JP5705438B2 - 窓サッシ - Google Patents

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Description

本発明は、サッシ枠の開口部を有効に使用できる窓サッシに関する。
従来の窓サッシの一例を図5を参照して説明する。図5は窓サッシの平断面である。サッシ枠100は、上枠(図示しない)、下枠110、及び左右の縦枠120により四角枠状に形成されている。なお、図5では、左右の縦枠の内、右側の縦枠120のみが図示されている。前記サッシ枠100には、左右の縦枠120の間に設けられた方立130を境として、左側にガラス200が固定された嵌め殺し窓部210が設けられて閉鎖部が構成されている。
又、ガラス障子140は、嵌め殺し窓部210の外部側に配置されるとともに、方立130の右側と右の縦枠120間に形成された開口部150を開閉するようにサッシ枠100の上下枠のレール155に対して片引き戸式に移動自在に取り付けられている。
ガラス障子140の枠体140aは、上框(図示しない)、下框142、及び左右一対の縦框144,146により四角枠状に形成されるとともに、前記框間にガラス160が嵌め込まれている。ガラス障子140の右の縦框146は戸当たり框である。ガラス障子140は、開放時にはサッシ枠100の上枠及び下枠110に設けられたストッパ170により規制されて、前記縦框146が、図5に示すように、開口部150の一部の空間域に残るようにされている。このストッパ170によりガラス障子140が規制される位置は、前記開口部150を有効開口面積を最大にする位置、すなわち、最大開放位置となる。ガラス障子140が最大開放位置に位置する際に、前記縦框146のうち一部が開口部150内に位置する。
前記縦框146の前記一部において、室内側に向かう面には、図5に示すように、人の指を掛けることが可能に凹溝からなる指掛け部146aが設けられている。ガラス障子140は、操作する人の指を指掛け部146aに掛け止めすることにより、開閉操作可能にされている。
なお、障子を閉じた際に、該障子と窓枠に手や指を挟んでも傷つけることがないようにした技術は、特許文献1で公知である。特許文献1では、障子の戸当たり框に障子側緩衝材が設けられるとともに、窓枠の縦枠に枠側緩衝材が設けられている。特許文献1では、手、又は指が戸当たり框と縦枠間に挟まった際に、障子側緩衝材と枠側緩衝材とにより、手、指が緩衝される。
特開2005−350986号公報
図5の従来例では、前記縦框146に設けられた指掛け部146aは、ガラス障子140が開放時及び閉鎖時において、開口部150内に常に位置することになる。これは、ガラス障子140を室内側から操作するために、指掛け部146aを開口部150内に位置させるためである。
ところで、この種の窓サッシでは、室内の空気を換気したい場合、ガラス障子140を開放するが、ガラス障子140を前記最大開放位置に位置させた状態においても、指掛け部146aを室内側から見えるように位置させるため、開口部150の全領域を開放部として有効に利用できない問題があった。
なお、特許文献1では、手又は指が戸当たり框と縦枠間に挟まった際に、障子側緩衝材と枠側緩衝材とにより、手、指緩衝されるものの、障子を開放した際に、窓の開口の全領域を開放部として有効に利用する技術は開示されていない。
本発明の目的は、上記課題を解決して、障子を開放した際に、サッシ枠に設けられた開口部を有効に開放することができる窓サッシを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1の発明は、サッシ枠内で開口部と閉鎖部とを有し、前記サッシ枠に対して片引き自在に設けられるとともに前記開口部を開閉する障子とを備えた窓サッシにおいて、前記障子は、前記開口部の閉鎖時に前記サッシ枠を構成する
縦枠に当接する戸当たり框を含み、前記戸当たり框の室内側側面に第1指掛け部が設けられ、前記障子が前記開口部を最大に開放する最大開放位置に位置する際に、前記戸当たり框の見込み面と前記閉鎖部の縦枠に対向する面が略同一面になるとともに、前記戸当たり框の室内側側面に設けられた全体が前記閉鎖部にて覆われるように配置され、前記戸当たり框の前記縦枠に当接する当接面側に第2指掛け部が設けられており、前記障子が最大開放位置に位置する際に、前記第1指掛け部が、前記閉鎖部に対向する前記戸当たり框の側面に位置するように配置され、前記第2指掛け部は、前記第1指掛け部が設けられた側面側に位置する第1突条と、第2突条との間に設けられた指掛け溝により構成され、前記第1突条は、前記第2突条よりも高く形成されていることを要旨とする
請求項の発明は、請求項1において、第1指掛け部は、溝に形成されるとともに、該溝において中央部から開口部側に行くほど深さが浅くなるように徐々に変化することを特徴とする。
発明によれば、障子を最大開放位置に位置すると戸当たり框の室内側側面の第1指掛け部が閉鎖部にて覆われるように配置されるため、その分、障子を従来よりも閉鎖部側に移動できるため、障子を開けた際に、サッシ枠に設けられた開口部の領域を有効に開放することができる。又、最大開放位置に位置する障子を閉める際には、戸当たり框の当接面に設けられている第1指掛け部に作業者は指を掛けることにより、障子を引き出して操作することができる。
発明によれば、最大開放位置に位置した障子を第2指掛け部に指をかけて戸当たり框を開口部側に引き出した後、第1指掛け部に指をかけて閉じ操作を行うことにより、障子を閉じ操作することができる。又、閉じられた障子は、第1指掛け部に指をかけることにより開放操作することができる。さらに、開放操作される際、障子の戸当たり框が閉鎖部にて覆われる直前に第1指掛け部から第2指掛け部に指を掛け替えて操作することにより最大開放位置に障子を位置させることができる。
発明によれば、指掛け溝に指をかけることにより、障子を開閉操作することができる。
発明によれば、室内側に位置する第1突条に指掛けすることにより、障子を楽に操作することができる。
請求項の発明によれば、第1指掛け部に指をかけて障子を開ける際、戸当たり框が閉鎖部により覆われる直前に第1指掛け部に掛けていた指を、前記中央部から開口部側に行くほど浅くなるように深さ徐々に変化する部位にて第1指掛け部から退去するようにガイドできる。この結果、障子を開ける際に、戸当たり框と閉鎖部間において、第1指掛け部に掛けていた指の指挟みを防止することができる。
(a)は一実施形態の窓サッシの障子が閉じた状態の平断面図、(b)は窓サッシの障子が開けた状態の平断面図。 一実施形態の窓サッシの障子が閉じた状態の側断面図。 一実施形態の窓サッシの全体概略図。 (a)、(b)は、第1指掛け部の作用を示す説明図。 従来の窓サッシの平断面図。
以下、本発明を腰高窓の窓サッシに具体化した一実施形態を図1〜図4を参照して説明する。
図3に示すように窓サッシのサッシ枠10は、上枠11、下枠12、及び左右の縦枠13,14により四角枠状に形成されるとともに建物の壁に固定されている。上枠11、下枠12、及び左右の縦枠13,14は、例えばアルミ合金からなる押出し成形材から形成されている。なお、図3は、室内側から見たサッシ枠10の状態が図示されている。
前記サッシ枠10には、左右方向の中央部には嵌め殺し窓部18が設けられている。なお、本明細書において、左右は、室内側から窓サッシを見た場合を基準にして表現する。サッシ枠10において、嵌め殺し窓部18の左右には、一対の開口部19,20が設けられている。開口部19,20の左右の幅は、人が出入り不能な大きさに設定されている。
嵌め殺し窓部18は、上枠11,下枠12に固定された四角枠状の枠体21と、枠体21に固定された複層ガラス17とを備えている。枠体21は、一対の方立22,23と、前記方立15,16の上下両端部間に架設された上枠24、下枠25を備えている。方立22,23と、前記方立15,16は、例えば、アルミ合金からなる押出し成形材から形成されている。前記嵌め殺し窓部18は閉鎖部に相当する。
次に、開口部19,20を開閉する障子30,31について説明する。なお、開口部19,20は、嵌め殺し窓部18を中央にして左右対称となっているため、嵌め殺し窓部18の右側に位置する開口部20に設けられた障子31について説明する。開口部19側の障子30は障子30の左右構成が逆の構成であることが異なるだけであるため、詳細な説明を省略する。
又、図1(a)、(b)、図2に示すように障子31はガラス障子であって、嵌め殺し窓部18の室外側に配置されている。図1(a)、(b)に示すように障子31は、方立23の右側と右の縦枠14との間に形成された開口部20を開閉するようにサッシ枠10の上枠11,下枠12のレール11a,12aに対して片引き戸式に左右方向に移動自在に取り付けられている。方立23は、縦枠14に対向する面23aを有する。
障子31の枠体は、上框32、下框33、及び左右一対の縦框34,35により四角枠状に形成されるとともに、前記框間にガラス36が嵌め込まれている。 前記上框32、下框33、及び左右一対の縦框34,35は、例えば、アルミ合金からなる押出し成形材から形成されている。障子31の右の縦框35は戸当たり框である。
縦框35は、図1(a)に示すように、四角柱状の本体35aを備えている。本体35aの縦枠14に向く側面には、室内側側縁及び室外側側縁から縦枠14に向かってそれぞれ突出した第1突条37と、第2突条38が設けられている。第1突条37及び第2突条38は上下方向に延出されている。第1突条37は、第2突条38よりも本体35aからの高さが高くされている。
第1突条37の先端は90度強に第2突条38に向かって折曲げされて縦枠14に向く面が、縦枠14に当接可能となっている。なお、第1突条37の折り曲げ角度は90度強に限定されるものではなく、第2突条38に向かう角度であればよい。以下、この面を当接面39という。又、第1突条37と第2突条38との間には、人の指が挿入可能な指掛け溝40が形成されている。指掛け溝40は、第2指掛け部に相当する。
障子31は、開口部20の開放時にはサッシ枠10の上枠11及び下枠12に固定されたストッパ(図示しない)により規制されて、前記縦框35が、図1(b)に示すように、開口部20に残らないようにされている。すなわち、図1(b)に示すように前記ストッパにより障子31が規制される位置は、前記開口部20を有効開口面積を最大にする位置、すなわち、最大開放位置となる。この最大開放位置は、本実施形態では、前記縦框35の当接面39が方立23の縦枠14に対向する面23aと面一となる位置である。この縦框35の当接面39がこの位置に位置することにより、障子31は、嵌め殺し窓部18により、縦框35を含む全体が覆われる。なお、本実施形態では、最大開放位置は、縦框35の当接面39が方立23の縦枠14に対向する面23aと面一となる位置に位置としたが、縦框35の当接面39を図1(b)において、前記面23aよりもさらに左方に位置するようにしてもよい。
前記縦框35の本体35aにおいて、室内側に向かう面には、図1(a)、(b)に示すように、人の指を掛けることが可能に上下方向に延出された断面凹状をなす凹溝41が設けられている。凹溝41は第1指掛け部に相当する。
前記凹溝41は、縦框35の中央部から開口部20側に行くほど深さが浅くなるように徐々に変化して形成されている。この深さが徐々に浅くなるように変化した面を以下ガイド面41aという。
又、図1(a)、(b)に示すように障子31の縦框34において、嵌め殺し窓部18と対向する面には、断面L字状の掛け止め突条34aが形成されている。掛け止め突条34aは、障子31が、図1(a)に示すように開口部20を閉じる閉鎖位置に配置された状態では、方立23の室外側の側面に設けられた断面L字状の掛け止め突条23bと着脱自在に掛け止めされる。図1(a)、(b)に示すように、縦枠14において、方立23と対向する面には、嵌合溝を有する取付突条14aが突設されている。取付突条14aの嵌合溝には、閉鎖位置に位置する障子31の当接面39の室内側の側面に当接するゴムシール45が嵌合されている。
又、サッシ枠10において、障子31の室外側には、上枠11及び下枠12にレール11b,12bが設けられている。レール11b,12bには、網戸50が嵌め込まれている。なお、図2では網戸50は省略されている。前記網戸50は、レール11b,12bに取付け固定されたストッパ部材52により左右方向に移動不能となっている。なお、図1(a)、(b)では、レール12bに設けられたストッパ部材52のみ図示されている。
なお、開口部19に設けられた障子30は、開閉方向が左右逆になる以外は障子31と同様に構成されているため、説明を省略する。
(実施形態の作用)
さて、上記のように構成された窓サッシの作用について説明する。説明の便宜上、窓サッシには、一対の障子30,31が設けられているが、以下では障子31の作用について説明することにして障子30については障子31と同様の構成であるため説明を省略する。
図1(a)に示すように障子31が閉鎖位置に位置している状態から説明する。障子31を閉鎖位置から、最大開放位置に移動する場合、室内側にいる人が、手の指を凹溝41に入れて左方に移動操作する。そして、縦框35が、図4(a)に示すように方立23に隠れる(すなわち、覆われる)寸前に、図4(b)に示すように、凹溝41から指を離間する。この後、人は、縦框35の当接面39側を左方に押圧するか、又は、指掛け溝40内に手の指を入れて、第1突条37に指をかけた状態で左方へ押圧する。この操作により、障子31は、図示しないストッパに当接することにより、最大開放位置に位置させることができる。
この最大開放位置は、図1(b)に示すように縦框35の当接面39が方立23の縦枠14に対向する面23aと面一となる位置である。このため、開口部20は従来と異なり、狭くなることがなく、開口部20の全領域を有効に利用して、室内の空気を換気することができる。
なお、網戸50がある場合は、網戸50の開口範囲の許容する範囲で、開口部20の全領域を有効に開放できる。
次に、最大開放位置に位置する障子31を再び閉鎖位置に移動する場合、室内にいる人が、手の指を指掛け溝40内に入れて、第1突条37に指をかけた状態で右方へ操作する。このとき、第1突条37の先端が第2突条38に向かって折り曲げされており、障子31を閉鎖するときに、この折り曲げ部(当接面)に指を引掛けることができ操作しやすい。この操作により、障子31は、右方へ移動する。縦框35が、方立23から出た後、室内にいる人が、手の指を指掛け溝40から凹溝41に掛け替えて、同じく右方へ障子31を操作して閉鎖位置に位置させる。
左側の障子30の作用については、閉鎖方向と開放方向が、障子31と反対であるため、説明を省略する。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1) 本実施形態では、障子30,31を最大開放位置に位置させると縦框35の室内側側面全体が嵌め殺し窓部18(閉鎖部)にて覆われるように配置されて障子31が開口部20に残ることがなくなる。このため、障子30,31を開けた際に、サッシ枠10に設けられた開口部19,20の全範囲を有効に開放することができ、換気時の開口部19,20を広くできる。
さらに、最大開放位置に位置する障子30,31を閉める際には、縦框35の当接面39に設けられている指掛け溝40(第2指掛け部)に指を掛けることにより、障子30,31を引き出して操作することができ、スムーズに障子の操作ができる。
又、障子30,31の外方に、防犯用に格子を設けたり、或いは、網戸50を固定する場合がある。又、前記格子、或いは網戸50が障子30,31に接近されて配置されている仕様の場合であっても、障子30,31の縦框35(戸当たり框)の室外側の側面に引き戸を操作するための、凹部、溝等からなる指掛け部を設けることがある。このような場合、前記格子、或いは、網戸50に手が干渉して前記指掛け部に手の指が入り難くなり、障子30,31の閉鎖方向の操作がし難い問題がある。
本実施形態によれば、前記格子、或いは、網戸50が障子30,31に接近していても、縦框35(戸当たり框)の当接面側に指掛け溝40(第2指掛け部)を設けているため、操作が妨害されることはない。
(2) 本実施形態の窓サッシは、障子30,31が最大開放位置に位置する際に、障子30,31を指掛け溝40(第2指掛け部)に指をかけて縦框35(戸当たり框)を開口部側に引き出した後、凹溝41(第1指掛け部)に指をかけることにより、障子30,31を閉じ操作することができる。又、閉じられた障子30,31は、凹溝41に指をかけることにより開放操作することができる。さらに、障子30,31が開放操作される際、障子30,31の縦框35が嵌め殺し窓部18(閉鎖部)にて覆われる直前に凹溝41から指掛け溝40に指を掛け替えて操作することにより最大開放位置に障子30,31をスムーズに位置させることができる。
(3) 本実施形態の窓サッシにおいて、第1突条37は、第2突条38よりも高く形成されている。この結果、室内側に位置する第1突条37に対して指先を添えるだけで、指掛けを楽に行うことができるとともに、この指掛けにより、障子30,31を楽に操作することができる。
(4) 本実施形態の窓サッシは、第1指掛け部としての凹溝41において中央部から開口部20側に行くほど深さが浅くなるように徐々に変化する。この結果、凹溝41に指をかけて障子31を開ける際、縦框35(戸当たり框)が嵌め殺し窓部18(閉鎖部)により覆われる直前に凹溝41(第1指掛け部)に掛けていた指を、前記中央部から開口部側に行くほど浅くなるように深さが徐々に変化するガイド面41aにて凹溝41(第1指掛け部)から退去するようにガイドできる。この結果、障子31を開ける際に、縦框35と嵌め殺し窓部18(閉鎖部)間において、凹溝41に掛けていた指の指挟みを防止することができる。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・ 前記実施形態では、障子31を最大開放位置に位置させたとき嵌め殺し窓部18(閉鎖部)の方立23に縦框35を覆うようにしたが、嵌め殺し窓部18の複層ガラス17で覆うようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、当接面39を縦枠14に対向する面23aと面一になるようにしたが、凹溝41が閉鎖部に隠れるのであれば、前記面23aよりも開口部20側に位置させてもよい。この場合においても、従来よりも開口部20を有効に換気に利用できる。
・ 前記実施形態では閉鎖部を複層ガラス17を備える嵌め殺し窓部18により構成したが、閉鎖部をパネル、或いは壁にて構成してもよい。
・ 前記実施形態では、一対の障子30,31を設けたが、いずれか一方を省略してもよい。
・ 前記実施形態では、第1指掛け部を凹溝41としたが、断面形状は凹溝に限定するものではなく、例えば円弧状の溝であってもよい。或いは、第1指掛け部として本体35aの側面に孔を形成して、指をかけられるようにしてもよい。或いは、第1指掛け部は突条、又は突起であってもよい。
・ 前記実施形態では、第1突条37を第2突条38よりも高さを高くしたが、第1突条37を第2突条38と同じ高さにして、指が挿入可能な間隔(すなわち、第1突条37と第2突条38との先端間の間隔)を指掛け溝40を備えるように形成してもよい。或いは、第2突条38の方が第1突条37よりも高いものであってもよい。この場合においても指が挿入可能な間隔(すなわち、第1突条37と第2突条38との先端間の間隔)を指掛け溝40を備えるように形成するものとする。
・ 前記実施形態では、障子30,31をガラス障子としたが、ガラスの代わりに合成樹脂、紙等の他の材料に変更してもよい。
・ 前記実施形態では、腰高窓の窓サッシに具体化したが、掃き出し窓の窓サッシに具体化してもよい。
10…サッシ枠、18…嵌め殺し窓部(閉鎖部)、
19,20…開口部、22…開口部、
23a…縦枠14に対向する面、
30,31…障子、35…縦框(戸当たり框)、
37…第1突条、38…第2突条、
40…指掛け溝(第2指掛け部)、41…凹溝(第1指掛け部)。

Claims (2)

  1. サッシ枠内で開口部と閉鎖部とを有し、前記サッシ枠に対して片引き自在に設けられるとともに前記開口部を開閉する障子とを備えた窓サッシにおいて、
    前記障子は、前記開口部の閉鎖時に前記サッシ枠を構成する縦枠に当接する戸当たり框を含み、
    前記戸当たり框の室内側側面に第1指掛け部が設けられ、
    前記障子が前記開口部を最大に開放する最大開放位置に位置する際に、前記戸当たり框の見込み面と前記閉鎖部の縦枠に対向する面が略同一面になるとともに、前記戸当たり框の室内側側面に設けられた全体が前記閉鎖部にて覆われるように配置され、
    前記戸当たり框の前記縦枠に当接する当接面側に第2指掛け部が設けられており、
    前記障子が最大開放位置に位置する際に、前記第1指掛け部が、前記閉鎖部に対向する前記戸当たり框の側面に位置するように配置され、
    前記第2指掛け部は、前記第1指掛け部が設けられた側面側に位置する第1突条と、第2突条との間に設けられた指掛け溝により構成され、
    前記第1突条は、前記第2突条よりも高く形成されていることを特徴とする窓サッシ。
  2. 第1指掛け部は、溝に形成されるとともに、該溝において中央部から開口部側に行くほど深さが浅くなるように徐々に変化することを特徴とする請求項1に記載の窓サッシ。
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