JP2011196082A - シャッターカーテンのスラット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通気用スラット7を、上下方向中間部の平板状の本体部7aと、上下端縁部の第一、第二連結片部7b、7cとを備えて構成し、前記本体部7aの屋内外面に、それぞれ屋内外方向に突出する左右方向に長い屋内外側リブ7e、7fを上下に複数形成するとともに、これら屋内外側リブ7e、7fの上下対向間に形成され、指先が入り込まない長さに設定された平板部7gに、複数の貫通孔7dを打ち抜き形成して構成する。
【選択図】図4
Description
請求項2の発明において、平板部は、上下方向に複数形成されるものとし、各平板部には、貫通孔の左右方向幅よりも長い対向間隔を存して左右方向に複数の貫通孔が形成され、任意の平板部に形成される貫通孔は、上下に隣接する平板部の前記対向間隔に対向して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャッターカーテンのスラットである。
請求項3の発明において、屋内外側リブは、本体部に対して屋内側ほど高位となる傾斜状に形成されるとともに、貫通孔の上下の孔端面は、屋内側ほど高位となる傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシャッターカーテンのスラットである。
請求項4の発明において、本体部は、上下端縁部の連結片部形成位置よりも屋内側に偏倚して形成されるものとし、上側の連結片部と本体部とのあいだの屋外側面には、下方に突出して雨水を下方に誘導する雨水誘導突起が形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載のシャッターカーテンのスラットである。
請求項2の発明とすることにより、多数の貫通孔が形成されるものでありながら、本体部の強度が損なわれない。
請求項3の発明とすることにより、貫通孔による通気、採光機能を損なうことなく、雨仕舞いに一層優れた通気用スラットとすることができる。
請求項4の発明とすることにより、雨仕舞いのさらなる向上を図ることができる。
図面において、1は住宅の窓部に設けられるバランス式(手動式)の建築用のシャッター装置であって、該シャッター装置1は、窓部に引き違い式に設けられる左右一対のサッシ窓(図示せず)の屋外側に設けられている。前記シャッター装置1を構成するシャッターカーテン2は、後述するように、左右方向に長い複数枚のスラットを揺動自在な状態で上下方向に一連状に連結することにより構成されている。前記シャッターカーテン2の上端縁部は、躯体開口部の上方に配されるシャッターケース3に正逆回転自在に内装される巻取りドラム4に連結されて、巻取りドラム4に巻装されるように構成されている。そして、巻取りドラム4に巻装されたシャッターカーテン2は、引下ろし操作(閉鎖操作)することに伴い、巻取りドラム4から巻出されて下方移動して開口部を閉鎖する全閉姿勢となり、引上げ操作(開放操作)することに伴い、上方移動して巻取りドラム4に巻取られて開口部を開放する全開姿勢となるように構成されている。このとき、シャッターカーテン2の左右両側縁部は、窓部屋外側の左右に立設されたガイドレール5に嵌挿されており、開閉移動における移動案内を受けるように構成されている。
また、前記巻取りドラム4には、シャッターカーテン2の巻出し(閉鎖作動)に伴い、該巻出されたシャッターカーテン2の自重にバランスする付勢力を蓄勢するバランス弾機4aが介装されている。これによって、シャッターカーテン2は、下方に引き下げる閉鎖操作がなされることにより、自重閉鎖するとともにバランス弾機4aが蓄勢され、上方へ引き上げる開放操作がなされることにより、バランス弾機4aの付勢力を受ける状態で開口部を開放するように構成されており、これらの基本構成は何れも従来通りとなっている。
尚、10は、任意の閉塞用スラット6であって、あいだに二枚の閉塞用スラット6をおいた閉塞用スラット6の左右端部に配される端部材であって、これら端部材10は、シャッターカーテン2の開閉移動時においてガイドレール5に対する緩衝、消音部材として機能するように構成されている。
前記押し出し加工により形成される長尺体(通気用スラット7)において、本体部7aは上下方向を向く平板状に形成されており、第一、第二連結片部7b、7cよりも室内側に偏倚するように形成されている。また、第一、第二連結片部7b、7cは互いにインターロック連結可能であり、さらには、閉塞用スラット6の第一、第二連結片部6b、6cに対してもインターロック連結可能な形状に形成されており、隣接する通気用スラット7同士は、互いの第一、第二連結片部7b、7c同士を左右方向からスライド嵌入することにより、揺動自在なインターロック連結がなされるように構成されている。
因みに、屋内側リブ7eは屋外側リブ7fより突出長さが長く設定されており、バリが発生したとしても該バリの突出量よりも屋内側リブ7eのほうが長く突出するように設定されている。
尚、本実施の形態において、貫通孔7dが形成される屋内外側リブ7e、7fの対向間である第二間隔H2の長さ寸法は2ミリメートルに設定されているが、該長さ寸法に限定されないことは勿論であって、本体部7aの板厚、屋内外側リブ7e、7fの大きさ等に基づいて適宜長さに設定することができる。つまり、第二間隔H2の長さ寸法は、人の指先が屋内側から平板部7gに向けて対向したとき、指先がバリに触れるほどに入り込まない長さに設定すればよく、バリが突出する側のリブ(屋内側リブ7e)の突出長さや形状に応じて設定され、例えば1〜7ミリメートルの範囲とすることができる。
尚、11は任意の通気用スラット7であって、一枚おきの通気用スラット7の左右両端部に設けられた端部材であって、これら端部材11は、シャッターカーテン2の開閉移動時においてガイドレール5に対する緩衝、消音部材として機能するとともに、隣接する通気用スラット7の位置ズレ防止部材として機能するように構成されている。
前記主施錠装置12は自動施錠タイプであって、スラット片部8aに対して左右方向移動自在に設けられる左右一対のラッチバー12aと、これらラッチバー12aに連動連結される操作レバー12bとを備えて構成されている。そして、一対のラッチバー12aは、シャッターカーテン2が全閉姿勢になることに伴い左右方向に適宜変位して、左右のガイドレール5下端部にそれぞれ設けられる主ラッチ受け片5aに自動的に係止して、シャッターカーテン2の開放規制(施錠状態)をするように構成されている。また、操作レバー12bは、上動操作されることでラッチバー12aを左右方向内方に変位せしめて、ラッチバー12aと主ラッチ受け片5aとの係止解除をするように構成されている。さらに、前記操作レバー12bは、先端に把持部12cが連結された紐状の操作具12dが連結されている。そして、全閉姿勢となっているシャッターカーテン2に対し、把持部12c(操作具12d)を把持して上動操作することにより、主施錠装置12の解錠操作と、シャッターカーテン2の開放操作とが連続してなされるように構成されている。
そして、施錠用スラット9は、第一連結片部9bを最下端に位置する閉塞用スラット6の第二連結片部6cに、第二連結片部9cを最上端に位置する通気用スラット7の第一連結片部7bに対し、それぞれ左右方向からスライド嵌合させることにより、閉塞用スラット6と通気用スラット7とのあいだに揺動自在な状態でインターロック連結されている。
これら左右のスライダー13bは、座板スラット8に設けられた主施錠装置12の操作レバー12b(把持部12c(操作具12d))部の直上方向に位置して設けられている。これによって、使用者は、前述したように、主施錠装置12を操作するべく一方のサッシ窓を開放することにより、主施錠装置12の把持部12c(操作具12d)の操作と、副施錠装置13の一対のスライダー13bの操作との両方の操作ができるように構成されている。
前記第二の実施の形態において、通気用スラット14は、前記第一の実施の形態の通気用スラットと同様に、アルミニウム(アルミ材)を押し出し加工する工程と、打ち抜き加工する工程とを順次実施することにより形成されている。押し出し加工により、所定板厚R1を存した平板状の本体部14aと、該本体部14aの上下端縁部(短尺方向両端縁部)の第一、第二連結片部(インターロック片)14b、14cとを備えた長尺体を形成し、長尺体に対し打ち抜き加工により本体部14aの複数箇所に対して貫通孔14dが形成されて通気用スラット14が形成されている。
尚、通気用スラット14に雨水誘導突起14hが形成されていて、通気用スラット14に付着した雨水等が下方に向けて誘導されることで、さらなる雨仕舞いの向上が図られていることは、前記第一の実施の形態と同様である。
さらに、前記各貫通孔14dは、左右幅S1、上下孔長さM3にそれぞれ設定されるとともに、左右方向に隣接する貫通孔14dは対向間隔S2を存して形成され、第一の実施の形態と同様に配置されることにより、多数の貫通孔14dが形成されて通気、採光機能を充分に発揮できる通気用スラット14でありながら、本体部14aの強度が損なわれないものとなっている。
2 シャッターカーテン
3 シャッターケース
4 巻取りドラム
5 ガイドレール
6 閉塞用スラット
7 通気用スラット
7a 本体部
7b 第一連結片部
7d 貫通孔
7e 屋内側リブ
8 座板スラット
9 施錠用スラット
12 主施錠装置
13 副施錠装置
Claims (4)
- 通気、採光用の貫通孔が形成されたシャッターカーテンのスラットを形成するにあたり、スラットは、上下方向中間部の平板状の本体部と、上下端縁部の連結片部とを備え、前記本体部の屋内外面に、それぞれ屋内外方向に突出する左右方向に長い屋内側リブおよび屋外側リブを上下に複数形成するとともに、これら屋内外側リブの上下対向間に形成され、指先が入り込まない長さに設定された平板部に、複数の貫通孔を打ち抜き形成したことを特徴とするシャッターカーテンのスラット。
- 平板部は、上下方向に複数形成されるものとし、各平板部には、貫通孔の左右方向幅よりも長い対向間隔を存して左右方向に複数の貫通孔が形成され、任意の平板部に形成される貫通孔は、上下に隣接する平板部の前記対向間隔に対向して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャッターカーテンのスラット。
- 屋内外側リブは、本体部に対して屋内側ほど高位となる傾斜状に形成されるとともに、貫通孔の上下の孔端面は、屋内側ほど高位となる傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシャッターカーテンのスラット。
- 本体部は、上下端縁部の連結片部形成位置よりも屋内側に偏倚して形成されるものとし、上側の連結片部と本体部とのあいだの屋外側面には、下方に突出して雨水を下方に誘導する雨水誘導突起が形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載のシャッターカーテンのスラット。
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---|---|---|---|---|
JP2016069947A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社Lixil | シャッターとシャッターの製造方法 |
JP7032090B2 (ja) | 2017-09-28 | 2022-03-08 | 文化シヤッター株式会社 | 施錠装置付きシャッター装置 |
Citations (2)
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JPS5844177A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-15 | 三和シヤツタ−工業株式会社 | シヤツタ−スラツト |
JPH01122194U (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-18 |
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2010
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