JP2011193892A - 蒸気発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱室の表面を容易に露出させることが可能な蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】蒸気発生装置は、収容部4と、内部に所定の液体7を貯留し、収容部4に着脱可能に収容されるケース2と、収容部4を挟んで収容部4に収容されたケース2の反対側に配設され、収容部4からケース2が取り外されることにより表面が露出するヒータ9と、ケース2の内部に連通し、ケース2が収容部4に収容されることによりケース2の外周面とヒータ9の表面との間に形成される加熱室6とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は蒸気発生装置に関し、特に、液体を気化して蒸気を発生させる蒸気発生装置に関する。
図6および図7を参照して、一般的な吸入器100の構成について説明する。吸入器100は、蒸気発生装置の一例である。主として図6を参照して、吸入器100は、吸入口15、カバー16、本体ケース17、操作部17A、電源コード18、給排水タンク13、噴出ノズル10(図7参照、以下同じ)、飛散部材11、吸入チューブ12、ボイラータンク1、蓋部材3、加熱室6、およびヒータ9を備えている。
図7を参照して、吸入口15は、カバー16に取り付けられている。吸入口15は開口しており、本体ケース17の内部に連通している。カバー16は、本体ケース17に着脱可能に取り付けられている。給排水タンク13は、本体ケース17の側面に着脱可能に取り付けられている。噴出ノズル10、飛散部材11、吸入チューブ12、ボイラータンク1、蓋部材3、加熱室6、およびヒータ9は、本体ケース17(およびカバー16)の内部に位置している。
ボイラータンク1は有底筒状に形成され、ボイラータンク1の上部は開口している。ボイラータンク1の上部は、蓋部材3により封止される。ボイラータンク1の下部側の側面に、加熱室6が形成されている。ボイラータンク1の下部側に給水路4Bが設けられている。ボイラータンク1の略中央に連通路4Cが設けられている。
給水路4Bにより、ボイラータンク1と加熱室6の下部側とが連通している。連通路4Cにより、ボイラータンク1と加熱室6の上部側とが連通している。加熱室6を挟んでボイラータンク1の反対側には、ヒータ9が配設されている。ヒータ9には、電源コード18を通して電力が供給される。
ボイラータンク1の上部側の側面には、噴出ノズル10が取り付けられている。噴出ノズル10は、ボイラータンク1の内部に連通している。噴出ノズル10は、斜め上方向に位置する吸入口15に向かって延在している。噴出ノズル10の先端側には、飛散部材11が取り付けられている。飛散部材11は、噴出ノズル10から噴出される蒸気に略交差するように配設されている。飛散部材11には、飛散部材11から垂れ下がるように吸入チューブ12が取り付けられている。吸入チューブ12は、給排水タンク13の底付近にまで延在している。
吸入器100の動作について説明する。ボイラータンク1の内部に、所定の液体としてたとえば水7が貯留される。給水路4Bを通して、少量の水7が加熱室6に供給される(図示上の便宜のため、図7においては、加熱室6に供給された少量の水7を記載していない)。ヒータ9は加熱室6の内部に供給された水7を加熱する。ヒータ9により加熱室6の内部に蒸気が発生する。蒸気は、連通路4Cおよびボイラータンク1の上部を順次通過する。
蒸気は、噴出ノズル10から飛散部材11に向かって噴出される。噴出ノズル10から飛散部材11に向かって蒸気が噴出されることにより、飛散部材11付近において蒸気圧(負圧)が発生する。
一方で、給排水タンク13の内部に、所定の液体としてたとえば水14が貯留される。吸入チューブ12は、噴出ノズル10から噴出された蒸気により発生した蒸気圧(負圧)により、水14を給排水タンク13から吸い上げる(ベンチュリー効果)。水14は、噴出ノズル10から噴出された蒸気とともに、吸入口15から排出される。
蒸気発生装置の他の例として、吸入器100と略同様の構成を有する吸入器が、特開平4−348758号公報(特許文献1)、および特開平5−137787号公報(特許文献2)に開示されている。
特開平4−348758号公報 特開平5−137787号公報
上述のような蒸気発生装置においては、蒸気発生装置として各構成物品が組み付けられた後は、加熱室の表面を露出させることが極めて困難であった。本発明は、加熱室の表面を容易に露出させることが可能な蒸気発生装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく蒸気発生装置は、収容部と、内部に所定の液体を貯留し、上記収容部に着脱可能に収容されるケースと、上記収容部を挟んで上記収容部に収容された上記ケースの反対側に配設され、上記収容部から上記ケースが取り外されることにより表面が露出するヒータと、上記ケースの上記内部に連通し、上記ケースが上記収容部に収容されることにより上記ケースの外周面と上記ヒータの上記表面との間に形成される加熱室と、を備える。
本発明の他の形態に基づく蒸気発生装置は、上記ケースが上記収容部に収容された状態において、上記ケースの上記加熱室を形成する上記外周面と、上記ヒータの上記加熱室を形成する上記表面とは、相互に対向する位置関係にあり且つ鉛直方向に対して傾斜している部分を含む。
本発明のさらに他の形態に基づく蒸気発生装置は、上記ケースは、下部側に開口部と、上記開口部を開閉可能なキャップとを有し、上記ケースが上記収容部から取り外されたとき、上記キャップが上記開口部を閉塞することにより上記ケースは上記液体を貯留可能となり、上記ケースが上記収容部に収容されたとき、上記キャップが上記収容部の内周面に当接することにより上記開口部が開かれ、上記ケースの上記内部と上記加熱室とが連通する。
本発明によれば、加熱室の表面を容易に露出させることが可能な蒸気発生装置を得ることができる。
実施の形態1における吸入器の構成を示す断面図である。 実施の形態1におけるボイラータンクの構成を示す断面図である。 実施の形態2における吸入器の構成を示す断面図である。 実施の形態2におけるボイラータンクの構成を示す断面図である。 実施の形態3におけるボイラータンクの構成を示す断面図である。 一般的な吸入器の構成を示す斜視図である。 一般的な吸入器の構成を示す断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態における蒸気発生装置について、以下、図面を参照しながら説明する。以下の各実施の形態においては、蒸気発生装置の一例として、蒸気圧を利用して吸入用の水を噴出する蒸気式の吸入器について説明する。
以下の各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。以下に説明する各実施の形態において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
図1および図2を参照して、本実施の形態における吸入器100Aについて説明する。図1を参照して、吸入器100Aは、吸入口15、カバー16、本体ケース17、操作部(図示せず)、電源コード18、給排水タンク13、噴出ノズル10、飛散部材11、吸入チューブ12、ボイラータンク1A、ケース2、キャップ5、収容部4、蓋部材3、加熱室6、およびヒータ9を備えている。なお、図1においては、ヒータ9と電源コード18からの配線とを接続する端子部などの詳細な構造については記載していない。以下、図2〜図5においても同様である。
吸入口15、カバー16、本体ケース17、操作部、電源コード18、給排水タンク13、噴出ノズル10、飛散部材11、吸入チューブ12および蓋部材3は、冒頭に説明した吸入器100と略同様に構成される。
図2を参照して、ボイラータンク1Aは有底筒状に形成され、ボイラータンク1Aの上部は開口している。ボイラータンク1Aの上部は、蓋部材3(図1参照)により封止される。ボイラータンク1Aは、ケース2と収容部4とキャップ5とを含んで構成されている。
収容部4の下部側の側面(図2紙面右側の側面)は開口している。ケース2は、有底筒状に形成されている。ケース2の外周面の形状は、収容部4の内周面の形状に対応している。ケース2は、矢印ARに示すように、収容部4に着脱可能に収容される。ケース2が収容部4に収容されることにより、ケース2の外周面は、収容部4の下部側側面に設けられた開口の一方を塞ぐ。ケース2の外周面は、加熱室6の一部の表面6Aを規定する。
ヒータ9は、ケース2が収容部4に収容された状態において、収容部4(加熱室6)を挟んでケース2の反対側に位置している。ヒータ9は、収容部4の下部側側面に設けられた開口の他方を塞ぐように取り付けられる。ヒータ9の表面は、加熱室6の一部の表面6Bを規定する。ケース2が収容部4に収容されることにより、収容部4の下部側側面の開口と、ケース2の外周面(6A)と、ヒータ9の表面(6B)とにより、加熱室6が形成される。
ケース2の下部側の側面に、給水路2B(開口部)が設けられている。図2左側を参照して、キャップ5は、たとえば断面視略H形状に構成される。キャップ5は、給水路2Bを貫通するように配設される。図2右側を参照して、キャップ5は、ケース2が収容部4に収容されることにより、収容部4の内周面に当接する。キャップ5は、ケース2が収容部4に収容されることにより回動し、給水路2Bに対する閉塞状態を解除する。給水路2Bにより、ケース2の内部と加熱室6の下部側とが連通する。
ケース2のやや上部側の側面に、連通路2Cが設けられている。ケース2が収容部4に収容された状態において、連通路2Cにより、ケース2の内部と加熱室6の上部側とが連通している。
(動作)
図1を参照して、吸入器100Aの動作について説明する。カバー16が本体ケース17から取り外され、蓋部材3がボイラータンク1Aから取り外される。ケース2が収容部4に収容された状態で、ケース2の内部に、所定の液体としてたとえば水7が貯留される。
図2を参照して、ケース2が収容部4に収容されていない状態で、ケース2の内部に水7が貯留されてもよい。吸入器100Aにおけるケース2は、キャップ5を有している。ケース2が収容部4に収容されていない状態において、ケース2に水7が注がれる。キャップ5は、水圧により給水路2Bを塞ぐようにケース2の内周面2Aに押し当てられる。
ケース2が収容部4に収容されていない状態であっても、ケース2は、水7を保持することができる。水7を貯留したケース2は、収容部4に収容される。上述のとおり、キャップ5は、ケース2が収容部4に収容されることにより回動し、給水路2Bに対する閉塞状態を解除する。
蓋部材3がボイラータンク1Aに取り付けられ、カバー16が本体ケース17に取り付けられる。
給水路2Bを通して、少量の水7が加熱室6に供給される(図示上の便宜のため、図1においては、加熱室6に供給された少量の水7を記載していない。後述する図3においても同様)。操作部(図示せず)を操作して吸入器100Aの電源を入れることにより、ヒータ9が駆動する。ヒータ9は加熱室6の内部に供給された水7を加熱する。ヒータ9により加熱室6の内部に蒸気が発生する。蒸気は、連通路2Cとケース2(ボイラータンク1A)の上部とを順次通過する。
蒸気は、噴出ノズル10から飛散部材11に向かって排出される。噴出ノズル10から飛散部材11に向かって蒸気が噴出される。噴出ノズル10から飛散部材11に向かって蒸気が噴出されることにより、飛散部材11付近において蒸気圧(負圧)が発生する。
一方で、給排水タンク13の内部に、所定の液体としてたとえば水14が貯留される。吸入チューブ12は、飛散部材11付近において発生した蒸気圧を利用して、水14を給排水タンク13から吸い上げる(ベンチュリー効果)。水14は、噴出ノズル10から噴出された蒸気とともに、吸入口15から排出される。
(効果)
吸入器100Aによれば、ケース2を収容部4から取り外すことができる。ケース2が収容部4から取り外されることにより、ケース2の外周面(加熱室6の表面6A)および、ヒータ9の表面(加熱室6の表面6B)が露出する。加熱室6の表面6A,6Bを容易に露出させることが可能となる。加熱室6の表面6A,6Bにカルキ等の不純物が付着した場合であっても、不純物の付着を容易に視認することが可能となる。加熱室6の表面6A,6Bにカルキ等の不純物が付着した場合であっても、これらの不純物を容易に除去することが可能となる。
吸入器100Aによれば、ケース2がキャップ5を有している。ケース2が収容部4に収容されていない状態であっても、ケース2は、水7を保持することができる。ケース2に水を注ぐために、ケース2は頻繁に収容部4から取り外されることが可能となる。加熱室6の表面6A,6Bの露出する機会が増えるため、加熱室6の表面6A,6Bの表面に不純物が付着したとしても、早期に発見し、早期にこれらの不純物を除去することが可能となる。
なお、吸入器100Aにおいて、ケース2がキャップ5を有していなくてもよい。ケース2の下部側に設けられた給水路2Bは開口している。ケース2がキャップ5を有していない場合、ケース2は単独では水を保持することができない。ケース2が収容部4に収容された状態で、たとえばコップ(図示せず)などを使用して、ケース2に水7を注ぐようにすればよい。
[実施の形態2]
図3および図4を参照して、本実施の形態における吸入器100Bについて説明する。ここでは、上述の実施の形態1における吸入器100Aとの相違点について説明する。
主として図4を参照して、本実施の形態のボイラータンク1Bにおいては、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)が、鉛直方向に対して傾斜するように構成されている。ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)も同様に、鉛直方向に対して傾斜するように配設されている。ケース2の外周面の形状は、収容部4の内周面の形状に対応している。ケース2が収容部4に収容された状態において、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)と、ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)とは、相互に対向する位置関係となっている。
ここでいう相互に対向する位置関係とは、たとえば、ケース2が収容部4に収容された状態において、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)と、ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)とが、略並行な位置関係にあることや、略平行な位置関係にあることを含む。なお、ここでいう略並行な位置関係とは、たとえば2つの直線が厳密な意味での平行な位置関係にある場合、2つの曲線が相互の間隔を保ちつつ揃って並んでいる場合、および2つの折れ線が相互の間隔を保ちつつ傾斜したり湾曲したりする場合を含んでいる。さらに、ここでいう相互に対向する位置関係とは、ケース2が収容部4に収容された状態において、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)と、ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)とが、下部から上部に至るにつれて徐々に相互間の幅が狭くなるように構成されている場合や、下部から上部に至るにつれて段階的に相互間の幅が狭くなるように構成されている場合も含む。
(効果)
本実施の形態における吸入器100Bによっても、ケース2が収容部4から取り外されることにより、ケース2の外周面(加熱室6の表面6A)が露出する。ケース2が収容部4から取り外されることにより、ヒータ9の表面(加熱室6の表面6B)も露出する。加熱室6の表面6A,6Bを容易に露出させることが可能となる。
上述の実施の形態1の吸入器100Aにおいては、ケース2は有底筒状に形成され、ケース2の側壁はすべて鉛直方向に沿うように(図2紙面上下方向に)延在している。加熱室6は、収容部4の壁厚に略等しい厚さW1(図2参照)を有している。吸入器100Aにおいて、加熱室6の厚さW1を小さくしようとすることは、金型を用いて収容部4(ボイラータンク1A)を製作する上ではやや困難となる。
図4を参照して、本実施の形態の吸入器100Bにおいては、加熱室6は、厚さW2を有している。吸入器100Bにおける加熱室6の厚さW2は、上述の実施の形態1における吸入器100Aの加熱室6の厚さW1よりも小さい。
吸入器100Bにおいては、加熱室6の厚さW2は次のように得られる。収容部4(ボイラータンク1B)の加熱室6を構成する部分を、鉛直方向に対して傾斜するように構成する。傾斜するように構成した部分に開口を設ける。開口を設けた部分に、外側からヒータ9を取り付ける。収容部4の傾斜部分(開口部分)と同様に、ケース2の外周面が鉛直方向に対して傾斜するように構成する。
ケース2の外周面およびヒータ9の表面を上記のように構成することにより、金型を用いて収容部4(ボイラータンク1B)を製作する上であっても、加熱室6の厚さW2を容易に小さくすることが可能となる。さらに、加熱室6の厚さW2が小さくなることにより、ヒータ9による加熱効率を向上させることが可能となる。
ボイラータンク1Bにおいては、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)が、鉛直方向に対して傾斜する部分を含んでいればよい。ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)は、たとえば円弧状に構成されていてもよい。同様に、ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)は、鉛直方向に対して傾斜する部分を含んでいればよい。ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)も、たとえば円弧状に構成されていてもよい。ケース2が収容部4に収容された状態において、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)と、ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)とが、相互に対向する位置関係となっていれば、上記同様の効果を得ることが可能となる。
なお、吸入器100Bにおいても、ケース2がキャップ5を有していなくてもよい。ケース2の下部側に設けられた給水路2Bは開口している。ケース2がキャップ5を有していない場合、ケース2は単独では水を保持することができない。ケース2が収容部4に収容された状態で、たとえばコップ(図示せず)などを使用して、ケース2に水7を注ぐようにすればよい。
[実施の形態3]
図5を参照して、本実施の形態における吸入器について説明する。ここでは、上述の実施の形態1における吸入器100Aとの相違点について説明する。
本実施の形態のボイラータンク1Cにおいては、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)が、略水平になるように構成されている。ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)も、略水平になるように構成されている。ケース2が収容部4に収容された状態において、ケース2の加熱室6を形成する外周面(6A)と、ヒータ9の加熱室6を形成する表面(6B)とは、相互に対向する位置関係となっている。
(効果)
本実施の形態における吸入器によっても、ケース2が収容部4から取り外されることにより、ケース2の外周面(加熱室6の表面6A)が露出する。ケース2が収容部4から取り外されることにより、ヒータ9の表面(加熱室6の表面6B)も露出する。加熱室6の表面6A,6Bを容易に露出させることが可能となる。
なお、ボイラータンク1Cにおいても、ケース2がキャップ5を有していなくてもよい。ケース2の下部側に設けられた給水路2Bは開口している。ケース2がキャップ5を有していない場合、ケース2は単独では水を保持することができない。ケース2が収容部4に収容された状態で、たとえばコップ(図示せず)などを使用して、ケース2に水7を注ぐようにすればよい。
以上、本発明の発明を実施するための形態について説明したが、今回開示された形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
たとえば、上述の実施の形態1〜実施の形態3においては、蒸気発生装置の一例として、蒸気圧を利用して吸入用の水を噴出する蒸気式の吸入器に基づいて説明したが、本発明は特にこれに限定されるものではない。本発明は、たとえば、美理容(エステ)用として顔または頭皮に蒸気を当てるスチーム噴射装置、全身の血行促進のために用いられるミストサウナ装置、または足の血行促進のために用いられる足湯器など、広範囲にわたって適用されることが可能である。
1,1A,1B,1C ボイラータンク、2 ケース、2B,4B 給水路、2C,4C 連通路、3 蓋部材、4 収容部、5 キャップ、6 加熱室、6A,6B 表面、7,14 水、9 ヒータ、10 噴出ノズル、11 飛散部材、12 吸入チューブ、13 給排水タンク、15 吸入口、16 カバー、17 本体ケース、17A 操作部、18 電源コード、100,100A,100B 吸入器、AR 矢印、W1,W2 厚さ。

Claims (3)

  1. 収容部と、
    内部に所定の液体を貯留し、前記収容部に着脱可能に収容されるケースと、
    前記収容部を挟んで前記収容部に収容された前記ケースの反対側に配設され、前記収容部から前記ケースが取り外されることにより表面が露出するヒータと、
    前記ケースの前記内部に連通し、前記ケースが前記収容部に収容されることにより前記ケースの外周面と前記ヒータの前記表面との間に形成される加熱室と、を備える、
    蒸気発生装置。
  2. 前記ケースが前記収容部に収容された状態において、前記ケースの前記加熱室を形成する前記外周面と、前記ヒータの前記加熱室を形成する前記表面とは、相互に対向する位置関係にあり且つ鉛直方向に対して傾斜している部分を含む、
    請求項1に記載の蒸気発生装置。
  3. 前記ケースは、下部側に開口部と、前記開口部を開閉可能なキャップとを有し、
    前記ケースが前記収容部から取り外されたとき、前記キャップが前記開口部を閉塞することにより前記ケースは前記液体を貯留可能となり、
    前記ケースが前記収容部に収容されたとき、前記キャップが前記収容部の内周面に当接することにより前記開口部が開かれ、前記ケースの前記内部と前記加熱室とが連通する、
    請求項1または2に記載の蒸気発生装置。
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