JP2011193907A - 治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】非高周波治療から高周波治療へスムーズに移行することのできる技術を提供すること。
【解決手段】根管拡大用ハンドピース10は、モーター17によってファイル11を回転駆動するモーター駆動回路18と、ファイル11及び受動電極22に対して高周波信号を出力する高周波信号発生回路19と、根尖位置を検出する根管長測定回路20とを有する。オペレーターは、設定操作部15を操作することによって、ファイル11を回転駆動させるか、高周波信号を出力させるかどちらかを選択し、駆動操作部16を操作することによって各動作モードでの患部の治療を実施することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯科治療に関する技術であって、特に、高周波治療を実施するための技術に関する。
従来より、歯科治療において、高周波を用いる治療法(高周波治療)が知られている。高周波治療は、止血効果や殺菌効果等、歯科治療において利点の多い治療法の一つとされており、これまでにもいくつかの高周波を行うための治療器が提案されている。
例えば、特許文献1には、高周波パルスを電極に出力する高周波治療器(歯の失活装置)が開示されている。また、特許文献2では、高周波治療器そのものに、その他の機能を付加する技術が提案されており、具体的には、根管長測定器を備えた高周波治療器(殺菌消毒器)が開示されている。
特表2000−515398号公報 国際公開第2008/114244号パンフレット
ところで、従来の高周波治療器は、特許文献1のように高周波出力機能のみを備えた構成か、もしくは、特許文献2のように高周波出力機能と根管長測定機能とを兼ね備えた構成に限られている。そのため、高周波治療とは異なる他の治療を行っている最中、または、その治療の後に高周波治療を行うような場合、オペレーターは別の治療器から高周波治療器に持ち替えなければならないという煩わしさがあった。
例えば根管拡大(切削処理)後に高周波治療を行う場合、適切な位置へ電極を位置付けする必要がある。したがって、治療器を持ち替えて行うとなると、高周波治療を正確に行うことが困難となってしまう。そのため、高周波治療へスムーズに移行することを可能とする技術が望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、治療器の持ち替えを伴わず、最適な位置を保ちながら非高周波治療から高周波治療へスムーズに移行することのできる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1の態様は、治療用高周波を発生させる高周波信号発生回路と、前記治療用高周波を用いない非高周波治療に使用される治療工具とを備え、前記治療用高周波が、前記治療工具を通じて患部へ導通される治療器とするものである。
また、第2の態様では、第1の態様に係る治療器において、前記非高周波治療が、機械的動作を伴う処置である。
また、第3の態様は、第1または第2の態様に係る治療器において、オペレーターが把持するための把持部と、前記把持部と前記治療工具とを電気的に絶縁する絶縁部材とをさらに備える。
また、第4の態様は、第1から第3までの態様のいずれか1態様に係る治療器において、前記高周波信号発生回路より前記高周波信号を出力させる出力スイッチをさらに備える。
また、第5の態様は、第1から第4までの態様のいずれか1態様に係る治療器において、根管長を測定するための根管長測定用信号を発生させる根管長測定回路をさらに備え、前記治療工具には、前記根管長測定用信号がさらに導通される。
また、第6の態様では、第5の態様に係る治療器において、前記根管長測定回路は、少なくとも前記高周波信号が前記治療工具へ導通されるときに、前記高周波信号発生回路から電気的に分離される。
第1から第6の態様までの治療器によれば、高周波治療と非高周波治療とを、同一の治療器で行い得る。したがって、オペレーターが、患部を処置している最中に、非高周波治療用の治療器から高周波治療用の治療器に持ち替える動作を省略することができるため、処置をより一層スムーズに行うことができるとともに、非高周波治療の際に到達した最適位置を保ったまま高周波治療に移行できるという優れた効果を奏し得る。
特に、第2の態様に係る治療器によれば、機械的動作を伴う処置と高周波治療とを、同一の治療器で行うことができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここでいう「機械的動作を伴う処置」とは、使用者が把持して治療工具を手指で動かす処置や、超音波振動子でチップを振動させることによるスケーリングや、電気モーターでピストンを駆動し、充填剤を移動させることで根管内に注入する根管充填等、手指、工具、工具内材料の少なくともいずれかの変位を伴う処置を指す。
特に、第3の態様に係る治療器によれば、把持部と治療工具とが、絶縁部材によって電気的に絶縁されていることにより、オペレーターが安全に高周波治療を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
特に、第4の態様に係る治療器によれば、高周波信号を出力させる出力スイッチを備えることにより、高周波信号の出力の切り替えを容易に実現することができるという優れた効果を奏し得る。
特に、第5の態様に係る治療器によれば、根管長測定と高周波治療とを同一の治療器で行うことができる。したがって、高周波治療を、然るべきタイミングで、適切な位置に対して実施することができるという優れた効果を奏し得る。
特に、第6の態様に係る治療器によれば、少なくとも高周波信号が導通されている間、根管長測定回路に高周波信号が伝達することを防ぐことができる。したがって、高周波信号によって、根管長測定回路が故障することを抑制することができるという優れた効果を奏し得る。
第1実施形態に係る根管拡大用ハンドピースを示す外観斜視図である。 根管拡大用ハンドピースの内部構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る超音波スケーラーを示す外観斜視図である。 超音波スケーラーの内部構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る根管治療器を示す外観図である。 高周波出力モジュールおよび根管長測定モジュールの内部構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係る治療器を示す外観図である。 高周波出力モジュールおよび根管長測定モジュールの内部構成を示すブロック図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
{治療用高周波について}
以下の実施例に示す治療器は、いずれも治療用高周波を用いない治療(非高周波治療)の際に使用される導電性の高い治療工具を備えており、この治療工具に治療用高周波を導通させる構成を有している。すなわち、本発明を用いれば、高周波治療に用いることを予定していない治療器を、高周波治療にも応用することができる。
ここで、歯科用治療に供される治療用の高周波信号は、例えば、周波数500〜1000kHz、電圧140V(実効値100V・rms)、電流200mA・rmsとされている。このような高周波信号を患部に印加することによって、患部の凝固、焼灼、止血、除痛、消毒等の効果が期待できるとされており、基本的に患部の治りが早くなるといわれている。
特に治療前、治療後に患部に高周波信号出力を印加することによって、治療部位を消毒できるため、予後が極めて良好であるとされている。したがって、各種の治療器に、この高周波治療機能を組み合わせることができれば、高周波治療が行いやすくなり、治療後すぐに高周波治療の効果を期待することができる。さらには、非高周波治療に使用される治療工具を、高周波信号を導通するための電極として利用することで、治療器具の取り替えが不要となり、非高周波治療と高周波治療との間の移行をスムーズに実施できるため、効率的な治療を実現できることが期待できる。また、非高周波治療の際に到達した最適位置を保ったまま高周波治療に移行することで、特に効果的な治療を実現することが期待できる。
<1. 第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る根管拡大用ハンドピース10を示す外観斜視図である。また図2は、根管拡大用ハンドピース10の内部構成を示すブロック図である。なお、図2及び以降の各図においては、電源等の汎用部分は記載を省略している。
図1に示すように、根管拡大用ハンドピース10は、ファイル11(治療工具)、ファイルホルダー12を備えており、ファイルホルダー12の先端に取り付けられたファイル11をモーター駆動して歯900を切削する機械的作用によって、根管901を拡大する治療器を構成する。
ファイルホルダー12は、略棒状の筐体13によって形成されている。図1に示すように、筐体13の外周部分には、表示部14、設定操作部15、駆動操作部16を備えている。また、図2に示すように、筐体13の内部には、モーター17、モーター駆動回路18、高周波信号発生回路19、根管長測定回路20、スイッチ切替回路21、及び、スイッチSW1〜SW3が設けられている。また、根管拡大用ハンドピース10は、筐体13の内部から外部に延びる受動電極22を備えている。
設定操作部15は、根管拡大用ハンドピース10の動作を設定するために設けられた設定ボタンである。設定操作部15は、ファイル11やモーター17の駆動条件(回転速度やトルク値等)、高周波信号の出力条件(周波数、出力時間等)等を設定可能に構成されている。
駆動操作部16は、モーター17の駆動のオンオフ操作や、高周波出力の出力操作を行うために設けられた出力スイッチであり、押下可能な操作ボタンで構成されている。またスイッチSW1は、駆動操作部16と、モーター駆動回路18または高周波信号発生回路19との間の電気的接続を切り替えるために設けられている。スイッチSW1における接続の切り替えは、設定操作部15からの入力情報に基づいて動作するスイッチ切替回路21により行われる。
スイッチSW1において、駆動操作部16とモーター駆動回路18の間が接続された場合、駆動操作部16によってモーター駆動回路18が制御される。すなわち、駆動操作部16からの入力がトリガーとなって、モーター駆動回路18が動作する。またスイッチSW1において、駆動操作部16が高周波信号発生回路19に接続された場合、駆動操作部16によって高周波信号発生回路19による高周波出力が制御される。このように、スイッチSW1は、根管拡大用ハンドピース10の動作モード(ファイル回転駆動モード及び高周波出力モード)を切り替えるスイッチを構成する。
図1に示すように、本実施形態に係る根管拡大用ハンドピース10の設定操作部15は、複数のボタンで構成されている。これら複数のボタンのいずれかにより、動作モードの切り替えスイッチSW1が制御される。このため、根管拡大用ハンドピース10から別の治療器に持ち替えることなく、オペレーターは設定操作部15の所定ボタンを操作するだけで高周波治療へスムーズに移行することができる。したがって、高周波治療を効率的に行うことができる。しかも、後述するように、モーターによるファイル回転駆動モードにおいては、根管長測定回路20の働きにより、ファイル11の先端位置が根尖からどの程度の距離にあるかを知ることができる。したがって、本実施形態に係る根管拡大用ハンドピース10によれば、オペレーターは、ファイル回転駆動モードにおいてファイル11の先端位置を確認しながら根管901の切削拡大を行い、高周波治療に移行すべきと考える位置でファイル回転駆動モードから高周波出力モードに切り替え、治療器を持ち替えることなく、すなわち最適な位置を保ったまま高周波治療を続けて行うことができる。
スイッチSW2は、ファイル11と、高周波信号発生回路19もしくは根管長測定回路20との間の電気的接続を切り替えるために設けられている。また、スイッチSW3は、受動電極22と、高周波信号発生回路19または根管長測定回路20との間の電気的接続を切り替えるために設けられている。
高周波信号発生回路19は、ファイル11と受動電極22との間に、例えば500〜1000kHzの範囲の高周波電圧を発生させる。この高周波信号発生回路19から出力される高周波信号の周波数は、設定操作部15を操作することによって設定される。なお、高周波信号を患部に導通する際には、ファイル11の先端が患部、例えば根尖903付近の組織に当てられ、受動電極22が歯肉902や口唇等、患者の体の一部に当てられる。
本実施形態では、スイッチSW2から延びるリード線を、ファイル11に電気的に接続するため、筐体13の外部に露出した導電部材23を設けている。これにより、ファイル11と、根管長測定回路20または高周波信号発生回路19とが電気的に導通される。この導電部材23はファイル11に対して着脱自在であるため、オペレーターの操作により電気的導通の確保状態と解除状態とを選択することができる。ここで、使用されるファイル11(またはリーマ)は、シャンク部が絶縁材で形成されている場合がある。この場合、金属製の刃部に高周波信号や根管測定用の信号を伝達させるために、例えば実開平05−21920に開示されている電極構造を利用することができる。すなわち、絶縁材の内部に導電部材23を通すように設けてもよい。導電部材23が邪魔になって根管拡大用ハンドピース10の操作性に支障をきたすことを抑制しつつ、ファイル11に電気信号を良好に伝達させることができる。
また、導電部材23の代わりに、モーター17とファイル11とを接続する部材(歯車等)を導通材として利用して、ファイル11とスイッチSW2とを接続することも妨げられない。この場合、導電部材23を省略することができるため、根管拡大用ハンドピース10をコンパクトに構成することができる。
根管長測定回路20は、根管長測定用信号を出力することによって、根管長を測定する。具体的には、ファイル11と受動電極22との間に2つの異なる周波数の電圧を印加することによって、それぞれのインピーダンスの値を求め、その2つの値(実際にはインピーダンスの値に対応する電圧や電流の値)の差分や比等から、根尖903の位置を特定する。なお、根管長測定の測定方法は、このようなものに限られるものではなく、従来より提案されている測定方法を含む種々の技術を利用することが可能である。根管長測定の際においても、受動電極22は、歯肉902や口唇等、患者の体の一部に当てられる。
スイッチSW2,SW3における接続の切り替えは、設定操作部15からの入力情報に基づいて動作するスイッチ切替回路21により実現される。具体的に、高周波信号を出力する場合には、ファイル11及び受動電極22が高周波信号発生回路19に接続されるようにスイッチSW2,SW3が制御される。また、根管長測定用信号を出力する場合には、ファイル11及び受動電極22が根管長測定回路20に接続されるようにスイッチSW2,SW3が切り替えられる。本実施形態では、設定操作部15を介した動作モードの変更入力に応じて、スイッチSW2,SW3における接続先の切り替えが連動して起こる。
本実施形態では、スイッチSW2,SW3によって、高周波信号発生回路19と根管長測定回路20とが、電気的に分離されている。したがって、高周波信号がファイル11へ出力されている間は、根管長測定回路19は、スイッチSW2,SW3により断線されている。そのため、高周波信号が根管長測定回路19に導通することが抑制され、高周波信号によって根管長測定回路19が故障することを抑制することができる。
表示部14は、根管拡大用ハンドピース10の把持部の外周部分に取り付けられており、例えば液晶ディスプレイで構成されている。なお、表示部14は、有機ELディスプレイ、電子ペーパー、発光ダイオード等で構成されていてもよい。
表示部14には、根管拡大用ハンドピース10の状態を示す情報が表示される。具体的に、表示部14は、モーター駆動回路18、高周波信号発生回路19及び根管長測定回路20に接続されており、これらの要素から取得される各種情報が表示される。
より詳細には、モーター駆動回路18からは、モーター17の駆動情報が送信され、ファイル11の回転速度の設定値や現在値、トルクの設定値や現在値、及び、図示しない電池の電池残量等が表示部14に表示される。また、高周波信号発生回路19からは、高周波信号に関する情報が送信され、例えば、高周波信号の出力の有無、出力周波数、出力時間(一度に連続して高周波信号を出力する時間)等が表示部14に表示される。さらに、根管長測定回路20からは、根管長に関する情報が送信され、例えば根尖903の位置情報や根尖903を基準としたときのファイル11の先端の位置等を示す画面が表示部14に表示される。さらには、動作モードがファイル回転駆動モードから高周波出力モードへ、あるいはその逆へ切り替えられたことが、表示部14に表示されてもよい。以上の各情報は、個別に表示してもよいし、動作モードに応じて必要な情報だけを切り替えて表示してもよい。
本実施形態では、高周波信号の出力時間があらかじめ設定されていることにより、オペレーターが駆動操作部16の操作ボタンを押下してから設定された出力時間経過後に、高周波信号の出力が自動的に停止するように構成されている。ただし、オペレーターが駆動操作部16の操作ボタンを押下している間だけ、高周波信号の出力が持続するように構成することも妨げられない。
また、根尖903にファイル11の先端が接近または到達した際に、もしくは根尖903を若干通過した際に、表示部14に警告表示を行うように構成してもよいし、警告音等が出力されるように構成することも可能である。このような機能を設けることにより、根尖周囲の組織を過度に傷つけることを軽減することができるとともに、高周波出力モードに切り替え、高周波治療に移行する目安とすることができる。
なお、表示部14をタッチパネルで構成することにより、設定操作部15や駆動操作部16の機能の一部または全部を持たせることも可能である。この場合は、設定操作部15等の操作手段を適宜省略することが可能である。
本実施形態に係る根管拡大用ハンドピース10に取り付けられるファイル11は、歯900の内部根管壁を切削するために使用されるものであり、患部に対して機械的に作用する機械的処置の際に使用される治療工具である。このファイル11を介して患部に高周波信号を付与可能とすることによって、根管拡大用ハンドピース10で根管拡大の処置をした際に、その患部に対して直ぐに高周波治療を実施することが可能となる。すなわち、高周波治療を、然るべきタイミングで、適切な位置に対して実施することができる。
特に、根管拡大といった切削治療の後に高周波信号による殺菌治療を行う場合、根管拡大を行った位置に対して、治療器を持ち替えることなくそのまま高周波治療を実施することができる。したがって、高周波治療を行うべき最適位置を確保することができるため、治療効果が高まることを期待できる。
<2. 第2実施形態>
第1実施形態に係る治療器は、根管拡大機能を有する治療器であったが、本発明の治療器は、このようなものに限定されない。
図3は、第2実施形態に係る超音波スケーラー10Aを示す外観斜視図である。また図4は、超音波スケーラー10Aの内部構成を示すブロック図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の機能を有する要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る超音波スケーラー10Aは、スケーラー本体部31及びスケーラーハンドピース33を備えている。超音波スケーラー10Aは、スケーラーハンドピース33の先端に取り付けられたファイルやリーマ等のスケーリング工具11A(治療工具)を超音波振動子によって超音波駆動して、その機械的作用により歯の表面や根管内を研磨等する治療(超音波治療)を行うように構成されている。なお、図示を省略するが、スケーラーハンドピース33には、超音波治療の際にスケーリング工具11Aの近傍に霧状の水を供給する注水機構や、スケーリング工具11Aの近傍を照明する照明機構等が設けられていてもよい。
スケーラー本体部31は、図3に示すように表示部14A、操作設定部15A,駆動操作部16Aを備えている。さらにスケーラー本体部31は、図4に示すようにスケーラー駆動回路311、高周波信号発生回路19、根管長測定回路20、スイッチSW2,SW3を備えている。
駆動操作部16Aは、足で操作するフットスイッチとして構成されており、スケーラー駆動回路311に接続されたスケーラー駆動スイッチ161Aと、高周波信号発生回路19に接続された高周波出力スイッチ162Aの機能を備えている。本実施形態では、設定操作部15Aを介して駆動操作部16Aの動作を設定することにより、駆動操作部16Aをスケーラー駆動スイッチ161A及び高周波出力スイッチ162Aのうちのいずれか一方として機能させる。
スケーラー駆動回路311は、スケーラーハンドピース33に内蔵された超音波振動子331に接続されており、スケーラー駆動スイッチ161Aが操作されることによって、スケーラー駆動回路311が制御され、超音波出力のオンオフが制御される。
高周波信号発生回路19は、スイッチSW2を介して治療工具であるスケーリング工具11Aに接続されている。本実施形態では、スケーリング工具11Aと受動電極22との間に高周波電圧を発生させる。スイッチSW2,SW3のスイッチの切り替えは、高周波出力スイッチ162Aのオンオフに連動して起こるように構成されている。すなわち、スケーリング工具11Aと受動電極22とは、高周波出力スイッチ162Aがオンのときに、高周波信号発生回路19に接続され、高周波出力スイッチ162Aがオフのときに、根管長測定回路20に接続されるように構成されている。
なお、第1実施形態で示したように、スイッチSW2,SW3をスイッチ切替回路によって制御するように構成してもよい。この場合、設定操作部15Aを介して、スイッチ切替回路の動作を制御すればよい。
表示部14Aには、超音波スケーラー10Aの各種状態を示す情報が表示される。具体的には、超音波の強度や、超音波の使用対象(例えば、根管、歯周、歯面等)のモード情報、注水のオンオフ情報、照明光のオンオフ情報等が表示される。また表示部14Aには、高周波出力の有無や、高周波信号の周波数、出力時間等が表示される。さらに表示部14Aには、根管長測定の結果に基づいて、スケーリング工具11Aの先端位置や、根尖位置を示す情報が表示される。また、第1実施形態で示したように、スケーリングモードから高周波治療モードへ、あるいはその逆へ切り替えられたことを表示してもよい。
本実施形態に係る超音波スケーラー10Aによれば、設定操作部15Aを構成する複数のボタンのうちのいずれかを、駆動操作部16Aをスケーラー駆動スイッチ161Aもしくは高周波出力スイッチ162Aのどちらかとして機能させる切替スイッチに設定することで、治療器を持ち替えることなく、超音波治療から高周波治療へスムーズに移行することができる。
<3. 第3実施形態>
図5は、第3実施形態に係る根管治療器10Bを示す外観図である。また、図6は、高周波出力モジュール50および根管長測定モジュール60の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る治療器(根管治療器10B)は、一方の端部(ヘッド部40a)にファイルやリーマ等の根管治療工具11Bが取り付けられた根管治療工具ホルダー40の他方の端部に、ファイルホルダー12Bが接続されて構成されている。また、ファイルホルダー12Bは、高周波信号を出力するための高周波出力モジュール50及び根管長を測定するための根管長測定モジュール60に接続されている。
根管治療工具ホルダー40は、オペレーターが手で把持するための把持部41を有しており、先端の根管治療工具11Bによって根管治療(例えば根管内の研磨や歯石除去等の機械的清掃、薬等の塗布等)を行うためのハンドピースを構成している。また、根管治療工具ホルダー40の他方の端部には、一般的な根管長測定器に備え付けられるファイルホルダー12が接続されている。
高周波出力モジュール50及び根管長測定モジュール60は、いわゆる機能モジュールであって、個々が独自の機能を有しており、互いに接続されることで、例えば後述する表示部14Bや設定操作部15Bを両モジュールが共用するような、1つの装置として利用することができる。本実施形態においては、例えば特開2008−246202号公報に開示されているような、根管長測定モジュール60に対し特定の機能(ここでは、高周波出力機能)を有する機能モジュールを接続する技術等を利用することができる。
ファイルホルダー12Bと根管治療工具11Bとは、把持部41の内部に配設された図示しないリード線によって電気的に接続されている。そして、把持部41の外周部分の両端部には、絶縁部材42,42がそれぞれ取り付けられている。このように絶縁部材42を設けることによって、根管治療器具11Bと把持部41とが電気的に絶縁されている。そのため、根管治療工具11Bに根管長測定信号や高周波出力信号を導通した際に、把持部41に電気が流れないように構成されているため、オペレーターは安全に高周波治療を行うことができる。
なお、ファイルホルダー12Bは、根管長測定を行う際に用いられる一般的な根管長測定器に、通常付属品として備えられる要素である。そして通常は、ファイルホルダー12Bの先端の取付部121にファイル等の根管治療工具11Bが直接的に取り付けられ、根管治療工具11Bに根管長測定信号が導通されることで、根管長測定が行われる。この場合、オペレーターはファイルホルダー12B等を把持して、根管治療工具11Bを移動させることになるが、患部の位置によっては、非常に作業がしづらい場合がある。
これに対して、本実施形態では、ファイルホルダー12Bを根管治療工具ホルダー40に接続して、根管治療工具11Bを根管治療工具ホルダー40に取り付けている。これにより、本実施形態の治療器は、根管治療工具11Bを使った根管治療を良好に行うことができるとともに、根管長測定及び高周波治療とを同一の器具で行うことができるように構成されている。しかも、根管長測定器を保有しているオペレーターにとって、ファイルホルダー12Bは必然的に保有している部品であるため、本実施形態では、オペレーターが新たな部品を購入することなく簡単に高周波治療まで行う設備を整えることができる。
根管長測定モジュール60は、表示部14B、設定操作部15B、根管長測定回路20Bを備えている。また、高周波出力モジュール50は、駆動操作部16Bと、タイマー51と、高周波信号発生回路19Bと、スイッチSW2B,SW3Bを備えている。根管長測定回路20B及び高周波信号発生回路19は、スイッチSW2B,SW3Bを介して、それぞれ根管治療工具11B及び受動電極22に接続されている。
駆動操作部16Bは、例えばフットスイッチ等で構成されており、高周波出力モジュール50のタイマー51に接続されている。タイマー51は、スイッチSW2B,SW3Bに接続されており、駆動操作部16Bから入力があった場合に、あらかじめ設定された時間の間、根管治療工具11Bと受動電極22とを高周波信号発生回路19Bに接続するようにスイッチSW2B,SW3Bを制御する。これにより、一定時間の間、根管治療工具11Bと受動電極22との間に高周波電圧が印加される。そして一定時間が経過すると、タイマー51は、根管治療工具11Bと受動電極22とを根管長測定回路20Bに接続するようにスイッチSW2B,SW3Bを制御する。
根管長測定回路20Bと高周波信号発生回路19Bとの間を接続する線は、相互通信線となっている。根管長測定モジュール60から高周波出力モジュール50へは、設定操作部15Bにて入力された設定情報が送信される。高周波出力モジュール50は、この設定情報に基づいて、高周波信号発生時間や出力の大きさ等を切り替えるように構成されている。また、高周波出力モジュール50から根管長測定モジュール60へは、高周波出力モジュール50の動作情報(高周波信号発生時間、出力の大きさ、オンオフ状態、エラー情報、ブザー音量、バッテリー残量、等)が送信され、根管長測定モジュール60はそれらを表示部14Bに表示する。オペレーターは根管長測定モジュール60の表示部14Bを見ながら、設定操作部15Bのスイッチ類で設定を操作することができる。
以上のような構成を備える根管治療器10Bによると、オペレーターは、根管長測定により根尖に対する治療工具11Bの先端の位置を確認しながら適切に根管治療を行うことができると共に、根管治療工具11Bあるいは根管治療工具ホルダー40を取り換えることなく、そのまま駆動操作部16Bを操作するだけで高周波治療を行うことができる。また、従来の歯科治療において使用されている根管治療工具11B、根管治療工具ホルダー40、ファイルホルダー12B等を、高周波治療に比較的容易に転用利用することができるため、低コストで優れた治療効果を得ることが期待できる。
<4. 第4実施形態>
図7は、第4実施形態に係る治療器10Cを示す外観図である。また、図8は、高周波出力モジュール50および根管長測定モジュール60の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の治療器10Cは、治療工具である探針工具11Cが一体的に備わったインスツルメント70に、第3実施形態にて示した高周波出力モジュール50及び根管長測定モジュール60が接続されて構成されている。
探針工具11Cは、オペレーターがその先端を根尖903の近傍で機械的に動かしながら、指先等に伝わる触感に基づいて、根尖903の位置等を特定するための治療工具である。また、探針工具11Cは、歯周ポケットの深さを測定する用途にも用いられ、そのため探針工具11Cの外周部分に目盛りが刻み込まれている。
インスツルメント70は、略棒状に形成されたハンドピースであり、その先端に探針工具11Cが取り付けられている。そしてインスツルメント70の後部において、高周波出力モジュール50及び根管長測定モジュール60に接続するための接続部71を備えている。インスツルメント70の内部において、高周波出力モジュール50及び根管長測定モジュール60と探針工具11Cとは、図示しないリード線等を介して電気的に接続されている。したがって、本実施形態では、インスツルメント70が根管長測定用の電気信号または高周波信号を患部に導通する電極として機能する。
本実施形態の治療器10Cにおいても、上記実施形態と同様に探針工具11Cを使って治療を行っている最中、もしくはその治療後に、探針工具11Cに対して高周波信号を導通することによって、スムーズに高周波治療を実施することができる。また探針工具に付された目盛りを読むことで、適切な位置において高周波信号を出力することができる。
本実施形態に係るインスツルメント70は、高周波出力モジュール50や根管長測定モジュール60に接続されることなく、単独使用のできる器具として利用することも可能である。このインスツルメント70は、オペレーターが把持し易いよう把持部を樹脂で形成していることが多く、その場合は必然的に、短針工具11Cと把持部とが電気的に絶縁されている。このような汎用性の高い器具を比較的容易に治療器10Cに転用することが可能であるため、安価に高周波治療を行うことのできる治療器を実現することができる。
<5. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
また、本発明の治療工具は、上記実施形態で説明したような、モーター駆動で動く治療工具、超音波駆動で動く治療工具、手指で動く治療工具のようなものに限られるものではない。例えば治療工具として、光重合剤等の材料、消毒薬等の薬剤を根管内等に供給するチューブ状のものや中空の針状のものを利用する場合において、この治療工具に高周波信号を伝達できるように構成することも妨げられない。また、機械的動作を伴う処置とは、治療工具自体が変位して患部に作用するものに限られず、治療工具自体が動かず、薬液の移動だけを伴うようなものも含まれる。なお、根管長測定回路20等を用いる根管長測定は、少なくともその測定中に、治療器具を意図的に変位させたり、薬液等が治療器具内で変位したりすることはない。したがって、この意味において、根管長測定は、機械的動作を伴う処置とは異なるものである。
また、上記実施の形態に示した各機能ブロックには、専用の回路で構成されているものがあるが、これら専用の回路の一部又は全部を、CPUがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現するように構成してもよい。
また、上記実施形態及び変形例で説明した各構成は、矛盾の生じない限りにおいて、適宜省略したり、互いに組み合わせたりすることができることはいうまでもない。
10 根管拡大用ハンドピース(治療器)
10A 超音波スケーラー(治療器)
10B 根管治療器(治療器)
10C 治療器
11 ファイル(治療工具)
11A スケーリング工具(治療工具)
11B 根管治療工具(治療工具)
11C 探針工具(治療工具)
15,15A,15B 設定操作部
16,16A,16B 駆動操作部(出力スイッチ)
19,19B 高周波信号発生回路
20,20B 根管長測定回路
21 スイッチ切替回路
23 導電部材
31 スケーラー本体部
311 スケーラー駆動回路
33 スケーラーハンドピース
40 根管治療工具ホルダー
41 把持部
42 絶縁部材
50 高周波出力モジュール
60 根管長測定モジュール
70 インスツルメント
SW1,SW2,SW2B,SW3,SW3B スイッチ

Claims (6)

  1. 治療器であって、
    治療用高周波を発生させる高周波信号発生回路と、
    前記治療用高周波を用いない非高周波治療に使用される治療工具と、
    を備え、
    前記治療用高周波が、前記治療工具を通じて患部へ導通される治療器。
  2. 請求項1に記載の治療器において、
    前記非高周波治療が、機械的動作を伴う処置である治療器。
  3. 請求項1または2に記載の治療器において、
    オペレーターが把持するための把持部と、
    前記把持部と前記治療工具とを電気的に絶縁する絶縁部材と、
    をさらに備える治療器。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の治療器において、
    前記高周波信号発生回路より前記高周波信号を出力させる出力スイッチ、
    をさらに備える治療器。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の治療器において、
    根管長を測定するための根管長測定用信号を発生させる根管長測定回路、
    をさらに備え、
    前記治療工具には、前記根管長測定用信号がさらに導通される治療器。
  6. 請求項5に記載の治療器において、
    前記根管長測定回路は、少なくとも前記高周波信号が前記治療工具へ導通されるときに、前記高周波信号発生回路から電気的に分離される治療器。
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