JP2011197417A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置1は、省電力モードでは消耗品の交換を検出できず、省電力モードから通常モードへの復帰時に、消耗品交換に伴うキャリブレーションの時間を要していた。
【解決手段】印刷データに基づいて画像形成部20によって被記録媒体に画像を形成する通常モードと、消費電力を削減する省電力モードの両方において、アッパーカバー70の開閉状態の状態変化を検知できるカバーオープンセンサ71を画像形成装置1に設けた。これにより、省電力モードにおいてもアッパーカバー70の開閉状態の状態変化を検知できるので、この状態変化のときに消耗品の交換を検知し、交換が検知された消耗品に係るキャリブレーションを実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置の消耗品交換の判断に係る技術としては、例えば下記の特許文献1に記載されているように、消耗品の内部にヒューズを備えて、ヒューズが溶断せず導通している場合には消耗品は新品であると判断し、ヒューズが溶断して非導通となった場合には消耗品は新品ではないと判断するようになっている。
特開2003−21991号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、省電力モード状態時には消耗品が交換されたか否かを検出することが不可能であった。よって、常に省電力モード中に消耗品が交換されたことを想定する必要があり、省電力モードから通常モードへの復帰時に、常に消耗品が交換されたか否かの検出と、消耗品交換に伴うキャリブレーション(補正)を実施していたので、印刷データ受信から印刷開始までに時間がかかるという課題があった。
本発明の画像形成装置は、着脱可能に装着される消耗品と、前記消耗品の交換時に開閉されるカバーと、被記録媒体に画像を形成する画像形成部とを有し、通常の動作を行う通常モードと、消費電力を削減する省電力モードとの切り換えが可能であって、前記通常モード時に印刷データに基づき、前記画像形成部によって前記被記録媒体に前記画像を形成する画像形成装置において、前記省電力モードにおいて、前記カバーの開閉状態の状態変化を検知可能なカバー開閉検知手段と、前記省電力モードにおいて、前記カバー開閉検知手段によって前記カバーの開閉状態の状態変化を検知したとき、前記消耗品の交換を検知し、交換が検知された前記消耗品の交換後の処理を行う消耗品交換後処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、次の(A),(B)のような効果がある。
(A) 消耗品が交換された可能性のあるカバーの開閉状態の状態変化を検知した場合に限って消耗品の交換検出とキャリブレーションを行うため、省電力モード時に印刷データを受信したときに通常モードに復帰するまでの時間を短縮でき、迅速に印刷データを印刷できる。
(B) 省電力モードからの復帰時であっても、カバーの開閉状態の状態変化を検知していなければキャリプレーション動作は実施されない為、消耗品の寿命を延長できる。
図1は、本発明の実施例1における画像形成装置1の制御部80を示す概略の構成図である。 図2は、本発明の実施例1における画像形成装置1を示す斜視図である。 図3は、図2の画像形成装置1を示す断面図である。 図4は、図1の画像形成装置1の電源部を示す概略の構成図である。 図5は、図1のロジック系回路部90におけるCPU91の動作を示すフローチャートである。 図6は、図1の駆動系回路部100におけるCPU101の動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施例2における画像形成装置1Aの制御部80Aを示す概略の構成図である。 図8は、図7のロジック系回路部90におけるCPU91の動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2(a),(b)は、本発明の実施例1における画像形成装置1を示す斜視図であり、同図(a)は、アッパーカバー70が閉じた状態を示す図、及び、同図(b)は、アッパーカバー70が開いた状態を示す図である。
画像形成装置1は、アッパーカバー70が開閉可能な構造となっている。OPENボタン72を押すとアッパーカバー70が開き、消耗品であるトナーカートリッジ22や定着装置40の着脱が可能となり、図示しない消耗品の転写搬送ベルト28と現像ユニット21も同様に着脱が可能となる。
図3は、図2の画像形成装置1を示す断面図である。
画像形成装置1は、例えばタンデム方式のカラー電子写真プリンタ装置であり、画像形成部20、給紙部10、及び定着装置40を備えており、被記録媒体(例えば印刷用紙12)へ画像を形成する機能を有している。給紙部10は、給紙カセット11、給紙ローラ13、及びレジストローラ14を備えている。印刷用紙12は、給紙ローラ13の回動によって給紙カセット11から搬出され、レジストローラ14まで送られ、更に転写搬送ベルト28上を送られ、各色の画像形成部20に達する。
画像形成部20は、現像ユニット21が4色分の4個が実装され構成されている。図3に示すように、現像ユニット21の4個は順番に並設され、同図の右側から左側に向かつてブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の順に配設されている。現像ユニット21には、ブラック(K)に対応したトナーカートリッジ22−K、イエロー(Y)に対応したトナーカートリッジ22−Y、マゼンダ(M)に対応したトナーカートリッジ22−M、シアン(C)に対応したトナーカートリッジ22−Cが装着されている。各々の現像ユニット21とトナーカートリッジ22は分離可能な構造となっており、ブラック(K)トナーカートリッジ22−K、イエロー(Y)トナーカートリッジ22−Y、マゼンダ(M)トナーカートリッジ22−M、シアン(C)トナーカートリッジ22−Cは収納された現像剤(の色)を除き同じ構成である。現像ユニット21は、アッパーカバー70を閉じることにより、印字ヘッド23が当接する構造になっている。アッパーカバー70の開閉を検出するためのカバーオープンセンサ71は、画像形成装置1の前方に設置されている。
現像ユニット21は、感光体ドラム24、帯電器25、現像ローラ26、及びクリーナ27が収納されている。感光体ドラム24は、その周面が光導電性材料で構成され、感光体ドラム24の周面近傍には、帯電器25、現像ローラ26、及びクリーナ27が順次配設されている。転写器29は、転写搬送ベルト28を介して感光体ドラム24に当接されている。
感光体ドラム24は、用紙搬送方向に回転し、先ず帯電器25からの電荷付与により、感光体ドラム24の周面を一様に帯電する。そして、印字ヘッド23からの印字情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム24の周面に静電潜像を形成し、現像ローラ26による現像処理によりトナー像を形成する。
この時、感光体ドラム24の周面に形成されるトナー像は、トナーカートリッジ22−K、22−Y、22−M、22−Cに収納されたブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のトナーである。感光体ドラム24の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム24の左向きの矢印方向の回動に伴って転写器29の位置に達し、感光体ドラム24の直下を左向きの矢印方向に移動する印刷用紙12の上面に転写される。そして、各転写部においてトナー像が転写されてトナー像が転写された印刷用紙12は転写搬送ベルト28の移動に従って、転写搬送ベルト28上を左向きの矢印方向に移動し、定着装置40において熱定着処理が施される。
印刷用紙12は、定着装置40の加熱ローラ42と加圧ローラ41間を挟持されて搬送される。その間に、印刷用紙12に転写された複数色のトナー像は溶融して用紙に熱定着する。定着装置40によってトナー像が定着された印刷用紙12は、排出ユニット部60に搬送されて排出されるか、或いは両面印刷を行う為に切換板51を介して両面印刷ユニット50に搬送され、再び画像形成部20で印刷用紙12の反対面の画像形成が行われた後、排出ユニット部60に搬送されて排出される。
図1は、本発明の実施例1における画像形成装置1の制御部80を示す概略の構成図である。
制御部80は、ロジック系回路部90の中央処理装置(以下、「CPU」という。)91等と、駆動系回路部100のCPU101等より構成されている。ロジック系回路部90は、3.3V直流電圧が供給され、制御を行う為のCPU91、制御プログラムを実行する際のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)92、及び画像の形成動作に関する画像処理プログラム等の各種プログラムが格納されているROM(Read Only Memory)93を有している。CPU91は、RAM92、ROM93、駆動系回路部100のCPU101、3.3Vのセンサー電源が供給されているカバーオープンセンサ71、操作基板94、及び外部から送信された印刷データを受信するためのインタフェース95が接続され、オン/オフ(以下、「ON/OFF」という。)制御信号96を介してメイン電源部140が接続されている。CPU91は、ROM93から必要なプログラムを読み出して、インタフェース95を介して受信した印刷データを変換して、画像形成部20で被記録媒体に画像を形成する機能を有している。
駆動系回路部100は、駆動回路群105と駆動回路118とを駆動制御する信号を出力するCPU101、ROM102、RAM103、駆動回路群105、駆動回路118、駆動回路群105と駆動回路118とから出力される駆動信号により動作するアクチュエータ類106、消耗品交換検出回路104、中継基板120、及びRFID(Radio Frequency IDentification)リード/ライト回路121を有している。駆動回路群105は、給紙モータ111を駆動する駆動回路110、搬送モータ113を駆動する駆動回路112、ベルトモータ115を駆動する駆動回路114、及び定着モータ117を駆動する駆動回路116を有している。駆動回路118は、現像駆動モータ119を駆動している。アクチュエータ類106は、画像形成に係るローラやベルト等の構成部材を駆動する機能を有し、給紙を行う給紙モータ111、用紙の搬送を行う搬送モータ113、ベルトを駆動するベルトモータ115、定着を行う定着モータ117、現像駆動モータ119を備えている。
CPU101には、ROM102、RAM103、ロジック系回路部90のCPU91、駆動回路群105、駆動回路118、消耗品交換を検出するための消耗品交換検出回路104、及びトナーカートリッジ22に内蔵されたRFIDタグの情報を読み書きするRFIDリード/ライト回路121が接続されている。
消耗品交換検出回路104には、中継基板120を介して、消耗品の転写搬送ベルト28、定着装置40、及び現像ユニット21が接続されており、これら消耗品に内蔵されたヒューズが導通しているか非導通となったかによって新旧識別する機能を有している。
RFIDリード/ライト回路121は、トナーカートリッジ22に内蔵されたRFIDタグの情報を読み書きする機能を有し、このタグ情報が変更されたか否かによってトナーカートリッジ22の新旧識別を行う回路である。駆動系回路部100には、アクチュエータ類106の駆動用の24V直流電圧と、CPU101、ROM102等が使用する5V直流電圧が供給されている。
図4は、図1の画像形成装置1の電源部を示す概略の構成図である。
電源部は、ロジック系回路部90に3.3V直流電圧を供給するサブ電源部130と、制御部80の駆動回路部100bに24V直流電圧を供給し、駆動回路制御部100aに5V直流電圧を供給するメイン電源部140で構成されている。駆動回路部100bは、駆動回路群105、駆動回路118、及びアクチュエータ類106を有している。駆動回路制御部100aは、CPU101、ROM102、RAM103、消耗品交換検出回路104、中継基板120、及びRFIDリード/ライト回路121を有している。
サブ電源部130は、外部より入力された交流電圧を整流する電源整流部131と、スイッチング動作により電源整流部131から出力された直流電圧をスイッチングして、トランス133の1次側に供給するスイッチングコントロール部132と、トランス133の2次側に誘起された矩形波を整流して、負荷装置に対して3.3V直流電圧を出力する2次側整流部134と、2次側整流部134の出力電圧と基準電圧とを比較して、スイッチングコントロール部132へ制御信号を出力するフィードバック制御部135とを備えている。
電源整流部131には、交流電圧が入力され、スイッチングコントロール部132を介してトランス133の1次側に接続されている。トランス133の2次側は、2次側整流部134を介してロジック系回路部90に3.3V直流電圧を出力するとともにフィードバック制御部135に入力され、フィードバック制御部135の出力信号は、スイッチングコントロール部132に入力され、サブ電源部130の出力電圧を安定化させる。
メイン電源部140は、外部より入力された交流電圧をON/OFF制御するためのリレー136と、リレー136を介して供給された交流電圧を整流する電源整流部141と、スイッチング動作により電源整流部141から出力された直流電圧をスイッチングして、トランス143の1次側に供給するスイッチングコントロール部142と、トランス143の2次側に誘起された矩形波を整流して、負荷装置に対して24V直流電圧を出力する2次側整流部144と、2次側整流部144の出力電圧と基準電圧とを比較して、スイッチングコントロール部142へ制御信号を出力するフィードバック制御部145と、24V直流電圧より5V直流電圧を生成するDCDC変換部146とを備えている。
リレー136は、交流電圧とロジック系回路部90からON/OFF制御するためのON/OFF制御信号96が入力され、電源整流部141に交流電圧が出力される。電源整流部141は、スイッチングコントロール部142を介してトランス143の1次側に接続されている。トランス143の2次側は、2次側整流部144を介して駆動回路部100bに24V直流電圧を出力するとともにフィードバック制御部145に入力され、フィードバック制御部145の出力信号は、スイッチングコントロール部142に入力され、メイン電源部140の出力電圧を安定化させる。2次側整流部144は、DCDC変換部146を介して駆動回路制御部100aに5V直流電圧を出力する構成になっている。
(実施例1の動作)
図5は、図1のロジック系回路部90におけるCPU91の動作を示すフローチャートである。
画像形成装置1の印刷動作が終了して待機モードとなったならば、ロジック系回路部90のCPU91は、ステップS1において、時間経過を監視する。この印刷動作終了後の時間の経過が一定時間内(例えば、10分未満)ならば、ステップS1の処理に戻る。この一定時間は、印刷後に省電力モードに遷移するまでのアイドル時間である。
ステップS2において、CPU91は、省電力モードに移行させる。具体的にはメイン電源部140が出力する24V直流電圧と5V直流電圧をON/OFFを制御するON/OFF制御信号96にハイレベルを出力して、リレー136をOFF状態に切り替える。24V直流電圧と5V直流電圧の出力はOFFとなり、駆動系回路部100には電源供給されなくなるため、消費電力は低減される。
ステップS3において、CPU91は、インタフェース95から印刷データを受信したか判定する。印刷データを受信した場合にはステップS4の処理を行うが、印刷データが未受信と判定した場合にはステップS5の処理を行う。
ステップS4において、CPU91は、省電力モードから通常モードに復帰する。通常モードへの復帰は、具体的には前記のON/OFF制御信号96にハイレベルを出力してリレー136をON状態に切り替える。これにより24V直流電圧と5V直流電圧が出力されて、駆動系回路部100は再起動し、印刷可能な状態に復帰する。その後、ロジック系回路部90のCPU91と、駆動系回路部100のCPU101は協調して印刷を開始し、図5の処理を終了する。
ステップS5において、CPU91は、カバーオープンセンサ71の出力を検知し、アッパーカバー70が開いた状態から閉められた状態に遷移したか否かを判定する。ステップS5における処理を行うのは、カバー開閉検知手段である。カバーオープンセンサ71は、ロジック系回路部90に在り、省電力モードでも3.3V直流電圧が電源として供給されるため、アッパーカバー70の開閉状態が検出可能である。アッパーカバー70が閉められたことを検出しない場合はステップS3の処理に戻る。
ステップS6において、CPU91は、省電力モードより復帰する。このときの処理はステップS4と同一である。
ステップS7において、CPU91は、CPU101からの省電力モードへの移行指示を待つ。CPU101から、省電力モードへの移行が指示されたならば、ステップS2の処理に戻り、再び省電力モードへ移行する。
図6は、図1の駆動系回路部100におけるCPU101の動作を示すフローチャートである。
駆動系回路部100のCPU101は、処理を開始すると、ステップS10において、ロジック系回路部90のCPU91に省電力モードからの復帰理由を問い合わせる。
ステップS11において、CPU101は、カバーの開状態から閉状態への状態変化を検知したことが省電力モードからの復帰理由ならば、ステップS20の処理を行う。ステップS20〜27の処理を行うのは、消耗品交換後処理手段である。
ステップS12において、CPU101は、CPU91経由で印刷データの受信を待つ。ステップS13において、CPU101は、CPU91と協調して受信した印刷データを印刷する。
ステップS20〜S23において、CPU101は、消耗品の個数分の繰り返し処理を行い、ステップS21において、消耗品が交換されたかを検出する。具体的には、消耗品交換検出回路104を介して消耗品の転写搬送ベルト28、定着装置40、現像ユニット21の交換を検知し、RFIDリード/ライト回路121を介してトナーカートリッジ22の交換を検知し、当該消耗品が交換されていなかったならば、ステップS23の処理を行うが、そうでなければステップS22において、交換された消耗品の寿命カウンタをリセットする。
ステップS24において、CPU101は、転写搬送ベルト28、定着装置40、現像ユニット21、又はトナーカートリッジ22のいずれかが交換されていなかったならば、ステップS26の処理を行う。そうでなければステップS25において、濃度補正処理を行う。これらの消耗品のいずれかが交換された場合には、印刷濃度が変化する可能性があるため、そのキャリブレーションを行うものである。
ステップS26において、CPU101は、色ずれ補正処理を行う。色ずれ補正処理は、アッパーカバー70の開閉動作により、現像ユニット21等の位置がずれる可能性があるため、そのキャリブレーションを行うものである。ステップS27において、CPU101は、ロジック系回路部90のCPU91に省電力モードへの移行を指示する。
(実施例1の効果)
本実施例1の画像形成装置1によれば、次の(A),(B)のような効果がある。
(A) 消耗品が交換された可能性のあるアッパーカバー70の開状態から閉状態への状態変化を検知した場合に限って消耗品の交換検出とキャリブレーションを行うため、省電力モード時に印刷データを受信したときに通常モードに復帰するまでの時間を短縮でき、迅速に印刷データを印刷できる。
(B) 省電力モードからの復帰時であっても、アッパーカバー70の開状態から閉状態への状態変化を検知していなければキャリプレーション動作は実施されない為、消耗品の寿命を延長できる。
(実施例2の構成)
図7は、本発明の実施例2における画像形成装置1Aの制御部80Aを示す概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2における制御部80Aの構成は、実施例1を示す図1の構成とほぼ同様であり、実施例1と同様の駆動系回路部100と、実施例1とは異なる構成のロジック系回路部90Aを備えている。
ロジック系回路部90Aは、実施例1と同様に3.3V直流電圧が供給され、制御を行う為のCPU91、制御プログラムを実行する際のワークエリアとして使用されるRAM92、画像の形成動作に関する画像処理プログラム等の各種プログラムが格納されているROM93を有しており、更にON/OFF回路98を有している。
CPU91は、実施例1と同様に、RAM92、ROM93、駆動系回路部100のCPU101、カバーオープンセンサ71、操作基板94、及び外部から送信された印刷データを受信するためのインタフェース95が接続されており、ON/OFF制御信号96を介してメイン電源部140が接続され、更にON/OFF制御信号97を介してON/OFF回路98が接続されている。ON/OFF回路98は、ON/OFF制御信号97に従い、カバーオープンセンサ71への電源の供給をON/OFFする。
(実施例2の動作)
図8は、図7のロジック系回路部90におけるCPU91の動作を示すフローチャートであり、実施例1を示す図5中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
ステップS1〜S2,S4の処理は、実施例1の図5と同一である。ステップS3において、CPU91は、インタフェース95から印刷データを受信したか判定する。印刷データを受信した場合には実施例1と同様にステップS4の処理を行うが、印刷データが未受信と判定した場合には、実施例1とは異なりステップS30の処理を行う。
ステップS30において、CPU91は、900mSECの待ち時間を設ける。この待ち時間の間、カバーオープンセンサ71への供給電圧をカットできるため、更なる省電力効果が生じる。ステップS31において、CPU91は、カバーオープンセンサ71への供給電圧をONする。具体的にはCPU91より出力されるON/OFF制御信号97をHレベルとして、前記電源供給のON/OFF回路98をONとすることにより、3.3V直流電圧がカバーオープンセンサ71へ供給されている。ステップS31の処理を行うのは、カバーセンサ電源供給手段である。
ステップS32において、CPU91は、100mSECの待ち時間を設ける。この待ち時間は、電圧を供給してからカバーオープンセンサ71の出力が安定するまでの時間である。ステップS5において、CPU91は、アッパーカバー70が閉められたかを判定する。アッパーカバー70が閉められたことを検出した場合はステップS33の処理を行い、それ以外の場合はステップS34の処理を行う。
ステップS34において、CPU91は、カバーオープンセンサ71への供給電圧をOFFした後に、ステップS3の処理に戻り、印刷データ受信を再度判定する。ステップS33において、CPU91は、カバーオープンセンサ71への供給電圧をOFFした後に、実施例1と同様に、ステップS6において省電力モードから復帰する。省電力モードから復帰したときのCPU101の処理は、実施例1と同様である。ステップS7において、CPU101からの省電力モードへの移行指示を待ち、CPU101から、省電力モードへの移行が指示されたならば、ステップS2の処理に戻り、再び省電力モードへ移行する。
(実施例2の効果)
本実施例2の画像形成装置1によれば、実施例1の効果に加え、次の(C)のような効果がある。
(C) 省電力モード時にアッパーカバー70の開閉の検出を行っても、開閉の検出に伴う消費電力は極めて少なくすることが可能である。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 実施例1、2は、画像形成装置、特にタンデム方式のカラー電子写真プリンタ装置の省電力モードのカバー開閉検出に対して説明を行ったが、電子写真プリンタに限らず、複写機、インクジェットプリンタ等、種々の画像形成装置にも適用できる。
(b) 画像形成装置以外でも、省電力モードを持ち、消耗品を交換する場合にカバー開閉を行うような装置にも適用できる。
(c) 実施例1、2は、カバーセンサによってカバーが開状態から閉状態への状態変化を検知した場合に限って消耗品の交換検出とキャリブレーションを行うように構成した。更に、閉状態から開状態への状態変化(以下、「開閉状態の状態変化」という。)を検知したり、開状態のみを検知したり、閉状態のみを検知したりしてもよい。
1,1A 画像形成装置
21 現像ユニット
22 トナーカートリッジ
23 印字ヘッド
28 転写搬送ベルト
40 定着装置
80,80A 制御部
90,90A ロジック系回路部
100 駆動系回路部
130 サブ電源部
140 メイン電源部

Claims (6)

  1. 着脱可能に装着される消耗品と、
    前記消耗品の交換時に開閉されるカバーと、
    被記録媒体に画像を形成する画像形成部とを有し、
    通常の動作を行う通常モードと、消費電力を削減する省電力モードとの切り換えが可能であって、前記通常モード時に印刷データに基づき、前記画像形成部によって前記被記録媒体に前記画像を形成する画像形成装置において、
    前記省電力モードにおいて、前記カバーの開閉状態の状態変化を検知可能なカバー開閉検知手段と、
    前記省電力モードにおいて、前記カバー開閉検知手段によって前記カバーの開閉状態の状態変化を検知したとき、前記消耗品の交換を検知し、交換が検知された前記消耗品の交換後の処理を行う消耗品交換後処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記消耗品交換後処理手段は、
    前記省電力モードにおいて、前記カバー開閉検知手段によって前記カバーの開閉状態の状態変化を検知したとき、前記通常モードに切り換えたのち、前記消耗品の交換を検知し、交換が検知された前記消耗品の交換後の処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記消耗品交換後処理手段は、
    前記省電力モードにおいて、前記カバー開閉検知手段によって前記カバーの開閉状態の状態変化を検知したとき、前記通常モードに切り換えたのち、前記消耗品の交換を検知し、交換が検知された前記消耗品の交換後の処理を行い、そののち前記省電力モードに自動的に切り換えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置は、更に、
    電源の供給を受けて前記カバーの開閉状態の状態変化を検知するカバーセンサと、
    前記カバーセンサへ周期的に前記電源を供給する指示を行う、カバーセンサ電源供給手段とを有し、
    前記カバー開閉検知手段は、
    前記カバーセンサ電源供給手段によって前記カバーセンサへ前記電源を供給するよう指示しているときに、前記カバーセンサによって前記カバーの開閉状態の状態変化を検知することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記消耗品交換後処理手段による交換が検知された前記消耗品の交換後の処理は、前記消耗品が新品か否かを判断する寿命カウンタのリセット、前記画像形成部の前記画像の形成における濃度を補正する濃度補正処理、又は前記画像形成部の前記画像の形成における色のずれを補正する色ずれ補正処理のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記消耗品交換後処理手段による交換が検知された前記消耗品の交換後の処理は、交換された前記消耗品が、前記被記録媒体を前記画像形成部に搬送する転写搬送ベルト、前記被記録媒体にトナー像を熱定着させる定着装置、前記被記録媒体に前記トナー像を形成する現像ユニット、又は前記トナー像の形成に用いられるトナーを格納するトナーカートリッジのうちのいずれか1つであったときの前記画像形成部の前記濃度補正処理であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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