JP2011196701A - 微小地絡検出装置及び微小地絡検出システム - Google Patents

微小地絡検出装置及び微小地絡検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の発電機相互間に流れる循環電流によって発生する誤検出を防止する。
【解決手段】共通の変圧器に対して発電機遮断器13,14を介して接続されている複数の発電機1,2の中性点に流れる電流IE1,IE2が微小地絡発生前において設定値を上回っていた場合の微小地絡を微小地絡リレー7,8で検出する微小地絡検出装置であって、複数の発電機の相互間の出力差が所定範囲内であるか否かを判定する出力差判定手段36と、出力差判定手段36が所定範囲内であると判定したとき、微小地絡リレー7,8が検出した微小地絡が有効な検出であると判定する判定手段を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、微小地絡検出装置及び微小地絡検出システムに関し、特に、共通の母線と接続し、かつ、夫々接地されている2台の発電機の中性点接地線を流れる第3次調波電流を監視し、電流が低くなったか否かで微小地絡の発生を検出する微小地絡検出装置及び微小地絡検出システムに関する。
発電設備は、複数の発電機を並列運転し、並列出力が共通の母線と接続されることが多い。特許文献1は、単一発電機の中性点接地線を流れる第3次調波電流を監視し、電流低下を検知する低電流方式にて微小地絡発生を検知する技術を開示している。
ここで、微小地絡とは、発電機の電機子巻線の中性点近傍で発生する地絡をいう。中性点近傍で発生する微小地絡は、微小地絡発生時に中性点接地線を流れる第3次調波電流の減少により検出することができ、第3次調波低電流方式の微小地絡リレーを用いて検出される。
この第3次調波低電流方式による発電機微小地絡検出方法は、1点接地構成された1台の発電機の全出力範囲にわたって微小地絡を検出することができる。
また、特許文献2は、中性点接地線を流れる第3次調波電流を入力の一つとし、所定の条件で動作出力する演算装置を具備した発電機地絡保護装置を開示している。
特開昭59−25529号公報 特開平3−36920号公報
しかしながら、発電設備は、複数の発電機を並列運転し、共通の母線と接続することが多い。例えば、2台の発電機が共通の母線に接続し、各々の発電機が設置される2点接地構成を採用するとする。この2点接地構成は、図1に示すように、2台の発電機と電力系統とを互いに接続する変圧器を1台のみ設置すればよい。また、2点接地構成は、発電機1,2のそれぞれの発電機遮断器13,14が閉のとき、接地抵抗3,4は発電機1,2のそれぞれに接続されている。
2点接地構成の場合、第3次調波電圧は、2台の発電機それぞれで発生し、第3次調波電流が、2台の発電機主回路が構成する閉回路で重ね合わさり、循環電流として流れる。このため、微小地絡発生前後の第3次調波電流の変化が1点接地構成の場合とは異なる。
2点接地構成を採用すると、2台の発電機主回路が共通の接地点を持つため、閉回路が構成される。このとき、2台の発電機は、界磁巻線により発生する磁束の分布が矩形波の合成であり、完全な正弦波ではないことと、電機子巻線により発生する磁束が、界磁巻線により発生する磁束を打ち消し、合成磁束が歪むことからので、第3次調波電圧が発生する。また、それぞれで発生する第3次調波の電圧/位相は、発電機運転状態の違い、発電機の電機子巻線の個体差等に起因する差が生じることがある。このとき2台の発電機それぞれで発生する第3次調波電流は重ね合わされ、閉回路を循環電流として流れる。
微小地絡発生時の中性点接地線を流れる第3次調波電流の減少を検出することで事故検出する第3次調波低電流方式の微小地絡リレーは、2点接地構成にて第3次調波電流が閉回路を循環電流として流れているとき、循環電流の値によっては、2台の発電機両者において微小地絡が発生していない場合においても誤検出を起こす。
発電機の電機子巻線において第3次調波電圧は、電機子巻線の形状、配置等の構造に起因して発生する。その値は発電機の出力、力率等発電機運転状態により変化する。中性点接地線を流れる第3次調波電流は、電機子巻線において発生する第3次調波電圧を電源とする。
2点接地構成の場合は、2台の発電機それぞれの運転条件によっては、閉回路を流れる第3次調波の循環電流により、微小地絡が発生していないときでもそれぞれの中性点接地線を流れる第3次調波が、微小地絡リレーが事故発生と判断する設定値(整定値)を下回るため誤検出を生じ、警報が出されてしまうという問題があった。
一方、特許文献2に記載の技術は、微小地絡検出を実現するために計測する第3次調波電流が環流する流路が、発電機、発電機主回路対地静電容量、及び中性点接地線であることを前提としている。すなわち、特許文献2に記載の技術は、1点接地の構成に適用され、2点接地の構成には適用されない。
2点接地構成の場合、前記の如く、微小地絡発生前後の第3次調波電流の変化が1点接地構成の場合とは異なる。このため、1点接地か2点接地かで、異なる微小地絡検出実行可否判断を行なう必要がある。この実現のためには、2台それぞれの発電機遮断器の開閉状態を監視する必要がある。特許文献2は、適用範囲は1点接地構成の場合であり、発電機遮断器の開閉状態の監視を考慮していない。
そこで、本発明は、複数の発電機相互間に流れる循環電流によって発生する誤検出を防止することができる微小地絡検出装置及び微小地絡検出システムを提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、共通の変圧器に対して遮断器(13,14)を介して接続されている複数の発電機の中性点接地線に流れる第3次調波電流が整定値以下に遷移することを判定して微小地絡を検出する微小地絡リレーを備えた微小地絡検出装置、及び微小地絡検出システムであって、前記複数の発電機の中性点接地線に流れる第3次調波電流の各々が前記微小地絡リレーの整定値を上回っているか否かを判定する第3次調波電流判定手段(37a,37b)と、前記複数の発電機の相互間の出力差が所定範囲内であるか否かを判定する出力差判定手段(36)と、前記第3次調波電流判定手段が前記整定値を上回っていると判定すると共に、前記出力差判定手段が所定範囲内であると判定したとき、前記検出した微小地絡が有効であると判定する判定手段(24)とを備えたことを特徴とする。なお、括弧内の数字や符号は例示である。
本発明によれば、複数の発電機相互間に流れる循環電流によって発生する誤検出を防止することができる。
本発明の一実施形態である微小地絡検出システムの構成図である。 電機子巻線の微小地絡を説明するための説明図である。 微小地絡と第3次調波電流との関係を説明するための図である。 微小地絡検出・誤検出防止用演算装置の入出力関係を示した構成図である。 微小地絡検出・誤検出防止用演算装置内の演算部のブロック図である。 微小地絡を検出する複数の発電機の出力領域を示した特性図である。 微小地絡リレーの整定値と微小地絡リレー動作領域を示した特性図である。 演算部が微小地絡検出の実行可否を決定するまでの流れを示したフローチャートである。 演算部が微小地絡検出の実行可否を決定するまでの流れを示した他のフローチャートである。 発電機の力率と第3次調波電流との関係を示した特性図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態である微小地絡検出システムについて図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態である微小地絡検出システムの構成図である。2点接地構成の発電機主回路と、計測のための計器用変圧器、及び微小地絡リレーの接続を示す単線結線図である。具体的には、図1は、2点接地構成の発電機主回路と、計測のための計器用変圧器及び微小地絡リレーと、これらからの出力が入力される微小地絡検出・誤検出防止用演算装置の接続を示す単線結線図を示している。
微小地絡検出システム200は、母線に接続された変圧器32と、発電機1,2と、計器用変流器5,6と、微小地絡リレー7,8と、計器用変流器9,10と、計器用変圧器11,12と、変圧器32に共通に接続された発電機遮断器13,14と、微小地絡検出・誤検出防止用演算装置15とを備え、発電機1,2はそれぞれ接地抵抗3,4を通して共通の接地点に接地されている。なお、微小地絡検出・誤検出防止用演算装置15と微小地絡リレー7,8とで微小地絡検出装置100を構成している。
計器用変流器5,6は、発電機1,2のそれぞれの中性点接地線を流れる第3次調波電流を検出する。微小地絡リレー7,8は、発電機1,2の各々の中性点接地線に流れる第3次調波電流を入力し、それぞれ発電機1,2の微小地絡検出に用いる。計器用変流器9,10は、発電機1,2のそれぞれの出力電流を検出する。計器用変圧器11,12は、発電機1,2のそれぞれの出力電圧を検出する。発電機1,2のそれぞれの発電機主回路には、発電機遮断器13,14が設置されている。
微小地絡検出・誤検出防止用演算装置15は、微小地絡リレー7,8から検出信号R1,R2を取り込み、発電機1,2のそれぞれの出力電流を電流検出信号I1,I2として取り込み、発電機1,2の出力電圧を電圧検出信号V1,V2として取り込み、発電機遮断器13,14の開閉状態を遮断器開閉状態信号160,170として取り込み、発電機1,発電機2の中性点接地線を流れる第3次調波電流をそれぞれ接地電流検出信号IE1,IE2として取り込む。
微小地絡検出・誤検出防止用演算装置15は、発電機1,2における微小地絡発生時、微小地絡リレーが使用可能な条件下である場合に、出力信号270を発して運転員に微小地絡が発生したことを知らせるようになっている。
図2は、電機子巻線の微小地絡を説明するための説明図である。
図2に示すように、発電機1,2は、3相の電機子巻線を備え、U相、V相、及びW相の中性点Pが接地されている。微小地絡は、発電機の電機子巻線の中性点近傍で発生する地絡をいう。一般的に中性点近傍は、電機子巻線全体の、発電機中性点側から10%(a点)の電位が低い範囲を示す。
なお、発電機中性点側より10%から100%までの範囲(b点,c点)で発生する通常の地絡は、地絡リレーにより検出される。
しかしながら、中性点近傍で発生する微小地絡は、通常の地絡リレーによる検出が困難であり、第3次調波電流の減少により検出することができる。
図3は、微小地絡と第3次調波電流との関係を説明するための図である。図3に示すように、通常時から微小地絡時に移行する時に、発電機1,2は、中性点接地線を流れる第3次調波電流が減少する特性を有している。中性点接地線を流れる第3次調波低電流の減少は、第3次調波低電流方式の微小地絡リレーを用いて検出される。具体的には、第3次調波電流が整定値以下になったときに動作する微小地絡リレーを用いて検出する。
図4は、微小地絡検出・誤検出防止用演算装置の入出力関係を示した構成図である。微小地絡検出・誤検出防止用演算装置15は、発電機1,2(図1)の出力電流が、電流検出信号I1,I2として変換器16,18、及び変換器17,19に入力され、かつ、発電機1,2の出力電圧が電圧検出信号V1,V2として変換器16,18、及び変換器17,19に入力されるように構成されている。また、微小地絡検出・誤検出防止用演算装置15は、発電機1,2の中性点接地線を流れる第3次調波電流が、それぞれ接地電流検出信号IE1,IE2としてそれぞれ変換器20,21に入力されるように構成されている。なお、これらの変換器16,17,18,19,20,21は、A/D変換器を用いて、アナログ信号をデジタル信号に変換している。
変換器16,18は、発電機1の力率値信号cosθ1、及び出力値P1の信号を生成し、演算部22に出力する。変換器17,19は、発電機2の力率値信号cosθ2、及び出力値P2の信号を生成し、演算部22に出力する。変換器20,21は、発電機1の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR1、及び発電機2の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR2を生成し、演算部22に出力する。発電機1,2のぞれぞれの中性点接地線を流れる第3次調波電流を入力した微小地絡リレー7,8から出力される検出信号R1,R2は、演算部22に入力される。発電機遮断器13,14のそれぞれの開閉状態は、それぞれ遮断器開閉状態信号160,170として演算部22に入力される。
演算部22は、後記する条件がそろったときに警報信号260を出力し、出力部23にて、発電機に微小地絡が発生したことを運転員に知らせる。後記する条件がそろわない場合は、演算部22は、微小地絡誤検出を防止するために警報信号260を出力しない。
図5は、微小地絡検出・誤検出防止用演算装置内の演算部の演算内容を説明するためのブロック図である。
図4に示した演算部22は、力率判定手段としての力率判定部35、出力差判定手段としての出力判定部36、第3次調波電流判定部37(37a,37b)、判定手段としてのAND回路24、AND回路25、一点接地地絡判定手段としてのAND回路26,27、及びOR回路28,29を備える。なお、これらの各部や回路は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びプログラムによって実現される。
力率判定部35は、発電機1の力率値信号cosθ1と、発電機2の力率値信号cosθ2とが略等しいか否かを判定し、両者の値が略等しいときに「1」を出力する。
出力判定部36は、出力判定部36aと出力判定部36bと検出範囲判定部36cとOR回路30とを備える。出力判定部36aは、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2とが等しいか否かを判定する。出力判定部36bは、逆に、出力値P1と出力値P2とが等しくないか否かを判定し、検出範囲判定部36cが出力値P1と出力値P2とが微小地絡検出実行範囲内であるか否かを判定する。すなわち、出力値信号P1と出力値信号P2とが同じ値でないときであっても、両者の値が後記する所定の出力領域内(図6)にある場合は、AND回路24に「1」が出力される。OR回路30は、出力判定部36aの判定結果と、検出範囲判定部36cの判定結果とを論理和する。結果的に、出力判定部36は、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が所定範囲内であるときに「1」が出力される。
図6は、発電機1,2の発電機出力が微小地絡検出実行領域内にあるか否かを判定するための出力領域を示した特性図である。すなわち、この出力領域は、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が所定範囲内であるか否かを判定するための領域を示し、この所定範囲外では微小地絡検出を実行することができない。この所定範囲は、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が小さい範囲で設定されている。中間出力の中間値で最も狭く設定されており、大出力領域で最も広く設定されており、Pmin付近の小出力領域で中間部より若干広くなるように設定されている。
検出範囲判定部36cは、不揮発性記憶部から図6の特性を読み出す機能が備えられており、発電機1の出力値信号P1、及び発電機2の出力値信号P2の値に応じてAND回路24の信号出力可否を決定する。
第3次調波電流判定部37a,37bは、発電機1,2の中性点接地線の微小地絡発生前の第3次調波電流値信号IR1,IR2の値と微小地絡リレーの第3次調波電流整定値ISETとが比較され、第3次調波電流値信号の値IR1,IR2の値が微小地絡リレーの第3次調波電流整定値ISETよりも大きいときに「1」を出力する。
すなわち、本実施形態では、2点接地の通常運転時の場合に循環電流により第3次調波電流IR1,IR2が整定値以下になったときの誤検出を回避することを目的にしているので、第3次調波電流判定部37a,37bは、第3次調波電流IR1,IR2が第3次調波電流整定値ISETよりも大きくなったときを出力する。
また、AND回路24は、発電機遮断器13の遮断器開閉状態信号160、及び遮断器14の遮断器開閉状態信号170が入力され、「閉」である場合に「1」が入力される。すなわち、AND回路24は、発電機1及び発電機2の両機が運転される、2点接地構成の場合にのみ用いられる。
したがって、AND回路24は、力率値信号cosθ1と力率値信号cosθ2とが等しく、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が所定範囲内であり、発電機1,2の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR1,IR2の値が微小地絡リレーの第3次調波電流整定値ISETよりも大きく、発電機1,2が2点接地状態であるときに「1」を出力する。
また、OR回路28は、微小地絡リレー7から検出信号R1、及び微小地絡リレー8から検出信号R2が入力される。すなわち、OR回路28は、発電機1,2の何れか一方の微小地絡リレーが動作したときに「1」を出力する。
AND回路25は、AND回路24の出力信号とOR回路28の出力信号とが入力されている。このため、AND回路25は、発電機1,2の何れか一方の微小地絡リレーが動作した場合であって、力率値信号cosθ1と力率値信号cosθ2とが等しく、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が所定範囲内であり、発電機1,2の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR1,IR2の値が微小地絡リレーの第3次調波電流整定値ISETよりも大きく、発電機1,2が2点接地状態であるときに、「1」を出力する。
また、AND回路26は、第3次調波電流判定部37aの出力信号と、発電機遮断器13の遮断器開閉状態信号160と、発電機遮断器14の遮断器開閉状態信号170の反転信号と、微小地絡リレー7から検出信号R1とが入力される。これにより、AND回路26は、発電機1が発電しており、発電機2の発電機遮断器14が開放状態であり、発電機1の微小地絡リレーが動作した場合であって、微小地絡発生前の第3次調波電流整定値ISETを超えたときに、「1」を出力する。すなわち、AND回路26は、発電機1の1台運転時にのみ用いられる。
AND回路27は、第3次調波電流判定部37bの出力信号と、発電機遮断器14の遮断器開閉状態信号170と、発電機遮断器13の遮断器開閉状態信号160の反転信号と、微小地絡リレー8から検出信号R2とが入力される。これにより、AND回路27は、発電機2が発電しており、発電機1の発電機遮断器13が開放状態であり、発電機2の微小地絡リレーが動作した場合であって、微小地絡発生前の第3次調波電流検出値信号IR1,IR2の値が第3次調波電流整定値ISETを超えたときに、「1」を出力する。すなわちAND回路27は、発電機2の1台運転時にのみ用いられる。
OR回路29は、AND回路25の出力信号と、AND回路26の出力信号と、AND回路27の出力信号とを入力し、何れかの出力信号が「1」となったときに「1」を出力する。したがって、演算部22は、発電機1,2が2点接地状態の発電機1,2双方の微小地絡発生前の第3次調波電流検出値信号IR1,IR2の値が第3次調波電流整定値ISETを超えた場合であって、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が所定範囲内であるときや、何れかが1点接地された発電機1,2の微小地絡発生前の第3次調波電流検出値信号IR1,IR2の値が第3次調波電流整定値ISETを超えたときに、警報信号260を出力する。
発電機1の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR1、及び発電機2の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR2と、微小地絡リレー7,8の第3次調波電流整定値ISETとの比較について、図7を参照しながら説明する。
図7は、第3次調波電流と発電機出力との関係を示す図である。図7において、通常運転時の中性点接地線に流れる第3次調波電流IR[A]は、発電機出力0[W]でも所定電流IR0流れる上、発電機出力の増加に伴って増加する。微小地絡リレー7,8が動作する第3次調波電流整定値ISETは、発電機出力0[W]でも所定電流ISET0(ISET0<IR0)に設定され、発電機出力の増加に伴って、直線的に増加するように設定されている。
図7は、微小地絡リレーの整定値と微小地絡リレー動作領域を示した特性図である。
演算部22は、図7に示す、微小地絡リレー7,8が動作する値である第3次調波電流整定値ISETの関係を不揮発性記憶部から読み出す機能を備えている。通常運転時の発電機1の第3次調波電流検出値信号IR1の値が、微小地絡リレー7の第3次調波電流整定値ISETを上回っている場合、第3次調波電流判定部37aは、AND回路24,26に「1」を出力する。通常運転時の発電機2の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR2の値が、微小地絡リレー8の第3次調波電流整定値ISETを上回っている場合、第3次調波電流判定部37bは、AND回路24,27に「1」を出力する。
発電機1,2の微小地絡検出の実行可否を判断するまでの動作を図8,9のフローチャートを用いて説明する。これらのフロー(S300)は、例えば、タイマ割込によって、逐次実行される。
ステップS310では、AND回路24は、発電機1と発電機2との両機共に運転しているか否かを判定する。具体的には、AND回路24は、発電機1の遮断器開閉状態信号160、及び発電機2の遮断器開閉状態信号170が両者とも「閉」を示しているか否かを判定して、2点接地構成であることの確認を行う。2点接地構成である場合は(Yes)、処理はステップS320に進む。
ステップS320にて、力率判定部35は、発電機1と発電機2とは同力率か否かを判定する。同力率である場合は(Yes)、力率判定部35は、処理をステップS330に進める。
ステップS330にて、出力判定部36aは、発電機1と発電機2とは同出力か否かの確認を実行する。同出力である場合は(Yes)、出力判定部36aは、処理をステップS340に進める。一方、出力が異なる場合は(No)、発電機1及び発電機2の発電機出力の組合せが、微小地絡検出実行可能な領域内であるか否かを判定する(ステップS360)する。具体的には、図6を用いて説明したように、発電機1の出力値P1と発電機2の出力値P2との差が所定範囲内であるか否かを判定する。
発電機1及び発電機2の発電機出力が、微小地絡検出実行可能な出力領域内(図6)にある場合は(Yes)、ステップS340に進む。
ステップS340にて、第3次調波電流判定部37a,37bは、発電機1の微小地絡発生前の中性点接地線第3次調波電流及び発電機2の微小地絡発生前の中性点接地線第3次調波電流が、微小地絡リレー7,8を動作させる第3次調波電流整定値以上であるか否か判定する。両者ともに微小地絡リレー整定値ISETを上回っている場合は(Yes)、発電機1及び発電機2の微小地絡検出を実行し(ステップS350)、処理を終了する。一方、両者ともに微小地絡リレー整定値の値を上回っていない場合(ステップS340でNo)、ステップS360で微小地絡検出実施可能な領域内にない場合(No)、及びステップS320で力率が異なる場合(No)は、発電機1及び発電機2の微小地絡検出を実行せず(ステップS370)、「C」を介して終了する(図9)。
ステップS310にて、2点接地構成でない場合は(No)、「A」を介して図9のステップS380に進む。ステップS380にて、発電機1が運転していることの確認を実行する。運転している場合、すなわち発電機1が1点接地の1台運転をしている場合は(Yes)、ステップS390に進む。
ステップS390にて、第3次調波電流判定部37aは、発電機1の微小地絡発生前の中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR1の値が、微小地絡リレー7の第3次調波電流整定値ISETを上回るか否かの判定を行う。第3次調波電流検出値信号IR1の値が、微小地絡リレー7の第3次調波電流整定値ISETを上回る場合は(Yes)、発電機1の微小地絡検出を実行し(ステップS400)、処理が終了する。一方、発電機1中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR1の値が、第3次調波電流整定値ISET以下である場合は(No)、発電機1の微小地絡検出を実行せず(ステップS410)、処理が終了する。
一方、ステップS380の判定で、発電機1が運転してないと判定された場合は(No)、処理はステップS420に進む。ステップS420にて、AND回路27は、発電機2が運転していることの確認を実行する。運転している場合、すなわち、発電機遮断器13が「開」となり、発電機遮断器14が「閉」となり、発電機2が1点接地の1台運転をしている場合は(Yes)、処理がステップS430に進む。一方、運転してない場合、すなわち、発電機遮断器13,14が「開」であり、発電機1,2の両機が運転していない場合は(No)、「B」を介して、発電機1及び発電機2の微小地絡検出を実行せず(図8のステップS370)、「C」を介して終了する(図9)。
ステップS430にて、第3次調波電流判定部37bは、発電機2の微小地絡発生前の接地抵抗を流れる第3次調波電流の値が、リレー動作させる整定値を上回るか否かを判定する。第3次調波電流検出値信号IR2の値が第3次調波電流整定値ISETを上回る場合は(Yes)、発電機2の微小地絡検出を実行し(ステップS440)、処理が終了する。一方、発電機2中性点接地線の第3次調波電流検出値信号IR2の値が、微小地絡リレー8の第3次調波電流整定値ISET以下である場合は(No)、発電機2の微小地絡検出を実行せず(ステップS450)、処理が終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、共通の母線と共通の変圧器32と各々の発電機遮断器(発電機遮断機)13,14とを介して接続され、かつ、夫々接地されている2台の発電機1,2において、双方の発電機遮断器13,14が閉状態であるか否か、発電機1,2の微小地絡発生前の中性点に流れる第3次調波電流検出値が微小地絡リレー7,8の第3次調波電流整定値を上回っているか否か、及び2台の発電機1,2の出力範囲の差が所定範囲であるか否かの検出により、微小地絡リレー7,8が使用可能な条件下においてのみ微小地絡警報出力を行い、微小地絡リレー7,8が使用不可能な条件下においては、誤検出防止のため微小地絡警報出力を行わないようにしている。これにより、2点接地構成の場合の第3次調波低電流方式による発電機微小地絡の誤検出を防止することができる。
すなわち、発電機1,2の電機子巻線の中性点近傍で発生する微小地絡は、通常の地絡リレーで検出することができない。そこで、微小地絡は、中性点に流れる第3次調波電流が低減する現象を利用する微小地絡リレー7,8により検出される。ここで、発電機1,2の中性点の各々が接地抵抗を介して2点接地されると、循環電流が流れ、正常時でも第3次調波電流が減少し、微小地絡リレー7,8が動作し、誤検出してしまう。
そこで、本実施形態では、発電機1,2の微小地絡発生前の中性点を流れる第3次調波電流の値が微小地絡リレー7,8の第3次調波電流整定値ISET以上の通常時である場合には、発電機1,2の出力値P1,P2の差が所定範囲であるときに、誤検出防止のため微小地絡警報出力を行うようにし、発電機1,2の出力値P1,P2の差が所定範囲外であるときには、微小地絡警報出力を行わないようにした。
なお、発電機1,2に接続されている発電機遮断器13,14の何れかが「開」であるときには、発電機1,2の間で、循環電流が流れないので、微小地絡リレー7,8による微小地絡検出が正常に行われる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記実施形態は、発電機1の力率値信号cosθ1と発電機2の力率値信号cosθ2とが等しいとしていたが、図10に示すように力率cosθは、第3次調波電流によって変化することがある。例えば、力率cosθが0.9から1.0まで変化するときに、通常時の第3次調波電流は約1.0Aから3.2Aまで大きく変化するが、事故時の第3次調波電流は0.8Aから1.3A程度まで変化量が低減する。すなわち、前記したように事故時は通常時よりも第3次調波電流が低下している。
ここで、発電機1が微小地絡せず、力率が0.9であり、発電機2が微小地絡して力率が1.0であるとすると、発電機2の微小地絡時の第3次調波電流が発電機1の通常時の第3次調波電流より増加する。このことを原理的に説明すると、第3次調波電圧は、界磁巻線に加えて、電機子巻線が発生する磁束で生じるが、これらの磁束はほぼ逆位相となっている。また発電機出力一定で力率を上昇させると、電機子電流と界磁電流はともに減少するが、電機子電流の減少より、界磁電流の減少の割合が大きい。よって、電機子と界磁の差分である第3次調波は増加する。したがって、電流低下を検知する低電流方式の前提が崩れる場合が発生するので、前記実施形態では、力率判定部35が発電機1の力率cosθ1と発電機2の力率cosθ2とが略等しいことを確認している。
(2)前記実施形態は、発電機1,2を用いていますが、3個以上の複数の発電機でも適用することができる。すなわち、出力判定部36、36cは、複数の発電機の出力値P1,P2,P3,…相互間の出力差が所定範囲内であるか否かを判定し、何れか1つの出力差が所定範囲外であったときには、「0」を出力し、演算部22は微小地絡警報出力を行わないようにする。また、第3次調波電流判定部37は、各々の発電機の中性点に流れる第3次調波電流信号IR1,IR2,IR3,…の値が微小地絡リレーの第3次調波電流整定値ISET以上であることを検出するが、何れか2つの第3次調波電流信号IR1,IR2,IR3,…の値が微小地絡リレーの第3次調波電流整定値ISET以上であれば、循環電流が流れるので、演算部22は微小地絡警報出力を行わないようにする。
1,2 発電機
3,4 接地抵抗
5,6,9,10 計器用変流器
7,8 微小地絡リレー
11,12 計器用変圧器
13,14 発電機遮断器(遮断器)
15 微小地絡検出・誤検出防止用演算装置
16,17,18,19,20,21 変換器
22 演算部
23 出力部
24 AND回路(判定手段)
25 AND回路
26,27 AND回路(1点接地地絡判定手段)
28,29 OR回路
30 OR回路
31a,31b 反転回路
32 変圧器
35 力率判定部(力率判定手段)
36 出力判定部(出力差判定手段)
36a,36b 出力判定部
36c 検出範囲判定部
37,37a,37b 第3次調波電流判定部
100 微小地絡検出装置
160,170 遮断器開閉状態信号
200 微小地絡検出システム
260 警報信号
270 出力信号
P 中性点
R1 検出信号
R2 検出信号
I1 電流検出信号
I2 電流検出信号
V1 電圧検出信号
V2 電圧検出信号
IE1 接地電流検出信号
IE2 接地電流検出信号
cosθ1 力率値信号
cosθ2 力率値信号
P1 出力値
P2 出力値
R1 第3次調波電流検出値信号
R2 第3次調波電流検出値信号
SET 第3次調波電流整定値

Claims (5)

  1. 共通の変圧器に対して遮断器を介して接続されている複数の発電機の中性点接地線に流れる第3次調波電流が整定値以下に遷移することを判定して微小地絡を検出する微小地絡リレーを備えた微小地絡検出装置であって、
    前記複数の発電機の中性点接地線に流れる第3次調波電流の各々が前記微小地絡リレーの整定値を上回っているか否かを判定する第3次調波電流判定手段と、
    前記複数の発電機の相互間の出力差が所定範囲内であるか否かを判定する出力差判定手段と、
    前記第3次調波電流判定手段が前記整定値を上回っていると判定すると共に、前記出力差判定手段が所定範囲内であると判定したとき、前記検出した微小地絡が有効であると判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする微小地絡検出装置。
  2. 前記所定範囲は、中間出力で狭く、低出力及び高出力で広くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の微小地絡検出装置。
  3. 前記複数の発電機の力率が略等しいか否かを判定する力率判定手段をさらに備え、
    前記判定手段は、何れか一の発電機の力率が他の発電機の力率と異なっているとき、前記出力を用いた判定にかかわらず、前記検出した微小地絡が無効であると判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微小地絡検出装置。
  4. 前記複数の遮断器の中で何れか一のみの遮断器が閉じ、他の遮断器が開放している場合であって、前記中性点に流れる電流が前記整定値以上であるときに、前記微小地絡が有効であると判定する一点接地地絡判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の微小地絡検出装置。
  5. 母線に接続された変圧器と、この変圧器に共通に接続されている複数の遮断器と、各々の前記遮断器に接続されている複数の発電機と、各々の前記発電機の中性点に流れる第3次調波電流が整定値以下に遷移することを判定して微小地絡を検出する複数の微小地絡リレーとを備えた微小地絡検出システムであって、
    前記複数の発電機に流れる微小地絡発生前の第3次調波電流の各々が前記微小地絡リレーの整定値を上回っているか否かを判定する第3次調波電流判定手段と、
    前記複数の発電機の相互間の出力差が所定範囲内であるか否かを判定する出力差判定手段と、
    前記第3次調波電流判定手段が前記整定値を上回ると判定すると共に、前記出力差判定手段が所定範囲内であると判定したとき、前記検出した微小地絡が有効であると判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする微小地絡検出システム。
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