JP2011197195A - 光源装置及び波長制御方法 - Google Patents

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隆之 広瀬
Kenji Kunihara
健二 国原
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Abstract

【課題】出射光の波長の可変範囲を広くし、かつ出力が低下することを抑制する。
【解決手段】強誘電体結晶基板100は、端面102から端面104に向かう少なくとも一部の領域に複数の分極反転領域が周期的に形成されている。光源200は、例えば半導体レーザーであり、強誘電体結晶基板100の端面102に第1の波長を有する第1の光を入射させる。駆動機構300は、光源200を移動させることにより、端面102に対する光源200の角度を変える。制御部400は、駆動機構300を制御することにより、端面102に対する第1の光の入射角を変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、擬似位相整合素子を有する光源装置及び波長制御方法に関する。
LiNbO、LiTaOなどの強誘電体結晶の誘電分極方向を周期的に180度反転(分極反転)させることにより擬似的に位相整合をさせる方法は、擬似位相整合(QPM:Quasi-Phase-Matching)と呼ばれている。上記技術により、安価なレーザー光源を用いて、より高い周波数のレーザー光を得ることが可能になる。
例えば波長が2〜5μmである近赤外から中赤外波長を有するレーザー光は、種々のガス種のセンシングに応用されている。しかし、一部の特殊な波長を除いて、この波長域の半導体レーザーは実現されていない。このため、QPMを利用してこの波長域のレーザー光を得ることが期待されている。
なお、QPMデバイスを用いたガス分析の応用例は、例えば非特許文献1に記載されている。ガスは、非常に狭い波長範囲に多数の吸収ピークを有している。非特許文献1では、レーザー光を光源として用いているが、入射光の波長を挿引して出射光の波長を変化させることにより、1本あるいは複数の吸収ピークの観測を行っている。
またQPMデバイスを広帯域化する方法として、ファンアウト型とチャープ型が提案されている。ファンアウト型(特許文献1参照)は、帯形の反転領域と非反転領域とを、放射状(扇状)を呈する縞状となるよう交互に配置したものである。ファンアウト形状の反転構造を光パラメトリック発振(OPO)に適用した場合、光路を平行移動させることで、発振波長を連続的に変化させることが可能である。
チャープ型(特許文献2参照)は、光の伝搬方向に分極反転周期を連続的に変化(チャープ)させたQPMデバイスである。
特開2004−21011号公報 特開2007−79227号公報
山口:光学、第36巻、第5号、p264(2007)
しかし、非特許文献1に記載の方法では、入射光の波長の可変範囲が狭いため、出射光の波長の可変範囲も、例えば100pmと狭かった。このため、出射光の波長の可変範囲をさらに広げることが望まれている。
また特許文献1に記載の方法では、分極反転周期が横方向に連続的に変化しているので、短周期の領域では位相整合領域の有効長さが短くなり、その結果、出力が低下してしまう。
また特許文献2に記載の方法でも、伝搬方向に反転周期を変化させているために、出力の低下が起こってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、出射光の波長の可変範囲が広く、かつ出力が低下することを抑制できる光源装置及び波長制御方法を提供することにある。
本発明によれば、第1の端面から第2の端面に向かう少なくとも一部の領域に複数の分極反転領域が周期的に形成されている第1の強誘電体結晶と、
前記第1の強誘電体結晶の前記第1の端面に第1の波長を有する第1の光を入射させる第1の光学系と、
前記第1の光学系を構成する部品の少なくとも一つ、又は前記第1の強誘電体結晶を移動させる第1の駆動機構と、
前記第1の駆動機構を制御することにより、前記第1の端面に対する前記第1の光の入射角を変化させる制御部と、
を備える光源装置が提供される。
前記第1の光学系が第1の光源を有している場合、前記第1の駆動機構は前記第1の光源を移動させてもよい。
また前記第1の光学系が、前記第1の光を発する第1の光源と、前記第1の光を前記第1の端面に向けて反射する第1反射ミラーと、を有している場合、前記第1の駆動機構は前記第1反射ミラーの角度を変えてもよい。
この場合、第3の端面から第4の端面に向かう少なくとも一部の領域に、複数の分極反転領域が前記第1の強誘電体結晶とは異なる周期で形成されている第2の強誘電体結晶をさらに備えてもよい。この場合、前記第1の光学系は、前記第1の光源が発した前記第1の光の光路を、前記第1の端面に入射するための第1の光路及び前記第3の端面に入射するための第2の光路の間で切り替える切替ミラーと、前記切替ミラーを駆動させる第3の駆動機構とを備える。前記第1の光路には前記第1反射ミラーが設けられており、前記第2の光路には、前記第1の光を前記第3の端面に向けて反射する第2反射ミラーが設けられている。前記制御部は、前記第1反射ミラーを前記第1の駆動機構を介して制御することにより、前記第1の端面に対する前記第1の光の入射角を変化させる。さらに、前記第2反射ミラーを制御する第4の駆動機構を備えようにして、前記制御部が、前記第2反射ミラーを前記第4の駆動機構を介して制御することにより、前記第3の端面に対する前記第1の光の入射角を変化させる。
また、前記第1の強誘電体結晶の前記第1の端面に第2の波長を有する第2の光を入射させる第2の光学系と、前記第2の光学系を構成する部品の少なくとも一つを移動させる第2の駆動機構とを備えてもよい。この場合、前記制御部は、前記第2の駆動機構を制御することにより、前記第1の端面に対する前記第2の光の入射角を変化させる。
本発明によれば、第1の端面から第2の端面に向かう少なくとも一部の領域に複数の分極反転領域が周期的に形成されている第1の強誘電体結晶の前記第1の端面に光を入射させ、前記第2の端面から、波長が変換された出射光を得る波長変換方法において、
前記第1の端面に対する前記光の入射角を制御することにより、前記出射光の波長を制御する波長制御方法が提供される。
本発明によれば、出射光の波長の可変範囲を広くして、かつ出力が低下することを抑制できる。
第1の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。 図1の変形例に係る光源装置の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。 第3の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。 COの吸収ピークを示すチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。この光源装置は、強誘電体結晶基板100、光源200、駆動機構300、及び制御部400を備えている。強誘電体結晶基板100は、端面102から端面104に向かう少なくとも一部の領域に複数の分極反転領域が周期的に形成されている。光源200は、例えば半導体レーザーであり、強誘電体結晶基板100の端面102に第1の波長を有する第1の光を入射させる。駆動機構300は、光源200を移動させることにより、端面102に対する光源200の角度を変える。制御部400は、駆動機構300を制御することにより、端面102に対する第1の光の入射角を変化させる。この光源装置は、例えば気体中に含まれるガス成分(例えば二酸化炭素)を分析するための光源として用いられる。以下、詳細に説明する。
強誘電体結晶基板100は、LiNbO基板又はLiTaO基板であり、平面形状は長方形、平行四辺形、又は台形である。強誘電体結晶基板100の少なくとも端面102,104及び側面は光学研磨が行われている。強誘電体結晶基板100の側面は、樹脂でモールドされていてもよい。強誘電体結晶基板100は分極反転領域106を周期的に有しているため、擬似位相整合素子となっている。このため、端面102に入射した第1の光は、端面104から出射光として出射するときには光パラメトリック発振によって波長が変わっている。強誘電体結晶基板100が有する分極反転領域106の周期は、第1の光の波長、及び出射光として所望される波長によって定められる。例えば第1の光の波長が1.06μmであり、第1の光が端面102に対して垂直に入射したときの出射光の波長を4.4μmにしたい場合には、分極反転領域106の幅及び配置間隔(分極反転周期)は、いずれも27.9μmになる。
このような構成において、駆動機構300が光源200を移動させると、端面102に対する第1の光の入射角が変化する。第1の光の入射角が変化すると、これに伴って強誘電体結晶基板100の内部において光が進行する角度は変化する。光の進行角度が変化すると、光の進行方向における強誘電体結晶基板100の分極反転周期は変化する。具体的には、端面102に対する第1の光の入射角度θが90°より小さくなるにつれて、光の進行方向における強誘電体結晶基板100の分極反転周期は長くなる。この結果、出射光の光の波長は、入射角度θが90°より小さくなるにつれて短くなる。なお光の進行方向が決まった場合、その進行方向における強誘電体結晶基板100の分極反転周期は、端面102から端面104の間で一定となる。
ここで入射角度θが90°から離れている場合、光は強誘電体結晶基板100の側面にあたるが、この側面で光は全反射しながら伝播する。このようにすると分極反転周期を長くすることができ、その結果、後述する出射光の波長の可変範囲を広くすることができる。強誘電体結晶基板100がLiNbO基板である場合、LiNbOの屈折率は2.2程度であるため、強誘電体結晶基板100の周囲が空気である場合、入射角度θが0°〜90°の範囲で強誘電体結晶基板100の側面で光は全反射する。なお、入射角θが90°に近い場合は、光は強誘電体結晶基板100の側面にあたらずに直接端面104まで到達することもある。
例えば分極反転周期が27.9μmであり、第1の光の波長が1.06μmである場合、入射角度θが90°であるときの出射光の波長は4.4μmになる。一方、入射角度θが63.8°であるとき、屈折によって強誘電体結晶基板100の内部における光の進行角度θ´は78.2°になり、その結果、出射光の波長は4.2μmになる。入射角度θを連続的に変化させることにより、出射光の波長も連続的に変化する。
なお、強誘電体結晶基板100の端面104から出射した出射光の角度は、例えば端面104の近くにレンズ500を設けることにより、端面104に対して略平行にすることが可能である。
以上、本実施形態によれば、強誘電体結晶基板100の端面102に対する第1の光の入射角を変化させることにより、端面104から出射する出射光の波長を変化させることができる。波長の変化幅は、非特許文献1に記載のものと比較して十分大きい。従って、出射光の波長の可変範囲は広くなる。また第1の光の進行方向において分極反転周期は一定であるため、出射光の出力が低下することを抑制できる。
例えば図1に示した光源装置を、気体中に含まれる二酸化炭素の濃度を分析するための光源として用いる場合を考える。図6に示すように、COは波長4.3μm前後に複数の吸収ピークを有している。COの濃度を測定するためには、これらの複数の吸収ピークを測定できるようにすることが好ましい。一方、強誘電体結晶基板100の出射光の波長の可変範囲は、強誘電体結晶基板100の製造工程に起因してばらつくことがある。強誘電体結晶基板100の出射光の波長の可変範囲が狭い場合、出射光の波長の可変範囲がばらつくと、COの波長4.3μm前後の複数の吸収ピークの一部が測定できなくなる可能性がある。これに対して本実施形態では、上述したように出射光の波長の可変範囲は広いため、このような不具合が生じることを抑制できる。
なお、図2に示すように、駆動機構300が強誘電体結晶基板100を移動させることにより、端面102に対する第1の光の入射角を変化させるようにしてもよい。この場合においても、図1の場合と同様の効果を得ることができる。ただし、強誘電体結晶基板100の大きさが光源200よりも大きい場合、図1の構成にしたほうが駆動機構300を小型化することができる。
図3は、第2の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。本実施形態に係る光源装置は、以下の点を除いて図1に示した光源装置と同様の構成である。
まず光源200で発生した第1の光は、ミラー202,204でこの順に反射された後に強誘電体結晶基板100の端面102に入射する。すなわちミラー204は、第1の光を端面102に向けて反射する。そして駆動機構300は、端面102に対するミラー204の角度を変えることにより、端面102に対する第1の光の入射角を変化させる。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また光源200よりミラー204が小さい場合、第1の実施形態と比較して駆動機構300を小型化することができる。
図4は、第3の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。本実施形態に駆る光源装置は、光源210、ミラー212,214、及び駆動機構310を有している点を除いて第2の実施形態に係る光源装置と同様の構成である。
光源210は、第2の波長を有する第2の光を発する。光源210は、例えば半導体レーザーである。光源210で発生した第2の光は、ミラー212,214でこの順に反射された後に強誘電体結晶基板100の端面102に入射する。すなわちミラー214は、第2の光を端面102に向けて反射する。そして駆動機構310は、端面102に対するミラー214の角度を変えることにより、端面102に対する第2の光の入射角を変化させる。駆動機構310は、制御部400によって制御されている。
本実施形態において、光源200,210は制御部400によって制御されている。そして制御部400は、光源200,210のいずれか一方のみを動作させることにより、第1の光と第2の光のいずれか一方のみを端面102に入射させる。ただし制御部400は、光源200,210の双方を同時に動作させてもよい。
第2の光の波長が1.25μmであり、強誘電体結晶基板100の分極反転周期が27.9μmである場合、第2の光の入射角が90°〜63.8°の間で変化すると、第2の光の出射光の波長は5〜4.75μmの間で変化する。そして第1の光の波長が1.06μmである場合、第1の実施形態で説明したように、第1の光の出射光の波長を4.4〜4.2μmの間で変化させることができる。
従って本実施形態によれば、例えば波長が5〜4.75μmの光と、波長が4.4〜4.2μmの光を得ることができる。従って、光の波長の変化幅がさらに広くなる。
図5は、第4の実施形態に係る光源装置の構成を示す図である。この光源装置は、以下の点を除いて第2の実施形態に係る光源装置と同様の構成である。
まず、強誘電体結晶基板100に加えて、強誘電体結晶基板110も有している。強誘電体結晶基板110も、端面112から端面114に向かう少なくとも一部の領域に、複数の分極反転領域116を周期的に有しているが、その周期すなわち分極反転周期は、強誘電体結晶基板100とは異なる。
そして本実施形態に係る光源装置は、光学系として、光源200、ミラー204、切替ミラー220、及びミラー230を備えている。ミラー204は、光源200が発生した第1の光を、ミラー204及びミラー230のいずれか一方に向けて反射する。第1の光がミラー204に向けて反射された場合、第1の光はミラー204によって強誘電体結晶基板100の端面102に向けて反射される(第1の光路)。第1の光がミラー230に向けて反射された場合、第1の光はミラー230によって強誘電体結晶基板110の端面112に向けて反射される(第2の光路)。
また駆動機構としては、駆動機構300に加えて、駆動機構320,330を備えている。駆動機構320は切替ミラー220の向きを制御し、駆動機構330はミラー230の向きを制御する。駆動機構320,330の動作は、制御部400によって制御されている。
本実施形態において制御部400は、第1の光を強誘電体結晶基板100に入射させたい場合、駆動機構320を介して切替ミラー220の向きを制御し、第1の光をミラー204に向けて反射させる。そして制御部400は、駆動機構300を介してミラー204の向きを制御することにより、強誘電体結晶基板100の端面102に対する第1の光の入射角度を制御する。
また制御部400は、第1の光を強誘電体結晶基板110に入射させたい場合、駆動機構320を介して切替ミラー220の向きを制御し、第1の光をミラー230に向けて反射させる。そして制御部400は、駆動機構330を介してミラー230の向きを制御することにより、強誘電体結晶基板110の端面112に対する第1の光の入射角度を制御する。端面112から入射した光は、波長が変換された後に端面114から出射する。
そして強誘電体結晶基板110の分極反転周期が29.8μmであり、第1の光の波長が1.06μmである場合、入射角度θが90°であるときの出射光の波長は3.5μmになる。一方、入射角度θが68.1°であるとき、出射光の波長は3.3μmになる。すなわち強誘電体結晶基板110を用いることにより、例えば3.5μm〜3.3μmの範囲で光の波長を変化させることができる。
また第1の実施形態と同様に、強誘電体結晶基板100の分極反転周期が27.9μmであり、第1の光の波長が1.06μmである場合、強誘電体結晶基板100を用いることにより、例えば4.4μm〜4.2μmの範囲で光の波長を変化させることができる。
従って本実施形態によれば、例えば波長が4.4〜4.2μmの光と、波長が3.5〜3.3μmの光を得ることができる。従って、波長の変化幅がさらに広くなる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
100 強誘電体結晶基板
102 端面
104 端面
106 分極反転領域
110 強誘電体結晶基板
112 端面
114 端面
116 分極反転領域
200 光源
202 ミラー
204 ミラー
210 光源
212 ミラー
214 ミラー
220 切替ミラー
230 ミラー
300 駆動機構
310 駆動機構
320 駆動機構
330 駆動機構
400 制御部
500 レンズ

Claims (6)

  1. 第1の端面から第2の端面に向かう少なくとも一部の領域に複数の分極反転領域が周期的に形成されている第1の強誘電体結晶と、
    前記第1の強誘電体結晶の前記第1の端面に第1の波長を有する第1の光を入射させる第1の光学系と、
    前記第1の光学系を構成する部品の少なくとも一つ、又は前記第1の強誘電体結晶を移動させる第1の駆動機構と、
    前記第1の駆動機構を制御することにより、前記第1の端面に対する前記第1の光の入射角を変化させる制御部と、
    を備える光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記第1の光学系は、第1の光源を有しており、
    前記第1の駆動機構は前記第1の光源を移動させる光源装置。
  3. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記第1の光学系は、
    前記第1の光を発する第1の光源と、
    前記第1の光を前記第1の端面に向けて反射する第1反射ミラーと、
    を有しており、
    前記第1の駆動機構は前記第1反射ミラーの角度を変える光源装置。
  4. 請求項3に記載の光源装置において、
    第3の端面から第4の端面に向かう少なくとも一部の領域に、複数の分極反転領域が前記第1の強誘電体結晶とは異なる周期で形成されている第2の強誘電体結晶をさらに備え、
    前記第1の光学系は、
    前記第1の光源が発した前記第1の光の光路を、前記第1の端面に入射するための第1の光路及び前記第3の端面に入射するための第2の光路の間で切り替える切替ミラーと、
    前記切替ミラーを駆動させる第3の駆動機構と、
    を備え、
    前記第1の光路には前記第1反射ミラーが設けられており、
    前記第2の光路には、前記第1の光を前記第3の端面に向けて反射する第2反射ミラーが設けられており、
    前記制御部は、前記第1反射ミラーを前記第1の駆動機構を介して制御することにより、前記第1の端面に対する前記第1の光の入射角を変化させ、
    さらに、前記第2反射ミラーを制御する第4の駆動機構を備え、
    前記制御部は、前記第2反射ミラーを前記第4の駆動機構を介して制御することにより、前記第3の端面に対する前記第1の光の入射角を変化させる光源装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の光源装置において、
    前記第1の強誘電体結晶の前記第1の端面に第2の波長を有する第2の光を入射させる第2の光学系と、
    前記第2の光学系を構成する部品の少なくとも一つを移動させる第2の駆動機構と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2の駆動機構を制御することにより、前記第1の端面に対する前記第2の光の入射角を変化させる光源装置。
  6. 第1の端面から第2の端面に向かう少なくとも一部の領域に複数の分極反転領域が周期的に形成されている第1の強誘電体結晶の前記第1の端面に光を入射させ、前記第2の端面から、波長が変換された出射光を得る波長変換方法において、
    前記第1の端面に対する前記光の入射角を制御することにより、前記出射光の波長を制御する波長制御方法。
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