膜、SiO膜やSi膜や、ポリSi層などにおいて、好適に用いることができる。その他要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
11、41、51…反応室
11a…石英カバー
12…プロセスガス供給機構
12a…ガス供給口
13…ガス排出機構
13a…ガス排出口
14…整流板
15、25…サセプタ
15a…外周部
15b、25b、35b、53…ウェーハ外れ防止部
16…リング
17…回転駆動制御機構
18a…インヒータ
18b…アウトヒータ
19、44…温度制御機構
20…リフレクタ
21…突き上げピン
22、43、54…上下駆動制御機構
35…ホルダ
42…反り量検出機構
52…位置検出機構

Claims (5)

  1. ウェーハが成膜処理される反応室と、
    前記反応室の上部に設けられ、プロセスガスを内部に導入するためのガス供給機構と、
    前記反応室の下部に設けられ、前記反応室よりガスを排出するためのガス排出機構と、
    前記成膜処理の際に、前記ウェーハの端部が所定位置となるように保持するために設けられ、前記所定位置の上部より中心方向に突出したウェーハ外れ防止部を有する支持部材と、
    前記ウェーハを前記支持部材の上方において保持し、上下駆動可能な突き上げ機構と、
    前記ウェーハを所定の温度分布となるように加熱するためのヒータと、
    前記ウェーハを回転させるための回転駆動機構と、
    を備えることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記ウェーハの反り量を検出するための反り量検出機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記ウェーハが支持部材上に載置されているかどうかを検出するための位置検出機構を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体製造装置。
  4. 反応室内にウェーハを搬入し、
    前記ウェーハを所定の温度分布となるように加熱して、前記ウェーハに所定量の反りを発生させ、
    前記ウェーハを、前記所定量の反りが発生した状態で、ウェーハ外れ防止部が上部に設けられた支持部材上に載置し、
    前記ウェーハを均熱化し、平坦化することにより、前記ウェーハ外れ防止部の下部に前記ウェーハの端部を配置し、
    前記ウェーハの表面に、プロセスガスを供給し、
    前記ウェーハを回転させながら加熱して、前記ウェーハの表面に成膜することを特徴とする半導体製造方法。
  5. 前記所定量の反りは、上に凸の反りであることを特徴とする請求項4に記載の半導体製造方法。
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